Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年08月



こんばんは。これです。


今日はすることもなく暇だったので2日連続で映画を観にいっていました。今回観たのは映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」です。


私はもともと銀魂が好きでして、40巻ぐらいまでは熱心に読んでいたんですが、シリアス展開についていけず、最近はもっぱらパラ読みです。今回映画を観るにあたって、将軍キャバクラ回と真選組動乱篇をコミックスで読み返してから映画館に向かいました。前作ももう一回見ようとしたけど借りられてました。そして、私の住んでいる長野ではテレ東は映りません。なので前作は映画館で一回見てそれまでとなっています。その辺を踏まえながら感想を読んでいただけると幸いです。


それでは始まります。拙い文章ですが何卒よろしくお願いいたします。



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※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。




~あらすじ~

時は幕末ーー地球人と宇宙人・天人がともに暮らす江戸・かぶき町。仕事がなく金欠の<万事屋(なんでも屋)>メンバー=銀時、新八、神楽は、キャバクラに床屋とバイトを始めるが行く先々で将軍・徳川茂茂に出くわしてしまい、打ち首覚悟で接待する羽目に――。その頃、真選組始まって以来の大事件が勃発。局長・近藤勲の暗殺計画が企てられ、副長・土方は第2の人格=ヘタレオタク”トッシー”に体を乗っ取られ真選組を追われてしまう。犬猿の仲の銀時に頭を下げて助けを求める土方だが、裏では、銀時の因縁の相手・高杉率いる鬼兵隊が将軍・徳川茂茂の命を狙い、幕府の転覆を企んでいた。果たして銀時は、江戸の町を守れるのか――!
(映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」公式HPより引用)








まず、今回の銀魂2には大きな魅力が2つあります。それは「ギャグ」と「アクション」です。


今回の「銀魂2」は、アニメを見ている人にはおなじみのBGオンリーという背景が映るのみの画面で3人がトークするというシーンから始まりました。前作が日本アカデミー賞にかすりもしなかったことを嘆き、話題の映画タイトルをいじりまくります。万事屋の3人の掛け合いには2作目ながらどこか安心感のようなものが生まれてきました。


ストーリーとしては「銀魂2」は人気エピソードの真選組動乱編をベースに、これまた人気エピソードである将軍をキャバクラで接待する話と床屋で将軍の髷を結う話が組み込まれています。原作のキャバクラ回では九兵衛だったり、キャサリンだったりが出てたと思うんですけど、今回この2人は出ませんでしたね。やっぱりソープ嬢っていうのはR指定のない「銀魂2」には出せなかったんでしょうか。代わりに桂が女装して登場。桂ラップを披露したのちすぐに退場となっていましたが。


キャバクラの話自体は原作をなぞっています。ただでさえ面白い原作を速めのテンポで消化していく。それによって次から次へと笑いが起こり、見ている人は「銀魂」ワールドに引き込まれていきました。とくに「将軍かよォォォ」3連発はめちゃくちゃウケていましたね。


その後も将軍の髷を結う話では将軍の変顔でしっかり笑いを取り、中盤から終盤にかけてもエヴァやトトロのパロディなどで私たちの腹筋を積極的に崩壊させてきていました。パロディネタは銀魂の大きな武器の一つなので、それがウケてるのがなぜか嬉しくなりました。


思えば前回の実写版「銀魂」は笑いどころが少ない作品でした。序盤のカブト刈りでひとしきり笑いを取ったのも束の間、すぐさま紅桜篇に移行し、そこからはシリアスに傾倒。一番劇場が盛り上がっていたのが、原作にはないシャア専用モビルスーツのシーンという有様でした。その反省を生かして今回の「銀魂2」ではギャグを多めにしたと思われます。今の銀魂の原作はもう5年くらいずっとシリアスやってますけど、銀魂ってやっぱり基本はコメディ寄りの作風じゃないですか。「銀魂2」はそんな銀魂の原点に立ち返った映画だと思います。


「銀魂2」では、シリアスなシーンにおいても何の説明もなく空を飛ぶエリザベスや、将ちゃんの温泉リポートなど容赦なくギャグが挿入されて行きます。そのギャグ単体は面白かったんですけど、これがまた別の問題を生んでしまっていたように個人的には感じられました。その辺の話はまた後で。


とにかく「銀魂2」は前作よりも笑いの絶対量が増えていて、それがお客さんの心を掴んでいたということです。事実、私の両隣の人はめっちゃ笑ってました。




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次に「アクション」です。前作「銀魂」では、最後の宇宙船上での岡田似蔵とのバトルシーンでは、画面の端でただ見ている鉄子とその兄が映っていたことにより臨場感や躍動感というものが半減し、私たちの燃え上がる気持ちを萎えさせてしまい、一番の盛り上がるシーンのはずがそこまで盛り上がらないという残念な結果に終わってしまいました。


