Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年04月



こんばんは。これです。GWですね。GWということで今日も映画を観に行ってきました。「レディ・プレイヤー1」です。


結論から言っちゃうともう最高でした。今年観た映画の中で一番面白い。


今回はその感想となります。語りたいことがいっぱいあったので気づいたら今までの映画感想の中で一番長くなっちゃいました。読みづらい文章ではありますが何卒よろしくお願いいたします。









※ここからの内容は映画のネタバレを含みますので十分ご注意ください






main















~ お し な が き ~

・オタクでいて良かった!
・新しい、けど懐かしい
・友情・努力・勝利
・ボーイミーツガールと成長
・「市民ケーン」とかスティーヴン・キングとか
・見る前に跳べ!
・虚構と現実






















・オタクでいて良かった!

まず、この映画の予告編をご覧ください。



こちらの予告編からも分かる通り、「レディ・プレイヤー 1」には多くの映画・ゲーム・アニメ・漫画のキャラクターが登場します。(それぞれの説明についてはこちらをご参照ください)それをいくつ見つけることができるかがこの映画の楽しみ方の一つとなっています。あまりに仕込みが多岐にわたりすぎて全部を見つけられる人っていうのは流石にいないと思うんですけど。


序盤のレースシーンからもうテンションぶち上がりまくりですからね。まず主人公のパーシヴァルが乗っている車がかの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「デロリアン」ってとこが最高です。もうめっちゃスピルバーグ。3が公開されたのが1990年ですから実に28年ぶりですね。私生まれてないですよ。2の舞台が2015年だったのでいつの間にかもう3年も過ぎちゃってますよね。どうしましょうかこの気持ち。


まあそれは置いといて「デロリアン」登場で上がったテンションをさらに上げてくれるのが「ジュラシック・パーク」登場のティラノサウルスと「キング・コング」。私はどっちも見てないんですけどそれでも存在ぐらいは知ってるので出たときはテンションが上がってすんごい前のめりになってました。横の人迷惑だっただろうなあ。ごめんなさい。


さらに「レディ・プレイヤー1」には日本のキャラクターも多く登場します。予告でも「AKIRA」(大友克洋)のバイクが登場してますし、また別の予告では日本が生んだ「メカゴジラ」が登場します。このメカゴジラ登場の時に流れるのがあの伊福部昭さん作曲の「ゴジラのテーマ」のアレンジバージョン。知ってる有名な曲が流れただけでもう「うわああああああああ」てなもんですよ。


そして、プレイヤー達を蹴散らすメカゴジラに対抗するのがあの、あの「機動戦士ガンダム」なわけですよ。「俺はガンダムで行く!」との掛け声でガンダムが出てきたときには「うわああああああああああああああああ」と大興奮。ガンダムvsメカゴジラというロボアニメと特撮の垣根を超えた夢の対決。もう落ち着けって言う方が難しいですよね。


他にもアイアン・ジャイアントが親指を立てながら溶鉱炉(じゃなくてマグマ)に沈んでいくシーンとかパーシヴァルがストⅡの波動拳を出したシーンとか「うわああああああああああああああああああああああああああああ」となるシーンがいくつかあったのでもう満足度極めて高い。より多くのネタを知っている所謂オタクと呼ばれる人たちほど楽しめる作品ですよね。主人公もオタクですし。ただゲームをクリアするだけでは飽き足らず、隅々までやり込んで裏技を見つけ出そうとするその根性とか。


私はまだそんなオタクじゃないんですけど「オタクでいて良かった!」と思えるような映画でした。いいよ良すぎるよこの映画。










img_4
















・新しい、けど懐かしい

この映画のキャッチコピーとして「最高の、初体験。」というものがありました。たしかにこんなVR体験誰もしたことがないですし、最高の初体験であったことには間違いないんですけど、でもそれと同時にどこかというかかなり懐かしさも感じたんですよね。


それは懐かしのキャラクターが続々登場することに要因があります。ガンダムやメカゴジラ等々あのころ夢中になっていたキャラクターが続々登場するわけですからね。ファミコンのようなハードも映画の中には登場しますし。でも、それ以上に懐かしさを感じるのってストーリーの部分だと思うんですよ。一言で言えば「ドラゴンクエスト」「ポケットモンスター」のようなRPG、ロール・プレイング・ゲームだったんです。


これは笑ってもらって構わないんですけど、私「ドラクエ」やったことないんですよ。でも「ポケモン」は最近までメッチャやってました。別に対戦とかはしてなかったんですけど。あれ、対戦ガチでやってる人ホント凄いですよ。すごい根気のいる作業ですもんアレ。私にはとてもできない。


話を戻します。「レディ・プレイヤー1」のストーリーは大まかに言うと「3つの鍵を発見し、隠された宝物を見つけ出す」というものなんですけど、これまんま「ポケモン」ですよね。3つの鍵なんてジムバッジそのものですし、3つの鍵で宝物部屋への扉の鍵が開くというのもポケモンリーグがダブります。さらにはIOI社という「ポケモン」でいうところの「ロケット団」に相当する悪の組織もいる。ここまで来れば「レディ・プレイヤー1」はもう日本的RPGそのものと言えるんじゃないでしょうか。


「ドラクエ」シリーズも「ポケモン」シリーズももう国民的ゲームになってますし、サンタさんに「新しいドラクエがほしい」「新しいポケモンがほしい」と願った子どもたちも決して少なくないはずです。これらのRPGで遊んだ子どもたちにはRPG的文脈というのが築かれ、それは大人になっても心の中に残っているものだと私は考えています。「レディ・プレイヤー1」はまさにこのRPG的文脈に添って物語が展開されるので、それによって私たちの心の奥底にあるRPG的文脈が呼び起こされ、懐かしさ・ノスタルジーを感じるようになっているのではないでしょうか。かつてのゲーム少年なら目をキラキラさせながら観ることができること間違いなしです。










img_2



















・友情・努力・勝利

えー、そこのあなた。「週刊少年ジャンプ」をお読みになったことがありますでしょうか。え、今も読んでる?ありがとうございます。来週のジャンプは水曜に出ますので何卒お気をつけください。


読んだことがない?そうですか。ではジャンプ3本柱もご存じないですよね。ジャンプ3本柱というのは「友情・努力・勝利」のことでありジャンプに連載されている漫画にはこのうち2つ以上の要素を含めることが半ば義務付けられてるんです。


なんでこの話をしたかっていうと今回「レディ・プレイヤー1」を観て、私が「友情・努力・勝利」というものを強く感じたからです。


まずは「友情」。これはサマンサが「3つの試練の鍵となっているのは”絆”なの」(こんな感じのセリフじゃなかったと思うけど大体こういう意味)というようにこの映画のメインテーマの一つでもあります。試練は一人でクリアすることは不可能で、パーシヴァルがクリアできたのも、パーシヴァル、アルテミス、エイチ、ダイトウ、ショウの5人が協力したからですからね。特に最後の3つ目の試練なんて、ガンダムでの助太刀や橋になるアイアン・ジャイアントなどそこにたどり着くまでの友情があってこそクリアできたものでしたから。


反対に今回敵となったIOI社はボス・ソレントのワンマンだったわけで、手駒は星の数ほどいましたけど、ソレントは誰とも友情を結んでなかったですからね。それが勝負の分かれ目になったんじゃないかなと。友情が勝負を制す。まさにジャンプ。


さらに友情について言うと「オアシス」をともに作ったハリデーとモローは仲違いをしてしまいます。ここで二人の友情は壊れてしまったわけなんですけども、そのことについては後述するのでここでは割愛します。


で、続いて「努力」です。これは一見ないように見えますけど、主人公のウェイドはちゃんと努力をしてました。それはハリデーのことについてです。5000億ドルを手に入れるためにウェイドは誰よりもハリデー年鑑に入り浸り、ハリデーの研究をしていたわけです。見えないところで。そういった無駄に思えるようなウェイドの努力は知らず知らずのうちに本人に蓄積されており、5000億ドル争奪戦でついに開花。大きな勝因の一つとなります。私たちが普段してるオタク的努力もいつか何かの役に立つかもしれない、そう思わせてくれたウェイドの努力でした。


そしてそういった友情と努力が両翼となりウェイドは勝利を掴むことができました。これらが「レディ・プレイヤー1」で私が感じた「友情・努力・勝利」です。こういった昔ながらの「友情・努力・勝利」を感じることができたのも懐かしさを覚えた理由の一つになってますね。










img_1
















・ボーイ・ミーツ・ガールと成長

パーティで女の子に話しかけるには」の感想でも書いた通り、私は「ボーイ・ミーツ・ガール」が好きです。もう「ボーイ・ミーツ・ガール」さえやっときゃ外さないって思うくらいに。で、今回「レディ・プレイヤー1」を観てて、思っていた以上に「ボーイ・ミーツ・ガール」要素が大きかったのがすごい嬉しかったですんよね。


