Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年05月




こんばんは。これです。もう5月も終わりですね。平成もあと1年切りました。梅雨嫌ですね。そんなこの頃です。

さて、今日も映画観に行ってきました。今日観たのは「恋は雨上がりのように」です。人気漫画が実写化ということで意気揚々と観に行きましたが...。

拙い文章ではありますが今回もよろしくお願いいたします。ちょっと暗い内容かもしれないですけど。あ、それと原作漫画は未読です。大事なことなのでもう一回言います。原作漫画は未読です。ではどうぞ。





ce03209acfb50bb9





※ここから先の内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。














まあ何といっても主演の小松菜奈さんですよねこの映画は。原作よろしくクールな目つきがたまらないし、スラッとしていてかっこいい。本当に美人さんですよねこの人。モデルとしても活躍しているようにスタイルがすごくいいのでどんな格好でも似合っちゃう。陸上のユニフォームはエロいし、ワンピース姿はクラクラする。Tシャツにジーンズ(ではなかったと思うけど覚えてない)みたいなラフな格好でも似合っちゃうのはずる過ぎる。
でもってクールな中にたまに覗かせる無邪気な表情もいいですよね。引き出してくれた店長ありがとうございます。

次に相手役の大泉洋さん。まず父性がすごい。心に傷を負ったあきらに寄り添うあの感じ。超優しいですよね。確かに情けなくはあったんですけど、だんだん映画を観ているうちに素敵に見えてくる不思議。味がある。実際に娘さんいるんでしたっけ。それも今回影響してるのかもしれないですね。

それと個人的に気になったのが主人公・橘あきらの友人・喜屋武はるかを演じた清野菜名さん。仕草がいちいち可愛くて30年ぐらい前の榊原郁恵さんもしくはいとうまい子さんみたいだと感じました。いや私生まれてないんですけどね。正直小松さんよりも清野さんの方が個人的にタイプかもしれない。身近なところにいる感じがして。実際にはいないけど。



あと個人的には音楽がよかったかなあ。私ロキノン厨なので最初で一気に掴まれました。ポルカドットスティングレイ「テレキャスター・ストライプ」が冒頭にかかるんですけど、東京事変を速くしたような感じでモロ好みでした。今度CD借りて聴いてみようかな。
さらに劇中音楽に「神聖かまってちゃん」のの子さんとmonoさん、「忘れらんねえよ」の柴田さん、「スカート」の澤部さん(「スカート」はロキノンとはちょっと違うところにいるけど)が参加してるのも10代~20代前半のロキノン厨としては見逃せない(いや聴き逃せないか)。エンディングも「神聖かまってちゃん」のカバーですしね。かっこよかったですよ。



そしてストーリー。穢れのないピュアな感じで眩しかったです。この映画って「恋愛」の他に「夢」っていうものもテーマになってるんですよね。あきらと店長の二人は夢を諦めたという点で共通していて、そんな二人が恋愛を通じてそれぞれに影響し合うことで、また夢に向かって歩き出すようになった。今現状が上手くいってなかったり、夢を諦めてしまった人には響く映画かもしれません。前向きな気持ちにたぶんなってると思います。「恋は雨上がりのように」は私たちの心の中を晴らして、立ち直させてくれる映画ですね。そう感じました。





640












えーと、褒めるのはこのくらいでいいですかね。実は私ちょっと怒ってまして、少し言いたいことがあるんです。







※ここからマイナス寄りの内容になります。そして私は原作漫画は未読だということをここで改めて伝えておきます。

















今回この映画を観終わって思ったのが「すごい中途半端なところで終わった」ってことです。

映画のラストシーンは、あきらと店長が雲一つない青空の下で偶然出会って、あきらが店長に「私たち友達ですよね」「友達ならメールしましょう」って言って、それに店長が頷いて終わるんですよね。ここ、あきらが最初に店長には分からないような若者中心のSNSに誘ったところとの対比になっていて、あきらの店長に対する理解が深まっていることが示されているんですよね。また、雲一つない青空が二人の心の内を表現していて一見爽やかに終わったように見えます。



いいラストシーンだとは思うんですけど、でも何が不安かっていうと盛り上がりの最中で終わっちゃったことなんですよ。あきらは陸上部に戻り、店長は小説を再び書き始めた。そして、あきらは陸上のライバルとの決戦を迎える。さあここからだ、ここからが一番盛り上がるシーンだってところでぶつ切られてしまった。その前にファミレスの店員が「決着つけなよ」と言っていたのに、実際には何の決着もつかなかったんです。ここがかなりモヤモヤするところでして。別に全てを決着をつける必要はないですし、含みを残して終わる方がその後の想像もできていいんですけど、せめて最低限の決着はつけてくれよと。「DRAGON BALL」だったらギニュー隊長を、「北斗の拳」だったら聖帝サウザー、「ジョジョの奇妙な冒険」だったらヴァニラ・アイスを倒したところでいきなり終わるようなものなんです。「え!?終わり!?」って感じですよね。でも実際にこの映画ではそれが起こってしまったんです。



で、私がこの映画に求めていたラストシーンっていうのは

・大会であきらとライバルが対戦する。
・それをこっそり店長が見に来ている。
・レースを終えて勝ち負けとは別に晴れやかな表情のあきら。
・それを見た店長が一度頷き、会場をあとにする。
・笑顔のあきらのアップで映画は終わり。

っていう感じでした。ベタですよね。でもこれを期待してたんです。こうだったらモヤモヤした気持ちのまま映画館をあとにすることができたのになあ。



ここではっきりさせておきたいんですけど、上の私が空想したラストを見てもらえれば分かると思うとおり、私は別に結ばれなかったことに文句を言ってるわけじゃないんですよ。むしろ結ばれなくてもいいなって思ってましたし。それは何故かっていうと店長が常識のあるちゃんとした大人だったからなんですよね。45歳の自分と17歳のあきらが付き合っていたら不味いだろうっていう正常な感覚の持ち主だった。45歳でバツイチの男がなかなか取れる態度じゃないですよね。そういう店長に私は交換を抱いていたので、最後まで店長があきらとは男女の付き合いをしなかったことでその態度を通してくれたのはかっこよかったです。安易に店長が付き合っていたらこうはいかなかったでしょう。いやー店長が良識のある大人で本当に良かった。そうじゃなかったらもっとエロティックになってるところだった。危ない危ない。



あと映画の中で結ばれなくてよかったもう一つの理由として挙げたいのが、映画の「その人は、土砂降りの心に傘をくれた。」っていうキャッチコピー。あきらの心は陸上ができないと失望で土砂降りだった。店長がその心に傘をくれたんですけど、最後の方ではあきらの心の雨は止んでるんですよね。あきらの心に振っていたのは通り雨だった。よく使われる言い方ですけど、止まない雨はないんです。そうなると使わない傘をいつまでも持っていてもしょうがないですよね。あきらが晴れてるのにいつまでも傘を差している姿を見たらどう思います?「しまえよ」って思いますよね。傘を差したまま後ろ向きに店長への気持ちを引きずるよりも、あきらは傘を一回しまって前に進むことを選んだわけです。それは店長も同じ。二人が前に進むと決めた以上、お互いの傘はお互いの見えないところにしまわれるわけで、それは二人の互いに思う気持ちが見えなくなったということ。二人がそれぞれの道を前に進むと決めた以上、結ばれないのは当然の流れなんじゃないかなと感じました。分かり辛くてすみません。





