こんにちは。これです。Jリーグも最終局面に突入しましたね。J1は残留争いが苛烈で、J3は昇格が決まった。そしてJ2はJ1参入プレーオフ。そんななか今回のブログでは年末に立てたJリーグ順位予想の振り返りをやりたいと思います。あんまりな結果に長い文章ですが、付き合っていただけると幸いです。




J1編はこちら
J3編はこちら




予想順位:

1位:ヴァンフォーレ甲府
2位:松本山雅FC
3位:徳島ヴォルティス
4位:アルビレックス新潟
5位:大分トリニータ
6位:ジェフユナイテッド市原・千葉
7位:アビスパ福岡
8位:大宮アルディージャ
9位:東京ヴェルディ
10位:横浜FC
11位:モンテディオ山形
12位:ファジアーノ岡山
13位:栃木SC
14位:愛媛FC
15位:ツエーゲン金沢
16位:水戸ホーリーホック
17位:京都サンガF.C.
18位:ロアッソ熊本
19位:レノファ山口FC
20位:カマタマーレ讃岐
21位:FC岐阜
22位:FC町田ゼルビア


参考:

Jリーグ順位予想⑦
Jリーグ順位予想⑧
Jリーグ順位予想⑨
Jリーグ順位予想⑩
Jリーグ順位予想⑪
Jリーグ順位予想⑫
Jリーグ順位予想⑬
Jリーグ順位予想・中間結果発表の巻(J2編)





結果:

1位:松本山雅FC
2位:大分トリニータ
3位:横浜FC
4位:FC町田ゼルビア
5位:大宮アルディージャ
6位:東京ヴェルディ
7位:アビスパ福岡
8位:レノファ山口FC
9位:ヴァンフォーレ甲府
10位:水戸ホーリーホック
11位:徳島ヴォルティス
12位:モンテディオ山形
13位:ツエーゲン金沢
14位:ジェフユナイテッド市原・千葉
15位:ファジアーノ岡山
16位:アルビレックス新潟
17位:栃木SC
18位:愛媛FC
19位:京都サンガFC
20位:FC岐阜
21位:ロアッソ熊本
22位:カマタマーレ讃岐





表にするとこう

クラブ 予想順位 結果 予想と結果の差
甲府 1 9 8
松本 2 1 1
徳島 3 11 8
新潟 4 16 12
大分 5 2 3
千葉 6 14 8
福岡 7 7 0
大宮 8 5 3
東京V 9 6 3
横浜FC 10 4 6
山形 11 12 1
岡山 12 15 3
栃木 13 17 4
愛媛 14 18 4
金沢 15 13 2
水戸 16 10 6
京都 17 19 2
熊本 18 21 3
山口 19 8 11
讃岐 20 22 2
岐阜 21 20 1
町田 22 4 18


的中チーム数:1(福岡)

予想と結果の差の合計:109

1チーム当たり予想と結果の差:4.9

(中間時点では、的中チーム:4、予想と結果の差:126、1チーム当たり予想と結果の差:5.7。これでも少しよくなった)







全然当たってないですね。山口、町田が想像以上に躍進し、新潟、千葉、甲府、徳島辺りが思ったほど伸びなかったのが、この惨憺たる結果に表れています。的中したのは福岡のみでJ2の予想は本当に難しい。だからこそ面白いんですけどね。


以下、それぞれのチームについての雑感。



・モンテディオ山形 予想順位:11位 結果:12位 14勝14分14敗 勝ち点56

木山体制2年目の今シーズンは序盤こそつまずき、第15節時点で19位だったもののそこから徐々に調子を上げていった。しかし、プレーオフ圏内に浮上できそうでできないまま中位をキープし終わってみれば、14勝14分14敗で夢のトリプル14を達成。順位も12位とちょうど真ん中あたりで、予想と大して変わらない結果に。下馬評にしてみれば不本意なシーズンだったかもしれないけど、最終節で大分の優勝を阻止してくれたことは大きな価値がある。サンキューアルヴァロ・ロドリゲス、サンキューな。

予想でキープレイヤーに挙げた阪野選手はチーム最多の39試合に出場し9G4A。また、キーニューカマーに挙げた松本選手は終盤戦に3バックのCBで出場機会を得て、25試合出場1G1Aという結果に。阪野選手は何としてでも引き留められなければならない。





