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カテゴリ: サッカー



6月に入ってから1分1敗と勝ち星のないAC長野パルセイロ。先週のFC東京U-23戦もかろうじて追いつき勝ち点1の獲得にとどまり、3勝4分5敗の勝ち点13で12位と足踏みが続きます。そして、今節の相手はザスパクサツ群馬。4勝3分4敗の勝ち点15で9位につけますが、直近2試合は連勝しており、調子を上げてきている相手です。バトルオブ上信越の第3戦となったこの試合、パルセイロはどのように戦ったのでしょうか。


では、観戦記を始めます。よろしくお願いいたします。















この日は特に用事もなく、キックオフの2時間以上前の14時40分あたりにUスタに到着。シャトルバス乗り場から降りると…


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いきなり歩いてくる湯友くんを確認することができました。コンコース上でライオーとお出迎えをすると思っていたのでこの展開は意外です。


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初めてUスタにやってきた湯友くん。凛々しい眉毛が可愛いですね。


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Uスタには先行入場者が列を作っています。今日のUスタは曇り。ただ、昨日のようにドン曇りというわけではなく、ところどころに晴れ間ものぞいていますね。雨も少しだけしか降りませんでした。






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この日のラインナップ。イベントがいつもより多めで、ライオーと湯友くんのぬいぐるみの前に飾られた造花が素敵です。


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コンコースは2時間以上前だというのに、人が多くいて、


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パルナンデスのブースも地味に移動しています。


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グッズ売り場横にはスヌーピーとのコラボグッズやバトルオブ上信越のグッズの特設コーナーが。購買意欲をそそられます。






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会場に流れる音楽に合わせてドラム缶を叩くライオー。ノリノリでライオー可愛い。ライかわ。


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そんなライオーを横目にグッズ売り場へ。この日のお目当てはこちら。


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湯友くんのキーホルダー(400円)です。いつもはあっという間に売り切れてしまうこちらのキーホルダーですが、今日は先んじて手に入れることができました。


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並べてみるとこれまでに4人のキーホルダーを手に入れ、少しずつ賑やかになってきたように感じます。取りこぼしたものも多いですが。




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サポーターの方から渡された装飾を掲げるライオーと湯友くん。これは別にライオーと湯友くんが結婚したわけではなく、長野サポと群馬サポが結婚したらしく、二人と一緒に幸せな写真を撮っていました。


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カメラマンに戦っているポーズをお願いしますと言われたときの二人。ファイティングポーズをとってやる気満々です。


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ポーズを解いちゃう湯友くんが愛らしい。


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もう一度、写真用にポーズを取り直します。


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顎に手を当ててキメているこんな写真も撮れました。湯友くんのドヤ顔が新鮮です。




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隣県というだけあって群馬サポも多く来場していました。待機列がここまで伸びているの見たことない。


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そして、アウェイ側入り口であるゲート3付近には、この日小川村は「信州小川の庄 縄文おやき村」さんとconnex coffeeさんが出店していました。おやきは6種類ほどあり、いずれも180円とリーズナブルな値段設定。せっかくなので二つ購入です。長野県民っていうほどおやき食べないですし。


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りんごを煮詰めたスイーツなおやきと


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定番の切り干し大根の二つをいただきます。どちらも具はもちろん、厚い生地が存在感があって美味しかったですね。





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その頃ライオーと湯友くんはグッズコーナーにいたり、

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長野サポから差し入れを貰ったり、


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タオルマフラーにサインをしたりしていました。


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腰に手を当てると湯友くんは、風呂上がり感が増していいですね。


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シンプルに立つ湯友くん。鉢巻が少し斜めになっているのがチャーミングです。


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この構図好き。


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二人でコラボグッズを宣伝です。なお、この日もコラボおにぎりが販売されていたのですが、ライオーが長野サポに購入を勧めていました。ライオーできる子。















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ステージでは試合前事前番組パルナンデスが始まっています。この日も元気にグッズの紹介をしていました。


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また、この日はユニフォームサプライヤーであるPENALTYマッチデー。コンコース下にはPENALTYブースが設置され、様々なグッズが販売されていました。


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その中でも私が欲しかったのが限定コラボTシャツ。単純にデザインがかっこいいからというのもありますが、Tシャツを買うともれなく抽選できるのが魅力的でした。景品の壁時計が欲しかったんですよねー。今の部屋に壁時計がないのまあまあ不便ですし、一目で時刻が知れたらなと。


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結果はひいた瞬間に分かるほどの大外れ。Tシャツだけが手元に残りました。壁時計通年で販売してくれないかな。でも、壁に勝手に穴を開けたら怒られますよね…。あ、Tシャツはせっかくなので夏場に着たいと思います。







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このとき、一般入場開始から15分ほど経っていましたが、ライオーはまだお出迎えを続けてくれていました。ありがたし。


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こちらがこの日貰ったマッチデープログラム。


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プレイヤーズインタビューは#21立川選手。予想外に早い出場だったようですね。ホームタウンページは前日と変わらずに小川村となっています。


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この日のピッチ状況も良好。不安は天気が持ってくれるかどうかです。いかにも持たなそうな雰囲気ですけど。





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もう一度外に出るとライオーがチケットのもぎりをしていました。そこの子供よ。代わってはくれないか。


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さらにこの日は小川村のキャラクター、おやキングも登場。来場はホーム開幕戦以来二度目ですかね。だんだん好きになってきました。


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この日は朝に少し食べて以来、何も食べていなかったので、このあたりで空腹に。迷った結果、千曲市はそば処小六さんの、


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鴨蕎麦(700円)をいただきました。ツユが少し濃いめですけど、これからの時期、屋外で食べることも考えるとこのくらいでいいのかなと思います。とろける鴨肉が美味しかったです。




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その頃、ステージには群馬サポが登壇。群馬サポと言えば特徴的なのが湯もみ娘の方々。本日は8人のフルメンバーで来場されていたようです。当日募集で比較的誰でもできるよう。


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メンバー表を見ながらトークをします。湯もみ娘の方々の注目選手は#17髙澤選手。2試合連続で2ゴールを挙げている大卒ルーキーで、かの小柳ルミ子さんの親戚らしいです。LINEを送っているものの、小柳さんは群馬の試合は見ていない様子。まああの人はヨーロッパサッカーしか見ないからしょうがない。


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その反対側、通称思い出の丘では1on1グランプリが行われていました。群馬サポ対長野サポ、同じ7番同士の対戦です。どうやらサポーター同士のチーム戦の様相を呈していたよう。ちなみにこの試合は群馬サポがすぐに勝っていました。


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第2ゲート付近で貸し出されているゲーフラ。雨だと広げられることはなかったと思うのでそこはよかった。




外での用事(主にご飯)を済ませて、再びスタジアム内に戻ります。席に着くと、間もなくピッチで事前番組パルセイロTVが始まりました。


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進行はおなじみの3人。


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ゴール裏から見るとこんな感じ。おやキングの焦げた頭の存在感よ。


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今回の特別ゲスト・湯友くんもピッチにやってきました。アテンドの方に鉢巻を直されていた後ろ姿が愛おしかったです(写真はない)。


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こちらを向いてくれるライオーとおやキング。おやキングゆるい…。




そうこうしているうちにも番組は進行。まず最初のゲストはPENALTYの取扱会社、ウインスポーツの野﨑克二社長です。まさか社長自ら来ていただけるとは。


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毎年いいユニフォームをありがとうございます。


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ビジョン越しに野﨑社長の話を聞くライオーと湯友くん。後ろ姿がいい味出してます。


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これは始まる前の写真ですけど、このように仲のいい姿を随所に見せてくれました。


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誰を指差しているのかは分かりません。でもなんかカッコいいです。


パルセイロTVでは野﨑社長の挨拶も終わり、続いてはこの日のピックアップホームタウン、小川村の紹介です。

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観光協会の徳武さんとおやキングがこの日Uスタにやってきてくれました。


