Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年09月




前節日体大FILEDS横浜に3-0で勝利したAC長野パルセイロレディース。ここまで12節を消化し6勝2分4敗の勝ち点20で4位につけます。そして今節の対戦相手は同じ6勝2分4敗の勝ち点20で5位につけるノジマステラ神奈川相模原。前半戦の対戦では0-5と大敗を喫しており、テレビ信州で生中継されるこの試合で雪辱を果たしたいところです。


では、観戦記スタートです。









台風の足音も気になるこの日。2時間前に着きたかったのですが、少し寝坊してしまい到着は13時15分ほどになってしまいました。第1駐車場はいつもよりも一般利用者エリアが広く、楽に車を停めることができました。台風や生中継の影響もあり入場者数は少ないと予想されたのでしょうね。


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スタジアム内に入場。この日はデンセンホールディングスの提供で『AC長野パルセイロ・レディース×ボアルース長野 ジュニアフットサル』が行われていましたが、私がスタジアムに着いた頃にはもう終わってしまっていました。#22古舘選手が参加していたようですね。


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本日のマッチデ―プログラムがこちら。

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マッチデ―プログラムで美濃部GMが「ノジマ戦においてはどちらかが大勝するケースが多い。一度、どちらかが得点を取りペースを握りだすと、その流れを取り戻せないことが多い」って書いてましたけど、実際その通りの結果になってしまいましたね。

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この日はJAグリーン長野presentsと銘打たれ、先着200名にきのこがプレゼントされたり、ハーフタイムには100名にシャインマスカットが当たる抽選会がありました。私は遅く到着したのできのこはもらえず、シャインマスカットは当たらなかったんですけどね。





この日のグッズ売り場。

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前節登場したサンリオやきかんしゃトーマスとのコラボグッズも依然販売中です。


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信州大学繊維学部とのコラボレーショングッズ・軍手ィやガチャガチャも当然販売中。で、その隣には10月21日の千葉L戦でパルセイロレディースの選手が着用するピンクリボンユニフォームの予約が受け付けられていました。


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このユニフォームはピンクリボン運動(乳がんの正しい知識と検診の啓発及び患者支援活動)にちなんだものですね。10月21日のホーム千葉戦ではピンクリボン運動の啓発イベントがいくつか企画されているらしいです。




さて、ここで本日の昼食です。この日もいつものように私は選手プロデュース弁当をチョイスしました。




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遅くついたこともあり、既に#19藤村選手のサンドイッチは売り切れ。しかし、#3高橋選手のお弁当はまだ3食残っており急いで購入しました。


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#3高橋選手のプロデュース弁当はタイの名物料理・ガパオライスです。なんでタイなのかはわかりませんがトップチームがShonan BMWスタジアム平塚で福島戦を戦った時以来のガパオライス、美味しく頂きました。付け合わせの春雨サラダの酸っぱさには少し参りましたが。






13時40分ごろ。オーロラビジョンでパルセイロレディース事前番組「カウントダウンNP」が始まりました。


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この日は少し変化球でゲストの#20三谷選手一人でスタート。


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そつなく進行をこなしていましたが、さすがにきつくなってきたのか、(段取り通り)大橋営業担当と旗手運営担当の3人によるいつもの形式に。


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この日のキーワードトークはやたら多かった。右上から「美容」「レッズ」「ドリブル」「焼き芋」「主婦」「笑顔」「昼寝」「清水翔太」の8つ。この中から「焼き芋」と「美容」についてのトークが展開されました。#20三谷選手は焼き芋や干し芋が好物で子供の頃は焼き芋屋さんに買いに行っていたようです。しずかちゃんかよ。そして、美容についてはテレビで紹介された商品をすぐに買いに走ってしまうそうな。ミーハーですね。


そんな#20三谷選手が試合前に聞く曲として選んだのは、清水翔太さん、ではなく平原綾香さんの「jupiter」でした。まさかのしっとりとした選曲。これを聞いて静かにスイッチを入れるようです。

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さらに、この日はもう一人ゲストが登場。来シーズンの新加入が内定している中村恵実選手が現所属の常盤木学園の制服を着て登場しました。


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中村恵実選手はUスタのある篠ノ井生まれでパルセイロレディースの下部組織シュヴェスター出身の生粋の地元選手です。そんな中村恵実選手#20三谷選手からのアドバイスは「思い切りよく行け」とのこと。思い切り、大事。


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そしてこの日誕生日だという理由だけでAAAの日高光啓さんのソロ曲「Relax & Chill」が流れ、中村恵実選手が来シーズンの抱負、#20三谷選手がサポーターへのメッセージを述べたところで「カウントダウンNP」は終了しました。この日もすごく緩くてよかったです。




その頃、ホームゴール裏コンコースではこれまたいつものようにメンバー外となった選手がグッズの宣伝を行っていました。

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声を張り上げて軍手ィを宣伝する#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手#21エリ・コタカ選手


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#16内田選手#22古舘選手#30風間選手も参加。


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これからの季節の観戦に役立つヘザーボーダージャケットを着て「すごい!暖かい!」とキャキャする選手たち。

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こちらがそのヘザーボーダージャケットになります。お値段8,200円。






14時を過ぎて選手のアップが開始です。このころからピッチには雨が降り始めました。


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選手のアップが終わった後ピッチではこの日の冠スポンサーJAグリーン長野さんの挨拶が行われました。

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この方、ノジマステラ神奈川相模原が言えてませんでした。流石にどうかと思います。


また、この後のなんか若めの人の話によると、10月28日のトップチーム第29節vs FC琉球戦はJAグリーン長野マッチデーとなるようで、そこでJAグリーン長野さんとパルセイロの共同プロジェクト・パルセイロ農園で収穫されたリンゴが数量限定で無料配布されるようです。さらにパルセイロ農園ではもち米も育てており、そのもち米を使って最終節にはお餅も振舞われるそうです。たぶん雑煮とかになるのかな。楽しみです。





ここで本日のスタメンです。




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パルセイロレディースは3-0で勝った前節からスタメンの変更はなし。フォーメーションもそのまま4-4-2で臨みます。


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一方のノジマ。こちらは千葉Lに1-2で敗戦した前節からスタメン二人を入れ替え。右SBに#10吉見選手が、CBに#19髙木選手が入ります。フォーメーションは#8田中選手をトップ下に置いた4-2-3-1です。また、#22大野選手はこの試合でなでしこリーグ通算300試合出場を達成しました。




14時50分。両チーム選手入場です。

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パルセイロレディースサポーター。雨や生中継の影響もあり今日は少し少なめ。雨に濡れないように横に広くなっています。


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ノジマサポーター。数は少なくとも声援は大きいです。


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この日はキックオフ前にJAグリーン長野さんから両チームに長野県産のブドウが贈られました。羨ましい。

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円陣を組んで...