その点、今回の「銀魂2」では、その問題点が解消されています。例えば銀さんと万斉のバトルシーン。バトルが始まる前は将ちゃんの影武者と松平のとっつぁんがいましたが、バトルが始まる前に二人はキャバクラに行くといって映画から退場します。残されたのは銀時と万斉の2人のみで、そこにギャラリーはいません。ここでは前作の鉄子たちの失敗が教訓として生かされていると感じずにはいられませんでした。


また、前作の「銀魂」ではバトルシーンが銀さん対似蔵が2回、銀さん対高杉が1回と、細かいのを合わせればもう少しありますが、大きくはこの3つしかありませんでした。しかし、「銀魂2」は違います。序盤中盤にバトルシーンはありませんが、その分終盤に大放出。沖田&神楽対真選組隊士たち、土方対伊東、万斉対お庭番衆的な人たち、そして万斉対銀さんと大きなものだけでも4つもあります。「銀魂2」は「銀魂」よりもアクションの絶対量が増えていました。そして、そのアクションシーンそれぞれの見せ方も工夫されていたんです。


例えば、沖田&神楽対真選組隊士たちでは、こちらが酔ってしまうほどカメラが流動的に動き、二人のアクションのスピード感やコンビネーションを際立てます。土方対伊東と万斉対お庭番衆的な人たちはセットで扱われていて、目まぐるしく画面が切り替わることで観ている人たちを飽きさせません。(万斉が弦を出すところ、スパイダーマンかよって思った。たぶんみんな思っているはず)


そして、銀時対万斉のバトルシーンは大きく2つに分かれていて、前半パートでは刀と木刀の斬り合いだけでなく、銀時に素手で殴らせることで彼のフリーダムな戦闘スタイルを印象付けていましたし、なんと言っても素晴らしかったのが後半。後半二人のバトルではスローモーションが多用されます。これは二人の戦いがほんの紙一重であるものを表しており、あえて緩急の「緩」を使うことで臨場感というものが大いに増していました。


このように「銀魂2」はどのアクションも素晴らしく、これだけで劇場に足を運ぶ価値があると思います。





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さて、前作は紅桜篇をベースにしていたのに対し、「銀魂2」では、真選組動乱編がベースとなっています。真選組は男だけの組織で、真選組動乱編は味方も男ばかり、敵も男ばかりという話です。なので画面に映るのも男性キャラが多くなります。恐らくこれは女性ファンを意識してのものじゃないかなって思うんですけどどうでしょう。



いずれにせよ、「銀魂2」では男キャラが目立ちに目立っていました(それが少年漫画のあるべき姿と言われればそれまでですが)。小栗旬さん演じる銀さんは今回もキメるときはキメていて、菅田将暉さん演じる新八は前作よりもツッコミに磨きがかかっていて、中村勘九郎さん演じる近藤は度量が大きくさが、柳楽優弥さん演じる土方はヘタレオタクと鬼の副長というギャップが、吉沢亮さん演じる沖田はバッタバッタと斬り伏せる姿が、みんなとてもかっこよかったですし、これは男女問わず満足できるものだと思われます。その中でも私が特にいいなと思ったのが、「銀魂2」から新たに登場した、伊東鴨太郎と河上万斉です。



三浦春馬さん演じる伊東鴨太郎は想像以上にハマっていて。あんなにメガネが似合うとは思っていなかった。クールな中に認められたいという自己顕示欲が透けて見えるのがよかったです。あとは隠し切れない弱さとかも女の人はキュンと来るんじゃないかなと感じました。



窪田正孝さん演じる河上万斉もこれまたハマっていました。原作以上に出番が多くて、無双するシーンはすごくカッコよかったです。隣に座っていた女の人も映画が終わった後、「超万斉押しだったんですけど」とご満悦の様子でした。





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さて、ここからはちょっと引っかかった点を挙げていきます。それは「テンポ悪くない?」ということです。


「銀魂2」では、銀魂でも屈指の人気エピソード・真選組動乱篇をがっつり原作通りやります。映画を観てから改めて原作を読んでみるとカットされた部分の少なさに気づきます。それに将軍キャバクラ回と将軍床屋回を合体させ、さらには原作にないギャグやアクションも入るわでもういっぱいいっぱいです。そもそも上映時間の135分は映画としては長めの部類で集中力が続かない人が出ても不思議ではない時間です。そんななかにあれもこれもと詰め込み過ぎて少し窮屈になっている印象を受けました。135分という時間で上手くまとめてはいますが、少し過多気味かなあと。


それと「銀魂2」ではシーンの転換が多いんですよ。色んなところで諸々動いているからそれを同時に追わなきゃいけないということでシーンの転換が多くなるのは分かるんですけど、それがあまりにも多くて。話があっちこっちに飛んでいって落ち着かない感じはしました。あるところの状況がいまいちつかめないうちに別のところにカメラがいってしまう。その目まぐるしさにたぶんついていけない人もいたかと思います。盛り上がるところで切るんですよ。特に終盤。内紛を起こした伊東を近藤や土方が助けるんですけど、そこで2回くらい銀さんのところにカメラが切り替わるんですよね。せっかくそれぞれ盛り上がるところなのに、その盛り上がりが分散されてしまっていました。あとここまで2時間ぐらい経っているので、単純に集中力の限界が来ていたのもあります。いずれにせよもったいない。


