Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年12月



こんばんは。これです。今日は天皇誕生日でしたね。天皇誕生日が12月23日なのも今年で最後。来年以降の天皇誕生日は2月23日になるそうです。ただ、現在の皇太子様が即位されるのが来年の5月1日。つまり、2019年は天皇誕生日が存在しないということになります。ただ、即位礼正殿の儀が行われる10月22日は祝日になるそうで、さらにGWの10連休も確定。むしろ祝日は今年よりも多くなりそうな気配です。


さてそれはさておき、今回のブログも移籍ブログになります。どうか今回もよろしくお願いいたします。




―今回のラインナップ―

・竹原靖和氏がアシスタントコーチに就任(パルセイロ)
・西口諒選手、新井純平選手が契約更新(パルセイロ)
・神田若帆選手、池崎愛選手がアンジュヴィオレ広島に移籍(パルセイロレディース)











AC長野パルセイロ

・竹原靖和氏がアシスタントコーチに就任

竹原 靖和氏 アシスタントコーチ就任のお知らせ(長野公式)

竹原 靖和 氏 AC長野パルセイロ アシスタントコーチ就任のお知らせ(福岡公式)

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今回パルセイロのアシスタントコーチに就任した竹原氏。選手歴は大学まででプロ経験はないようですが、筑波大学でコーチングを学んで地元札幌のジュニア年代を指導。金沢のヘッドコーチを経て、2016年からは福岡のアシスタントコーチに就任しましたが、シーズン終了後に井原監督や奥野コーチらとともに退任が発表されていました。そこから今日までフリーでしたが、この度パルセイロの要請に応えてくれました。A級ライセンスまでしか持っていないため、監督にはなれませんが横山監督やまだ見ぬコーチのサポートをしてくれればと思います。あまり外からは働きぶりが見え辛い役職ですが期待してます。


ちなみにサッカーにおけるアシスタントコーチとはウィキペディアによると、


サッカーにおいて選手を指導するヘッドコーチの補佐をする役職。

通常アシスタントコーチとは、監督を総合的に補佐する役割であり、その内容は上に立つ監督によって様々である。 おおまかに戦術の研究、トレーニングの管理、試合のレポート作成、スタッフの管理など、監督の業務の内容は監督のものと同様であり、一部では、監督の右手のように付きっきりのサポートをする場合もあれば、監督の苦手な面の管理を専門的に行う場合もある。


という役職だそうです。ただ、これにはおもにヨーロッパにおけるもので、さらに出典が明記されておらず、どこまで信用していいかは眉唾物です。でもこれによるとアシスタントコーチとはヘッドコーチの下位に位置する役職だそうですね。パルセイロの来シーズンのヘッドコーチはいつ決まるんでしょうか。いつかの信毎にコーチ陣は総入れ替えと書いてあったので、今の大槻コーチのままではないと思うんですけどね。もしかしたら横山監督=ヘッドコーチなのかもしれないですし。とりあえずクラブからの発表を待ちましょう。












・西口諒選手が契約更新

契約更新のお知らせ(長野公式)

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西口選手は今シーズンは右SBや3バックのCBなどをこなし8試合に出場。開幕スタメンこそ掴んだものの、三上選手が右SBにコンバートされると控えに回る期間が長くなってしまいました。クロスの精度やカバーリングでは西口選手の方が上だと思うんですけど、監督が三上選手の対人の強さや攻撃力の方を評価していましたからね。本職でない三上選手にポジション争いで負けるというのは西口選手にとっては忸怩たる思いだったことでしょう。


一方は、パルセイロの右SBは内田選手が開幕に間に合うかどうかは不透明で、ルーキーの吉村選手も負傷を抱えています。本職の右SBは相変わらず西口選手しかおらず、さらにCBもできるというユーティリティ性を持っていて、チームとしては一人いると大きく助かる選手です。来年は横一線からのスタートで、監督が代わると戦術も変わって選手に求められるものも変わってくるため、西口選手にもチャンスは大いにあります。今年の悔しさを胸に奮起してポジションを掴むことを期待してます。頑張ってください。あとここ数年ケガがちなのでケガのないようお願いします。








・新井純平選手が契約更新

契約更新のお知らせ(長野公式)

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新井選手は北九州から移籍してきた昨シーズンは、ボランチとして30試合に出場し攻守に活躍。Football Labの攻撃CBP60.89、パスCBP55.48はいずれもチーム1位。守備CBP169.36もチーム3位とまさにチームの核といえる働きを見せました。


今年も引き続き活躍が期待されましたが、キャンプで左ひざ前十字靱帯を損傷してしまい、全治8か月の重傷を負ってしまいます。今シーズンの大半をリハビリに費やす羽目になり、出場はゼロ。パスを散らして攻撃のリズムを作れ、守備でも最終ライン前の防波堤となっていた新井選手が抜けた穴は大きく、今シーズンのパルセイロが低迷した一因となっていましたね。


新井選手の今シーズンは散々な一年でしたが、ケガで一年間試合に出れなかった選手をフロントが市場に放り出すわけもなく、今回無事に契約更新となりました。今年出られなかった悔しさを来年はピッチの上でぶつけてください。新井選手が昨シーズンのような活躍ができればチームも昇格に大いに近づくと思いますので、何卒よろしくお願いします。






2019AC長野パルセイロ(12月23日現在)

監督:横山雄次(新任)
アシスタントコーチ:竹原靖和(新任)←New!!

契約更新

GK 阿部伸行 
GK 小澤章人

DF 内野貴志
DF 西口諒 ←New!!
DF 内田恭兵
DF 遠藤元一
MF 岩沼俊介

MF 東浩史
MF 明神智和 
MF 國領一平
MF 堂安憂
MF 新井純平 ←New!!
FW 津田知宏
FW 宇野沢祐次
FW 三上陽輔

FW 竹下玲王


IN

GK リュウ・ヌグラハ(←上田千曲高校
DF 吉村弦(←同志社大学
MF 木村裕(←長崎/完全移籍
MF 妹尾直哉(←G大阪/完全移籍

FW 大城佑斗(←中京大学


GK:3人 DF:5人 MF:8人 FW:5人 計:21人


OUT

DF 都並優太(→契約満了/未定
MF 前田悠斗(→契約満了/未定 

FW 佐藤悠希(→契約満了/未定 
FW 岡本英也(→契約満了/未定 
FW 勝又慶典(→契約満了/未定 
FW 松村亮(→契約満了/未定 
FW 萬代宏樹(→契約満了/未定