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小川村パートナープレイヤーは#19三上選手とレディースから#19巴月選手。どちらも19番ですね。ここタイミングが合わなくて少しグダってたけど気にしない。


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オーロラビジョンでは小川村の紹介ビデオが流れます。長閑。


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VTRを見るおやキングの後ろ姿がシュールです。


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小川村のビデオ(半分ぐらいおやきのことだった)も終わり、徳武さんのトークに。


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小川村の最大のイベント、おまつりスペシャルは今年は10月20日開催だそうです。パルセイロはその日アウェイゲームなので、そちらに行けない方は参加してみてはいかかでしょうか。パルセイロも何かしらで絡む、はずです。


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徳武さんとおやキング、今日はわざわざありがとうございました。


まだまだこの日のパルナンデスは続きます。最後のコーナーは湯友くんが満を持して登場。バトルオブ上信越の一環、マスコット対決を行います。

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ライオーはいつもの通り飄々としていて、湯友くんはやる気満々です。


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第一試合はあっち向いてホイ対決です。前回と同じく体でじゃんけんをします。


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ゴール裏からは歓声も聞こえる中、あっち向いてホイ対決がスタート。


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じゃんけんでは湯友くんが勝利し、

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あっち向いてホイ!湯友くんが右を指差したのに釣られて、ライオーも右を向いてしまいます。完全に後から首が動いてました。


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第一試合は湯友くんが一撃で勝利。ゴール裏に向けてガッツポーズを作ります。負けて寝そべるライオー。平面感がたまらない。


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負けたのがショックだったのかライオーはなかなか立ち上がれません。でも大丈夫。あと2試合あるから。




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ライオーも再び立ち上がったところで、第二試合は相撲対決です。ロープで区切られた土俵の中で押し合います。


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はっけよーい、


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のこった!


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試合は一進一退。ですが徐々にライオーが湯友くんを押し始め、最後は土俵の外に出して勝負あり。押し出しでライオーが勝利し、星を五分に戻します。


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最後の対決に向けて、サポーターを煽るライオー。最後の対決はサッカーらしくPK対決です。


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体じゃんけんで先攻後攻を決めます。


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じゃんけんに勝ったのは湯友くん。当然有利な先攻を選びます。ライオーじゃんけん弱い…。


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長野サポはブーイングでアウェイの雰囲気を作り出します。その雰囲気に圧されたのか湯友くんのキックは真ん中に。正面のキックをライオーは難なくセーブしました。ライオーがマスコット相手にPKを止めているところ初めて見た気がする。


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ライカくんとの対戦の時に果たせなかったPKストップをして、このガッツポーズ。見たかという感じでしょうか。


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攻守が交代して、次はライオーがキッカーです。


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ライオーは前回の反省を生かして、ゴール右隅に落ち着いてシュート。コースを狙ったボールに湯友くんは追いつけず、見事ゴールです。小さくガッツポーズを作るライオーが可愛い。


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そして、湯友くんの2回目。これを止められれば、一気にライオーが有利になります。


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湯友くんは今度はゴール左にキック。


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しかし、これもライオーの守備範囲でライオーは二連続でセーブに成功します。今日のライオーは何かが違う。


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さあ、これを決めればライオーの勝ちというキック。


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ライオーは一回目と同じく右に蹴ります。一回目よりはややコースが甘かったのですが、それでも湯友くんは追いつけずにゴールイン。


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PK対決は2-0でライオーの完勝。両手を上げてガッツポーズに喜びが滲みます。そしてトータルでも2対1でライオーが勝利しました。えらいぞライオー。すごいぞライオー。




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終わった後にはがっちり握手。対決が終わればノーサイドです。


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そうして最後には湯友くんも交えてのAC長野コールです。一人で帰ろうとした湯友くんを引き留めたライオーの優しさが沁みます。


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盛りだくさんだったこの日のパルセイロTVもこれにて終了。見たいものが見られて満足です。


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二人ともありがとうございました。
















パルセイロTVが終わったら選手のウォーミングアップですが、群馬サポはアップを始める前から声を出していました。100人以上のその声援はJ3ではなかなか体験することができず、声が波となって襲い掛かってくるようでした。この日に懸ける気合を感じます。


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群馬サポの大声援が響く中、GKが入場しました。


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気合の入った群馬サポに対し、パルセイロサポもAC長野コールの大合唱で対抗します。ただ、なかなか熱が持続しません。


GKが入場してしばらくするとフィールドプレイヤーが入場しました。

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アップの最中も群馬サポはGKがセーブしたりシュートを決めた時の反応が大きかったですね。


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この日のアップでは#29山田選手がよくシュートを決めていて調子がよさそうでした。ただ、試合中にシュートを打つチャンスは訪れなかったんですけどね…。




では、ここでこの日のスタメンです。





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パルセイロは前節からスタメン2人を変更。#13山口選手#23大城選手がリーグ戦初スタメンを飾りました。前線の配置も少々変更し、3試合ぶりの勝利を目指します。フォーメーションは3-4-2-1。


一方の群馬は前節からスタメンの変更はなし。調子のいい子のメンバーで3連勝を狙います。フォーメーションは4-2-3-1。


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アップを引き上げ、グラウンドキーパーキッズによる芝生の整備を終えた後は毎試合恒例のリスペクト宣言です。


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この日の子は群馬名物のこんにゃくにこんにゃくゼリーをかけて、好きなこんにゃくゼリーの味を聞いていました。私はブドウ味が好きです。


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群馬のこの弾幕正直好き。


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リスペクト宣言後には大型ビジョンにU-15の活躍が映し出されます。松本山雅FCU-15に2-0で勝利し、見事長野県クラブユースサッカー選手権大会を優勝。北信越クラブユースに進出したとのことです。U-15とはいえ信州ダービーに勝利するのは心地がいいですね。





さあ、いよいよ選手入場です。


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テンションの上がる両チームサポーター。


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ホームのパルセイロサポはおろか、群馬サポまでビックフラッグを掲出してきたのには驚きました。気合が目に見えるようです。


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前半キックオフ!


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後編に続く






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前節のアルビレックス新潟レディース戦も0‐3で落とし、不振のパルセイロレディース。ここ2試合で9失点と守備が崩れていて、現時点で2勝2敗の勝ち点6であるとはいえ、これ以上勝ち点を落とすとグループリーグ突破が厳しくなってしまいます。何としても勝ちたいパルセイロレディースが迎えたのは日テレ・ベレーザ。代表戦で主力9人を欠くとはいえ、去年のリーグ得点王の#9田中選手や、元代表の#22岩清水選手らは健在。3‐0で勝った前回対戦のようにはいかないことは容易に想像がつきます。


では、ここから観戦記を始めたいと思います。なお今回は事情により普段よりも短めになっていますが、何卒ご了承ください。よろしくお願いします。

















この日はどうしても外せない用事があったので、Uスタ到着は16時過ぎ。空は灰色の雲が立ち込めていて、今にも振り出しそうな空気でした。梅雨ですね。


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第2ゲートをくぐると可愛らしいテープのアートがお出迎えです。小さくWINと書かれているのがいいですね。


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この日のスタジアムの各所には「パルワード」と題して、クロスワードの問題が各所に張り出されていました。バックスタンドにもありましたが、時間の都合で今回は断念です。


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それとこれは帰るときに気が付いたのですが、いつの間にか手作り感満載のスタメン表が張り出されていましたね。試合展開によって随時更新されていたみたいです。


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この日のマッチデープログラム。インタビューは#16山岸選手です。高校と撫子リーグのレベルの違いを痛感しながら頑張っているようです。また、ホームタウンページは小川村の紹介がされていました。地図でいうと長野市の西にあるくぼみにすっぽりと収まっているのが小川村のようです。


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グッズ売り場やいつものパルガチャは今日も出店。かのスヌーピーとのコラボグッズが販売されていたようです。

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ピッチでは既にGKがウォーミングアップを始めていました。


