Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

タグ:SC相模原



前編はこちら




両チームのスタメンは以下の通り。


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前半キックオフ!


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パルセイロと相模原は同じ3-4-2-1のフォーメーションでこの試合を戦っています。ミラーゲームと呼ばれるゲームでしたが、両者の守備のやり方はやや異なっていたように感じられました。


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まず、相模原はミラーゲームのマークが明確になるという特性を生かした完全マンツーマンです。ワントップの#27竹下選手には中央の#3富澤選手が、右サイドにいることの多い#19三上選手には#25小田島選手が、左サイドを中心に動く#14東選手には#15丹羽選手がそれぞれついています。


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これはほとんど崩れることがなく、シャドーの選手が下がってボールを貰おうとすると、マークの選手がどこまでもついていきます。ただ、マンマークということでスペースを埋める意識はやや弱く、パルセイロとしてはCBが釣り出されたスペースを狙えれば、決定機を作れるという展開でした。


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一方のパルセイロ。こちらも基本的にはマンツーマンでしたが、異なっていたのはシャドーが下がっていった場合の対処の仕方です。相模原は中盤で数的優位を作ってボールを運ぼうと、よく#39伊藤選手が下がってビルドアップに関与していましたが、ここでマークの#4内野選手は自らのポジションを空けてまで対応に行きません。シャドーやボランチの選手にマークを受け渡し、ディフェンスラインにスペースを作らないように対応しています。パルセイロは中盤である程度ボールを回されることを許容する代わりに、ディフェンスラインに人数をかけて、最後のところで跳ね返すという戦い方を取ってきました。


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しかし、これによって相模原がボールを回せていたかというと、そうでもありません。パルセイロは相模原のボランチがボールを持った時に、シャドーの選手がプレスバックして、ボランチと挟んでボールを奪いに行きます。これが想像以上に効果的で、相模原の攻撃を上手く遮断することができていた印象です。


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また、この日のパルセイロは前節の藤枝戦よりも、前線からのプレスを増やしています。相模原のビルドアップはボランチが落ちてこず、CB3枚で行うことが多く、パルセイロは前線の3枚と3対3ではめることができていました。パルセイロの前線がプレずに行くと相模原のCBは比較的簡単にボールを前線に蹴ります。


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というか、この日の相模原はロングボールが攻撃の主体でした。相模原のCBはパルセイロの前線がたとえそんなにプレスに来ていなくても、とはいってもボランチへのパスコースは消していますが、すぐボールを蹴ってしまうんですよね。#27竹下選手#1田中選手に寄せていった時も、余ったCBにパスを出せるのに、#1田中選手は大きく蹴り出してしまうといったシーンが散見されました。


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きっと相模原はこの日はパスをつなぐよりもシンプルにロングボールというプランで臨んできていたのでしょう。相模原の前線には#9ジョン・ガブリエル選手がいるのでアバウトなボールでも収めてくれると踏んでのことでしょうが、#9ジョン・ガブリエル選手にロングボールが合わないシーンもまあまああって効果的とは言い難かったかなと。


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反対に、パルセイロは主に#29山田選手が下がって、4バック化してのビルドアップを多く行っています。相模原は前線3枚でプレスに来るので、単純に1枚余らせることができ有意にボールを動かしていました。また、#17明神選手が中継点となってボールを引き出すことで、相模原のボランチを一枚引き連れ、手薄になった中盤にシャドーの選手が下りて、ボールを受けるという一つの形ができていました。


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それでも、相模原は横幅を狭くして、中央に密度を高めて守っているので、パルセイロとしてはWBにボールが入ることが多くなっていました。ここで、以前だったら#27竹下選手がサイドに流れてボールを引き出そうとするシーンが多かったのですが、この日のパルセイロはサイドのCBをオーバラップさせる回数を増やすことで、サイドを崩そうとしていた印象です。


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また、シャドーの選手がサイドと中央の間のハーフスペースでボールを受けた時に、マークについているCBと、中央で#27竹下選手を見ている#3富澤選手との間が開き、パルセイロにとっては絶好のスペースが生まれます。相模原のボランチが落ちて、ここを埋めるということもあまりないので、パルセイロはWBを中に走らせたり、もう一方のシャドーや#27竹下選手をサイドに流すことで、ボールを受けることができていましたね。


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また、この日のパルセイロのディフェンスラインは高いとは言えませんでしたが、相模原のディフェンスラインはパルセイロのそれよりも低かったように感じます。ここで、中盤とディフェンスラインの距離が前半から開いてしまい、パルセイロの選手は間に入って受けやすくなっていました。これを防ぐために、相模原の中盤は下がりますが、そうなると今度はパルセイロの中盤へのプレスのかかりが緩くなり、結果としてこの日のパルセイロは、いつもよりも縦パスを多く出すことができていました。


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さらに相模原は、パルセイロもそうですが、守備時に5-4のブロックを作るので、シャドーがボランチの位置まで下がります。そして、#9ジョン・ガブリエル選手も前線で張っているという感じはそこまでなく、機会があればパルセイロのボランチに後ろから寄せていて、ボールを奪うシーンも何度かありました。しかし、このとき前には相模原の選手が誰もいません。パルセイロよりも極端な撤退守備を相模原は敷いていたので、攻撃の迫力は減じてしまっていました。


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相模原の三浦監督のコメントにもありましたが、この日の相模原は攻撃の際には意図的にポジションをずらしてきました。#39伊藤選手が下がって2トップ気味になったり、#9ジョン・ガブリエル選手がサイドに流れたりして、ミスマッチを作ろうとします。しかし、パルセイロのディフェンスは、一人が釣り出されてもスライドがこの日は十分に機能しており、またシャドーが深い位置まで守備をしてくれるおかげで、大きな問題にもならず、防ぐことができていました。


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前半の中盤頃から相模原は、前線からのプレスを強化して、パルセイロのビルドアップを阻害してきたり、WBが少し下がり目のポジションを取ったりしてきています。また、パルセイロの受け手と出し手の呼吸が合わなかったりして、なかなかシュートまで持っていける機会が少なくなってきています。


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ただ、それでもパルセイロは相模原のチャンスの芽をつぶすことができていました。この日のパルセイロは攻→守への切り替えが速く、シャドーがすぐに戻り、ボランチが出足鋭く守備をします。即時奪回のコンセプトが、チームに少しずつ根付いてきたのを感じるゲームでした。


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また、この日は#17明神選手がボランチで今シーズン初のスタメンでした。攻守に動き回る#29山田選手のカバーを主に行っています。#29山田選手が下がってビルドアップに関与する時は、前線との中継役になっていてシャドーを前線に留めたままにしていました。#29山田選手が上がった時には後ろでカバーして、相模原のシャドーの横の危険なスペースを消していました。この二人のボランチの関係性は良好で、この日のパルセイロが安定していた一要因になっていました。


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前半終わりにかけて、相模原がCKを多く獲得していますが、パルセイロはそのたびに凌ぎます。セットプレー時には#9ジョン・ガブリエル選手#3大島選手ともう一人の二人がつき、自由を与えていませんでした。普通のプレー時にはやはり高さで上回られていましたが、#3大島選手も体を当てることで、#9ジョン・ガブリエル選手のプレーを制限していました。先にヘディングする場面もあり、後半もこの調子で抑えることが期待されます。


