前節INAC神戸レオネッサに4-0で負けてしまったAC長野パルセイロレディース。6勝3分6敗の勝ち点21で7位に後退してしましたが、すでになでしこリーグ1部残留が決定しているため、ここから先はどこまで順位を上げられるかの戦いになります。そして今節の相手は5勝7分3敗の勝ち点22で5位につけるジェフユナイテッド市原・千葉レディースです。なでしこリーグ1部昇格後の対戦成績は1分7敗で一度も勝てていない難敵ですが、ここで勝てば3位にまで浮上する可能性があるため、パルセイロレディースとしてはなんとしても4試合ぶりの勝利を掴みたいところです。
また、この日はabn信州がんプロジェクト・ピンクリボン運動が行われ、選手がピンク色のユニフォームを着てプレイしたり、女性にはオリジナルのピンクタオルが配布されるなど様々な啓発運動が展開されました。がん患者とご家族50名様が試合に招待されていたようですね。
では、観戦記スタートです。
AC長野パルセイロ【公式】@NAGANO_PARCEIRO【レディース】
2018/10/21 11:33:19
なでしこリーグ第16節
📆10月21日(日)13:00KO
🏟長野Uスタジアム
🆚ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
▶️https://t.co/imJn5oCSZD
今日も熱いご応援をよろしくお願いいたし… https://t.co/0xkDxf8ARr
望月 ありさ@og08lQ4nqD0fNNE今週の試合はピンクリボンデザインです🙆♂️ぜひみなさん!Uスタに見に来てください🔥 https://t.co/yyWXrnLRuM
2018/10/19 12:02:34
坂本理保@2_ALEGRIA_7今週末の試合は限定のピンクリボンデザインユニフォームです!今回しか着ませんよ!今回しか着ている姿見れませんよ!😭
2018/10/19 12:50:20
みなさん、ぜひスタジアムで私たちがこのユニフォームを着てプレーする姿を観に来てください!🙌
#ピンクリボン… https://t.co/7ZRZm912vC
Kumi Yokoyama/横山 久美@yoko10_official今週はこのユニフォームです!
2018/10/19 21:04:57
この1試合だけ!
普段着ないピンク...
果たして誰が一番似合うだろう🤔
自分だろーな!笑
って事で皆さんスタジアムでお待ちしてます! https://t.co/6nIS0nDObH
Shino Kunisawa@nanisiyuga女性のがんでは1番多く、11人に1人がかかると言われている乳がん。
2018/10/20 20:05:43
ピンクリボンは乳がんの早期発見・早期治療を啓発するキャンペーンです🎀
そのキャンペーンの一環として、明日限定でピンクのユニフォームを着て試合に挑みます!
ホーム… https://t.co/uMKRSkepjm
REONA Omiya@reopi1201残り3試合!
2018/10/20 22:23:48
ホームは2試合!