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そしてフィールドプレイヤーが登場しますが、このときがこの日の雨のピークで大粒の雨が叩きつけていました。ゴール裏でも多くの人が合羽やポンチョを着用していました。


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雨の中の円陣。


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この日のアップはシュートが比較的よく決まっていた印象があり、試合への期待感も膨らんでいきます。試合の方はあまり攻撃機会が多くなかったんですけど…。


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選手のアップが終わると大型ビジョンには父の日間近ということで、来場された方から父親へのメッセージが流れていました。よく塩尻から呼び込めましたね。


では、ここで両チームのスタメンです。






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パルセイロレディースは前節からスタメン2人を変更。#3五嶋選手がスタメンに復帰し、#30風間選手が加入後初出場を飾りました。また、22歳の#3五嶋選手がキャプテンマークを巻いていることから分かる通り、20歳以下の選手が6人スタメンに名を連ねるなど、ベレーザに負けず若いメンバーです。フォーメーションは4-4-2。


一方のベレーザは最後に試合のあった前々節からスタメン・ベンチともに変更はなし。下部組織であるメニーナの選手も3人出場しています。こちらは4‐3‐3のフォーメーションです。




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スタメン発表が終わり16時50分。選手が入場します。



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この日のパルセイロレディースのゴール裏は雨の当たらない後方に人が集中しています。前方にいるのは20人ほどでしょうか。とりわけ熱心です。


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一方のベレーザゴール裏はややゲート寄りに15人ほど。この日は全力さんはいませんでした。ヴェルディの試合があったからね。しょうがないね。


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この日は父の日が間近ということで、公募されたお父さんとその息子さんがエスコートキッズ(?)で選手と一緒に入場していました。


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選手の登場に両チームのサポーターのテンションも上がります。


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前半キックオフ!


立ち上がりからベレーザはピッチを幅広く使って攻撃します。パルセイロレディースが守備時にピッチの半分ほどに圧縮して守るのに対し、ベレーザはその外にWGを置きます。これによりパルセイロレディースの陣形は横に広げられ、スペースを生み出してしまっていました。


さらに、ベレーザは攻撃時にはSBも幅を取ります。この日のパルセイロレディースはカウンターに備えて、SHの戻りがやや遅く、ボランチも中央を開けるわけにはいかないのでなかなかプレスに行けず、サイドで1対2の状況を多く作られていました。


また、SHがSBを見たとしても、ベレーザは今度はIHを使ってきます。SBやWGが中に入り、パルセイロレディースの選手を引き付けておいて、1人になったサイドにIHを斜めの動きで飛び出させておけば、ベレーザは簡単に1対2を作ることができます。このポジションチェンジにパルセイロレディースの守備陣は対応できておらず、サイドを深くえぐられてシュートに繋げられるシーンが何度もありました。


ベレーザのワンサイドゲームで進んでいた前半17分。パルセイロレディースはCBの#4土光選手がドリブルで持ち上がりを許してしまいます。#4土光選手は右サイド奥のスペースにスルーパス。これに#6有吉選手が抜け出し、クロスを上げて中で#9田中選手がしっかり合わせて、ベレーザが先制に成功します。




この日のパルセイロレディースは積極的に前からプレスに行く姿勢を見せます。しかし、これを無力化するために、ベレーザは#32大山選手を落として3バック化するビルドアップを見せています。パルセイロレディースはここに数的同数の3枚を当ててしまっていました。2トップとSHがプレスに行けば、空いたSBを使われ、ボランチがポジションを上げてプレスに行けば、中央の危険なスペースを開けてしまい、IHに降りて使われるなど完全にベレーザの術中にはまっていたように感じます。ベレーザの選手はディフェンダーでも技術力が高くなかなかボールを奪えないですしね。


前半25分。ベレーザが右サイドでボールを持ち、パルセイロレディースの選手を自陣深い位置に釘付けにします。#15宮澤選手がボールを下げると#4土光選手は完全フリーになっており、簡単になかにボールを入れられてしまいます。これにまたも#9田中選手が頭で合わせゴール。DFに任せるのか#30風間選手が飛び出してクリアするのかという判断がはっきりしなかったこともありますが、ベレーザが前半のうちに2点目を奪いました。




パルセイロレディースは多くの時間守備に追われ、ディフェンスラインが下がってしまっています。コンパクトに保つために、2トップの位置も下げざるを得ず、かなり低い位置でのポストプレーを主に#9鈴木陽選手は強いられていました。決して負けてはいませんでしたが、その後のパスを高い位置で奪われ、ショートカウンターを受けてしまっていたので、もっと高い位置でポストプレーをさせてあげたかったところです。


しかし、前半35分のことでした。ベレーザがGKの#16西村選手にまでボールを戻すと、#16西村選手#4土光選手にパスを出そうとします。ですが、これを#9鈴木陽選手がインターセプト。#16西村選手と1対1になり、ループで落ち着いて決め、パルセイロレディースが1点を返しました。相手のミスからでややラッキーなゴールですが、それでも1点は1点です。


ここからパルセイロレディースは勢いづき、カウンターでベレーザゴール前まで迫る回数が増えていきます。しかし、追いつくことはできずに前半は終了。パルセイロレディースはベレーザの攻撃に対応できず、ずっと攻められていましたが、それでも2失点に抑えたこと、8本あったCKから失点を喫しなかったことは好印象でした。後半は何とかして追いつけるのではないかという雰囲気さえありました。


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半に入ってもベレーザペースは変わりません。前半と同じような攻撃でパルセイロレディースの守備を破壊しにかかります。パルセイロレディースもしばらくは耐えていましたが、後半18分。左サイドのペナルティエリア角付近で#15宮澤選手がボールを持ちます。ここで#17菅野選手が外側を回ったときに、パルセイロレディースの守備の意識はそちらの方に向いてしまい、#15宮澤選手へのプレッシャーが弱くなってしまっていました。それを見逃さず#15宮澤選手はミドルシュートを突き刺し、ベレーザが3点目を上げます。




さらに、その直後の後半19分。パルセイロレディースは再び#4土光選手の持ちあがりを許してしまいます。#4土光選手からの縦パスはカットしましたが、クリアしたボールが不運にも#4土光選手に当たって跳ね返り、#15宮澤選手のもとに。ここでパルセイロレディースは裏を取られ、対応が追い付きません。#15宮澤選手は中の#17菅野選手にパスを出し、これを#17菅野選手が落ち着いて沈め、ベレーザが4点目を奪いました。




ここで、パルセイロレディースは選手交代。後半22分に#15原選手に替えて#2野口選手を投入し、失点の起点となっていた右サイドをケアします。また、後半25分には#13中村選手に替えてホーム初出場となる#23川船選手も投入。1点でも取ろうという姿勢を見せます。


しかし、その姿勢は焦りとなって裏目に出てしまいます。パルセイロレディースは前線からのプレスを続けていますが、ディフェンスラインとの連携が合わず、中央に広大なスペースを開けてしまい、ベレーザにボールを持たれてしまいます。また、攻撃でもゴールを奪いたいという気持ちが出すぎて我慢しきれずに、オフサイドを連発してしまい、ゴール前まで迫ることができません。


その一方で、後半31分。またしても右サイドで#15宮澤選手に裏を取られてしまいます。#15宮澤選手はサイドをえぐりDFを引き付けておいたところで、中でフリーになっていた#9田中選手にパス。これを#9田中選手#30風間選手を躱しながら浮かせて決めて、ベレーザがダメ押しの5点目をマークしました。#9田中選手はこれでハットトリックを達成。どうしてW杯のメンバーに選ばれなかったのかが不思議です。




その後はパルセイロレディースの反攻も実らず、ベレーザにボールを回されながら時間を使われてタイムアップ。パルセイロレディースは1‐5という大敗を喫してしまいました。3試合14失点と守備の改善はできず、#30風間選手にとってはほろ苦いデビューとなってしまいましたね。なお、この試合の入場者数は1,212人。ボランティア参加人数は29人でした。





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選手の表情にも悔しさが滲みます。早く勝って浮上のきっかけをつかみたいですね。失いかけている自信を回復するためにも。


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お疲れ様でした!





