Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203




4月は14日の土曜日。前日は13日の金曜日。長野マラソンを翌日に控えた南長野運動公園は長野UスタジアムでPlenusなでしこリーグカップ第3節AC長野パルセイロレディース vs マイナビベガルタ仙台レディースの試合が行われました。

パルセイロLはここまで無得点でカップ戦2連敗。決勝進出のためにはもう一つも負けられない崖っぷちへと追い込まれました。相対するは仙台L。カップ戦は前節が初戦でINAC神戸を1-0で撃破。波に乗る仙台L相手にパルセイロLは勝利を掴むことができたのか。今回も観戦記スタートです。





IMG_2648

11時ごろ長野Uスタジアムに到着。



IMG_2650

IMG_2651

Uスタの周り南長野運動公園は着々と明日の長野マラソンに向けて設営が行われていました。全力で走れ。滑走路用意できてるぜ。




IMG_2652

外じゃパルセイロのスクールコーチとお客さんが仲良く一緒にサッカー。この後参加させられて15分ぐらいゴール前で地蔵やってました。動けよ。



IMG_2653

はい入場。どん曇りで風も強いです。雨は持ち堪えてくれましたが。




IMG_2654

空腹。入ってすぐ選手プロデュース弁当を買いに走った。今日のラインナップは#9中野選手#15西川選手。二人とも仙台Lに所属していて今日は古巣相手のゲームってことになりますね。少し迷って#9中野選手の弁当を購入。



IMG_E2655

IMG_E2656
どーん

右がビビンバ風の蕎麦で左がビビンバご飯。そしてミートボールが3つ。どんだけビビンバ好きなんだ。

img_0

このビビンバ弁当見た目以上のボリュームで、1000円の価値はあるなと。蕎麦とご飯っていう主食が二つもありますからね。味もよかったし大満足でした。



そして大型ビジョンではいつものカウントダウンNPが。本日のゲストは#30風間選手でした。175㎝の身長はまだ伸びてるらしいです。あとは簡単なクイズなんかもやってました。
で、#30風間選手が試合前に聴く音楽として紹介されたのがベリーグッドマン。パルセイロL内でのベリーグッドマンの支持率の高さは何なんだぜ。それと#30風間選手が生まれた年の音楽としてHysteric Blueも流れた。それで終わった。



ホームゴール裏のコンコースの上には今日も選手たちがグッズの宣伝をしてました。今日は英国はレスターで作られたタオルを巻いての登場です。

IMG_2657

#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手、#17小泉選手、#22古館選手、#21エリ・コタカ選手、#24神田選手、あと写ってないけど#4鈴木選手もいます。#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手(199年4月17日生)の誕生日が近いってことでなんか貰ってました。たぶん肉かなんかだと思います。この笑顔は肉しかない。



そうこうしているうちにピッチ内アップが開始。


IMG_2659

IMG_2662

IMG_2664

IMG_2667

IMG_2669

IMG_2671

IMG_2672

IMG_2683

IMG_2684

今日から入場曲が「タマシイレボリューション」から「前前前世」になってたんですよね。何で変えたんでしょう。気まぐれ?



あ、それスタメンだ。


IMG_E2800

IMG_E2801

こなた、パルセイロL。#8大宮選手#14滝川選手#31望月選手が今シーズン初スタメン。そして#9中野選手がボランチに入ります。それと#18五嶋選手#20三谷選手が今シーズン初のベンチ入りを果たしてました。

かたや、仙台L。#3市瀬選手が代表で不在の右SBには#25奥川選手が入りました。2トップは#8井上選手#10浜田選手です。それと#14櫨選手はボランチなんですね。伊賀の時はもっと高い位置でプレーしたと思いますが。




IMG_2687

IMG_2688

両チームゴール裏。仙台Lの「LADY BEGA」の弾幕はかっこいいですね。



IMG_2689

IMG_2690

IMG_2692

IMG_2693

IMG_2694

IMG_2695

IMG_2697

IMG_2699

前半キックオフ!