1人でも多くの人に来ていただけたら嬉しいです☺︎
ピンクリボン運動のユニを着て、みんなで勝利を😊🎀 https://t.co/R4ysoLoybJ
試合開始の2時間前11:00に長野Uスタジアムに到着です。この日は雲一つない晴天が広がっていました。
ホーム入場券売り場近くにはマンモグラフィ検査者が登場し、乳がんの検査を行っていました。無料でできるのはありがたいですね。
また、この日はゲームセンターを展開している共和コーポレーション・アピナpresentsと銘打たれ、マスコットのアピにゃんのバルーンもホーム入場券売り場横に出現しました。頭のAPINAのロゴは回転するようになっています。コード見えてるでしょ。
さらに共和コーポレーションさんはこの日のチケットが当たるキャンペーンも事前に開催していたようで。右下に「横山久美選手のサイン色紙がもらえる」って書いてありますね。
この他にもコンコース横の芝生・思い出の丘でキックターゲットを提供し、子どもたちが楽しんでいました。ありがとうございます。
入場口には千葉の名産が彩られたタオルマフラーが掲げられていました。これアウェイサポが入場するゲート3にもあったんかな。
風船で作られたピンクリボンがお客さんを迎えます。
ゲートを入ると啓発運動ブースが並びます。手前にチラシが見えて、奥には募金箱が見えますね。この日は1000円以上募金をすると抽選で「選手サイン入りピンクユニフォーム」がプレゼントされたようですが、善意でやっている募金に特典をつけるのは個人的にはどうかなって思います。募金額の多寡で傾斜をつけるのは違うんじゃないかと。
加えて女性限定でこの日限定のピンクタオルマフラーが配られました。
もらおうとしてしまってちょっと恥ずかしくなったのは内緒です。
ホームゴール裏コンコースには乳がん・子宮がんのインフォメーションパネルが3枚設置され、危険性と早期発見で治ることを伝えています。
ようやく席についてこの日のマッチデ―プログラムを眺めます。
この日の選手インタビューは#11齋藤選手。「ハードワークが自分の長所」と語っていて頼もしい限りです。横には美濃部GMのマッチプレビューが掲載されています。
ホームゴール裏グッズ売り場。
その横では軍手ィと北海道東部胆振地震のチャリティTシャツが販売されています。ネイビーがよく売れていますね。軍手ィも新色のピンクやグレーが出ています。
AC長野パルセイロ【公式】@NAGANO_PARCEIRO【レディース】
2018/10/21 11:01:42
本日の選手プロデュース弁当は、 #齊藤あかね #三谷沙也加 #池崎愛 の3選手です🍱
どれも選手こだわりの味です!ぜひお買い求めください♪
#acnp #ジェフレディース #なでしこリーグ https://t.co/XpisJYXj44
さて、この日も美濃部GMによるフットボールブレインが開かれました。前回の鹿児島戦で参加したときにすごくタメになったので、今回も迷わず参加です。500円払って参加券を購入しましたが、前回に比べるとずいぶん質素になっていますね。
今回。
前回。
この日のテーマは女子サッカーの特徴について。男子サッカーとの違いとしてフィジカル面と試合面での解説がなされました。
まずフィジカル面。女子選手は身体⇔フィジカル⇔ケガの関係性が男子よりも濃厚で、全体的に筋量が少ないという身体的特徴があるため、男子よりも靱帯損傷などの関節系のケガが多いそうです。靱帯そのものも男子より細いらしいですしね。
次に試合面。美濃部GMと本田監督曰く、フィジカルや技術、戦術などの要素を加味したうえで、レベル的にはなでしこジャパンは男子U-18日本代表レベルで、パルセイロレディースは男子U-14の強豪チームレベルだそうです。でもなでしこジャパンはその年代の高校生とやっていても結構やられていますし、日本代表レベルは少し言い過ぎかもしれないとは個人的に思います。
さらに試合の流れは全体的スローですが、攻守の切り替えは男子よりも早いそう。それはなぜかというと技術的に少し落ちるのでミスが増えるからなんですね。それで攻守の切り替えが多くなると。また、戦術的にもあれもこれもと伝えるよりも方法で絞り込んで伝える方が女子選手は能力を発揮しやすいそうです。脳がそういうふうにできてるんですって。