それとさっきの話の続きになるんですけど、銀魂2では終盤に向かうシリアスなシーンでもギャグを挟んだりするんですよ。アライグマバスとか将ちゃんの温泉リポートとかギャグ自体は面白かったんですけど、ただシリアスが加速していくところで、ブレーキを踏んでしまっていた。テンポが悪くなってしまっていたんです。


原作を読んでいる方はお分かりいただけるかと思うんですけど、銀魂ってシリアス長編の最初はギャグから入るんですけど、徐々にギャグがなくなっていって、最終的にはシリアスのみになるんですよね。シリアス長編の中盤終盤にギャグというのは少なく、ブレーキを踏まないのでシリアスはどんどん加速していき、読者を話に引き込むという効果を生んでいました。


それが今回シリアスの中盤終盤でギャグが入る。これはせっかく話に没入しかかっているお客さんを一回突き放すことになってしまい非常にもったいないことです。それが135分という長さも相まって冗長に感じる要因になっていたので、そこは原作を踏襲してほしかったというのは正直あります。



最後に。今回実写化第2弾にあたって、原作からいろいろな改変がありました。土方が将軍の護衛中に攘夷志士に鉢合わせたりだとか、万斉が江戸へ将軍の首を取りに行ったりだとか。そのほとんどを私は受け入れていたんですが、ただ一つ残念だったのが、土方がヘタレた原因が妖刀じゃなくてチップだったということです。なんでかっていうと妖刀の方がロマンがあるじゃないですか。その呪いはしょうもないものなんですけど、それでも妖しさはあって、原作を読んだときはそれにドキドキしたりもしたんですけど、チップだとそのドキドキ感の欠片もないんですよね。そこは妖刀で通してほしかったっていうのが個人的な思いではあります。回想入れるとかいくらでもやりようはあったでしょうに。そこは少し悲しかったです。




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以上で感想は終了になります。「銀魂2」はギャグにアクションにシリアスと要素てんこ盛りの映画だったんですけど、正直てんこ盛りすぎて胸焼けを起こすようなそんな映画でした。135分という上映時間はやっぱり長いですし、もっと削ぎ落として短くまとめてほしかったというのが私の個人的な考えです。ただ面白いことには間違いないので是非とも劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。


お読みいただきありがとうございました。



おしまい











こんにちは。これです。


昨日、私ははるばる松本まで映画を観に行っていました。その映画とは今話題の映画、「カメラを止めるな!」です。噂に違わぬ非常に面白い映画でした。映画の詳しい内容は、ネタバレありの方に譲るとして、こちらでは最大限ネタバレに抵触しないよう気を使った感想を書いていきたいと思います。結論から言うと、「気になっているなら行け!今すぐ行け!今日にでも行け!」ということなんですけどね。


では、拙い文章ですがよろしくお願いいたします。




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さて、この「カメラを止めるな!」。去年の11月に東京都内で限定上映された後、今年の6月23日にわずか2巻で公開がスタートしました。しかし、そこから話題が話題を呼び、現在では上映館数は90館近くに拡大。この先なんと200館近くでの映画館での上映が決まっているという話題作であります。


「カメラを止めるな!」がSNSで徐々に話題になったのは7月ごろからですかね。口コミで徐々に評判が広まっていき、有名人も多数鑑賞し、まさにゾンビ映画そのもののように、見た人がウィルスに感染したゾンビとなって、それを他の人に勧める、いわば噛みつくことで感染者をねずみ算式に増やしていきました。新宿などの大きなTOHOシネマズでやると聞いたときはびっくりしたものです。


私のもとにも、映画の感想をたまにブログに書いてるとだけあってその評判は少しずつ耳に入ってきました。でも長野県内ではなかなか上映されません。じりじりしていると、松本CINEMAセレクトという移動式の映画館で8月から上映するとの情報が。さっそく私はメール予約をし、観に行きました。200席ほどの劇場にほとんど満員のお客さんが、この話題作を一目見ようと詰めかけていました。


そして、私が映画を観終わった後に思ったこと。それは「もう一か月早く観たかったな」ということです。


なぜかというと、周囲で話題となっている、この状況がすでにネタバレのようになっているからなんですよね。この映画はSNSで広まっていきました。SNSにはリツイートやいいね!と呼ばれる機能があります。観て面白く感じた人は、この映画を他の人にも見てほしいと積極的に広めようとしますよね。監督や出演者の投稿や他の人の感想、「カメラを止めるな!」がタイトルに入った記事にリツイートやいいね!をつけることで拡散しようとします。これが問題なんです。