・水戸ホーリーホック 予想順位:16位 結果:10位 16勝9分17敗 勝ち点57

今シーズンのごめんなさい枠その1。昨シーズン総得点の半分をたたき出した前田選手と林選手の二人がいなくなって苦戦を予想しましたが、小島選手や岸本選手、伊藤選手といった若手が奮起。得点も去年より増え48得点。失点も4-4-2の守備組織構築に定評がある長谷部監督のもと、去年より少ない46失点に抑え、得失点差もプラスに。去年の45得点48失点とあまり変わっていないのに、順位を4つ上げることに成功しました。ただレンタルの選手が多く、どれくらい引き留められるかは不透明。昇格に失敗した大宮あたりが弱体化のためにレンタルバックを狙っていると思われるので、今オフの働きが重要になると思われる。

予想でキープレイヤーに挙げた福井選手は、今シーズンは出場機会を減らし21試合出場1A。今シーズンで契約満了になってしまったので、来季は長野に来て夢を叶えてほしい。また、キーニューカマーに挙げた岸本選手は38試合に出場し3G3A。決定率が5.1%とめっちゃ低いので頑張ってほしい。たぶん来年も水戸。






・栃木SC 予想順位:13位 結果:17位 13勝11分18敗 勝ち点50

J3から復帰した栃木SC。J3から昇格したチームはけっこう躍進する傾向があるので13位と高めの順位に予想したが、現実はそこまで甘くなかった。それでもシーズン最初はけっこう調子がよく第13節終了時点では7位につけていたが、そこからずるずると順位を下げていき、でも降格県には入らずに踏み止まり最終的には17位でフィニッシュ。48失点と守備はわりと堅かったが、38失点は讃岐、愛媛に続いてリーグワースト3位。得点力不足が中位浮上を妨げた感があり、今オフの補強は得点力不足解消がテーマになるでしょう。3年間チームを率いた横山雄二監督の退任も決まり、来年はまたチームを作り直しに。別に横山監督でもいいと思うが、もっと上に行きたいという考えの表れでしょうか。あと、反則ポイントが84とリーグワースト2位、警告数が59でリーグワースト1位で、悪く言えばラフプレー気味なところがあったのでそこは直してほしい。

予想でキープレイヤーに挙げたジョニー・レオーニ選手は19試合に出場。しかし、あえなく今シーズン限りでの契約満了が決まってしまった。インターナショナルスクールはないけど、また長野においでよ。また、キーニューカマーに挙げた寺田選手は、今シーズンは怪我に悩まされ終盤に2試合出場したのみ。来季に雪辱を期す。





・大宮アルディージャ 予想順位:8位 結果:5位 21勝8分13敗 勝ち点71


J1再開になって降格してしまった昨年。今年はJ2で仕切り直しを図ったが、第9節時点で19位に沈むなどスタートダッシュに失敗。しかし、その後は徐々に順位を上げていき、プレーオフ圏内と圏外を行ったりきたり。それでも最終節岡山に勝って逆転でのJ1参入プレーオフ進出を決めたが、10人の東京Vに敗戦してシーズン終了となってしまった。それでも5位は今年のJ1昇格組で一番の成績。大前選手が24得点で得点王に輝くなど、個の力で殴る攻撃でリーグ3位の65得点を記録したが、結果にはつながらず。石井監督の退任もささやかれており、来年もまた一からのスタートか。とりあえず、来年もJ2にいられると脅威でしかないので大前選手やマテウス選手あたりは個人昇格を果たしてほしい。

予想でキープレイヤーに挙げた菊地選手は今シーズンは怪我に祟られ、半分ほどの20試合出場2G1Aにとどまった。通年で出場していれば大宮はもっと上に行っていたはず。また、キーニューカマーに挙げた三門選手は全42試合に出場し1G2A。ボランチとして見事にチームの主軸としての働きを見せた。