去就未定


GK 田中謙吾
DF 松原優吉
DF 大島嵩弘
DF 寺岡真弘
MF 河合秀人
MF 有永一生


GK:1人 DF:3人 MF:2人 計:6人

















AC長野パルセイロレディース

・神田若帆選手、池崎愛選手がアンジュヴィオレ広島に移籍

移籍先決定のお知らせ(長野公式)

新加入選手のお知らせ(広島公式)

新加入選手のお知らせ(広島公式)

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皇后杯も終わってレディースチームも動いてきました。まず今日移籍先決定第一号が発表され、神田選手と池崎選手がアンジュヴィオレ広島に移籍することが決まりました。移籍先が決まって本当によかったと思います。


神田選手と池崎選手には共通点がありまして。それが二人とも広島文教女子大学附属高校出身だということ。特に神田選手は広島県出身で、高校時代に広島に登録されて1アシストというを残しているので、今回3年ぶりの復帰になりますね。実際に二人ともコメントで


神田選手「高校3年生の時にお世話になったチームでもう一度プレーできること、受け入れてくださることにとても感謝していると同時に大変嬉しく思っています


池崎選手「広島には、高校の時からお世話になり大学の時も国体で携わらせて頂き、また広島の地に戻りプレーできることを大変嬉しく思います


と広島に対しての思いを綴っています。退団が発表されたときはどうなることかと思いましたが、収まるところに収まった感じですね。


さて、移籍先のアンジュヴィオレ広島ですが、今年のチャレンジリーグWESTでは8勝4分3敗の勝ち点28で首位。なでしこリーグ2部参入をかけて戦った順位決定戦では1分2敗の勝ち点1で4位と惜しくも昇格とはなりませんでしたが、来シーズンも上位が有力されているチームです。さらに広島には内山朋香選手、本藤理佐選手、松田遥奈選手と元パルセイロレディースの選手も多く、神田選手と池崎選手も馴染みやすいはず。ぜひとも厳しいチャレンジリーグを勝ち抜いて、なでしこリーグ2部昇格を果たしていただければと思います。二選手とも新天地でも頑張ってください。



契約更新

GK 池ヶ谷夏美

GK 風間優華 

DF 野口美也
DF 鈴木
里奈 
DF 小泉玲奈 
MF 滝川結女 


IN

DF 大河内友貴(←常盤木学園高校 
MF 原海七(←INAC神戸レオンチーナ
MF 瀧澤千聖(←十文字高校
FW 中村恵実(←常盤木学園高校
FW 山岸夢歩(←開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部


GK:2人 DF:4人 MF:3人 FW:2人 計:11人


OUT


GK 小髙愛理(→未定
GK 望月ありさ(→未定 
DF 坂本理保(→未定 
DF 藤村茉由(→現役引退 
DF 池崎愛(→アンジュヴィオレ広島 ←New!!
MF 木下栞(→未定 
MF 大宮玲央奈(→未定 

MF 斎藤あかね(→未定
MF 内田好美(→未定 
MF 神田若帆(→アンジュヴィオレ広島 ←New!!

MF 中村ゆしか(→未定
FW 西川明花(→未定



去就未定

DF 高橋奈々
DF 五嶋京香
MF 國澤志乃
FW 中野真奈美
FW 横山久美
FW 三谷沙也加
FW 古舘知都
FW 鈴木陽

DF:2人 MF:1人 FW:5人 計:8人




お読みいただきありがとうございました。


おしまい






こんばんは。これです。パルセイロレディース惜しかったですね。浦和レディースの守備を崩せず0-1で惜敗。チャンスはあっただけに決めきれなかったのが悔やまれます。そして、今日をもってパルセイロレディースの2018シーズン全日程が終了。あまり上手くはいかなかった一年でしたが本当にお疲れ様でした。


さて、今回のブログは連続しての移籍ブログになります。拙い文章ですがよろしくお願いいたします。




―今回のラインナップ―

・宇野沢祐次選手が契約更新(パルセイロ)





AC長野パルセイロ


・宇野沢祐次選手が契約更新

契約更新のお知らせ(長野公式)

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パルセイロのナンバー10、宇野沢選手の契約更新が決まりました。てっきり契約更新の発表は最後になると思っていたので、このタイミングでの発表は驚きです。地元テレビ番組の公開収録に合わせたんですかね。


宇野沢選手は今シーズンはFWで19試合に出場し1G1A。今年も出場した試合では懐の深いポストプレーでボールを収めてくれていましたね。ここ三年間で今年は最も多い出場数でまだまだ健在であることを見せてくれました。出場するとUスタの雰囲気は盛り上がりますしね。サポーターからもまだまだ根強い人気を誇っています。


しかし、その一方で去年の4G5Aから数字を減らしてしまったのも事実。もはや絶対的なエースではなくなり、ワンオブゼムの一人となってしまっています。まあ今更他クラブに移籍することはあまり考えられないので、引退か契約更新かどちらかと思っていましたが、宇野沢選手は現役続行を選びました。来シーズンで在籍10年目。若手が多くなるであろう来シーズンのチームで宇野沢選手のようなベテランの働きは大きな意味を持ってきます。その豊富な経験をこれからのパルセイロを担うであろう選手に伝えていくこと。それが来シーズンの宇野沢選手の大きな仕事の一つになりますね。


もちろんピッチ上でも結果を残さなければならないということは言うまでもありません。いろいろ言う向きはありますが、そういう人たちは結果で黙らせてもらえばと思います。キャリア晩年でもしかしたら最後の一年になるかもしれない来シーズン、ぜひとも念願であるJ2昇格を成し遂げる力になってください。よろしくお願いします。






2019AC長野パルセイロ(12月22日現在)


監督:横山雄次(新任)

契約更新

GK 阿部伸行 
GK 小澤章人

DF 内野貴志
DF 内田恭兵
DF 遠藤元一
MF 岩沼俊介

MF 東浩史
MF 明神智和 
MF 國領一平
MF 堂安憂
FW 津田知宏
FW 宇野沢祐次 ←New!! 
FW 三上陽輔

FW 竹下玲王


IN

GK リュウ・ヌグラハ(←上田千曲高校
DF 吉村弦(←同志社大学
MF 木村裕(←長崎/完全移籍
MF 妹尾直哉(←G大阪/完全移籍

FW 大城佑斗(←中京大学


GK:3人 DF:4人 MF:7人 FW:5人 計:19人


OUT

DF 都並優太(→契約満了/未定
MF 前田悠斗(→契約満了/未定 

FW 佐藤悠希(→契約満了/未定 
FW 岡本英也(→契約満了/未定 
FW 勝又慶典(→契約満了/未定 
FW 松村亮(→契約満了/未定 
FW 萬代宏樹(→契約満了/未定