それで話を嫌な方向に戻しますけど、中途半端に終わったのってやっぱり「連載中の漫画を実写映画化する難しさ」からくるものですよね。完結している漫画は映画もその通りのラストでいけますけど、連載中の場合は、漫画が描いていないラストを映画が描いてしまったら本末転倒なわけで、そうなると漫画の途中で終わらせるか、漫画とは別の着地点を見つけて終わらせるか、どうにせよ漫画とは違う終わらせ方になるわけです。



ここで私がイラっときてるのは原作が3月に終わってることなんですよ。「3月に終わった原作の単行本が5月に出るからその勢いで映画も公開しちゃおう」って算段だと思うんですけど、今回それが裏目に出てしまったんですよ。たぶん1年くらい前から映画の話は動いてたと思うんですけど、それもうちょっと待てなかったのかよって。あと1年、いや半年待っていればよかったのかもしれない。もう少し時期を遅らせていれば原作者から「こういう感じで終わりますよー」っていうのが聞けて、それが映画に反映されてたと思います。原作者がラストを伝えてくれるかどうかは分からないですけど、「暗殺教室」はそうやって原作と映画同時期に終わってたはずですし(観てない)、出来ないということはないはず。



さらに主演の小松菜奈さんも今旬の女優さんじゃないですか。事務所としては「勢いのあるこの機を逃さず売り出したい」っていう考えがあったんでしょう。そこで目をつけられてしまったのが話題の漫画「恋は雨上がりのように」でした。最終的にOKを出した原作者も原作者ですが、一番いけないのはこの時期尚早のタイミングでオファーを出した人ですよ。いったい誰が出したんだろう。ちょっと文句言いたいですね。

そしてこの早いタイミングで実写映画化したおかげで映画自体は結局中途半端なところで終わってしまった。観てる人にモヤモヤを残したまま終わると映画の評価は下がってしまうじゃないですか。それってつまり小松さんや大泉さんをはじめとした役者陣やスタッフ、果てはこの映画に関わった全ての人たちの評価を落としてしまうんですよね。もうちょっと後にやってたらまた違う映画になって評価もより良いものになっていたかもしれないと思うと悔しいですね。本当得する人が少ない映画でした。映画もラストまでは良かっただけにとても悲しいです。これはちょっと胸を張って観てほしいとは言えないかもしれないです。個人的には。ああ悲しい。でもって腹立つ。時間かけてればもっと良くなったのになあ。
 

























以上になります。こんな愚痴みたいな文章にお付き合いいただき本当にありがとうございます。もっとよくなるのにっていう映画を観るのはキツイですね。でも心は洗われますし、見て損はしないと思います。評判もなかなかいいみたいですし。

改めてお読みいただきありがとうございました。また近いうちにお会いしましょう。それでは。



おしまい





こんばんは。これです。

早くも中盤戦に突入したPlenusなでしこリーグ1部。パルセイロレディースはここまで4勝3敗の勝ち点12で5位。ここ直近は2連敗中。勢いを取りも押したいところですがの今回の対戦相手は現在なでしこリーグで首位をひた走るINAC神戸レオネッサ。今シーズンリーグ戦での対戦はありませんが、カップ戦では3月に対戦しており、その際は3-0で敗れています(その時の観戦記はこちら)。前回対戦時には代表選手が不在でしたが、今回は代表選手が戻ってきておりますます手強い相手になっています。そんなINAC神戸に対しパルセイロレディースはどう立ち向かったのでしょうか。

では、観戦記のスタートです。よろしくお願いします。












よく晴れた5月の日曜日。この日も私は長野Uスタジアムに向かいました。

IMG_4640

IMG_4641

IMG_4647

名物となりつつあるフットダーツ。



Uスタ外周G2ゲート付近では今日もPENALTYさんのブースが出店していました。

IMG_4642
豊富なアイテム。

IMG_4643

IMG_4645

そしてその隣には1000円お買い上げごとに1回引けるVICTORYくじが。タオルマフラーやユニフォーム型クッションなどが景品としてありました。私はこの日1500円くらいしか持ってなかったのでやらなかったんですけど。

IMG_4644

入場。暑い。

IMG_4648

ホームゴール裏には昨日は地元篠ノ井のキャラクターおしのさんもいましたよー。

IMG_4649

グッズ売り場。上からシャツ等のアイテムをぶら下げるのはいいアイディアですね。

IMG_4651


昨日もUスタジアムには占いの館が出てましたね。カード占いにはいつも誰かが入ってた気がします。



そして占いの館を通り過ぎバックスタンドへ。恒例の選手プロデュースのお弁当を購入するためです。




IMG_4656

今日のラインナップは#4鈴木里奈選手#18五嶋選手。迷った末に#4鈴木里奈選手のお弁当を購入です。

IMG_4657

IMG_4658

#4鈴木里奈選手の「秋田&長野いいとこ鶏弁当」は濃い目の味付けで美味しかったです。塩分が補給できて昨日みたいな暑い日にはよかったですね。

ピッチでは長野チアリーディングチームレオパーズ/ミッキーズ/クローバーズのパフォーマンスが。今年はピッチ上でのチアリーディングは初めてですかね。一昨年ぐらいには狂ったように毎試合やってたのに最近はめっきりやらなくなりましたね。

IMG_4661

IMG_4664

IMG_4667

チアリーディングが終わるとオーロラビジョンでは恒例の試合前番組「カウントダウンNP」がスタートしました。
今回のゲストはこの日19歳の誕生日を迎えた#30風間選手

IMG_4669

凄い分かり辛いんですけど上の方にHappy Birthdayと書いてあります。

IMG_4670

#30風間選手の19歳の抱負は「10代最後の年なので少しでも成長したい」とのことでした。身長はまだ伸びてるのかな。



時を同じくしてホームコンコース上にはこの日もメンバーには入れなかったレディースの選手が登場。今日のメンバーは#4鈴木里奈選手#20神田選手#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手の3人です。

IMG_4673

IMG_4674

ちょうどいいシーンが撮れた。



でもって昨日もGKからピッチ内アップが開始されました。


IMG_4675

IMG_4676

IMG_4678

IMG_4679

IMG_4680

IMG_4687

IMG_4688



えーと、そうだ。スタメンだ。


IMG_E4815

パルセイロレディースは前節からスタメン二人を入れ替え。#14滝川選手#23鈴木陽選手の若手二人に代えて#15西川選手#26中村選手がスタメンに復帰しました。また#15西川選手#11齋藤選手と2トップを組みます。

IMG_E4816

対するINACは前節からスタメンの入れ替えはなく同じ11人で臨みます。一方で#10岩渕選手がケガから復帰し2試合ぶりにベンチ入りをしています。



試合前には税務署から広報活動への貢献がなんとかという理由で感謝状を頂きました。会社宛てに。

IMG_4690

遠くてよく分からないですけど、こちらこそありがとうございます。



IMG_4693

IMG_4695

選手の入場を待つ両チームゴール裏。

IMG_4697

パルセイロレディースサポーターはこの日もビックフラッグを提示し選手を迎い入れます。

IMG_4698

昨日の試合前には#7坂本選手#15西川選手がなでしこリーグ100試合出場を果たしたということで二人に花束が贈呈されました。偶然にも二人同じタイミングでの達成です。

IMG_4701

IMG_4702

IMG_4704


IMG_4708

円陣を組んで...

IMG_4709


前半キックオフ!