〈フルマッチ動画〉






公式記録
(なでしこリーグ)

順位表(なでしこリーグ)

2019プレナスなでしこリーグカップ1部 第6節 vs 日テレ・ベレーザ|試合結果
(長野公式)

2019プレナスなでしこリーグ1部 第9節 - AC長野パルセイロ・レディース vs 日テレ・ベレーザ(日テレ公式)


AC長野レディース 今季初の3連敗(信濃毎日新聞)





















この結果を受けてパルセイロレディースは2勝3敗の勝ち点6で4位に後退。グループリーグ突破はますます遠ざかってしまいました。次節は試合はなく、パルセイロレディースの次戦は再来週。6月29日(土)の17:00~、ホーム長野Uスタジアムで日体大FILEDS横浜と対戦です。ここで負けてしまうとグループリーグ敗退が決まってしまう可能性があるので、希望を繋ぐためには勝利が必須となりますね。梅雨も明けているでしょうし、ぜひUスタにお越しいただければ。


また、今日はこの後17:00~、トップチームが長野Uスタジアムでザスパクサツ群馬と対戦します。こちらも合わせてよろしくお願いします。


頑張れ!AC長野パルセイロレディース!!



お読みいただきありがとうございました。


おしまい





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前節カターレ富山に1-2で敗れてしまったAC長野パルセイロ。3勝3分4敗の勝ち点12で13位につけます。一つでも上の順位に行くために勝利が必要なパルセイロの今節の相手は、FC東京U-23。2勝1分7敗の勝ち点7で最下位に沈みますが、今節は代表戦の関係でJ1の試合はなし。多くのJ1を経験した選手が出場し、パルセイロにとっては厳しい戦いとなりました。








では、両チームのスタメンです。





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パルセイロは前節からスタメンを1人変更。#1小澤選手に替えて#21立川選手がJリーグデビューです。フォーメーションは変わらず3-4-2-1。


一方のFC東京U-23は前節からスタメン8人を変更。特に4バックはJ1経験があるのが3人。残りの二人もトップチームの方でベンチ入りをしており、なかなか強力な布陣です。フォーメーションは4-4-2。






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前半キックオフ!




立ち上がりからパルセイロは左サイドを中心に攻撃します。これは#6太田選手よりも#22中村選手の方が攻略しやすいといった判断でしょうが、#18内田選手はFC東京U-23のSHとSBの間にポジションを取り、ボールを引き出します。しかし、中にカットインする志向の強い#18内田選手に合わせて、FC東京U-23のSBは中を切って対応していたため、ここでいったん攻撃が止まってしまいます。そこからは#29山田選手に下げたり、シャドーの選手を裏に走らせたりして攻略しようとしていましたが、FC東京U-23も人数をかけて対応します。


パルセイロの前線は3枚に対し、FC東京U-23のディフェンスラインは4枚で噛み合っていません。ここでFC東京U-23は#27竹下選手#32渡辺選手をつけ、SBの選手を絞らせてシャドーにつけることで、中の人数を合わせるようにしていました。ここで、逆サイドの#25有永選手はフリーになれます。パルセイロとしてはこのファーでフリーになっていた#25有永選手を有効活用したいところでしたが、なかなかうまくいきません。


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この時なんで#25有永選手がフリーになっていたかというと、#19宮崎選手があまり下がらないからなんですよね。#19宮崎選手は下がってまで守備をするシーンは少なく、カウンターに備えて高めの位置取りをしていました。実際前半3分にはカウンターで#19宮崎選手に持ち上がられ、結果#24原選手にフリーでシュートを許すというシーンがあり、#19宮崎選手はパルセイロの大きな脅威となっていました。


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FC東京U-23は後方からパスをつないでくるチームです。ビルドアップの時にボランチが落ちることはあまりなく、4バックでビルドアップをしています。立ち上がり、パルセイロは主導権を握るために前から積極的にプレスに来ていました。前線の3人に加え、#29山田選手も前に出すことで、4対4の数的同数にする攻撃的なプレッシングです。


しかし、これはFC東京U-23の思惑通りで、#29山田選手が前に出て空いたスペースをボランチの選手が使い、プレッシャーの少ない状態でボールを受けられ、運ばれるというシーンが立ち上がりにはありました。ただ、前半15分からパルセイロは前線からのプレスを控え、#29山田選手もスペースを開けるということは少なくなっていましたけど。


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一方のパルセイロも後方でパスを回します。パルセイロもボランチが落ちるということはあまりなく、主に3バックでビルドアップをしていました。FC東京U-23はあまり前線からプレスに来なかったので、CBがボールを持つ時間が長くなっていましたが、FC東京U-23が前線からプレスに来たときは、パルセイロの狙いが発動します。


FC東京U-23は前線からのプレスの時、2トップの一人がCBを、もう一人が中継点になろうとするボランチを、SHが自分のサイドのCBを見ています。このとき、パルセイロのWBにはFC東京U-23のSBがついており、WBを下げてSBを釣りだして、その裏のスペースをシャドーや#27竹下選手が突くというパターンが何度か見受けられました。パルセイロはサイドを使おうと、FC東京U-23は中央を使うと、相手を動かしていて、両チームのスタンスの違いが立ち上がりから現れています。


020


前半20分。#32辺選手が負傷してしまいます。そして、そのまま#47岡選手と交代。#32渡辺選手#27竹下選手のマークをして自由を与えていなかったので、FC東京U-23にとっては痛いアクシデントとなりました。


009


このあたりから両チームは前線でのプレスを控えていきます。両チームともディフェンスラインを高めにしコンパクトに設計しているため、スペースもあまり生まれず試合は膠着していきます。しかし、攻撃回数が多かったのはFC東京U-23。パルセイロは守備時に早い段階でWBを下げての5-4-1になります。ここで、SBを上げるなどして中盤で数的優位を作り、ボールを回します。


この日のFC東京U-23の攻撃で特徴的だったのが、#19宮崎選手が中に入る回数が多かったということ。#19宮崎選手が中に入り、FWの選手がサイドに流れるというのが、この日のFC東京U-23で最も多く視られた攻撃パターンで、パルセイロのマークの受け渡しのタイミング、CBとWBがスイッチするタイミングを狙っていて、実際この攻撃は上手くいっていました。パルセイロはディフェンスラインで誰が誰につくのかがわりと流動的で、そこをFC東京U-23に突かれていましたね。


021


さらに、#19宮崎選手が中に入ってサイドのスペースを開け、#6太田選手が上がるというパターンもあって、#6太田選手の高精度のクロスにパルセイロは手を焼いていました。


この#19宮崎選手の動きによって、パルセイロのディフェンスラインは中央によって行きます。ここでサイドにスペースが開き、#19宮崎選手はそれを逆手に取り、中からサイドに戻る動きも織り交ぜていました。これもまた効果的で、パルセイロはクロスを上げられますが、中で何とか跳ね返していました。


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攻撃に出たいパルセイロでしたが、守備時に5-4-1のフォーメーションでシャドーがボランチの脇のスペースを埋めているため、攻撃の開始位置が下がってしまっています。前半の終盤はパルセイロはボールを奪ったら#27竹下選手めがけロングボールを蹴っていましたが、#27竹下選手にはCBの選手がついているため、なかなかポストプレーが成功しません。また、サポートも遅かったので、ボールを落とすこともままならず、奪われてしまうシーンが続きます。守→攻の切り替えの速度はパルセイロの課題ですね。


また、FC東京U-23はパルセイロのサイド攻撃に慣れてしまっています。WBにボールが入ったときに、ボランチをバイタルエリアに一人落とし、ボールを受けようと下がってくるシャドーをケア。さらに、右WBの#25有永選手は立ち上がりこそ、#6太田選手を抜き切る前にクロスを上げることができていましたが、#6太田選手が間合いを詰めてきたり、もう一方のボランチにハーフスペースを消されていたりと、攻撃の糸口を塞がれてしまいます。パルセイロは時間が経つにつれてシュートを打てなくなっていっていました。




その後もFC東京U-23がボールを握りますが、パルセイロも耐え、そのまま0-0で前半終了。両チームともあまりリスクを冒さなかったため、やや膠着した前半でした。パルセイロとしてはSBの裏を狙う攻撃が対応されてしまっているので、ボールを動かして、相手を動かして、ずれを発生させて攻撃したいところです。


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後半開始にあたってFC東京U-23は選手交代。#19宮崎選手に替えて#38常盤選手を投入します。#19宮崎選手は悪くなかったどころか、FC東京U-23の一番の武器になっていたので、この交代はもったいない気がしますが、おそらく怪我開けということで、最初から前半45分のみのプレーの予定だったのでしょう。


パルセイロの方に選手交代はなく、後半キックオフ!