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前半キックオフ!


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試合開始直後からパルセイロは積極的に攻めます。ラインを高く保ち全体を押し上げ、パスでノジマのプレスを躱していきます。前半3分には#5木下選手が、5分には#10横山選手#11齋藤選手が立て続けにシュートを打つなどいい立ち上がりができていました。


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前半7分。パルセイロは自陣左45度、ゴールから30mほどの位置でノジマにFKを与えてしまいます。#8田中陽選手がボールを蹴る直前、#6國澤選手の前に#5國武選手に入られてしまい、そのままヘディングを許し、ノジマに先制を許してしまいます。この日のマッチデ―プログラムでも先制点の重要性は語られていたように、この試合を大きく左右しかねない先制点をパルセイロレディースはノジマに奪われてしまいました。





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その後もノジマの攻撃は続きます。中盤の人数がパルセイロレディースの4人に対し、ノジマは5人いるので、中盤で数的優位に立ってボールを回します。トップ下の#8田中陽選手が下がってボールを受けたり、サイドに流れてボールを引き出す動きをするのですが、パルセイロレディースは自由に動く#8田中陽選手をなかなか捕まえ切れていませんでした。また下がり目でプレーする#7川島選手#15松原選手をマークするために#11齋藤選手が下がってくることが多かったので、#10横山選手の近くには誰もいなくなり、#10横山選手は前線で孤立気味になってしまっていました。


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また、ノジマは前半ピッチを広く使って攻撃します。ウィングの#22大野選手と#14田中萌選手、SBの#10吉見選手#6平野選手がサイドに大きく開き、パルセイロレディースのSB、#19藤村選手#17小泉選手の気を引きます。SBは外のウィングを気にせざるを得ず、ポジションが外寄りになり、CBとSB間の距離が空いてしまいます。その間を#11南野選手に斜めに走ることで使われ、シュートまで持ち込まれるとシーンが前半は目立ちました。


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パルセイロレディースは失点した後も勇気をもってラインを高く保ちます。しかし、その後ろには大きなスペースができています。ノジマは前線の#11南野選手#8田中陽選手にボールをつけます。前線の選手はボランチの選手にボールを落とします。このときパルセイロレディースのディフェンスはボールウォッチャーになる傾向があり、足を止めてしまいます。その間にウィングの#22大野選手#14田中萌選手が裏に走り、#7川島選手#15松原選手からスルーパスを出され、パルセイロレディースは簡単に裏を取られしまうシーンが多く見受けられました。


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ただ、それでもパルセイロレディースはラインを下げません。陣形をコンパクトに保ち、選手間の間延びを防ぎます。ボランチの#6國澤選手#5木下選手、FWの#11齋藤選手がノジマの中盤3枚にプレスをかけボールを出させず、サイドに人数を集めてボールを奪取し、奪ったら素早く前線で待っている#10横山選手にボールをつけようとします。


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#10横山選手はなかなかボールを奪われないキープ力があり、またドリブルでボールを前に運ぶこともできるので、ノジマディフェンスは#10横山選手を止めるために2人、3人とプレスに行きます。そうすると他の選手が空きます。#10横山選手は自分で行く場面も多かったですが、その空いた選手にパスを出す場面も同じぐらいかそれ以上に多くありました。例えば前半24分のシーン。#10吉見選手が中に絞ってきたところを逆手に取り、左SHの#8大宮選手がフリーになることが多かったので、#10横山選手#8大宮選手にパスを出し、#8大宮選手が中にカットインしてクロスを入れます。このクロスは#21久野選手にキャッチされますが、パルセイロレディースの狙いが見えたシーンでした。


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ノジマはショートパス主体で攻撃しますが、時折アクセントとしてロングボールも混ぜてきます。その出し手となっていたのが#15松原選手。前線からのバックパスを受け、ディフェンスが来ないうちに、ウィングの選手の斜めを取る動きや反対サイドが空いていることを察知して精度の高いロングボールを出します。これにより、パルセイロレディースのディフェンスラインは押し下げられてしまいます。ノジマの前線はそれにより、ディフェンスラインの前にできたスペースを使おうとしますが、パルセイロレディースの中盤の帰陣も速く、ディフェンスラインとの距離をコンパクトに保ち、ゴール前を固めボールを受けること、シュートを打つことを許しません。ノジマのペースで試合は進んでいましたが、徐々に膠着していきます。


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そしてスコアは0-1から動かず前半が終了。全体としては先制点を奪ってからはノジマが主導権を握っていましたが、パルセイロレディースもカウンターから何度かチャンスを迎えていたため、まだ勝てるチャンスは十分あるとみられます。


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ハーフタイムにはオーロラビジョンにてパルセイロ農園の報告なんかもあったり。


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円陣を組んで...


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半に入ってもノジマがボールを持ちます。パルセイロレディースが引いてブロックを作っていたため、ノジマはその前でボールを回して相手を動かし、パルセイロレディースのスライドが間に合わなくなったところを突こうとします。しかし、パルセイロレディースもSBやSHが絞って中央を固めていたため、ラストパスは通させません。


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ボールを奪って攻撃に出たいパルセイロレディースでしたが、ノジマの攻→守への切り替えも速く、すぐにプレッシャーをかけられるため、なかなかボールを繋ぐことができません。ノジマのディフェンスは#10横山選手へのパスコースを切るように守っていたので、パルセイロレディースは得意の速攻に持ち込むことができずにいました。そうなるとパルセイロレディースはSBにボールを逃がすようになりますが、その間に素早くノジマは4-4のブロックを形成。意図のないロングボールは跳ね返されてしまいます。


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そんな状況を打開しようと後半7分、早くもパルセイロレディースが動きます。前線でよりボールを収められるように#5木下選手に代えて#15西川選手を投入。#5木下選手はこの日はどちらかというと守備を主に行ったいた印象ですが、待ち構えて奪ってもなかなか前に繋ぐことができず、やや精彩を欠いた印象です。交代して入った#15西川選手は2トップの一角に入り、#11齋藤選手が右SHに、#9中野選手がボランチにそれぞれポジションを移しました。


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しかし、ノジマがポゼッションをしてパルセイロレディースが守るという展開は変わりません。ノジマはパルセイロレディースが跳ね返したセカンドボールをボランチの#7川島選手#15松原選手が多く拾い、途切れない攻撃を展開します。後半10分には#6平野選手が、後半15分には#8田中陽選手が枠内にシュートを打ちますが、どちらも#1池ヶ谷選手がファインセーブを見せ、追加点を許しません。