IMG_4712

IMG_4714

IMG_4715

現役なでしこジャパンもしくは準代表級をそろえたINACにパルセイロレディースは立ち上がり苦しめられます。とにかく狭いパスコースでも通してくる技術があるのでパスコースを塞いでいるつもりでもパスを出されてしまうんです。それとポジショニングが巧み。相手の選手と選手の間に位置することでボールを受けやすくしていました。それと基本のパスアンドゴーがしっかりできていて、空けたスペースに別の選手が飛び込んでくることでパルセイロレディースの守備陣を混乱に陥れていましたね。パルセイロレディースはゴール前の細かいつなぎから#8杉田妃和選手#14京川選手にシュートを打たれましたが、#31望月選手の正面だったりゴールマウスを外したりで何とか事なきを得ました。



IMG_4717

IMG_4718

IMG_4719

INACに対してパルセイロレディースは縦に速い攻撃で対抗します。前線の2トップにボールを当ててボールを拾ってからの展開を図ります。昨日のパルセイロは2トップに#15西川選手#11齋藤選手という長身で競り合いに強い2人を揃えてきており、2人のうちどちらかが競り勝ったボールをボランチの#5木下選手#6國澤選手が拾って、素早くINAC守備陣の裏を狙ってパス。そこに2トップのうちの競り合いをしなかった方の選手やSHの選手、果てはボランチの選手が飛び出して裏で受けようとするという攻撃が前半は多く見られました。#5木下選手が3列目からの飛び出しで惜しいシーンを迎えましたしね。



IMG_4720

IMG_4723

IMG_4724

また、昨日は#19藤村選手#26中村選手の右サイドを中心に前半は攻撃を繰り出していました。#26中村選手の突破力やドリブルでボールを前に運ぶことが得意という能力を生かして、#26中村選手にボールを預け、ボールを前に運んでいきます。その#26中村選手の外を#19藤村選手が上がってきます。#26中村選手はその#19藤村選手を使うこともあれば、中にパスを出すこともありました。選択肢が複数あると相手は迷いますよね。それで中に出した時にも相手の反応が一瞬遅れるんです。すぐさま寄せられてなかなかシュートまでは持ち込めませんでしたが、可能性を感じるプレーでした。



IMG_4732

IMG_4729

IMG_4734

そして昨日は前半はパルセイロレディースの前線からの守備が機能している時間が多かったように感じます。前線でボールを奪ってショートカウンターというシーンも何回かありましたし。さらに行くときと行かないときとがはっきりしていたのもよかった。ただがむしゃらに行ってもINACの選手は上手いですから、簡単にプレスを外されて、その選手が元いたところにパスを通されてしまうので。まず、4-4のブロックを整えてそこからの前プレスですね。後ろの選手は相手にボールが入ってもすぐプレスに行ける距離を保ち、FWが前からのプレスでパスコースを限定する。こうすることでINACの後ろの選手に前にパスを出させず、ディフェンスラインでのパス回しを強いていたシーンは上手くいってるなと感じました。



IMG_4735

IMG_4736

IMG_4738

しかし前半の終盤間際にはINACが一方的にパルセイロレディースを攻め込みます。攻撃時にINACの両SBの#3鮫島選手#11高瀬選手がやたら外の高い位置を取るんですよね。 中央でボールを回してパルセイロレディースの守備陣を中に固めておいたところで、フリーになっていたSBへとサイドチェンジ。ボールを受けたSBの選手は相手がプレスに来る前にフリーの状態でクロスを上げることができます。得点には結び付かなかったですが、両SBへの対応は後半への課題として1つ残りました。


IMG_4742

IMG_4745

IMG_4749

IMG_4752

両者ともにチャンスはあったものの決め切れず、0-0のまま前半は終了しました。時間が経つにつれて攻勢を強めてきて流石は代表選手を多く擁するINAC神戸レオネッサだなと感じました。



IMG_4753

IMG_4754

両チーム選手交代はないまま後半キックオフ!



IMG_4756

IMG_4757

IMG_4758

後半になるとINACは少し選手のポジションを変えてきました。ボランチの#7中島選手と右SHの#8杉田妃和選手の位置をチェンジ。#7中島選手が右SHに入り、#8杉田妃和選手がボランチに入ります。
ハーフタイムで監督から#17小泉選手の左サイドを狙うよう指示があったのかINACは右サイドを重点的に攻めるようになりました。#7中島選手を持ってきたのもその一環ですね。#7中島選手は右サイドで張りっぱなしというわけではなく#13仲田選手#14京川選手と頻繁に入れ替わり、中央にもよく顔を出します。#7中島選手が高い位置でより多くボールを触ることで、前半よりもINACの攻撃にリズムが生まれてました。そんな神出鬼没に動く#7中島選手を捕らえるのにパルセイロレディースの守備陣は苦労していました。



IMG_4759

IMG_4761

IMG_4762

これでSBが#3鮫島選手#11高瀬選手、SHが#7中島選手#9増矢選手と全員がなでしこジャパン経験者となったINACにパルセイロレディースはサイドの戦いで完全に主導権を掴まれます。SB、ボランチ、SHの選手の細かなパス交換からSHの選手に裏に抜け出され、サイドを深くまで抉られてピンチを迎える場面が何度かありました。#31望月選手の好反応や守備陣の必死のクリアで、ゴールは許しませんでしたが、INACはもう一歩で得点というところまで確実に迫ってきます。



IMG_4765

IMG_4767

IMG_4771

左サイドを狙われたパルセイロレディース。本田監督はその状況を見かねて後半21分に#17小泉選手に代えて#18五嶋選手を投入します。狙われる状況は変わりませんでしたがフレッシュな#18五嶋選手が投入されたことで、少しですがパルセイロレディースの左サイドは安定感を取り戻します。



IMG_4772

IMG_4775

IMG_4773

ただ、パルセイロレディースの防戦は変わりません。自陣に1人を残して殆どの選手が下がっているため、クリアをしても前線の選手には繋がらず人数で勝るINACのディフェンスラインにボールを拾われ2次攻撃、3次攻撃を受けてしまいます。なんとか跳ね返し続けるパルセイロレディースですが守備にパワーを集中しているため、なかなか攻撃に出ることは出来なくなっていました。#15西川選手#11齋藤選手にも前半ほどボールが収まらなくなっていましたしね。



IMG_4776

IMG_4778

IMG_4783

そんな守備一辺倒な中でもパルセイロレディースはカウンターに活路を見出します。手数を掛けない素早い攻撃から#26中村選手#11齋藤選手#15西川選手がシュートを放ちますがゴールには至りません。また、せっかくボールを奪ってもINACの選手たちは攻守の切り替えが早くあっという間に寄せてきます。そこで余裕を失って苦し紛れに出したパスが奪われ、また守備に追われるという悪循環にパルセイロレディースは陥っていました。

しかし、#7坂本選手#2野口選手を中心とした集中力を高く保ち最後のところではしっかりと体を張るディフェンスによってパルセイロレディースはゴールを許しません。0-0のまま時間は過ぎていきます。



IMG_4785

IMG_4786

INACはこの攻めている時間になんとかゴールを奪おうと攻撃のカードを切ってきます。後半24分には#13仲田選手に代えて#16道上選手を投入し、後半35分には#14京川選手に代えてなでしこジャパンの準エース#10岩渕選手を投入して勝負に出ます。(パルセイロゴール裏は#10岩渕選手の登場にざわついていましたがそりゃ出るでしょう。分かり切っていたことですし騒ぐようなことじゃないですよ)



IMG_4787

IMG_4788

本日の入場者数は3,113人。かなり多いですね。昨日のトップの倍くらいあります。ボランティアの人数も57人とレディースの試合では多人数です。普段は30人くらいですもんね。ありがとうございます。



