Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年03月



負けました!!!!!!





なでしこジャパンがアジアカップ兼W杯最終予選を戦うため、リーグ戦を中断し、カップ戦に突入したなでしこリーグ。AC長野パルセイロレディースの初戦の相手は昨年のリーグ戦準優勝、皇后杯優勝強豪INAC神戸レオネッサです。

先週、女王ベレーザ相手に勝利した勢いそのままにいきたかったところでしたけど...。さて...。

ということで今回も観戦記スタートです。よろしくお願いします。







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良く晴れた3月最後の土曜日。今日も私はUスタに来ました。日向は暖かいを通り越して暑かったです。

あ、ガラポンは着いたころには終わってました。


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1000円で行われたいたパルセイロスピードくじのラストワン賞がこちら。見覚えのあるシルエットだ...。


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ピッチ状態を確認する選手たちの図。いろいろ貰ってます。


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城山動物園の方々が来て色々販売していました。アシカを推していた。




★今日のスタグル★
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長野市篠ノ井は橙宴さんのラーメン(500円)。あっさり味です。海の家のラーメンというかまあそんな感じ。安定していておいしいですよ。




11時40分ごろからは今回も始まりましたCOUNTDOWN NP。ゲストは#21エリ・コタカ選手。高身長の話だったり、アントニオ猪木だったりで会場を盛り上げてくれました。#21エリ・コタカ選手が試合前に聴く曲はET-KINGの「手」だとか。


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日向が暑かったのでコンコースに避難していたら、選手たちがグッズの宣伝をしていました。メンバーは#17小泉選手#18五嶋選手#20三谷選手#24神田選手#25マナ=サンシャイン=イケザキ選手、#30風間選手。特に#20三谷選手が一番人気でサインを求める人々が列をなしていました。



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しばらくしてぬるっと選手が出てきてGKのアップが開始。

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んでもってフィールドプレーヤーも音楽に合わせて登場です。




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お客さんも結構入ってるかな。

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両チームの本日のスタメン


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パルセイロレディースは先週からメンバー変更はありません。信毎では何人か変更があるって書いてあったけど情報戦か何かかな?
対するINACはなでしこジャパンに#3鮫島選手#5三宅選手#7中島選手#9増矢選手#10岩渕選手の5人が、韓国女子代表に#17イ・ミナ選手#23チェ・イェスル選手の2人が招集されており、多数の主力が不在という状況です。しかし、アンダー世代での代表を経験した選手も多数おり、#11高瀬選手#14京川選手#15羽座選手などなでしこジャパンでの出場経験もある準代表級の選手も多くスタメンに名を連ねており、手強い相手であることに違いはありません。



選手の入場です。
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前半キックオフ! 


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立ち上がりから一進一退の攻防。ピッチを幅広く使うINACに対し、ボールを持ったら#9中野選手#15西川選手に当ててそこからの展開を目指すパルセイロレディース。#9中野選手の打ったシュートはこの試合初めてのシュートは#1武仲選手にキャッチされます。


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しかし、前半13分にパルセイロレディースは一瞬の隙を突かれて先制を許します。#2守屋選手が蹴ったロングボールに反応して裏に抜け出した#8杉田妃和選手をパルセイロレディースの守備陣は誰も掴むことができず、#8杉田妃和選手はそのまま左サイドからダイレクトでシュート。反対側のサイドネットに突き刺さりパルセイロレディースは1点のビハインドを背負うことに。#2野口選手が戻り切ってないところを突かれました。反対サイドだったのでよく分からなかったけど集中してたら防げてた失点だったんじゃないかなと思います。こういう形で失点を許してしまうのはもったいない。



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前半17分にはその得点を決めた#8杉田選手が接触プレーで痛み、#22島袋選手との後退を余儀なくされます。申し訳ない。#22島袋選手は左SHに入り、左SHの#14京川選手がボランチにスライドすることでINACはこれに対応。このスライドしてまだつかめてないところをパルセイロレディースはつきたかったんですけど、できなかったし、そもそもそんな時間帯はなかった。#14京川選手適応力高い。



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INACの選手ってみんなキープ力が高くてなかなかボールを奪えないんですよね。体を当ててもボールを取りこぼすことはあまりない。でもって技術もあるのでハイプレスをかけても躱されてしまいますし。競り合いにも強いのでセカンドボールの奪取率も高いんですよね。でもって1対1にも強い。なかなかボールを自分たちのものにできないのでパルセイロレディースは苦戦していました。



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パルセイロレディースは何というか今日は蹴らされてる場面が多かったなって。INACの選手のポジショニングがよくて近くに出したらカットされそうって感じて蹴らされていたんですけど、ロングパスってやっぱり成功率下がるじゃないですか。上に書いてある通りセカンドボールもなかなか拾えなかったですし。



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でもパルセイロレディースは徐々に慣れていってサイド攻撃も繰り出すようになります。前半33分には#26中村選手が2人を抜いて中にクロス。それを受けた#11齋藤選手が胸トラップからシュートを打ちましたがバーに弾かれ、#15西川選手も詰められず。前半最大のチャンスをパルセイロレディースは逃しました。正直#11齋藤選手がシュートを打った時は決まったと思ったんだけどなあ。ここ決め切れなかったのは痛かったですね。

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前半のうちに1点返しておきたかったパルセイロレディースでしたがFKのチャンスも実らず、前半を0-1で折り返します。別にINACに押されていたというわけではなくて、パルセイロレディースもチャンスを生み出して互角の戦いをしていましたが、いかんせん決めるところを決められなかった。これが後半響く。



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両チーム選手交代はないまま後半キックオフ!



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前半と同じくポゼッションのINACとカウンターのパルセイロレディースという構図は変わりません。後半立ち上がりに攻めたのはパルセイロレディースでCKも取ったりしていましたが、ストーンの選手に弾き返されたりで決まらなかった。今日は攻守ともにセットプレーが良くなかったなあ。



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今日のパルセイロレディースは呼吸が合っていない場面が目立ちました。パスミスも多かった。INACの選手によるプレッシャーがあってのことだと思いますけど、やっぱり組み立ての場面でのミスが多いとなかなか攻撃に行けませんよね。CBの二人のビルドアップも今日は不調でした。



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今日の試合で違いを感じたのは決定力の差もそうなんですけど、一番はSBのところなんですよね。SBにボールが入ったときにINACはそこから崩せる再現性もそこそこ高い攻撃パターンっていうのを持ってて。裏抜けのパスだったり、オーバーラップだったり。でもってそのクオリティが高くて同じ形を何回でも繰り返せる。一方パルセイロレディースはSBにボールが入ったときに次のプレーまでの選択に時間がかかって、どこにも出せずに戻してしまったり、崩そうとしてもパスミスをしてしまったりでなかなか攻められない。チームでサイドチェンジでSBにボールが入ったときの攻撃パターンは要検討した方がいいかもしれないですね。