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後半20分。パルセイロレディースは2人目の選手交代を行います。#11齋藤選手に代えて#14滝川選手を投入。#11齋藤選手はこの日はノジマにボールを持たれることで守備に駆り出されていたので、そこで体力を使ってしまい、ボールを収めることや#10横山選手のサポートなど攻撃面であまり力を発揮できなかった印象です。交代して入った#14滝川選手はそのまま#11齋藤選手のいた右SHに入りました。


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ここから少しずつパルセイロレディースが攻める場面が増えていきます。ノジマの守備も疲れてきており、ラインの上げ下げや前線の選手へのマークがやや緩くなっていました。パルセイロレディースは右サイドから#14滝川選手の裏へのスプリントでチャンスを増やそうとし、徐々にノジマを自陣に押し込んでいきます。


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後半26分。ノジマは最初の交代を行います。#10吉見選手に代えて#3石田選手を投入。右SBを交代することでサイド攻撃の強化と、#10横山選手#15西川選手がサイドに流れてボールを受けたときの対応をもう一度引き締めたいという考えですかね。




後半29分。#6國澤選手#5國武選手との接触で足を痛めてしまいます。#6國澤選手は治療のためにピッチの外に出て一時的にパルセイロレディースは10人での戦いを余儀なくされます。


そしてその直後の後半30分でした。左サイドで#17小泉選手のスローインを受けた#9中野選手#17小泉選手に戻し、#17小泉選手#8大宮選手にパスを出しますが、このパスがずれ、#3石田選手に渡ってしまいます。#3石田選手はここで一気にスピードを上げ中にカットイン。そして、左サイドにいた#3高橋選手のプレッシャーを受ける前に豪快に右足を振り抜き、これがゴール右に決まり、ノジマが追加点を奪います。


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この失点の前のスローインでは、CBの#3高橋選手、ボランチの#9中野選手、左SHの#8大宮選手が左サイドに密集しており、中央とサイドの間のいわゆるハーフスペースと呼ばれるスペースをカバーする選手が#7坂本選手一人になっていました。本来ならば#6國澤選手がこのハーフスペースに立っていたはずで、結果的に#6國澤選手の不在を突かれる形となってしまいました。もっとスローインに時間をかけていれば#6國澤選手が復帰できて、失点は防げたかもしれませんが、たらればを言っても仕方ありませんね。






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後半34分。パルセイロレディースが最後の選手交代を行います。#8大宮選手に代えて#26中村ゆしか選手を投入。この日も#8大宮選手は攻守に奔走していましたが、クロスやシュートが全てGKにキャッチされていたので、クロスの精度をもう少し上げることが課題なのかなと思います。交代で入った#26中村ゆしか選手はそのまま左SHに入りました。


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2点を取られたパルセイロは攻めるしかなくなっていきます。#9中野選手#6國澤選手も高めの位置を取り前への圧力を強めます。ここで#10横山選手#5國武選手#19髙木選手の間を取るようなポジションにいてパルセイロレディースの選手たちは#10横山選手への縦パスを狙いますが、近い方のCBにカットされてしまいます。そしてパルセイロレディースの選手も疲れて帰陣が遅くなっていたため、中盤に大きなスペースが生まれており、そこを#8田中陽選手だったりに使われて、決定的なシーンを何度か作られてしまっていました。


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この日の観客動員数は1643名。前節の日体大戦と比べるとあいにくの天気や生中継の影響もあり200人ほど減少してしまいました。そしてボランティア参加人数は34人。毎試合毎試合ありがとうございます。


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後半39分。ノジマが2枚目の選手交代を行います。#22大野選手に代えてDF登録の#17小林選手を投入。#22大野選手はこの日はサイドに開いたポジショニングと斜めに走って裏を取る動きでパルセイロレディースの大きな脅威になっていました。交代で入った#17小林選手はボランチに入り、#7川島選手が右のウィングに入ります。


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そして立て続けに後半42分。ノジマは最後の選手交代を行います。#6平野選手に代えて#2和田選手を投入。左SB同士の交代で守備を強化し、逃げ切りを図ります。




後半44分。#10横山選手が左サイド深くでノジマDFからボールを奪います。そしてそのまま一人を抜き、中に切れ込みシュート。これがゴール右に決まりパルセイロレディースが1点を返しました。#10横山選手はこれで復帰後4試合で5ゴールを挙げています。このゴールは#10横山選手が前線から守備に行ったことから生まれており、#10横山選手の成長がうかがえます。そして切れ込んでくる#10横山選手の対面に立った#5國武選手は中へのクロスを警戒して#10横山選手のシュートコースを切り切れていなかった。#10横山選手の技術力も流石ですが、中に#15西川選手#14滝川選手がいなければ、#5國武選手を迷わせることもできていなかったはずで、チーム全員で奪ったゴールともいうことができますね。


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後半アディショナルタイムは3分。パルセイロレディースはこの勢いで一気に同点に追いつこうとさらに攻勢を強めます。ディフェンスラインもこの試合で一番に上げ、ノジマを押し込もうとしますが、後半アディショナルタイム2分でした。


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パルセイロレディースは自陣右サイドでボールを奪いカウンターに行こうとしますが、ノジマにボールを奪われ、#14滝川選手が戻り切らないうちに#15松原選手の縦パスを許してしまいます。これを受けた#11南野選手がポストプレー。3列目から飛び出してきた#17小林選手にボールを通そうとしますが、これは#19藤村選手が防ぎます。しかし大きくクリアするところまではいかず、#14田中萌選手にボールをかっさわれて抜け出され、#1池ヶ谷選手の上を射抜かれて失点。この試合を決定づけるゴールがノジマの方に入ってしまいました。パルセイロレディースが前係になったところを突かれた失点で、ノジマの空いたところに素早くボールをつけるパス回しの勝利というゴールでした。






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そしてそのまま試合は終了。1-3でノジマが勝利し、パルセイロレディースの連勝は2でストップ全体的にはよく守れていたんですが、一瞬のスキを突かれての後半の2失点ということでとても悔しさの残る敗戦となってしまいました。


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ゴール裏に挨拶に来た選手からも悔しさがにじみ出ています。


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お疲れ様でした!!