この他にも使っているパワーの違いや選手間のこぼれ話も聞けたりして、今回もとてもためになりました。また次回の新潟レディース戦でも参加したいと思います。
12:20。フットボールブレインも終わりスタジアム内に戻ると選手たちがピンクリボンを着てグッズの宣伝をしていました。
左から#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手、#20三谷選手、#30風間選手、#23鈴木陽選手、#3高橋選手、#16内田選手、#21エリ・コタカ選手。この日メンバーに入れなかった選手が勢揃いです。
入り口付近にはabnマスコットキャラクター「りんご丸」も現れて撮影に応じてくれました。ピンクリボンつきがかわいいです。この日はハーフタイムにも登場してくれましたが、すぐに帰ってしまいましたね。暑かったのかな。
一方、ピッチ上では選手のアップが始まっています。
そのアップを見ながらここでお昼ご飯。
今日は小規模ながらもホームタウンストリートが出展しており、信州新町のジンギスカンや名水コーヒーが販売されていました。そしてその隣で売られてたのが10年ほど前から長野の新名物として売り出そうとしていますが伸び悩んでいる長野ヤキメンです。いつもは食べられないのでこの機会に食べてみることにしました。
味は信州味噌を使っているだけあって味噌味ですがあっさりとしており、ニンニクがいい塩梅で聴いています。麺もモチモチしていて、チーズや温泉卵もいいアクセントで美味しくいただきました。
では、今節のスタメンです。
AC長野パルセイロ【公式】@NAGANO_PARCEIRO⚽ジェフL戦 スタメン⚽
2018/10/21 12:22:51
GK:31望月
DF:2野口、7坂本、17小泉、18五嶋
MF:6國澤、9中野、26中村
FW:10横山、11齊藤、15西川
[リザーブ]
1池ヶ谷、19藤村、5木下、8大宮、24神田、14滝川、22古… https://t.co/b5aUPo6mta
パルセイロレディースは前節からスタメンを2人変更。#15西川選手が今シーズン初めての右SHに入っています。またGKの#31望月選手はリーグ戦6試合ぶりのスタメン出場ですね。フォーメーションは4-1-4-1です。
対する千葉レディース。
こちらは前節と同じスタメン。千葉レディースはリーグ戦が再開してからスタメンを固定しており、熟成度も高くなっていると考えられます。フォーメーションはこちらも4-4-2。
12:55、選手入場です。
パルセイロレディースサポーターはこの日もやや少なめか。
メインスタンドでは入り口で貰ったピンクタオルマフラーを掲げる人も多かったです。
パルセイロレディースサポーターはこの日ビックフラッグを掲出。人数が少なくても端を持っていればなんとかなります。
千葉レディースのサポーターは10人ほど。トップチームはフクアリで試合がありましたからね。しょうがないですね。
この日はパルセイロがピンクで千葉レディースが緑。両チームのチームカラーとはいずれも違っていて、色合い的にはベレーザとセレッソの試合に見えますね。
円陣を組んで...
前半キックオフ!
試合開始直後から、パルセイロレディースサポーターは苦手・千葉レディースに対抗する選手を鼓舞するため、いつもは試合終盤に歌うチャント「千尋の谷」をいきなり投入してきました。これは正直予想外で選手にとっても驚きをもって受け入れられたのではないでしょうか。スタジアムの空気が戦闘モードに変わり、選手たちの背中を押そうとします。
しかしそれに反して、立ち上がりは千葉レディースが攻め込みます。千葉レディースはボールを奪ったらすぐストロングポイントの左サイドにボールを展開します。#10深澤選手がサイドに大きく開いてボールを受けたり、逆に中に絞ってFWの#19山崎選手や#20小澤選手をサイドに流してボールを受けさせたりして、パルセイロレディースの守備陣を惑わせます。そして敵陣深くまで攻め込むことでCKやスローインを多く獲得し、パルセイロレディースを自陣へと封じ込めます。
さらに、千葉レディースは攻→守の切り替えが早く、ボールを奪ったらすぐに寄せに来ます。これによりパルセイロレディースの選手は自陣でのミスを繰り返し、その度千葉レディースの選手にボールを奪われ、受け身に回ってしまう展開が増えてしまっていました。