IMG_4792

IMG_4793

#10岩渕選手は得意のドリブルでパルセイロレディースのディフェンスを翻弄しチャンスを作り出します。そして後半42分のことでした。左サイドでスローインを受けた#10岩渕選手がドリブルで#19藤村選手#2野口選手を躱しサイドを抉りパス。中で待ち構えていた#16道上選手に合わされパルセイロレディースは先制を許してしまいます。#10岩渕選手の個人技が生んだゴールですよね。あそこで躱されて抉られたらどうしようもないです。確実に決めた#16道上選手も含めて流石です。



IMG_4795

IMG_4797

パルセイロレディースはこの直後#26中村選手に代えて#14滝川選手を投入。同点に追いつこうという姿勢を明確に打ち出します。



IMG_4798

IMG_4799

IMG_4800

そして後半アディショナルタイムは3分。AT1分に敵陣左サイド浅くでFKを獲得したパルセイロレディース。ほとんど最後に近いチャンスということもあってほとんどの選手がゴール前に上がります。#9中野選手が上げたボールにニアサイドで合わせたのは#7坂本選手#1武仲選手の前で頭でボールに触りコースを変え、#1武仲選手の上をいったボールはゴールに吸い込まれ、パルセイロレディースが土壇場で同点に追いつきます。負けて堪るか絶対に追いつくという強い気持ちが生んだ執念のゴールでした。#7坂本選手はこれが今シーズンの初得点です。



IMG_4801

IMG_4803

IMG_4804

その後、残りのアディショナルタイムも乗り切り、1-1で試合終了。パルセイロレディースは強豪INAC相手に何とか勝ち点1をもぎ取りました。敗色濃厚だっただけにとても大きな勝ち点1だと思います。



IMG_4805

IMG_4806

IMG_4807

IMG_4809

IMG_4811

この日同点弾を決めた#7坂本選手はサポーターからもらったタオル?を身につけての記念撮影。


昨日は最後のセットプレーでのスタジアムの雰囲気がエモかったですよね。この日一番の声量で後押しをして、スタジアムの異様な雰囲気が生んだゴールだということもできると思います。得点した後の盛り上がりも凄かったですし。サポーターの声援って本当に力になるんだなぁ。こういう雰囲気を体験できるとまた来たいって思いやすくなるかもしれないですね。これからもサポーターには応援でどんどんスタジアムをエモくしてほしいなって感じました。

IMG_4813

IMG_4814

お疲れ様でした!!







日程・結果(なでしこリーグ)※試合の録画も視聴可能
公式記録(なでしこリーグ)
2018プレナスなでしこリーグ1部 第8節の結果(長野公式)


2018プレナスなでしこリーグ1部[第8節]vs AC長野パルセイロ・レディースの試合結果(神戸公式)

AC長野L、粘りのドロー 首位INACと1―1(信濃毎日新聞)





今回のドローによりパルセイロレディースは4勝1分け3敗の勝ち点13で順位は5位のまま。1つ上の4位浦和レッズレディースの勝ち点差は2です。

さて、次節はなでしこリーグも折り返しの第9節。相手は1部昇格後7連敗中と一度も勝てていない苦手・ジェフユナイテッド市原・千葉レディースです。千葉Lとは勝ち点1差。千葉相手に公式戦初勝利を挙げて差を広げたいところです。千葉Lはここまで8試合を戦ってリーグ2位の5失点。堅守が光りますが一方で得点もリーグワースト2位の6得点。ロースコアのゲームが多く、パルセイロレディースとの試合も1点勝負になるでしょう。何とかして先制点を挙げて歴史的勝利を収めてほしいです。


頑張れ!!AC長野パルセイロレディース!!



おしまい

告白
チャットモンチー
KRE(SME)(M)
2009-03-04


 



2日続けてこんばんは。これです。今日は天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会(以下、天皇杯)1回戦を観に行ってました。難しい試合でしたよ。

さて、試合前に書くことが特にない事もあり今日の観戦記は試合のみです。拙い文章ではありますが何卒よろしくお願いいたします。

では、スタートです。

































試合の前にまずは今日のスタメンです。


IMG_E4638

パルセイロはリーグ戦で出場機会の少ないメンバーを中心に起用してきました。

対する新潟医療福祉大学のスタメン
IMG_E4639

こちらもパルセイロと同じ4-4-2です。


IMG_4531

前半キックオフ! 



IMG_4532

IMG_4533

試合開始直後からパルセイロは新潟医療福祉大学の攻撃に押されます。

新潟医療福祉大学の2トップの#9矢村選手#16佐々木選手のどっちも空中戦が強いんですよね。2トップがヘディングして再度に流してそのボールを#23シマブク選手#14脇坂選手の両SHが拾って攻撃というパターンが確立していました。#2松原選手#4内野選手は今日は二人とも空中戦で後手を踏んでいました。




IMG_4534

IMG_4536

今日の試合はモロに#26遠藤選手のいる右サイドが狙われてました。新潟医療福祉大学はSHがボールをキープしてSBがオーバラップしたところに後ろ向きでパスを通す(ヒールとかで)、そしてフリーの状態でSBがクロス、もしくは中に切り込むといった攻撃が機能してましたね。パルセイロの右サイドで。#6吉川選手はSBのわりに突破力がありましたね。#26遠藤選手はそういった新潟医療福祉大学の攻撃にあまり対応できていませんでした。



IMG_4538

IMG_4542

そして前半14分に右サイドを崩されて新潟医療福祉大学に与えてしまったCKからパルセイロは先制されます。一旦は防いだ後の2度目のCK。#10上米良選手が上げたボールを#4橋本選手に頭で合わされあっさり失点。試合早々にパルセイロはビハインドを負ってしまいます。




IMG_4544

IMG_4546

先制をしてますます勢いに乗る新潟医療福祉大学。流動性が高く2列目から選手がどんどん飛び出してくる攻撃で何度もパルセイロゴールを脅かします。新潟医療福祉大学の選手の方が動きが段違いに良かったですもんね。あと球離れが早くて思い切りがよい。パルセイロの選手は新潟医療福祉大学の選手の動きについていけずやりたい放題やられます。



IMG_4550

パルセイロも球際の強さで相手からボールを奪い取って攻撃に出るんですけど、まったく推進力がないんです。ディフェンスラインでボールを回すだけで前にボールが入らない。せっかく前にボールが入っても球離れが悪く、出しどころを失って戻すだけ。たまに出るロングボールもラインを割ったりゴールキーパーへのダイレクトパスになったり全くチャンスにつながりません。ほとんど全員が良くなかったんですけど、その中でも#26遠藤選手はちょっと良くなかったですね。サイドチェンジでフリーでボールを受けて、前が空いてるんだから前に行けばいいのにボールを止めてパスコースを探してるうちに相手に寄って来られて戻してしまうということの繰り返し。前にボールを運ぶということが全くできていませんでした。守備では狙われ、攻撃では前にボールを運べない。正直前半で#19三上選手と交代あるかなって思ったぐらい。浅野監督へ与えた印象は相当悪く、評価を大きく下げてしまったと思います。おそらく大宮戦では#15西口選手が出るでしょう。#26遠藤選手は今シーズンもう一度出番があるかどうかだと思います。ここから巻き返すのは相当難しい。このままだと間違いなく今シーズン限りで契約を切られるので何とか巻き返してほしいんですけど。



IMG_4557

IMG_4558

でもディフェンスラインから前にボールが出ないのは出してだけの問題じゃなくて。前線が全然動かないんです。#13勝又選手以外全員が止まってボールを貰おうとしていました。パスコースが消されてるのに動かなかったらボールが出てくるわけないじゃないですか。インターセプトされる場面も多かったし。出し手と受け手の双方がイマイチでしたね。今日の攻撃の組み立ては。J3とはいえプロがこれかって悲しくなりました。