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終盤に痛んだ#9ジョン・ガブリエル選手の治療をしているうちに前半が終了。0-0で折り返します。パルセイロにとっては、今シーズン一度も前半に点を取れていないのは気がかりですが、前線からの守備や奪われてからの切り替えが機能していたので、後半も続けていくことが求められますね。攻撃では動きながらボールを貰う場面をもっと増やせれば、相模原の5バック気味の守備を崩しやすくなるのではと思います。













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この日のボランティア参加者は37人。GWということで多めですね。いつもありがとうございます。




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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半になるとパルセイロは、前半よりも#27竹下選手がサイドに流れるようになります。相模原のCBの脇という3バック定番の弱点を突こうという意識が前半よりも強く見えます。当然#3富澤選手がついていくのでハーフスペースが空き、そこをシャドーの選手が突くという攻撃パターンができてきていました。先制点に繋がるFKの獲得もその流れからでしたね。


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また、この日のパルセイロは右サイドからの攻撃を多く行っています。これには#24阿部選手が上がることが多いので、その裏を突こうという狙いがあったように思えます。また、#24阿部選手のクロスを封じる目的もあったでしょうか。パルセイロはボランチやCBも参加して、サイドでボールを繋ぎ、相模原のWBとCBが並んだ瞬間を狙って裏へ動き出し、ボールを引き出そうとしていました。時間が経つにつれて、相模原の足は止まってきていたので、この攻撃が有効に働くようになっています。


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後半10分。#14東選手がペナルティエリア前右でファウルを受け、パルセイロがFKを獲得します。キッカーは#25有永選手。ボールはゴール右に飛び、これは#1田中選手に弾かれますが、マークの#26上米良選手に先んじて動いていた#14東選手が詰めて、パルセイロが先制します。#14東選手は開幕戦以来の今シーズン2点目を挙げました。


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その直後に相模原は一枚目の選手交代を行います。#38千明選手に替えて、かつてパルセイロ戦で1試合4得点を挙げたこともある#27大石選手を投入。#27大石選手はシャドーの位置に入り、#26上米良選手がボランチにポジションを移しました。


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その後しばらくして相模原はさらにフォーメーションを変更。#9ジョン・ガブリエル選手#27大石選手の2トップ気味にして、#39伊藤選手をトップ下のような位置に置き、5-3-2のような陣形にしてきました。これも意図的にズレを生み出そうとしてのものですね。これにパルセイロはボールのあるサイドとは逆にいるCBを余らせることで対応していましたが、#39伊藤選手を捕まえ切れていなかった印象があり、ここから少しずつ相模原が盛り返していきます。


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後半31分。パルセイロが右サイドでスローインを獲得します。これをサイドで受けた#27竹下選手が上手く反転。相手DFと入れ替わります。#27竹下選手はドリブルでペナルティエリアへと侵入。3人を引き付け、中にクロスを送ります。これに反応したのは、またしても#14東選手。ボールウォッチャーになっていた#15丹羽選手#23川上選手の間にポジションを取れていた、#14東選手は足を伸ばしてクロスに合わせて、無人のゴールに流し込みます。やや相模原に押され気味だったパルセイロが2点目を奪いました。




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なお、相模原はこの直後に選手交代を行っています。#24阿部選手に替えて、#29水野選手を投入。狙われていた右サイドのテコ入れを図りましたが、少し遅かったですね。


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パルセイロが2点を取った後、少し引いてきたこともあり、相模原が攻めるという展開になっています。しかし、パルセイロも5-4のブロックを作っており、スペースを消してきています。さらに、この日顕著だったのが球際の強さ。パルセイロはこの日はボールに対して激しく守備に行っており、体をぶつけることでボールを奪うシーンも多く、セカンドボールの奪い合いでも優位に立てていました。この球際で負けなかったのが、この日の一番の勝因だったと思います。


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この日の入場者数は3,799人。前回のホームゲームよりも1,000人以上入っていますが、2年ぐらい前には5,000人くらいいたことをおもうとまだまだ満足できる数字ではありませんね。もっとほしい。


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後半37分にはパルセイロが最初の選手交代。この日2ゴールの#14東選手に替えて、#6岩沼選手を投入。さらに後半43分には#27竹下選手に替えて、#8堂安選手を投入します。これにより前線は#19三上選手のワントップに、#6岩沼選手#8堂安選手の2シャドーという構成になります。前線でボールを追い回すことで、相模原の攻撃を防ごうという考えでしょうか。この交代の効果というのは確実に出ていて、その直後にはGKへのバックパスが弱くなったところを、#8堂安選手が猛然と走って奪うと言ったシーンもありました。


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後半アディショナルタイムは3分。パルセイロは#25有永選手に替えて、#20吉村選手を投入したりと時間を使います。相模原にシュートを許しながらも、なんとかゴールは守り切り、そして試合終了。2-0でパルセイロが待望のホーム初勝利を手にしました。


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この試合においては、#9ジョン・ガブリエル選手#3大島選手中心に押さえられたこと。相模原のずれを作ろうとする攻撃にマークを受け渡したり、スライドしたりして対応できていたこと。攻撃面では、#27竹下選手のサイドに流れる動きを上手く使えていたことが勝利に繋がりましたね。ただ、まだ1勝しただけなので、次のホーム戦でもこの調子で勝利をつかみ取ってほしいです。

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ゴール裏には今シーズン初めての花唄が響いています。勝利時に謳われるこのチャントを久々に効いて、感慨深い気分になりました。次も歌えたらいいですね。


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ヒーローインタビューはもちろん、この日2ゴールの#14東選手です。本人は押し込むだけと謙遜していましたが、どちらもポジショニングと動き出しの上手さが光ったゴールでした。


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この日感動したのが、ベンチ入りした選手全員がバックスタンドへのハイタッチに行ってくれたことです。これも#14東選手の発案ということで、少しずつ一体感が醸成されてきているのを感じました。


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もう一つ嬉しかったのが、相模原サポーターからAC長野コールがあったこと。相模原サポーターは良く相手チームの名前をコールしてくれますよね。なでしこリーグっぽいです。両チームの健闘を称える美しい姿だと思います。


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そして、選手はゴール裏に挨拶へ。



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勝利時のシャナナも今シーズンはこの日が初めてですね。嬉しかったです。もっとやれるようにこれからも頑張ってください。あと20回ぐらいしたいです。


また、#14東選手がゴール裏にあいさつと今後の決意表明をしてくれました。




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相模原サポーターにコールを返してこの日は終了。勝てて気持ちよかったです。スタジアムを出て、差す西日も暖かく感じられました。ここから勝利を積み重ねていきたいですね。


お疲れ様でした!


















