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ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

タグ:ガンバ大阪U-23



前節Y.S.C.C.横浜に0-3の大敗を喫してしまったAC長野パルセイロ。3勝4分6敗の勝ち点13で最下位に沈みます。いやー辛いですね。下位チームには勝たなければ、の下位チームになっちゃってますからね。今まで上の方にいた時間が長かった分余計に辛いです。


再起を期したいパルセイロの今節の相手はガンバ大阪U-23。5勝4分4敗の勝ち点19で9位につけています。3連敗を避けるためにも勝たなければなりませんね。


では、観戦記を始めます。よろしくお願いします。
















数日前の雨予報とは打って変わって、日差しが差し、うだるような暑さとなった6月の最終日。15時ごろにシャトルバスでUスタに到着しました。バスの中めっちゃ暑かったなぁ。冷房が入ってからは涼しくなったけど。


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Uスタ上空にも梅雨の晴れ間が覗きます。


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この日から最後尾の看板に、イベント情報を載せるようにしたんですね。とてもいい試みだと思います。


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一般入場するとキャラクターたちがお迎えしてくれました。こちらは山ノ内町のおこみんです。モチーフはおそらくオコジョ。初めて見たけれど可愛いですね。


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この日のライオーは招き猫ポーズでお出迎えをしてくれました。いやーあざとい。新たな魅力発見です。


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なんとこの日は、長野キャラクター界の首領・アルクマさんも来場されていました。さすがの存在感と奥深さです。


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さらに、この日もキリンビール一番搾りの試飲が供されていました。夏はずっとやるんですかね。私もビールが好きなので有難いです。


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この日のゴール裏入り口には、でかでかと手書きの横断幕が掲出されていました。熱いですが、切羽詰まったものを感じます。


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この日のピッチも状態はよさげでした。


さらに、この日は配布物も盛りだくさん。

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毎節恒例のマッチデープログラム。この日は#13山口選手のインタビューに、ホームタウンページは山ノ内町です。


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この日は明治安田生命長野支社サンクスマッチ。それにちなんでクリアファイルがプレゼントされました。この中の冊子には、いくつかエンブレムが印刷されており、引き当てると選手と触れ合うことができたそうです。3000分の20と倍率はかなり低めでしたが。


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反対側はレディースチームでした。


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さらに、健康づくり県民運動・信州ACEプロジェクトのお知らせも配布されました。アルクマさんが表紙のノートは方眼紙で使い勝手がよさそうです。


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山ノ内町からは除菌用ウェットティッシュが配布されました。応援した汗でべとついた顔を拭くのに使用できそうですね。




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スタジアムから外に出ようとすると、ちょうど選手バスが到着していました。今節は入り待ちは行われなかったようですね。応援団体も変わりましたからね。


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この日のラインナップ。夏の始めらしく、向日葵が咲いています。


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この日のコンコースもまあまあの賑わい。前日に松本でトップチームの試合があったためか、この日はガンバ大阪のサポーターも多く来場していました。たくさんいらしてくれて有難い限りです。


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手招きをするライオー。


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アテンドのお姉さんと熱い抱擁を交わしていました。目尻が超イケメンです。












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試合前事前番組パルナンデスはとうに始まっています。このシーンはグッズ紹介ですね。ユニフォームを着たミニチュアのテディベアを紹介していました。


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一回1000円とはなかなかの値段です。


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その横にはMyメガホン作りのコーナーがありました。メガホンにメッセージを書くことができるようです。のちに選手も登場していたらしいですね。


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また、その隣では横断幕の作成も。メッセージの上に手形を残すスタイルのようです。


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私も書かせていただきました。悔いがないのが一番です。


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また、七夕が近いこともあって短冊がこの日はお目見え。サポーターがそれぞれに思いを書き連ねていました。選手の願い事もありましたよ。


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さらにさらに、この日は山ノ内町のブースも出店。


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100円のりんごジュースには、その値段の安さからかチームを問わず多くのサポーターが群がっていました。私も飲んだんですけど、すっきりとした味わいで美味しかったです。


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おこみんの横顔。スターの対応。


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パルナンデスでは、ガンバ大阪サポーターが楽しく談笑していました。


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たまたま寄ったグッズ売り場の中にはライオーがいてくれたり。ここにいるのは珍しい。


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#17明神選手のJリーグ通算550試合出場記念グッズもまだまだ販売中です。


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選手への質問を募集するホワイトボード。#29山田選手が出ていないのは本当に謎ですね。怪我でしょうか。誰かが復帰したら誰かが怪我して。なかなか上手くいきませんね。


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富士見チーズ工房さんのチーズドッグをいただきながら(小さかったので100円返金してもらえた)、スタジアム外でダラダラと過ごします。


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すると、パルナンデスでは先日、7月限りでの退団を発表した#6國澤選手が登場しました。退団間近のスペシャルゲストです。


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アメリカには気づいたらいたことや、今後のことはまだ何にも決まっていないことなどを話す#6國澤選手。口下手な印象もあり、穏やかに進行していきます。


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やり残したことを聞かれると、最初は「ない」と答えていましたが、考え直して「まだホームで勝てていないのでホームで勝つこと」と答えを変更。将来パルセイロレディースに帰ってくる確率は「100%」とのことです。あ、これ別に選手としてじゃなくスタッフや、もっと言えばファンとしてというのも込みでの100%だそうです。いつか帰ってくることを期待しつつ、海外でも頑張ってください。応援しています。


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アルクマさんは長い時間コンコースにいてくださいました。頭が下がる思いです。


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ゴール裏売店にあるウィンナー盛り(600円)をいただきながら待っていると、GKが入場してきました。


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続いてフィールドプレイヤーの登場。ですが、この日はゴール裏で新団体「Frente de Nagano」の立ち上げということもあり、心機一転。ゴール裏で肩を組んで選手を迎えようという試みがなされました。フィールドプレイヤーが入場してくると、肩を組むサポーター。肩に手を回されると、ほんの少しだけだけど心強かったです。選手チャントもその場で歌っていましたね。