そもそも「カメラを止めるな!」はゾンビ映画という触れ込みでした。でも、考えてみてください。ただのゾンビ映画がそれほどまでに話題になると思いますか?ゾンビ映画というのは、私の勝手な思い込みですけど、激しく人を選ぶ映画ジャンルだと思っていて。人が人を襲うなんてなかなかにショッキングな絵面じゃないですか。好きな人は大好き。でも、嫌いな人は見向きもしない。そういうものだと思うんです。もし、「カメラを止めるな!」がただのゾンビ映画だったら、その好きな人たちの間だけでひっそりと話題になって終わっていきます。でも、これだけ万人に受け入れられている。それが「カメラを止めるな!」がただのゾンビ映画ではないという証です。


実際「カメラを止めるな!」にはただのゾンビ映画で終わらない展開はあります。観た人が異口同音に「ネタバレはしない。何も知らないで観に行け」というのはそのためです。でも、「カメラを止めるな!」はゾンビ映画としては異常な盛り上がりを見せています。「これだけ盛り上がっているのだから、きっと予想だにしない展開があるのだろう」と観ていない人は知らず知らずのうちに期待してしまうわけです。それは「ネタバレ禁止」というこの映画によく付けられる文句によってさらに増幅されていきます。「ネタバレをしないことが最大のネタバレになっている」というあまりにも皮肉な逆転現象が起こってしまっているのです。


この逆転現象により人々はうっすらと「カメラを止めるな!」の情報を知っていきます。実際になるべく情報を入れないようにしていた私でも、「カメラを止めるな!」については、「ゾンビ映画らしい」、「ものすごい仕掛けがあるらしい」、「ポン!」の3点は知っていました。これらはSNSでこの映画のことを気にかけていると否応にも入ってくる情報です。それが嫌ならSNSを見なければいい話ですが、私にはSNSにどっぷり浸かっているため、見ないという選択肢はありませんでした。


先ほども書いたように映画を観た人は関連情報を何の悪気もなく拡散しようとします。いくら目をそらしていたとしても限界があり(もともと私がタイムライン全部読みたいタイプだというのもある)、いくつかの情報は目に入ってしまいます。それは私にとって不可避でした。「カメラを止めるな!」は、本当に何も知らない方が面白いのに、知ってしまってから観に行った。それが私がこの映画を十二分に楽しむことができなかった理由です。「もう一か月早く観たかったな」というのは、「まだ情報が広まる前に観たかったな」という意味なのです。


これから「カメラを止めるな!」を観ようと思っている方々へ。「カメラを止めるな!」は知らなければ知らないほど楽しめる映画です。なので、これ以上情報が広まる前に観に行ってください。情報が広まりつくしてからでは遅いのです。なかなか行かずにいて、ふと、SNS重大なネタバレをした投稿を見てしまった日には、もう目も当てられません。なので、あなたが少しでも気になっているならば、今すぐ観に行くことを強くお勧めします。なんなら今日にでも行け!という感じです。そして、観に行くときはここに書かれていることは一切忘れてください。そうした方がより楽しめます。これは確実です。何卒よろしくお願いいたします。






いいから行け!






お読みいただきありがとうございました。




おしまい







こんにちは。これです。


今回のブログは、松本CINEMAセレクトで「カメラを止めるな!」と一緒に上映された短編Flashアニメ「こんぷれっくす×コンプレックス」の感想です。おそらくほとんどの人が知らないと思いますが、面白い作品だったのでここで紹介したいと思います。


拙い文章ですが何卒よろしくお願いいたします。





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※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。





「カメラを止めるな!」の前に上映されたこの映画。監督・脚本・アニメを手掛けたのは、「カメラを止めるな!」の監督である上田慎一郎さんの奥さん、ふくだみゆきさんです。なんでもこの24分のFlashアニメは、2015年に公開され、数々の賞を受賞している作品なんだとか。今回松本CINEMAセレクトで、話題の映画「カメラを止めるな!」と一緒に上映されていました。




この話の主人公はワキ毛フェチな14歳の女の子・ゆいです。ゆいは(ワキ毛的に)好きな男の子を見つけ、彼の好きな映画を見るなどして、彼に近づこうとするが、ある日彼がゆいの好きだったワキ毛を剃ってしまい...、というのがこの映画のストーリになります。私はこの映画をゆいにとても感情移入しながら観ていました。


というのも、ゆいはワキ毛が好きだということを親友の子にも言えてないんですよね。それはゆいの秘密であり、告白して引かれるのを恐れて誰にも言うことができないものです。たぶん多くの人がこういった秘密を抱えてると私は思うんですよね。

「誰もが一つや二つは秘密をおなかに隠しているの」(©チャットモンチー)

別にワキ毛に共感する人も、もしかしたらいるかもしれないですけど、そうじゃなくてもゆいは多くの人が共感できるキャラクターだと感じました。


ゆいはワキ毛が素敵な男の子・武尾に憧れて近づきたいと感じます。この距離の詰め方がもう甘酸っぱくて。武尾の好きな映画を観て、武尾と同じものを見ようとするんです。まさに恋に恋する乙女って感じですよね。好きなものが一緒だと話も弾んで距離も近づきやすくなりますし、ゆいは少しずつ外堀を埋めていっていました。