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セカンドボールを拾われたり、パスミスをしてしまったりでなかなか攻撃の形を創れないパルセイロレディースは後半21分に#15西川選手に代えて#14滝川選手を投入します。#14滝川選手は左SHに入り、#11齋藤選手が2トップの一角に入ります。キープ力のある#11齋藤選手をトップに置くことで前線に起点を作りたいという考えですね。
しかし、後半25分にパルセイロレディースはINAC神戸に追加点を決められます。



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#8杉田選手が蹴った左からのCKはゴール手前のファーサイドで完全フリーになっていた#11高瀬選手へ。難なく決められてしまいました。またセットプレーからの失点です。たぶんゾーンで守ってたと思うんですけどニアサイドに人数が集中してすぎてファーサイドにいた#11高瀬選手を誰も見ていなかったっていうのは問題ですね。ゴール前であんなにドフリーになることないですもん。セットプレーの守備も改善しなくちゃいけませんね。一朝一夕では難しいんですけど。



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その後パルセイロレディースはカウンターから何度かチャンスを作りますが決め切れずにいると、今度は#14京川選手に3点目を決められます。バイタルエリア中央からわずかに開いたシュートコースを見逃さずにミドルシュートを沈めました。これは決めた#14京川選手を褒めるべきですよね。美濃部GMも「3失点目は相手が素晴らしかったとしか言いようがなかった」とコメントしてますし。何で代表に選ばれないんだろうなこの人。



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今日の入場者数は2009人。ボランティア数は39名でした。サンキューボランティア、サンキューな



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その後パルセイロレディースは後半35分に#26中村選手に代えて#8プレシャスタイム大宮選手を、後半41分に#11齋藤選手に代えて#23鈴木陽選手を投入し、何とか追いすがろうとしますが、このまま追加点を奪えずにタイムアップ。カップ戦初戦は0-3での黒星スタートとなりました。INACは最後まで4点目を奪いに行ったのが印象的だったなあ。

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3失点したけど戦い方はそんなに悪くはなかったと思います。決めるべきところをきちんと決めるという決定力の差が出ただけで。守備陣はちゃんと体を張れてましたしね。お疲れ様でした。

最後にはINACサポーターとコール交換をして終了。コール交換をするのはなでしこリーグの特色で大切にしていきたい文化の一つでもあります。

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公式記録(なでしこリーグ)

2018プレナスなでしこリーグカップ1部 第1節の結果(長野公式)

2018プレナスなでしこリーグカップ1部[第1節]vsAC長野パルセイロ・レディース試合結果
(INAC公式)




先週ベレーザに勝ったことで、チームも我々もどこか舞い上がっていた部分があったのかもしれないですね。「リーグ戦優勝いけるで」とか「INACは代表に多数の選手を抜かれてるから勝てる」とか甘い甘い夢を見てた。今回の試合でそんな私たちに「そんなに甘くはないよ」ってINACは教えてくれました。



でも、もう過ぎたことは仕方がないこと。チームは切り替えて次のノジマステラ神奈川相模原戦に勝つことに集中してほしいところです。地に足をつけて一歩一歩進んでいくことがグループリーグ突破への唯一の道です。頑張れAC長野パルセイロレディース。



そして明日は同じ長野UスタジアムでAC長野パルセイロトップチームの試合があります。相手はギラヴァンツ北九州。現在3試合を終えて1勝2敗の勝ち点3とあまり調子は上がっていませんが、タレントはJ3でも屈指で、初代J3優勝監督の森下監督が今年から就任したとあって手強いチームであるという事に疑いの余地はありません。後々昇格争いのライバルとなるであろう相手なのでここで叩いておきたいところ。
明日も天気はいいので是非ともスタジアムに足を運んでいただけるとありがたいです。おいしいご飯いっぱいあるアルよ。よろしくお願いします。



おしまい





こんばんは。これです。今日は健全な中高生へと近づくために映画「ちはやふる―結び―」を観てきました。そもそも健全な中高生は一人で映画を観になど行かないのだけれど。今回のブログはその感想です。

あ、ちなみに「ちはやふる」は原作は未読で、「上の句」「下の句」は公開してからDVDでそれぞれ一回ずつ観ました。「繋ぐ」は観てません。それも踏まえてよろしくお願いします。







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※いつもの通りネタバレあります。













いやー面白かったです。青春映画かくあるべき。みんながみんな輝いていて眩しかったです。

 

広瀬すずさん演じる綾瀬千早は相変わらず真っすぐでかっこよかったですしたし、

野村周平さん演じる真島太一はもがいて苦しんでる様に共感しましたし、

新田真剣佑さん演じる綿谷新は秘めた闘志があって、

矢本悠馬さん演じる西田̬優征(肉まんくん)は安心感が物凄くて、

上白石萌香さん演じる大江奏(カナちゃん)はすごく頼もしくなっていて、

森永悠希さん演じる駒野勉(机くん)はいつでもやめるって言ってたのが嘘みたいにかるたにのめり込んでいました。

 

今回見ててすごく嬉しかったのがカナちゃんと机くんがとても頼もしくなっていたことなんですよ。「この二人成長したんだなぁ」というのが感じられて。もう親目線ですよね。可愛かったあの二人がこんなにも頼もしくなっちゃってまあーーーーーー。

 

 

さらには今回新しく登場した面々もとても良くって。

優希美青さん演じる花野菫はバランス感覚が絶妙で、

佐野優斗さん演じる筑波秋博は生意気ながらも可愛げがあって、

清原果那さん演じる我妻伊織はキリっとしていて怖くて、

賀来賢人さん演じる周防久志は気だるげながらも掴みどころのない魅力がありました。

 

 

そしてシリーズお馴染みの面々は言わずもがな。

清水尋也さん演じる須藤明人は相変わらず安定のドSっぷりで、

松田美由紀さん演じる宮内妙子は見守ってくれるような温かみに溢れていて、

國村隼さん演じる原田秀雄は相変わらずの存在感で出てくると画面が締まって、

松岡茉優さん演じる若宮詩暢は出番は多くなかったけれど支配力がありました。

 

 

 

まず、今回の「結び」の特徴として「上の句」「下の句」よりも恋愛要素が強い。千早、太一、新の三角関係が今までにないほど大変なことになってたり、恋愛脳の花野が登場するなど少女漫画っぽさあるなと。

 

 

でも画面から放たれてくる熱量でその認識は改められて。原作からして少女漫画なのに少年漫画より少年漫画してるって言われるくらいなのでとにかく熱い。あまりの熱さに「もう少女漫画とか少年漫画とかどうだっていいな」って思ったほどです。

 

 

そしてそれに負けない緊張感。そもそも競技かるたという競技自体が緊張感に溢れているので、無音になるシーンはこちらまで固唾を飲むように見入ってしまいます。暑さと緊張感の緩急、高低差が大きいのがこの映画の魅力だなと感じました。

 

 

 

 

 

 

今回のタイトル「ちはやふる―結び—」。このサブタイトルの「結び」なんですけど、まず当然想起されるのはおしまいっていう意味の「結び」ですよね。「しめくくること。最後。終わり」「文章や相撲の取り組みなどの、終わり。結末」っていう。