去就未定


GK 田中謙吾
DF 松原優吉
DF 大島嵩弘
DF 寺岡真弘
DF 西口諒
MF 河合秀人
MF 新井純平
MF 有永一生


GK:1人 DF:4人 MF:3人 計:8人



お読みいただきありがとうございました。


おしまい






こんにちは。これです。今日は皇后杯。AC長野パルセイロレディースは浦和レッズレディースと対戦です。クラブ初のベスト4進出のためになんとしても勝ってほしいところ。19時からNHK BS1で中継があるので時間のある方は是非見てみてください。


さて、今回のブログは2日ぶりの移籍ブログになります。昨日は3チームそれぞれに動きがあったこともあって、内容盛りだくさんです。今回もどうぞ最後までお付き合いください。


では、始めます。



―今回のラインナップ―


・木村裕選手が長崎から完全移籍で加入(パルセイロ)
・妹尾直哉選手がガンバ大阪から完全移籍で加入(パルセイロ)
・岩沼俊介選手、三上陽輔選手が契約更新(パルセイロ)
・池ヶ谷夏美選手が契約更新(パルセイロ)
・志知孝明選手が水戸に完全移籍(山雅)










AC長野パルセイロ

・木村裕選手が長崎から完全移籍で加入


木村 裕選手 V・ファーレン長崎より完全移籍加入のお知らせ(長野公式)

木村 裕選手、北谷 史孝選手 完全移籍のお知らせ(長崎公式)

木村裕選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ(富山公式)

木村裕


チームの意図を理解して実践できる献身性と、ゴールを意識した動きを両立できるプレイヤー。積極的なシュートだけでなく、足元でポストプレーもできるため汎用性も高い

(2017エルゴラッソ選手名鑑)


本来はシャドーストライカータイプ。チーム事情で1トップの位置に入ることもあったが、そこでも力強さを見せた

(2018エルゴラッソ選手名鑑)


【富山 vs 福島】 ウォーミングアップコラム:長崎から加入の木村裕。「このチームでJ2へ」(J's GOAL)







今年の移籍加入第一号は長崎から。木村裕選手が完全移籍で加入です。山田晃平選手、金久保彩選手、東浩史選手と長崎からの加入多いですね。


千葉県出身の木村選手は2013年に名門柏U-18から柏に加入。その年にはJリーグU-22選抜としてパルセイロとの試合にも出場していますね。しかし、柏に在籍した2年間では途中出場のみの11試合と満足のいく結果を残すことができず、2015年に長崎に移籍しました。長崎では移籍初年度から主力として活躍。3-4-2-1のシャドーの位置で存在感を発揮し、2015年には4ゴール、2016年には1ゴール、2017年には2ゴールを挙げ、長崎のJ1昇格にも貢献しました。


しかし、J1に昇格した長崎では出場機会を得ることはできず、シーズン途中の6月に富山に期限付き移籍。そしてさっそく第16節の群馬戦でゴール。上のゴール動画でも分かる通り、相手のマークを外す動きや間で受ける動きに優れてますね。柏ユース出身らしく高いテクニックも備えています。しかし、富山では14試合に出場しましたが、ゴールはこの1ゴールのみ。そして昨日、富山への期限付き移籍期間満了とパルセイロへの完全移籍が発表されました。


木村選手のポジションは長崎でも富山でも3-4-2-1の2シャドー。パルセイロが来年3-4-2-1を採用するようであれば、同じくシャドーの位置で起用されそうですね。もしくは今年の4-4-2のままだったら、今年東選手が担っていた下がり目で最前線の選手をサポートする働き、2トップの一角として起用されそうです。24歳とまだまだ若いですし、これからのパルセイロを背負って立つような働きを期待してます。また、長崎では100点目と200点目を挙げたメモリアル男でもあるようで。来シーズンのパルセイロの150点目もよろしくでーす。










・妹尾直哉選手がガンバ大阪から完全移籍で加入


妹尾 直哉選手ガンバ大阪より完全移籍で加入のお知らせ
(長野公式)

妹尾 直哉選手 AC長野パルセイロへ加入のお知らせ(G大阪公式)

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ユース時代は攻撃的なポジションをこなしたが、プロ2年目の昨季はSBにも挑戦。J3では積極的な仕掛けで攻撃を牽引したが、最後の精度が課題だ。U-23でもライバルは多いが、得意のドリブルでアピールしたい"

(2017エルゴラッソ選手名鑑)


G大阪ユース入りするまではフットサルで技を磨いた技巧派のドリブラー。トップ昇格後はSBなど様々なポジションでプレーの幅を広げてきた”

(2018エルゴラッソ選手名鑑)









東海林強化部長のルートでガンバ大阪から期待の若手選手が加入しました。妹尾直哉選手がこちらも完全移籍で加入です。


2016年にガンバ大阪ユースからガンバ大阪に加入した妹尾選手は一年目からガンバ大阪U-23で出場経験を積みます。1年目の2016年は29試合出場3ゴール。2年目の2017年は18試合出場3ゴール1アシスト。3年目の今年は昨年トップチームで練習を積んだ成果もあり、6ゴール4アシストと大きく数字を伸ばしました。得意のドリブルや中に入る動きを武器に相手の脅威になり続け、チームの6位フィニッシュに貢献。第31節のパルセイロとの対戦でもゴールを決めていますね。しかし、ガンバ大阪U-23が来シーズンからU-21に絞るということもあり、今シーズンでガンバ大阪を退団。妹尾選手はトライアウトにも参加しており、パルセイロに拾われた形になりますね。


前述したように妹尾選手の武器というのはフットサル仕込みの細かなドリブル。Football LabのドリブルCBPは9.52を記録し、これはチーム1位、J3全体でも8位につけています。ガンバ大阪U-23ではSBとしても起用されていましたが、パルセイロでは本職の左SHで起用されるでしょう。というかそこで勝負してほしい。となるとライバルは河合選手、堂安選手あたりか。ポジション争いは厳しいですが、「必ず力になるのでよろしくお願いします!」という言葉が頼もしい。ぜひともガンバ大阪を見返すぐらいの活躍を期待したいところです。それと木村選手が24歳、妹尾選手が22歳と本格的にチームの若返りに着手してきましたね。若い選手が活躍するということはチームの希望でもあるので、二人ともがんばれ。








・岩沼俊介選手が契約更新

契約更新のお知らせ(長野公式)