後半の立ち上がりもFC東京U-23がボールを握ります。パルセイロが引いて守ってきたこともありますが、ブロックの外ではボールを持てるようになります。後半になると#24原選手#52久保征選手がややサイドに寄って開けたスペースに、#36安部選手が飛び出す機会が増え、パルセイロは誰がつくか迷いチャンスを与えてしまっていました。後半になってFC東京U-23のボランチは#36安部選手が前目、#44品田選手が後ろ目と疑似的な縦関係になっていたと思われます。


重心が後ろ寄りになってしまい、ゴール前まで行けないパルセイロ。流れを変えようと後半15分に2枚替えを敢行します。#27竹下選手に替えて#7妹尾選手を、#17明神選手に替えて#6岩沼選手を投入しました。#6岩沼選手はそのままボランチに、#7妹尾選手はシャドーに入り#19三上選手がワントップに移動します。


012]


この交代を機にパルセイロは前線からのプレスを復活させます。今度は4対3で数的不利となるのですが、片方のサイドに追い込んで逆サイドのSBを無効化することで、3対3の数的優位を実現しています。また、ボランチの選手が落ちてこようとしても、パルセイロのボランチがついて行っています。ここで中が開いてしまいますが、FC東京U-23の中の人数も足りていないため、大きな問題には至っていませんでした。GKまで追いかけることで精度の低いロングボールを蹴らせ、それを回収することができており、ボールを握れるようになっていきます。


022


また、FC東京U-23も1点を奪いたいと前掛かりになってきていて、中盤とディフェンスラインの間が空くようになっています。そこにシャドーの選手が下がってボールを受けられるようになり、CBを釣りだしSBをカバーに走らせることで、WBをフリーにしてそこにパス。からのクロスがパルセイロは増えていきました。特に左サイドでは#2松原選手がリスクを取って上がる機会が増えていましたね。


013


後半37分。#18内田選手が敵陣中央でインターセプトをします。ここで右サイドで#19三上選手がフリーになっており、パスコースもありましたが、#18内田選手はパスを出さず。ボールを持ちすぎて奪われてしまいます#24原選手がボールを拾い、中央の#52久保征選手にパス。#52久保征選手の目の前手の空いてから逃げる斜めのドリブルのコース取りが上手く、自らシュートチャンスを創出します。#52久保征選手のシュートは#21立川選手がいったん防ぎますが、こぼれ球が#24原選手のもとに転がってしまい、#24原選手は無人のゴールにボールを流し込みました。ボールを握れていたパルセイロはショートカウンターで痛い失点を喫してしまいます。







その直後にパルセイロは選手交代。#14東選手に代わり、#9津田選手が入ります。この交代により#9津田選手はワントップに入り、#19三上選手がシャドーのポジションに戻ります。


後半42分。FC東京U-23が攻撃しますが、簡単にボールを失います。ここで#19三上選手が開いてボランチの脇のスペースを突き、ボールを引き出します。そしてこのとき、#9津田選手がマークの相手から逃げるように斜めに走って中間ポジションを取り、#19三上選手はそこに浮き球のパス。FC東京U-23のCBのプレスが来る前に#9津田選手はシュート。これがゴール右に決まり、パルセイロはすぐさま追いつきました。#9津田選手は2試合連続の今シーズン2ゴール目です。動きの質でつかんだゴールでしたね。


015





その後はパルセイロがチャンスを創出しますが、逆転ゴールには至らず。後半アディショナルタイム3分もFC東京U-23が#6太田選手に替えて#50沼田選手を投入しましたが、大きなチャンスにはつながらず試合終了。1-1で両チーム勝ち点1を分け合いました。パルセイロはリスクを冒した時間帯に失点しましたが、その後カウンターからすぐに追いつけたのは良かったですね。しかし、チャンスもあったので勝てた試合を落としたとも考えられます。連敗をしないのは良かったですが、やはり勝ちたかったですね。





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<ハイライト動画>









選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第11節 vs FC東京U-23|試合結果(長野公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第11節 vs FC東京U-23|フォトギャラリー(長野公式)

明治安田生命J3 第11節 vs AC長野パルセイロ|試合結果(東京公式)

AC長野、最下位とドロー(信濃毎日新聞)











この結果を受けて、パルセイロは3勝4分4敗の勝ち点13で順位は12位。なかなか上位に行けず歯がゆい日々が続きます。そんなパルセイロの次節の相手はザスパクサツ群馬。4勝3分4敗の勝ち点15で9位につけますが、直近の試合は連勝しており、調子を上げてきているチームです。パルセイロにとってはバトルオブ上信越の第2戦となるこの試合は何としてでも勝って、まずは一桁順位につけたいところですね。6月16日(日)17:00~、長野Uスタジアムでのホーム戦なので、ぜひとも応援のほどをよろしくお願いします。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


お読みいただきありがとうございました。


おしまい





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前編はこちら




まずはスタメンの確認です。

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これは予想フォーメーションでしたが、始まってみると富山のサイドが逆でした。すみません。






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前半キックオフ!


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富山は2トップですが、試合開始時から縦関係の2トップのような形になっています。#29田中選手が前に入り、#11才藤選手が少し下がり目の位置に入っています。長身の#29田中選手を前に置くことで起点を確保する狙いもありましたが、重要なのは#11才藤選手の方で、4対4になっている中盤に入り込むことで、5対4の数的優位を作り、富山は中盤でのボール回しで優位に立っています。パルセイロは#11才藤選手を捕まえ切れていない印象がありましたね。


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富山は守備時には#11才藤選手を2列目の右に入れ、#6碓井選手をアンカーに置く4‐1‐4‐1のような陣形を取っていました。#6碓井選手はボールが中央にある時はバイタルエリアを、サイドにある時はハーフスペースを埋め、パルセイロにスペースを与えません。また、パルセイロはシャドーやワントップがよくサイドに流れますが、富山はSHとSBの2枚がいるので、特に陣形を崩すことなく対応されていたのも苦しかったですね。


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これに対して、パルセイロはサイドにシャドーやFWを流すといういつものやり方で抗戦します。シャドーが斜めに裏に抜けるようにして走ることでボールを受ける動きが前半は多くみられ、ある程度の効果を上げていました。富山は4バックでパルセイロの5バックよりも選手間の距離は空いてしまうのでそこを狙った感じですね。ロングボールで裏に抜けるという攻撃は前半は効果的でした。


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また、パルセイロのシャドーは富山のアンカーの#6碓井選手の脇のスペースもしきりに狙っています。#6碓井選手にはパルセイロの降りてきたシャドーを見るというタスクが与えられていたので、パルセイロのシャドーはこれを逆手にとって、バイタルエリアを開け、もう一方のシャドーや#27竹下選手に縦パスを入れやすい環境を作っていました。


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しかし、富山の4‐1‐4のブロックも強固なため、パルセイロとしてはなかなか縦パスを出せません。なので、パルセイロの攻撃はサイドに追いやられます。パルセイロとしてはパス交換やCBのオーバーラップから裏を狙いたかったのですが、富山はパルセイロのWBにまずSHに入っている選手を当て、SBを余らせています。これにより、パルセイロの選手が裏に抜けだそうとしてもSBに対応されてしまっていました。