きっかけを掴めずにウジウジしている少年ウェイド。そしてそこに現れた謎の少女アルテミス。ウェイドはアルテミスと冒険していくうちに徐々に勇気を得ていく。ボーイ・ミーツ・ガールのド王道を往ってます。


もう最初はボーイはどうしようもなければどうしようもないほどいいわけですよ個人的には。ヤクやるようなどうしようもなさじゃなくてウジウジしてるって感じのどうしようもなさが。その点ウェイドは現実世界に居場所がなく、「オアシス」に居場所を求めるどうしようもない奴だったので最高です。最初がどうしようもない奴であればあるほど成長後が映えるってもんです。


そしてそんなウェイドを引っ張っていく少女アルテミス。このアルテミス、勇気があってガンガン行く性格だったのがよかった。その方がどうしようもないボーイとのギャップが際立ちますからね。第2の試練とかとても象徴的でしたよね。ああいうの好き。容姿も「オアシス」と現実のどっちも可愛かったし。


勇気を持ったアルテミスと行動を共にしていくうちにウェイドもまるで彼女に分け与えてもらったかのように少しずつ勇気を持ち始めます。そんな矢先、アルテミスが敵のIOI社に攫われる。どうするウェイド?


ここでウェイドは今まででは考えられなかったような勇気を持ってIOI社のボス・ソレントにカチコミをかけるんですよね。それは同居人が殺されたっていうのも大きかったとは思うんですけど、やっぱりアルテミスに勇気をもらったのがとても大きかったんじゃないかなって。どっちにしても燃える展開ですが。


そう燃える展開だったんです。「ボーイ・ミーツ・ガール」を通したウジウジボーイ・ウェイドの成長。これに燃えなくて何に燃えますか。最後には向こう側に飛んで行ったウェイド。「レディ・プレイヤー1」は冴えないウジウジボーイが一人の漢になるまでの、虚構にしか居場所のなかった一人の少年が現実世界に居場所を得るまでの成長物語でもありました。青春だよなあ。










img_0
















・「市民ケーン」とかスティーヴン・キングとか


そこのあなた!漫画家・島本和彦先生をご存知ですか!「アオイホノオ」や「炎の転校生」などの作品で知られるあの島本先生ですよ!もちろんご存知ですよね!


その島本先生が先日「レディ・プレイヤー1」を観に行ったようなんです。その感想が
というものでして、さらに
と仰っていたんです。


というわけでどんなもんかなと私も昨日「市民ケーン」を観てみました。感想としては正直よく分かんなかったんですけど。白黒の画面に白文字の字幕は分かり辛いんじゃ。


そんなよく分かんないまま「レディ・プレイヤー1」を観ていたらパーシヴァルがあるシーンで”バラのつぼみ”って言ってたんですよ。これか!と。島本先生が仰ってたのはこの事だったのか!と。


この”バラのつぼみ”っていうのは、新聞社を興し大富豪になった主人公ケーンが死の間際に言った言葉なんですよね。この”バラのつぼみ”をキーワードにそれぞれの登場人物が述懐する形で映画は進んでいくんですけど、この主人公ケーンって孤独のうちに死んでいってしまうんです。


この”バラのつぼみ”っていうのは結局ケーンが子供の時に遊んでいたソリなわけだったんですけども、その裏に隠された意味っていうのは結構いろいろな推測がなされてるんですよね。恋人だったり、友情だったり、童心だったりですね。


そして「レディ・プレイヤー1」では終盤でウェイドがモローに「あなたが”バラのつぼみ”か」かと問います。さっきも少し書いたんですけど、ハリデーとモローは仲違いをしてるんですよね。それでハリデーは孤独のうちに死んでしまった。ケーンと同じです。ケーンも巨万の富を築きながら最期は一人だった。ここに「市民ケーン」と「レディ・プレイヤー1」をつなぐ橋がありますね。


私が考えるここでの”バラのつぼみ”の意味は”友達”です。ハリデーは最期に大切な友だったモローのことを思っていって死んでいったんじゃないかと。この言葉に対してモローは答えを濁しました。でもやっぱりそうだと思うんですよ。そう思ってなきゃハリデー年鑑の案内人なんてやってませんよ。モローがハリデー年鑑の案内人をしてたのはハリデーに対する後悔の念があったからなんじゃないかと私は考えてます。



次にスティーヴン・キングです。これは劇中にも彼原作の映画「シャイニング」が出てますが、ここで注目したいのはそこじゃないんですよね。


それはハリデー年鑑で案内人がウェイドに25セント硬貨を渡したシーン。この25セント硬貨のおかげでウェイドは一命をとりとめるわけなんですけど、ここで私は思ったんです。「なんで25セント硬貨だったんだろうか」と。「25セント硬貨に何か特別な意味があるのか」と。


そこで調べてみたところ、分かりました。スティーヴン・キング原作の短編小説に「幸福の25セント硬貨」という本があったんです(あらすじはこちら)。「オアシス」での出来事は夢での出来事と変わらないけど、現実は確実に変わってきているというのがこの映画の結末を暗示していたのかなって調べてみて感じました。これ初見で気づく人いないでしょ。どんだけネタ仕込んでんだ。すごいな。


あとは「レディ・プレイヤー1」のWikipediaには「ブレード・ランナー」がどうこうっていうのも書いてありました。これについてはよく分かりません。「ブレード・ランナー」も一回観ただけですし。ここは皆さんの想像にお任せしたい。頑張って。










img_3












・見る前に跳べ!


”Leap before you look"

これは英語のことわざで直訳すると「見る前に跳べ」といいます。意味は「失敗を恐れるな」とか「ウジウジ考える前にやってみろ」っていう意味になるんですけど、この言葉が「レディ・プレイヤー1」のテーマの一つでありました。


かつてのハリデーにはガールフレンドがいまして。それは後にモローの妻となるキーラという女性でした。ハリデーはキーラを映画デートに誘いますが結局そこから先は行くことができなかった。そのことが忘れられなかったのかハリデーは生涯伴侶を得ずに死んでいくんですが、ハリデーは後にこのことについて「跳べなかった」と暗喩で後悔をしてるんですよね。


跳べないのはウェイドも同じです。ウェイドも勇気がなく自らのいる場所から向こう側へと跳ぶことのできないウジウジボーイでした。アルテミスに出会うまでは。


第2の試練で怖気づくウェイドを余所に跳んでみせたアルテミス。そのヒロイックな姿。繰り返しになりますがウェイドはそんなアルテミスの姿を観て勇気が芽生え始めます。


勇気を持って勝負に勝ったウェイド。ここからが好きなところなんですけど終盤ウェイドがサマンサにキスをするんですよ。「僕はハリデーと違う」って言って。ここに「ボーイ・ミーツ・ガール」で勇気や現実の恋を知ったウェイドの成長が表れてましたね。ウジウジボーイから卒業して恐れずに向こう側に跳ぶことができたわけです。ラストシーンで二人が一緒になってたのもハリデーやケーンとの鮮やかなたい肥になっていて感動するシーンでした。


それと映画の最初にあの有名なヴァン・ヘイレン「JUMP」が流れるんですけど、終わってから考えてみると「JUMP」=「跳べ」で初っ端から伏線になってるんですよね。気づいた時には鳥肌が立ちました。


オタクな人たちって感情を伝えられずに後悔してる人も多いと思うんです。引っ込み思案というか。ども個人的にはそっちの方が好きですね。人にガンガン行けるオタクっていうのは私はあまり魅力を感じないですし。そしてそんなオタクたちに向かって「恐れるな、後悔せずにとにかくやってみろ、見る前に跳べ」というメッセージで背中を押してくれる。「レディ・プレイヤー1」はそんな映画だと思いました。まる。















img_5











・虚構と現実

もう先に行っちゃいますけど「レディ・プレイヤー1」の結論は「現実を大事にしろ」ってことなんですよ。


まず、「オアシス」っていうのは「憩いの場」っていう意味で、そこではどんなものにもなれるし、どんなこともできる。まさに夢の世界です。2045年の人類はこの虚構の憩いの場に入り浸って現実を疎かにしてたんですよね。