IMG_4559

そんな中でも#13勝又選手は何とかしようとしていましたね。まずSHの選手がボールを持ってる選手に近づいて自分がさっきまでいたスペースを空けます。その空いたスペースに#13勝又選手が飛び込んでボールを受けようとする場面が目立ちました。先制点になったCKも#13勝又選手がサイドに流れることで得たものですしね。



IMG_4551

前半32分、パルセイロは#13勝又選手の仕掛けからCKを獲得します。#23堂安選手が上げたボールに合わせたのは#7佐藤選手。ヘディングシュートがゴールに突き刺さりパルセイロが同点に追いつきます。全然攻撃の形が作れていない中でこの同点弾はとても大きいものでした。#7佐藤選手は今シーズン公式戦初ゴールです。



IMG_4554

IMG_4555

ここからパルセイロが攻めたいところでしたが、状況変わらずなかなかゴール前までたどり着くことができません。新潟医療福祉大学の2人のCB#4橋本選手#2喜岡選手も空中戦が強いんですよね。2トップの#11岡本選手#13勝又選手にロングボールが入ってもこの二人に跳ね返され、なかなかボールキープすることができません。



IMG_4560

そして1-1のまま試合は進み前半アディショナルタイムは3分。#4橋本選手が試合序盤で痛め、試合が長らく中断したため長めのアディショナルタイムになっていたのでした。



IMG_4564

IMG_4565

前半アディショナルタイム2分。右サイド高い位置でスローインを獲得したパルセイロ。#2松原選手のロングスローに#4内野選手が合わせ、前半のうちにパルセイロが逆転に成功します。#4内野選手も今シーズン公式戦初得点。また天皇杯での得点は2年連続です。天皇杯マン。



IMG_4566

その後まもなくホイッスルが鳴り前半が終了。新潟医療福祉大学が攻めていた記憶しかありませんが、気づけばパルセイロがリードしていたそんな前半でした。後半このままだと相当ヤバい…。


IMG_4568

私の予想に反して両チーム選手交代はないまま後半がキックオフ!



IMG_4572

IMG_4573

後半も前半と変わらず新潟医療福祉大学がボールを持って攻め込みます。その要因はセカンドボールにありました。

とにかく新潟医療福祉大学の選手はよくセカンドボールを拾う。運動量が多くて、機動力があり、ボールがこぼれそうなところに常に顔を出している。セカンドボールの奪取によって攻撃を続けることができていましたしボール支配率は新潟医療福祉大学が60%ぐらいいってたんじゃないかな。なかなかボールを手にすることができずパルセイロは防戦一方でした。



IMG_4574

IMG_4577

今日のパルセイロの攻撃でしたが本当に良くなかったですね。とにかく攻撃のスピードが遅いんです。遅攻ばかりで速攻がない。加えて、選手の動きが少なくてコースが読まれやすいのでボールをカットされる回数が多い。新潟医療福祉大学のプレスが早くてパルセイロの選手がボールを持ってる間にあっという間に近づいてくる。あと単純に技術的に新潟医療福祉大学の選手の方が上手かった。前線になかなかボールを繫げず、パルセイロは後半25分に至るまでシュートがありませんでした。ひどい…。



IMG_4580

IMG_4582

IMG_4583

それと守備も同じくらいまずかったですよね。前からプレスに行かずリトリートする守備をパルセイロは今日も採用してたんですけど、今日は全然ブロックが作れてなかった。とにかく選手間の距離が遠いんですよね。そうなるとプレスに行くのも遅くなり、ボールは回され放題です。バイタルエリアでもスイスイボールを回される絶望感。新潟医療福祉大学は思い切った速攻が多く、ワンタッチ・ツータッチで面白いようにパスが繋がるので密度の濃い練習をしているんだろうなあ。パルセイロも見習ってほしいです。



IMG_4584

IMG_4587

それでも#21小澤選手のセーブや相手の決定力不足にも助けられながら、1-1のまま試合は進みます。
後半26分、29分、34分に新潟医療福祉大学は立て続けに選手交代。#8谷村選手#13野村選手#11林選手を投入して2点目を奪いに行きます。



IMG_4591

IMG_4596

対するパルセイロも後半29分に#13勝又選手に代えて#25有永選手を投入。#13勝又選手は一番動いていたので足が止まってきてたのかな。可能性を一番感じる選手を真っ先に後退されるのはなかなかキツイものがあります。代わって入った#25有永選手はボランチに入り、ボランチの#23堂安選手が左SHに、左SHの#28松村選手がトップにそれぞれ入りました。



IMG_4590

本日の入場者数は1,641人。まあこんなもんでしょう。もっと入ってほしかったですが。



IMG_4592

IMG_4599

IMG_4601

パルセイロが交代をしても新潟医療福祉大学の攻勢は続き、パルセイロは自陣に釘付け、いわゆるワンサイドゲームの様相は変わりません。そんな中後半38分浅野監督は攻撃の切り札である#8河合選手を投入します。交代相手は何とか割って入ったばかりの#25有永選手。どうやらプレー中に負傷したようで、そのまま足を引きずって退場。リーグ戦に影響が出ないことを祈ります。ここまで全試合フル出場の#25有永選手が出られないとなったらヤバいですからね。試合後の挨拶にも加わってませんでしたし、それなりのケガなのかな。つ鶴
そして代わりに入った#8河合選手は左SHに入り、#23堂安選手が再びボランチに戻ります。



IMG_4602

IMG_4603

IMG_4604

そして迎えた後半41分でした。パルセイロはバイタルエリアで新潟医療福祉大学にテンポよくパスを繋がれ(書いてて悲しくなってきた)、最後は#11林選手にシュートを決められて同点に追いつかれます。いつ追いつかれてもおかしくない雰囲気のままここまで粘ってきたのにここで決められるかってガックリ来ました。パルセイロがここまで攻撃の形を作られていないことも落胆に拍車を掛けます。どーすんだこれ。このまま3点目奪われて負けたら最悪だぞ...。



IMG_4606

IMG_4609

IMG_4610

ちなみにこの直後にパルセイロの最後の交代が行われました。#28松村選手に代えて#19三上選手#19三上選手は右WBに入り、#26遠藤選手がCBに移動しパルセイロは5バックとなりました。失点前にこうしたかったんでしょうけど追いつかれたあとじゃあ...。今日良くなかった#26遠藤選手を最後まで引っ張ったのも謎です。



IMG_4619

IMG_4612

しかし、ここからパルセイロは今シーズンの特徴であるしぶとさを見せます。後半アディショナルタイム3分に突入してからCKを得ると右から#23堂安選手が上げたボールはゴール前で混戦に。そんななかボールが#4橋本選手の手に当たり、パルセイロが土壇場でPKを獲得します。出た!今シーズンのパルセイロの必殺技「PK」!絶対PK獲るマンですね今シーズンのパルセイロは。



IMG_4613

IMG_4615

IMG_4617

キッカーはこの日同点弾を決めた#7佐藤選手。キーパーの逆を突いて左に決め見事パルセイロが勝ち越しに成功します。これで今シーズンのパルセイロのPK成功率100%は継続。絶対PK決めるマンです。



IMG_4620

IMG_4621

残り少ないアディショナルタイムもパルセイロは必至で守り切り、3-2で試合終了。パルセイロがなんとか勝ち切り2回戦進出を決めました。

IMG_4625

IMG_4627





試合後には新潟医療福祉大学の選手がパルセイロゴール裏に挨拶に来てくれました。

IMG_4628

IMG_4629

スピーディーで思い切りのいいサッカーでパルセイロを圧倒した新潟医療福祉大学。今日は負けてしまいましたが、いい経験になったことでしょう。陰ながら応援してます。頑張れ。