実際映画ちはやふるはこれにて完結わけですし、この意味でも別に間違ってはいないです。

 

でも、この「結び」って「おしまい」っていう意味よりももっと大事な意味があると思うんです。それは「人と人とが交わりを持つこと」「人と人とを関係づけること。縁を結ぶこと」という意味です。

これを知って「ちはやふる」って百人一首によって交わりを持ち結ばれた人々の物語なんだなって感じました。

「上の句」「下の句」でも千早を中心にかかわりのなかった人々が交わり結ばれていってましたけど、今回の「結び」ではそれがより鮮明に出てるなと。

 

まず、「結び」いわば最終章なのに新キャラが多い。花野・筑波の新入生二人に周防名人、藤岡東かるた部の面々だったり。

 

花野は最初はかるたに興味なかったのに徐々に千早たちの熱に当てられてのめり込んでいって。爪を切ったところがさりげないけど印象的でしたね。「あ、ハマった」って。今回、花野が出てきた意味っていわゆる読者視点キャラっていうのが大きかったと思うんですよ。花野を通じて初見の人にもわかりやすくしようとしてて。その一歩引いたところから見ながらも徐々に物語の中に入っていくバランスが絶妙でした。

 

そしてゴールデンルーキーの筑波。たぶんこの筑波って、小倉百人一首第十三首の「筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」からきてると思われるんですよね。

訳すと「筑波山の峯から流れてくるみなの川も、(最初は小さなせせらぎほどだが)やがては深い淵をつくるように、私の恋もしだいに積もり、今では淵のように深いものとなってしまった」っていう意味らしいんですけど、ここでの恋はチームに対する思いのことを言ってるんじゃないかなって。

最初は「団体戦なんて個人戦が5つあるだけでしょ」っていってたのに、肉まんくんに諭されて、でも失敗して、そしてチームで練習を重ねていくうちにどんどんチームに対する思いが深くなっていきました。

そんな彼のハイライトは何と言っても決勝の藤岡東戦で机くんが負けた後に大声で「追いつきました!」「このまま逆転します!!」って言ったシーンですよね。個人主義だった彼がチームのためを思っての行動で実際そこから流れも変わりましたし。今回の映画の中で一番感動したシーンかもしれない。

 

そして今回のキーパーソン、周防名人。弱視ながらそれを補って余りある耳の良さでトップに君臨し続けるというお人でした。

この人が黒板にある歌を書くんですけど。それが、かの有名な小野小町の

 

花の色は 移りにけりな いたづらに 我身世にふる ながめせしまに

 

訳:

花の色もすっかり色あせてしまいました。降る長雨をぼんやりと眺めいるうちに。

(わたしの美しさも、その花の色のように、こんなにも褪せてしまいました)

 

これがもうグサッと刺さって。青春真っ盛りの高校時代は二度とこないんだなって見につまされて。若さという誰にでもある才能はどんどん色あせていってしまうんだな、って現在進行形で若さを浪費している私は悲しくなりました。そういった周防名人の切実さがやりたいことをやらないでいる太一の胸にも刺さったんでしょうかね。「実感と共に分かりました。世の中には一度失ったら二度と取り戻せない光がある」って。もう聞いてられない。

 

このセリフも今回のテーマの一つだと思ったんですけど、さらにもう一つ今回の「結び」っていうテーマに即したセリフがあって。周防名人の。それが「本当に強い人は周りに強さを上げられる人」っていうセリフです。これが千早の強さの奥底にあるものなのかなって。

 

かるたに対して真っすぐな千早がいたからこそ、太一、肉まんくん、カナちゃん、机くん、花野、筑波の瑞沢かるた部が結ばれたわけじゃないですか。真っすぐな千早に引っ張られて瑞沢かるた部は強くなっていったわけじゃないですか。

 

でも、当の本人にはその自覚がなくて。試合前に千早を花野と筑波の二人を呼び止めて「今までもらってばかりだったから今度は私があげる番なの」とか言っちゃってるし。いやいやそんなことはないだろうと。千早が情熱をもって接していったおかげで今まで知らない人同士だった瑞沢かるた部が結ばれていったんだろうと。

 

つまり、この場合の強さって「結び」とか「縁」という言葉に言い換えられると思うんです。それが一番現れていたなって思うシーンが千早とカナちゃんの屋上でのシーンで。「カナちゃんは後悔してないの?」って千早がカナちゃんに尋ねるんですけど、カナちゃんは「私にとって宝物です」って答える。このカナちゃんがとにかくいい笑顔で。「私をかるた部に誘ってくれてありがとう。たくさんの思い出を縁を結びをくれてありがとう」と言わんばかりの笑顔。

 

千早の強さは耳がいいというのもありますけど、一番は「縁を、結びを与えることができる強さ」なんだと感じました。スゲー主人公っぽいですよね。

 

 

 


 

 

また、今回の「結び」は「未来」というのも大きなテーマのうちの一つでした。ポスターにもありますけど。「上の句」「下の句」って過去だったり、今だったりにスポットが当たってたと思うんですね個人的には。でも今回の「結び」では未来を感じさせるシーンが多くて。「上の句」「下の句」から2年経ったので、進路のこともありますし、当然っちゃ当然なんですけど。

 

まず、花野と筑波の新入生二人。

この二人は千早ら3年生が去った後の瑞沢かるた部の未来を担う存在として登場しました。スタメンで出ることになり戸惑う花野に筑波がかけたセリフ「先輩たちはリスクを知ったうえで経験を積ませようとしてくれてんだろ」からもこれからの未来が感じ取れます。

 

次に、千早と顧問の先生との面談。

千早は就職希望に一言「クイーン」と書いて、顧問の先生に「あなたクイーンになってその先はどうするの」って突っ込まれるんですよね。千早はクイーンになってしまった後の未来を想像できずに黙ってしまうんですけど、最後の方ではちゃんと答えを出していて。これが観た人の想像に委ねられるようになってるので、皆さん想像しましょうぜ。私の考えは太一と同じ東大や。どや、浅いやろ。

 

続いて、屋上での千早とカナちゃんの会話。

「歌って写真みたいなものだと思うんです」

「思いをたった31字に込めてそれが千年先まで残る」

「私たちは千年後にどんな歌を残せるのでしょうか」

千年後ってはるか遠い先の未来ですよね。みんな死んでますし、千年前の人も千年後のことなんて考えもしていなかったはず。だからこそ感じる悠久な時の流れ。スケールがデカいです。千年後の世界は一体どうなってるんでしょうか。滅んでいなければいいな。

 

そして極めつけは最後の千早と新の会話。

「好きや」という新の過去と今が混ざり合った告白に千早は「私もっとかるたが強くなりたい」「そんで、世界一に」と未来への願望で返します。これ元々新の言葉だったんですよね。チームちはやふるの時には未来を見ていた新。でもいつしかかるたをやる意味を見失い未来が見えなくなってしまった。そこに千早や太一が賢明な姿を見せることで新も再び未来を見ることができるようになる。