日程・結果(なでしこリーグ)

公式記録(なでしこリーグ)

2018プレナスなでしこリーグ1部第13節AC長野vsノジマ 試合映像(なでしこリーグ)

順位表(なでしこリーグ)

【9/30 ノジマ戦】監督・選手コメントをアップしました(長野公式)

フォトギャラリー|ファンゾーン(長野公式)

AC長野L、後退6位 ノジマに1―3(信濃毎日新聞)














さて、この結果を受けてパルセイロは6勝2分5敗の勝ち点20でノジマと千葉Lにも抜かれ6位に後退してしまいました。ただ3位のノジマとはまだ勝ち点差は3しか開いておらず、上位もまだまだ十分狙える状況です。また、現在降格圏内の9位日体大とは残り5試合を残して勝ち点14差。次戦で勝ち点3を積み上げればその時点でパルセイロレディースの来季なでしこりーぶ1部残留が決まることになります。


そんな次戦の相手はここまで7勝1分け5敗の勝ち点22で4位につける浦和レッズレディース。勝てば順位を入れ替えることのできるこの一戦。前半戦のアウェイでの対戦ではパルセイロレディースが0-1で敗れているため、ホームで迎え撃ちたいところ。一人増えるだけでもホームの雰囲気は違ってくるので、ぜひとも長野Uスタジアムにお越しください。10月6日土曜日13:00キックオフです。


がんばれ!AC長野パルセイロレディース!!



おしまい


Jupiter
平原綾香
Dreamusic
2003-12-17




こんばんは。これです。もうすぐ10月ですね。


さて、今回のブログは「劇場版フリクリ プログレ」の感想になります。先駆けて公開された「フリクリ オルタナ」が思っていたよりもあんまりだったので(そのときの感想はこちら)、観に行こうかどうか若干迷いましたが、やっぱり観たい気持ちを抑えることができず、観に行きました。


そして観に行ったところ、プログレ面白かったです。私は「オルタナ」よりも「プログレ」の方が好きですね。その理由をこれからつらつら書き連ねていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。


なお、ここからは以下の表記で書くことをお断りしておきます。

フリクリOVA→無印
フリクリオルタナ→「オルタナ」
フリクリプログレ→「プログレ」
the pillows→ピロウズ


では、拙い文章ですがよろしくお願いいたします。





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~あらすじ~

ありとあらゆる命題に明確な答えを用意せず、生理的欲動の充足のみをシコシコ満喫しその日暮らすような説得力ゼロの青少年たち。

その中でなんてことない日常を過ごすヘッドフォンの少女ヒドミ。彼女が轢かれた夜、クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!
ハル子から分裂したラハルとジンユと出会い、〝特別なことなんてない日常〟が終わりを告げる―!!!!!







※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。











・私がオルタナよりもプログレが好きな6つの理由



・理由その① 無印を思わせるシーンが多いのが好き


まず、「プログレ」では無印を思わせるような要素が続々と出てきます。1話「サイスタ」の最後にナオ太とマミ美が絵だけですけど登場します。無印ラストシーンのリバイバルのような構図はファンにとってはたまりません。ジンユがヒドミを轢いたシーンは無印1話「フリクリ」と同じ演出が用いられていますし、5話「フルプラ」では無印1話「フリクリ」や6話「フリクラ」と同じく漫画風のタッチになるシーンもあります。無印のアマラオを思わせるマスラオというキャラクターもいますしね。極めつけはハル子のベスパやリッケンのベース、カンチはそのまま登場してきます。無印を見ている人にとっては嬉しい続投です。私はテンション上がって「プログレ」がより好きになりました。何しろ単純なもので。


ただ、これらを楽しむためには無印を見ておく必要があります。「オルタナ」に比べて「プログレ」は説明も少なく、また1話「サイスタ」の最後は無印を見ていないとなんのこっちゃ分かりません。「オルタナ」が初見の人にも配慮して分かりやすいフリクリであったのに対し、「プログレ」は初見の人への配慮などどこ吹く風。置いてきぼりにしていきます。なので、無印を見ていなくてもそれなりに楽しめますけど、観てから行った方が10倍くらい楽しめるので、「プログレ」を見る前に無印を見ておくことを強くオススメいたします。今ならAmazonプライムで無料で見れるのでそちらの方で見ていただければよいかと。


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・理由その② ストーリーが感じられるから好き


「プログレ」は「オルタナ」と同じく、20分程度の話を6本一気に上映するという形式が取られていました。「オルタナ」のときには面喰ったこの形式ですが、私は「オルタナ」でこれを経験していたため、疑問を感じず楽にみることができました。しかし、「オルタナ」と「プログレ」には厳密とした違いがありました。その違いは話の積み重ね方にあります。



「オルタナ」ではカナ、ペッツ、ヒジリ、モッさんの各キャラクターに焦点を当てながら物語を展開しており、横方向への広がりを重視していたと言えます。無印でも2話「ファイスタ」、3話「マルラバ」、4話「フリキリ」でそれぞれマミ美、ニナモリ、ナオ太の個別回をやっていたため、「オルタナ」は無印を踏襲しているとも言えました。流れ的には「フラメモ→トナブリ、フリコレ、ピタパト→フリステ→フルフラ」のような感じですね。トナブリとフリコレとピタパトが横一線のものとして扱われているのが特徴です。ぶっちゃけ縦、ストーリーだけを見るなら、これら3話のうち1話だけでも十分で、そこが私が「オルタナ」で退屈に感じた部分でした。


一方の「プログレ」。こちらは縦へのストーリー展開を重視しています。各話が前話の内容を踏まえた内容になっており、横への広がりは薄い分、縦に深く掘っていく構成となっています。流れ的には「サイスタ→フリハニ→ミズキリ→ラリルレ→フルプラ→アワラン」のような感じですね。「プログレ」には「オルタナ」よりもストーリーがあって、そのストーリーをちゃんと追える。そこが私が「オルタナ」よりも「プログレ」の方が好きな理由の一つです。まあ「オルタナ」が悪いっていうわけじゃなくて、「オルタナ」の群像的なテイストが好みの人もいるでしょうし、これは人それぞれな部分ですね。


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・理由その③ ハル子がおとなしくないのが好き


「オルタナ」の感想として、様々なところで言われていたものに「ハル子がおとなしすぎる」というものがありました。これは私も完全に同意で、「オルタナ」のハル子ってカナたちを導くお姉さん的な役割しかしてなかったと思うんですね。無印ではナオ太の成長とハル子の目的とで話の主体がいい感じに割れて均衡を保っていたのに、「オルタナ」ではカナたちの方に重心が傾き過ぎていたかなって。それによりハル子の存在感はすっかり希薄になってしまっていました。


でも、「プログレ」は違います。話のテーマとして「ヒドミや井出の成長」というのももちろんですが、「アトムスクを追い求めるラハルとジンユ」というのもまた大きくあります。プログレは無印のようにこの両者がせめぎ合い、結果的に均衡をもたらしていたので、より無印に近い雰囲気を持っていたと思います。