<ハイライト動画>







選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第8節 vs SC相模原|試合結果(長野公式)

【5/4長野パルセイロ戦】試合結果・三浦監督・選手コメント(相模原公式)

J3のAC長野 ホーム初白星(信濃毎日新聞)













この結果を受けて、パルセイロは2勝3分3敗の勝ち点9で12位に順位を上げました。このままどんどんと行きたいところですが、来週はリーグ戦はお休み。代わりに長野県サッカー選手権大会の決勝が行われます。5月12日(日)13:00~、長野Uスタジアムで松本大学サッカー部との対戦です。勝った方が天皇杯に出場できることを考えると、負けられない戦いになりますね。テレビ中継はないそうなので、スタジアムでしか見られません。是非ともUスタへ足を運んでください。


その翌週はリーグ戦が再開。パルセイロは5月19日(日)13:00~、アウェイ・とうほうみんなのスタジアムで、福島ユナイテッドFCとの対戦です。福島はここまで3勝5敗の勝ち点9で、パルセイロより一つ下の13位につけています。上位に顔を出すためには何としても連勝が必要になるこの一戦。現地で、DAZNでの応援をよろしくお願いします。勝ってまずは一桁順位を確保しましょう。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


お読みいただきありがとうございました。


おしまい



YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
Sony Music Direct(Japan)Inc.
2017-11-15



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GWの初日に行われた前節、好調の藤枝MYFCに0-2で敗れてしまったAC長野パルセイロ。1勝3分3敗の勝ち点6で、順位も17位にまで落ちてしまいました。


そして迎える今節は、ホーム・長野Uスタジアムで、SC相模原を迎え撃ちます。SC相模原は前節終了時点で、2勝2分3敗の勝ち点8で14位につけています。パルセイロは今シーズン未だホームで勝利がなく、令和最初のゲームを勝ってモノにしたいところです。


それでは、観戦記を始めます。よろしくお願いいたします。


後編はこちら






【長野 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:山田陸が見せた熱い涙、そして勝利への誓い(J's GOAL)




GW真っただ中のこの日は、朝から晴れており、長袖だと少し暑いくらいの陽気。気温は7月上旬並みぐらいあったように思われます。臨時駐車場に車を停めて歩くこと15分。13時55分頃に、1か月ぶりにUスタに到着しました。


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シーズンチケットの先行入場締め切りギリギリの到着です。


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入場ゲート横には、鯉のぼりがはためいていていました。若葉の季節を感じます。


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場内では令和でもライオーがお出迎えです。認知されてしまったのか、私を見つけて近づいてくれましたね。お恥ずかしい。


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いつものスリーピースです。


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いないないばあも披露してくれて可愛かったです。ありがとうライオー。


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一か月のUスタのピッチは、相変わらず芝生が整備されていて、清々しいですね。日光を反射して輝いています。


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この日のマッチデ―プログラム。選手インタビューは#7妹尾選手です。クリスティアーノ・ロナウドの本に感銘を受け、#27竹下選手と温泉に行ったようですね。また、ホームタウンページとして、ホームタウンを紹介しているのはとてもいい取り組みだと思います。日本のリンゴの100個に1個は飯綱町産だそうですね。花火大会も意外と近かったです。


マッチデ―プログラムを確認して、スタジアムの外に出ます。外は太陽の光がとても眩しく感じられて暑い。かき氷を売っているキッチンカーに、親子連れが吸い寄せられるように近づいていっています。


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本日のラインナップの横には、ライオーと相模原の社員であるガミティのぬいぐるみが置いてあって、和みます。ガミティも今日来てくれたらよかったんですけど。歓迎したのに。


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ステージ上ではこの日も「パルセイロだよ!全員集合!」が放送されていました。いつもスタジアムを盛り上げてくれて頭が下がる思いです。


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グッズ売場も盛況です。


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タオルマフラーは種類豊富に取り揃えられていて、


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あのリラックマとのコラボグッズも販売されていました。気づいたら買っていそうな魔力がありますね。


なお、この日はガミティのキーチェーンも発売されていましたが、14時10分時点で既に完売したとのことでした。もっと早く来たかったな...。コンタクトさえ外れなければ...


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グッズ売り場の前にはオレンジのドラム缶が設置されていました。物を置くことができるほか、マジックでメッセージを書き込むこともできます。


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このように。


この日の「パルセイロだよ!全員集合」はイベントとして、パル6という企画が用意されていました。参加用紙に1~31の数字を書いて、抽選会を行い、数字が当たったら豪華景品(去年のトレーニングシャツ)が貰えるという、まあロト6です。



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参加用紙もピッチを模していますね。ユーモラスです。


では、ここで本日のスタジアムグルメのコーナーといきましょう。まず一品目はこちら。


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権堂に店を構えるののさんの


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ののカレー(500円)です。カレー自体は別に普通ですが、きのこが入っているのが、長野ならでは。煮込まれた牛肉が美味しかったですね。福神漬けを無料でトッピングできるほか、辛い物が好きな方には八幡屋磯五郎さんの七味ガラムマサラをかけていただくという楽しみもあります。


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ステージではグッズの紹介が行われています。Tシャツが速乾性に優れているとのことでした。この辺りから入り待ちを終えたサポーターで、Uスタ外周は賑わいを増していきます。会話に花を咲かせたり、ご飯を食べたり、お客さんが思い思いの時間を過ごしていました。

そんな中、二品目は


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富士見チーズ工房さんのチーズドッグ(500円)です。


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注文してからやや時間がかかるのが難点ですが、味自体はとても美味しいかったです。ホカホカで伸びるチーズがつるっとした食感で、牛乳の濃厚な味わいを感じます。ソースはケチャップやマスタードの他にも、明太マヨネーズやハチミツなどもありました。今度は別の味に挑戦してみたいと思います。


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その頃ステージにはSC相模原サポーターが登壇。子供たちはGWに山梨にキャンプに行ったそうです。この日の相模原サポーターは、ここまでで一番多かったですね。100人くらいはいたんじゃないかな。遠いところからご来場ありがとうございます。


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食べなかったけど、晴天さんのホットドッグには選手のコメントもあります。昨年までパルセイロに在籍していた勝又選手のコメントまで。#2松原選手のコメントがウケますね。


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この鯉のぼりの角度から見てもわかるように、この日は風がまあまあ強かった。お店のついたての看板は倒れ、再入場ゲートの屋根も途中から剥ぎ取られていました。ただ、ピッチに対しては垂直に吹いていたので、どっちが風上でどっちが風下とかはあまりありませんでした。













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スタジアム内に戻るとピッチでは子供たちがサッカーをしていました。ボールを追いかける子供たちの姿は大切にしていきたい光景ですね。ほっこりします。


スタジアム内でスタグルの3品目に突入します。スイーツオンスイーツさんのクレープを買おうと思ったのですが、この日はクレープが大人気。列に20人ほどが並んでいました。みんな甘いもの好きなんですね。ピッチでは事前番組パルセイロTVが放送され、飯綱町の観光PRがなされていました。


待つこと15分。念願のバナナチョコクレープをゲットです。


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チョコレートフレークが表面にまぶされたこの一品。最大限こぼさないように頬張るとチョコとバナナのゴールデンタッグを生クリームが結び付けています。バナナが想像以上に甘かったのも嬉しかった。ボリュームもあって満足です。


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クレープを食べ終わってAC長野コールを発した後、アップの時間まで特にすることがなかったので再びスタジアムの外に出ます。行ったり来たりの日々。


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「全員集合」では、パル6の抽選会が行われていました。みんな参加用紙とにらめっこをしています。まあ私が行った時にはもうほとんど終わっていたんですけどね。クレープを食べていたら、いつの間にか15時になっていました。


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当選者多っ。


パル6も終わって、スタジアム下のパルセイロ自販機に水を買いに行って、戻るとステージでは恒例の選手トークショーが始まっていました。この日のゲストは#10宇野沢選手です。


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普段だったらホワイトボードに書いてある質問をもとにトークをしていくのですが、この日はまさかの質問なし!まあ9年もいたら聞きたいこともなくなってきますよ。しょうがない。なので、大橋営業担当と同い年同士でトークしていました。#10宇野沢選手は現在練習に部分的に合流しているようです。


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あ、ちなみに箱の中身は土鍋でした。土鍋の中身はケーキだったそうです。機能が誕生日だったのでそのお祝いですね。遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。




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スタジアム内に戻ると、既にGKのアップが開始されていました。ここから応援が本格的に始まりますが、この日のゴール裏はいつもと違います。