まあこれはよく言われることなんですけど、この状況って今の私達についてもいえると思うんですよ。今ってSNS全盛の時代じゃないですか。私も含めてSNSという世界に入り浸り、現実の人間関係を疎かにしている人がどれだけ多いか。リアルでのコミュニケーションが苦手になってきてる人もどんどん増えてきてるって話ですしね。まあ私はSNSを始める前からコミュニケーションは下手だったんですけど。そういう意味では「人との付き合い方が分からなかった」と言ったハリデーにいたく共感しました。


そりゃ現実は必ずしもいいものじゃないですよ。ハリデーが言うように「現実は苦しく、悲しく、そしていいことばかりじゃない」ですから。でも現実でしか味わえないものも確かにあるんです。「現実でしか旨いメシは食えん」のです。いくらVRが発達したとしてもそれでお腹いっぱいには決してならないですから。「現実だけが唯一リアルなもの」なんです。


虚構の中に居場所を見つけるのは簡単です。だって虚構の中にいる限りは人に傷つけられることはありませんから。でも所詮虚構は虚構です。どこまで行っても決して現実にはなりません。その虚構が失われてしまったら現実には何も残らないのです。内にこもってるのも悪くはないけど、外に向かっていけと発破をかけてくれるのがこの「レディ・プレイヤー1」という映画です。


映画はこう結ばれます。

オアシスを火曜と木曜を休みにした
現実を生きなきゃ

現実は確かに怖い部分もあります。でも悪いことばかりだけではありません。優しい人だってたくさんいますし、おいしいご飯も食べられます。そしていつか大切に思える人もできるかもしれない。「恐れるな、とにかくやってみろ、見る前に跳べ」です。私たちが生きることができるのは現実だけ。現実をもっと大事にしよう。いいことだってあるかもよ。さあ



以上、自戒も込めて書きました。なかなか説教臭い文章になってしまいました。反省。




















img_6

img_7














以上になります。ここまで長ったらしく書いてきましたけど、一番言いたいことは「とにかく観て」という6文字です。かつて少年少女だった全ての大人に観てほしいなと思います。


さらにはGWですので家族連れで観に行くのもおすすめです。映画観終わった後に子どもが「あれ何ー?」って聞いて親が「あれは◯◯だよ」ということで会話が生まれますし、何よりそれで子どもをオタクの道へ引きずり込むこともできる。ようこそこちら側の世界へ。


まあそれはともかくとして「レディ・プレイヤー1」は誰が見ても楽しめる最高のエンタメ映画なので皆さんもぜひ劇場に足を運んでみてください。面白いですよ。



おしまい


ゲームウォーズ(上) (SB文庫)
アーネスト・クライン
SBクリエイティブ
2014-05-17





2日遅れでこんにちは。これです。

前節ガンバ大阪U-23相手に1-1で引き分けたAC長野パルセイロ。1勝4分け1敗の11位と目標のJ2昇格に向けては依然苦しい位置に立たされています。そんな昇格に向けて4試合ぶりの勝利を目指すパルセイロの今節の相手はセレッソ大阪U-23。戦前までは3勝2分け1敗の勝ち点11と好調で、オーバーエイジを極力使わずメンバーを固定することで結果を残しています。現時点で順位が上の相手であることにも加えて、過去4回の対戦でパルセイロはセレッソ大阪U-23に一度も勝てておらず、GW3連戦の初戦で早くもパルセイロは今シーズンの正念場を迎えることとなりました。セレッソ大阪U-23相手に初勝利を挙げて順位も上げたかったところだったんですけどね...。

では、観戦記スタートです。よろしくお願いします。

後編はこちら








4月は28日の土曜日。GWの始まりを告げるこの日は晴天にも恵まれ、上着がいらないような暑い日でした。

試合開始2時間前の12時に長野Uスタジアムに到着です。

IMG_3209


IMG_3210
 
IMG_3211

IMG_3217

スタジアムに入場するとそこでは毎年GW恒例のデンセンpresentsリフティング大会が開催されていました。入ったときはもう終盤だったんですけどね。
優勝は#20都並選手のユニフォームを着た女の子だったそうです。表彰式では元日本代表で#20都並選手のお父さんである都並敏史が登場して子供たちにアドバイスをしてました。何で都並さんいんのって思ったんですけど、その日はTSBの中継で解説をしてたからなんですねー。そんな日に限って#20都並選手はベンチ外でした。お父さんが解説の時には出場したことがないらしいです。



入場してスタメン(そうきたか)を確認してから、今日も今日とて入り待ちに行くためにスタジアムの外へ。入り待ちあったんですよ。事前予告はなかったんですけども。

IMG_3219
GWヴァージョン。

IMG_3220
パルナンデス。


GATE8アウェー側入り口近くの階段を降り、円形広場を通って入り待ち会場であるビクトリーロード下へ。

IMG_3222
いっぱいいます。

チャントを歌いながらバスを待っているとバスが到着。そして選手たちが降りてきました。



IMG_3225

IMG_3226

IMG_3228

いやー写真を撮るのにいいポジションが確保できて助かった。盛り上がった入り待ちを終え、再びスタジアムへ戻ります。
前やった時は出口でライオーが待ってくれていたんですけど、今日はいませんでしたね。というかタイミングが悪かったのか今日はライオーに会うことはできませんでした。テンション下がるんですけどー。



気を取り直して今日のスタグルタイムです。今日は選手プロデュース弁当を頂いてみることにしました。

IMG_3237


実はこのツイート2つ目だったんですよね。1つ目のツイートがこちら↓

IMG_3214

指が入ってます。これはいけない。

入り待ちが終わった時には(というかもう始まる前からだったかな)#13勝又選手の豚カツ弁当は売り切れていたので必然的に#29前田選手の「初心を忘れるな!」弁当をチョイス。

IMG_3238

IMG_3239

凄い家庭的。ぱっと見じゃわからないんですけどコロッケがカレーコロッケになっていてそれが美味しかったですねはい。あとは大体見た目通りの味です。



Uスタの外周だったので、試合前番組「パルナンデス」を観ながらの食事でした。

IMG_3240
新グッズの紹介。

IMG_3277
この写真左のね。

IMG_3241
もっと寄ればよかった。

IMG_3242

IMG_3243
実物。
少し前にも話題になりましたけど、こういう普段使いできるグッズはいいですよね。実際、オレンジって普段の生活の中じゃそんなに着る色でもないですし。こういったワンポイントを用いたグッズはどんどん増やしてほしいです。

そして、5月3日からのレディースの試合から普段使いのしやすいグッズが他にも登場します。

jpg
カジュアルなデニムローキャップと

2018042969763
キュートな三つ編みブレスレットです。

ファッショナブルですね。ぜひお買い求めください。
以上宣伝でした。






IMG_3246
ゲートフラッグの無料貸し出し。選手入場時に掲げるのが主な用途となります。



お弁当も食べ終えスタジアム内に戻るとパルセイロTVが今日も始まりました。

IMG_3250

IMG_3251

今回は前節の試合の振り返りをすっ飛ばして...

IMG_3253

事前にTwitterで質問を募集し、それに選手が答える新企画「パルトーーク」からスタートです。初回のゲストは#2松原選手#3大島選手です。

以下文字起こしのような何か。抜け多し。

・初めてロングスローを投げられたのはいつ?
・ロングスローは長野に来てから。(松原)
・長野に来てから気づきました。(松原)
・「まめ」というあだ名の由来は?
・長野に来た時に松の付く人が二人いた。(松原)

img_5f2a2761594f187df6ff18766fa4dad6116588
恐らくこの人。現在は信州ブレイブウォーリアーズで営業をしている松尾昇悟元選手(2012-2014)。

・1番思い出に残ってるプレーや試合は?
・讃岐との入れ替え戦(どっちか)
・入れ替え戦はやはり忘れられない?
・行けると思ってたからダメージが大きかった(大島)
・讃岐からの帰りのバスではどんなことを思った?
・1日で一番好きな時間は?
・海外で行くならどこの国に行ってみたいですか?
・今まで行った中でオススメの国は?
・衝撃的だったのはインド(大島)
・自分のチャントが聞こえてきたときはどんな気分になりますか?
・お気に入りのマスコットはいますか?
・レイくん(柏)がどうとか