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では、ここで本日のスタメンです。


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パルセイロは前節からメンバーを5人変更。#5池田選手#30浦上選手#8堂安選手#27竹下選手と若手選手が出場機会を掴んでいます。フォーメーションも一新して4‐4‐2。#30浦上選手がボランチに入るのが驚きですね。


一方のガンバ大阪U-23は前節からメンバーを3人変更。#35山口竜選手、#28高選手、#37白井選手がスタメンとなっています。前節ハットトリックを決めた#49塚本選手はメンバー外となっていますね。フォーメーションは4‐1‐4‐1です。











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この日のリスペクト宣言は要約すると「本場のたこ焼きが食べたい」とのことでした。絶対絶対負けへんでと関西弁も使っています。


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キックオフ前には明治安田生命長野支社長の竹林氏の挨拶がありました。「近年まれにみる苦境ですが、ともに勝ち上がっていきましょう」という内容だったと思います。いや本当に勝ちたいっす。


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明治安田生命様のキャラクター、うさりんとライト君も来場しています。


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選手紹介も済んで16時50分過ぎ、選手の入場が始まります。


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この日のパルセイロゴール裏。新体制一発目ということで、いつもより気合の入った声援を送っていました。弾幕も新しくなっていますね。2階席の弾幕が好きです。


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一方のガンバ大阪U-23ゴール裏。前日の影響もあり、過去最大規模のサポーターが来場していました。U-23でこれだけはいるのは珍しい。

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試合前にはまず、#9津田選手のJリーグ通算300試合出場達成のセレモニーがありました。プレゼンターは両親とお子さんです。


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花束を貰って嬉しそうな#9津田選手。この日もベンチから出場機会をうかがいます。


さらに、この日は冠スポンサーである明治安田生命長野支社の竹林氏によるキックインセレモニーがありました。写真はすみません、撮れませんでした。


ゴール裏に戻っている間に円陣も組み終わり、選手がピッチに散らばって...


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前半キックオフ!


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前半はガンバ大阪U-23ペースで進んでいきます。パルセイロが5バックから4バックにして、一人当たりが守る範囲が広くなったのを利用し、CBとSBの間にSHやIHが走らせるという攻撃を繰り返し、ゴールに迫ります。


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この斜めの動きにパルセイロはボランチを落とすわけでもなく、まだ慣れていなかったのか対応できず、裏でボールを受けられピンチを招き、自陣に釘付け。かといってパルセイロのSBが絞ると今度は外のスペースをガンバ大阪U-23のSBが使ってくるので、悩ましかったですね。4-4-2に不慣れな感じが出ていました。


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しかし、パルセイロはなんとか失点することなく立ち上がりの15分を終えます。しかし、前半20分。#21立川選手#5池田選手にパスを出しましたが、これが合わず#26奥野選手に奪われてしまいます。#26奥野選手は中にクロスを入れますが、これがカットしようとした#5池田選手の足に当たってコースが変わりゴールイン。パルセイロは一番やってはいけない形で失点を喫してしまいました。うーん、これは次戦は#21立川選手はスタメンを外れるかもしれませんね。


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さらに悪い流れは続き、前半23分。CBとSBの間を突かれて#47川崎選手に抜けだされ、クロスを上げられてしまいます。このクロスがスライディングをした#18内田選手の手に当たり、パルセイロはPKを献上。まあゴール裏から見ても明らかに手に当たっていたのでしょうがないですね。故意ではないと判断されることを期待したんですけど、そうはいきませんでした。


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キッカーは#18高木選手。パルセイロサポーターは守る#21立川選手に大きな声援を送ります。そのおかげもあってか、#18高木選手が蹴ったボールはゴールの右に外れて、パルセイロは2失点目を回避することができました。危なかった。


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ここから反撃に出たいパルセイロでしたが、なかなかゴールに近づくことができません。サイドをワンツーで抜け出そうという意識が強すぎて、相手に読まれてしまっていた部分もあったと思います。人数をかけても動き出しが少なく、攻撃に勢いもなかなか生まれませんでしたしね。


ただ、それでも前半42分。#8堂安選手が左サイドでボールを受けると、中央の#22国領選手に戻します。ここで#8堂安選手の中に入る動きにガンバ大阪U-23のDF二人が釣られ、サイドで#13山口選手がフリーに。すかさず#22国領選手はその#13山口選手にパスを出し、#13山口選手は落ち着いてクロス。これに#19三上選手が頭で合わせ、パルセイロが同点に追いつきました。前節は追いつけずにずるずると行ってしまったので大きな改善です。


そして、そのまま1-1で前半終了。4-4-2にまだ慣れていない感が辛かった前半でした。それでも前節よりはいいんですけけど。


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ハーフタイムには明治安田生命様の抽選会があったり、


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Jリーグみんなの健活体操があったりしました。


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うさりんもゴール裏で健気に体操に励んでいます。

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この健活体操思っていたよりも長くて、13番まであったんですよね。あまりに長すぎてガンバ大阪U-23の選手がピッチに出てきても続いてましたもん。和ませて戦意を削ぐ作戦だったのか...?狡猾ー。


後半開始に当たってパルセイロは選手交代。#30浦上選手に替えて復帰戦となる#24新井選手を投入します。#30浦上選手はちょっと配球の面で物足りなかったかな...。しばらくボランチ起用はないと思います。#24新井選手は実に1年半以上ぶりの復帰ですね。おかえりなさい。


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後半キックオフ!