 

「過去」「今」に重点があった「上の句」「下の句」に対して「未来」に重点を置いた「結び」。これから先も広がる前向きな「未来」を「結び」で描いたことで「ちはやふる」はこれから先も多くの人々の心により残る映画となったと思います。「結び」があったことでシリーズ全体がさらにとても気持ちがいいものとなりましたね。

 

 

そして本編が終わった後に流れるPerfumeの「無限未来」。「Maybe so 無限未来」「ほら飛ぶよ Are you ready?」。たぶん未来は無限にある。開いたドアへと飛ぼう。映画の内容にマッチしたいい主題歌なと感じました。

 

 

 





最後、「ちはやふる」ってタイトルの後に水引が出てきたじゃないですか。

 

調べたんですけど、どうもこの結び「淡路返し結び」っぽいんですよね。

 
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この「淡路返し結び」っていうのは「淡路結び」っていう結びの変形でして、「淡路結び」っていうのにはしっかりとほどけないように固結びをしたもので、「同じことを2度と繰り返さない」という意味があるらしいんですよ。

 
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この「同じことを2度と繰り返さない」っていうのは、映画の中で周防名人が言っていた「失ってしまったら二度とは取り戻せない光がある」っていうのに通じるものがありますよね。それは「青春」でり、つまりこの淡路返し結びは青春のメタファーなんじゃないかなと。高校時代って大体の人にとって2度とは繰り返さないものですしね。

 

また、淡路返し結びというのは、大きな品物や重い品物などを結ぶ時に、あわじ結びだけでは頼りない場合に用いられるそうで。そう考えるとグッときますよね。この物語で千早たちが得たものはそんなに小さくて軽いものなんじゃないってとれるので。もちろん、瑞沢だけじゃなくて映画に出てきた人物全員にとってです。百人一首が結んだ縁とかかけがえのない思い出とかね。

 

他にも赤白の水引は、出産や入学、卒業、就職祝い等、婚礼以外のお祝い事に用いられるそうで、まずは完結おめでとうっていうメタ的な意味があって。そして、淡路返し結びには「寄りを返す波に例えて、善い事が幾重にも重なるように」っていう意味もあるそうなので千早、太一、新そしてみんなの未来に精一杯の幸あれってメッセージも込められてる。最後にこの淡路返し結びを持ってきたことで「映画 ちはやふる」はとても幸せな終わり方ができたと思います。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、以上感想でした。
「ちはやふる」は私が思う青春物語の
3要素「友情・成長・恋」の3要素がこれでもかと詰まっている「The 青春映画」です。すごく熱くて心に残る映画ですのでまだ見ていない方は是非観に行ってみてください。モヤモヤを吹き飛ばしてくれます。
必須とは言わないけど「上の句」「下の句」を見た方がより楽しめます。そうは言っても別に見なくても単体の映画として十分に面白いので気軽にどうぞ。

 

 

 

おしまい

 

 

 









昨年、今年7月で”完結”することを発表したチャットモンチー(”解散”じゃなくて”完結”だから。解散って言ったら怒るファンも出てくるのでそこは注意してください)。
そして今年の元旦にトリビュートアルバムをリリースすることが発表されました。
月日は経ち、いつの間にか来てしまった発売日。その前日に平安堂(長野県にしかない本屋チェーン)に走り見事特典のポスターと一緒にフライングゲットしました。

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で、聴く前にインタビューを読んで、

CHATMONCHY Tribute -My CHATMONCHY- オフィシャルインタビュー

http://www.chatmonchy.com/interview/

そして聴いてみたところ愛に溢れた素晴らしいトリビュートアルバムでした。



例えば「チャットモンチー」という言語があるとして、みんな同じ言語を使っているけど口調だったり、性格だったり方言だったりしてみんながみんな違う。みんなが「チャットモンチー」っていう共通言語を使って会話してる。トリビュートアルバムってそういった会話を楽しむものでもあると思うんです。そこに男性や女性、プロやアマといった垣根は存在しない。

で、日本語で言ったら「あいうえお」、英語で言ったら「ABC」。そういった音素に当たるのがこのトリビュートではチャットモンチーへの愛情で。今回参加したミュージシャン全員に無意識下での愛情が根底にあるので、出てくるのは愛のある言葉、愛のある音楽ばかりなんですよね。16通りの言葉、音楽、愛情がこのトリビュートアルバムには詰まってます。


また、今回に限らずトリビュートアルバムっていうのはそのミュージシャンに「好き」という気持ちを伝えるラブレターでもありますよね。で、チャットモンチーでラブレターと言えば「Last Love Letter」です。


サムネで「チャットモンチーやめないで」って...。おぉう...。私もおんなじ気持ちだよ。

今回チャットモンチーが完結する前のタイミングで出るのでこのトリビュートアルバムはチャットモンチーに向けた「Last Love Letter」なんだな。って一瞬思いましたけど、ちょっと考えて「いや、それは違うな」と。

だってチャットモンチーは完結していなくなっても、チャットモンチーが残してくれた音楽、残してくれた思い出はきっと生き続けるでしょうし、これからも全国のバンドサークルや軽音楽部でチャットモンチーはコピーされ続けて、どこかのライブハウスでチャットモンチーは鳴らされ続けるはずで。

言語だって次から次へと伝えていかなければそこで途絶えてしまうわけですし、実際滅んでいった言語が歴史上にいくつあることか。

でも、私たちはチャットモンチーを聴き続けて歌い続けて鳴らし続けていくことで「チャットモンチー」という言語を次代に繋いでいけるわけです。

今回のトリビュートアルバムでも、接点のないようなミュージシャン同士が、ミュージシャンと私たちが「チャットモンチー」という言語で繋がれました。そしてこのアルバムを聴いている私たちも同じ日本語を話す同士であるように、「チャットモンチー」という言語を感受することで繋がれている。そして、まだ見ぬこのトリビュートをきっかけにチャットモンチーを聴き始める人とも。

本人たちは完結しますが私たちの話す「チャットモンチー」という言語は、私たちが話すのを止めない限り、完結することはありません。それはなんて素敵なことなんだろうと。これからも「チャットモンチー」という言語を聴いて話していきたいなと。そんなことを思ったトリビュートアルバムでした。まだ聴いていない人がいたら是非とも聴いてみてください。オススメです。

それとアルバムのクレジット、Thanks toの最後に”高橋久美子”ってあるのが素敵で胸が熱くなりました。まだ繋がってる。ちゃんと。






以下、軽くそれぞれの曲の感想を述べていきます。軽くといっても4000文字ぐらいあるんですけど。



1.「ハナノユメ」/忘れらんねえよ 

チャットモンチーに影響を受けたバンドってリアルに5万といると個人的には思っていて。その中でも「忘れらんねえよ」は最たるものですよね。ボーカルの柴田さんがチャットモンチーを見たところから始まったバンドですし。そんなもんでこのカバーには不器用な男の真っすぐな純情がこもりまくってる。最初にアカペラで入るのがもう。YouTubeでティザー見た時から最高だなと。最後のシャウトも凄い熱入ってて気持ちが伝わってくる。アルバムのオープニングを飾るにふさわしい曲です。