一方のパルセイロ。

IMG_4630

IMG_4631

内容が不甲斐ないものだっただけに勝ったにもかかわらず選手の表情はあまり芳しくありません。

IMG_4632

IMG_4633

ただ内容的には完敗でしたが、試合には勝ったわけで一番大切な勝利という結果を得ることができたのは良かったです。今日負けてたら再来週大宮と戦えないわけですしね。今日のことはしっかりと反省してまた次につなげてほしいと思います。



試合日程・結果|天皇杯JFA 第98回天皇杯全日本選手権大会
(NHKスポーツオンライン)

監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦の結果
(長野公式)



さて、パルセイロの次の試合は6/2、J3第12節 vsFC琉球戦(18:00~ @沖縄県立総合運動公園陸上競技場)です。琉球は順位も上で強敵ですが、ここで勝ち点を落とすようなことがあるとJ2昇格がさらに遠ざかってしまうので、勝利は必須です。公式戦3連勝中という勢いを生かして勝ってほしいです。いや、勝ってください。

そして、中3日の6/6には天皇杯2回戦があります。19:00からJ2の大宮アルディージャとアウェイNACK5スタジアムで対戦。パルセイロと大宮は公式戦初対戦ですが、是非とも2年連続の番狂わせ、ジャイアントキリングを起こしていただきたい。今日のままなら間違いなく負けるので十分修正して挑んでほしいです。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


おしまい


耳鳴り
チャットモンチー
キューンレコード
2006-07-05




いやー本当に来ましたねイニエスタ!!!!!!!!!!!!
欧州の、世界のトップオブトップでバリバリやってる選手がJリーグに来るんですよ!!!!!!!
神戸グッジョブ!!!!!!サンキュー三木谷さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



あっどうもこんばんは。これです。ところでJ1は中断期間に入りましたよね。ここからW杯があるということで約2カ月の長い長い中断です。いい機会なのでここいらで一回シーズン前に立てたJ1の順位予想を振り返ってみたいと思います。よろしくお願いします。












さて、こちらがシーズン前に立てた順位予想。

1位:川崎フロンターレ

2位:セレッソ大阪

3位:ジュビロ磐田

4位:鹿島アントラーズ

5位:浦和レッズ

6位:ベガルタ仙台

7位:柏レイソル

8位:横浜F・マリノス

9位:サガン鳥栖

10位:ヴィッセル神戸

11位:北海道コンサドーレ札幌

12位:名古屋グランパス

13位:湘南ベルマーレ

14位:清水エスパルス

15位:ガンバ大阪

16位:サンフレッチェ広島

17位:FC東京

18位:V・ファーレン長崎



参考:
Jリーグ順位予想①
Jリーグ順位予想②
Jリーグ順位予想③
Jリーグ順位予想④
Jリーグ順位予想⑤

Jリーグ順位予想⑥





そしてこちらが現在の順位
IMG_E4505






予想と実際の順位を表にするとこう

チーム 予想 実際
川崎F 1 3 2
C大阪 2 4 2
磐田 3 8 5
鹿島 4 11 7
浦和 5 14 9
仙台 6 7 1
7 9 2
横浜FM 8 13 5
鳥栖 9 17 8
神戸 10 6 4
札幌 11 5 6
名古屋 12 18 6
湘南 13 12 1
清水 14 10 4
G大阪 15 16 1
広島 16 1 15
FC東京 17 2 15
長崎 18 15 3




順位的中チーム:0

18チームの予想と実際の順位差の合計:96

各チーム当たり順位差平均:5.3




………………………………。


いやーお恥ずかしい。ちょっと自信はあったんですけど、だいぶ外してしまいました。

どうです?現在トップ2の広島とFC東京を降格圏に予想してたんですよ1月の私は。この見る目のなさ酷いですよね。元日に戻って順位予想を立ててた自分を殴りたい気持ちです。
今順位予想のエントリーを見たら、広島は「城福監督は1年目だしそこまで上手くはいかないんじゃないか」って書いてありました。広島さん、城福さんごめんなさい。でも広島のこの順位を予想できた人います?サポでさえよくて10位前後だったんじゃないでしょうか。あらゆる人の予想を広島は大きく上回りましたよね。いやー凄い。本当にごめんなさい。
そして、FC東京については「去年の終盤戦全然勝ててなかったですからね。ガンバで3冠を達成した長谷川監督が就任したからって急激によくなるっていうのは少しないんじゃないかな」って書いてありました。
でも流石はJリーグでも指折りの名将長谷川監督です。もっと長谷川監督を信じればよかった。FC東京さん、長谷川監督ごめんなさい。後半戦も頑張ってください。



次に鹿島・浦和・鳥栖です。この3チームは思ってたのと大きく違いました。
鹿島はちょっと低めに予想したんですけど、さらにその下をいってしまいました。順位予想では得点力の不安を指摘していたんですが、鹿島は現在リーグ最少タイの12得点ということで不安が的中してしまいました。
そしてその鹿島と並んで12得点でリーグ最少なのが浦和。堀監督が通年を通してチームを率いたことがないという理由で5位にしたんですけど、想像以上に上手くいかなかったですね。大槻組長監督に代わってからは無配でしたけどオリヴェイラ監督になってからはその勢いも止まってしまいましたし。流石にこのまま黙っているとは思えませんけど。
鳥栖はフィッカデンティ体制3年目での習熟を期待したんですけどこちらもどうも上手くいってませんね。中断期間中に監督交代あるかもしれない。



その次に乖離があったのは名古屋、札幌、磐田、横浜FMあたりです。
名古屋はリーグ最多の30失点ていう守備がやっぱり不味いです。1試合平均2失点してますからね。かといって点が取れてるかっていうとこちらも1試合平均1点に乗ってない。風間監督を替えた方がいいと個人的には思うんですけど、どうも社長やSD(スポーツダイレクター)にその考えはないらしいです。後半戦、一体名古屋はどうなるんでしょうか。
札幌はミシャ監督招聘という賭けが吉と出ましたね。もともとある程度まではいくんだろうなって思ってましたけど、まさかこんな早く結果が出るとは。都倉選手とジェイ選手という計算できるストライカーが二人いるのは大きいですね。
磐田はカミンスキー以外の外国人選手がケガやタイキックなどであまり稼働できてないのが痛いですね。「失点が少ないチームは大崩れしにくい」って順位予想の時に書きましたけど、その失点数も増えてますし。磐田も夏の移籍期間中に誰か補強するのかな。
横浜FMは今シーズンは「ハイライン・ハイプレス」というピーキーな戦い方で話題を呼んでいます。得点はリーグ2位。一方失点もリーグワースト3位と今までの堅実な横浜FMのイメージとはだいぶ異なってますね。飯倉選手が飛び出したところの失点が多いのでそこをどうケアしていくのかっていうのは中断明けの見どころの一つですね。



清水、神戸、長崎。
清水はいい若手が多いですよね。経験値も上がってくる後半戦台風の目になる可能性は大いにあると思います。
神戸はもうここで書く必要もないでしょう。中断明け最も楽しみなチームですよ。今でも6位と調子いいのにこれにイニエスタが加わってどこまで行けるか。ACL圏内も十分現実的な目標になってきました。
長崎についてはまずごめんなさい。ここまでやるとは思いませんでした。4連勝は凄い。なんか4連勝したチームは降格したことがないらしいじゃないですか。まだ予断を許さない状況ですけど残留いけますよ。鈴木武蔵選手がんばれ。