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昨シーズン京都から加入した岩沼選手は今シーズンは浅野監督時は左SBや左WBで出場していましたが、阪倉監督になるとボランチでポジションを確保。シーズンを通してボランチでプレーするのは2013年以来でしたが、持ち前の危機察知能力でいち早く危険なスペースを埋め、守備もタイトに対応。コンビを組んだ東選手や佐藤選手が攻撃により出て行けるよう、黒子として縁の下の力持ち的な働きを見せていました。また、正確なキックを武器にコーナーキックも担当していて、第22節の藤枝戦での2アシストの活躍が記憶に新しいところです。出場機会も昨シーズンの11試合から25試合と大幅に増加。30歳という年齢ですがまだまだできるということを見せつけてくれました。


阪倉体制下で岩沼選手はチームの柱だったので、来年もいてほしかったのですが、今回無事に契約更新。来年もパルセイロでプレーすることが決まりました。横山監督に代わり横一線からのスタートですが、来年もチームを中央から支える屋台骨の働きを期待してます。それと今シーズンも何本か惜しいミドルシュートを打っていたので、来シーズンはパルセイロでの初ゴールが見たい。よろしくでーす。












・三上陽輔選手が契約更新


契約更新のお知らせ
(長野公式)

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昨年富山から加入して15試合出場3ゴール1アシストという成績を残した三上選手。去年は主に右SHでの起用でしたが、今シーズンは内田選手が長期離脱をして右SBが手薄になったこともあり、富山で右SBを経験していた三上選手に白羽の矢が立ち、主に右SBとしての出場となりました。今流行りのSBが中に入っていく動きで、右SBながら攻撃の核として機能。Football Labの攻撃CBP44.63とパスCBP39.48はいずれもチーム1位であることもそれを裏付けています。またFWらしいシュート技術の高さで今シーズンは昨シーズンを上回る4得点を記録。第3節のFC東京戦の初勝利につながったゴールや、第11節の秋田線など試合終了間際の決勝点など印象に残るゴールも多く、三上選手が得点を決めた4試合ではパルセイロは無敗でした。さらに守備でも徐々に成長。体の強さをいかんなく発揮し、相手を抑える場面が終盤に連れて多くなっていましたね。右SBとして25試合出場とシーズンを通して活躍しました。


しかし、契約更新して迎える来シーズンは本人としても本来のFWで勝負したい気持ちはあるでしょう。右SBは内田選手が戻ってきますし、大卒の吉村選手もいますしね。となると来シーズンの主戦場は去年もやった右SHでしょうか。右SHには堂安選手や有永選手もいて競争は激しいですが、持ち前のパワフルさを生かして試合に出場しゴールを積み重ねていってほしいです。目指せ二桁得点。パルセイロの昇格には三上選手の力が不可欠なので来年も頑張ってくださいね。









2019AC長野パルセイロ(12月21日現在)

監督:横山雄次(新任)

契約更新

GK 阿部伸行 
GK 小澤章人

DF 内野貴志
DF 内田恭兵
DF 遠藤元一
MF 岩沼俊介 ←New!!

MF 東浩史
MF 明神智和 
MF 國領一平
MF 堂安憂
FW 津田知宏 
FW 三上陽輔 ←New!!

FW 竹下玲王


IN

GK リュウ・ヌグラハ(←上田千曲高校
DF 吉村弦(←同志社大学
MF 木村裕(←長崎/完全移籍 ←New!!
MF 妹尾直哉(←G大阪/完全移籍 ←New!!

FW 大城佑斗(←中京大学


GK:3人 DF:4人 MF:7人 FW:4人 計:18人


OUT

DF 都並優太(→契約満了/未定
MF 前田悠斗(→契約満了/未定 

FW 佐藤悠希(→契約満了/未定 
FW 岡本英也(→契約満了/未定 
FW 勝又慶典(→契約満了/未定 
FW 松村亮(→契約満了/未定 
FW 萬代宏樹(→契約満了/未定



去就未定


GK 田中謙吾
DF 松原優吉
DF 大島嵩弘
DF 寺岡真弘
DF 西口諒
MF 河合秀人
MF 新井純平
MF 有永一生
FW 宇野沢祐次


GK:1人 DF:4人 MF:3人 FW:1人 計:9人


















AC長野パルセイロレディース

・池ヶ谷夏美選手が契約更新

契約更新のお知らせ(長野公式)

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チーム最古参で在籍5年目を迎えた池ヶ谷選手。今シーズンは望月選手にゴールマウスを譲った時期もありましたが、レギュラーとしてリーグ戦には11試合に出場しました。去年はほとんど望月選手の控えに甘んじていたのでその面目躍如ですね。カップ戦4試合、皇后杯2試合にも出場しています。素早い反応と的確なコーチングでパルセイロレディースのゴールを守ってくれました。そして来季はいよいよ在籍6年目。望月選手が去ってしまって池ヶ谷選手にかかる期待も大きくなるので、来シーズンも怪我無くプレーしてくれることを祈ってます。まずは今日の皇后杯頑張ってください。


失火し、レディースチームはトップチームに比べてコメントが長いですね。地元企業で働きながらプレーしているということで、より地元の支援をダイレクトに感じているからでしょうか。定型句じゃなくて自分の言葉で語っているところがポイント高いです。「素晴らしいスタジアムで私たちと共にサッカーで長野を熱くしましょう!!」。なんて燃える素敵なコメントでしょう。トップチームの選手にもこのコメント力は参考にしてほしいですね。







2019AC長野パルセイロレディース(12月21日現在)


契約更新

GK 池ヶ谷夏美 ←New!!

GK 風間優華 

DF 野口美也
DF 鈴木
里奈 
DF 小泉玲奈 
MF 滝川結女 


IN

DF 大河内友貴(←常盤木学園高校 
MF 原海七(←INAC神戸レオンチーナ
MF 瀧澤千聖(←十文字高校
FW 中村恵実(←常盤木学園高校
FW 山岸夢歩(←開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部


GK:2人 DF:4人 MF:3人 FW:2人 計:11人


OUT


GK 小髙愛理(→未定
GK 望月ありさ(→未定 
DF 坂本理保(→未定 
DF 藤村茉由(→現役引退 
DF 池崎愛(→未定 
MF 木下栞(→未定 
MF 大宮玲央奈(→未定 

MF 斎藤あかね(→未定
MF 内田好美(→未定 
MF 神田若帆(→未定

MF 中村ゆしか(→未定
FW 西川明花(→未定



去就未定

DF 高橋奈々
DF 五嶋京香
MF 國澤志乃
FW 中野真奈美
FW 横山久美
FW 三谷沙也加
FW 古舘知都
FW 鈴木陽

DF:2人 MF:1人 FW:5人 計:8人













松本山雅FC

・志知孝明選手が水戸に完全移籍


志知孝明選手 水戸ホーリーホックへ完全移籍のお知らせ(松本公式)