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#24新井選手が入るとパルセイロは見違えたように安定感を取り戻します。#24新井選手は長らく試合から離れていたとは思えない予測の良さで、インターセプトをしたり、パスコースを塞いだりと大活躍。さらに、ボールを散らすのも上手く、パルセイロのビルドアップはスムーズになっていきます。

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加えて、パルセイロは後半開始から勢いを持って入っており、前線からプレスに行ったり、攻→守の切り替えのスピードを早めたりと、よく走っていました。高い位置でボールを奪えるシーンもあり、ゴールに徐々に近づいていきます。


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#8堂安選手に替えて#7妹尾選手を、#27竹下選手に替えて#9津田選手を投入し、逆転を狙うパルセイロ。しかし、後半32分。左サイドから#18高木選手がボールを受けるとターン。#4内野選手を躱してシュートをゴールに流し込み、ガンバ大阪U-23が2点目を奪取します。マークが少しあいまいになっていたのかな。後半はパルセイロが押していただけに痛い失点でした。


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ただ、それからもパルセイロが押す時間帯が続きます。サイドチェンジを多用し、ボールを前へと運ぶ手立てを見せ、人数でサイドを崩してからのクロス。惜しくもゴールには結びつかなったものの、クロスすら上げられなかった前節と比べると格段の進歩です。#13山口選手が果敢に攻め上がっていたのが印象的でした。


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この日の入場者数は3,573人。正直思ったよりも来ているなと感じました。ガンバ大阪U-23サポーター+明治安田生命長野支社の方々の動員が大きいですね。ちなみにボランティア参加人数は60人でした。こちらもいつもより多め。ありがとうございます。


後半アディショナルタイム3分にもスコアは動くことなく試合終了。後半は盛り返したものの及ばずパルセイロは3連敗を喫してしまいました。順位も依然として最下位のままで、J2昇格にはかなり厳しい状況が続きます。


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〈ハイライト動画〉














依然として最下位に沈むパルセイロの次節の相手は、ここまで8勝4分2敗の勝ち点28で2位につけるギラヴァンツ北九州。パルセイロとは対照的に好調で、しかもアウェイ戦ということもあり厳しい試合が予想されますが、何とか勝利を掴んでほしいところです。


そして、次のホーム戦は7月14日。17:00~ガイナーレ鳥取との対戦です。鳥取はここまで5勝3分6敗の勝ち点18で11位につけていますね。しばらく勝てていないホームで、久しぶりにラインダンスを踊りたい。よろしければUスタへとお越しください。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


おしまい




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前節アスルクラロ沼津相手に3-2と辛くも逃げ切り5試合ぶりの勝利を手にしたAC長野パルセイロ。ここまで30節を消化して8勝11分9敗の勝ち点35で10位につけます。そして、今節の対戦相手はここまでで12勝8分8敗の勝ち点43で5位につけるガンバ大阪U-23。2位以内の可能性がなくなり、今シーズンのJ2昇格が不可能になったパルセイロに対して、ガンバ大阪U-23はレギュレーション上昇格は出来ないものの、まだ2位以内に入る可能性を残しています。3試合負けなしと好調のガンバ大阪U-23相手に、パルセイロはどのような戦いを挑んでいったのでしょうか。









それでは両チームのスタメンです。



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パルセイロのこの日のスタメンは今シーズン初めて前節と変わらない11人。ようやくメンバーを固定でき、ここから熟成に入るわけですが残りはこの試合も含めると4試合です。フォーメーションは4-4-2。


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対するガンバ大阪U-23は前節からスタメンを4人変更。#41谷選手#28高選手#36松田選手#34福田選手がスタメンに名を連ねました。フォーメーションはこちらも4-4-2です。


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前半キックオフ!


立ち上がりはガンバ大阪U-23がボールを持ちます。攻撃の組み立ての際にボランチの#17市丸選手#28高選手がディフェンスラインまで下がる、もしくは#41谷選手が上がり、3バックのような形にします。パルセイロの前線は#27竹下選手#14東選手の2トップなので一人余らせることができ、余裕をもってボールを回します。そして、#36松田選手#35山口選手の両SBが高い位置を取らせます。ここでこの二人はタッチライン際まで大きく開いており、コンパクトにしようとしているパルセイロの選手を横に開かせます。立ち上がりのガンバ大阪U-23は、パルセイロの選手間の距離が空いたところを上手く使い、またJ1を経験している選手も多く、その高い技術力でボールを回します。


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前半のガンバ大阪U-23がディフェンスラインでボールを持っているときのシーン。両SBが大きく開いています。


対するパルセイロはこの日は前線から守備に行くことはあまりせず、プレッシャーをかけ始める位置も前節の沼津戦から10mほど下げて、ハーフウェイライン付近にボールが入ったところでプレッシャーを開始していました。そのぶんディフェンスラインも下がり、やや守備的な入りでしたが、ガンバ大阪U-23にボールをある程度持たれるのは想定の範囲内だったのでしょう。前線にボールが入ったところでしっかりと潰し、ゴール前まで行かせません。


前半8分。早くも試合が動きます。#6岩沼選手が自陣でボールを奪い、前線にロングボールを送ります。この日のガンバ大阪U-23はボールがパルセイロのCBに入ったところからすぐプレッシャーを開始するハイプレスを敷いていて、全体をコンパクトにするために、そのぶんディフェンスラインも高めになっており、背後に大きなスペースができていました。特にガンバ大阪U-23のSBが上がった裏のスペースはパルセイロにとって狙うべきポイントとなっていましたね。


そしてボールに反応して裏のスペースに走り出したのは#27竹下選手#16野田選手との競り合いに勝って、左サイドでボールを受けます。このときガンバ大阪U-23の左SB#35山口選手は高い位置を取っており、戻り切れていません。#27竹下選手はそのままペナルティエリア内へ侵入。CB二人を引きつけます。そして中では#36松田選手#28高選手#14東選手が引きつけ、ファーサイドの#23堂安選手がフリーに。それを見逃さず#27竹下選手は中にグラウンダーのクロスを送ります。GKと#36松田選手の間を抜けたボールに#23堂安選手がフリーで合わせ先制。#23堂安選手は今シーズン5点目を挙げました。ガンバ大阪U-23のハイプレスハイラインの裏を突いたゴールで、#27竹下選手から#23堂安選手へと決まったこのゴールはパルセイロの未来を感じさせるものでした。