2.「Make Up! Make Up!」/CHAI

原曲も好きだけど、原曲よりもガーリーになっていてこちらも好きです。Aメロがわりと歪んでいたり、サビでパーカッション?が印象的に使われていたりもポイント高い。個人的に「Make Up! Make Up!」はアルバム「生命力」の中でももっと評価されるべき曲だって思っていたので今回こういう形でCHAIがスポットライトを当ててくれて嬉しい。コメントのテンションにちょっとついていけてないけどこういう芸風の人たちなのかな。いい意味でウザいですね。



3.「シャングリラ」/ねごと

久しぶりにねごとを聴く人は少し戸惑うと思うんですけど、最近のねごとってかなりシンセシンセしてて初期とはだいぶ違うんですよ。これが今のねごとなんです。最近のムードからももっとしっとりとした曲をやるのかなとも思ってたけど「シャングリラ」という王道チョイスで来ました。もうイントロから浮遊感が溢れててまさに最近のねごとって感じですよね。原曲にはほとんどなかったアウトロを長めにとることで余韻がめっちゃ残ります。蒼山さんの歌声も沁み込んでくる感じでとても好きです。



4.「初日の出」/People In The Box

何て言ったらいいか分からないんですけど不思議なアレンジですよね。何かが漂ってる。原曲にも僅かにあったアンニュイさが20倍ぐらいに増幅されてる。インタビューでも言われてますけど、間奏に「世界が終わる夜に」のフレーズが挿入されていて。「初日の出」っていう始まりの曲に入れてきたってことは「始まりと終わりは表裏一体。チャットモンチーは完結するけど、それは新たな始まりでもある」ってことなんですかね。歌詞にも「初めては終わらせていく」ってありますし。少なくとも私はそう感じました。



5.「惚たる蛍」/Homecomings

チャットモンチーの中でも隠れた名曲として知られるこの曲。今回Homecomingsのカバーで原曲の儚さを残したままより力強くなってますね。でもって「夜」っていうのがより前面に出てて情景が浮かんできますよね。夏の夜の川に舞う蛍の群れが。幻想的。ギターの福富さんからのコメントからもそれは伝わってきます。Homecomingsを知らなかったので、今回YouTubeで曲を何曲か聴いてみたんですけど普段は英詞の曲を歌ってる人たちなんですね。今度アルバム借りてちゃんと聴いてみようかな。



6.「こころとあたま」/ペペッターズ


一般公募の2曲のうちの一曲目。今回のトリビュートの詳細が発表されたときに公式HPに上げられた長文を見て「うわっ、この人たち凄いな。チャットモンチーガチ勢や」って思って、どんなカバーなのか楽しみにしてたんですよね。それで聴いてみると想像以上に良くて。原曲の疾走感はだいぶ落ち着いてはいるんですけど、代わりに揺るぎのない泰然自若さみたいなものが付与されていて、安心して聴ける。原曲とはだいぶカラーが違いますけどどちらも好きです。コメントからもチャットモンチー愛があふれ出てますね。最後の方は「ハイビスカスは冬に咲く」のオマージュかな。好きだから好きだって胸を張ってる、そんなカバーです。



7.「バスロマンス」/YOUR SONG IS GOOD


インスト。原曲の幸福感がYOUR SONG IS GOODというエフェクターで増幅されてます。優しい世界。歌を担当してる鍵盤ハーモニカの音が温かみを感じていいですね。要所要所で入ってくるトロンボーンも効いてます。銀河系っていう設定なので浮遊感だったり掴みどころのなさもあったり。アルバム全体の中でもある種のクッションとして素晴らしい役割を果たしてると個人的に思います。



8.「きらきらひかれ」/フジファブリック

私自身フジファブリックにそんなに明るいわけじゃないんですけど、そんな私でも「凄い。もうイントロからフジファブリック感がカンストしてる」って感じました。始まった瞬間に音のシャワーがブワッとおりてきて爽快感が凄いです。インタビューにも「チャットにはなむけの言葉を贈ってくれてるのかな」とあるようにすごく前向きなカバーで、明るい気持ちになれますね。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード全てから愛がこれでもかというほど伝わってきて素敵です。



9.「世界が終わる夜に」/集団行動

まず個人的な話になっちゃうんですけど、昔ぷりんと楽譜でこの曲のピアノバージョンの楽譜を買って一人で夜な夜な弾いてたんですよ。なので「世界が終わる夜に」は個人的に結構思い入れがある曲でして。その思い入れの強さもあって今回のトリビュートの中でも1,2を争うくらい好きです。ボーカルの齋藤さんの歌声が飾り気が無くて純粋でそこに引き込まれました。ドラムがところどころマーチみたいになってるのも好きですし、ラストのサビに入る前で最初のフレーズがまた出てくるっていうのもポイント高いです。このカバーで「世界が終わる夜に」は完全体になっちゃった。もう手が付けられない。



10.「真夜中遊園地」/川谷絵音

今回のトリビュートアルバムの中で一番変化度が大きいカバーなんじゃないでしょうか。シックでグンと大人っぽくなってて、構成も結構変わってますし。初めて聴いたときは「え、2回目とBメロ被せるの」ってなりました。でもそれが気にならないくらい盛り沢山ですよね。緩急が凄くて意表を突かれたり、「どこに向かっていくんだろう」っていうBメロが雑踏の中で消え入るように聴こえてきて胸が締め付けられそうになったり、最後は振り落とされそうになる。ここまで変えてしっくりくるって川谷さんのセンスがもう凄すぎるなって。もっとちゃんと聴いておくべきだった。



11.「湯気」/Hump Back

165km/hの火の玉剛速球がど真ん中に飛び込んできました。ド直球だなあ。前の曲がかなりの変化球だったので余計ストレートさが際立ちますね。聴いていて気持ちいいし、すんごいリスペクトしてるんだなあっていうのが伝わってきます。こういう真っすぐなカバーもいいですね。青臭さもあってそこがたまらない。それとボーカルの林さんの歌声にはどこかGO!GO!7188っぽさも感じます。絶対私の好きな部類のバンドだと思うし、今度CD借りてみようかな。置いてあったらいいな。



12.「恋愛スピリッツ」/グループ魂


これも変化度大きいですね。何しろコント入ってますからねコント。コメントにもある通り「恋愛スピリッツ」って重い曲なんですけど、こういう勢いがあって軽快なアレンジも意外とアリですね。振り切れてて今までの「恋愛スピリッツ」のイメージが覆りました。渚さんの酔っ払ったような歌い方も、割と重めのコントも含めていい大人が真剣にバカやってる様が大好きです。スナック「チャットモンチー」行きたい。群馬にあるらしいから割と近いぞ。