思えばハル子の目的は無印からずっと一貫してアトムスクなのであって、ナオ太やカナ、そしてヒドミや井出はその手段でしかないのです。そしてアトムスクを手に入れるためならどんな手を使うことも厭わない。街一つ消えたってかまいやしない。それが無印のときのハル子だったはずです。ただ「オルタナ」ではアトムスクの存在はセリフで匂わせるだけで、それよりもカナたちの日常とそれを侵食する非日常の方に重点が置かれていました。ハル子の行動原理が見え辛くなり、ピンチにカナたちを助けに来るお姉さんに堕していました。


それに対し、「プログレ」では1話「サイスタ」の終わりにアトムスクをドンと登場させることで、ハル子の目的を大いにアピールします。そしてここでハル子がラハルとジンユの二人に分裂。ラハルはハル子のアトムスクのためならどんなことでもするという部分が、ジンユにはハル子の心の中のためらいがストッパーとなって現れ出ました。言うまでもなくこの分裂が「プログレ」の大きなポイントです。


ラハルの目的はアトムスク一直線でした。そのためにはヒドミや井出がどうなったかなんて知ったこっちゃあありません。「オルタナ」でのカナたちのために動いていた(ように見えて実はアトムスクのためなんですけど、それが見え辛かったのは先に書いた通りです)ハル子とは全く異なっていました。分かりやすくアトムスクのために動くラハルを見て、私は無印のときのハル子を思い出して懐かしくて嬉しい気持ちになりました。ああちゃんと私の知ってるハル子さんが帰ってきてくれたんだなって。


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・理由その④ バトルシーンが多いのが好き


また、私が無印で好きだったものの中ににワクワクするバトルシーンがあります。ナオ太の頭から出てきた機械に対し、ハル子はベースギターを振り回し、カンチはナオ太を吸収してパワーアップして立ち向かう。なにが起こってるのかなんて考えさせないような魅力あるバトルシーンにハマりました。「オルタナ」ではそのバトルシーンが少なめでそれを不満に感じていたんですけど、「プログレ」は「暴れ回っている」という触れ込みの通りにバトルシーンが多かったんです。


なぜかっていうと、「プログレ」にはラハルに明確に対立するジンユってキャラクターがいたからなんですね。ジンユはアトムスクをだれにも縛られたくない、もちろんラハルにも、という思いを持っていて、そのためにラハルのヒドミや井出の利用を阻止しようとします。ラハルにとってはこのジンユが邪魔なので排除しようと戦うわけです。2話「フリハニ」や4話「ラリルレ」でのバトルが印象的です。そこで流れる「Freebee Honey」や「サードアイ」の勢いもあって高揚感を持って観ていました。


そして途中でジンユはいなくなるんですが、ジンユの代わりに今度はヒドミがラハルの前に立ちはだかります。ヒドミは予告にもあるカンチのようなロボに変形し、ラハルとバトルを繰り広げる。ジンユの使っていたギターでラハルとつばぜり合いを繰り広げるヒドミ。無印のときのようなワクワク感がありました。「オルタナ」のバトルシーンの少なさ、ハル子のおとなしさに不満を持っていた人だったら「プログレ」はハマると思います。


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・理由その⑤ ピロウズの曲がよりハマっていたのが好き



それとピロウズの曲の使い方も「プログレ」は「オルタナ」と比べてよかったと思います。「オルタナ」ではBGMのあまりの多さにピロウズが埋没してしまっていたのですが、「プログレ」は代わりにBGMが減ってピロウズの曲が使われるシーンが多くなっていました。2話「フリハニ」(Freebee Honey)と、5話「フルプラ」(Fool on the planet)の2話はピロウズの曲名がタイトルの由来になってますしね。


「Thank you, my twillight」の切なげな雰囲気は最初の荒廃した世界に合っていましたし、「ノンフィクション」は原曲にもあるブレイクの使い方が見事です。「Freebee Honey」と「サードアイ」はバトルに勢いを加えてましたし、「昇らない太陽」や「天使みたいにキミは立ってた」も要所要所で存在感を発揮していました。ただ「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」はちょっとオルタナの印象が強いかな。


タイトル通り5話「フルプラ」で繰り返し使われた「Fool on the planet」。この「フルプラ」は他の話と比べると異質で。明らかに絵のタッチが違うんですね。いい意味で荒っぽくて目が離せない感じで。また最初のヒドミの夢の中のシーンは水墨画のような淡いタッチで描かれていて、それに「Fool on the planet」の静かな熱を持った曲調がマッチしていました。「オルタナ」では「Fool on the planetに他の歌がかぶさって嫌だった」っていう感想があったんですけど、「プログレ」ではそんなことなく、流れるシーンもセリフは少なめで、寂しい感じがすごく出てましたね。インストバージョンもありました。


無印では各話の終わりに流れていた「LITTLE BUSTERS」。「プログレ」でも6話中4話で使用されていました。「オルタナ」では一回だけ、それもそんなに盛り上がらない場面で流れたので、ちょっとがっかりしてたんですけど、「プログレ」で流れた「LITTLE BUSTERS」はそんな私のがっかり感を埋め合わせてくれました。もう安心感が違います。各話各話爽やかに終われるので、「オルタナ」に比べて飽きることなく観れました。


そして最後、6話「アワラン」で流れる「LAST DINOSAUR」ですよ。無印ではハル子が「クライマックスだ!」って言って流れるんですけど、「プログレ」で流れた「LAST DINOSAUR」もクライマックス感が凄かったです。もう最初の音を聞いただけでワクワクする感じ。「オルタナ」でも「LAST DINOSAUR」は流れてましたけど、その時はそんなにワクワクしなかったんですよね。なんでだろう。アトムスクがいたからなのかな。


主題歌の「Spiky Seeds」の油断ならない曲調と意味の少ない歌詞も「プログレ」の「意味わかんないんだけどなんかすごい」みたいな雰囲気にすごく合ってました。曲自体がとてもかっこいいのに「プログレ」のかっこよさと合わせてもうかっこよさが倍ではなく2乗です。2回流れることを知らずに見に行ったので最初、「サイスタ」の終わりでオープニングのような流れたときは驚きました。またそこで流れる映像がかっこいいんだなこれが。無印からのファンにはたまらないでしょう。ぜひ劇場で見てみてください。


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・理由その⑥ 意味がわからないのが好き


「意味わかんない」


これが「プログレ」を観終わった後に私が一番最初に思ったことでした。とにかくぶっ飛んでいて脳みそをかき混ぜられる快感。ヒドミと井出の成長を描くのかと思いきや、突然挿入されるバトル。そして全編を通して作品を彩るピロウズのロックンロール。初めて無韻を見たときと同じような感覚を味わいました。