そんなある日、武尾はワキ毛を全て剃ってしまいます。憧れていたものがなくなったと知り、ゆいは泣きに泣きます。他の人は何とも思っていないことでも、当人からしてみれば涙があふれるほどの大事なんですよね。こういうの現実でもよくあります。


そして、ある日意を決してゆいは武尾に「自分はワキ毛フェチである」と告白をすることに決めます。呼び出された武尾は自分に対する愛の告白だと勘違いしています。このすれ違いがなんとも愛おしい。


ゆいは告白します。

「私、ワキ毛が好きなの」

それを聞いた武尾の反応は呆気にとられたものでした。しかし、武尾はゆいに対してこう返します。

「嬉しかった」

自分のコンプレックスを受け入れてくれる存在、それは何にも代えがたいものです。その人が感じてるコンプレックスって、他の人から見ると大したものでないことが結構多いんですよね。でも、その人にとっては決して軽いものではなく、悩み続けるものです。他の人からすると「あっそ」なことですが、ゆいはそのコンプレックスを好きだと言ってくれました。


人は他社から受容されると誰でも嬉しく感じるものです。承認欲求が満たされて自信がわいてきます。そして、それは武尾だけでなく、ゆいも同じでした。


自分の誰にも言えないコンプレックスを武尾に「嬉しかった」と認めてもらえた。自分の中にあった許されないと思っていた思いが許された。自分のことを受容してくれる武尾に出会って、ゆいはコンプレックスも自分の一部だとわかり、一つ大人になることができたのです。


ここすごく感動的な場面だよなって私は考えながら観ていたんですが、周りはなぜか笑っていました。それは話題がワキ毛というファニーなものだったからなんですよね。本人たちは真剣なのに、話題が話題なだけに真剣になればなるほどおかしい。このへん「カメラを止めるな!」に通ずるものがあります。私はゆいだけでなく、ゆいと同じようにコンプレックスを恥ずかしがる武尾にも感情移入していたので、ここではあまり笑うことができませんでした。「本人たちは真剣なんだよ。それを笑うなんて」と思っていました。たぶん二人と私の年齢がほかの人よりも近かったのもあるんですけどね。でも、公式HPには、この映画はコメディだと紹介されていたので笑うのが正解だったかもしれません。









私はこの映画を見て学生時代のことを思い出しました。といっても中学高校時代の私は(自分から)孤立していて、友達もいなければ彼女なんているはずもなかったんですけど(今もいない)、それでも、自分が経験していないはずの青春時代がなぜか呼び起こされてきました。それはこの映画が思春期の微妙な劣情をうまく描いていたからなんですよね。


思春期って周囲の目が一番気になるときじゃないですか。比べる必要なんてないのについ比べてしまう。そんな時期だと思うんです。ゆいの場合はそれがワキ毛フェチで、武尾の場合はワキ毛でした。それはそれで大事にすべきものなのに、他の人は違うからって自分を恥じてしまう。そして、自分に対するネガティブイメージをためていく。そんな思春期のどうしようもなさが「こんぷれっくす×コンプレックス」にはありました。


そして、それをさらに際立たせていたのが、プレスコ手法と呼ばれるアニメ制作の手法です。これは上田監督がアフタートークで語っていたんですけど、プレスコ手法ではまず先に声の収録をして、そこに絵を合わせていきます。声の収録を先にすることで、アドリブや噛んだところも丸々使用されるというのがプレスコ手法の特徴だとのことですが、「こんぷれっくす×コンプレックス」では、見事にこれがハマっていました。


先ほども書いた通り、思春期はとにかく周りの目を気にする時期でして、それには対面する相手も含まれていて。それが憧れの(ワキ毛を持つ)男子ならば、なおさら言葉なんて出ないものです。実際にゆいは武尾と話すときに何度も言葉を詰まらせていましたし、武尾も自分のコンプレックスを告白することに対してすごく戸惑っているのが手に取るように分かりました。プレスコ手法により二人の等身大さがさらにクローズアップされ、それが青春の甘酸っぱさと切なさを5割増しにしていたように思います。





最後にまとめると「こんぷれっくす×コンプレックス」は、コンプレックスを持つ多くの人に共感できる作品でした。そして、コンプレックスを持たない人はいないので、誰が見ても共感できる映画だと思います。もう見られる機会は少ないですが、もし機会があればぜひとも見てみてください。普遍的なテーマを変化球で描いていて面白いですよ。


ふくだ監督、次回作待ってます。




お読みいただきありがとうございました。




おしまい



こんばんは。これです。こちらは映画「カメラを止めるな!」のネタバレありの感想になります。ネタバレを知ってから観に行くと面白さが大きく減る映画なので、まだ観てないという方は読まないことをお勧めします。というか読まないでください。ネタバレなしの感想も用意していますので、どうぞそちらへお願いいたします。