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なんと堀江社長自らがゴール裏に来ていたのでした。挨拶しに来るとかそういうレベルじゃないですよ。普通にサポーターに混ざって応援していましたから。ゴール裏に来てくれるのは有難いですし、意気込みも伝わってくるんですけど、個人的には社長にはあまりゴール裏に来てほしくなかったかな...。


別に堀江社長が嫌いなわけじゃないですよ。ただ、サポーターにはサポーターの、社長には社長の、それぞれの役割というものがあるじゃないですか。そこはあまり互いに干渉しないでいたいよね。影響を及ぼしすぎてもアレだよね。社長はどんと構えててくれや、みたいな。そんなことを思ってしまった。しまった。しっまったーー。


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12時20分頃。フィールドプレイヤーもアップ開始です。いつもなら自分の席で選手を迎えるサポーターですが、この日は一味違います。なんと肩を組んで選手を迎え入れようというのです。


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ガッチリ肩を組むサポーターたち。ぐっと高まった密度に、一体感と呼ぶには大きすぎるものを感じました。ムードの高まりが凄かったですね。





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選手のアップも終わってピッチではリスペクト宣言です。


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この日リスペクト宣言を行ってくれた男の子は、善光寺の花回廊と絡めて、「今日はUスタにパルセイロの勝利の花が咲きます」と粋な宣言をしてくれました。これにはサポーターも思わず拍手です。


では、ここで両チームのスタメンです。



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パルセイロは前節からスタメン3人を入れ替え。#14東選手#18内田選手が負傷からそれぞれ2試合ぶり、4試合ぶりに復帰し、#17明神選手が今シーズン初スタメンを飾りました。フォーメーションは3-4-2-1です。


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対する相模原は前節からスタメン2人を入れ替え。出場停止の#5梅井選手に替わり、#3富澤選手が出場し、ルーキーの#26上米良選手が今シーズン初めてスタメンに抜擢されました。フォーメーションはこちらも3-4-2-1でパルセイロとはミラーゲームになります。















では、選手入場。の前に、明日は子どもの日ということで、ライオーとのPK対決が行われました。抽選で選ばれたのは小学6年生の男の子と4年生の女の子です。


まずは、男の子から。


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PKを蹴る前にライオーがゴールラインから飛び出してしまい、イエローカードを受けると言った微笑ましいハプニングもありつつ、本番です。


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男の子はゴール右にシュートを突き刺し、PK成功。見事なコースにライオーも呆然です。あれはマスコットにはきつい。


続いては小学4年生の女の子。

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こちらはゴール左に蹴り込み、またしてもPK成功。花を持たせるとかそういうことは全くなく、普通に決められたライオー。背中に哀愁を感じます。


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二人にはGWのいい思い出となったことでしょう。肩を抱かれて記念撮影は羨ましいです。


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大型ビジョンによる選手紹介も久しぶりに見たので、こんなかっこよかったっけ?と思いました。


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スプリンクラーで水を撒いてから、選手入場です。


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パルセイロゴール裏は心なしかいつもより人が多い。勝利への渇望が感じられます。


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一方の相模原ゴール裏。今までと比べても人数が段違いです。なんてったってGWですからね。擬音スタジアムの時とほとんど変わらないように思えます。ガミティの大旗が可愛いですね。


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選手が入ってきて、両サポーターのボルテージも上がります。熱気が屋根に反響してスタジアム中を駆け巡るようでした。


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円陣を組んで...


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前半キックオフ!




後編に続く





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前編はこちら






前半キックオフ!


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この日のパルセイロは普段とは異なる3-4-2-1を採用していました。#9津田選手を頂点に#8河合選手#23堂安選手の2シャドーという形を取っており、その3人が前線から激しいプレスを仕掛けます。それにより相手のパスコースを限定し、狙ったコースにボールを出させることでパスカットを誘発し、それがパルセイロの攻撃の時間を長くしていました。


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前半10分。3バックの右#15西口選手から左WBの#2松原選手にサイドチェンジが入ります。#2松原選手はダイレクトでセンタリングを送ると、そこに#9津田選手が走り込みます。ここで相模原キーパー#29田中選手が飛び出してボールをキャッチしようとしますが、上手くキャッチできずにこぼしてしまいます。そこを見逃さなかったのが#8河合選手。右足で倒れながらもゴールに押し込み、パルセイロが先制に成功します。#8河合選手は今シーズン3ゴール目で、さらにパルセイロにとってはJリーグ加入後通算200ゴールでした。




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この得点はとにかくスピーディーだったのがいいですね。特に#2松原選手がダイレクトで入れたのがよかった。相手のボランチがディフェンスラインに戻る前に上げることで、CBとボランチの間に入った#8河合選手がフリーの状態でボールを触ることができていました。これが時間をかけていたら、ボランチが戻ったり、左SBの#2丹羽選手が中に絞ったりとフリーの状態になることはなかなかできていなかったと思うので、ダイレクトで早く上げたのは正解だったと思います。


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#8河合選手#23堂安選手はいつもはサイドにポジションを取っていますが、この日はシャドーということで中央寄りにポジションを取っていました。その分動きに制限が減り、中央の他にもサイドに流れたり(主に#8河合選手が左サイド、#23堂安選手が右サイドと役割分担が明確になされていた)、下がってボールを受けたりと動き回り、相模原の守備陣を惑わせていました。ゴールシーンでも#8河合選手を相模原の守備陣は誰も見ていなかったですしね。


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また、前線の3人はこの日も裏抜けを多く狙っていました。相模原のこの日のディフェンスラインは人や配置が前節から多く入れ替わったこともあり、ラインコントロールがあまり整っておらず、裏抜けから何度かチャンスシーンをパルセイロは生み出すことができていました。前半18分の#9津田選手のシュートシーンなどはその象徴です。


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守備面でも新システム3-4-2-1の効果は出てきます。相模原は#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手の2トップ。これに対するパルセイロは3バックなので、人数的には常に一人余らせることができます。一人が競って、競り勝てなくてもそのこぼれ球を余っている選手が拾うということを繰り返し行えていました。また、#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手のどちらかにボールが入ったときに2人でプレスに行くことにより自由を奪い、ボールを奪うことに成功しており、相模原の攻撃を立ち上がりは上手く抑えていました。


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そして、この3-4-2-1のシステムで要となるのが#2松原選手#25有永選手の両WBです。攻撃の際には前線まで上がり、守備の際にはディフェンスラインまで戻る激しい上下動を二人は求められていました。#2松原選手#25有永選手の二人は運動量に優れており、この上下動を惜しみなく繰り返すことで、攻守に数的優位を生み出しており、パルセイロが前半を優位に進めることができていたのも二人のおかげといえます。また、相模原のSBよりも外にポジションを取ることで、相手を横に間延びさせ、その分中を開けさせるという働きも二人はこなしていました。


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さらに、攻撃時には右CBの西口選手も多く上がります。右SBを本職とする#15西口選手はサイドでのオーバーラップに慣れており、#15西口選手#23堂安選手#25有永選手とともに攻撃に加わることでパルセイロの右サイドは相手にとって大きな脅威となっていました。#15西口選手が元いたスペースはボランチの#22國領選手が埋めておりリスク対策もばっちりです。