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先制後もボールを持つガンバ大阪U-23、待ち構えるパルセイロという構図は変わりません。ガンバ大阪U-23は#38中村選手が中に入ったり、#24井出選手が中盤まで落ちてきたりと前線から中盤のポジションを大きく入れ替えながら流動的に動くことで、パルセイロのディフェンスにマークのずれを作ろうとしてきます。ただ、この日もパルセイロは人ではなくスペースを見るゾーンディフェンスを採用しており、高い集中力を持ってマークの受け渡しをスムーズに行っていて、決定機をあまり作らせません。


前半18分。#6岩沼選手が、敵陣左サイドからゴール前に向けて縦パスを入れます。これは#34福田選手に触られ、#36松田選手にボールが渡りますが、パルセイロはここで攻→守への素早い切り替えを見せ、#23堂安選手が高い位置でボールを奪取。プレッシャーを受けながらも斜め後ろにいた#14東選手にボールを出します。#14東選手は切り返しを一つ入れて、相手ディフェンスに隙を作り、その隙をついてペナルティエリア外からシュート。回転のかかったボールは内に向けてカーブを描き、ニアサイドを射抜きゴール。パルセイロが早い時間に追加点を奪いました。#14東選手は今シーズン4点目です。パルセイロの攻守の切り替えの素早さと、4人に寄せられながらも隙を作って決めた#14東選手の技術力が光るシーンでした。


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この日のパルセイロは縦の意識が高く、速攻を主体とした攻撃でガンバ大阪U-23を攻略しようとします。狙うのは変わらず、ガンバ大阪U-23のSBが上がった裏のスペース。#27竹下選手がサイドに流れたときに、ガンバ大阪U-23はCBがついていかなければならず、CB同士の距離が空きます。このときボランチの選手は中に絞ってきたSHの選手を見ていて、埋めることはできません。そこを#14東選手やSBの選手、さらにはボランチの選手が突くように走りだして、CBが大きく開いた間でボールを受けます。これにより、もう一方のCBも釣りだすことに成功し、中が手薄になりパルセイロは攻撃をフィニッシュまで持って行ける回数が増えていました。


パルセイロは2点を先制した後も、プレッシャーをかける位置はハーフウェイライン手前で変わりません。空中戦ではパルセイロに分があるので、ガンバ大阪U-23はあまりロングボールを蹴ろうとせず繋いできます。しかし、パルセイロはこれに4-4のブロックをきちんと引くことで対応します。中を締めて、中盤とディフェンスラインの距離を短くし、チャレンジ&カバーもしっかり整備されていたので、ガンバ大阪U-23の選手にボールが入ったときに激しく寄せることができていて、ゴール前でのプレーを許しません。ガンバ大阪U-23の開いたSBにボールが入ったときも、しっかりとスライドすることで対応しており、穴を作らせません。


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一方のガンバ大阪U-23はパルセイロのロングボール攻撃に対応するために、ディフェンスラインを下げて裏のスペースを消しにかかります。これに呼応するように前線のパルセイロのCBに対するプレッシャーも緩くなり、パルセイロは余裕を持ってボールを回せるようになってきます。ここで少し時間をかけてクールダウンできればよかったのですが、パルセイロは3点目を取りに行って試合を決定づけようと、ロングボールからの速攻を続けます。フィニッシュまで行けていたので、このときはよかったのですが、後半になってここでの体力の消費が大きく響いてくることになっていました。


ガンバ大阪U-23がディフェンスラインを下げたことで、裏のスペースは少なくなりましたが、そのぶん中盤とディフェンスラインの距離が開いていました。パルセイロはこれを利用し、#27竹下選手#14東選手の足元にボールを入れる攻撃を増やしていきます。主に、#27竹下選手が相手のCBを背負ってボールを受けますが、ボランチが挟みに来るのが遅く、体の強さを生かしてボールをキープすることができ、前線で起点となることができていました。


しかし、ボールを握っていたのはガンバ大阪U-23。パルセイロは中に人数を集めて守り、またFWの選手も下げさせることで、セカンドボールを拾い二次攻撃を防ぐことでガンバ大阪U-23の攻撃を防いでいました。ブロックの前で相手にボールを持たせている、回させているという状況でしたが、ピッチを最大限に広く使うガンバ大阪U-23の攻撃の前にスライドが多くなり、また細かなパスワークやポジションチェンジにより、ポジションの修正のために走る距離やスプリントも増え、パルセイロの選手は徐々に体力を消耗していきます。それでも得点は許さず、前半は2-0で折り返します。待ち構えて誘い込んで奪い、ロングボールを多く用いたカウンターで攻撃するというパルセイロの狙いがハマった前半でした。



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後半開始に当たってガンバ大阪U-23は選手交代を行います。#18高木選手に代えて#26妹尾選手を投入。#18高木選手はこの日は動き出しが少なくボールを引き出せていなかったので、やむを得ない交代ではありますね。そして、ガンバ大阪U-23は前線の陣形を変更。#38中村選手をワントップにおいて、2列目を右から#34福田選手#24井出選手#26妹尾選手という4-2-3-1のフォーメーションに変更してきました。



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ガンバ大阪U-23(後半開始~)


そして、同時にパルセイロも選手交代。この日先制点を決めた#23堂安選手に代えて#8河合選手を投入。#23堂安選手は前半に競り合いでお尻の辺りを痛めたようなので、大事を取っての交代でしょう。#8河合選手はそのまま左SHに入りました。


後半キックオフ!