7482

・サッカー選手になっていなかったら何の仕事をしていたともいますか?
・医者がどうとか(どっちか)
・おすすめの日帰り温泉を教えてください
・松代のコトリの湯(松原)

a0200357_18554833

kotori_01

・中南信にはあまり行かない?(そりゃそやろ)
・休日は何をしていますか?
・2人の長野でのオススメの店は?
・黙る2人
・駅前にあるダイニングバー的なお店(どっちか)
・88年組の互いに思うプレーの魅力は?
・まめは身体能力の高さでしょ(大島)
・何も弱点ないと思いますよ身体能力では(大島)
・高いところで安定してる(松原)
・88年組の互いに思うプライベートの魅力は?
・最後にメッセージ
・応援が力になるので応援よろしくお願いします(松原)
・皆さんに足を運んでもらえるよう勝ちます(大島)

まとめ:ちょっと何言ってるか分からないです。字幕付けてください。



いつものようにAC長野コールでパルセイロTVは終わり、アップまでの間私は今日新発売のスタグルを食べに行きました。JAグリーン長野さんと長野市を拠点とする「デザートランド りんごの木」さんとのコラボレーションスイーツ「あんころ」です。




そしてマッチデープログラムを読みながら過ごしているとGKが登場。ピッチ内アップの始まりです。

IMG_3264

IMG_3265

IMG_3267

IMG_3268

GKに続いてフィールドプレーヤーも登場。



IMG_3272

IMG_3271
ゴール裏には早くも手書きの横断幕が出されてました。いつもは秋口ぐらいに出されるんですけどね。今年は早いな。

IMG_3274

IMG_3275

IMG_3294

IMG_3300

IMG_3303

IMG_3305

IMG_3308



ピッチ内ではアップが続いていましたが、ここで私は一旦スタジアムの外に出てみることにしました。

IMG_3276

IMG_3293

外では「パルナンデス」が未だ続行中。#21小澤選手(どうしたんだろう)を迎えてのトークが展開されてました。というかアスリートにスタバのことを聞くなよ。

IMG_3280
グッズ売り場


IMG_3234
毎試合恒例の選手サイン会。今節は#23堂安選手#27竹下選手です。この二人今日も出ると思ってたんだけどなあ。そしてサッカースクールの主張が激しすぎる。

IMG_3284
並んでます。

IMG_3281

IMG_3282

IMG_3285

IMG_3288
#27竹下選手は想像以上にハーフですね。

IMG_3286



Uスタ外周をしばらくブラブラして再びスタジアム内へ。両チームスターティングメンバーの発表です。


IMG_E3492

IMG_E3493

パルセイロは前節のガンバ大阪U-23からスタメン3人を入れ替え。#1田中選手#14東選手は今シーズン初スタメンです。平均年齢高え。そして#16阿部選手#6岩沼選手が今シーズン初のベンチ入りを果たしました。

対するセレッソ大阪U-23は前節からスタメン5人を入れ替え。前節は#4藤本選手がオーーエイジ枠で出ていましたが、今日はオーバーエイジ枠の使用はありません。



IMG_3311
今日のリスペクト宣言は今シーズン一番のシンプルさだったかな。取り立てて書くことが何もない。



IMG_3315
スプリンクラーでピッチ全体に水を撒いてから選手の入場です。

IMG_3317

IMG_3318
両チームゴール裏。同日に磐田でトップチームの試合があったのに来たサポーターは偉い。磐田の方が長野より近いですからね。物好きだなあ。

IMG_3323

IMG_3326

IMG_3328

IMG_3330

IMG_3332

IMG_3334

IMG_3337

前半キックオフ!



後編に続く




サンドウィッチマンライブツアー2016 [DVD]
サンドウィッチマン
エイベックス・ピクチャーズ
2017-03-29



こんにちは。これです。2018明治安田生命J3リーグ第8節 AC長野パルセイロ vs セレッソ大阪U-23。ここからは後編・試合編になります。ちょっときつい文章になっていますが何卒よろしくお願いします。


前編はこちら

IMG_3337

前半キックオフ!



IMG_3339

IMG_3340

立ち上がりから勢いをもって相手陣内に攻め入るパルセイロ。 その攻撃の中心は左サイドの#8河合選手。2分に#8河合選手の仕掛けからCKを獲得するなど、今日のパルセイロは#35沖野選手の後ろのスペースを狙ってボールを蹴り込むシーンが目立ちました。#35沖野選手って元々攻撃的な選手ですし、そこの穴を突きたかったということですかね。前半のパルセイロは結構ロングボールが多かったですね。


IMG_3341

IMG_3342

そこで#10宇野沢選手#30萬代選手がボールを収められれば良かったんですけどセレッソの両CBの#37森下選手#50石尾選手のどちらもが空中戦が強くて。特に#37森下選手にはよくハイボールを跳ね返されてましたね。そこでなかなか起点が作れず苦労している感はありました。あと#10宇野沢選手#30萬代選手がよく裏抜けをするんですけど、ボールを出す選手とのタイミングがことごとく合わない。走ってもボールが出なかったり、走ってないのにボールが出たり。もう6試合ぐらいやってるのに。


IMG_3343

IMG_3344

今日のセレッソ大阪U-23は自陣に引いて強固なブロックを形成して守備を固めて、攻撃はカウンターでっていうプランだったと思うんですけど、それがパルセイロ相手にはばっちりハマっていましたね。パスを出そうにもスペースがなく、ボールを回すしかない。攻撃に時間をかけさせパスミスをうまく誘発させていました。ある程度ボールを持たれるのも想定の範囲内だったんじゃないですかね。


IMG_3352

IMG_3349

そんなに回数はなかったんですけどカウンターも鋭くて。前半12分の自陣の浅い位置でボールを奪った#28中島選手からのスルーパスに反応した#33米澤選手がゴール前まで攻め入るシーンですね。この時は#5寺岡選手のディフェンスにより事なきを得たんですけど、セレッソ大阪U-23は余計な手数を掛けずにシンプルにスピーディーに攻撃を展開させようとしていましたね。パルセイロとは正反対です。そりゃ速攻ばっかりで疲れちゃいますけど、パルセイロには遅攻ばっかりじゃなくもう少し速攻を増やしてほしいです。今日は相手が引いてきたっていうのもあって難しかったとは思いますけど。


IMG_3354

IMG_3357

このブログで毎回「もっと守備はタイトに」「プレスが緩い」「もっと間合いを詰めて」って言ってると思うんですけど、今日もパルセイロの守備は正直緩かったですね。ちょっと見れるのなら見てほしいシーンがあるんですけど。前半30分ですね。左サイドでボールを受けた#41魚里選手。そこに付くのは#3大島選手#41魚里選手#3大島選手から離れるようにドリブルをするんですけど、#3大島選手全然ついていかないんですよこれに。そしてフリーで触れば1点もののクロスを挙げさせてしまっている。これはいけない。緩すぎる。このシーンを目の当たりにした時に私は「あ、これは2点取らないと勝てないな」と失点を覚悟しました。結局は2点取っても勝てなかったんですけどね。


IMG_3362

IMG_3364

でも、立ち上がりから攻め込むパルセイロは前半30分ごろに惜しいシーンを立て続けに迎えます。前半28分には#2松原選手のクロスから#14東選手が頭で狙う。前半30分には#10宇野沢選手のクロスが相手に当たりあわやオウンゴール。これらの好機はいずれも#45茂木選手にセーブされました。今日のパルセイロは#45茂木選手に苦しめられましたね。前にハリルホジッチ元日本代表監督が「世界基準のGKになるためには190㎝の身長が必要」って言ってましたけどまさにそれだなって。#45茂木選手195㎝あるんですよね。デカいからもうセービングの範囲が広い。普通のGKには届かないようなボールにも手が届く。やっぱり「デカさは正義」ですよ。ていうかハリルさんなんで辞めさせられてしまったんや。未だに納得できてないんですけど。ねえ何で?