13.「余談(スチャットモンチー ver.)」/スチャダラパー


チャットモンチーとスチャダラパーの相性がこんなにいいなんて。ライムがすごい心地いい。個人的には「行間にロマン 時事放談」が好きです。原曲のリミックスも相まってなんかクラブで流れてるような感じがします。それとBoseさんのコメントに「本当それ」って思いました。「哀しさや憂い」「妬みや嫉み」いいですよね。私みたいなモンにはそういう陰の部分の方が共感性高いです。「CAT WALK」とかね。



14.「染まるよ」/きのこ帝国

「染まるよ」ってチャットモンチーで一番好きな曲に上げる人も多いですし、相当難しいチャレンジですよね。でもそんなハードルを軽々と飛び越えていきました。とても切実で悲しくて心を揺さぶられる。最初から原曲にもあった陰の部分がより鮮明に出ているんですけど、そんな中でも微かな希望がちゃんと見えるというか。陰鬱な夜を一歩一歩懸命に越えていく感じがします。「でも もう いら ない」からの感情の昂りも原曲と同じかそれ以上に感じて名カバーだなと。あととにかく佐藤さんとあーちゃん(Perfumeみたいだ)のツインギターがいい。いやーきのこ帝国ええわあ。



15.「小さなキラキラ」/月の満ち欠け


一般公募の2曲のうちの二曲目。ボーカルとキーボードとストリングという少ない単位で構成されていてとても素朴です。本当にこのまま海に流れていきそうな、海を揺蕩っていそうな儚さがあります。熊谷さんのボーカルも可愛くて掴みどころのない魅力がありますね。今井さんもここまで原曲の良さを残したまま、キーボードとストリングスだけのアレンジにしていて凄まじさがあります。「さよなら」が連呼されるのがどうしようもなく私の胸を締め付けるので、それも含めてこの曲を選んだセンスがマジ凄い。この二人天才なんじゃないか。



16.「東京ハチミツオーケストラ」/ギターウルフ

これはもう笑うしかないですよね。ホントぶっ飛んでる。今までの余韻をすべて吹き飛ばすほどの圧倒的なパワー。曲が始まったときの高揚感といったらもう。正直聴く前はハマるのかなって思ってたんですけど、セイジさんの荒っぽい歌い方とエモーショナルなギター、ヒカルさんのあいもたしかにかんじられて、躍動感のあるベース、トオルさんの熱のこもったドラム、どれもがばっちりハマってますね。流石。聴き終わった後、顔を上げて前を向くことができて、最後を飾るにふさわしい曲です。愛も確かに感じられて、なによりメッチャかっこいい。








さて今年5月にはチャットモンチーとしてのラストアルバムの発売が控えています。
インタビューでも「たぶん、今までのチャットでは全然ないアルバムになりそうです」「ある意味、完結にふさわしいアルバムかもしれないですね。最後の最後まで最新というか、“今やりたいことはこれです”って言える感じにはなりそうだなって」とあるので、どうなるのか全然分からないけどドキドキしながら待っていようと思います。
そして7月4日には日本武道館でのラストワンマンライブ、7月21,22日は地元徳島でチャットモンチー主催のフェス「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018~みな、おいでなしてよ!」が開催。いよいよチャットモンチーとしての完結が間近に迫ってきています。

今までたくさんの名曲と思い出をくれたチャットモンチー。

わたしの届かぬあなたへ。栄光の結末を願ってます。





おしまい







リーグ3連覇中の女王・ベレーザに勝った!!!!!!!


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水曜のトップチームの試合とはうって変わって澄み切った青空が広がったこの日。気温も春らしい気温に戻り、絶好のサッカー日和です。




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コンコース下には今年もミマキエンジニアリングさん印刷のバナーが飾ってありました。トップチーム同様スポンサー枠も全部埋まっております。というか去年先にスポンサー枠が埋まったのってレディースの方だったんですけどね。



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11時ちょうどに入場。芝生の状態は聞いていた通りあまり芳しくないですね。でもこの状態に持っていくまでにも大変な苦労があったはず。頭が下がります。





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今日最初のゴールを決めるのは誰かを当てるこの企画。私の予想は外れました。



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地元篠ノ井のキャラクターのおしのさん。良い。



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スタジアムの外にはトップチームと同様選手たちの決意表明が。J3優勝・J2昇格一色だったトップチームと比べるとレディースはバラエティ豊かです。



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トップチームの試合と同様にキノコ汁がふるまわれました。やっぱり美味しい。


そして昼食には篠ノ井は橙宴さんの橙con.唐揚げ(500円)をチョイス。
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ジューシーなから揚げに塩コショウがまぶされていて美味しいです。6個入りでボリュームもある。おすすめです。





昨シーズンから始まったゲーム前番組COUNTDOWN NP(NAGANO PARCEIRO)。今年からはメンバー外になった選手も登場してます。今回は#18五嶋選手と#24神田選手が登場して爆笑トークを繰り広げたり、音楽を流したりしてスタジアムを盛り上げました。(スマホだとオーロラビジョンの映りが悪いので写真はなし)



そしていよいよ選手がピッチ内アップを開始。




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考えてみたらこのカメラマンの角度なかなか変態じゃないですか

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メインスタンドも結構入ってますね。



ピッチ内アップ終了後には加藤長野市長によるキックオフセレモニーが。

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GK役で張り切るライオー

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一回目は外しました。


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2回目は止められました。そしてこの陳謝。
市長は厄払いをしてくれたんだよきっと...。うん、そうに違いない。



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スタメン発表はトップチームとレディースチームとでは大差はなかったかな。背景のコンクリが見えなくされてたけど、それをトップチームにもやってやれください。

両チームスタメン


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そしていよいよ選手入場

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今年も一発目はビッグフラッグが掲げられました。

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円陣を組んで...


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前半キックオフ!


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立ち上がりから#9中野選手がファーストシュートを放つなどパルセイロレディースは女王ベレーザと互角に渡り合います。



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しかし、地力の差からか徐々に押し込まれる展開となっていきます。まあ押し込まれるのは想定の範囲内であったので選手にもそれほど焦りはなかったと思いますが。

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そんな中でも前半終盤には高い位置からのプレッシャーでボールを奪い、何度かチャンスを作り出したものの得点を奪うことはできずに前半は終了。でもベレーザの攻撃を無失点で耐えたので上々の前半ではありました。



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そして後半へ…


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後半キックオフ!

後編に続く!