また、この日もパルセイロレディースはボールを奪ったらまず#10横山選手にボールを当てようとします。しかし、ロングボールは#3櫻本選手や#4千野選手に跳ね返され、裏へのボールもなかなか合いません。また跳ね返された後の落下地点にも千葉レディースの選手がパルセイロレディースの選手よりも前にいたため、セカンドボールもなかなか回収できません。これは千葉レディースの選手たちの予測とポジショニングがパルセイロレディースの選手のそれを上回ったゆえの結果ですね。
千葉レディースの攻撃はどちらかというとショートパスをつなぐというよりもロングボールをFWに向けてというスタイルでした。#6西川選手と#13瀬戸口選手の二人がパルセイロのインサイドハーフの#11齋藤選手、#9中野選手の前でボールを受け、二人はターンを狙いますが、それができないとみるや判断早くボールをCBに下げます。千葉レディースのCBは#3櫻本選手と#4千野選手の二人に対し、パルセイロレディースのFWは#10横山選手一人なので余裕を持ってボールを動かせています。そしてこの間に#20小澤選手もしくは#19山崎選手が裏へ飛び出す動きを見せ、CBはそこにロングボールを出します。CBの後ろのスペースという攻撃の一番の優先順位という原則通りのプレーで、これによりパルセイロレディースのディフェンスラインは徐々にですが押し下げられていきます。
そして前半24分。やはり左サイドからでした。GKからのボールを受けた#4千野選手は前線にロングボールを入れます。これを#20小澤選手が左サイドに流れて受け、#2野口選手と#18五嶋選手を引きつけます。そして#20小澤選手は上がってきた#2上野選手にパス。ここで#15西川選手の戻りが間に合っておらず、#2上野選手がフリーとなっていました。そして#2上野選手は#20小澤選手とのワンツーで左サイドを突破。#2野口選手を躱しマイナスのクロスを入れます。これは#17小泉選手がクリアしますが、クリアしたボールが右サイドペナルティエリアの角で、パルセイロレディースの選手が引き過ぎたことで、フリーになっていた#13瀬戸口選手に渡ってしまいます。#13瀬戸口選手は迷わずシュートを打ち、これを中で#2上野選手が触ってコースを変えゴール。千葉レディースが先制に成功します。パルセイロレディースとしては#2上野選手を左サイドで止めることができていればという点で悔やまれる失点ではありましたが、#2上野選手の突破力が勝ってしまっていましたね。
先制されたパルセイロレディースは攻撃に出たいところですがなかなかうまくはいきません。#10横山選手がサイドに流れてCBを釣りだそうとしますが、千葉レディースはマンツーマンというよりはゾーンで守っており、マークの受け渡しをスムーズに行いCBが釣りだされることはありません。#10横山選手が空けたスペースを#11齋藤選手を使おうとしてもすぐに対応されてしまいます。
また、パルセイロレディースはディフェンスラインで攻撃を組み立てようとしますが、千葉レディースの圧力に押され低い位置での組み立てを余儀なくされます。千葉レディースは敵陣浅くをプレスをかけ始める位置として設定していて、これはパルセイロレディースが自陣に入られてからプレスをかける、いわばブロックを作って待ち構える守備とは異なっていました。これにより#10横山選手をサポートするはずの#11齋藤選手と#9中野選手がボールをもらうために下がり目の位置を取り、#10横山選手が孤立してしまいました。
しかし、そんななかでもパルセイロレディースはサイドに突破口を見出します。#15西川選手や#26中村選手がピッチ横幅に大きく開き、相手のSBが、中のCBとSBの間に位置する#11齋藤選手や#9中野選手らを警戒して近づけないところにスルーパスを出し、サイドギリギリを突破してクロスを上げようとします。実際に何度かクロスを上げることができていましたが、中には#10横山選手と逆サイドのSHの二人しかいないことも多く(インサイドハーフは外に流れている)、得点にはなかなか結び付けられません。
そのまま前半は千葉レディースペースのまま進み終了。千葉レディースの速い寄せと左サイドを効果的に使った攻撃にパルセイロレディースは終始後手後手に回ってしまった前半でした。
千葉レディースの円陣後ダッシュ。
両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!