志知 孝明選手 松本山雅FCより完全移籍のお知らせ(水戸公式)

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うーん。山雅の将来を担うと期待された志知選手が移籍してしまいました。それも期限付きではなく完全で。寂しい限りです。


東海学園大学から2015年に加入した志知選手。強烈のキックや抜群の身体能力でサイドを主戦場としており、山雅での活躍が期待されましたが、加入後2年は出場は6試合のみ。しかし、2017年のシーズン途中には福島に期限付き移籍して、主に右SHで16試合に出場し2アシストを記録しています。ドリブルでのカットインで対戦相手を苦しめていましたね。


そして、福島で経験を積み山雅に帰ってきた今シーズンですが、右サイドでは田中選手と岩上選手、左サイドでは石原選手と下川選手の高い壁に阻まれ、シーズン終盤までベンチ入りもままならず。結局第38節の岐阜戦に4分間出場したのみでシーズンが終わってしまいました。そして、この度水戸への完全移籍が決定。山雅としてはポテンシャルを生かし切れなかったということで悔しい思いがあります。


ただ、移籍先の身とは若手の育成に定評がありますし、志知選手には大きなポテンシャルがあります。両SHに対応可ですし、ブレイクする公算はそれなりに大きいのではないかと。水戸サポは期待してもいいと思いますし、きっとそれに値するプレーを志知選手は見せてくれるはずです。本人も「松本での日々は悔しいことしかなかったですが、僕には必要な時間だったと思います」語っていますが、山雅での悔しい経験をバネにして大きく飛躍していってほしいです。水戸でも頑張ってください。


それと、ここ。

「ファン、サポーターの方々にはどんな時でも温かい声援をいただき感謝しています。練習場のかりがね等での愛想がない対応、申し訳なかったです。石原選手のようにキラキラしたファンサービスの対応ができるように頑張ります」

思わず笑ってしまいました。そんな球に変える必要はないと思いますけど、水戸でも愛される選手になってくれたら嬉しいですね。
どうぞお達者で。





2019松本山雅FC(12月21日現在)

監督:反町康治(留任)

IN

DF 山本龍平(←四日市中央工業高校
DF 大野佑哉(←阪南大学
DF 服部康平(←栃木/完全移籍 ←New!!
MF 米原秀亮(←熊本/完全移籍
MF 町田也真人(←千葉/完全移籍

FW 榎本樹(←前橋育英高校

DF:3人 MF:2人 FW:1人 計:6人


OUT

GK 鈴木智幸(→契約満了/未定
DF 星原健太(→契約満了/未定

DF アンダース・アプリン(→ゲイラン・インターナショナルFC/期限付き移籍期間満了 
DF 安川有(→契約満了/未定 
MF 岩間雄大(→契約満了/未定 
MF 志知孝明(→水戸/完全移籍 ←New!!
MF 岡本知剛(→契約満了/未定 

FW 三島康平(→契約満了/未定
FW ジネイ(→契約満了/未定




去就未定

GK 守田達弥
GK 村山智彦
GK ゴ・ドンミン
DF 浦田延尚
DF 田中隼磨
DF 飯田真輝
DF 當間建文
DF 下川陽太
DF 橋内優也
DF ジョ・ジヌ
DF 武藤友樹
DF 今井智基
MF 藤田息吹
MF セルジーニョ
MF 中美慶哉
MF パウリーニョ
MF 石原崇兆
MF 安藤輝
MF 山田満夫
MF 岩上祐三
FW 前田大然
FW 高崎寛之
FW 山本大貴
FW 永井龍
FW 小松蓮


期限付き移籍中

GK 永井堅梧(富山)
DF 宮地元貴(沼津)

DF 森本大貴(相模原)
MF 宮阪政樹(大分)
FW 岡佳樹(沼津)



GK:4人 DF:11人 MF:8人 FW:6人 計:29人



お読みいただきありがとうございました。


おしまい



カメラを止めるな! [DVD]
濱津隆之
バップ
2018-12-05




こんばんは。これです。今年も残すところ9日。ちょっと前まで正月だったのにあっという間です。テレビの特番が多くなってきたのに年の瀬を感じますね。


さて、今回のブログは実に2週間ぶりの映画感想ブログ。観た映画は「シュガー・ラッシュ:オンライン」になります。前作に引き続き面白く万人にオススメできる映画でした。ただその分少しだけ難ありのところも...。


それでは、感想を始めたいと思います。ただ書き殴っただけの拙い文章ですがお読みいただけると幸いです。






―目次―

・良かったところ
・ストーリーについて
・本編後の映像について
・ディズニーとメタネタ






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~あらすじ~

ヴァネロペとラルフは、アーケード・ゲームの世界で暮らすゲーム・キャラクター。見た目も性格も正反対だけど、ふたりは大親友。レースゲーム<シュガー・ラッシュ>の天才レーサーにしてプリンセスのヴァネロペは、好奇心旺盛で新しいことやワクワクすることが大好き。
一方、不器用だけど心優しい悪役キャラクターのラルフは、ゲームの世界の変わらぬ日々を幸せだと感じていた。

ある日、<シュガー・ラッシュ>のハンドルが壊れ、廃棄寸前の危機に!インターネットの世界では何でも手に入れることができると知ったヴァネロペとラルフは、ハンドルを手に入れて<シュガー・ラッシュ>を救うため、インターネットの世界へ向かう。

新しい世界に飛び込んだふたりの前にどこまでも広がるのは、高層ビルがそびえ立つ、カラフルな巨大都市。ゲームの世界しか知らないふたりにとって、見るものすべてが新鮮で刺激溢れる世界だった。戸惑うラルフとワクワクを隠せないヴァネロペは、ほどなくオークションサイトでハンドルを見つけて大喜び。ところが、より大きな数字を言った者が勝つゲームと勘違いして、あり得ないほどの高額で落札し、24時間以内にお金を稼がなくてはならないはめに!


刺激的なインターネットの世界で、<スローターレース>のカリスマレーサーシャンクと出会い、新たな夢を持ち始めたヴァネロペは、この世界こそが自分の本当の居場所なのだと運命を感じていく。一方ラルフは、ハンドルが手に入ったら、親友ヴァネロペと元の世界に戻るのだと当然のように思っていた。次第にふたりの心はすれ違い、思わぬ出来事を引き起こす。

そして、インターネットの世界に崩壊寸前の危険が迫ったとき、ふたりの冒険と友情も最大の危機を迎える・・・。果たして<シュガー・ラッシュ>とふたりの運命は!?