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相模原の2トップはなかなか中でボールを受けられないと見るや、サイドに流れてボールを受けようとします。このときパルセイロは#15西口選手を右に開かせ、#2松原選手を左SBの位置まで下げた4-2-3-1の陣形にすることで対応します。空中戦に強い#2松原選手#15西口選手を競り合いに持ってくることで、ボールを跳ね返していきます。3バックのようでいてその実4バックにもなるというパルセイロ対策として多くのチームが取ってくる手段をこの日のパルセイロは相模原対策として用意していました。


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前半はこれがハマり、パルセイロは相模原の攻撃を防ぎ続けます。そしてカウンターでパルセイロは多くのチャンスを迎えます。しかし、サイドでボールを持ちすぎて、なかなかクロスを上げられなかったり、シュートを決め切れずにいるとパルセイロは相模原の逆襲を受けるようになります。


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前半43分。左SBの#2丹羽選手が前線に縦パスを入れます。これを#39松本選手が触ってコースを変え、さらに後ろに飛び出したのはその前の攻撃で中に来ていた#15辻尾選手#15辻尾選手はシュートを狙おうとしますが、これはいったん#16阿部選手が阻みます。しかし、このこぼれ球が#15辻尾選手に渡ってしまい、#15辻尾選手はもう一度シュート。これがゴール左に決まり、相模原がワンチャンスを生かして同点に追いつきます。


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この失点は#39松本選手のポジション取りが上手かったのが一番大きいと思います。#15西口選手#4内野選手#6岩沼選手の三角形の間でフリーな状態でボールを受けることができていました。そしてワンタッチで後ろに流します。ここ二人の連携は相手ながら巧みでした。このとき#15辻尾選手についていた#4内野選手#39松本選手へのプレスに行ってしまい、#15辻尾選手はフリーになってしまいました。そして一度は阻まれたもののしっかりと決め切りゴールを奪った。パルセイロにとっては前半多くの時間で試合をコントロールできていたために悔やまれる失点となりました。


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そしてそのまま前半は終了。1-1で折り返します。パルセイロにとっては先制こそしましたが、攻め続けても決めないと一回のチャンスで決められるというサッカーあるあるを身をもって大観させられる前半となりました。


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ハーフタイムには佐賀県からお越しの皆さんがピッチを一周。選手サイン入りのからボールを投げ入れました。壺侍が頭にパルセイロのタオルマフラーを巻いているのがいいですね。

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両チームともに選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半になると一転相模原がボールを持つようになります。相模原は右サイド、パルセイロから見れば左サイドを中心に攻撃を仕掛けてきます。パルセイロは#2松原選手が3バック→4バックへの陣形の変更のカギを握っており上下動も多く、相模原はその隙を突こうとしていました。#39松本選手が後半は右サイドに流れる回数が多くなり、上手くボールを引き出していました。また右SBの#35森本選手も前半よりは積極的に上がり、右サイドでの崩しにより高い位置で参加することで、相模原は人数をかけてサイドの突破を狙います。しかし、サイドを突破してクロスを上げたとしてもパルセイロの守備陣が中を固めてしっかりと跳ね返していたため、得点には至りません。


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一方のパルセイロは前半を突っ込んで入ったため、少しスローダウンしたいという思いもあって、後半は前線からのプレスを控えめにします。しかし、そのぶん4-4のブロックを早く作ることに専念。ディフェンスラインを前半よりも少し下げ、2列目との距離を近くすることで、相模原にブロックの前でわざとボールを持たせます。前半よりも選手間の距離も近くなっていたので、相模原が縦パスを入れてきてもすぐに潰せる体制をパルセイロは整えていました。なので相模原はなかなか中にボールを入れることができずにいました。


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ただそれでも攻めていたのは相模原です。パルセイロの守備陣の疲れもあって#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手にボールが収まるようになっていきます。そこから一回落として、SHが裏を狙うというシンプルで効果的な攻撃を繰り返し行っていました。また、パルセイロが下がり気味になったことで#35森本選手の他にも#21徳永選手#38千明選手の両ボランチ、左SBの#2丹羽選手も高い位置を取るようになり、相手陣内でセカンドボールを回収し、攻撃にまた繋げていました。


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後半22分。自陣からのロングボールを#39松本選手#15西口選手#4内野選手の間で受けます。#39松本選手は中に走り込んできた#8谷澤選手にパスを出し、#8谷澤選手はシュートを放ちますが、これは#16阿部選手が右手一本でセーブしました。上手くギャップを使われ、失点してもおかしくないシーンでしたが、#16阿部選手のファインセーブがチームを救った場面でした。


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その直後、パルセイロが選手交代を行います。#9津田選手に代えて#11岡本選手が投入されます。#9津田選手はこの日は最前線で体を張り、#8河合選手#23堂安選手との連携で何度もゴールに迫る場面を作っていました。自身のゴールこそありませんでしたが、それは次戦に期待です。#11岡本選手はそのまま#9津田選手のいた1トップに入りました。#11岡本選手は第6節の沼津戦以来実に15試合ぶりの出場です。


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後半23分。相模原も選手交代を行います。#39松本選手に代えて#6梶山選手が投入されました。後半になってボールを収められるようになり脅威になっていた#39松本選手に下がったのはパルセイロにとって喜ばしいことでしたが、交代で入った#6梶山選手もテクニックがあって手ごわい相手であるのには変わりありません。#6梶山選手はそのまま2トップの一角に入りました。


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この日の観客動員数は3,006人。何とか一つの目安である3,000人を突破しました。またボランティア参加人数は41人。いつもありがとうございます。


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後半31分。パルセイロが2枚目の選手交代を行います。#8河合選手に代えて#14東選手を投入。#8河合選手はこの日は新ポジションシャドーで動き回ることで相手の守備陣をかく乱し、ゴールも奪って見せましたが、後半になると存在感が少し薄くなってしまっていました。運動量が落ちた#8河合選手に代えて#14東選手を送り出すことで、その運動量で再び前線に起点を作って2点目を奪いに行こうという考えですね。


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相模原はサイドを起点にポジションを高く取ったSBがクロスを上げますが、パルセイロ守備陣が集中してこれを跳ね返します。パルセイロはロングボールからのカウンターを狙いますが、なかなかボールが合いません。両チーム決め手を欠くまま迎えた後半33分のことでした。


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#2松原選手が左からクロスを上げると、中でロングスローの流れで前線に残っていた#4内野選手が転倒。これが#2丹羽選手#4内野選手を倒したとしてパルセイロにPKが与えられました。ただこのプレーはリプレーを見てみると大きな接触はなく、PKに値するものかどうかは正直疑問が残ります。#2丹羽選手#4内野選手に手をかけて倒したとみるのも少し難しいと考えられるので、相模原が抗議するのももっともです。しかし、判定は覆らずパルセイロのPKで試合はリスタートします。VARがあったから変わったのかな。


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キッカーは#11岡本選手。ゴール右という方向こそ読まれていましたが、それでも蹴ったボールは#29田中選手の手の届かないコースに決まり、パルセイロが追加点を奪います。#11岡本選手はこのゴールが今シーズン初ゴール、そして去年途中のパルセイロ加入後初ゴールです。


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その直後に相模原は選手交代を行います。#8谷澤選手に代えて#13久保選手#21徳永選手に代えて#14チッキーニョ選手を投入。FWの選手を二人投入し、#9ジョン・ガブリエル選手を含めた3トップにすることで何が何でも同点に追いつくという姿勢を明確に打ち出します。


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後半40分。パルセイロも最後の選手交代を行います。#22國領選手に代えて#17明神選手を投入。#22國領選手はこの日はボランチで相手の攻撃の芽を摘み、攻撃では的確にパスを散らしリズムを作りだしていました。前半19分のサイドチェンジは見事です。代わりに入った#17明神選手はボランチに入り、間延びした陣形を引き締めるとともに試合を終わらせに入ります。