IMG_3365

IMG_3375

試合を優位に進めていたパルセイロですが、前半34分に失点を喫してしまいます。浮き球のトラップに手間取った#3大島選手からボールを奪った#33米澤選手。そのままドリブルでボールを運びます。#3大島選手#5寺岡選手が追いますが背後から行くとカードを貰ってしまうので迂闊に飛び込めません。そして、#33米澤選手はペナルティエリア内へ。当然#1田中選手は飛び出しますが、#33米澤選手のシュートは#1田中選手の脇をすり抜け、ゴールへ吸い込まれます。戦術も何も関係ないつまらないミスからパルセイロは失点を許してしまいました。#33米澤選手は速いし上手いですね。#3大島選手はこのプレーも含めて今日の出来は今シーズンで一番良くなかった。パルセイロの守備の要なので早いとこ立ち直ってほしいです。


IMG_3376

IMG_3384

IMG_3386

IMG_3391

IMG_3393

前半のうちに同点に追いつきたいパルセイロでしたが、ゴールで俄然勢いづいたセレッソ大阪U-23の勢い、出足の速さに押されチャンスすら作れないまま前半が終了しました。1点ビハインドのまま前半を折り返すことになります。攻め続けてる中で点が決まらず、相手にワンチャンスを決められるというサッカーにはありがちな展開となりました。パスの出し手と受け手の呼吸がなかなか合わずミスばっかりでヤバいなって感じた前半でした。個人的には後半は切り替えて相手には195cmの#45茂木選手もいるし、空中戦でも全然勝ててないから、クロスはグラウンダーのクロス主体にするとか地上戦で攻めればいいじゃないかとも考えました。とにかく何か手を打たないとヤバいぞと。


IMG_3394
ボランティア参加人数の発表がハーフタイムになりました。ありがとうございます。


IMG_3395

IMG_3396

IMG_3398

後半に入るにつれて誰か代えてくるのかなとも思いましたけど、代えてきませんでしたね。考えてみれば失点するまでは前半はそんなに悪いわけではなかったので、とりあえずはそのまま調子を見るのも当然です。そして後半がキックオフ!


IMG_3400

IMG_3402

後半の立ち上がりもパルセイロが攻め込みます。ただ前半とは違う!ピッチを広く使えてる!サイドの選手が前半よりも外にポジションを取ることで相手を横に間延びさせることに成功していました。そしてできたスペースに#10宇野沢選手#30萬代選手、もしくは逆サイドの選手が飛び込む!またこれまでの試合でうまくいかなかった人数をかけてのサイド攻撃も徐々に成功するようになっていきます。パスを回して裏のスペースを目がけてオーバラップしたSBにスルーパスを出す。そしてクロスへというなかなか再現性の高いサイド攻撃ができていました。これはいい!こういうのが見たかった!


IMG_3407

IMG_3408

前半とは違ったサイドを有効に使った攻撃でパルセイロはチャンスを増やしますがなかなか得点を決めることができません。結局は最後のところの決定力なんですよね。シュート精度もそうですけどペナルティーエリア内でボールを持ち過ぎかなと。もっとシンプルに自分で言ってもいいんじゃないかなって思いました。それとクロスに選手が飛び込んでいくんですけど、みんな同じタイミングで一気に飛び込んでいくんですよね。もっと遅れて入ってくる選手とかいないのって。人と違うことをしなければゴールを奪うことは出来ないぞって。そうすればペナルティエリア内でセカンドボールを拾える率も上がりますし。ゴール前に入る人数はシーズン当初に比べれば増えてきていますけど、あとちょっとが足りないかなって感じました。


IMG_3409

IMG_3411

後半立ち上がりにパワーを持って攻めていったパルセイロですが、同点に追いつくことはできず徐々にパワーダウンしていきます。そんな状況を打開しようと後半20分浅野監督は最初の交代カードを切ります。前線でボールを収められず苦戦していた#10宇野沢選手に代えて、第2節以来の出場となる#9津田選手を投入。#10宇野沢選手は今日はあまり良くなかったかな。裏抜けもことごとく不発に終わってた。早いとこ今シーズン初ゴールを決めてほしいところです。1点取れば変わると思う。


IMG_3419

IMG_3421

IMG_3424

そして代わって入った#9津田選手ですけど、やっぱり#9津田選手はいいですね。裏抜けを繰り返してて、しかもその成功率がけっこう高かった。もともとスピードを生かした裏抜けを得意としていた選手ですし、経験値が高いんでしょうね。どうすればボールが出てくるのかを知っているというか。裏へ抜け出すタイミングが絶妙でしたね。執拗に裏抜けを繰り返すことでセレッソ大阪U-23のディフェンスラインを下げ、相手を間延びさせていました。


IMG_3426

IMG_3428

IMG_3429


その後さらに攻勢を強めようと後半26分浅野監督は#28松村選手に代えて#17明神選手を投入します。正直#17明神選手が変わるとは思ってなかった。ポジション的に#14東選手だと思ってました。#17明神選手は今日もボール奪取でピンチの芽を摘み、SBの選手が上がって行ったときやCBの選手が釣り出されたときにカバーに入ってスペースを埋めたり、時には自らもゴール前に出ていったりと活躍してたんですけど体力的な問題での交代なんですかね。次の試合は中4日だから出てくるどうか。GWの残り2試合どっちにも出るってことはもう年だしそこまで現実的ではないのかなあ。そして#28松村選手#14東選手のいた右SHに入り、#14東選手がボランチに入りました。守備大丈夫...?


IMG_3433

IMG_3434

そしてセレッソ大阪U-23が1点リードのまま試合は進み、後半35分。問題のシーンを迎えます。
味方からのロングボールに反応したセレッソ大阪U-23の選手(よく分からん)とそれについていく#19三上選手。ボールはタッチラインを割ったかと思われましたが、そのセレッソ大阪U-23の選手はなんとかボールを残します。こういう気持ちが伝わるプレーはいいですし対応できないボールではなかったんですけど、問題だったのが#19三上選手がボールが出たって勝手にセルフジャッジをしてしまったことなんですよね。


IMG_3438

IMG_3440

そりゃ確かにボールはタッチラインを割ったのかもしれないですけど、審判が笛を吹かない限りはインプレーでプレーは続いてるんです。そこで勝手な判断でプレーを止めるなんて本当にあってはならないことです。#19三上選手とあと#3大島選手がセルフジャッジをしてしまったことでパルセイロディフェンス陣の足が一瞬止まってしまったんです。失点もその隙を突かれてしまったもので#19三上選手がセルフジャッジをせずにすぐにボールを受けた#26山根選手に寄せていれば失点しなかったかもしれないんですよ。「勝手なセルフジャッジでプレーを止めるな」「審判が笛を吹かない限りプレーは続いている」なんてジュニアユースやそれより前で習うことじゃないですか。本当に良くないですよね。一番悪い形で失点してしまったぶん、失望も大きかったです。残念ですけど多分次の試合では#19三上選手は出ないと思います。自ら失点を招いておいて出れるわけがない。そのくらいのプレーをしてしまったんです#19三上選手は。切り替えて次出場機会が巡ってきたときにはこのようなことが無いようにしてください。


IMG_3442

IMG_3443

それに輪をかけて残念だったのが走り込んできた#28中島選手を誰も見ていなかったことです。最初は#25有永選手が見てたんですけど、#25有永選手はボールが入った#26山根選手の対応へと釣り出されてしまって、そこまで手が回らなかった。これも#19三上選手がしっかりゴールキックにさせていたら起こらなかった事態ですので#19三上選手の責任は重いです。で、このシーンで#28中島選手を誰が見るべきだったかというともう残ってるのって#28松村選手しかいないんですよね。自陣深くで相手ボールになったので、もっと下がって中に絞っておくべきだった。なのにそれをしないでボールウォッチャーになってしまっていた。交代で入ってフレッシュな状態なんだからそのぐらいはしてもらわないと。失点シーンを改めて見てみると#28松村選手が守備をさぼったことが失点につながったのが浮き彫りになってきます。


IMG_3446

IMG_3447

そしてボールを受けた#26山根選手にプレスに行ったのは#3大島選手。距離があったのでプレスにも時間がかかりその分相手に余裕を持たせてプレーさせてしまいましたね。で、そのプレスも緩い。相手選手との間合いが広すぎる。これじゃあシュートコースを切ったことにはならないですよ。もう50㎝、つまりは一歩分は詰められたはず。もっと相手選手との距離を詰めてシュートコースをなくしてほしかったです。#28松村選手が守備をさぼらなければこんなことにはならなかったんですけどね。そして#26山根選手にシュートをニアに決められてゴールと。#1田中選手の反応も遅かったかな。この失点の一番の原因は間違いなく#19三上選手ですが#19三上選手だけじゃない、他の選手も悪かったという見たくない形での失点でした。後半35分という時間帯を考えてもこれは痛すぎる。


IMG_3450

IMG_3449

このまま黙ったままでは終われないパルセイロは後半42分に#8河合選手に代えて今シーズン初出場の#6岩沼選手を投入します。今日の#8河合選手はまあ良かったんですけど前節のガンバ大阪U-23戦と比べたら目立ててなかったかなあ。前半はチームの攻撃を牽引していたんですけどね。前半30分のシュートなんて決まったと思いましたし。後半になってドリブルをしなくなり、怖さが減ってしまったのが残念でした。で、#6岩沼選手は左SBに入って、パワープレーで#2松原選手が一列前に上がったのかな形としては。

IMG_3436
本日の入場者数は3,198人。最近の試合内容やTV中継があることを考えるとなんとか持ち堪えてくれたなと。本当3000人切ると思ってた。有難いです。


IMG_3453

IMG_3457

そして、2点ビハインドのまま迎えた後半42分のことでした。パワープレーで前線に上がっていた#2松原選手がボールを奪い、素早くクロスを上げます。それに反応したのは#9津田選手。ダイレクトボレーでゴールネットを揺らします。このゴール自体は素晴らしかった!