逆に川崎F、C大阪、仙台、柏、湘南、G大阪辺りは順位差±2の範囲に収まっていて結構予想と近い結果になりました。
川崎Fはシーズン序盤はあまり調子が良くなかったと思うんですけど、気づいたら3位まで上がってました。流石は去年のチャンピォンチーム。リーグ3位の22得点、リーグ3位の12失点、得失点差もリーグ2位の10と攻守のバランスが今年もいいですよね。中断明けは齊藤学選手も本格復帰して来ますし、これからが楽しみっす。
C大阪は今年も安定した戦いを見せてますよね。未だ2敗っていうのは広島と並んでJ1最少です。攻撃の選手層が厚くて羨ましいなあ。
仙台は個人的に今年のダークホースに挙げていまして。一時期2位まで来たことあったじゃないですか。その後少し失速しちゃいましたけど、私の感覚は間違ってなかったってことで嬉しいです。イエーイ!北澤さん見てるー!?
柏はまさか監督交代するとは思わなかった。そんなに悪い成績じゃなかったのに。中断明け怖いチームの一つです。中村航輔選手大丈夫かな。つ鶴
湘南は何というか一番予想通りでした。まあそうだろうなって言葉しか出てきませんごめんなさい。パルセイロユース、市立長野高校出身の新井光選手がんばれ。
G大阪はまずシーズン前の補強が少なかったのがちょっとなって思ってたら案の定ですよ。そりゃクルピ監督だって苦労します。元々クルピ監督ってセレッソ1年目の始めもそこまで良かったわけじゃないですし、スロースターターみたいなところがあるんですよね。でも若手も着実に育ってきてますし、補強がはまりさえすれば後半戦巻き返す可能性もかなりあると思います。ただでさえ、10位の清水と16位のG大阪まで勝ち点差3しかない混戦ですし。







現在J1は中断中ですが、その間7/1からは夏の移籍期間も始まります。不振に陥っている各チームは補強を進めてくることでしょう。鹿島とか浦和とか名古屋とかね。あと鳥栖がフェルナンド・トーレス獲得するって噂になってますけど本当に来るんですかえ。イニエスタに続いて来てくれたらとっても嬉しいんですけど。

そして、シーズン中のキャンプや補強を経てJ1は7月18日に再開。果たしてどのチームが順位を上げてくるのか。現在首位の広島は逃げ切れるのか。それとも他のチームが広島を捕らえるのか。下から目線から見るJ1、楽しみです。個人的には長崎には頑張って残留してほしいかな。







以上でJリーグ順位予想・中間結果発表(J1編)は終わりになります。7月になったらJ2、J3もやりたいと思ってますのでその際にはまたよろしくお願いいたします。

では次はシーズン終了後、結果発表でお会いしましょう。このブログが続いてたらの話ですけどね。頑張ります。



おしまい






2018年で結成20周年を迎えたストレイテナー。それを記念して今日10th Album「Future Soundtrack」がリリースされました。私は昨日、平安堂(分かるあなたは長野県民)にてフラゲでゲット。帰ってさっそく聴きました。



無題




以下、音楽的なことをあまり書かない感想になります。拙い文章ですが何卒よろしくお願いいたします。



今回の「Future Soundtrack」ってタイトル通り未来志向な曲が多いと思うんです。

「Future Dance」では未来に向かって踊る。
「After Season」では次の季節のことを想う。
「灯り」では今夜の君を想像する。
「もうすぐきみの名前を呼ぶ」では物語の始まりを歌う。
「The Future Is Now」ではそのまま未来を見に行く。
「Last Stargazer」では未来永劫の愛を誓う。
「月に読む手紙」では未来に向けて再び歩き出すために手紙を書く。
「Our Land」では今すぐには訪れない遥か未来の情景が描かれる。
どの曲にも共通しているのは矢印が未来に向かっているという点です。



繰り返しになりますがストレイテナーは今年結成20周年を迎えました。アニバーサリーイヤーというこの機会に過去を振り返ってみたんでしょう。ホリエさんとシンペイさんの2人体制でスタートし、日向さんが加わって3人になり、大山さんが加わって4人になり、その時々で絶えず作品をリリースしてきた。そんな歴史を顧みて、そして回想が終わったとき、4人の目の前に広がったのは未来。「Future Soundtrack」はストレイテナーがこれまでの20年を噛みしめて、でもそこで終わりにするのではなく、次の20年に向けて踏み出そうという決意のアルバムなんだと思います。



加えて今作「Future Soundtrack」って前向きで希望が見える曲が多いとも思うんです。

「Future Dance」では踊るのは「まだ知らないきみに出会う」ためで、
「タイムリープ」では何かが変わるかもしれないという希望が芽生えて、
「Boy Friend」ではロックンロールから受け取った希望が歌われ、
「灯り」では「僕」が今夜の「君」に期待で胸を膨らませ、
「もうすぐきみの名前を呼ぶ」では「ぼく」はポジティブな返答だけを想像し、
「The Future Is Now」では涙というネガティブなものよりも笑顔というポジティブなものが「僕」を突き動かすエネルギーになり、
「Superman Song」では今度はロックンロールが与える希望が歌われ、
「Last Stargazer」では「ぼく」はできるはずもない永遠の愛をできると信じて疑わず、
「Our Land」ではいつか一つになれるという願いにも似た希望が描かれています。



何度でも言いますが、ストレイテナーは今年で結成20周年です。今まで危機的状況や思うようにいかなかったこともたくさんあったことでしょう。でもそれを乗り越えたことで4人は揺るぎようのない自信を手に入れたんじゃないでしょうか。自分に自信があると自然と思考も明るくなってポジティブなことや楽しいことを考えたりしますよね。「今までできなかったことも今の自分ならできるんじゃないか」という希望も出てきます。今作「Future Soundtrack」はそんな希望に満ち溢れたアルバムだと感じました。聴いてて明るい気分になれる。



でもこれはそれまでのストレイテナー像とは少し変わってきていて。今まで世の中に対する怒りや嫉妬みたいなネガティブな感情を歌に込めてきた部分も過去のストレイテナーにはあるんじゃないかなって個人的には考えてるんですけど、「Future Soundtrack」にはそういったカラーはそれほど見られないようになってるんですよね。完全になくなったわけではないですが。ホリエさんもインタビューで「」と語ってますし、世の中に対して以前より憎まなくなったというか受け入れてるのかなって感じました。だから世の中に対してまだ怒り・嫉妬・憎しみみたいなものをバリバリ覚えてるような方にはもしかしたらこの変化は受け入れられないのかもしれない。「もう俺の好きなテナーじゃなくなっちまった」って。念のため言っておきますが、それは個人の好みですし、別に誰に責められるものでもないです。
一方で、よく言われることですけど「バンドは生き物」なので変わっていくのがむしろ当然なんですよね。人だって0歳の頃と20歳の頃じゃ全く違いますよね。それと同じです。ですので月並みな言い方になりますが、その変化を受け入れて楽しむこともできると個人的には思いますし、私はもう受け入れてますね。はい。なので「Future Soundtrack」はこれからも続いていくであろうストレイテナーの変化を楽しむという聴き方もできると思います。