後半もパルセイロはディフェンスラインを低く設定し、待ち構える守備を続けます。これをこじ開けるためにガンバ大阪U-23は、前半よりも#24井出選手の位置を一つ下げてくることで対応します。#24井出選手はブロックの外まで下がってボールを受けることが多く、パルセイロのボランチは一瞬プレスをかけるのが遅れてしまいます。#24井出選手はその一瞬の隙を見逃さない目と、それを現実のものにできるテクニックがあるので、開いたSBにボールを入れたり、裏のスペースにスルーパスを送るなど、的確なボールさばきで、パルセイロディフェンスに混乱をもたらしていました。


そして、#24井出選手にプレッシャーをかけるためにパルセイロのボランチが前に出ると、ディフェンスラインと中盤の間が広くなり、バイタルエリアが空いてしまいます。そのバイタルエリアをワントップの#38中村選手や、ボランチの#28高選手#17市丸選手に使われてしまい、ディフェンスを引きつけられ、空いたサイドにボールを入れられ、クロスからフィニッシュという攻撃を後半のパルセイロは多く受けてしまっていました。


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後半16分、ガンバ大阪U-23は早くも二人目の選手交代を行います。右SHの#34福田選手に代わり、#40食野選手を投入。疲れてきたパルセイロディフェンスにドリブルが得意な#40食野選手を当てることで翻弄し、ゴールを狙います。#40食野選手は左SHに入り、#26妹尾選手が右SHに移りました。


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ガンバ大阪U-23(後半16分~)


ガンバ大阪U-23の攻撃に対し、パルセイロは4-4のブロックを作っての対抗を続けますが、疲れてきたのか中盤とディフェンスラインの間が広がるようになってきてしまっています。その間に前半にはなかったスペースが生まれ、ガンバ大阪U-23はパルセイロの選手たちが作る三角形ないし四角形の間でボールを受け始めています。パルセイロの選手はプレッシャーに行きますが、そうすると元いた場所が空き、絞ってきたSHに使われたり、それをおとりに空いたSBにパスを出されたりと後手後手を踏んでしまっています。


また、前半はFWの選手も戻ってディフェンスに参加していましたが、3点目を取りに行くため前線に張るようになり、パルセイロはセカンドボールをあまり拾えなくなり、ガンバ大阪U-23の二次攻撃・三次攻撃を受けてしまっていました。さらに、前半FWだった#18高木選手が中に張っていたのに対し、後半FWに入った#38中村選手は多くサイドに流れ、足が止まり始めたパルセイロのディフェンスは#38中村選手をなかなか捕まえ切れず、前線でのボールタッチを許してしまい、苦しい展開が続きます。


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対するパルセイロの攻撃は、前半と変わらずボールを奪ったら前線に素早く当てることを目指していましたが、ガンバ大阪U-23は点を取るために前がかりになり、それに伴いディフェンスラインも上がっています。パルセイロのFWがボールを持ったとしても、CBやボランチの素早いチェックに遭い、なかなかボールをキープできません。また上がってくる人数もそのスピードも前半より少なくなっており、ガンバ大阪U-23に常に数的優位に立たれ、ゴール前まで運べません。ただ、そんななかでもFWがファウルを受け、FKを獲得することも多く、セットプレーから何度か惜しいシーンを迎えていました。


ただそんななか迎えた後半30分。#7佐藤選手のクリアボールを拾った#16野田選手が左サイドに運び、中の#40食野選手にパス。パルセイロのブロックの前でボールを受けた#40食野選手は、#19三上選手に寄せられるとすぐに後ろの#17市丸選手にバックパス。ここで#17市丸選手へ誰が行くのかはっきりしなかったのが痛かった。プレッシャーの緩い状態でゆとりを持ってボールを扱えた#17市丸選手は、#7佐藤選手#8河合選手の間にポジションを取っていた#26妹尾選手にパス。#5寺岡選手が寄せますが、切っていたはずの左にシュートを通されてゴール。ガンバ大阪U-23が1点を返します。パルセイロの選手が疲れて寄せが遅くなっていたところを、4-4のブロックの外でボールを受けることで、#17市丸選手に突かれたという失点でした。パルセイロのディフェンスラインと中盤が同時に下がり過ぎていたのもキツかったですね。


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失点直後にパルセイロは選手交代。#14東選手に代えて#28松村選手を投入。ここ数試合毎節みられる定番の交代で、前線でのボールキープとドリブルで3点目を狙いに行き、前線での守備を強化することで2失点目を防ぎに来ます。


しかし、ガンバ大阪U-23の攻撃は続きます。パルセイロの守備陣は疲れて足が止まっていき、後半から入ってフレッシュな#26妹尾選手#40食野選手の中に入っていく動きを捕まえ切れません。そして、空いたサイドのスペースに高いポジションを取るSBにボールが入った時も、スライドの動きが遅くなり隙が生まれ、ガンバ大阪U-23の選手の間に入るポジション取りの上手さもあり、決定的なシーンを何度も作られてしまいます。#26妹尾選手#38中村選手のシュートが連続してゴールポストを叩き、後半34分には、#26妹尾選手をペナルティエリア内でフリーにしてしまい、ヘディングシュートを打たれますが、#1田中選手のファインセーブもあり、得点を許しません。


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後半43分。パルセイロは最後の選手交代を行います。#27竹下選手に代えて#10宇野沢選手を投入。この日の#27竹下選手は裏抜けもよく、前線でのボールキープで起点になったりファウルを貰ったりするなど、2試合連続で十分な活躍を見せていました。そして#10宇野沢選手はそのまま#27竹下選手のいたFWに入り、前線でボールキープの起点を作ることで、ガンバ大阪U-23の攻める時間帯を減らそうとします。