そういえば、「オルタナ」の監督の上村さんがインタビューで「わかりやすいフリクリがあってもいいんじゃないか」ということを言っていました。確かに「オルタナ」はカナ、ペッツ、ヒジリ、モッさんの4人の日々と成長をSF要素も交えながら描いたものでしたが、ラストを除くとそれらは非常に分かりやすく、無印の意味のわからなさが好きだった私のような人間には少し物足りないものでもありました。


でも、「プログレ」は違います。ちゃんと意味がわかりません。今自分は何を見せられているんだという感覚(もちろんいい意味で)が私を襲ってきました。バトルも多くパワーがあって、成長の物語でもあって恋の物語でもある。それらがごちゃ混ぜになっているカオスがまさしく「フリクリ」って感じです。フリクリにとって「意味わかんない」は誉め言葉なんです。その「意味わかんない」を感じることができた。これが私がオルタナよりもプログレの方が好きな一番の理由ですね。


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以上で感想は終了になります。「オルタナ」を見てハマらなかったという方も、「プログレ」はまた違った味わいになっていますので、一度見てみてはいかがでしょうか。もちろん未見の方も、できれば無印を見てからの方がいいですが、見てなくても十分楽しめるので映画館に足を運んでみてはいかがでしょう。おすすめですよ。


お読みいただきありがとうございました。



おしまい







こんばんは。これです。今回は移籍記事になります。よろしくお願いします。



AC長野パルセイロ


・同志社大学から吉村弦選手が来季新加入内定


同志社大学所属 吉村 弦選手 来季加入内定のお知らせ(長野公式)

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2年連続でこの早い段階で来季新加入選手が発表されました。弦と書いて「ゆずる」と読む吉村弦選手が同志社大学から加入です。


吉村選手は名門・ガンバ大阪ユース出身。3年時の2014年のプレミアリーグWESTでチームを2位に導くと、進学した同志社大では1年時から出場機会を確保。3年時には関西学生サッカーリーグ2部のアシスト王に輝きチームを一部昇格に導く活躍を見せ、今年は同志社大サッカー部のキャプテンに就任。ここまで11試合の出場で3アシストを記録しています。また、吉村選手はデンソーチャレンジカップの関西選抜にも選出されている有望株で、パルセイロは争奪戦になる前の早い段階で獲得できたと言えます。昨年の堂安選手といい、竹下選手といい美濃部さんや小笠原さんをはじめとするパルセイロ興株は関西の大学に強いコネクションを持っていますね。


ポジションとしては吉村選手は主に右SB、もしくは右WBを主戦場としており、左にも対応可とのこと。攻撃に特徴があり右SHやウィングもこなせるサイドのスペシャリストのようです。またチームではセットプレーのキッカーも務めており、キック精度も高いことがうかがえます。


現在パルセイロの右SBは三上選手と西口選手がポジション争いをしており、三上選手が本職でなく、今シーズンを前十字靭帯の断裂でまるまる棒に振った内田選手は来シーズン復帰できるかどうかも今は不透明な状態で、実質西口選手1人しかいないという状況になっています。今一番層が薄いポジションなのででルーキーの吉村選手にも十分チャンスがあると思われます。一年目から試合に絡む活躍を期待したいところ。将来のパルセイロの中心選手になれるよう頑張ってください。


余談ですけど、今のパルセイロって元キャプテン多いですよね。竹下選手は関西大で、遠藤選手は産業能率大で、前田選手は京都産業大でそれぞれキャプテンを務めていましたし、今回の吉村選手の加入で元キャプテンが4人に増えました。元キャプテンコレクター・AC長野パルセイロ。この先さらなるキャプテンの加入があるのか注目です。





吉村選手についてはこちら↓

吉村弦(同志社)、AC長野パルセイロに加入内定!(関西学生サッカーPRESS)

<デンチャレ関西選抜4>吉村弦(同志社)!(関西学生サッカーPRESS)

新人紹介⑫ 吉村弦(ガンバ大阪ユース→同志社大)
(関西学生サッカーPRESS)







2019AC長野パルセイロ

IN

リュウ・ヌグラバ(←上田千曲高
吉村弦(←同志社大 ←New!!












おしまい


STRAWBERRY ANNIVERSARY
SPACE SHOWER MUSIC
2018-09-26




ここまで11試合で5勝2分4敗の勝ち点17で6位につけるパルセイロ。前節のセレッソ大阪堺レディース戦は2-1で勝利しており、連勝を目指す今節の相手はここまで1勝2分8敗の勝ち点5で9位につける日体大FILEDS横浜です。前々節のセレッソ大阪堺レディース戦で1部初勝利を挙げたものの前節はジェフレディースに1-2で敗戦。パルセイロレディースとしてはこの試合に勝ってまずは1部残留を確実なものにしたいところです。


では、観戦記スタートです。











12時45分ごろに長野Uスタジアムに到着。駐車場は一般利用者分もまだ多くの空きがありました。


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スタジアムに入場。涼しかった昨日とはうって変わってむしむしした気持ちの悪い暑さが残っていました。

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こちらが本日のマッチデ―プログラム。

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プレイヤーインタビューはここ最近出場機会が増えてきた#8大宮選手。スケジュールのところに15:30~(13:30~の間違いだと思う)選手によるお出迎えってあるんですけど、本当に実施されたんですかねこれ。行けばよかったなあ。気づいた時にはもう遅かったんですけど。




この日のグッズ売り場には...

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あのサンリオさんとパルセイロが奇跡のコラボをしたハンカチやマグネット、トートバック等が販売されていました。どうですかこの可愛さ。半端じゃないですよ。


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昨日新登場のきかんしゃトーマスコラボトートバックもその隣で売られていました。どちらも可愛くて、普段使いにも向きそうです。



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懐かしのガチャガチャも各種取り揃えております。



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この日も信州大学繊維学部とのコラボレーション商品・軍手ィは絶賛販売中です。これからの寒い季節に一双いかがでしょうか。




そんなホームゴール裏の光景を後にバックスタンドに到着。目当てはこの日も選手プロデュースのお弁当です。


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この日のプロデュースは#24神田選手#31望月選手#24神田選手はロコモコ、#31望月選手はミートボール主体のお弁当でしたが、私が選んだのは...


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#24神田選手のサラダ付きロコモコ。デミグラスハンバーグにクリーミーな半熟卵が絡んでとても美味しかったです。サラダはピクルスのような酸味があってこちらも美味しかった。







ピッチ上では選手が何人か出てきて芝の状態を確かめます。

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#7坂本選手#31望月選手。右ひざのテーピングが痛々しいです。


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#5木下選手#18五嶋選手。身長差…!!