(映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」公式サイトより引用)




※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。

















・良かったところ


まず、今回の「シュガー・ラッシュ:オンライン」の舞台はインターネットです。可視化されたインターネットの世界はカラフルでとても楽しい。どんな場所にも乗り物で瞬時に連れて行ってくれる、そのスピード感がたまりません。水色を基調としていたのも目に優しくてよかったですね。ツイッターやアマゾンなどお馴染みの施設も登場し、私たちもラルフやヴァネロペと一緒になってネットの海にダイブすることができます。


加えて、インターネットの影の部分を取り扱っていたのもよかったです。動画サイト・バズチューブのトップ動画が猫や赤ちゃんの動画ばかりというのは風刺が効いていて笑ってしまいました。ユーチューバー、この場合はバズチューバ―ですか、になってお金を稼ぐというのも非常に現代的。運営の力でバズ動画はいくらでも作り出せるというのはリアルで怖かったです。人間の醜い部分が出ているコメント欄も最高でしたね。匿名だと何でも言えるネットの怖さがいかんなく発揮されていて、リアルだなって思いました。




また、前作でもクッパやザンギエフなど多彩なキャラクターがゲスト出演していましたが、「シュガー・ラッシュ:オンライン」では、そのバラエティさにさらに磨きがかかっています。予告にもあったベイマックスやバズ・ライトイヤー、スターウォーズの兵士といったキャラクターはもちろん、シンデレラや白雪姫といったディズニープリンセスが勢揃い。映画の中ではドレスを脱ぎ、Tシャツにジーパンといった砕けた格好をしているプリンセスたちの新たな一面を見ることができます。子どもたちや女子のテンションは上がりまくり。さらに、ディズニーの世界に入った時に「Let It Go」のロックバージョンや、兵士に追いかけられる時に「スターウォーズのテーマ」が流れるなど、音楽でも魅せてきます。「レディ・プレイヤー1」のようなお祭り感が出ていて、とても楽しく見ることができました。




そして、「シュガー・ラッシュ:オンライン」の一番の長所は、なんと言ってもそのテンポのよさ。無駄なシーンが一切なく、省略できるところは思い切って省略。スピーディーに物語は進んでいき、観客を飽きさせません。ラルフとヴァネロペの会話も前作よりも小気味いい。前作以上にテンポが速く、それが物語に躍動感を生んでいた印象です。とにかくあっという間でしたね。



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・ストーリーについて



「シュガー・ラッシュ:オンライン」では、前作「シュガー・ラッシュ」以上にラルフとヴァネロペの関係がフォーカスされています。ラルフとヴァネロペは大親友。ただ、インターネットに入ってから二人の思いはすれ違うようになります。


ラルフはゲームの世界のままでいい、新しいものは何一ついらないという現状維持、保守的な考え方です。一方、ヴァネロペはゲームの変わり映えしない日常に飽き飽きしていて刺激を求めています。そして、インターネットでロースターレースという何が起こるか分からない刺激に溢れた空間を見つけ、インターネットの世界に留まろうとします。留まることを望むラルフと、前に進むことを選ぶヴァネロペ。この二人の対比がこの映画のなかではよく効いていました。私はどっちかというと現状維持でいいラルフ派ですかね。


このままでいいラルフはヴァネロペを引き留めようとします。「俺たちって友だちだよな」と独善的で押しつけがましいラルフ。「俺たちって友だちだよな」っていう人にろくな人いないですよね。友情の押しつけは鬱陶しいものです。そして、ラルフはヴァネロペを引き留めようとある行動に出ます。それはバグを放ってロースターレースをつまらなくしようというもの。ここでのバグの作り主がクリーチャークリーチャーしていて最高でした。でも「またバグかよ」感は正直ありました。一作目もバグだったので違う展開がほしかったです。バグのラルフの集合体はシンプルに気持ち悪くてよかったんですけど。


ここでのポイントは、前回のサイバグもそうですけど、今回のバグもラルフが引き起こしたものであること。ただ今回のバグはサイバグ以上にラルフのプライベートな部分に端を発していました。今回のバグはラルフの押しつけがましさの具現化で、一個体のホラー感、集まった時の気持ち悪さはそれをより強調していました。今のままでいいと思ってる私は身につまされた気分になりましたね。ああ私ってこんな気持ち悪いんだって。


それからなんやかんやありつつもまあ筋書き通り、事件は解決し物語は収束に向かうわけですが、ここで意外だったのが私の「こうなるだろう」というのを裏切ってきたこと。思った通りの展開にはなりませんでしたが、それもこの映画のテーマを考えれば納得です。この映画のテーマはズバリ「個人の尊重」。人はそれぞれ違う思い、考えを持っていてそれは無条件に尊重されるべきなんだよ、というダイバーシティ社会?みんな違ってみんないい?みたいな実に教育的なメッセージを「シュガー・ラッシュ:オンライン」は伝えたかったのだと思います。子どもにも大人にも当てはまる万人向けのメッセージですね。理想的です。


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・本編後の映像について


この映画には本編終了後に英語版でのエンドロールが流れた後、エピローグ的な映像が用意されています。携帯ゲームをしていているこども。(ここで「予告編にあったシーンがなかった」というメタネタが挿入されています。確かに「最高にヤバくてハッピーな場所は?」というヴェネロペのセリフは本編にありませんでした)そのゲームの中にラルフとヴァネロペが登場。ゲームの内容はウサギにはパンケーキ、猫にはクリームソーダを与えるというシンプルなもの。しかし、ラルフとヴェネロペはウサギにばかりパンケーキを与えてしまい、最終的にウサギは破裂してしまいます。正直、映画の内容からは独立していて、挿入された意味もよく分かりません。でも、無理やりその意味を考えてみたいと思います。


まず、肝心なのはパンケーキが何を示しているかということ。私はこれを「自分にとって望ましい情報」だと考えます。そして、望ましい情報を摂取するウサギは言うまでもなく私たちです。「望ましい情報」ばかりを与えられたウサギは最後に破裂してしまう様は、「自分にとって望ましい情報ばかり取っていると最後には破裂してしまうよ」という今の情報過多社会に生きる私たちへの風刺、警鐘といったものなのかもしれません。


また、ラルフとヴァネロペの関係は変わったけど、存在自体は何も変わっていないということを示しているといった意味もこのシーンにはあると思います。二人の存在はいうなればバグです。プレイヤーの意にそぐわない動きをしている二人は、もうバグとしか言いようがありません。それをもう一度知らしめるためにこのシーンが挿入されたのかもしれないですね。そこまでして強調する意味ある?って感じですが。