その直後にはガンバ大阪U-23も選手交代。最前線の#38中村選手に代えて#37白井選手を投入。前線の選手を入れ替えてパワーを持たせ、最後の勝負に出ます。


そして試合は後半アディショナルタイムに突入。表示された時間は4分。パルセイロはここ4試合連続で後半アディショナルタイムに失点を喫しており、この魔の時間帯を乗りきることがこの試合の大きなテーマとなっていました。ただ攻めるのはガンバ大阪U-23。後半アディショナルタイム2分には#36松田選手が中に切れ込んできての細かいパスワークから、#24井出選手に抜け出され、シュートを打たれますが、これは至近距離で#1田中選手が右手でファインセーブ。ゴールを割らせません。その後も#37白井選手にヘディングシュートを打たれるなど危ない場面もありましたが、なんとか守りきり2-1で試合終了。パルセイロは今シーズン2度目の連勝を飾り、J3でホーム通算50勝目を挙げました。


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この試合を振り返ると、ガンバ大阪U-23のSBが高い位置を取るというスカウティングがあり、その裏のスペースを積極的に狙っていったことで先制点が生まれ、攻守の切り替えの素早さから2点目が生まれ、前半はパルセイロの狙い通りに試合が運んだと思われます。しかし、後半になると状況は一変。運動量が落ちたパルセイロはガンバ大阪U-23に攻め込まれてしまいますが、#1田中選手のファインセーブもあり辛くも逃げ切ったという試合でした。勝ったはいいものの、SHを中に絞ってSBを大きく開かせて、ギャップを作る。引いて作られたブロックの外側はプレッシャーが緩いので、そこでボールを保持して叩くといったパルセイロの攻略法も垣間見えたので、阪倉監督をはじめとしたチームがどう修正してくるか注目です。





<ハイライト動画>






監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

【11/11 G大23戦】監督・選手コメントをアップしました
(長野公式)

2018明治安田生命J3リーグ第31節 vs ガンバ大阪U-23|フォトギャラリー|ファンゾーン(長野公式)

2018明治安田J3 第31節 ●1-2 長野@長野U
(ガンバ大阪公式)

[レビュー]遅すぎた目覚め。課題の入りに失敗し、長野を攻めきれず(ガンバ大阪公式)

AC長野、今季2度目の連勝 G大阪U23に2―1(信濃毎日新聞)

















この結果を受けてパルセイロは9勝11分9敗の勝ち点38になり、順位も9位と一つアップしました。そして次戦はアウェイゲーム。11月18日の13:00から鳥取県はとりぎんバードスタジアムでガイナーレ鳥取との対戦です。ガイナーレ鳥取は第31節消化時点で12勝8分9敗の勝ち点44で6位。残り3試合で2位の鹿児島とは勝ち点差が7に開いており、次節パルセイロに負けると昇格の可能性が消滅するということで、高いモチベーションを持って臨んでくると思われます。22得点で得点ランキング首位に立つ#9レオナルド選手をはじめとしたブラジル人3トップは破壊力抜群で、ここまで9試合連続で失点を喫しているパルセイロがどう抑えるのかが注目されますね。鳥取には前半戦の対戦では、0-1で負けており、浅野前監督解任の直接的な原因となった苦い思い出があるので、その借りを返したいところです。


そのまた次節もFC東京U-23とのアウェイゲームを挟み、パルセイロの次のホームゲームは早くも今シーズン最終戦。12月2日13:00から長野Uスタジアムでグルージャ盛岡との対戦です。前半戦の対戦はアウェイでこちらも0-3の敗戦を喫しており、リベンジを果たしたいところ。この試合を逃してしまうと3ヶ月近く試合はないので、この機会を逃さず、ぜひとも長野Uスタジアムにお越しください。



がんばれ!AC長野パルセイロ!!



おしまい






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<ハイライト動画>



前節、前々節と2戦連続ドローで来ており、なかなか勝ち点を伸ばすことのできないAC長野パルセイロ。今節は去年の対戦成績が11分だったガンバ大阪U-23との対戦です。

 

ガンバ大阪U-23はここまでは31分け2敗の勝ち点106位。去年と違って好調の理由はトップチームとU-23チームの完全分離を辞めたことにあります。それでオーバーエイジの選手がガンガンと出てくるようになったのが大きいですね。前節なんか#2西野選手、#21矢島選手、#39泉澤選手とか出てきましたからね。まあ富山に0-3で負けて不発に終わったんですけど。

 

また、パルセイロは去年U-23チーム相手に222分だったこともあり、ソロが昇格を果たせない原因の一つでもありました。今年はホームでFC東京U-23には勝ちましたがギリギリの勝利であったのも事実です。ガンバ大阪U-23には負けたことがなく相性はいい方の相手なんだったんですけどね...







今日のスタメンはこちら
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パルセイロは#8河合選手が3戦ぶり、#17明神選手が5戦ぶりのスタメンです。またサブには#13勝又選手が今シーズン初めて入りました。

ガンバ大阪U-23は0-3で負けた前節からスタメン4人を入れ替え。#23林選手と#19高木選手がスタメンです。オーバーエイジ枠には#13菅沼選手、#21矢島選手、#24井出選手、サブに#31鈴木選手が入りました。全員J2でバリバリやってた選手じゃないですかーやだー。また、サブには怪我明けの#17市丸選手や#26妹尾選手などが入りました。

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※ここから箇条書きです

・前半キックオフ!