後半からベレーザは#8上辻選手に代えて開幕戦でもゴールした#15宮澤選手を投入し、攻勢を強めます。(なんかうちとの試合ではいつも#8上辻選手途中交代になってるなあ。気の毒)



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後半になるとほとんどベレーザがボールを支配するようになり、パルセイロレディースは耐える時間が続きます。しかし最後のところで体を張って得点は許しません。




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攻められっぱなしだったパルセイロレディースは後半20分に#26中村選手に代えて開幕戦で逆転ゴールを決めた#14滝川選手を投入し、局面の打開を図ります。

ベレーザも後半21分に昨年のパルセイロレディース戦で得点を決めた#19植木選手を投入し、仕留めにかかります。



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ベレーザは中盤の底でボールを捌いていた#20阪口選手も徐々に上がってくるようになってきます。それでもパルセイロレディースは的確な距離感を保って対応。一人が抜かれてもすぐにカバーが出てくるようにしていました。



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パルセイロレディースは後半35分に走り続けて疲れが出た#15西川選手に代えて#23鈴木陽選手を投入します。この采配がズバリ当たりました。



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パルセイロレディースが#6國澤選手のゴールで先制に成功します。

ゴールは#1山下選手がファンブルしたからなんですが、大事なのはそれまでの過程で。ベレーザって壁パスを多用した攻撃をするんですね。ならこっちも壁パスで返せばいいってことで#6國澤選手からのパスを受けた#23鈴木陽選手が前方に走った#6國澤選手にリターン。2列目・3列目からの選手の飛び出しっていうものベレーザの得意な攻撃パターンですよね。3列目から飛び出した#6國澤選手をベレーザのディフェンスは捉えられませんでした。

 

そして#6國澤選手が遠めからシュート。ここが大事。シュートを打てば何かが起こる。打たなければ何も起こらない。とりあえず打ってみることが重要。ちなみに公式記録によるとこのシュートがパルセイロレディースの唯一のシュートだったそうで。後半は攻め立てられていただけによくぞ少ないチャンスをものにしてくれました。




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その後も追いつこうとさらに圧力を強めるベレーザに攻め込まれますが、集中力を切らさず全員で対応。#6國澤選手の虎の子の1点を守り切り、パルセイロレディースが勝利を掴みました。



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試合後にはゴール裏で勝利のラインダンス!

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そして昨年から恒例になった「南長野」のチャントを選手全員で歌います。

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#1池ヶ谷選手#2野口選手#3高橋選手#7坂本選手#19藤村選手のGK・ディフェンスラインをはじめとして全員で守り勝った勝利でした。攻撃力のあるベレーザをシュート7本に押さえましたからね。お疲れ様でした!!



日程・結果|日本女子サッカーリーグ|なでしこリーグ

公式記録(なでしこリーグ)

2018プレナスなでしこリーグ1部 第2節の結果(長野公式)

2018プレナスなでしこリーグ1部第2節 試合詳細(ベレーザ公式)



今回パルセイロレディースの試合前のプランとしては「なるべく無失点の時間を長くして少ないチャンスを着実に決め切る」っていうものだったと思うんですよ。いや他のどのチームも同じようなプランを持ってベレーザとの試合には臨むんでしょうし、それができたら苦労はしないよって話なんですが、今回パルセイロレディースはそのプランを完遂したんですよね。



まずシステムが4-4-2だったので、4-4のブロックをきっちり作る。それと選手同士の距離感が今日は良かった。一人が交わされてもすぐにカバーできるような態勢をちゃんと築けていました。



ベレーザってショートパスをつないで選手の細かいポジションチェンジを多用しながら崩していくスタイルじゃないですか。それでマークをずらしてその隙を突いて得点するんですよね。でも今回はパルセイロレディースのマークの受け渡しが実にスムーズにいっていた。声を出し合ってたんですよね。



それとベレーザの選手って細かいタッチで相手を食いつかせて交わしていくっていう選手が多いと思うんですよね。だからそういう選手の対策としてはまず、ボールが入った瞬間に体をぶつけに行く。それができなかったら迂闊に飛び込まないこと。我慢して、相手が痺れを切らして突破してきたら体を入れて、カバーの選手にボールを奪取させるっていう作戦が今日はばっちりハマってましたね。



開幕戦の新潟L戦でも高い位置からプレスをかけて、ボールを奪ってショートカウンターっていうシーンが何度かあってハイプレスが効いてたんですけど、ベレーザはDFも足元の技術が高いんで躱されることも多いのでハイプレスは控えめでした。でもプレスをかけなきゃいけないポイントが一つあって。



それはベレーザの#20阪口選手ですね。ベレーザって去年までは4-4-2が4-2-3-1が基本だったと思うんですけど、今日のベレーザは4-1-4-1で#20阪口選手が1ボランチの位置に入ってたんですね。で#20阪口選手にボールが入ったら2トップの#9中野選手#15西川選手がプレスをかけに行く。
そうすると#20阪口選手はプレスを嫌がって、ポジションを下げてでもボールを触ろうとするじゃないですか。#20阪口選手ってやっぱり攻撃に特長がある選手だと思うのでポジションが下がっていくとその持ち味が出せなくなると思うんですね。



で、#20阪口選手がCBの間に入ってボールを受けた時とかなんかは深追いをしないで、今度は#20阪口選手から出るパスを狙う。そこで引っ張り出されたら空いたところを通されてしまいますからね。ロングボールなんかを出されてもパルセイロレディースの方が空中戦では分がありますし、グランダーのボールしか出せないわけで、そうするとベレーザのパスの最大の供給源の威力が半減するので、#20阪口選手のポジションを下げさせるっていうのはベレーザ戦での1つのポイントとなります。



今日は#15西川選手が攻撃はもちろんですけど、守備にもすごい奔走していた。例えるとしたらマンU時代のルーニーみたいな感じかな。チャンピオンズリーグ取ったときあたりの。豊富な運動量でチームを助けてましたし、今日の影のMVPだと思います。



それと今日勝てたのもベレーザが序盤戦でまだチームが固まっていなかったって言うのが大きいと思うんですよ。ベレーザは永田監督になってやり方を少し変えてるみたいで、#20阪口選手もなでしこリーグガイドブックで「今年のベレーザはちょっと違う」「支配はするんですけど、支配の仕方が違うというか」って言ってますし、まだチームとして構築段階だったんですよね。#10籾木選手がいないからなのかフォーメーションも4-1-4-1と変わっていってますし、まだそのフォーメーションをモノにしていない感はありました。



ベレーザがなんで4-1-4-1にしたかっていうのは、多分察知能力の高い#20阪口選手を後ろに置くことでセカンドボールを多く拾い、相手を自陣に釘付けにする効果を狙っていたんじゃないかな。そうすれば相手は攻撃に出るのにも余計パワーを使って疲れますし。「支配の仕方が違う」っていうのは「セカンドボール奪取率を上げる」みたいなことなのかなって感じました。



ベレーザっていつもはもっとスピーディで流動性も高いじゃないですか。それが今日は去年の試合よりかは感じられなくて。今回パルセイロレディースが4-4のブロックをきっちり築けていたのも、今日のベレーザがいつもより遅攻が多かったのに関係していて、攻めに時間をかけてるうちに帰陣を早くして素早くブロックを作っていました。そういう意味じゃボールを奪われたときの攻→守の切り替えを素早くしないとベレーザとは渡り合えないということですね。



今回シーズン間もないにもかかわらずベレーザ対策を万全に立てた監督をはじめとするスタッフ陣と、それを完璧に実行した選手。チーム全員でつかんだ勝利はこの先大きな自信になることと思います。順位も2戦2勝で3位に上がりました。この調子で次の試合も頑張ってください。









さて、そんな次の試合ですがなでしこジャパンがアジアカップ兼W杯最終予選を戦うため、リーグ戦はGWまでお休みです。次なる試合はPlenusなでしこリーグカップ1部。Bグループに入ったパルセイロレディースの初戦の対戦相手はこれまた強敵・INAC神戸レオネッサです。

次の試合は3月31日13時、長野Uスタジアムにてキックオフ。もう案内も出ているので是非皆さん行ってみてくださいねー。よろしくお願いします。



おしまい






勝てばよかろうなのだァァァァッ!!!!!!!!