エンドロール後の映像はこのようにちゃんと意味があるものですが、個人的にはあまりいい手とは思えません。物語の中で押しつけがましさがなくなった、いわば改心したラルフが元通りになってしまったような印象を与え、今までやってきたことは一体何だったの?と感じてしまいます。本編の後の特典映像としては嬉しいですが、個人的にはロースターレースで活躍するヴェネロペと、ゲームの中に戻ったラルフが離れていてもそれぞれ互いを思っている、みたいな終わり方の方がよかったです。だってウサギが破裂するのって普通にショックですし。もっと後味のいい終わり方があったんじゃないかと思います。


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・ディズニーとメタネタ


本編も終わり、長いエンドロールを乗り切った後に、もう一度おまけの映像が用意されています。そこで、ラルフが「まだ、みんないる?」「これ以上何もないよ」といったメタネタを発するのですが、これが個人的に嫌でした。メタネタを発することで映画の世界から無理やり引き戻されるようで。もうちょっと余韻に浸らせてくれよって思いましたね。本編自体は70~80点ぐらいあるのにこの最後ともう一個前の映像でマイナス20点されてしまった感じです。そもそもなぜ「シュガー・ラッシュ:オンライン」はメタネタを扱ったのでしょうか。ここからはディズニーにおけるメタネタについて少し考えてみたいと思います。


まず、そもそもディズニーでメタネタが許されるのかって話ですよね。ディズニーの世界観って、風景や人物からちょっとした小物まで、ファンタジーでガチガチに固められているじゃないですか。なんでもありとはいえルールは厳格に設定されていて。そのファンタジーの世界に連れて行ってくれるっていうのがディズニー映画の魅力の一つなんじゃないでしょうか。


で、そのディズニーの中でメタネタが使われるっていうことは、夢から目を覚まされる、ファンタジーから一気に現実に引き戻される行為で、本来御法度なものなんです。これがこち亀や銀魂といったギャグマンガなら世界観は結構ガバガバなんで許されるんですけど、ディズニーみたいなガチガチの世界観だとその世界への没入を妨げてしまって逆効果になってしまいます。


それにもかかわらず「シュガー・ラッシュ:オンライン」では積極的にメタネタを使用してきました。ヴァネロペとプリンセスたちの絡みで、アリエルが歌う時にスポットライトが当たることに言及されていたり、メリダは「スタジオが違う」などと言われていましたね。これは映画の中でいいアクセントになっていて素直に面白いなって感じました。実際に隣の女の子にはめっちゃ受けてましたし。



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で、なぜ「シュガー・ラッシュ:オンライン」ではメタネタを扱えたかというと、「シュガー・ラッシュ」の世界は他のディズニー作品よりも現実世界に近いからなんですよね。ゲームセンターという現実の中に、キャラクターが意志を持って動くというファンタジーを組み込んでいる。でもあくまで準拠は現実世界です。なので完全ファンタジーよりもメタネタの影響度は低くなっています。


こういったメタネタが許されやすい世界観とはいえ、ディズニーがメタネタを扱ったことにはけっこう大きな意味があると個人的には思ってまして。私が最後のメタネタを嫌った理由っていうのは、すでに書いた通り、「ファンタジーから現実に引き戻すメタネタをディズニーは使うべきではない」っていう「こうあるべき」的な考えからなんですよね。この保守的な考えはラルフとも通じるところがありますね。今ここでブーブー不満を垂れている私は映画の中のラルフと同じなんです。


一方、「シュガー・ラッシュ:オンライン」では、それまで御法度だったメタメタを扱っています。これは大袈裟に言えばディズニーの新しい形ともいえるもので、現状維持に留まらず刺激を求めて前進しようとする姿勢は、映画の中のヴァネロペとも通じるものがあります。つまり、「シュガー・ラッシュ:オンライン」自体がヴァネロペ的ともいえるのです。映画を観ているラルフである私と、ヴァネロペである「シュガー・ラッシュ:オンライン」。映画の中での対立構造がそのまま現実でも再現されていて、非常に興味深いです。「シュガー・ラッシュ:オンライン」は先に進むディズニーの姿勢をラルフである私に見せつけてきました。変わらないでいてほしいっていう私の思いと、変わろうとしているディズニーとのギャップ。これが映画を観終わったあとに私が感じたモヤモヤの正体でした。でも、現状維持=衰退みたいなところはあるので、映画としてはこれでよかったんだと思います。なんか映画本編の感想より本編後の感想の方が長くなってすみません。


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以上で感想は終了となります。「シュガー・ラッシュ:オンライン」、インターネットの楽しい世界観とテンポのよさ。教育的なテーマも合わさって大人から子供まで楽しめる良作となっていますので、よろしければ、ぜひご覧になってみてください。本編はオススメです。


お読みいただきありがとうございました。



おしまい







こんばんは。これです。昨日の鹿島残念でしたね。前半を見ててレアルが本調子じゃなくて、行けると思ったんですけど、そんなにうまくは行きませんでした。南米王者のリーベルが相手で難しい試合にはなるんですけど、3位決定戦には勝ってほしいです。


さて、今回は3日ぶりの移籍ブログになります。今回もどうぞよろしくお願いいたしします。




―今回のラインナップ―


・十文字高校から瀧澤千聖選手が加入内定(パルセイロレディース)
・栃木SCから服部康平選手が完全移籍で加入(山雅)







AC長野パルセイロレディース


・十文字高校から瀧澤千聖選手が来季加入内定


十文字高等学校 瀧澤 千聖選手 来季加入内定のお知らせ(長野公式)

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パルセイロレディースの来季加入5人目は、かつて横山選手も輩出した十文字高校から。瀧澤千聖選手が加入内定です。これでパルセイロレディースの県出身選手は4人。地元色が強くなってきましたね。


瀧澤選手は岡谷市出身の17歳。利き足は右で、得意なプレーは縦に仕掛けること。チームでは10番を背負い、ボランチやFWを担うことが多いそうですね。夏のインターハイでも常盤木学園高校との一回戦にフル出場しています。また、瀧澤選手は各年代の代表にも継続して選出されており、11月に行われたU-17女子ワールドカップでは3試合に出場しています。たいへんな有力株で、こういった力のある選手が中村選手や山岸選手とともに長野県から排出されていることが誇らしいです。パルセイロレディースがまいた種が少しずつ芽を出し始めたとでも言いましょうか。


FWもできる瀧澤選手ですけど、今シーズンボランチを務めた木下選手や斎藤選手、神田選手が抜けてしまったチーム状況から察するに恐らく来年はボランチでの起用が主になると個人的には思います。國澤選手と中野選手の壁は高いですが、一年目から積極的に試合に絡んでいってほしいですね。とりあえずは高校選手権でいい結果を残して、自信を持って入団してくれたらと思います。頑張ってください。