手持ちぶさたにアップの時間を待っていると、オーロラビジョンではホームゲーム恒例の事前番組「カウントダウンNP」が始まりました。

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この日のゲストは#4鈴木里選手


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#4鈴木里選手
の話によると秋田県全域でなまはげをやっているわけではないらしい。マジかよ。


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選手プロフィールにもありますけど、コーヒーを飲むのがリラックス方法だとか。


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同姓同名の鈴木里奈さん(ウェザーリポート)。メジャーな名字にメジャーな名前ですし、日本にあと50にんくらいは鈴木里奈さんがいそうです。


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浦和レッズレディース入団当初の#4鈴木里選手。まだ髪を染めてないですね。


そんな#4鈴木里選手が試合前に聴く曲として選んだのは、ケツメイシさんの「流れ星」。前にも誰か決明子選んだ気がしますけど誰だったっけ。


さらにこの日はもう一曲。hitomiさんの「LOVE2000」がスタジアムに流れました。謎の選曲でしたが、9月24日はシドニーオリンピックで高橋尚子さんがマラソンで金メダルを獲得した日でそれにちなんでということでした。大橋さん談では。


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最後に#4鈴木里選手がサポーターに挨拶。「私自身は怪我してしまったんですけど、サポーターの方の応援は力になっています。今日も一緒に戦ってください」(要約)とのことでした。早く家が治って試合に復帰できるといいですね。待ってます。




その頃、ホームコンコース裏ではいつものようにベンチ外の選手がグッズの宣伝をしていました。

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カメラマンに写真を要求されて満面の笑みの#21エリ・コタカ選手#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手#30風間選手


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そこに#20三谷選手#22古舘選手が加わり5人で記念撮影です。この後各選手はサインや写真を求められたり。特に#20三谷選手には行列ができていました。




コンコースから戻ると間髪入れずにGKがピッチ内アップを開始です。

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続いてフィールドプレイヤーが登場し、アップを開始しました。

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レディースチーム特有のアップ前の円陣。


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両チームのスタメン。



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パルセイロレディースは前節からスタメン1人を入れ替え。#5木下選手がリーグ戦3試合ぶりの出場です。フォーメーションはいつもの通り4-4-2。


対する日体大。

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こちらも前節からスタメン1人を入れ替え。#8櫻井選手もリーグ戦3試合ぶりの出場です。フォーメーションはなでしこリーグには珍しい3バックを採用した3-4-2-1。前線ではDF登録の#4瀬野選手が1トップを張り、その下で#6平田選手#11植野選手が2シャドーを形成します。




オーロラビジョンで選手紹介が流れるといよいよ選手の入場です。





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この日のパルセイロレディースサポはビックフラッグを3枚掲出して選手を鼓舞します。


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対する日体大サポ。アウェイなのでメンバー外のチームメイトの応援はなく、そのぶん少数精鋭です。


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円陣を組んで...


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前半キックオフ!


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パルセイロレディースは立ち上がりから攻めます。#10横山選手#11齋藤選手の2トップが積極的に裏を狙い相手のディフェンスラインを下げさせ、それに伴い相手のボランチも下がり目になるので、ボランチの#5木下選手#6國澤選手がボールを持てるようになります。二人のボランチはまず走り出したFWに裏でボールを触れるようにスルーパスを出し、チャンスに結び付けようとしますが、なかなかそのパスは合いません。


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また、#8大宮選手#9中野選手の両SHは中に絞り目のポジションを取ります。これには中に人数を増やし中央突破を有利にしようとする狙いと、SBが上がるスペースを確保するという狙いがありました。実際にこの日はいつもよりも#17小泉選手#19藤村選手の上がる機会が増え、パルセイロレディースが日体大を押し込む要因になっていました。


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前半10分。パルセイロレディースは敵陣右サイド浅めの位置でFKを獲得します。#9中野選手がボールを上げるとこれに合わせたのは#11齋藤選手。相手の前に入ってヘディングでゴールを狙いますが、これは枠の右に逸れてしまいました。


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日体大はパルセイロレディースのSBが上がった裏のスペースを積極的に使おうとします。特に左WBの#14今井選手は足が速く、SBの裏にボールを入れることでシンプルにそのスピードを使おうとします。実際パルセイロレディースは走り負けて何度かクロスを上げられるシーンもありましたがそれは守備陣がきちんとクリアします。それには日体大の中に入る人数が少なかったということもありますが。


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日体大は攻撃の際には横幅を圧縮し、ピッチの半分ほどの幅に選手全員が入ります。サイドでボールを持てた際に1トップの#4瀬野選手#11植野選手#6平田選手のどちらかがサイドでの崩しに参加するので、中にはもう一方のシャドーの選手くらいしかいなくなってしまっていました。逆サイドの#8櫻井選手はリスク管理のために上がりを自重をしています。この場合、ボランチが中に入れればいいのですがそうもいきません。


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パルセイロレディースはこの日も#10横山選手にボールを集めようとします。#10横山選手にボールが入った際には目の前のDFと#5三浦選手#10嶋田選手のボランチの片方が挟んでボールを取りに行きます。さらにプレッシャーに行かなかった方のボランチも落としたボールをカットしたり、こぼれ球を拾うために下がり目の位置を取るので、#10横山選手のところでボールが獲れたとしても、攻撃の起点となるべきボランチが両方とも下がっているので前に出ていくには時間がかかってしまいます。なので日体大のボランチの選手がペナルティエリア内まで行くことはあまりありませんでした。


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さらにディフェンスでも日体大は横幅を圧縮しているため選手間の距離が近く、パルセイロレディースがボールを入れたときにすぐプレッシャーに行ける体制を整えていました。加えてこの日の日体大が下がってブロックを作ることよりも、目の前の相手に寄せてボールを奪うことを優先していたので、パルセイロレディースはなかなかパスをつなぐことができず、日体大の早いプレッシャーの前にパスミスも多くなってしまいます。


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ただし、それは日体大も同じでした。パルセイロレディースも攻→守への切り替えが早く、目の前の相手に寄せることを優先していたため、日体大もあまりボールを繋ぐことができません。両チーム中盤での潰し合い、奪い合いが続きます。


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しかし、試合展開は相変わらずどちらかというとパルセイロレディースが攻める方が多かったように感じます。#10横山選手#11齋藤選手はボールが収まる選手ですので、縦パスが入るとボールキープをし、味方の上がる時間を稼ぎます。そうして攻めに懸ける人数を増やし、跳ね返されてもセカンドボールを拾いやすい厚みのある攻撃を展開できていました。


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前半33分。パルセイロレディースが右からのCKを獲得します。#9中野選手のキックに#5木下選手がフリーの状態で頭で合わせますが、これはゴールライン上で#7後藤選手にクリアされてしまいます。そのこぼれ球もパルセイロレディースは押し込むことができませんでした。