・ジェフユナイテッド市原・千葉 予想順位:6位 実際順位:14位 16勝7分19敗 勝ち点55


今シーズンのもっとやれたやろ枠その1。一番下から逆転でJ1昇格したらドラマチックやん?素敵やん?という理由だけで6位にしたが、実際は予想を大きく裏切る結果に。今シーズンは開幕から調子が上がらず、最高位が12位とプレーオフ争いにすら絡めず。72得点はリーグ2位の数字だが、72失点もリーグワースト2位。クレイジーハイラインで勝ち抜けるほどJ2は簡単なものではなかった。14位という過去最低順位に終わったにもかかわらず、エスナイデル監督は謎の続投。ジェフフロントはエスナイデル監督に家族を人質に取られてるんじゃないかとすら思う。さすがのジェフ千葉絶対6位予想マンも来年危うしである。

予想でキープレイヤーに挙げた町田選手は今シーズン25試合出場4G2A。ケガで出れない期間があったのはチームにとっても痛かった。また、キーニューカマーに挙げた小島選手は終盤戦にボランチで出場機会を経ての25試合出場3G。レボリューションの波に飲み込まれなければたぶん来年もいると思う。





・東京ヴェルディ 予想:9位 結果:6位 19勝14分9敗 勝ち点71

ロティ―ナ監督率いる東京Vは今年も手堅く勝ち点を稼いでいった。序盤戦からPO圏内につけ、一時期は17位まで順位を落としたが、ブレずにやり続けていった結果、今年もプレーオフ圏内の6位でフィニッシュ。その特徴は何といっても守備の堅さにあり、去年の49失点から今年は8減らして41失点。1試合平均1失点未満に抑えた。J1参入プレーオフ1回戦でも、一人少ないながらも守りきり横浜FCが待つ準決勝に進出。実に11年ぶりとなるJ1を目指す。渡辺選手や藤本選手、井上選手など有望な若手も多く、セレッソの監督就任が噂されているロティ―ナ監督を引き留められれば、来年にも期待できる。

予想でキープレイヤーに挙げたドウグラス・ヴィエイラ選手は、今シーズンも押しも押されぬ前線の柱として13ゴール。ただ、ここ2戦はベンチからも外れており、おそらくJ1のチームに行くと思われる。また、キーニューカマーに挙げた比嘉さんは残念ながら試合出場はなし。たぶん契約満了を言い渡されると思うので、長野に来て過渡期にあるチームを盛り上げてほしい。カモン。





・FC町田ゼルビア 予想順位:22位 結果:4位 21勝13分8敗 勝ち点76

今シーズンのごめんなさい枠その2にして、最も謝らなければならないクラブ。相馬体制も5年目を迎えてのマンネリ化、昨シーズンを11戦勝ちなしで終えたことにより厳しい戦いを予想したが、ふたを開けてみればマンネリ化などどこ吹く風。最低順位が8位とシーズンを通して上位争いを続け、30節~32節には首位にも立つなど堂々たる戦いを見せた。さらにサイバーエージェントが経営権を取得し、J1ライセンス取得の最大の障害となっていたクラブハウス・練習場問題も解決に向かっており、クラブとして上昇気流に乗っている感がある。今オフで平戸選手などどれだけ選手を残せるかは課題だが、相馬監督の続投も発表されたようで、来年もJ2チームにとっては手ごわい存在になることが予想される。

予想でキープレイヤーに挙げた鈴木選手は、今シーズンはケガからの復活を果たし、30試合出場5G2A。また、キーニューカマーに挙げた酒井選手はCBとして25試合に出場。どちらも躍進するチームを支えた。





・横浜FC 予想:10位 結果:3位 21勝13分8敗 勝ち点76

今年のごめんなさい枠その3。去年太ヴぁレス監督が就任してから1回しか勝っていないことで懐疑的になり10位に予想したが、実際は想像を上回る強さを見せた。シーズン序盤から勝ち点を稼ぎ、前半戦で6位につけると後半戦は猛チャージ。最終節まで自動昇格の可能性を残したが、結果は3位。得失点差で6及ばなかった。今シーズンの横浜FCはアウェイで抜群の戦績を残し、12勝6分3敗の勝ち点42はリーグでも最高の数字。週末迎えるプレーオフ準決勝はホームでの開催だが、決勝となるとアウェイでの対戦となるので、もし決勝まで上がるとなれば楽しみである。ただ、反則ポイントがリーグワーストの86、警告もリーグワーストタイの59という数字を残してしまったので、来季は栃木同様もう少しフェアプレーを心掛けてほしい。