2019AC長野パルセイロレディース(12月20日現在)


契約更新

GK 風間優華 
DF 野口美也
DF 鈴木
里奈 
DF 小泉玲奈 
MF 滝川結女 


IN

DF 大河内友貴(←常盤木学園高校 
MF 原海七(←INAC神戸レオンチーナ
MF 瀧澤千聖(←十文字高校 ←New!!
FW 中村恵実(←常盤木学園高校
FW 山岸夢歩(←開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部


GK:1人 DF:4人 MF:3人 FW:2人 計:10人


OUT


GK 小髙愛理(→未定
GK 望月ありさ(→未定 
DF 坂本理保(→未定 
DF 藤村茉由(→現役引退 
DF 池崎愛(→未定 
MF 木下栞(→未定 
MF 大宮玲央奈(→未定 

MF 斎藤あかね(→未定
MF 内田好美(→未定 
MF 神田若帆(→未定

MF 中村ゆしか(→未定
FW 西川明花(→未定



去就未定

GK 池ヶ谷夏美
DF 高橋奈々
DF 五嶋京香
MF 國澤志乃
FW 中野真奈美
FW 横山久美
FW 三谷沙也加
FW 古舘知都
FW 鈴木陽

GK:1人 DF:2人 MF:1人 FW:5人 計:9人

















松本山雅FC

・服部康平選手が栃木から完全移籍で加入

服部康平選手 完全移籍加入のお知らせ
(松本公式)

服部康平選手 松本山雅FCへ完全移籍のお知らせ
(栃木公式)

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ブルドーザー系FW。相手CBを力任せになぎ倒して突き進む。空中戦勝率はリーグトップクラス。粗削りだが伸び盛り。CBもプレー可能だ。
(2017エル・ゴラッソ選手名鑑)


[栃木]CB転向の栃木・服部康平が迎える“お手本”との特別な試合(BLOGOLA)

[栃木]服部康平がホーム最終戦で誓う恩返し。「退任する横山監督の花道を飾りたい」(JCOM)

服部康平 2018 選手データ
(Football Lab)









J1での戦いに向けて米原選手、町田選手とJ2クラブの主力を引き抜いている山雅。3人目は栃木SCから服部康平選手の獲得に成功しました。もともと服部選手の獲得は早い段階から報道がありましたね。第一報が出たのが12月6日でしたっけ。獲得は秒読みかと思われましたが、なかなか発表されずもどかしい思いをしていたサポーターも多かったのではないでしょうか。


服部選手は2014年に国士舘大学からSC相模原に加入。加入当初はFWで、188㎝の長身を生かしてターゲットマンとして働いていました。1年目の2014年は25試合に出場して3ゴール、2年目は18試合に出場してこれまた3ゴール。これはFWとしてはやや物足りない数字で、実際パルセイロとも対戦していますが、正直あまり印象に残っていません。ぶっちゃけまだ線も細く、そこまで脅威ではなかった気がします。そして相模原で迎えた3年目。途中出場も多くやや伸び悩んでいると、シーズン終盤に突然CBに転向します。ただCBとして出場した5試合で無失点に抑えられた試合というのは一つもなく、大きな結果を残せないまま23試合に出場して1ゴールとキャリア最低の得点数に終わってしまいました。しかし、この頃から体つきもよりがっしりしていき、空中戦の勝率はリーグトップクラスを誇っており、その空中戦の強さを評価されて、シーズン終了後、J2復帰を目指す栃木に移籍しました。


アマチュア契約だった相模原から栃木に移籍したことによりプロ契約になった服部選手は、2017年にはFWとCBの両方でプレーし、23試合出場2ゴール4アシストという成績を上げてJ2昇格に貢献。そして迎えた今シーズンは完全にCBに固定。圧倒的な空中戦の強さでハイボールを跳ね返し、セットプレーでは打点の高いヘディングで幾度となくゴールを脅かしました。自身初のJ2でしたがキャリアハイの38試合出場3G4Aを記録。そして、その活躍が認められ山雅へ移籍、J3からJ1への成り上がりを果たしました。


さて、そんな服部選手ですが登録ポジションがDFということで、おそらくはCBとしての起用になるでしょう。来年34歳となる飯田選手のポジション争いが主ですかね。または、178㎝の浦田選手、175㎝の橋内選手、178㎝の今井選手に代わって前線にさらに高さを加えるか。FW出身ということで試合終盤のパワープレーも期待できそうですね。三島選手、ジネイ選手が退団して層が薄くなった1トップで使うのも全然アリで、いろいろと可能性のある選手です。自身初のJ1ですが臆することなく挑んでいってほしいですね。応援してます。







2019松本山雅FC(12月20日現在)



監督:反町康治(留任)


IN

DF 山本龍平(←四日市中央工業高校
DF 大野佑哉(←阪南大学
DF 服部康平(←栃木/完全移籍 ←New!!
MF 米原秀亮(←熊本/完全移籍
MF 町田也真人(←千葉/完全移籍

FW 榎本樹(←前橋育英高校

DF:3人 MF:2人 FW:1人 計:6人


OUT

GK 鈴木智幸(→契約満了/未定
DF 星原健太(→契約満了/未定

DF アンダース・アプリン(→ゲイラン・インターナショナルFC/期限付き移籍期間満了 
DF 安川有(→契約満了/未定 
MF 岩間雄大(→契約満了/未定 
MF 岡本知剛(→契約満了/未定 

FW 三島康平(→契約満了/未定
FW ジネイ(→契約満了/未定




去就未定

GK 守田達弥
GK 村山智彦
GK ゴ・ドンミン
DF 浦田延尚
DF 田中隼磨
DF 飯田真輝
DF 當間建文
DF 下川陽太
DF 橋内優也
DF ジョ・ジヌ
DF 武藤友樹
DF 今井智基
MF 藤田息吹
MF セルジーニョ
MF 中美慶哉
MF パウリーニョ
MF 志知孝明
MF 石原崇兆
MF 安藤輝
MF 山田満夫
MF 岩上祐三
FW 前田大然
FW 高崎寛之
FW 山本大貴
FW 永井龍
FW 小松蓮


期限付き移籍中

GK 永井堅梧(富山)
DF 宮地元貴(沼津)

DF 森本大貴(相模原)
MF 宮阪政樹(大分)
FW 岡佳樹(沼津)



GK:4人 DF:11人 MF:9人 FW:6人 計:30人



お読みいただきありがとうございました。


おしまい


服部
SME Records Inc.
2014-04-01


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