では、映画「カメラを止めるな!」をご覧になった方へ。拙い文章ですが、何卒よろしくお願いいたします。




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※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。
 まだ映画を見ていない方は絶対に見ないでください。
 面白さが半減します。それでもよろしければどうぞ。
 当方は一切責任を負いません。






















私はこの映画を見る前は単純なゾンビ映画だと思ってたんですよね。こんなに話題になっているのだから、さぞかし怖いんだろうなと。同じ低予算映画ということで、日本版「パラノーマル・アクティビティ」みたいなもんかなと考えていました。周囲の人たちが「何も知らずに観ろ!」っていうぐらいですから、自分から能動的に情報を仕入れずに観に行きました。で、観てみたら思っていたのとは全然違いました。この映画の面白さは「怖い」という面白さではなく「笑える」という面白さだったんです。


「カメラを止めるな!」は大体3つのパートに分けることができて。まず、最初の37分ワンカット長回しのゾンビ番組のパート。次に、そのゾンビ番組の撮影準備のパート。そして、ゾンビ番組の撮影パートの3つという次第です。最初のゾンビ番組のパートでもところどころ笑いは起きていたんですよ。晴美が「向かってくるゾンビは私が全員ぶっ殺す!」と言って、ゾンビたちをバッタバッタとなぎ倒していくところとか、逢花が「ちょうどよく斧があった。ツイてるわ」っていうシーンとか。あとはやっぱり「ポン!」ですね。画面の外で行われる「ポン!」にはこのときからちょくちょく笑いが起きていました。


そして、その笑いは撮影準備のパートで爆発するんですよね。番組を撮るには裏でこれだけのハプニングが起こっているんだよという感じで、次々とハプニングが起こっていくんですよ。もうそれこそ映画を見ているよりかはコントを見ている感覚に近くて。劇場はドッカンドッカン大ウケでした。もう笑いが起きたシーンを上げると枚挙にいとまがないくらい劇場のあちこちから笑いが起きていて。そしてその笑いはどんどん畳みかけられていくので、終盤になるにつれて笑いは大きくなっていって。特に「ポン!」がめちゃくちゃウケてましたね。怒涛の「ポン!」の連続で、画面の外ではこういうことが繰り広げられていたんだ、と。それまでも「ポン!」で起こる笑いは少しずつ大きくなっていたんですけど、最後のところでそれが爆発した感じです。なんか劇場にある種の一体感が生まれていました。


で、なんでこの映画がここまで笑いを取れていたかっていうと、本人たちはいたって真剣なんですけど、それが真剣であればあるほどギャップが生まれるんですよね。あとは、俳優さんたちが名の知られていない、いわゆる無名の存在だったのも大きいと思われます。


映画終了後のアフタートークで、上田監督は、「この映画は自分たちが無名の存在だからこそ撮れた映画だ」というようなことを言っていました。「これが私たちも知っているような俳優だったら、グダグダ感があまり出ない」と。このことから無名ならではのグダグダ感がこの映画の大きな魅力だと考えることができます。


なんで、それが大きな魅力になるかといいますと、これはものすごく失礼な言い方になるんですけど、こういった無名の俳優さんたちって、名の知られた有名な俳優さんよりも私たちに近いわけじゃないですか。私たちに近い存在だということは、つまりは私たちが演じているのと、有名な俳優さんたちと比べればの話ですけど、大きくは変わらないと思うんですよね。私たちもこの映画に参加しているような錯覚を覚えると言いますか。それが登場人物に感情移入する助けになっていたと思うんですよね。実際、私はめっちゃ感情移入しながら観ていました。




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「カメラを止めるな!」終了後、劇場にはどこからともなく拍手が起こりました。上映後には上田監督と神谷和明役の長屋和彰さんのアフタートークがあったんですけど、そこで席を立つ人がマジで一人もいなかったんですよね。本当に全員がアフタートークに参加していて。それが終わった後も外でパンフレットは飛ぶように売れ、上田監督と長屋さんのサイン会には長蛇の列ができていました。それは「カメラを止めるな!」にハマった人が多かったからで、なんでハマったんだろうと考えたときに、私の中で「『カメラを止めるな!』は人生の縮図なんじゃないか」という説が浮上してきました。


この映画の後半では、様々な撮影中のハプニングに四苦八苦する人たちの姿がコミカルに描かれています。酔っぱらいを何とか支えたり、う〇こをしている最中にゾンビメイクをしたり。撮影は一筋縄ではいきません。でも、たぶんこれ人生でも同じだと思うんですよね。