予想でキープレイヤーに挙げたイバ選手は、今シーズンは39試合出場17G3A。変わらず前線に君臨し、得点ランキング4位に名を連ねた。一方、キーニューカマーに挙げた山本海人選手は序盤に7試合に出場したのみで、あとはベテランの南選手にポジションを奪われ悔しいシーズンになってしまった。33歳といい年齢なので、おそらく来年は試合に出られるチームに移籍していると思う。





・ヴァンフォーレ甲府 予想:1位 結果:9位 16勝11分15敗 勝ち点59

今シーズンのもっとやれたやろ枠その2。J2を知っていることから1位に推したが、甲府がかつていたころのJ2とは大きく様相が異なってしまっていた。吉田達磨監督でシーズンを迎えたが11節を終えて2勝4分5敗の勝ち点10と低迷。上野展裕監督に交代してからは14勝7分け10敗と持ち直したが、最高順位は8位と結局一度もプレーオフ圏内に入ることができずにシーズン終了。ルヴァンカップと天皇杯で準々決勝進出したことによる過密日程が祟ったか。堅守で鳴らした甲府も今年は46失点でリーグ9位。56得点もリーグ9位なので、9位という順位は極めて妥当なものに思える。来季も上野監督で行くのかどうかは分からない。

予想でキープレイヤーに挙げたエデル・リマ選手は今シーズンもチーム最多の35試合に出場して1G1A。チーム最多で35試合というところにスタメンを固定できなかった今シーズンの甲府の苦しさがうかがえる。また、キーニューカマーに挙げた小塚選手は31試合に出場し6G11A。攻撃の核として十分な結果を見せていただけに、ケガで出場できなかった期間が痛い。






・松本山雅FC 予想:2位 結果:1位 21勝14分7敗 勝ち点77

オフシーズンには岩上選手や藤田選手など大型補強を行い突入した今シーズン。開幕から6戦は4分2敗と勝ちがなく順位も20位まで沈んだが、アルウィン初戦の大宮戦で今シーズン初勝利を掴むとそこからぐんぐん順位を上げていき、J2の混戦模様も手伝って22節で首位に。そこからは連敗やけが人の続出など様々あったが、チーム力で乗り切った。最終節徳島戦に引き分けると、他会場の結果にも助けられ、見事初のJ2優勝、そして4年ぶりのJ1昇格を果たした。個人的にもシャーレを掲げる瞬間を現地で見ることができたのはいい思い出である。今シーズンの松本を支えたのは間違いなく守備であり34失点はリーグ最少。強固なブロックを作って待ち構える戦術が機能したのが大きい。また、ホームでの成績は12勝6分3敗で勝ち点42。これはリーグでも1位タイの数字でサポーターの大声援がチームの大きな後押しになったことがうかがえる。その一方で54得点はリーグ10位。得点ランキングベスト10に名を連ねる選手もおらず(セルジーニョ選手の11得点は12位タイ)、攻撃力の強化は来シーズンJ1残留を果たす上での課題となる。既に選手獲得の噂も聞こえてきており、オフシーズンも注目である。

予想でキープレイヤーに挙げた高崎選手は、永井選手などとのスタメン争いを制し、41試合に出場し7G8A。得点以外にも前線で体を張り、ファーストディフェンダーとしても機能し、今シーズンもチームに欠かせない存在だった。また、キーニューカマーに挙げた岩上選手は今シーズンは主に右WBで38試合出場5G5A。シーズン終盤にはボランチとしても稼働し、J1昇格を成し遂げたチームの中心選手として、大きな働きを見せてくれていた。二人とも来年もいてほしい。





・アルビレックス新潟 予想:4位 結果:16位 15勝8分19敗 勝ち点53

今シーズンのもっとやれたやろ枠その3。新たに鈴木政一監督を迎え、J2でも上位の戦力をそろえてスタートし、最初はほどほどに勝てていたものの5月あたりから降下。一時は19位にまで落ちJ3降格さえ危ぶまれた。鈴木監督のもと長い視点を持ってやっていくはずが、我慢できなくなり第27節終了後に監督交代。新たに監督に就任した片渕浩一郎監督は、7勝3分5敗とチームを立て直したが(鈴木監督時代は8勝5分14敗で勝ち点29)、すでに大勢が決まってしまった状況下では順位を3つ上げるので精一杯だった。甲府もそうだがJ2勢のルヴァンカップ参戦というのは、やはりそれなりに負担が大きいものなのだろうか。ただ来季に向けて早めに片渕監督の続投を決めたことはプラス。来季、巻き返しを誓う。