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内容は良くなくても勝ち点3を獲得したという事実が大事!すべては事実によって構成される!どうもこんばんは。これです。
昨日はパルセイロのホーム開幕戦、対FC東京U-23戦を観に行ってました。
いやー寒かった。何につけても寒かった。でも試合は熱い!と思いきやそんなことはなかったぜ。
というわけで今回も観戦記スタートです。まずは前編から。よろしくお願いします。


後編はこちら







前節まで1分1敗で勝ち星のないパルセイロ。対するFC東京U-23も2敗でこちらも勝ち星がありません。不調からの脱出のきっかけとなる勝ち点3がどうしても欲しい両チーム。

そんな両チームの試合を観にUスタまで行ってきました。自転車で。




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Uスタに着くと去年途中からお披露目された巨大バナーが今年はシーズン開始から登場。上のスポンサー枠も全選手埋まってます。


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あけましておめでとうございます。

外周でシーズンチケットとサポーターズクラブ会員証を引き換え、しばらく時間があったのでスタジアムの外をブラブラ。

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長野市の観光PRのためにリンゴが配られ、日本酒が振舞われてました。
(リンゴの味はもう旬が過ぎちゃってるのでお察し)


とにかく寒いので暖房のきいているグッズ売り場に避難避難。
オレンジ会員にはついてこなかったイヤーブックを1000円で購入。ちょっとだけ読んだ導入。時間があればもっと読みたかった胸中。


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入場ー。寒いので入場時間が5分早まったようだ。


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寒いのでJAグリーン長野さんの豚汁(200円)を飲んだ。豚汁は飲み物だ。温かい飲み物だ。


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ホーム入場口には各選手の決意表明があった。

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選手プロデュース弁当。high price




入り待ちは去年終盤からアウェイゲート下に集合になったので注意がいるんですよね。なんか黄色と緑と青のオブジェがあるところ。


入り待ち会場に移動する際にライオーが、いた。彼は確かにそこにいたのだ。

予告されてましたんですけどね。ライオーがユニ着るってことは。


で、チャントを歌いながら入り待ちです。
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入り待ちが終わって出ると外にライオーが居ました。こういうのもっと告知したらいいと思うんですけど。まず内輪のファンをもっと増やさないとマスコット総選挙の順位は上がりませんですよ。でもってなんで3なんだぜ。今日が第3節からなのか。それともただ単に3ピースってやつなのか。


あのですね、今日はスポンサーのHOKTO様、長野都市ガス様、みすずコーポレーション様、八幡屋磯五郎様のコラボレーションによるキノコ汁の振る舞いっていう催しがあったんですよ。で、12時開始だったんですけど入り待ちが終わって20分くらいになってもフツーにありました。Fooooooo!!!!!!!!
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縦でごめんなさいね。横になって見てください。
これが本当に美味しいので皆さんにも食べていただきたい。できれば1万食位用意してほしい。そうしたら私が20食位食べるので。ふふふふふ。





本日のスタグルタイム

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①「なから」さんのスタジアムスパゲッティ。略して「スタスパ」。
今回食べたのはそのナポリタン味。ソースを絡めていただきます。
味は王道のナポリタンそのものです。麺もアルデンテで美味しいし。
チーズをかけていただいても美味しいと思うな―。


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②JAグリーン長野さんの「雪中貯蔵リンゴ」。
まあもう旬は過ぎてるから味もそれなりの味なんですけどね。たぶん来週か再来週で終わりかな。でもこのボリュームで200円はお得だと思います。

ていうか今年のスタグルにご飯もの少なくないですか。プロデュース弁当とおにぎりぐらいしかないじゃないですか。もっと丼物を開発してプリーズ。私たちは炭水化物が食べたいんだ。白いご飯が食べたいんだ。「まずは白米ありき」なんだ。伝えたいのはそれだけだ。




そして今年もありますパルセイロTV。まずはホーム開幕戦恒例の福男選び(ピッチを一周は知る)をしつつ(1位にはサイン入り2017公式球と#10宇野沢選手が書いた「福」の色紙が送られていた)、決起集会という名の応援練習へ。

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ラインダンスとかタオル回しなどした。


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その後ライオーがゴール裏にやってきてマスコット総選挙のお礼を。
YES/NO以外の意思表示ができるようになって、また一つ階段を上ったぞ。次はスケブだ。スケッチブックを活用しよう。


パルセイロTVも終わり、寒さに耐えながらしばらくボーッと過ごしているとGKのピッチ内アップが始まりました。


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続いてフィールドプレーヤーの入場だー。

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FC東京U-23スタメン
今回はオーバーエイジ枠は#22山田選手だけですかね。今年で24になるからオーバーエイジ枠になったんですよね。正直もっとオーバーエイジで名の知れた選手が出てくると思ってたけどそんなことはなかった。それと#42佳史扶選手はカシーフって読むんですね。まあ言われてみればそうか。



ピッチ内アップも終了し、パルセイロのスタメン発表です。今シーズンのスタメン発表ムービーはどうなってるかなー。

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今年のムービーはですね、選手たちがパスをつないでいって打ちっ放しのコンクリートをバックに腕組みをするといったものでした。なんか刑事っぽさがある。張り込みに臨む刑事みたいな感じ。きっと足元にはコンビニで買ったあんパンとパック牛乳があるのでしょう。


でそんな本日のスタメンがこちら

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前節から5人を入れ替え、#26遠藤選手、#23堂安選手、#7佐藤選手、#27竹下選手の4人は今シーズン初スタメンです。#3大島選手も出場停止から戻ってきました。ここまで大幅な入れ替えは予想できなかったなぁ。抜擢された選手には結果を残してチャンスをつかんでほしいところです。いや、でした。



そしてホーム試合恒例のリスペクト宣言。写真はないですが「寒いけど熱い試合をしましょう」みたいなことだったと思う。このリスペクト宣言、Jリーグからもいい試みだって褒められてるらしいのでこれからも続けてほしいですね。

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選手入場。雪が寒い。
この間に長野市の加藤市長によるキックインセレモニー(始球式)がありました。今年もよろしくお願いします。


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体冷やすなよぉぉぉぉ

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円陣からの...

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前半キックオフ!

試合内容は後編で!!


続く



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