IMG_2701

IMG_2703

前半立ち上がりはパルセイロLがボールを保持する展開になります。まだこの時には持たされてる感があったかな。立ち上がりは両チームともロングボールが多くてわりと中盤を省略している感じでした。



IMG_2707

IMG_2711

パルセイロLも仙台LもFWが結構裏を狙ってたんですよね。パルセイロLは#15西川選手がボールを収めて、落としたところから#14滝川選手が裏に飛び出すのが攻撃パターンの一つでした。タイミングが合わなかったりボールが長くなってしまったりであまり上手くいってなかったですけど。
仙台Lも#8井上選手はスピードがあって裏抜けが得意な選手ですし、#10浜田選手はポストも裏抜けも大体何でもできる。二人が裏に飛び出すシーンは多かったんですけど、#3高橋選手#7坂本選手を中心としたパルセイロLのディフェンスラインが上手くラインを上げてオフサイドを取ってたので大きなピンチにはあまりなりませんでした。



IMG_2712

IMG_2713

今日のパルセイロLはあまり前線にボールが収まらなくて。仙台Lの両CBの#5坂井選手は空中戦に強いですし、#26北原選手は対人に強い。それにパルセイロLは手を焼いていた印象でした。今日スタメンだった#14滝川選手もポストプレーが得意な選手ではないですしね。



IMG_2714

IMG_2716

それとパルセイロLと仙台Lのどっちもが結構前からプレスに来てまして。#31望月選手が仙台LのFWのプレスを受けてパスが乱れてしまう場面もありましたし、逆に#15西川選手#1齋藤選手にプレスをかけてキックが乱れてスローインを獲得って場面もありました。両チームともハイプレスで成果は出てたんですけど、前半は仙台Lの方が飛ばしてたのかな。後半になると前からプレスに来ることはそんなになくなりました。



IMG_2720

IMG_2721

時間が経過していくうちに徐々に仙台LペースになっていきますがそれでもパルセイロLはゴールを許さずに前半が終了。シュート数が両チーム合わせて計3本という静かな前半でした。両チームともパスがあまりあってなかったからなあ。パルセイロLとしては攻めてる時間よりも守ってる時間の方が長くて、何とか前半を0で折り返したという感じ。



IMG_2723

IMG_2724

IMG_2725

両チームとも選手交代はないまま後半キックオフ!


IMG_2727

IMG_2728

後半の立ち上がりになるとパルセイロLが積極的に攻め込み、#15西川選手#9中野選手が立て続けにシュートを放ちます。前半にはパスが合わなくて不発に終わったサイド攻撃からでした。左サイドだったかな。
#9中野選手は今シーズン初めてボランチで先発したんですよね。運動量多くて攻守に顔を出してましたけど、今日はちょっとパスの精度が低かったかな。FKも不発でした。相方の#5木下選手はインターセプトも多くてピンチの芽を摘んでましたし、SBが上がったり、CBが釣り出されたときのカバーもそつなくこなしてました。ボランチにもだいぶ慣れてきたみたいです。


IMG_2728

IMG_2732

後半になると#2野口選手#19藤村選手が前半よりも上がっていくシーンが多くなっていました。前半では上手くいかなかったサイド攻撃が後半は多少滑らかになってた。でもクロスを上げる本数は少なかったのでそこは次回に期待です。
それとSBが上がるってことはその上がったスペースを相手に使われやすくなるってことで、仙台Lは時間が経つにつれて、そこを目がけてボールを蹴るシーンが目立ちました。特に#19藤村選手が上がった左サイドが狙われてたかな。それで結構危ないシーンもあったり。そんなこんなで一言で言うと後半は前半よりもオープンな展開になってました。



IMG_2733

IMG_2734

立ち上がりはパルセイロLが押してましたが、だんだんと仙台Lペースになっていった後半15分、パルセイロLは#8大宮選手に代えて#11齋藤選手を投入。#11齋藤選手はFWに入り、FWにいた#14滝川選手が左SHに入りました。
#11齋藤選手が入ったことによりボールの回りは改善されましたがなかなか得点を奪うことはできません。シュート以前の組み立てのところだったりラストパスにミスが今日は多かったかな。それとせっかくアタッキングサードまで行ってもボールを止めて次どうしようって考えてしまうことで相手の陣形が整ってしまったり。勿体なかったです。