予想でキープレイヤーに挙げた小川選手は、今シーズン21試合出場2G3A。シーズン前に期待されたはたらきができたとは言い難く、もしかしたら来年は別のチームに移籍しているかもしれない。また、キーニューカマーに挙げたターレス選手は34試合に出場し4G。途中出場がメインでこちらも期待されたエースとしての働きには程遠かった。たぶん来年はいないと思う。





・ツエーゲン金沢 予想:15位 結果:13位 14勝13分15敗 勝ち点55

柳下体制2年目で迎えた今シーズン。垣田選手や庄司選手など数多くの若手が奮闘し、爆発力と脆さの両側面を見せたチームは、終わってみれば昨シーズンよりも4つ順位を上げ13位。ホームで5勝7分け9敗という戦績の悪さがやや足を引っ張ったか。また今シーズンはゲンゾイヤーvsヤサガラス、グッズ担当の女、バブリーナイトなど、ピッチ外でも話題に事欠かなかった。こういうクラブは個人的には好きだし、応援したいなと思う。来季に目を向けると、伸びてきた若い選手たちを引き抜かれたり、レンタルバックされなければもっと上位を狙える。けど、結局は抜かれてしまうのがJ2クラブの悲しい性である。ただ柳下監督が続投したのはプラスで、来季は”はにかみスイートデビル”柳下監督の下、プレーオフ争いに顔を出しそうだ。

予想でキープレイヤーに挙げた宮崎選手は、今シーズンは清原選手や加藤選手に押され、23試合出場4G1Aと出場機会を減らしてしまった。来シーズンが正念場か。また、キーニューカマーに挙げた清原選手は、今シーズンは主に右SHで41試合出場5G3A。復帰初年度から以前在籍したときと変わらない活躍を見せた。






・FC岐阜 予想:21位 結果:20位 11勝9分22敗 勝ち点42

やはり庄司選手や大本選手、シシ―ニョ選手ら去年の主力を失ってしまったのは痛かった。開幕から低空飛行で、6月あたりに7位まで浮上した時期はあったものの、それ以後はまた下位に逆戻り。しかし、降格圏内に落ちることは一回もなく、20位で何とかJ2残留。62失点と昨シーズンの68失点から失点こそ減らせたものの、得点が44と昨シーズンの56から急降下。浮上しようとするチームの足かせになってしまった。来季に向けてはすでに大木監督の続投が決定しており、細かくパスをつなぐ大木サッカーが熟成すれば順位は上がると思うが、果たしてJ2でそれができる余裕があるのか。今のままでは来季も残留争いを演じる公算が高いので、今オフの動向が重要になってくる。あと、ギッフィーのお友達としてデルピエロを呼んだのはすごくよかったと思う。是非とも続けて来年もスーパースターを長良川に呼んでいってほしい。

予想でキープレイヤーに挙げたビクトル選手は、今シーズンは全42試合にフルタイム出場。岐阜の最後の砦として立ちはだかり続けた。すでに来季の契約更新も発表されており、引き続き期待が集まる。また、キーニューカマーに挙げたライアン・デ・フリース選手は26試合に出場し4G2A。CFとしては物足りない数字だけで、来シーズンの契約も微妙。ただ、ボールを持つと何かが起こる感があるので個人的には来シーズンもJリーグで見たい。






・京都サンガF.C. 予想:17位 結果:19位 12勝7分23敗 勝ち点43

ノーコメントで。と行きたいところですがやはりコメントせねばならない。ゲロ吐くほど評判が悪かった布部監督のもとシーズンに突入しましたが、やはり勝てずに第10節にはクラブ初のJ2最下位に沈みます。12節を終えて2勝3分7敗と粉砕された布部監督に代わり、第13節からはボスコ・ジュロヴスキー監督が指揮を執ることに。ただその後も浮上は出来ずずっと20位以下。「落ちひん」が出たのもこの頃ですね。ただ夏になるとなりふり構わぬ補強で庄司選手やカイオ選手などを補強。個の補強に既存の選手たちも奮起し、何とか降格圏外の19位でフィニッシュできたものの、こちらも過去最低の成績に。別に京都がJ3に落ちてきても、J3のサポーターたちが京都観光できるのでいいんですけど、やっぱり上の方にいてほしいところ。ジュロヴスキー監督も退任し、来年で何年目かももうよく分からないJ2を戦うにあたって不安が盛り沢山。古都のクラブの明日はどっちだ。