IMG_3458

IMG_3460

なんでゴールが決まったかっていうとスピーディーな攻撃ができたからなんですよね。高い位置でボールを奪えることはこの試合でもなくはなかったんですけど、大体そういうときってボールを止めてしまって、味方の上りを待ってしまうんですよパルセイロの選手って。それで相手選手が戻って陣形を整えてしまうので自分で自分の首を絞めるっていうのがパルセイロのいつものパターンなんですけど、ここでは違った。もう時間が無いっていうのがそうさせたと思うんですけど、ボールを奪った#2松原選手は中に#9津田選手が走ってくるのを確認すると味方選手の上りを待たずにクロスを上げたんですよ。そして#9津田選手の見事なボレーが決まったわけです。


IMG_3463

IMG_3467

このゴールでもう分かったことでしょう。ゴールを奪うためには、勝つためにはスピーディーな攻撃をしなければならないということが。攻撃に重点を置くということの本当の意味は遅攻でゆっくり上がっていくことで、相手選手の帰陣を促し自らの首を絞めることではなく、たとえ人数が少なくともチャンスと見れば勢いをもって駆け上がっていくということなんだと。もちろん遅攻も必要ですが、今年の得点を見ても遅攻よりも速攻やカウンターの方が点を取れていますし、縦に速い攻撃を志向すべきなんじゃないかなと個人的には思います。だってそっちの方が面白いし。ワクワクするし。今のサッカーよりも間違いなくエキサイティングなものになるだろうし、そうなったら今減ってるお客さんもちょっとは増えるんじゃないかなって。


IMG_3468

IMG_3470

サッカー観戦の一番のメインってやっぱり試合だと思いますし、その試合が面白く感じられたかどうかで満足度もだいぶ違ってくると思います。今のパルセイロのサッカーでお客さんが満足してるかっていうと必ずしもそうとは言えない内容ですからね。そこはホントどうにかしてほしいって切に思います。今のままじゃ一見さんをリピーターにできないですよ。J3ってサッカー観戦にサッカーそのものが占める割合がJ1、J2と比べると多いんだから、サッカーのテコ入れによる効果もJ1、J2以上だと思う。ていうかJリーグってとどのつまり興行、エンターテイメントなんだからお客さんを楽しませることをもっと意識に置かなきゃ。試合外のことも含めてですね。ああ脱線してしまった。


IMG_3473

IMG_3478

さてその試合ですが、その後は#2松原選手のシュートなど惜しいシーンもありましたが、後半4分のアディショナルタイムにも追いつくことはできずこのまま1-2で試合終了。パルセイロは1勝4分け2敗の勝ち点7で順位を12位に落としました。対するセレッソ大阪U-23は4勝2分け1敗の勝ち点14で3位です。いいなあ。






IMG_3480

IMG_3482

IMG_3485

試合後にゴール裏からは「何やってんだよ!気持ち見せろよ!」などのヤジが飛んでいました。そりゃ飛ばしたくなる気持ちも分かるけど。分かるけども。でも「選手は頑張ってるんだよ!」っていう声もありました。ここでそういう声を掛けるのはもう分かってるなと。選手にとっては不甲斐ない試合をした後に「下手くそ―!辞めちまえー!」って言われるよりも「選手は頑張ってるんだよ!」って言われる方が堪えますもんね。罵られるのは身構えてるからまだ対応できると思いますけど、そこで擁護されたら逆にダメージ大きいですもんね。私も選手は頑張ってると思います。勿論監督やスタッフを含めたチーム全員が頑張ってる。ただ頑張りの方向性がちょっと違うだけで。早いところスピーディーな攻撃を増やすように、守備はもっとタイトに軌道修正してほしいところです。

お疲れ様でした!!!
IMG_3489

さて、次節パルセイロは5月3日憲法記念日にアウェイは白波スタジアム(鴨池陸上競技場から4月に変わったばかり)で鹿児島ユナイテッドFCとの対戦です。鹿児島はここまで4勝1分け2敗の勝ち点13で6位。順位が上のチームとの対戦(ていうかもう大体のチームがパルセイロより上だよ)ですが、何とか勝ち点3をもぎ取ってほしいところです。今年のJリーグで1勝しかしてないのパルセイロとFC東京U-23しかないらしいぜ。なので2勝目はよ。

そしてGWにはもう1戦、5月6日ホーム長野Uスタジアムでザスパクサツ群馬との対戦です。群馬もここまでは3勝1分け3敗の勝ち点10で10位であまり調子は出てません(パルセイロよりはいいけど)。なのでJ2昇格を目指すためにどちらのチームにとっても落とせない試合になります。得失点差ではパルセイロの方が勝っているので、GW残りの2戦、まずは2連勝で群馬との順位入れ替え、そして1桁順位を目指したいところです。まだまだこれから。頑張れAC長野パルセイロ!!





〈ハイライト動画〉



監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント
(Jリーグ公式)

2018明治安田生命J3リーグ第8節の結果
(長野公式)

AC長野、失点止まらず 白星は遠く(信濃毎日新聞)



おしまい






こんばんは。これです。もうすぐGW突入ですけど、今日は我慢できずにフライングで映画を観に行っちゃいました。「パシフィック・リム:アップライジング」です。楽しく面白い映画だったので今回も感想を書いていきたいと思います。また長くなりますがよろしければお付き合いください。では、どうぞ。



15d77d14c1484d8a



※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。かなりバラすのでまだ映画を観ていない方は十分ご注意ください。


















~おしながき~

・前半長くね?

・アップライジング

・ぶっちゃけ前作の方が好き

・でも面白かった! 

・and more...
























・前半長くね?

観終わった後に思ったことがこれです。怪獣の登場までに結構時間がかかってたなって。

ペインコストがざっと説明をして(正直この説明もちょっと冗長に感じた)、アマーラがパーツを盗んで、スクラッパーの大立ち回りがあって、二人が逮捕されて、ここまでやってようやく入隊でしたからね。この辺もっとスピーディーにやってほしかったっていうのはあります。終わってみるとペインコストが追いかけられるシーンとか別にいらなかったんじゃないかって。もっと短くできたんじゃないかって。スクラッパーの大立ち回りは興奮したんですけどね。

そこでアマーラは入隊、ペインコストは復隊するんですけどここからがこの映画の問題点の一つで。同僚の訓練生のキャラがとにかく薄いんですよね。キャラが全然立ってなかったというか、大して掘り下げもしないでおいていきなり最終決戦に赴かれてもねぇ...ていうのはありました。まだこっちはキャラクターを全然把握してなかったので正直置いてきぼりを喰らった感じです。印象に残ってるのなんて急にデレたヴィクぐらいですもん。結構訓練生たちのやり取りに時間をかけてたけどその割には横にばっかり行っていて掘り下げが今一つだったので、退屈に感じたシーンも個人的にはありました。いい子ちゃんばっかりだったのでもっとアクの強さが欲しかった。

で、怪獣が登場するまでにも2回謎のイェーガーとの戦闘をして、さらに怪獣が乗っ取った無人機イェーガー、怪獣イェーガーとの戦闘と、怪獣との戦いに至るまでに戦闘が3回もあったんですよね。ぶっちゃけこんなに要らんだろうと。どれも必要なバトルではあったんですけど、3回も(スクラッパーとポリスイェーガーの戦闘を合わせれば4回ですからね4回)あることでテンポはちょっと悪くなっていたかなっていう印象がありました。謎イェーガー(2回目)と怪獣イェーガーとの戦闘はもう少し短くできたんじゃないかと。私は今回、イェーガーvs怪獣の戦いを観に来たので「まだ怪獣出てこないの?」ってずっと思ってましたごめんなさい。怪獣イェーガーは素直に興奮したんですけどね。別にあんな引っ張ることなかったんじゃないのっていう意味で必要ないとは言っていませんのでそのあたりはどうかご容赦をお願いします。