だって、人生も上手くいかないことやハプニングの連続じゃないですか。希望する学校や会社に入れるとは限らない。むしろ入れない人のほうが多い。なんとか入学・入社できたとしても、ちょっとしたことで先生や上司には怒られるし、成績や給料はなかなか上がらないわ、他人のミスを押し付けられはするわ、誰とも仲良くしたいけどそれは無理だわで、上手く思い通りにいくことのほうが少ないじゃないですか。人々は「カメラを止めるな!」に自らの人生を重ね合わせて観ているんじゃないかと思うんですよね。


自らの上手くいかないことと映画の中のハプニングとを重ね合わせ、それをコミカルな描写で笑い飛ばす。いやなこと上手くいかないことはなくならないけど、映画を見ている最中だけはそれをブッ飛ばすことができる。これはある種のストレス解消になっていると考えられ、ストレス過多の現代社会において、「カメラを止めるな!」は、映画を見ている間だけでもそれを忘れさせてくれる。いわば現実逃避です。あらゆる娯楽と呼ばれるものは須く現実逃避のために存在していて、「カメラを止めるな!」はその役割を最大限に果たしてくれる超娯楽作です。そういったところが人気の秘密になっているのではないかなと素人ながらに考えました。






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先ほど「カメラを止めるな!=人生の縮図である」という説を述べました。最初のホラー番組パートは37分ワンカット長回しで撮っています(ちなみに、6テイク撮って6テイク目が採用されたそう)。またかってなると思うんですけど、私はこれも人生に通じるものがあると思うんですよね。つまりは人生は一回きりのワンカット、中断のない一本撮りだということです。これを飛躍させると「カメラを止めるな!=人生を止めるな!」ということになると私は考えました。いや、ここはそういうことにしといてください。


傍から見てその人の中でどんなハプニングが起こっているかはわかりません。番組が終わった後のプロデューサー的な人の「特にトラブルもなく終わることができました」という言葉が象徴的です。現場はトラブルだらけだったっていうのに。人生は思い通りにいかないことばかりですが、それでも人生を止めなければ、最後には「ONE CUT OF THE DEAD」のようにそこそこ見られるものになるかもしれないのです。「カメラを止めるな!」は、上手くいかないこと、ハプニングいろいろあるけど「人生を止めるな!」というメッセージ、別の言葉で言うならば希望をもらえる映画だと私は観終わった後に感じました。「最後まで席を立つな、この映画は二度始まる」。この「二度目の映画」というのは、人生そのものなのかもしれませんね。「最後まで席を立つな=最後まで生きろ」って感じで。


それと、これは観ている最中に感じたことなんですが、「カメラを止めるな!」を観ていると、今映画を観ている自分たちもカメラに撮られていて、それもまた撮られているような感覚になるんですよ。どこまでも終わりがない、まるで合わせ鏡の中にいるような感覚。でも、これも現実と同じですよね。


今ここで私を観ている誰かもまた誰かに見られているわけで、その誰かもまた誰かに見られている。そう考えるとキリがなくて恐怖すら覚えてきます。「カメラを止めるな!」はそれを劇中劇中劇という複雑な構造で、それを表現していて、エンドロールに合わせて流れるメイキング映像はそれを如実に表しています。この現実と似た「カメラを止めるな!」の構造がもしかしたらこの映画がウケている要因の一つかもしれませんね。






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と、ここまで褒めちぎってきたんですが、私はこの映画にそこまでハマることはできませんでした。いや、超面白かったんですよ。でも、個人的な問題がありまして。


まず、もっと本格派のゾンビ映画を期待していたのが一つですね。最初に述べましたけど、私は「カメラを止めるな!」をゾンビ映画としてのハードルを爆上げした状態で観に行ったんですよ。そしたらハードルの横を通り抜けていくじゃありませんか。怖がろうと思っていた私はここで少し拍子抜けしてしまいました。


次に、自分があまり映画館で感情を出すタイプではないということ。これは聞きたいんですけど、「あなたは劇場での笑い声を許せますか?」って話です。私は「ちょっと笑い声は控えて、映画に集中させてくれよ」っていうタイプなので、あまり笑いませんでした。でも周りの人はすごく笑うんですよね。その笑い声は奇妙な連帯感を生んでいて、私はそこから疎外された気になってしまった。もうこれはその人その人でスタンスは異なるからどうしようもない。指摘して事を荒げたくないですし、これはしょうがないのかなと。


そして、これが一番大きな要因なんですけど、私が登場人物に感情移入しすぎたんですよ。「カメラを止めるな!」に出てくる登場人物はみんなそれぞれダメなところを持っていて、私はそこに共感しまくっていました。なので、たぶん他の人よりも登場人物に自分を重ね合わせていた。この映画で生まれる笑いって、さっきも書きましたけど「ギャップ」の笑いなんですよ。傍から見ておかしいことを真剣にやるっていう。だから私は大笑いする他のお客さんに対して「いや、確かに面白いんだけど、そんなに声上げて笑うほどおかしい?」て思ってしまったんですよね。「本人たち真剣にやってんじゃん。それを笑うなよ」って味方目線で観てました。なので、これは映画だと割り切って楽しんでいる人とはそこで大きな隔たりがあったのかもしれません。以上が私が「カメラを止めるな!」を十二分に楽しむことができなかった理由です。めっちゃ個人的なことでごめんなさい。