予想でキープレイヤーに挙げたトゥーさんは、今シーズンは主にCFで31試合出場4G2A。たぶん来年もいるでしょう。幸か不幸かは分かりませんが。また、キーニューカマーに挙げた湯沢選手は今シーズンは18試合に出場し、0G0Aとまったく結果を残せず。契約満了で退団する可能性も低くなく、そうなった場合は長野に来て、またキレキレのドリブルを披露してほしい。






・ファジアーノ岡山 予想:12位 結果:15位 14勝11分17敗 勝ち点53

長澤体制3年目の今シーズンは序盤は首位に立つなど、悲願のJ1昇格に向けて好発進を見せたが、その後徐々に勢いは減退。その原因となっていたのが去年ワースト4位だった得点力不足。改善されるどころか去年の44得点から今年は39得点と5点減少。二桁得点を記録した選手はおらず、仲間選手の8得点が最高とエース不在が上位に留まることを妨げてしまった。失点はリーグ5位と結果を残しているだけに本当にもったいない。長澤監督が退任した今、クラブは一つの岐路に立っていると感じる。いい監督を見つけて、エースとなるFWを獲得して来シーズンのJ2に備えてほしい。あと、ファジフーズにはいつか行きたい。

予想でキープレイヤーに挙げた喜山選手は、今シーズンも40試合に出場し1G。キャプテンとして来シーズンもチームに留まるだろう。また、キーニューカマーに挙げた上田選手も今シーズンは主にボランチで40試合に出場しての3G8Aとチームの中心として活躍。来シーズンも間違いなくいるはずで、今年以上の活躍が期待される。





・レノファ山口FC 予想:19位 結果:8位 16勝13分13敗 勝ち点61

今シーズンのごめんなさい枠その4。いや、本当すいません。「霜田監督は監督としてどれだけやれるか未知数」みたいな舐めた口きいて申し訳ありませんでした。今シーズンは序盤から絶好調でオナイウ選手がイケイケだったこともあり、前半戦を終えて2位につけるなど台風の目ともいえる躍進。アウェイで松本が後半アディショナルタイムに2点差を追いつかれたのは頭が痛かった。このまま一気にJ1昇格かとも思われたが、そうは問屋が卸さない。後半戦になると小野瀬選手の移籍もあり途端に勝てなくなり、13位まで順位を落とすも最後に持ち直し8位フィニッシュ。63得点はリーグ5位の数字で、霜田監督が就任時に掲げた「レノファらしい躍動感のあるサッカー」は十分見せられたのではないか。その霜田監督も先日続投が決定。今シーズンの課題をきっちりと修正してくると思われ、他J2クラブは今から戦々恐々である。

予想でキープレイヤーに挙げた三幸選手は、今シーズンもボランチとして出場停止を除く全41試合に出場し2G6A。山口の攻撃サッカーの中で司令塔と呼ぶにふさわしい活躍だった。J1クラブも目をつけているはずで、引き抜かれないように注意が必要である。また、キーニューカマーに挙げた大崎選手も今シーズンは32試合に出場し2G1A。決定力にやや欠けるが、主力として躍進するチームに貢献した。こちらはよほどのことがない限り来シーズンもいると思われる。






・カマタマーレ讃岐 予想:20位 結果:22位 7勝10分25敗 勝ち点31

J2に昇格してはいいが毎年残留争いを強いられ、それでもなんとかその粘り腰で残留してきた讃岐。今年も残留争いを強いられ、29節に最下位に転落するとそこからJ3降格圏を抜け出すことはできずに、クラブ初のJ3降格が決まってしまった。得点は去年の41得点から大きく減らし28得点でリーグ最下位。よりどころにしていた守備も72失点はリーグワースト2位タイの数字。得失点差が‐44では残留などできるはずもなかった。予想に北野体制も9年目でマンネリ化と書いたのだが、いざ退任が決まって退任会見のコメントを見ると真に迫るものを感じる。「9年間しんどかったです」から始まり、練習場など環境が一向に良くならないなど苦闘の跡が読み取れて、マンネリ化と浅いことを書いた自分をただただ恥じるのみである。北野監督9年間お疲れ様でした。