IMG_2736

IMG_2739

IMG_2741

IMG_2749

IMG_2754

IMG_2765


両チームともシュートは打ちますが得点はないまま徒然に時間は過ぎていきます。パルセイロLは#6國澤選手#23鈴木陽選手を投入しますが結果には結び付きません。一方仙台Lも積極的に交代カードを切り、最後には#2千葉選手を投入し、#5坂井選手を前線に上げてのパワープレーに出ます。

IMG_2755

IMG_2758

IMG_2768
全員いる。

IMG_2771

IMG_2772

今日の入場者数は1247名。ちょっと減っちゃいましたね...。やっぱり先のホーム戦で負けたのが大きいのかな。あと今日少し肌寒かったし。
ボランティア参加人数は32名。ここは変わらずですね。続けてやってくれてありがとうございます。


IMG_2773

IMG_2776

IMG_2780

IMG_2781

試合終了間際には#5坂井選手に決定的なシュートを放たれるシーンもありましたが、今シーズン初出場の#31望月選手がファインセーブ。そしてそのまま試合終了。パルセイロLにとっては痛いスコアレスドローとなってしまいました。



IMG_2788

IMG_2791

IMG_2793

IMG_2795

試合後には#3高橋選手(1989年4月18日生)と#31望月選手(1994年4月15日生)が誕生日プレゼントを贈られて喜んでました。これ誕生日の選手がいたときその都度やるんかな。やるんだろうな。高選手との距離が近いのはなでしこリーグの大きな魅力の一つですね。

IMG_2797

ファンサービスも欠かさない。



IMG_2799

お疲れ様でした!!!






公式記録
(なでしこリーグ)

【4月14日 なでしこリーグカップ AC長野戦】試合結果(仙台公式)





今日のドローでパルセイロLはリーグカップ戦3試合を終えて1分2敗の勝ち点1。グループリーグ突破は風前の灯火となってしまいました。今年から各グループ1位しか決勝進出ができないようになりましたし、ここからパルセイロLがグループリーグを突破するには他の4チームが勝った負けたを繰り返し、足を引っ張り合い5チームが横一線となるような混戦の展開に持ち込むしかありません。ここでパルセイロレディースは5戦全勝、勝ち点を落としても1分けが限界で次負けてしまうとその時点でほぼ終了となってしまいます。限りなく厳しい道のりで、どうしてこうなってしまったかっていうとグループリーグの3試合で1点も取れていない得点力不足に大きな原因がありますね。



今日に限って言えばシュートよりもその前の攻撃の組み立てに課題があると思います。今日はパスミスが両者多かった。特にSBの裏に通すボールの精度は両チーム高くなかった。それは技術的な問題やタイミングの問題や、はたまたピッチの問題とかいろいろあるんでしょうけど、組み立ての段階でミスしてたらシュートまで行けないわけで。でもここは一朝一夕でできるものじゃないから、とにかく日々の練習から集中して高めていくしかないですね。連携も今日は初スタメンのメンバーもいたからあまり習熟してないってのもあるのかな。これも練習でしか解決できないですね。こういうこと言うのあまりよくないんでしょうけど頑張ってとしか言えないです。



攻撃は今日はあまり良くなかったんですけど守備は良かったですね。仙台Lのミスが多かったというのも差し引いても。ハイプレスも効いてたし。仙台Lってリーグのなかでもフィジカルに優れたチームだと思うんですよ個人的に。それに臆さず立ち向かっていって、最後のところでは体を張って得点を許さなかったのは次戦以降につながりますね。ここのところ2戦連続で3失点が続いていて、自信を取り戻す意味でも今日の無失点は大きかったと思います。
それと今日はチャレンジ&カバー、特に#3高橋選手のカバーが光ってたなと感じました。抜かれても素早く間を詰めて相手の自由を奪うところとかですね。今日のMVPだと思います。#31望月選手もファンブルしない確実なセーブで良かった。というか守備陣は今日は基本的に全員良かった。次戦以降もこの調子でお願いします。





さて、来週はPlenusなでしこリーグカップ1部第4節がありますがグループリーグのチーム数が5で奇数のため、来週はパルセイロLはお休みとなります。
そして、来週の第4節でなでしこリーグカップはいったん中断し、再来週からはまたリーグ戦に戻ります。パルセイロLのリーグ戦再開初戦の相手は何とまたもやマイナビベガルタ仙台レディース。アウェイ・ひとめぼれスタジアム宮城での試合になります。行ける方は宮城へ。そうでない方はなでしこリーグの公式HPで中継があるのでそれを観ての応援をお願いします。目指せリーグ戦3連勝!!!うおおおおおおおおパル女イケエエエエエエーーーー!!!!!!!イケエエエエエエエーーーーー!!!!!!!!!