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相模原は交代して入った#14チッキーニョ選手を中心に攻めます。#14チッキーニョ選手はスピードがあり、間を取るポジショニングも上手いので、入った直後の後半38分のシーンなど裏抜けで何度かパルセイロ守備陣をピンチに陥れます。そして後半44分でした。


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#5梅井選手からのロングボールを#9ジョン・ガブリエル選手がゴール前に落とします。そこに猛然と走り込んできたのは#14チッキーニョ選手#14チッキーニョ選手は#25有永選手#4内野選手の間に入りボールに触ります。そしてシュートに持ち込もうとしますが、#4内野選手との接触で倒れてしまいます。ここで今度は相模原にPKが与えられるかと思われましたが、酒井主審の判定はファウルなし。パルセイロはピンチを脱しますが、相模原の選手はこれにも抗議します。さっきのは取っておいてこれは取らないのかと。


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これもリプレイで見てみると、#4内野選手#14チッキーニョ選手に手はかけていませんが、足を延ばしてボールをカットしようとしています。これはボールに触れず#14チッキーニョ選手は転んでしまいますが、酒井主審は#4内野選手がボールにアタックしたと見たのでしょう。パルセイロにPKは課されませんでした。ここも微妙な判定ではありますが、PKにせよPKでないにせよファウルの基準は一貫してほしいところです。そうでなければ選手が困ってしまいますから。


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相模原の抗議もあり後半のアディショナルタイムは長めに取られるのかなとも思いましたが、実際の時間はわずか3分。競技規則によると「判定の抗議のために空費された時間」というのはどうやら「時間の浪費」や「プレーの再開を著しく遅らせる行為」には当たらないらしく、アディショナルタイムには加算されないようです。ゴネ損ですね。


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パルセイロはこの後半アディショナルタイムに入ると曖昧なボールをひたすら前にけり出し、時計の針を進めようとします。相模原のロングボールもきっちり跳ね返し、そしてタイムアップ。2-1でパルセイロが2試合ぶりの勝利を収めました。


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この日のヒーローインタビューは先制点を決めた#8河合選手です。


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その後はゴール裏にて歓喜のラインダンス。#26遠藤選手がサポーターのコールに応え(させられ)て前に出ます。


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#26遠藤選手はマイクをギターに見立てエアギターを披露。スタジアムが暖かい笑いに包まれました。


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お疲れ様でした!!










<ハイライト動画>







監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

【9/23 相模原戦】監督・選手コメントをアップしました(長野公式)

2018明治安田生命J3リーグ第24節 vs SC相模原|フォトギャラリー|ファンゾーン(長野公式)

【9/23AC長野パルセイロ戦】試合結果・西ヶ谷監督コメント(相模原公式)

J3 AC長野は耐えて白星(信濃毎日新聞)

[相模原]疑惑の判定で敗れた相模原、「これがJ3だから許されるということではない。伝えてほしい」(西ヶ谷隆之監督)と提言(サッカー専門誌ELGOLAZO web版 BLOGOLA)














この日の勝利でパルセイロは7勝8分7敗で勝ち点を29に伸ばしました。しかし、9位のセレッソ大阪U-23も勝ったため、順位は10位のままです。そして次節はそのセレッソ大阪U-23とアウェイ・ヤンマースタジアム長居で対戦。ここ最近は2連勝と徐々に調子を上げているセレッソ大阪U―23ですが、こちらも現在3戦負けなし。アウェイだからとはいえ勝って順位の入れ替えを果たしたいところです。キックオフは夜の19:00。是非とも都合のつく方はスタジアムで、そうでない方はテレビやパソコン、スマートフォンの前で応援をよろしくお願いいたします。連勝しましょう。



がんばれ!AC長野パルセイロ!!



おしまい





23節を終えて6勝8分7敗の勝ち点26で10位につけるAC長野パルセイロ。前節の福島戦は前半終了間際に勝ち越したものの後半立ち上がりに追いつかれドローに終わっています。そんなパルセイロの今節の対戦相手はここまで7勝5分9敗の勝ち点26で11位につけるSC相模原。こちらは前節、FC東京U-23に0-3で敗れており、上位進出を狙うためにも両チーム、勝ちたい思いは変わりません。勝手同勝ち点の相手を引き離したいところです。


また、この日は「キャンプ地・佐賀 presents」と題され、パルセイロが2015年から春季キャンプを行っている佐賀県からはるばる長野まで職員さんたちが出張。PRブースやPK対決、ハーフタイム抽選会など多くのイベントが催されました。


では、観戦記スタートです。よろしくお願いいたします。


後編はこちら










午後2時半ごろにスタジアムに到着し、駐車場入り口の一般利用者エリアに車を停め、開門の時を待ちます。周りの車からはぞろぞろと人が降りてスタジアム入り口に向かっていました。スタジアム入り口には先行入場者だけでもすでに長蛇の列ができており、その最後尾に私も並びます。


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スタジアム前のペナント。ちなみにこの日は3人のうちだれも出場しませんでした。


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スタジアム外には献血カーが停まっており、献血ブースができていました。私もねー、したい気持ちはあるんですけどねー、今飲んでる薬があってー、それを飲んでる限りは献血は出来ないって言われたんですよねー。残念。




入場するとライオーがハイタッチでお出迎えです。

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ライオーはいるだけで人気者です。羨ましい。




コンコース上には佐賀県マッチデーとだけあって佐賀県PRブースが出展していました。観光パンフレットや有明湾産の海苔を配っていたなあ。


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こちらがそのラインナップ。ものすごくたくさん貰いました。こんなにくれるなんて佐賀は太っ腹です。シーズン終わったら行ってみようかな。


そしてその隣にはキャンプの様子がスチール写真で貼り出されていました。

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クラブ公式ページのファンギャラリーで見られる写真もあれば、そうでない写真もありますね。笑顔の眩しい写真が多くていいです。




そして、ホームゴール裏入り口にはこの日もお弁当ブースが出ていました。

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この日のお弁当は#14東選手#25有永選手のプロデュース。#25有永選手のお弁当は早々に売り切れて、それを追うようにして#14東選手のお弁当も早い段階で売り切れてたのかな。私は家でお昼ご飯を食べていたし、何かほかのものを食べたい気分だったので買いませんでしたが。





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この日はもう完全に真夏のピークは去って、雲が日光を遮り、たいへん涼しい陽気でした。雨が降らなくてよかった。


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この日貰ったマッチデ―プログラムも献血、骨髄バンクから佐賀県のPRパンフレットまで多種多様です。

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この日のマッチデ―プログラムのインタビューは#25有永選手。母校である国見高校の練習については「あれだけ走ったら誰でも体力つきますよ」とのこと。どれだけハードなトレーニングなんだ...。


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もちろんこの日も信州大学繊維学部とのコラボレーション商品・軍手ィは販売。ただしもう今年のを買っているので今回はパスとさせていただきました。すいません。




☆今日のスタグルタイムその①☆


まず一軒目はこちら。

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バックスタンドゴール裏にあるクレープ屋さん、「スイーツオンスイーツ」さんです。(気持ち悪いとか言わないで。スタジアムでしかクレープ食べる機会ないんだから。許してよ)

この日選んだのは...

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旬のマスカットをふんだんに使用したシャインマスカットクレープ(¥500)!!