予想でキープレイヤーに挙げた永田選手は、今シーズンは32試合に出場して2G2A。ボランチから苦しいチームを支えた。また、キーニューカマーに挙げた重松選手は39試合に出場して6G1A。まずまずの活躍を見せたが、来年にはチームにいない気がする。なんとなく。






・徳島ヴォルティス 予想:3位 結果:11位 16勝8分18敗 勝ち点56

今年のもっとやれたやろ枠その4。去年J2でも有数の勢いを持っていた徳島。リカルド・ロドリゲス体制2年目の今シーズンはJ1昇格の有力候補と目されていましたが、結局プレーオフ圏内に入ったのは第5節の6位だけであとは中位を乱高下。これからという夏場に山崎選手、大崎選手などの主力をJ1に引き抜かれたのは痛かった。去年71得点を稼ぎ出した攻撃力も今年は48得点と激減。守備は42失点とリーグ3位の数字を残しているだけに、こちらも岡山同様もったいない。それと今シーズンの徳島はホームとアウェイの差が激しく、ホームでは11勝2分8敗の勝ち点35と好成績を上げているのに対し、アウェイでは5勝6分10敗の勝ち点21とやや沈黙。アウェイでのつまずきが今シーズンの結果に大きく影響したといえる。

予想でキープレイヤーに挙げた岩尾選手は、今シーズンも39試合に出場し5G5A。J2屈指のボランチに成長した今、J1のクラブの間では争奪戦が巻き起こっていることだろう。どのチームに行くのか、それとも徳島に残るのか注目である。また、キーニューカマーに挙げたカルバハル選手は序盤戦は制GKとしてゴールマウスを守ったものの、徐々に梶川選手にポジションを奪われ、シーズン途中に水戸に移籍。ただ水戸でも試合に出ることはできず、コスタリカ代表GKの日本挑戦は残念なものに終わってしまった。おそらくコスタリカに帰ると思う。お達者で。





・愛媛FC 予想:14位 結果:18位 12勝12分18敗 勝ち点48


J3で秋田を優勝させた間瀬監督が続投。期待も込めて14位に予想したが、現実は違った。シーズン序盤からJ3降格圏内に沈むと、第14節後に間瀬監督との契約を解除。U-18監督だった川井監督を就任させたが、この人事が大当たり。第20節にJ3降格圏を脱出すると、そこからは一度も逆戻りすることなく18位でシーズンを終えた。後半戦になってからの9勝6分6敗、勝ち点33はJ2でも上位を争うものだった。今オフでの課題はリーグワースト2位の34得点に終わった攻撃力の強化。続投が決まった川井監督の下、来年こそはプレーオフ圏内を目指す。そのポテンシャルは十分あると思う。一度できたんだし。

予想でキープレイヤーに挙げた河原選手は、今シーズンは出場機会を少し減らし26試合出場2G2A。FWの選手としては物足りない数字で、来年の奮起が求められる。また、キーニューカマーに挙げた前野選手は、CBや左SBなど様々なポジションで39試合出場1G3A。復帰初年度でサポーターからの期待に十分に答えてみせた。





・アビスパ福岡 予想:7位 結果:7位 19勝13分10敗 勝ち点70

今回の順位予想で唯一の的中チーム。本当にありがたい存在である。福岡は今シーズン4月あたりからほとんどの期間プレーオフ圏内を確保。19節には首位に立ったこともあった。しかし、最終節ギフトスコアレスドローに終わると、7位にいた大宮が勝ったため、代わりに7位に転落。あと一歩のところでJ1参入プレーオフ進出を逃し、非常に悔しい1年となった。失点は42でリーグ4位。得点も58と決して悪くなく、得失点差が+16もあったのに7位に終わってしまったのはなぜか。それはアウェイでの戦績にあると考えられる。ホームでの12勝6分3敗、勝ち点42は松本と並ぶリーグ1位タイだが、アウェイでは7勝7分7敗の勝ち点28に終わり、内弁慶が最後になって響いてしまった。シーズン後には井原監督の退任が発表。新しいチームのもと福岡は再スタートを切る。