おしまい


メイキング・ザ・ロード
Hi-STANDARD
PiZZA OF DEATH RECORD
1999-06-30



どうもこんにちは。これです。


いやー驚きましたね、ハリルホジッチ監督解任。日本サッカー協会は何考えてんでしょうか。この4年間は何だったのかって話ですよ本当に。強い憤りを感じます。


さて、今回はそんなサッカー日本代表の話ではなく、月一連載の「私の好きなバンドの話」第6回です。今回は前回予告した通り「カミナリグモ」の紹介です。


といっても「カミナリグモって何?」って方が大半だと思いますので、是非ともこのエントリーでカミナリグモに触れていただきたい。何なら前半は読み飛ばして後半の曲紹介を見てくれるだけでもいいので、どうかどうかよろしくお願いします。ではどうぞ。









私の好きなバンドの話

第6回:カミナリグモ






kaminari_a


カミナリグモは、上野啓示・ghoma(成瀬篤志)からなる日本のロックバンド
 2016年7月1日をもって、活動を休止。”
(Wikipediaより引用)





私がカミナリグモを知ったのは、もう何度でも言いますけど「the pillows 山中さわおのPOISON ROCK'N'ROLL」なんですよね。確か3rd Album「SMASH THIS WORLD!」の宣伝に来てて、そこで「ベランダの革命」を聴いたのが最初でした。

その時はとてもキャッチ―で、飾らない雰囲気やその中で少し背伸びをしているところに共感して、「泣き虫でズルくて弱い 僕と君で世界を変える」って歌詞にインパクトを受けて気になる存在になりました。

それで1年くらいしてアルバムを借りて改めて聴いてみて、カミナリグモが持つ優しくてちょっと激しくてどこか切ない世界観の虜となりました。2012年7月のことです。





カミナリグモを聴くようになって、CDも買うようになったある日、ピロウズのトリビュートアルバムにカミナリグモが参加するとの報が。当然買って聴きました。

カミナリグモの「開かない扉の前で」すごい良かった。アルバムの中で一番感情を露わにして叫んでた。一言で言うとエモかった。名カバーだと思ってますますカミナリグモがそれでますますカミナリグモのことが好きになった2014年2月でした。





で、そのトリビュートアルバムに参加したバンドとピロウズが対バンツアーがありまして。あれは2014年6月25日のTSUTAYA O-EAST。ピロウズとTHE BOHEMIANS(今度ブログ書く)とカミナリグモの3バンドでの対バンで2番目に出てきたのがカミナリグモでした。

もう1曲目に「こわくない」と最後の方に「開かない扉の前で」をやったことぐらいしか今は覚えていないんですけど、それでもとてつもない衝撃を受けたことは記憶してます。2人でここまでできるのかと。3人や4人のバンドにも負けない圧巻のパフォーマンス。感情の籠りまくった上野さんの歌声と観客を否応なしにカミナリグモの世界に引きずり込んでしまうghomaさんの演奏。「開かない扉の前で」とか気持ちが入りすぎてて怖いぐらいでしたもん。

それからはますますカミナリグモが好きになってワンマンにも一回行ったなあ。時間を間違えて後半の1時間ぐらいしか見れなかったけど。その時に買ったカミナリグモの会場限定のCD2枚は今でも持ってたりします。「TOY BOX STORY」はガチ名曲です。





カミナリグモはカープ大好きカープ男子の上野さんの優しくて安心感があってでもちょっとひねくれてるような歌声や、それに寄り添うように時には突き放すように演奏されるギターや、バンド形態のカミナリグモでの鈴木惇さん(ピロウズでサポートミュージシャンとして長い間ベースを弾いてた人)の頼もしいベースラインや、森信行さん(2002年頃までくるりでドラム叩いてた人)のバンド全体をしっかり支える確かなドラムも魅力的なんですけど、私が一番魅力を感じたのはキーボードのghomaさんなんですよね。カミナリグモの音楽の要です。





ghomaさんは最初はキーボードの他にシンセベースも担当していて、4人の頃はキーボードに専念して、最後には今までの経験をフルに生かしてキーボードとシンセベースの他にもプログラムを使って打ち込みのドラムも担当してたんですよね。もう一人何役もこなしていてマジ凄いなと。超器用だなと。