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シャインマスカットがクレープをはみ出し、3粒半。さらにクレープの中に1粒半で合計5粒のシャインマスカットを贅沢にあしらったクレープです。シャインマスカットの程よい酸味とクリームの甘さがお互いを引き立てていて実に美味しい。




クレープを食べて和んだところで、気持ちを切り替え、選手バスの入り待ちへと向かいます。

その途中で出会ったのがこのお方。

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佐賀県観光PRキャラクターの壺侍です。特徴的なシルエットを持つこのキャラクター、佐賀名産の有田焼にはまってしまった侍という設定だそうです。佐賀といえば吉野ケ里遺跡の弥生式土器も思い出しますが、どうもそちらではないらしい。胸に書いてある「どがんしたと?」は佐賀弁で「どうかしましたか?」という意味(だと思う)で、佐賀にやってきた観光客を自ら進んでもてなそうとするホスピタリティ抜群のキャラクターでもあります。下の英語もグローバル。


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斜めから。


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後ろから。

なお、この壺侍、このあとキックオフ前にライオーとピッチでPK対決を行う模様。めっちゃ機動力低そうに見受けられるけど大丈夫なんでしょうか。


壺侍に癒された後はいよいよ入り待ちです。

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入り待ちに参加する方々。


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ライオーも盛り上がってます。たぶん。


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また、この日はゴール裏で開幕戦や1万人チャレンジデーといったここぞというところで出されるユニフォーム型ビックフラッグが入り待ちに登場。入り待ちをしている我々はもちろん、選手たちもこれを見てテンションが上がるでしょうし、ナイスな判断です。







盛り上がった入り待ちを終えて、少し疲れたのでここでエネルギー補給です。さっきクレープ食べたばかりだというのに。


☆今日のスタグルタイムその②☆

この日の2軒目はこちら、

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ホームゴール裏はデリクック千曲さんの...


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ソーセージ盛り(¥500)!!

チバはフクアリの超有名スタグル「喜作」さんリスペクトなこのスタグル。本家に倣って複数種類のソーセージが詰められています。噛んだ瞬間に溢れ出てくる肉汁がジューシーで美味しかったです。本家同様、タッパーを持っていけばそれだけ入れてくれるのかな。今度試してみよう。タッパーにアルミホイルを敷いてから入れてもらうと洗い物が楽らしいぞ。




ソーセージ盛りを食べて満足したところで外へ。

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思い出の丘では今日も子供たちがサッカーをしていました。微笑ましい。


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本日のラインナップ。ガミティってそんなに羽大きかったでしたっけ。あと羽も黄色だったような気が。


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コンコースの風景。


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事前番組「パルナンデス」では相模原サポーターの方が話されていました。注目選手に#9ジョン・ガブリエル選手#35森本選手を挙げてましたね。恣意的。


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こちらの佐賀県ブースには誰もいなかった。寂しい。


毎回誰かを呼んで何かをやるパルナンデスでしたが、この日はゲストなし。その代わりの企画としてテレビでもおなじみの「イントロドン!」が催されました。

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パルセイロサポの方がキーボードで選手チャントのイントロを弾くので、それを聞いて曲名もしくはその選手名を当てるというこの企画。

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回答方法は挙手制で、正解した方には後期のポスターが贈呈されていました。なかなかどうして素晴らしいグダグダっぷりでした。




☆今日のスタグルタイムその③☆

再びスタジアムの中に戻って、スタグルの時間です。この日の3軒目は...

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バックスタンドはJAグリーン長野さんの...


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カットりんご(¥200)!!

いよいよ今年も本格的なりんごの季節が到来です。私はリンゴが好きなのでシーズン中は毎試合りんごを食べることにしてるんですが、この日はシーズン当初以来半年ぶりにカットりんごが登場。早速購入しました。シナノドルチェという長野県オリジナルの銘柄で、爽やかな味わいで美味しかったです。ただ褐変を防ぐために塩水に漬けているのでちょっとしょっぱいのがややマイナスか。




私がりんごを食べている中、スタジアムのオーロラビジョンではこの日も事前番組「パルセイロTV」がスタート。

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ポリさん髪型変えた?


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内容としては佐賀県のなんかスポーツ関係の偉い人が喋ったり、


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あの「きかんしゃトーマス」とコラボした新グッズの紹介がありました。






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可愛いんですけど、2500円とはなかなか強気な価格設定です。


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その後はいつものように「南長野」のチャントでゴール裏を煽ってこの日のパルセイロTVは終了しました。


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3連休の中日開催ということで相模原サポも比較的たくさん来ています。


パルセイロTVが終わった後はピッチでライオーがPK戦の練習をしていました。

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ゴール隅の決行がちなコースを狙って練習をしていたライオー。この後の対決にかける意気込みを感じさせます。


あ、それと試合前に何度かオーロラビジョンでキャンプの様子が流れました。「来年もお待ちしています」で締められていたので、ここまでしてもらったら恐らく来年のキャンプ地も佐賀でしょう。





そしてしばらく時間が経った後、ピッチではGKがアップを開始しました。




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続いてフィールドプレイヤーがアップを開始しました。





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と、ここで都合(腹痛)によりリスペクト宣言をとばして、両チームのスタメンをば。





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パルセイロは前節からスタメン3人を入れ替え。出場停止明けの#6岩沼選手が2試合ぶり、右SBでは#15西口選手が3試合ぶり、そしてCBでは#26遠藤選手が実に20試合ぶりのスタメン復帰です。またベンチには#11岡本選手がこちらも17試合ぶりにメンバー入りしました。システムは恐らく新システムの3-4-2-1。




対する相模原のスタメン。


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こちらは前節からスタメン4人を入れ替え。#15辻尾選手が2試合ぶり、#39松本選手が3試合ぶり、#4米原選手が5試合ぶり、#21徳永選手が8試合ぶりのスタメンになります。システムはこちらは4-4-2だと思われます。




さて、時刻は16時45分。いよいよライオーと壺侍のPK対決です。

しかし、私は諸般の事情(腹痛)でこの対決を見逃してしまいました。ライオーが勝ったらしいんですけど、この日一番の楽しみを見られなかったこともあってテンションはダダ下がりです。これでチームも負けたらどうしてくれようかって思いました。




そんな沈んでいる私をよそに、選手入場を前にして両チームのサポーターのテンションはにわかに上がっていきます。

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そして選手入場。


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両チームのサポーターはタオルマフラーを精一杯回しながら大声で選手を迎え入れます。


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この日は先ほどパルセイロTVでもあいさつした佐賀県のスポーツ関係の偉い人(役職は忘れました)がキックインセレモニーを行いました。


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ありがとうございました!


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コイントスに勝った相模原側がコートチェンジを行い、コートの入れ替えが行われます。

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円陣を組んで、前半キックオフ!