この溜めがあったからからこそ怪獣が出てきてからの展開が映えるんでしょうけど、正直前半は長く感じました。もうちょっとテンポよくやってくれたらもっと面白かったのにって自分は思いました。まる。









img_poster01
















・アップライジング

はい、今回「パシフィック・リム」第2作にはサブタイトルとして「uprising」が付きました。「uprising」というのは「反乱」という意味があるそうです。そういう意味じゃ日本で一番有名な「uprising」は「本能寺の変」か。そういえば再来年大河ドラマ明智光秀ですね。まあこれは今回どうでもいいんですけど。

で、今回反乱を起こしたのはまあ言うまでもなくニュートンです。前作から10年後、シャオ産業のお抱え科学者として働いていたニュートン。無人機イェーガーが暴走したとき、ニュートンは無人機イェーガーを止めるのかと思いきや、裂け目を広げることで、怪獣をまさかのアシストしました。

でも、ニュートンがこういった凶行を起こしたのは、侵略者プリカーサーに操られていたからなんですよね。まあ怪獣の第二の脳とアクセスしてたニュートンが悪いんですけど、ニュートンは単なる知的好奇心からそうしていただけで、プリカーサーはプリカーサーは自分のやりたい放題にしていただけなので、反乱、アップライジングというにはどっちもちょっと違うんじゃないかなと。そもそも反乱って支配下にあるものが起こすものですからね。プリカーサーって別に人類の支配下に入ってるわけじゃないですか。

ここで大事になるのがなんでプリカーサーがニュートンを支配できたかっていうことなんですけど、それはプリカーサーがニュートンの「見返したい」っていう弱い心につけ込んだからなんですよ。この「弱い心」「心の弱さ」っていうのが今回の、っていうかこの「パシフィック・リム」シリーズのテーマの一つになってる感ありますよね。他の特撮の多くと同じで(勝手な決めつけ)。ニュートンがゴッドリーブの首を絞めながら「人間は心が弱い」みたいなことを言っていたのがその象徴なんじゃないかなって。

今回の主人公であるペントコストやアマーラだって「心の弱さ」を持っていまして。ペントコストは偉大な父親の息子というプレッシャーに耐えられずPDCCを逃げ出したわけですし、アマーラは怪獣に家族を殺された悲しい思い出を持っている。その二人がイェーガーに乗って怪獣と戦うことで「心の弱さ」に「反乱」を起こす、「心の弱さ」を覆すっていうのが、今回のサブタイトル「アップライジング」に込められたもう一つの意味なんだと感じました。逃げちゃダメだ。













img_poster02














・ぶっちゃけ前作の方が好き


今回この映画を観るにあたって前作「パシフィック・リム」を映画館で観る前日にNetflixで観てみたんですよ。記憶が新鮮なうちに続けて観られればいいかなと思いまして。で「アップライジング」を観て「面白かったけど、ぶっちゃけ前作の方が好きだな」って思ったんです。

個人的にこの映画の一番の売りってなんだかんだ言っても「イェーガーvs怪獣のバトル」だと思うんですよね。単純にこの「イェーガーvs怪獣のバトル」が「アップライジング」では前作よりも少なかったっていうのが一番の理由です。

バトル自体の量は「アップライジング」も「無印パシフィック・リム」と変わってないんですけど、ただ「アップライジング」ではイェーガーvsイェーガーのバトルが多かった。別に悪くはないんですけど、やっぱり怪獣の一番の長所って何をしでかすか分からない未知の存在であるっていうことじゃないですか。「次は何をしてくるんだろう」というワクワク感とでも言いますか。イェーガーvsイェーガーのバトルにはそのワクワク感がイェーガーvs怪獣には劣るなぁって思いながら観てました。その分怪獣が出てきたときのワクワク感といったら。ようやく本題突入だ!って。だからもっと怪獣は早く出してほしかったなぁって改めて思いました。

それとこれはシリーズ物の宿命でもあるんですけど、新鮮度っていうのは2より1の方に軍配が上がってしまうんですよね。1の方が今まで見たことが無かったからインパクトがある。でも2では1でもうやっちゃってるわけだから当然インパクトでは薄れてしまうんです。しょうがないことなんですけど。

あと、1の方が緊張感だったり絶望感はあったかなと。これもしょうがないことではあるんですけど、2になると「どうせなんとかなるんやろ」感はどうしても1より出てしまうわけで。いかにそれを出させないかがシリーズ物の肝でもあると思うんですけど、今回の「アップライジング」はそこまで抑えられてなかったかなって感じました。もう勝つフラグがビンビンと立ってたんですよ1よりも。確かにワクワクはしたんですけど、でもやっぱり個人的には無印「パシフィック・リム」の方が好みですね。ちなみに今度5/11に無印「パシフィック・リム」、テレビでやるらしいです。要チェックや。












img_poster03















・でも面白かった!


ここまで結構マイナスなことを書いてきたんですけども、でも怪獣が登場してからはそのマイナス分を一気に取り返すぐらい面白かったです。

まず、怪獣・プリカーサーの目標が富士山の噴火だっていうのがたまらないです。もうアホかと。富士山を狙うなんて最初にどの映画がやったのかは知りませんけど、今時そんなシンプルな侵略誰もやってないですよ笑。三周ぐらい回って新しいわ!やってることは去年のキングオブコントのにゃんこスターと同じや!
でもってやっぱり富士山って日本人の心の拠りどころなんですよね。それを今回ハリウッド映画(かどうかは知らんけど)が狙ってきたというこの光栄。もう本当狙ってくれてありがとうです。

でもって最高なのが日本は東京が舞台になってることですよね。前作は香港だったので、我々日本人からするとどこか他人事だったんですけど、今回は自分事ですよね。見たことある土地が怪獣たちに蹂躙されていく様は最高のエンターテイメントですよ。現実だったらまず間違えなく笑えないんですけど、これがフィクションとももう笑いが止まらない。「ああ壊されてる壊されてる(笑)」って。見てるこっちは絶対安全ですからね。安全であることの愉悦。破顔一笑とはこの事かと。イェーガーが立ちはだかったときには「まだ怪獣さんが壊してる途中でしょうが!」とすら思いましたからね。

そしてイェーガーが登場してからは蹴るわ殴るわ剣出して斬るわビームをムチにしてビルを倒すわでもうどったんばったん大騒ぎ。この映画の一番の売りである「イェーガーvs怪獣」を十分堪能できる。やっぱりサイズは正義なんや。大は小を兼ねるんやと言わんばかりの大立ち回り。いやー面白かった。怪獣ベイビーがわらわら出てきたのも気持ち悪くてよかったし、それで合体したのももう。3体合体したから第2の脳も3つやというガバガバ理論好き。「最後の手段で巨大化した悪役は絶対に勝てないものだよ」を地で行く姿は愛くるしささえ感じさせました。

終盤にスクラッパーが再登場したのも当然ながらに熱かったですし、それを今まで汗をかかずにいたシャンが必死になって操縦するのも熱い展開です。先ほどの「デカさは正義」っていうサイズ理論を覆していく様が痛快だったなあ。当のアマーラだって「大きい方がいいかも」って言ってたくらいですからね。小さくてもできることはある。

でここまでやっておいて最後の決め手が体当たりだっていうのもよかった。お互い死力を出し合って(怪獣は別に出していなかったけど)の最後はシンプルな殴り合いぶつかり合いっていうのは最高に熱い展開っていうのが保証されてますからね。いやー分かってる。最後あれだけの衝撃でぶつかったら富士山噴火するやろっていうのはみんな思ってたことだと思いますどそこはまあご愛嬌ということで。フッジッサーンフッジッサーン高いぞえらいぞフッジッサーン

つまり何が言いたいかというと怪獣が登場してからハチャメチャで面白かったということです。あれくらいぶっ飛んでないとね。











img_poster04
















・and more...

怪獣を倒して映画はめでたしめでたしでエンドロールに入るわけなんですけど、2回あるうちの1回目にエンドロールが明けた後に映像があったんですよね。

プリカーサーに操られたニュートンとペントコストが対峙して、ペントコストが

次回からは地球に来なくていい

こちらから向かう

って。



続編だー!!!!!