最初は落ち着いた感じの曲が多くてghomaさんの演奏もしっとりとしたものだったんですけど、4人になるとバンド編成になったことでリズミカルでアップテンポな曲も増えてきて、それに合わせてghomaさんの演奏もよりカラフルに躍動感が増して、そんななかでも落ち着かせるところはきっちり落ち着かせていて。






で、また上野さんとghomaさんの二人に戻ったんですけど、1st Album「ツキヒノォト」と比べると演奏の幅が格段に広がっていて(元々できてたけどあえて出さなかったっていうのもあるとは思いますが)、それはすなわちカミナリグモとしてやれることが格段に広がったということを意味してて。最初の二人の頃のようなしっとりとした音楽と4人時代の頃のようなロックンロールとのハイブリッド。両者のいいとこどりをしたような力強さが増したNewカミナリグモになっていました。このままどこまでも行ってくれると思ってたんですけどね...。





そんなghomaさんに私はもう強烈な憧れを抱いてまして。
それで「カミナリグモをやりたい(コピーしたい)。ghomaさんみたいになりたい」って思って吉祥寺の楽器屋で¥24,800の安物のキーボードを買って、夜な夜な弾いたりしてくらい。すぐにそれは無理だと分かったんですけど。

でもキーボードは就職活動を始めるぐらいまでは続けてました。ちょっとでも弾けるようになると楽しかったし、ほんの僅かでもghomaさんに近づくことが出来たようで嬉しかったなあ。カミナリグモ、ghomaさんがいなかったら確実にキーボードには触っていなかったのですごくすごく感謝してます。



 

カミナリグモは2016年の7月で活動休止してしまうんですけど、それを聴いたときはやっぱり悲しかった。私に知らなかった新たな世界の扉を開かせてくれたカミナリグモが自らその扉を閉じてしまったみたいで。でも上野さんは「カミナリグモを続けるための決断」ってコメントしてるし、今は待つことしかできないんですよね。

それでも私は活動再開を熱望してます。それに、上野さんが信州大学在籍時に活動を開始したってこともあってカミナリグモは長野にはツアーでよく来てくれてたんですよ。なので活動再開してツアーを開催した際には長野にもおそらく来てくれると思いますし、そうなったら絶対にライブ行く。絶対行く。改めて早期の活動再開を願ってます。





カミナリグモになりたかった。
























・曲紹介



ここまで2000字以上あるにも関わらずちゃんと読んでくれた方、ありがとうございます。上の文章は飛ばしてここから読んでくれる方、改めてこんにちは。ここからは曲紹介に入ります。5曲紹介しますがどれも名曲なのでぜひ聴いてみてください。





・こわくない



ディズニーのエレクトリカルパレードかってイントロで始まるこの曲。開放感に満ち溢れていて明るくて爽やかなマーチのようです。歌詞も世の中にいまいち馴染めないストレンジャーの視点で歌っているので私みたいな陰キャには共感度が高い。「パレードに混ざって」のところなんてほんとそう。無理してた。そんな憂鬱からサビで一気にパッと世界が開けるのがこの曲のたまらなく好きなところです。限りなく優しいカミナリグモの真骨頂のような曲。2nd Album「BRAIN MAGIC SHOW」収録。








・ローカル線




これはもうなんと言ってもghomaさんのキーボードですよ。暖かで、でもどこか影のある曲世界を作り出してる。イントロでもう一気に掴まれる。ピロウズの「Thank you, my twilight」を思い出せるようなピコピコ音(Square Waveとかいうらしい)が私たちをワクワクさせてくれる。Aメロやサビでのシンプルなピアノ音も綺麗で心地いい。上野さんの歌声も、飾らない歌詞もすごく純粋で、本当にローカル線に乗っているときのようなノスタルジーが思い起こされます。こちらも2nd Album「BRAIN MAGIC SHOW」に収録。「BRAIN MAGIC SHOW」はカミナリグモ入門として是非とも聴いてほしい名盤です。また、5th Album「ICEGREEN SUMMER」には上野さんとghomaさん二人でのバージョンが収録されています。 また違った趣があるのでこちらもぜひ。