後半になるとパルセイロレディースは#9中野選手を1列下げて#6國澤選手と2ボランチを組ませる4-4-2のようなシステムに変更しました。これにより前線の人数は減りますが#9中野選手がよりプレッシャーの緩い位置でボールを受けられるようになり、そこから効果的なパスが何本も出てパルセイロレディースの攻撃が活性化されていきます。さらに守備でも千葉レディースと同じ4-4-2にしたことで誰が誰を見るのかをはっきりさせ迷いを消すことで、寄せを速くし千葉レディースのボール回しを制限しています。
後半9分。パルセイロレディースが最初の選手交代を行います。#26中村選手に代えて#14滝川選手を投入。#26中村選手は今日は左サイドでのプレーでしたが得意のドリブルも不発でこの日はやや不完全燃焼かなという印象を受けました。守備も失点シーンで#13瀬戸口選手をフリーにしてしまったのは痛かった。頑張ってたんですけどね。交代で入った#14滝川選手は#10横山選手と縦関係の2トップを組み、#11齋藤選手が#26中村選手のいた左SHに入りました。
また、パルセイロレディースは前半に比べると#10横山選手が下がってボールを受ける機会が増えています。前線でなかなかボールを持てずにいることにストレスを感じたのでしょうか。一番の得点源である#10横山選手をゴールから遠ざけるのは痛いですが、その代わりにSHの#15西川選手や#11齋藤選手が中に入って、空いたサイドのスペースを#17小泉選手や#18五嶋選手が上がるようになり、攻撃に厚みが生まれていました。またボランチの#6國澤選手や#9中野選手の前線への飛び出しも前半にはなかったもので、千葉レディースはバリエーションが増えてきたパルセイロレディースの攻撃に的を絞り切れません。ここで迷いが生じて寄せが遅くなり、後半はパルセイロレディースがボールを持つ時間が長くなりました。
後半15分。千葉レディースも最初の選手交代を行います。果敢に裏を狙ってパルセイロレディースに脅威を与えていた#20小澤選手に代えて同じFWの#26大澤選手を投入。前線に運動量を取り戻し、2点目を狙いに行きます。
後半19分。#3櫻本選手がボールを受けたところに#15西川選手が寄せに行きます。たまらず#3櫻本選手は#21船田選手にバックパスをしますが、これが弱くなり#10横山選手がインターセプト。無人のゴールにシュートを流し込みパルセイロレディースが一瞬の隙をついて同点に追いつきます。#10横山選手は今シーズン5点目を挙げました。
思えばパルセイロレディースは前半は自陣にボールが入ってからしか寄せに行きませんでしたが、このゴールは敵陣で#15西川選手が寄せに行って生まれたものでした。これはプレッシャーをかけ始める位置が敵陣浅くに移ったことを意味しています。前半守って後半でギアを上げて勝負というゲームプランがあったのかどうかは定かではありませんが、パルセイロレディースは明らかに前半とは違う姿を見せています。
そして同点に追いついたことでパルセイロレディースの攻撃は勢いを増します。千葉レディースは前半少し飛ばして入っていたため運動量が落ち始めプレッシャーが弱くなってきていました。また疲れてラインを高く保つことができにくくなり、コンパクトに保たれていた中盤との間も開いています。パルセイロレディースの選手は千葉レディースの選手間の距離が空いた間でボールを受けられるようになり、ボールを繋げるようになってきました。
さらにパルセイロレディースは前線からのプレスで千葉レディースのボールの出所を潰し、ロングボールを蹴らせません。前半多く使われていた左サイドも#18五嶋選手が#10深澤選手の対応に慣れてきたり、ボランチが2人になったことでサポートが増えたりとしっかり守って前半よりも攻め込まれることは少なくなっていきました。
さらに後半29分。パルセイロレディースは2人目の選手交代を行います。少し前に足を押さえていた#15西川選手に代わり、この日がリーグ戦初出場となる#22古舘選手を投入。この日の#15西川選手は慣れないサイドでのプレーでしたが、時間が進むにつれて徐々に慣れていって攻撃にアクセントを加えていました。そして交代で入った#22古舘選手はそのまま右SHに入りました。これまでけがでなかなか試合に絡むことができていなかった#22古舘選手のリーグ戦初出場にゴール裏のサポーターも熱い声援を送ります。