・ガンバ大阪U-23は立ち上がりの15分に4失点。

・ガンバ大阪U-23はショートパスをつないでいくスタイル。

・前半7分#17明神選手のインターセプトからチャンスが生まれる。古巣対決で燃えてる感。

・前半13分#32芝本選手のヒールパス。テクい。

・「相手は隙の多いチームなのでその隙を突いていきたい」というフラグ。

・これ前日配信されたパルースでも引っかかってたんですよね。そりゃ沼津よりは隙あるでしょうけど、それ言って大丈夫ですかって。客観的に見た事実を言っただけだとは思うんですけど。これがフラグになって勝てなかったらどうしようって不安は感じました。

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(©ワールドトリガー)

・前半16分、#21矢島選手の左足シュートは枠内。リオで得点も決めてたくせに。何でJ3に出てるんですかJ3に。

#19一美選手はイケメン。

・前半23分、#25有永選手#7佐藤選手#10宇野沢選手と繋いで#10宇野沢選手がクロス→相手DF跳ね返す→クリアが再び#10宇野沢選手へ→#10宇野沢選手が落とす→右斜め45度から#8河合選手がシュート→GOOOOOOOOAL

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・記録上ではファーストシュートだったらしい。

・#8河合選手は今シーズン最初の複数得点者です。

・ガンバ大阪U-23は失点が前半9、後半2。

・前半28分、右サイドから#8河合選手がクロス。#27竹下選手には合わず。中に一人しかいない。もっと人数が居れば。

・得点から勢いづくパルセイロ。

・前半33分、#24井出選手の水平チョップが#25有永選手に決まりイエロー。

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・今節のパワー実況:「去年は第6節まで1ゴールでしたが今年はすでに10ゴール。単純計算すると10倍の得点力が上がったというガンバ大阪U-23」

・1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ!10倍だぞ10倍。

・前半36分、#36マツダ・ガンバノホウノ・リク選手からのクロスが流れて#35山口選手へ。#35山口選手は#24井出選手にパス。#24井出選手がDFを外してペナルティエリア外左35度からシュート。ゴール。

・わずかに空いたシュートコースを突いたゴラッソだった。なんで#24井出選手がJ3でプレーしてるんですか。一昨年までJ2の千葉(もうすっかりJ2の千葉になってしまったね...)でバリバリやってた選手じゃないですか。どっか水戸や愛媛あたりのJ2クラブに期限付き移籍してくれれば、そっちで試合出られたと思うんですけど。

#24井出選手のゴールはスーパーだったけどパルセイロのディフェンスもルーズだった。対面の#25有永選手は動きが止まったところを動かされてついていけなかった感じかな。もっと粘り強くいってほしかったですけど。

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#2松原選手のオーバラップからチャンスが生まれている。

・実況「河合だ、河合だ、河合だー!!!」

・アニマル浜口か。宝の山が降りてきた。

・実況「選手が2点取られても3点取るゲームをしたいと言ってたように」

・これ言ったの誰です?守備の選手ではないですよね。今年はそういう心構えで見ていったほうがいいかもしれないですね。

・前半42分#8河合選手がひきつけて#7佐藤選手にパス。なんだかんだでゴールは決まらず。その後のコーナーキックも決まらなかった。

・前半終了間際から「HEAT」発動。

・前半アディショナルタイムの1分にもゴールは決まらず前半は1-1で終了。



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・ガンバ大阪U-23はやっぱりテクニックがある選手が多いですね。パルセイロの選手はテクニックで完全に上回られてた。

・テクニックがあるからショートパスをどんどんと繋いでいく戦い方ができるんですよね。パスを繋いでいるということはボールを持ってるってことで、ボールを持ってるってことは攻められないってことになる。まさに攻撃は最大の防御。

・ていうかパルセイロの選手のプレスが緩いんですよね。それが相手にボールを回す自由を与えちゃってる。もっと相手との距離を詰めてガツガツ行ってほしいと素人思いでは思うのです。

・あとディフェンスラインがまだ低いかなと。前半オフサイドを取ったの0ですからね。相手が積極的に裏を狙ってこなかったてのもありますけど、もっとディフェンスラインを高くして、陣形をもっとコンパクトに保ってほしいです。

・攻撃では久しぶりに復帰した#8河合選手がいいですね。積極的に仕掛けていく姿勢もあったし、ひきつけてパスするなど周りもちゃんと使えてた。間違いなく今シーズンの攻撃の要ですね。もう怪我しないで。

・ガンバ大阪U-23はハーフタイムに#24井出選手と#26妹尾選手を交代。

・なんで#24井出選手交代したんかな。十分相手の脅威になってたのに。

・ひょっとして最初から45分限定起用だったとか?今週の水曜日にはルヴァンカップもあることですし。

・あっ、イエロー貰ってたからか(違う)

・というかガンバ大阪U-23、ホームで3連勝中って。負けてないんだ。

・パルセイロの11人の平均年齢は28歳。#23堂安選手から#17明神選手に代えるだけでピッチ上の平均年齢が1歳上がりますね。

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・パルセイロの方は選手交代のないまま後半キックオフ!

・後半3分#27竹下選手が前からプレスに行き、相手を倒してしまいイエロー。ハーフウェイラインより前だったし、こういう不要なイエローは避けてほしいです。ただでさえ反則ポイント溜まってんだから。

・後半4分、#35山口選手が#7佐藤選手を抜いた。つよい。

・後半6分、#19イケメン一美選手がミドルシュート。やっぱりパルセイロのプレスが緩い。

#19一美選手ってここまでのホーム3試合全部得点挙げてるんですか。決定力あるなあ。

・浅野監督ハーフタイムコメント
「もっと球際に強くいこう」
「シンプルにスペースを突いていこう」
「残り45分勝ちに行こう」

・確かに前半のいい時間帯の時は相手の距離感が遠いところをうまく突けていた気がする。

・後半9-10分パルセイロのコーナーキックが続くも押し込めず。

・実況「ターゲットは3番の大島」。えらい連呼するなと思ってたけど本当にその通りだった。正直。

・後半はパルセイロのペース。脅威になっていた#24井出選手が下がったことで#19三上選手が前に出ていく時間が増えてて、それがリズムを生んでる。

・後半16分ガンバ大阪U-23選手交代、#32芝本選手→#27森選手。

#21矢島選手がボランチに。

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・後半19分パルセイロ選手交代、#27竹下選手#30萬代選手#7佐藤選手#28松村選手