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また、この日のパルセイロは左サイドを中心に攻めていたのですが、#18内田選手の球離れがやや悪く狙われていた印象を受けます。さらに、富山のブロックの外でボールを受けようと#14東選手が下がることもあり、前線の人数も不足気味。加えて、#29山田選手にボールが入ったときには、SHとIHに位置する選手に挟み込まれるため、#29山田選手もなかなか上がっていけず、パルセイロはポゼッションこそ握っていたものの、なかなかシュートまでいくことができません。


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立ち上がりはパルセイロがボールを握っていましたが、徐々に富山も攻撃の回数を増やしていきます。前半の富山の攻撃は自陣左サイドからが多かったのですが、その特徴は#14白石選手が自由に動くこと。中央はおろか逆サイドにまで進出することも多く、パルセイロは#14白石選手を誰が見るのかが大きな課題となっていました。パルセイロはゾーンディフェンスで守っていたので、マークを受け渡して対応するのですが、その隙を狙って#14白石選手はボールを引き出していましたね。攻撃が得意な#24前嶋選手をサイド高い位置に張らせて、#25有永選手にどちらを見ればいいか選択を迫って反応を遅くしてもいました。


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#14白石選手はハーフスペースに位置することが多く、そこから出る動きを何度も行っています。このときハーフスペースを埋めるのは#29山田選手の役目ですが、ゾーンを守る意識がまだ不十分なのか、ハーフスペースを埋めていないシーンが散見されました。よって、パルセイロはFWに縦パスを通されてしまい、寄せることでギャップが生まれてしまいます。そこをうまく突かれて、人数では勝っているのにゴール前まで侵入されてしまうシーンも何度か見受けられました。


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富山はビルドアップの際に2CBの間に#6碓井選手を落として、3バック化してビルドアップをします。SBを外に張らせパルセイロの陣形を広げるという狙いがあったでしょうか。これに対し、パルセイロはリスクを取らず前線2枚で規制をかけるという方法を取ってきました。それとなくボランチへのパスコースを塞ぎ、富山にロングボールを蹴らせる。これは前半の立ち上がりはうまくいっていました。


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しかし、前線が2枚ということはパルセイロは守備時に5‐3‐2のような陣形になっています。中盤が3人のみになっており、これではピッチの横幅をカバーすることは不可能なので、#20花井選手に中盤の脇のスペースを使われ、フリーでボールを扱われてしまうというシーンが徐々に増えていっていました。そして、前述したように縦パスを通される。前半の終盤は富山のペースだったといっていいと思います。


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しかし、それでもパルセイロは凌いで、0‐0で前半は終了。お互いに守備が機能し、堅いゲームとなっていますね。パルセイロとしては#6碓井選手がアンカーに入る前、つまりカウンターを強化してゴールに迫りたいところです。












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本日のボランティア参加人数は49人でした。いつもより多め。ありがとうございます。


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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ゲームは突然に動きます。後半1分。富山は右SBの#19柳下選手が相手が寄ってこないと見るやロングフィード。これを#11才藤選手が最前線で受けます。前半はあまりなかった#11才藤選手が最前線に行くパターンにパルセイロの選手は2人が対応に行ってしまいます。ここで#29田中選手が立ち止まってフリーになってしまっていました。#11才藤選手はすかさず#29田中選手にボールを落とし、#29田中選手が打ったシュートは#2松原選手の股を抜け、#1小澤選手の手を弾いてゴールイン。富山があっという間に先制に成功しました。パルセイロとしては立ち上がりの集中がしにくい時間帯にやられたのは痛いですし、この試合で始めてみるパターンに対応が遅れてしまったのも致命傷となりました。いずれにせよ、パルセイロはこの試合で3試合ぶりのビハインドを背負ってしまいます。






先制してから富山は少しフォーメーションを変更してきています。特に守備時での変化が顕著で、#24前嶋選手をCBの一角に入れ、#14白石選手が左WBに入る5‐1-3-1のような陣形に変化してきました。5バックにして守備を固め、スペースを消して、パルセイロの選手が斜めの動きで裏に抜け出すのを予防してきており、攻め手を一つ封じられたパルセイロの攻撃は停滞していってしまいます。ミラーゲームにすることでマークを明確にするという狙いもありましたね。


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一方、攻撃時には#14白石選手を上げて4‐4‐2は継続。パルセイロの陣形とミスマッチ、特に前線で#11才藤選手がDFの間に位置するように後半はなったので、パルセイロは#11才藤選手に意識を集中させざるを得なくなり、#29田中選手を手薄にしてしまうという悪影響が出てしまっています。


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後半18分のゴールも#11才藤選手#29田中選手に奪われたゴールでした。#6碓井選手から右サイドにロングフィードが出され、これをサイドに流れていた#11才藤選手に受けられてしまいます。#2松原選手がこの時釣りだされており、中は2枚で手薄になっていました。ただ、中は#29田中選手しかいなかったのですが、#29田中選手はパルセイロの選手の距離が開いていることと、ディフェンスラインがそろっていないことを利用し、#3大島選手からは見えない、#4内野選手からは#3大島選手が見ると思っている、絶妙の位置にポジショニング。結果フリーで#11才藤選手からのクロスを合わせられてしまい、パルセイロは2失点目を喫してしまいました。#29田中選手のポジショニングをほめるべきでしょうが、パルセイロにとっては苦手なクロスからの失点だったので、次節までに修正したいですね。





後半20分。パルセイロが選手交代を行います。まず#27竹下選手に替えて#9津田選手を投入。最前線の選手を替えて、ゴールを奪いに行きます。また、#25有永選手に替えて#6岩沼選手を投入。2失点とも自陣左サイドからだったので、そこのテコ入れですね。#6岩沼選手は左WBに入り、#18内田選手が右WBに入りました。


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しかし、富山のペースは変わりません。富山の選手は攻守の切り替えもパルセイロより速く、相手を引き付けてからパスを出す高い技術も備えています。また、パルセイロは徐々にボランチの足が止まり始め、前線と中盤の間にポジショニングする#20花井選手を捕まえ切れないことが増えていきます。#20花井選手から前線へ精度の高いパスが何本も出て、そのたびに富山はゴール前まで迫っていきました。


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富山に押され、なかなかペナルティエリア内までボールを運べないパルセイロ。それでも後半32分。右からのCKを獲得すると、これに#3大島選手が合わせます。ボールは枠を外れますが、ゴール前で#9津田選手が頭でコースを変えゴール。パルセイロが1点を返しました。#9津田選手は今シーズン初ゴールです。





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その後は後半37分に富山が選手交代。#7佐々木選手に替えて#17稲葉選手を投入します。一方パルセイロは後半39分に最後の選手交代。#29山田選手に替えて#23大城選手を投入。#14東選手をボランチに下げ、#23大城選手がシャドーに入りました。#29山田選手の開幕からの連続フル出場はここでストップです。


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この日の入場者数は3,870人。多くの富山サポーターの来場もありますが、やはり数年前と比べると入場者数は少し落ち込み気味ですね。何とかしたい。


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1点を奪った勢いで攻撃に出たいパルセイロでしたが、運動量が低下し、中盤とディフェンスラインの間が空いてしまっています。また、中盤でのファウルも嵩み、自らが攻撃できる機会と時間はどんどん少なくなっていきます。


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逃げ切りを図る富山はコーナーフラッグ付近で時間を使います。さらに#20花井選手に替えて#15ルーカス・ダウベルマン選手を、#29田中選手に替えて#9苔口選手を投入し、試合を終わらせようとしてきます。3分から5分に伸びた後半アディショナルタイムでもパルセイロの同点ゴールは生まれず、試合終了。パルセイロのリーグ戦の連勝は2でストップしてしまいました。後半はほとんど富山のペースで実力差を見せつけられた格好ですね。


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選手はやはり浮かない顔をしていましたが、まだ何も決まってないので切り替えて次に臨んでほしいところです。


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お疲れ様でした!


