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後編に続く







先週開幕した明治安田生命J3リーグ。初戦を落とし、出直したいパルセイロは今節はSC相模原との対戦でした。

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<ハイライト>





2点リードしたところまでは良かったんですけどねー。今週も勝てませんでしたねー。
今節は前節災難なレッドカードで出場停止となった#3大島選手に代えて#15西口選手がCBに入りました。#4内野選手が入ると思ったんですけど入らなかったっていう事はまあつまりそういうことなんでしょう。
で、その#15西口選手が守っていた右SBには#19三上選手が入りました。試合前日の信毎に書いてあった通りだ。#19三上選手は富山時代に右SBをやってたので、それで白羽の矢が立った感じですかね。
さらに、#28松村選手に代えて#9津田選手を先発させてキックオフ。

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試合が動いたのは前半20分。#19三上選手のクロスから#9津田選手がダイビングヘッドでゴールを揺らしました。#9津田選手はJリーグでのゴールは一昨年横浜FCにいたときの群馬戦以来1年半ぶりぐらいですか。今年の群馬戦でも頼むで。
#19三上選手のクロスもよかったっすねー。オーバーラップしてきた選手に出すと思わせて出さずフリーになってドンピシャのクロスを上げて。守備もチームの中では安定していたからここまで右SBでできるとは思ってなかったです。疑ってごめんなさいでした。

で、幸先よく先制したのはいいんですけどここで災難がパルセイロを襲います。#9津田選手#9ジョン・ガブリエル選手が接触してしまって津田選手が倒れこんでしまいました。DAZNからは選手生命がどうのこうのって声が抜かれて、あヤバいなこれは、と。

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(©SLAM DUNK)

頭を打った津田選手は担架で運び出され、そのままゲームに復帰することができずに#7佐藤選手と交代になりました。心配しましたが何とか無事みたいですね。でも明後日のFC東京U-23戦には出場できないでしょう。その次の試合もどうだろう。

しかしこれでパルセイロは開幕からケガ人続出ですね。公式に出てるので#16阿部選手#18内田選手,
そして昨日の#9津田選手。公式に出てないケガ人も同じかそれ以上はいるはずで(練習観に行ってないから何とも言えん)。考えてみると昨年もけが人多かったですからね。大小合わせて70のケガがあったみたいですし。お祓いしてもらえお祓い。そして帰ったら家の前に塩を盛れ。盛り塩の結界で魔を締め出すのだ。

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(©左門くんはサモナー)


この後、前半としては長めのアディショナルタイム4分も無事に過ごして前半を1-0で折り返します。
後半になると相模原は#19大津選手に代えて#24川戸選手を投入し、#9ジョン・ガブリエル選手を1トップに据えます。長野は選手交代なし。

後半5分、ボールを受けた#8河合選手がドリブルで切り込むと#6サムエル・アウベス選手に足を引っかけられPKを獲得します。ここイエローでてもよかったと思うんだけどなあ。決定的な得点機会の阻止には当たらないって判断されたんすかね。まあいいや。

これを#8河合選手が自ら決め追加点を上げます。
ここまでは良かった。


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サッカーにおいて「2-0は危険なスコア」っていうのはよく用いられる文句でして。攻撃陣は3点目を取りに行こうとして前がかりになるけど、守備陣はこの点差を守りたいと引いてしまう。そのあたりの意思統一ができていないと間延びしてしまって、そこを突かれて1点取られてしまうと後は相手の勢いに押されてあれよあれよと行ってしまうということですね。アメトーークで知ったんですけど、誰が言ってたかなこれ。スキマスイッチの人?

後半になって相模原は193㎝の長身パーマネントFW#9ジョン・ガブリエル選手にボールを集めて、それでパルセイロの守備ラインは下がってしまって、そこを相模原に利用されてボールが持てなくなっていきましたね。

#9ジョン・ガブリエル選手には#5寺岡選手が体を当てて対応してたんですけど、失点シーンは#15西口選手の対応が上手くいかなくて空かしてしまって、それでわずかにできたシュートコースを突かれて失点しちゃいました。

これで相模原は勢いを増して、その5分後に#15辻尾選手のロングスロー(投げれたんだ)から#7北井選手にボレーを突き刺され同点に。オーマイガゥ。その前にクリアできてればよかったんですけどなんかすり抜けて言っちゃいましたね。#19三上選手も体を寄せてシュートを撃たれないようにしてほしかったけど、背後から来られちゃどうしようもなかったのかな。

その後は交代出場した#10宇野沢選手がドリブルから惜しいシーンを迎えたり(本人は浮かせば入ってたって言ってた)、ペナルティエリアで間接FKを取られたりしながら(バックパスじゃなかったと思うんだけど主審がそう思ったなら仕方ない)両者得点のないままタイムアップ。


パルセイロは勝ち点2を落とし、相模原は勝ち点1を拾う恰好になりました。これでパルセイロは1分1敗の勝ち点1で13位。相模原は2分の勝ち点2で12位となりました。
相模原は絶対2-2のスコアレスドローマンですね。このままでいてほしいっす。面白いので。













選手コメント(Jリーグ公式)

監督コメント(Jリーグ公式)

2018明治安田生命J3リーグ 第2節の結果(長野公式)

【3/17AC長野パルセイロ戦】西ヶ谷監督・選手コメント(相模原公式)


2018明治安田生命J3リーグ   第2節 vs SC相模原―イメージギャラリー
(長野公式)

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で、シーズン始まったばかりとはいえ、昇格圏内の沼津や琉球、鳥取とは勝ち点5差がついてしまったわけで、次勝たないと勝ち点差が7以上に開いて早くも自力優勝の可能性がなくなったりします(一時的なものですが)。

なので勝ち点差をこれ以上広げられないためにも次節のFC東京U-23戦は必ず勝たないといけません。まだ勝っていないからと言って侮ってはいけません(って言ってることがもう侮ってるってことなんでしょうが)。勝ててないのはパルセイロも同じですし、昨シーズンだってパルセイロは1分1敗で1回も勝ててませんし、通戦の対戦成績もかなり悪いはずです。毎年1回は負けてますしね。


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これが前節のFC東京U-23のスタメンなんです。バングーナガンデのハンマーカンマ―感。それはさておきユースっ子多いですよね。FC東京はトップもU-23もU-18も試合が詰まってるみたいなので、次節も多分同じような布陣で来るんじゃないかな。日曜日の試合に出たトップチームのメンバーは休ませてくるでしょうし。でもU-23の#29崎選手#25川選手は出てくるかもしれないですね。可能性はあまり高くないですが。トップチームの試合がないのがどう出るか。#20前田選手#1大久保選手#15久保選手あたりが出てきたらマジで困るんですけど。

前節のYS横浜戦は1-3で敗戦。YS横浜のショートパスを繰り返して相手をずらすっていうサッカーに手を焼いていた印象があるので、パルセイロも結構繋いでいったらいいのかもしれない。ていうか基本的にU-23のチームとは早くに当たっといた方がいいですよ。シーズンが進むにつれ急激に力をつけてきますもんこの年代は。要注意選手は#24はらたいち選手ですね。


一方、パルセイロですけど#3大島選手が次節には復帰して来ますよね。のでCBは#3大島選手#5寺岡選手のコンビになるんじゃないかな。右SBは#19三上選手もよかったですけど、恐らくは本職の#15西口選手になるんじゃないかと思ってます。#19三上選手#9津田選手が負傷したことでベンチ入りはしてきそう。複数のポジションができますし。#9津田選手が抜けた穴は誰が埋めるかは第1候補は#28松村選手ですよね。でも#7佐藤選手#10宇野沢選手も十分あり得ます。あとはたぶん変更なし。中3日とはいえこの時期はチームの練度を上げることが優先でしょうし、ケガ人も中3日では間に合わなさそう。第一今週末の第4節は休み番ですし、選手を変える必要性はそこまでないと思います。


もう明後日には次の試合がやってきます。今度こそ勝ってシーズン初勝利が見たいところです。勝ってとりあえずは順位を1ケタ台まで上げれればいい。何としても勝ってほしいのでみんながんばれ。






今節のパワー実況:
「20番都並選手の特技は宴会での余興、趣味はラップ。今度是非聞いてみたいものです」




The・完





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