・SCRAP SHORT SUMMER



ひと夏の思い出を歌ったこの曲。学生時代の不完全な恋をストレートに描いた純朴な歌詞が魅力です。この曲を聴いて頭に浮かんだのは「朴訥」という言葉。かっこつけて自分を大きく見せようとしない口下手の男。飾り立てない等身大の姿の中にしっかりとした自分の意志を持っている。その揺るぎなさが私たちの懐に入り込んで、見たことのない情景をたやすく想像させてくれる。どこか懐かしいような気持ちにさせてくれる素敵な曲です。1st mini Album「SCRAP SHORT SUMMER」、3rd Album「SMASH THIS WORLD!」に収録。








・王様のミサイル



カミナリグモの代表曲ともいえるこの曲。割と軽くないテーマを扱っており、それゆえに賛否両論もある曲ではありますが、カミナリグモを聴くうえで外せない一曲だと思うので今回入れました。歌詞が切実で訴えかけてくるものがあります。1st Album「ツキヒノォト」に収録されている上野さんとゴマさん二人のアコースティックバージョンと4th Album「MY DROWSY COCKPIT」に収録されているバンドバージョンの二種類があり、今回紹介しているのはバンドバージョンの方になります。重くなり過ぎないベースラインやサビで入るタンバリンが印象的。メッセージ性の強さに引いてしまうかもしれませんが、曲自体はめちゃくちゃいいので一回聴いてみてください。








・サバイバルナイフ 



一つ前の「王様のミサイル」とは温度差が激しいですが、どっちも好きなんだからしょうがない。直球勝負のこの曲。「戦うよ」という聴いてるこっちがこっ恥ずかしくなるようなストレートな歌詞ですがそれがいいです。真っすぐ来てくれるおかげで「今のままでいいのか」と気持ちが揺さぶられるから。「開かない扉の前で立ち竦んでいても仕方ない。扉を突き破っても前に進む」という意志の強さが感じられて「何かしなくちゃ」という気にさせてくれる。とても勇気をくれる曲で今回紹介している5曲の中では一番聴いてほしい曲ですね。2nd mini Album「続きのブランクペーパー」収録。
























以上で「私の好きなバンドの話第6回:カミナリグモ」は終了となります。いかがでしたでしょうか。このエントリーでカミナリグモを知ってくれる人が一人でもいたくれたなら書いてよかったなと思います。ご覧いただきありがとうございました。


次回、第7回「ふくろうず」に続く。



おしまい



BRAIN MAGIC SHOW
カミナリグモ
King Records =music=
2010-11-10



こんばんは。これです。今回も観戦記を始めます。よろしくお願いします。


後編はこちら


 


前節ギラヴァンツ北九州相手に試合終了間際の劇的同点ゴールでドローに持ち込んだAC長野パルセイロ。今節の相手は1試合消化が少ないながら4戦全勝で2位につけるアスルクラロ沼津です。

グッと冷え込むという予報の中今日も行ってきました。長野Uスタジアム。




IMG_2490
活躍が期待される3人。#8河合選手は行方不明になっちゃいましたけど。



IMG_2492
入場。ドン曇りのなか微かに晴れ間が見えますね。旗が凄いなびいてるのが風の強さを窺わせます。この時点では結構寒かった。



IMG_2491

今日のライオー。入場口でお客さんとハイタッチをしていました。妖怪アンテナの感度は今日も良好です。入り待ちのところにもいたんかな。今日行かなかったから分かんないや。



IMG_2494

今日のご案内ー。ヨーグルトがライオーの局部を隠しています。セーーーフ。






IMG_2495

ゲーム前番組「パルナンデス」の一幕。グッズの紹介をしたり、スタグルの紹介をしたり、今日の選手プロデュースの弁当の紹介をしたり。基本紹介ばっかりしてました。






IMG_2500

今日の選手プロデュース弁当は#2松原選手と#27竹下選手。#2松原選手はお豆ご飯弁当。#27竹下選手はスタミナ丼弁当でした。それとお値段が¥1,200から¥1,000に値下げされてます。前節試合終了後に出口で¥800で叩き売られてたからなあ。¥1,000に下げたのは賢明な判断ですね。高かったもん。安くなったから今度買ってみようかな。