〈ハイライト動画〉






選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第10節 vs カターレ富山|試合結果(長野公式)

2019明治安田生命J3リーグ第10節|試合結果(富山公式)

AC長野、3連勝逃す 富山に1―2(信濃毎日新聞)











この結果を受けてパルセイロは3勝3分4敗の勝ち点12で13位に後退。なかなか上位に行けませんね。そして、次節は6月8日(土)の14:00~。味の素フィールド西が丘でFC東京U-23と対戦。FC東京U-23は現在2勝1分7敗の勝ち点7で最下位に沈んでいるのでパルセイロとしては確実に勝っておきたいところですね。比較的近いアウェイなので行ける方はぜひ応援をお願いします。


また、次のホーム戦は6月16日(日)の17:00~。長野Uスタジアムでザスパクサツ群馬と対戦します。群馬も現在、パルセイロと同じ3勝3分4敗の勝ち点12と苦しんでいるので、2戦目のバトルオブ上信越であるこの試合は勝ちをつかみたいところです。そのためには多くの応援が必要なので、よろしければUスタに足をお運びください。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!



おしまい





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前節、アウェイで福島ユナイテッドFCに2対1で勝利したAC長野パルセイロ。リーグ戦は2連勝、天皇杯を挟んで公式戦は4連勝中と調子を上げてきています。順位も3勝3分3敗の勝ち点12まで伸ばし10位と徐々に浮上してきました。さらに上位を狙うために勝ちが必要な今節。3勝5分1敗の勝ち点14で6位につけるカターレ富山と対戦します。勝てば順位を入れ替えることのできる非常に重要な一戦です。


また、今節はバトルオブ上信越と銘打って、コラボグッズの販売やマスコットの対決など様々なイベントが催されました。そちらの様子も伝えていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。


では、始めます。




後編はこちら













この日は引っ越しをしたこともあり、電車とシャトルバスを乗り継いでUスタに向かいます。部屋を出て3分後には駅のホームにいたりと思っていたよりも早くUスタに到着しました。バスの中で寝過ごしてしまった...。


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駐車場には富山のラッピングバスが見えます。深い青がクールでかっこいい。


10時45分。あっという間に先行入場開始の時間になりました。噴水付近まで伸びたタイ亀裂も少しずつ動き出し、5分もしないうちにUスタに入場です。


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入場ゲートをくぐると、この日もライオーがお出迎えしてくれました。県予選や天皇杯ではお目にかかれなかったので、およそ一ヵ月ぶりの再会です。ネコ科だけに招き猫ポーズを披露してくれました。


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さらに、この日は富山のマスコット・ライカくんも来場してくれました。

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富山のポスターとライカくん。毎年毎年ありがとうございます。眉のりりしさが年々増しているような気がします。


そんな二人、あとキリンビールの試飲所を過ぎてスタジアム内に入ります。


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この日のUスタの天気は曇り。先週のような日差しもなく、涼しくて過ごしやすかったですね。雨も降りませんでしたが、厚い雲がもうすぐ梅雨が来ることを思わせます。





この日の配布物その1。マッチデープログラム。


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選手インタビューは#23大城選手。Jリーグ初ゴールに期待が高まります。また、ホームタウンページは先々週のレディースの時と同じ千曲市です。2回続くこともあるんですね。


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さらに、この日のマッチデープログラムにはアンケート用紙も封入されていました。QRコードを読み込むとアンケートのページに飛ぶようです。


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この日の配布物その2。富山の観光案内と地図です。2,3ページの単純なパンフレットではなく、かなりしっかりとした冊子でしたね。春夏版となっていますが、富山でのアウェイゲームは11月なんですよね...。行くとしたら普通の観光になりそうです。


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この日の配布物その3。千曲市の観光案内です。こちらは毎年もらえますね。今回は夏旅にフォーカスした冊子をいただきました。上記の花火大会などが見所です。最近『4月の君、スピカ。』という映画でも千曲市が舞台になっていました。


財布を持ってスタジアムのコンコースに戻っても、まだ一般入場の11時にはなりません。なので、それまではライオーとライカくんの写真を思う存分撮ることができました。


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秘密。


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驚く二人。このお値段でいいんですか的な。


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ライオー、礼儀正しくペコリ。


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二人は大人気で、入れ代わり立ち代わり多くの人が二人の間に入って写真を撮っていました。私も入っていけばよかったかな。


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二人は仲良し。ライオーなんて片足を上げてはしゃいでいます。


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近くのお子さんに一緒に写真を撮ろうと誘います。サービス精神旺盛。


ここで一般入場の11時を迎えてしまったため、入ってくる人の邪魔をしてはならないと、いったん二人から離れます。


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外のコンコースはこの日も多くの人で賑わっています。


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この日のラインナップ。ぬいぐるみが両チームそろうのは久しぶりですね。入場したときにピッチで行われていたのは、両スクールの交流戦だったんですね。


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総合案内所横では、信州発えのきドリンクヨーグルトが配布されています。去年も飲んだ気がしますが、あっさりとした中に牛乳の風味がちゃんと残っていて、喉を潤すにはちょうどいいですね。エノキ要素は言われても気づかないです。


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順番は前後しますが、総合案内所ではスタンプラリーカードも配布されていました。4試合ということは応援しているチームの試合に全通できれば達成できますね。割とハードルは高め。


そういえば、ホームゲームでは買いに行くのが遅すぎて、なかなか買えなかったマスコットキーホルダー。なんと今回はキックオフ2時間前を過ぎてから行ったにもかかわらず、購入することができました!ツイてる!


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これでキーホルダーはようやく3種類に。もっと賑やかにしていきたい所存です。


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この日のパルナンデスは小鉄さんと、スタッフの満田さんがお送りしていました。大橋営業担当はテレビ中継で解説をするので、大人の事情でYoutube配信されているこちらの番組には出られないとのことです。


下から地鳴りにも似た応援が突き上げる頃。グッズ売り場横に何やらブースが出店しています。よく見ると箱には昨シーズン、選手プロデュース弁当(もう懐かしい)を作っていた草月さんが久しぶりに出店していたのでした。


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この日販売されていたのはバトルオブ上信越限定のコラボおにぎり。この日しか買えない限定品とあれば買わないわけにはいきません。


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中身はこんな感じです。どれもおいしかったですが、個人的にはネギ味噌が一番好みでした。あとご飯自体にもう少し塩味があってもよかったかと。


コラボおにぎりを食べている途中、一般入場も落ち着いたので再び、マスコットの撮影に戻ります。


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この時はコンコース下で入り待ちをしていて、チャントが聞こえてきていました。ライオーもノリノリで踊っていて愛らしかったですし、ライカくんの恥ずかしげな様子もよかったです。


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何このラッパーみたいな画。


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ここで時間が来てしまい、二人はいったん帰ります。ライオーがライカ君の手を引っ張っていて萌える。奥にいる男性はライカくんのアテンドさんですよ。














マスコットに別れを告げ、またコンコース上をぶらつきます。

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グッズ売り場の横ではガチャガチャとともに、バトルオブ上信越のコラボグッズが販売されていました。パルナンデスでも宣伝していたタオルマフラーとクリアファイルの2種類です。比較的安いクリアファイルが、デザインからして気に入ったので購入しました。

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クリアファイルは以上の2種類。山をバックに腕を組んで映っているのがかっこいいですね。これってクラブによってデザイン違うんでしょうか。一番下、センターに来るマスコットが自クラブのものになっていたり。


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その頃、パルナンデスでは富山サポーターの方が登壇していました。主に右の方ばかり喋っていましたね。長野が大好きな様子でした。ホクトの歌の替え歌を披露していたりね。




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この日外してはならないのが、コンコース奥で開催されたホームタウン酒ストリートです。初めてのこの取り組みは酒好きの人間にとっては待望とも呼べるもの。気をよくした大人が群がっていました。


