こんばんは。これです。7月に入って夏の移籍市場も活発になってきたJリーグ。今回は7月第1週のパルセイロ、山雅関連の移籍記事です。1件しかないですけど。

それと、"今日の"じゃなくて"今週の"としたのは、試合のブログを書いたり、チャットモンチーのラストワンマンを見て泣いて落ち込んだりしていて、タイミングを逃したためです。あと"今週の"としておけば工藤選手の他に移籍があったときにもまとめてできて便利だなって思ったこともあります。まぁなかったんですけどね。

前置きが長くなりましたが、今回も何卒よろしくお願いいたします。








松本山雅FC


・工藤浩平選手が千葉に完全移籍



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工藤浩平選手 ジェフユナイテッド千葉へ完全移籍のお知らせ
(松本公式)

工藤浩平選手加入のお知らせ
(千葉公式)



熊本戦翌日、急に来ましたね。確かに最近は出場機会が減っていましたけど、まさか移籍するとは思いませんでした。千葉には8シーズンぶりの復帰ですね。

2015年シーズン途中、J1の壁に苦しむ山雅に加入した工藤選手。その創造性あふれるプレーと献身的な守備で山雅を助けてくれましたが、J1残留はならず。その翌年の2016年にはシーズン全試合に出場し11G9Aとキャリアハイの活躍。背番号を10番に変更した昨年2017年も41試合の出場で8G4A。山雅に移籍してきて去年まではずっとレギュラーとして活躍していました。

しかし、今シーズンは主戦場としている2シャドーに前田大然選手、前田直輝選手、中美選手など多くのライバルが加入し、スタメンで試合に出たのは2試合のみと出場機会が激減。途中出場がメインとなりましたが、しかしそんな中でも前線でボールを追いまわして時間を使ったり、18節の京都戦では鮮やかなループパスで前田大然選手のゴールをアシストしたりと健在っぷりをアピールしていました。前節の熊本戦でもベンチ入りしていただけにいきなりのこの移籍は予想外です。なんだろう。ボランチで使われることが多かったのが不服に感じたのかな。もっと攻撃的なポジションでプレーしたいと思ったとか?

一方、移籍先の千葉。現在、ラリベイ選手と指宿選手のツインタワーを前線に置いた4-4-2?4-3-1-2?を採用しており、右利きの工藤選手は4-4-2だったら右SH、4-3-1-2だったらトップ下を務めることになりそうですね。どちらにしても主な競争相手は山雅に在籍経験のある船山選手になりそう。あと、なんか千葉の10番町田選手が怪我なのか不調なのか試合から遠ざかってるようで、それを考慮した補強みたいです。でも他に清武選手や矢田選手為田選手や茶島選手(は最近右SBで使われてるか)と攻撃陣の駒は豊富なので補強ポイントそこ?って感は正直あります。

でも、たぶん戦力的な面だけを見ての獲得じゃないですよねこれは。チームに落ち着きを与えたりとかベテランならではの経験を伝えたりとか、そういうベンチ外の部分も評価されての獲得じゃないでしょうか。あとは引退も遠くないと思われるので帰巣本能が働いたりとか。「姉崎のマラドーナ」と呼ばれ、生まれ育った千葉で引退したいと思ったからとか。なんかこのまま千葉で引退して、即スタッフになりそうですよね。再来年あたりスクールコーチやジュニアユースのコーチをやってそうです。

いずれにせよ、工藤選手。残り少ない(と思われる)現役生活。頑張って故郷に錦を飾ってください。完全移籍なので山雅との対戦に出ることもあるとは思いますけど、その時はお手柔らかにお願いします。2年半ありがとうございました。





松本山雅2018シーズン夏の移籍一覧

IN



OUT

工藤浩平(→千葉












山雅のMF工藤 千葉に完全移籍(信濃毎日新聞)

「ジェフでプレーしたかった」。8年ぶり帰還の工藤浩平が語った覚悟
(エル・ゴラッソ)


ジェフ千葉が松本山雅FCからMF工藤浩平を完全移籍で獲得と発表 8年ぶりの古巣復帰に(ドメサカブログ)



工藤 浩平 ありがとう(田中隼磨オフィシャルブログ)

工藤浩平(高崎寛之オフィシャルブログ「高崎寛之のサッカー人生 臥薪嘗胆」)





おしまい