念のために言っておくと「カメラを止めるな!」は超面白い映画です。そこは勘違いしないでほしいです。お願いします。







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以上で感想は終了になります。とても面白い映画で、結末を知っているとまた最初のゾンビ番組パートも違って見えると思うので、ぜひとも2回目も観に行きたいと思っています。その時は今回よりもより楽しめるはず。


お読みいただきありがとうございました。


おしまい





こんばんは。これです。いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は夏の移籍期間最後のブログになります。何卒よろしくお願いいたします。






松本山雅FC

・アンダース・アプリン選手がゲイラン・インターナショナルFC(シンガポール)から期限付き移籍で加入


アンダース・アプリン選手 ゲイラン・インターナショナルFCより期限付移籍加入のお知らせ(松本公式)



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たぶんこんなんじゃないかという訳:

GIFCは我々のキャプテン、アンダース・アプリンが松本山雅に期限付き移籍したことを発表できて嬉しく思います。彼は山雅でプレーする資格があり、Jリーグ初のシンガポール人選手になりました。
アンダースは11月17日までのJ2の残りのシーズン、山雅の一員となります。山雅はJ2で首位で、2019年により競争が激しいJ1で戦うため昇格を目指しています。そこで、アンダースはより高いレベルでのフットボールを経験するでしょう。
アンダースには、シンガポール2部のSingapore Recreation Clubから2015年に戻ってきてから、3年間のプロ選手としての経験があります。
アンダースはNTUの経済学科を卒業してから、同級生のように事務職を探すのではなく、サッカーで生きていこうと決めました。
2016年にGIFCとの契約にサインしたのが彼のプロ生活の始まりで、アンダースは2018年にGIFCのキャプテンになり、3月にはシンガポール代表に初選出されました。
GIFCの監督である臼井弘貴はこの移籍に太鼓判を押しており、アンダースがよりよいプレイヤーとなってシンガポールに戻ってくることを望んでいます。
「アンダースはハードワークをし続けられる選手であり、この移籍は願い続け、努力し続ければ夢は叶うということを証明している」
我々はアンダースが日本でベストを尽くしてくれることを願っている。






報道自体は前からあったものの加入自体は移籍期限ギリギリとなったアプリン選手。ビザの発給に時間がかかったんですかね。いずれにせよ、Jリーグ初のシンガポール人選手がここに誕生しました。


この移籍には伏線と呼べるようなものがありまして。山雅とゲイラン・インターナショナルFCは2年前に業務提携契約を結んでいたんですね。そしてそのときのリリースには


「松本山雅FCとしては、アカデミーの選手やチームの交流、指導者の派遣、そして、プロ選手の移籍や練習生の受け入れなどのチーム間の交流と共に、私たちのホームタウンである「長野県・松本」のシティープロモーションの一環として、シンガポールと松本をより多くの人々に知っていただく機会として活用していきたいと考えています。」


とありました。その言葉通りに山雅はユース生を何人かゲイラン・インターナショナルFCの練習に参加させたり、逆にゲイラン・インターナショナルのユース生を受け入れたりしてました。そして、「指導者の派遣」の言葉通りに、臼井弘貴アカデミーアドバイザーをゲイラン・インターナショナルFCの監督に派遣させていました。ゲイラン・インターナショナルFC側のリリースにも名前が登場していますね。そして、最後の「プロ選手の移籍や練習生の受け入れ」が今回になって実現した、という運びとなっています。


アプリン選手はCBの選手で、身長は180㎝とCBの選手としてはそれほど高くないですが、山雅の選手と一緒に行った持久力を測るYo-Yoテストでもトップの数値を叩き出すなどスタミナに特徴がある選手のようです。また、ゲイラン・インターナショナルFCではFWとしても試されているようですが、山雅ではおそらく本職のCBの起用が主になるでしょう。先日加入した今井選手も反さんはCBとしての起用を考えているみたいで、薄目だったCBの選手層が一気に厚くなりましたね。


そして、これでシンガポール国内でも山雅の注目度は高まることでしょう。公式のリリースが日本語英語両方あるのもシンガポールの人たちのためですからね。その注目に応えるためにも、アプリン選手には言葉や戦術理解という壁はありますが、レギュラー争いに絡むところまではいってほしいです。もしアプリン選手が成功したら、Jリーグに他のシンガポール人選手が移籍してくることも考えられ、シンガポール国内でのJリーグの注目度アップにも繋がるので、そういった意味でもアプリン選手には期待が懸かりますね。









松本山雅FC夏の移籍まとめ

IN
今井智基(←柏/期限付き移籍
アンダース・アプリン(ゲイラン・インターナショナルFC(シンガポール)/期限付き移籍

OUT
工藤浩平(→千葉/完全移籍
前田直輝(→名古屋/完全移籍



おしまい






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