予想でキープレイヤーに挙げた山瀬選手は、今シーズンは29試合に出場し1G2A。見事Jリーグで19年連続となる得点を挙げたが、今シーズン限りでの契約満了が言い渡されてしまった。37歳になったがまだまだできると思うので、ぜひ長野でもう一花咲かせてほしい。また、キーニューカマーに挙げたトゥーリオ・デ・メロ選手は7試合に出場に留まり、6月に契約解除が発表された。なんでも引退も視野に入るほどのコンディション不良らしい。また、元気でサッカーできるまで回復してくれることを願うばかりである。






・ロアッソ熊本 予想:18位 結果:21位 9勝7分26敗 勝ち点34


大宮を率いた渋谷監督を迎え入れた熊本は今シーズン序盤は好調。11節終了時点で6位につけていましたが、そこからずるずると順位を下げていき、夏ごろにJ3降格圏内に落ちると抜け出せず、残念ながらクラブ初のJ3降格となってしまいました。50得点はリーグ中位の数字でしたが、足を引っ張ったのはリーグ最多の79失点。1試合平均2点ほど失点を喫してしまえば残れるものも残れません。ただ、降格したにもかかわらずチームはバラバラになっておらず、渋谷監督の続投が速めに決まったのもプラス。来年はJ3に戦いの場を移しますが、正直1年で出ていかれそうな気半端ない。ゆっくりしていってくださいね(J3目線から)。

予想でキープレイヤーに挙げた植田選手は、今シーズンは怪我もあり9試合出場1Aに留まってしまった。植田選手が通年通して出れなかったことが、熊本のJ3降格の原因の一つになってしまった。おそらく来年もいると思われる。また、キーニューカマーに挙げた高瀬選手は、こちらも出場機会に恵まれず9試合出場。ただ、契約満了選手に名前がなかったので来年もいる可能性はそれなりに高い。二人ともJ3では頭抜けた選手だと思われるので、J3に来ないで。





・大分トリニータ 予想:5位 結果:2位 23勝7分12敗 勝ち点76

開幕前に「今年は大分が来る」と予想したが、想像以上の暴れぶりだった。序盤から調子がよく第10節で首位に立つと、そのまま前半戦を首位ターン。後半戦になってやや勝てない時期はあったものの、第35節からはずっと自動昇格圏内の2位をキープ。最終戦でもあと数分押さえていれば優勝というところまで肉薄した。今年の大分の強みは何といっても攻撃力。リーグ最多の76得点を挙げ、二桁得点は馬場選手、藤本選手、三平選手、後藤選手と4人もいた。ここに林選手や伊佐選手らも控えていて、攻撃陣は質量ともに今シーズンのJ2でトップだったと思う。その圧倒的な攻撃力で得失点差+25を稼ぎ出し、同勝ち点で並ぶ横浜FC、町田を振り切って2位で自動昇格を決めた。J3を経験したクラブとして初めてのJ1挑戦となるが、そもそも大分の場合落ちてきたのがおかしかったのだ。明らかに場違いだったもん。それはさておき、来年も続投濃厚な片野坂監督とともに浅田飴を舐めながら頑張ってほしい。

予想でキープレイヤーに挙げた鈴木選手は、今シーズンも守備も要として42試合すべてにフルタイム出場し1G1A。押しも押されぬJ2屈指のCBへと成長を遂げた。一方、キーニューカマーに挙げた那須川選手は今シーズンも怪我に悩まされたのか8試合出場1G2Aにとどまった。来年はどうなるか分からないが、個人的には得意の左足のキックを生かせるチームに移籍した方がいいと思う。那須川選手次第だが。







以上、J2順位予想の答え合わせでした。お読みいただきありがとうございます。。来年はこの結果を生かしてもっと精度の高い予想ができるように頑張るので、できれば来年もお付き合いいただけると幸いです。では、来週のJ1編、再来週のJ3編でお会いしましょう。お読みいただきありがとうございました。


おしまい