・今日の#27竹下選手は果敢に裏に抜ける動きを繰り返してました。そんなパス出てこなかったけどこういうのは続けることが大事。それによってディフェンスラインを下げることができるし。次節も期待してます。

#7佐藤選手は今日は攻撃もよかったんですけど、それと同じくらい守備でも頑張ってました。ボールを奪われたときの切り替えが早かったし、これはチームの大きな助けになる。あとはもっとシュートの意識を高く持って、そろそろ得点を決めてほしいです。

・後半28分、#17明神選手からのスルーパスに#10宇野沢選手が抜けだすが#23林選手にクリアされる。

・その際、#10宇野沢選手#23林選手が交錯。痛そう。そして#10宇野沢選手にイエロー。しょうがない。

・後半31分、ガンバ大阪U-23がいい位置でのFKを得るも、#27森選手の蹴ったボールは枠外に。21mは近すぎたかな。

・入場者数1572人。ガンバ大阪U-23の試合にしては多めなんじゃないか。

・後半32分、#8河合選手#27森選手が倒して、#27森選手にイエロー。ここでも#8河合選手だ。わっはっは。あ、わっはっは。

・そのあとすぐ#10宇野沢選手に代えて#13勝又選手がイン。

・今日の#10宇野沢選手はシュートが枠に飛びませんでした。今日は#10宇野沢選手の日じゃなかった。アシストは見事でしたけどね。

#13勝又選手は今シーズン初出場。前節後に行われた練習試合で2ゴールという結果を残し、さっそく出場です。

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・後半34分ガンバ大阪U-23は#18高木選手に代えて#34福田選手を投入。

#34福田選手ってJ1の開幕戦にルーキーながらスタメン出場をしてサポーターをざわつかせた選手で合ってますよね。

・懸命にボールを追う#13勝又選手いいですね。

・後半38分、#21小澤選手からのロングボールに#8河合選手が抜けだすもシュートはゴールの右。

・うああああああああ惜しいいいいいいいいいいい。元気があれば何でもできるとはいかなかったー!!

・後半40分、高い位置でボールを奪った#28松村選手がドリブルで仕掛けるも相手ディフェンスにボールをカットされる。そのボールが#30萬代選手に渡り、#30萬代選手はシュートを放つもゴールの左。

・今日も#28松村選手は積極的に仕掛けていてよかった。突貫小僧。

・時間も無くなってきて両チームとも縦に速いオープンな展開になってきた。

・後半アディショナルタイムは4分

・パルセイロは2試合連続で後半アディショナルタイムにゴールを挙げている。

・後半45+1分、#27森選手のシュートは#21小澤選手がキャッチ。

・後半45+4分、#13勝又選手のクロスをファーサイドで受けた#2松原選手が再びクロスを入れるも誰にも合わない。

・そのまま両者得点を奪うことができずに1-1で試合終了。

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・うーん...

・うーーん...

・うーーーーーん………

・攻撃は去年と比べると可能性みたいなものは少しずつ出てきてるんですけど、如何せんシュートが枠に飛ばないですね。

・相手の足も止まってきた後半遅い時間帯に押し込めてるのは走れてるってことで、キャンプの成果は出てるってことなんですけど、最後のところが上手くいかない。

#2松原選手#19三上選手の上りは良かった。クロスの精度も上がってた。その上がったスペースを使われるってことも今日は少なかったし。#17明神選手のカバーのおかげかな。

・それと#8河合選手と途中出場の#28松村選手は積極的に仕掛けてた。去年のパルセイロに足りない部分を補ってくれてる。次節も期待。

・どんどんと仕掛けられる#28松村選手と守備に安定感の出る#7佐藤選手のどちらを使うかは難しい判断ではありますけど。

・守備は今日も少しルーズだったのでもっと引き締めてもらいたい。誰が行くのかの判断をはっきりと。

・パルセイロの弱点ってサイドチェンジだと思うんですけど、今日のガンバ大阪U-23はそんなにサイドチェンジを多用してこなかったのでそこに助けられた部分はある。

・どうして使ってこなかったんだろうか。相手に合わせるよりも自分たちのスタイルを貫くことを優先したのかな。育成的な側面を。勝ちにこだわって相手の弱点を突く方が選手たちに自信が手に入っていいと思うんですけど。

・というわけでサイドチェンジが入ったときの守備の対応がどう修正されているかは今日見れなかったのでそれは次週のお楽しみということで。

・これで3戦連続ドローになった。

・5戦負けなしとも言えるし、3戦勝ちなしとも言える。

・昇格を目指しているうえで3戦連続ドローっていうのはやっぱり痛い。勝ち続けないと昇格はできないですから。




監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

2018明治安田生命J3リーグ 第7節の結果
(長野公式)


【イメージギャラリー】2018明治安田生命J3リーグ 第7節 vs ガンバ大阪U-23(長野公式)

[レビュー]前節の悔しさを胸に守備陣が奮闘。若きガンバが長野と勝ち点1を分け合う
(ガンバ大阪公式)


AC長野、また勝ち点1 引き分け3試合連続(信濃毎日新聞)









さて、3戦連続ドローで終わってしまったAC長野パルセイロ。何故か1週空いて次節の対戦相手はセレッソ大阪U-23です。セレッソ大阪U-23とは去年は2戦やってどっちも引き分け。通戦成績でも3分1敗と一回も勝ってません。去年までとは違うってところを見たいので、なんとしても初勝利を挙げてほしいところです。
次節は4/28ホーム長野Uスタジアムでのゲームです。行ける人は長野Uスタジアムでの応援を、そうでない人はDAZN等での応援をよろしくお願いします。でも、スタジアムでしか分からないこともあるし、是非ともスタジアムで観てほしいなって思います。迷わず行けよ、行けばわかるさ、ありがとーーー!!!!!



おしまい





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