まあここまでだいぶ書いてきましたけどまあ言いたいことは「名盤なので買って」ってことだけですね。とにかく買って聴いてほしいなって思います。





無題








以下、全曲感想みたいなもの。



1.Future Dance

緩やかにでも確実に始まりを告げる曲。サビで入るストリングスが浮遊感あります。夢の中みたい。それとベースはワウを踏んでるのかな。ベースの得体のしれない音がこの曲が持つ掴みどころのなさを増幅させてていいですね。私的な歌詞もこの曲の持つセンチメンタルな空気にマッチしてます。未来に向かって踊るのは過去を忘れないためという「明日」と「昨日」の対比が素敵。あと最初聴いたときにPerfumeが始まったのかと思っちゃったのはここだけの話です。



2.タイムリープ


先行シングル「The Future Is Now」のカップリング曲としてリリースされたこの曲。「タイムリープ 」ていうのは「時間跳躍」っていう意味なんですけど、この曲でタイムリープをしている対象って歌詞の中の「ぼく」ではなくて「きみ」ですよね。タイムリープしている本人にはその分の記憶があるんですけど、周りはそれを知らないでただ日々を生きているだけです。でも「ぼく」は「きみ」が何回も自分の前に現れていることを知っている。世界の理を外れた二人だけのドメスティックで一方向なラブソングです。とても切なくてロマンチック。ところどころ入る日向さんのスラップが個人的には好きですね。



3.After Season

ここにきてアップテンポな曲の登場です。立ち止まることを知らないロックンロール。なんか10年くらい前のテナー感がありますよね。シンペイさんの疾走感溢れるドラムがたまらなくかっこいいです。歌詞の方もずっと婉曲的な表現で進んでいるんですけど、ラストのサビで「ここに居てほしいんだ」や「何も要らない」などどストレートな表現になってるんですよね。このいろいろ考えていたけどもうどうでもよくなって吹っ切れた感が好きです。ライブで映えるだろうなあこの曲。あーテナーのライブ行きたい。



4.Boy Friend


この曲も配信限定で先行リリースされていた曲です。「Boy Friend」ってタイトルや歌の内容から女性視点でバンドマンの彼氏に抱いてる思いを歌った曲と表面的には受け取れます。けどこの曲の主題ってたぶんそんなところにはないですよね。私達から見たストレイテナーやロックンロールそのものなんですよねこの曲って。「きみのその声に救われてるのは 誰よりぼくなんだ」という歌詞に頷く人も多いでしょうし、私たちごととして受け取れるのがこの曲のいいところですよね。多分詩を書いたホリエさんも似たような経験をしてることでしょうし、ホリエさんの「ロックンロールに向けたラブレター」みたいな曲なのかなと私は感じました。



5.灯り

秦基博さんとコラボして作られたこの曲。どうですか。クリスマス感半端ないでしょう。どこをどう切り取ってもクリスマスが顔を出してきます。このアルバムでたぶん一番ポップな曲なんじゃないでしょうか。希望に満ち溢れてますよね。今夜の君に対して一切ネガティブなイメージを描いていない。12月24日の夜に街に流れてきそうという意味でとてもポップです(12月24日にポップじゃない曲が流れますかって話)。秦さんの実直な歌声とホリエさんの艶のある歌声のハーモニーも素晴らしいですし、秦さんのアコギとテナーのバンドセットのセッションも1+1が3にも4にもなってる。これ結構売れたんじゃないかなあ。実際どんくらい売れたんでしょう。



6.もうすぐ君の名前を呼ぶ

こういうタイトルが日本語の文章になってる曲ってテナーでは珍しくないですか。大体英語で日本語の時は単語ですもんね。大山さんのかき鳴らしてるギターがこの上なくエモいです。この曲についてホリエさんはインタビューで歌詞の書き方を少し変えたと言っています。「1曲の中で場面が切り替わっていく」歌詞になっているらしく、確かに見てみると時系列に従った歌詞になってます。朝日が昇って明るくなるにつれて「ぼく」の気持ちも明るくなり、告白するという決意も確かになっていくのが「がんばれ」というこちらの気持ちを駆り立てます。背伸びをしていないラブソングで、個人的にも共感度が高いので好きです。



7.The Future Is Now

先行シングルとして発売されたこの曲。先のインタビューでホリエさんは「今回はもともとあるエモーショナルな楽曲をダンスミュージックの要素も取り入れながら、その両方が融合するように作りたいと思って」とも語ってます。素人ながらその要素が一番入ってるのがこの曲なんじゃないかなって思ってまして。すごいダンサブル、踊れる曲ですよね。サビで転調するじゃないですかこの曲。なんていうんですか4つ打ち?ディスコビート?に変わって(よく分からないですけど)、大雑把に言うとノリがよくなるんです。ここで一気に視界が開ける感じがとてもいいですね。あしたっていまさッ!



8.Superman Song

8曲目にしてこのアルバム初めての英詞の曲。この曲も踊れる曲ですね。大山さんのカッティング奏法とか、ちょっとファンクっぽいところもあるのかな。そこまでテンポは速くないんですけど自然に体が動いてくる。歌自体はロックンロールがもたらす衝動を歌ってますね。個人的にはあらゆるテーマの中で最も好きなテーマです。だからこの曲も当然好き。「だって今夜ぼくらは若いんだ」。Live Foreverや!永遠に生きたるんや!それと「ぼくはきみのスーパーマンになりたい」って。私にとってホリエさんやテナーはもうとっくにスーパーマンなんですけどね。初めて聴いた時から。



9.Last Stargazer

きましたよ。このアルバムで一番の盛り上がりを見せる曲が。アップテンポで一気に駆け抜ける爽快感がたまらないです。綺麗なパンク。最高にかっこいいです。また、歌詞もこのアルバムで一番直球ですよね。最後の「ぼくはいつまでも ずっときみを愛するって誓う」なんてStargazerの持つ「夢想家」という意味そのままで、なんてロマンチックなんでしょう。この曲もライブ映えしそうですよね。逆にこの曲が盛り上がらなかったらどの曲が盛り上がるんだってレベルで。



10.月に読む手紙

この曲もシングルカットされてますよね(今回多いなシングルカット)。ホリエさんとアコギと大山さんのエレキのツインギターが主役の曲で、その掛け合いが面白いなって。まあ私がツインギター好きっていうのもありますけど。それと分類としては失恋ソングになるんですかね。失恋した後もまだ「愛してます」なんてとても未練ったらしいですけど、でも雰囲気で強引に納得させてしまい力が堀江さんの歌声にはありますね。嫌味っぽく聞こえないというか。あと「他愛のない事を 思いのままに綴って」ってツイッターっぽい…ツイッターぽくない?



11.Our Land

最後にとてつもなくスケールの大きな曲が来ました。ホリエさん曰く「国対国みたいな、めちゃめちゃ壮大な愛を歌っているんですけど(笑)」とのこと。このアルバムでもぶっちぎりで詩的で神秘的です。正直よく分からないんですけど、でも無理くり納得させられる凄みがこの曲にはありますね。音的には大山さんのエレキが最後の力を振り絞るかのようにかき鳴らされてるのが最高にエモい。あと日向さんのベースも大分主張してくるのもいいですね。そしてこの曲の消せない過去を抱えながらも、一歩一歩未来に向かって進んでいくという前向きさがアルバムの最後を飾るにふさわしいなって思います。











以上になります。

ミドルテンポの曲が多く、じっくり聞けるアルバムかと思いきや「After Season」や「Last Stargazar」では一気に盛り上がる。また「The Future Is Now」や「Superman Song」はテナーの中でも屈指の踊れる曲で、静と動のバランスに優れたアルバムだと感じました。オススメです。ぜひ聴いてみてください。

お読みいただきありがとうございました。



おしまい


Future Soundtrack(初回限定盤)(DVD付)
ストレイテナー
ユニバーサル ミュージック
2018-05-23


このページのトップヘ