その後もパルセイロレディースが攻める展開は続きます。千葉レディースの選手たちは自陣に釘付けになりディフェンスラインはさらに下がっていっていたので、パルセイロレディースの選手たち、とりわけSBが前半よりも高い位置を取れるようになり攻撃に厚みを加えていました。前線でパスをつないで千葉レディースの選手を翻弄するパルセイロレディース。クロスを跳ね返すのに精一杯です。
後半35分にはパルセイロレディースがチャンスを迎えます。千葉レディースのCKからのボールを右サイドで奪い#22古舘選手が一気に持ち上がります。そして#22古舘選手は前線にスルーパス。これにオフサイドポジションにいた#10横山選手をおとりに、CKの流れで中に入っていた#11齋藤選手が抜け出します。しかし、シュートを打つまでにやや時間がかかり、シュートは#3櫻本選手にブロックされてしまいました。
この日の入場者数は2,003名。ホーム戦では仙台レディース戦以来4試合ぶりに2000人を突破しました。また、ボランティアは39人が参加。いつもありがとうございます。
後半43分には#10横山選手のFKから#6國澤選手がバックヘッドで狙いますが、これは#21船田選手のファインセーブに阻まれます。その後のアディショナルタイム2分も両チーム得点をすることはできずに1-1で試合終了。後半はパルセイロレディースが盛り返し数多くのチャンスを作りましたが、あとちょっとのところで千葉レディースから初勝利を掴むことはできませんでした。
試合後には選手たちはメインスタンド、バックスタンドに挨拶してからゴール裏へ。サポーターの温かい拍手が迎え入れます。過去の試合と比較してもこの日は内容も比較的よく、次は勝てるという手ごたえがありました。
お疲れ様でした!!
AC長野パルセイロ【公式】@NAGANO_PARCEIRO【レディース】
2018/10/21 14:52:28
⚽試合終了⚽
長野L 1-1 ジェフL
監督・選手コメントは後ほどHPにアップいたします。本日もたくさんの応援を頂きありがとうございました。
#acnp #ジェフレディース #なでしこリーグ
西川明花@nishikawaasukaなでしこリーグ第16節
2018/10/21 21:31:22
VS ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
前半 0-1
後半 1-0
合計 1-1
少しでも上の順位にいくためにリーグ残り2試合全力で勝ち点取りに行きます!!
今日もたくさんの応援ありがとうございまし… https://t.co/M172byNgSY
古舘知都@chito_furudateリーグ、デビュー戦でした‼︎
2018/10/22 21:29:55
写真ありがとうございます☺︎ https://t.co/kM9QkxovxP
日程・結果(なでしこリーグ)
公式記録(なでしこリーグ)
順位表(なでしこリーグ)
試合結果・試合後コメント(長野公式)
試合日程・結果(千葉公式)
AC長野L、6位浮上 千葉に1―1(信濃毎日新聞)
この結果を受けてパルセイロレディースは6勝4分6敗の勝ち点22で順位を一つ上げて6位に浮上。そしてリーグ戦も残すところ2試合になりました。パルセイロレディースの次節の対戦相手は現在12勝3分け1敗の勝ち点39で首位を走る日テレ・ベレーザ。ベレーザは来節勝てば優勝が決定するとあって高いモチベーションで臨んでくると思われますが、強い気持ちで戦って2年前アウェイで勝った試合の再現を狙いたいところです。味の素スタジアム西競技場で10月27日14:00キックオフ。最寄り駅は京王線は飛田給になりますね。間違って味の素フィールド西が丘に行ってしまわないよう注意が必要です。
そしてその翌週はホーム最終戦。長野Uスタジアムで11月3日土曜日の13:00から新潟レディースとの対戦です。新潟レディースはここまで6勝3分7敗の勝ち点21で7位につけ、一つでも上の順位でシーズンを終えるためにはこの試合も負けられません。どうぞご来場をよろしくお願いいたします。
がんばれ!AC長野パルセイロレディース!!
おしまい