IMG_2506

売り場がグッズ売り場の中になってたけど今回限りやろうなあ。外寒くて風強かったもん。実際暖かくなってからは外で売られてましたし。



IMG_2533

そして今節から登場したNewパルガチャ。ユニフォームが2018年ver.になってます。3回引いたらビンゴ用紙が配られて、パルナンデス内でビンゴ大会をしていたとの情報も。



IMG_2534

最近俄かに話題のグッズ(の一部)。ポンチョまだ売られてたんかワレ。もう売られてないのかと思った。お金が余って余って仕方がないというそこのあなた。お願いだから買ってください。頼んます。



IMG_2508

ゲートフラッグ。





★今日のスタジアムグルメのコーナー★

IMG_2496

IMG_2497

①権堂は「信州炭火焼き のの」さん(もう改修工事終わったんかな)のとりからカレー¥700。鶏の唐揚げとチーズが入ってます。甘口で食べやすい。辛さが欲しい方はお好みで八幡屋磯五郎さんの七味ガラムマサラ(おすすめ)を振りかけて食べてくださいねー。



IMG_2498

IMG_2499

②長野県農協直販のギリシャスタイルヨーグルト「ノスティモ」
先着800名に無料で配られてました。そこまで柔らかくなく、クリーミーでした。まあプレーンだったのでオンリーで食べるのはキツイものがありましたけど。ジャムとかつけてくれればよかったのに。あの給食とかでよく出たパッキンして二つの口から出るアレが欲しかったかな。



IMG_2510

③JAグリーン長野さんの豚汁(¥200)
寒かったので。結構あっさりしていました。温まる。



IMG_2511

④JAグリーン長野さんのソーセージ(¥200)
南信州の畜産農家さんが丹精込めて育てた豚から作ったらしいソーセージ。凄いジューシーで噛むと肉汁が口の中に溢れ出てきました。安いしオススメです。



IMG_2512
ボールパーソン・担架隊の紹介をして...



IMG_2513

ピッチに水を撒いて...






IMG_2517

IMG_2518

ピッチ内アップ開始です。



IMG_2525

IMG_2528

IMG_2531



ピッチ内アップ終了後には恒例のリスペクト宣言です。
IMG_2536

・ヨーソロー!
・長野の山で沼津の連勝を止めたい
・ヨーソロー!

大体こんな感じのリスペクト宣言だったと思います。説明しなくても分かるから。




今日のスタメン


IMG_E2646

IMG_E2647

パルセイロは#2松原選手が今シーズン初スタメンで左SBに入ります。前節同点ゴールを決めた#27竹下選手もスタメンですね。その代わりに#30萬代選手がスタメン落ちしてしまいました。まあ結果残せてなかったのでしょうがないんですけど。
それと登録上は3-2-5で、泣く子はもっと泣き喚く空前絶後超絶怒涛の5トップでした。狂ってるな。去年の徳島か。

沼津は結果出てるので前節からメンバーの変更はなしです。それと試合が終わってから気づいたんですけど、キャプテンで右SBを務める#18尾崎選手が開幕からずっと不在なんですね。チームの核となる選手が居なくても4連勝って...沼津怖い。



IMG_2539

昨日も雨降ったのにどんだけ撒くの...


IMG_2540

IMG_2543

両チームゴール裏。沼津サポは50人くらい来てたかな。想像以上に来てました。20人くらいだと思ってた。やっぱり盛り上がってるんだなー。奥には「ラブライブサンシャイン」の旗も見えます(分かり辛いけど)。ラブライブサンシャインってもう沼津のゴール裏のアイデンティティーみたいなものにだいぶなってきてますよね。このままいってほしいです。
それと沼津のゴール裏で印象的だったのが「This is 吉田アスル」っていう横断幕があったり(見えないけど)、「吉田謙」って書いてある大旗があったり(見えないけど)、吉田監督へのロイヤリティ、忠誠心が高いことだったんですよね。一枚岩になってて羨ましいなーと思いました。



選手入場

IMG_2544

IMG_2548

IMG_2550

IMG_2556

円陣を組んで...