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私が行った時にはもう振る舞いは終わっていました。上の写真は飲み比べブースの様子です。500円でホームタウンの地酒9種類から5種類が、お猪口一杯ずつ飲めるというのはお得ですね。


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他にも飲み放題ブースがあったり、


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おつまみやサイダーを打っているブースもありました。誘惑が凄かったですが、私はお酒を飲まなかったですよ。お酒にあまり強くないし、日本酒そこまで好きじゃないし。あとバスの中で中途半端に寝てしまったせいで頭が痛く、お酒を飲んだらガチで寝てしまいそうだなと思ったこともあります。実際応援している最中もやばかったですし。


では、お酒を飲まなかった私が何を食べていたかというと、


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普段あまり出店しないクレープくれよんさんに行っていました。豊富な種類の中から迷ったあげく、


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でかでかと宣伝されていた信玄餅クレープ(600円)を購入しました。スタジアム内のスイーツオンスイーツさんにはありませんからね。せっかくなので違ったものを食べないと。味はちゃんとした信玄餅にクリームの甘さがマッチしていました。生地はスイーツオンスイーツさんよりも厚めです。

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グッズ売り場横にはこの日から休憩スペースができています。初めてということで認知されておらず、人もあまりいませんでしたが、いい取り組みだと思います。中にはテレビがあって、前節の試合を流していましたね。クレープもこちらで座っていただくことができました。


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この日のトークショーは#11木村選手。前回の#10宇野沢選手への質問があまりなかったのとは対照的に、いくつか質問が書かれています。あ、トークショーの模様は特にありません。


外での大方の用事は済んだので、ここでスタジアム内に戻ります。席に戻ると大型ビジョンでは千曲市のPR動画が放映されていました。軽めのストーリー仕立てでしたね。女の人が千曲市のスポットを歩いていました。


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市の職員の方と、千曲市のマスコットキャラクター・あん姫も来場して、PRに余念がありません。


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あんずの花のシーズンはもう終わってしまいましたが、今は棚田に水が張られていたりと、ほかにも見どころは多くあるようです。


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奥にはライオーとライカくんも再登場しています。





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オーロラビジョンに自らの姿が映っているのを確認するライオーとライカくん。


さあ、ここからはお待ちかねのマスコット対決の始まりです。

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あん姫も見守る中、第一戦はあっち向いてホイ対決です。


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ただ、お察しの通り、手の形状から二人はじゃんけんができないので、全身を使ってグーチョキパーを表現します。









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この足を前後に開く動きめっちゃ可愛くないですか。


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ちゃんとあっち向いてホイもしてますよ。想像以上に白熱した勝負で、なかなか決着がつきません。


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ただ、何回目かのじゃんけんでライオーが、ライカくんの指差した右を向いてしまい勝負あり。一戦目はライカくんの勝利となりました。


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羽を広げて喜ぶライカくんに凹むライオー。そっとそばに近寄って慰めてあげたいです。


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あっち向いてホイが終わると二人は仲良く握手。


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手も繋いじゃってかわいさが天元突破です。


ただ、勝負はまだまだ続きます。第二戦は相撲対決。ロープで区切られた土俵の上で、押しあいます。


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二人とも土俵内に入って、はっけよーい


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のこった!一進一退の互角の戦いが展開されます。それでも徐々にライオーがライカくんを押していきます。


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最終的にはライオーがライカくんを押し出して、決着。おのずからライカくんが背中を見せた気もしましたが、まあ気のせいでしょう。とにかく大事に至らなくてよかったです。二戦目はライオーの勝利ですね。


そして、三戦目はサッカーらしくPK対決です。順番は来客であるライカくんの意見を尊重し、ライカくん先攻に決まりました。まあPKは先攻のほうが有利ですからね。早くけってしまって緊張を解きたいという思いもあったのでしょう。


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ただ、ライカくんのキックはライオーが右足でセーブします。ライオーがセーブしているの初めて見た気がします。いいぞライオー。

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ガッツポーズですよ。後ろからですけど。


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後攻はライオー。


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助走をつけて勢いよくキックしますが、シュートは右に大きく枠を外してしまいます。というかこの写真の時点でもうヤバいのが分かる。


勝負はサドンデスに入ります。ここからなぜか一人が連続で蹴るというルールに変更になり、さらに、ゴールに入りやすくするため、ペナルティマークよりもボールを前に置きます。


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このライカくんの蹴った後のポーズがたまりません。


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ライカくんの蹴ったボールはライオーの逆を突いて、ゴール左に決まりました。ライカくんも羽を広げて喜びを露わにします。


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飛行機ポーズ。


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3本目のPKは同じくゴール右。ライオーも必死に手を伸ばしますが、わずかにタイミングが遅れ、ゴールイン。寝そべったライオーが悲しいですね。



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そして、攻守交替の2本目。ライオーにとっては落とせない大事な一本です。


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しかし、ライオーの蹴ったボールは力なくライカくんの正面へ。ライカくんは難なく止めてゲームセット。マスコット対決はライカくんの勝利で幕を閉じました。ライオーはPKが苦手です。


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疲れてピッチに大の字になるライオーと、それを心配するライカくん。正面から撮れればどれほどよかったことでしょう。


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ただ、勝負が終わればマスコット同士ノーサイドです。手をつないで仲の良い二人に元通り。涙目のライオーがいじらしいです。


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最後はあん姫との3ショットを撮ってパルセイロTVは終了しました。ああなんて美しい光景。毎試合見たい。私がアラブの石油王だったら、毎試合にアウェイチームのマスコットを呼ぶのに。お金が欲しい。マスコットを呼べるお金が。















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パルセイロTVが終わり、スタジアムを重たい頭のままボーっと眺めていると、弾幕が増えているのが目に入りました。新加入選手の弾幕はいつの間にできたんでしょう。しかも結構凝っていますね。


さて、そろそろ選手のウォーミングアップが始まりますが、その前に再び社長がゴール裏に来てくれました。


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証拠写真。オーセンテックユニフォームを着てやる気満々です。個人的には来なくてもいい派ですが、来てくれて嬉しいのも確かです。「私が来てから負けてません」とサポーターが言いがちなセリフを言っていましたが、今思えばこれがフラグになってしまいましたね。


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12時10分。フィールドプレイヤーに先駆けてGKがアップを開始します。


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続いて、フィールドプレイヤーの登場です。


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この日の富山サポーターは隣県ということで大挙して訪れていました。200人くらいいたでしょうか。声援も力強くて、声の塊が押し寄せてくるようでした。さすがJ2を経験しているクラブは違いますね。


では、ここで両チームのスターティングメンバーです。







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パルセイロは前節と変わらない11人、同じ3‐4‐2‐1のフォーメーションで臨みます。古巣相手の#2松原選手#19三上選手に期待がかかります。


一方の富山は前節からスタメン1人を交代。#8高橋選手に代わり#29田中選手がスタメンを飾っています。フォーメーションは4‐4‐2。パルセイロとしてはかつて在籍していた#6碓井選手を抑えて勝利をつかみたいところです。




恒例のリスペクト宣言もこの日は控えめ。


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富山に行ったことがあるという薄っすらとした情報をもとに組み立てられたリスペクト宣言でしたが、宣言後にパルセイロゴール裏からはもちろん、富山ゴール裏からもコールが起こったのは嬉しかったですね。


選手紹介を経て、選手入場。両チームのサポーターの熱も高まっていきます。


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富山のゴール裏は旗が大量。藍色にも似た青が大きく目立っています。


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一方のパルセイロゴール裏もビッグフラッグを掲出して応戦。開幕戦以来の出番にこの試合は絶対に落とせないという強い意気込みが見えます。まあ落とせていい試合なんてないんですけどね。


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エンドチェンジはないまま、両チーム円陣を組んで…


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前半キックオフ!







後編に続く


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天領誉酒造株式会社



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