ここにきてまさかの続編。「アップライジング」は3部作のうちの真ん中であったことが明かされます。

まあ確かに言われてみれば謎はいくつか残ってますもんね。シベリアの基地に何があったのかっていうのはまだ回収されてませんもん。それと無印「パシフィック・リム」で最後復活したハンニバル・チャウが「アップライジング」に出てこなかったっていうのも気がかりです。出てくると思ったんだけどなあ。老衰でくたばってるってことはないでしょうし、たぶん次回作には出てくるんじゃないかな。次回作が何年先の話かは分からないですけど。

そして主役イェーガーのジプシーは今回の「アップライジング」で粉微塵(にならずとも再起動不可にかなり近い状態)になりましたけどそこはどうするのかな。でもアマーラが何とかするか。そうですよね。アマーラチートですもんね。うん何とかなる。

2013年→2018年ときてこのまま5年周期なら次回作「パシフィック・リム3」は2023年ですか。長いですね。でも公開が今から楽しみです。制作中止なんてことにはならないでほしい。「アップライジング」も紆余曲折あってできた映画らしいですし。とりあえず作られてくれればそれでいいや。何卒よろしくお願いします。












img_poster05













以上で感想は終了になります。いかがでしたでしょうか。こんな5000字くらいある長文を読んでくださってありがとうございます。いいところ悪いところある映画ですけど、最終的な収支はプラスですし、イェーガーvs怪獣とのバトルは迫力があるので是非とも見てほしいなって思います。では。



おしまい



パシフィック・リム [Blu-ray]
チャーリー・ハナム
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2014-07-09



どうもこんにちは。これです。いやー昨日は暑かったですね。夏日ですよ夏日。もう少し気温低くてもよかったんですけどねー。

さて、昨日は今シーズン初のアルウィンに行ってきました。芝生を張り直して大型ビジョンもリニューアルしたNewアルウィン。楽しみです。

今シーズンの山雅ですが開幕当初はなかなか勝てない試合が続いていましたが、前節には甲府に1‐0で勝つなどここ最近は4戦負けなしと調子を上げ試合前の段階で12位。対する山形は2連勝と勢いがあります。こちらは試合前は11位。この試合で山雅が勝てば順位が入れ替わるという一戦でした。

ここから始まります。よろしくお願いします。

後編はこちら











長野市から電車に揺られること1時間。

IMG_2837

松本駅に到着し、駅前のバスターミナルからバスに揺られることおよそ30分。

IMG_2838

今シーズン初アルウィンに到着!暑い!


IMG_2869

いきなり入場列には並ばずまずはファンパークへ。

その目的とはこちら!

IMG_2842

山形名物炎のカリーパン!!!
いつもは山形のホームゲームでしか出店しませんが、今日は特別にアルウィンに出張出店していました。

数種類あるカリーパンの中から私が選んだのは…

IMG_2843

IMG_2844

IMG_2845

山形牛入り炎のカリーパン!そして...

IMG_2847

IMG_2848

IMG_2850

手打ちそば入りカリーパン!
山形牛入りはプレミアム感があって、そば入りはカレー味のそばめしっぽくてどちらも美味しかったです。

IMG_2852

アルウィン名物すぐ近くを飛ぶ飛行機。空港の隣にありますからねアルウィンって。


で、今日は春のファミリーデーでして。ということでファンパークでは様々な働くクルマが展示されていました。

IMG_2853

IMG_2855

IMG_2857
世にも珍しい三輪型ポンプ車。1955年あたりまで稼働していたらしいです。

IMG_2859
パトカー。DJポリスとしてみんなに呼びかけよう!

IMG_2841
白バイに跨る鐵戸アンバサダー。

IMG_2860
消防車のクレーンに乗るのって子供のあこがれのうちのベスト10に入りますよね。

IMG_2866

IMG_2864
あとは芝刈り機とか(なに乗ってんだろう)

IMG_2868
ピッチ上のごみを掃除するスイーパーとかが展示してありました。(サッカー用語でスイーパーってあるけどまだ使うのかなこの言葉)

あとミニSLも走ってました。本当に石炭で走ってた。その様子はまた後ほど。








ファンパークを後にして入場列に並び(暑かった)、いよいよ新しくなったアルウィンに入場!

IMG_2870

本当にピッチが新しくなってるー!!前はこんな模様無かったのに―!!

IMG_2871

ビジョンもでっけえー!!あとスマホの写真でもちゃんと映る!!


IMG_2874

IMG_2875

IMG_2877

あああああああああああガンズくんだあああああああああああああああああああああああ

IMG_2880

一人で普通にスタスタと階段降りてるー!!すごーい!!

IMG_2881

可愛いいいいいいいいいいいい

IMG_2887
ヤッフィーもいる―!!シニカルゥ―!!名古屋の監督じゃないぞー!!



今日のスタグルタイム

今日チョイスしたのはこちら!

IMG_2884

IMG_2896

バーデン・バーデンさんのソーセージ3種盛り!プレーンとゴマとバジルの3種類あってそのどれもが美味しい。あと付け合わせのザワークラウトがとても美味い。ちゃんとテレビで言ってた通り柴田元選手も店中で観ることができましたし。えんじのTシャツを着た人ね。おそらく今日で店頭に立つのは最後になるのかな。高崎選手が経営するドッグカフェの店長頑張ってください。


IMG_2889

IMG_2888

IMG_2891

グッズがとにかくバラエティ豊富ですね山雅は。パルセイロの倍ぐらいの種類があるんじゃないかな。今日は何も買わなかったけど次来た時にはイヤーブック買おう。

IMG_2892
こういうマットあったんだ。知らなかった。

IMG_2894
今日のマッチデ―プログラムはチームトップの4得点で目下絶好調の#8セルジーニョ選手でした。今、とても幸せにサッカーをしています!





そのまましばらく待っていると...

IMG_2897

OP曲「時代のヒーロー」(GLIM SPANKY)に乗せて積水ハウスpresentsアルWIN TVがスタート!
まずは前節の振り返り。ガチャさんは試合終了間際の#10工藤選手のプレーを褒めてたかな。自分のやるべき仕事を分かってるって。

IMG_2900

IMG_2902
はい順位表。京都ェ...

IMG_2904

IMG_2905

今節の山形についてガチャさんは要注意選手に#11阪野選手#27北川選手、そしてここには映ってませんけど#1児玉選手の3人を挙げてました。#1児玉選手はノセちゃったら危険だって。まあ今日ノセてしまったわけなんですけど。

アルWIN TVが終わり時刻は13:00。マッチデ―プログラムによるとピッチ内アップが始まるのが13:25とのことだったので、間の時間を利用してもう一回ファンパークに行ってみることにしました。ほら、ガンズくんがDJポリスとかしてるかもしれないし。



IMG_2907
いたーーーーーーーーー!!!!!!!

IMG_2909

IMG_2911

IMG_2912

DJポリスをするガンズくんだー!!


IMG_2913

IMG_2914

IMG_2915

一人でちゃんと降りれてる。機動力高い。

IMG_2920

次はミニSLです。

IMG_2921
ちょこんと座ってるのがかわいい。

IMG_2922

IMG_2924

IMG_2927

IMG_2929

出発進行!

IMG_2932

IMG_2934

IMG_2936

IMG_2939

IMG_2940

IMG_2941

動画もあります。

IMG_2942

IMG_2944

IMG_2945
2周目はソロで乗ってました。

撮りたいものは撮れましたし、もう25分を過ぎてピッチ内アップが始まっていたのでそそくさとファンパークを去り、スタジアムに戻ることに。

IMG_2948

IMG_2950

IMG_2951

IMG_2956

IMG_2957

IMG_2960

IMG_2962

IMG_2966

IMG_2967

IMG_2958
モンテディオ山形サポーターの皆さん。遠いところようこそ松本へ。

IMG_2970

IMG_E3208

山形スタメン。前節と変わりありませんね。ベンチには元山雅の#35タツヤ・サカイ選手もいました。

IMG_2969

ピッチ内に水を撒いてから...

IMG_2971

IMG_2972

IMG_2973

IMG_2974

IMG_2975

IMG_2976

IMG_2977

IMG_2978

IMG_2979

IMG_2982

IMG_2984

山雅のスタメン発表!

IMG_2989

IMG_2990
嘲笑う暗黒僧侶。

IMG_2992
はい、こちらが今日の山雅のスタメンです。

フォーメンションにするとこう。
IMG_E3207

こちらも前節と変わりありません。

IMG_2997

そしていよいよ選手が入場!
サポーターも試合前チャント「中央線」でアルウィンを盛り上げます。

IMG_2998

IMG_2999

IMG_3001

IMG_3002

IMG_3003

IMG_3004

IMG_3005

IMG_3006


IMG_3012

IMG_3013

IMG_3015

ファミリーデーということで#8セルジーニョ選手#14パウリーニョ選手は子供を抱いての入場です。

IMG_3016

どっちが選んだのか分からないけどコートチェンジがなされました。

IMG_3018

円陣を組んで...

IMG_3019

ダッシュ!!

IMG_3020

山雅ボールで前半キックオフ!


後編に続く!





このページのトップヘ