IMG_2557

前半キックオフ!



IMG_2559

IMG_2560

沼津との勝ち点差を縮めるためにもこの試合絶対に勝たなければいけないパルセイロでしたが、さっそく出鼻を挫かれます。
遠い位置からのFKをパルセイロディフェンスがクリアしきれずにボールは#10青木選手に渡ってしまいます。#10青木選手は外の#47富田選手にはたき、#47富田選手がワンタッチでセンタリング。後ろを走ることで#3大島選手#5寺岡選手の視界から消えた#10青木選手が頭でシャンシャンし、先制ゴールを決めました。#10青木選手のフリーになる動きが上手かったですね。
#10青木選手はパルセイロにも所属していたので古巣相手のゴールということに。開幕戦でも#29渡辺選手にゴールを決められてましたし何なんでしょう。恩返しゴールを決められるのが今年の裏テーマなのかなんなのか。ともかく未だ失点のない沼津に対してパルセイロはあっさりとビハインドを背負ってしまいます。
個人的には正直想定の範囲内でしたけどね。先制されるっていうのは。沼津の方が攻撃力ありますし、強い相手なんだから1失点は仕方ない(©松木安太郎)って思ってました。いや決まってほしくなかったんですけど。



IMG_2562

IMG_2568

J3開幕から4戦4勝で失点のない沼津。追いつくのは至難の業と思われましたが、パルセイロはあっさりと追いつきます。
CKを獲得したパルセイロ。#10宇野沢選手はショートコーナーを選択し、ボールを受けた#28松村選手がセンタリング。#2松原選手がスラしたボールに合わせたのは#3大島選手。今シーズン初のセットプレーからの得点でパルセイロが同点に追いつきます。#3大島選手は今シーズン初ゴールです。
今日のパルセイロのCKはショートコーナーが多かった。シンプルに入れても跳ね返されるから少しずらしてから入れろっていうスカウティング結果が出たんですかね。クロスも今日はグラウンダーのボールが多かったし、地上戦で勝負してましたね。今日のパルセイロは。




IMG_2563

IMG_2579

これで勢いに乗ったパルセイロはどんどんと沼津を自陣内に押し込みます。今日の前半は今シーズンで一番攻撃が冴えてたなあ。プレー選択がシンプルになって前へと向かうスピードが上がってた。前節と比べるとサイド攻撃、特に左サイドが劇的に改善されてましたね前半は。とにかく前にボールが出て、クロスで終わったりCKを獲得したり。前節まではこねててクロスを上げられないこと多かったですからね。#2松原選手の復帰はとても大きかったです。#28松村選手も前節が嘘のように今日はドリブルでガンガン仕掛けてシュートも結構打ってた。ただ、枠に飛ばしてほしかった。


IMG_2584

IMG_2586

今日は#10宇野沢選手#27竹下選手のツートップが良かったですね。今日の#10宇野沢選手は前半は良くボールが収まってたし、プレスも頑張ってた。#27竹下選手は裏への抜け出しを繰り返すことでディフェンスラインを押し下げてましたし、前から積極的にプレスをかけることでボールを奪ったり、相手のミスを誘発してたりしてました。前回先発時よりも格段にプレーは良くなったと思います。あとは得点を決められれば良かったんですけど。


IMG_2590

前半はパルセイロがけっこう攻めてたんですけど、ピンチもありまして。一番が前半35分のシーンですね。 #24砂森選手が挙げたセンタリングにファーサイドで#29畑選手が合わせたやつです。完全に枠内に飛んでましたが #21小澤選手が左手一本でファインセーブ。これ今節のDAZNのベスト5セーブに載るんちゃうかな。決まったと思いましたもん。他にも今日は後半にももう一本#21小澤選手のファインセーブがあったので、今日は#21小澤選手じゃなかったら負けてたんじゃないかなって思います。



IMG_2594

パルセイロは試合を優位に進めますが追加点を奪うことはできずに前半は終了。1-1で折り返します。前節よりかは明らかによかったので前半のうちに逆転しておきたかった。後半になると沼津も対応してくるでしょうし、内容的には悪くなかったんですけど漠然とした不安はありました。

a29a9d0e
(©ワールドトリガー)

その予感は後半悪い形で的中してしまいます。

後編へ続く




このページのトップヘ