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その後も#9中野選手のミドルシュートがバーをたたくなど惜しいシーンが続いた前半35分。#11齋藤選手が前線で一度奪われたボールを奪い返すと#9中野選手にパス。#9中野選手は粘ったのち、右サイドを上がってきた#19藤村選手にパスを出します。#19藤村選手はボールを受けると#11齋藤選手に縦パス。これが通り#11齋藤選手が中に行こうとターンした瞬間、#2下山選手の足が#11齋藤選手にかかり、#11齋藤選手は転倒。このプレーで#2下山選手#11齋藤選手を足を引っかけて転ばせたとしてパルセイロレディースがPKを獲得しました。


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キッカーはもちろん#10横山選手。ゴール左を狙って蹴りますが、#30福田選手に完全にコースを読まれ、阻まれてしまいます。その後に得たCKもパルセイロレディースは決めることができずスタジアムには嫌な空気が漂い出します。まさか止められるとは思ってなかった。


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このまま0-0のまま前半終了かと思われた前半45分。パルセイロレディースが敵陣左サイド浅い位置でFKを獲得します。キッカーの#9中野選手が上げたボールに合わせたのは#11齋藤選手。ヘディングシュートは#30福田選手の手を弾きゴールに吸い込まれ、パルセイロレディースが前半のうちに先制します。#11齋藤選手は今シーズン3点目です。


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思えば前半10分、前半33分とパルセイロレディースはセットプレーからシュートまで繋げています。パルセイロレディースには165㎝の#5木下選手#7坂本選手#3高橋選手、167㎝の#11齋藤選手など多くのターゲットがおり、これに対抗できる日体大の選手は169㎝の#3大賀選手、168㎝の#4瀬野選手ほどで(165㎝の#10嶋田選手はキッカー)、セットプレーに関しては#9中野選手#10横山選手と質の高いキッカーも複数いて、ターゲットとなる人数の多さのぶんだけ、パルセイロレディースに優位性がありました。3度目の正直でようやく決めた形ですね。


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ただこのゴールに関しては空中戦あまり関係なくて。#11齋藤選手はもともとはオフサイドポジションにいましたが、両チームの選手がキック時にゴール前になだれ込むのをよそに我慢してその場にとどまり続けオンサイドのポジションで、しかも誰も#11齋藤選手を見ていなかったので#11齋藤選手はフリーになることができ、それがゴールに繋がりました。なので空中戦というよりはその前の地上戦で勝負がついた感じですかね。もちろん#9中野選手のピンポイントキックも素晴らしいものでした。





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前半のアディショナルタイムはなく日体大がリスタートのキックオフをしたところで前半は終了。パルセイロレディースが1-0でリードして前半を折り返します。



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後半スタート同時に日体大は選手を一人交代します。#4瀬野選手に代えて#18児野選手を投入。前線をテコ入れしてきました。#18児野選手はそのまま#4瀬野選手のいたワントップに入りました。


そして後半キックオフ!


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後半開始すぐの2分。#9中野選手がピッチ中央でボールを受けると、右サイドに開いていた#10横山選手にパスを出します。#10横山選手は#2下山選手が寄ってこないのを見ると、右斜め30度、ゴールから30mほどの位置から思い切ってシュート。これが#30福田選手の頭上を越えて決まり、#10横山選手の見事なゴラッソで、パルセイロレディースが後半早い段階で追加点を奪います。#10横山選手はこれで復帰後リーグ3戦連発のシーズン4得点目。得点ランキング首位のベレーザ所属田中選手まではあと4得点に迫りました。





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ただその後は日体大が攻める時間が長くなります。後半、日体大は前半のような横圧縮をやめピッチを広く使うように意識していました。これによりパルセイロの守備陣は横に間延びし、選手と選手の間にスペースが生まれ、そこを前線の3人にうまく使われ、徐々に受け身になっていきます。さらに日体大は前半よりもサイドにかける人数を減らし、ペナルティエリア内の人数を増やして、クロスからの得点を狙ってきますが、これはパルセイロレディースがよく跳ね返していました。しかしその跳ね返したボールを披露のは日体大の#10嶋田選手#5三浦選手のダブルボランチ。セカンドボールを多く回収されるようになったことも、日体大の攻撃の時間が長くなった要因でした。


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後半12分。日体大が二人目の選手交代を行います。2失点目に直接絡んでしまった#2下山選手を代え、MF登録の#17茨木選手を投入します。#17茨木選手はボランチに入り、ボランチにいた#10嶋田選手がシャドーの位置まで上がります。それに伴い#6平田選手が右WBに、#8櫻井選手が3バックにそれぞれポジションを下げ、日体大はより攻撃的な形でまず1点返すことを狙います。


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後半16分。パルセイロレディースも選手交代を行います。#5木下選手に代えて#14滝川選手を投入。この日の#5木下選手は3列目からの積極的な飛び出しでチャンスに絡み、セットプレーでは惜しいヘディングも。セカンドボールも多く拾っており攻守に安定したプレーを見せていました。#14滝川選手は2トップの一角に入り、#11齋藤選手が右SHに移動。そして右SHにいた#9中野選手#5木下選手の抜けたボランチに入ります。


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攻める日体大に対し、パルセイロレディースは前半とは違い、まず4-4のブロックを敷いてから守備に行くようやり方を変えて対応します。しっかりブロックを作り中を固め相手のロングボールを跳ね返します。中に入れては跳ね返されるので日体大はサイドにボールを集めます。サイドにボールが入った時には、逆サイドのSBがピッチの中ほどまでに絞って密集を作りボールを奪おうとします。SBが絞った後にできた大外のスペースはSHが降りて対応するため、パルセイロレディースは5バックのような形になるときも時おり見受けられました。


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しかし、パルセイロレディースは日体大に#18児野選手のポストプレーや#11植野選手の裏抜けなどから何度かシュートチャンスを作られてしまいます。この攻めている状況下で、さらにもう一押しをしたい日体大は後半29分、最後の選手交代を行います。#6平田選手に代えて#23関口選手を投入。#23関口選手は3バックに入り、#8櫻井選手が元の右WBのポジションに戻りました。


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この日の観客数は1,826人。前回の仙台Lとのホーム戦に比べると半分ほどにまで落ち込んでしまいました。これでもなでしこリーグでは高水準ではありますが、もっと多くのお客さんの前で選手たちをプレーさせてあげたいところです。また、ボランティア参加者は40名。毎回ありがとうございます。


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パルセイロレディースは後半、#11齋藤選手が移った右サイドを起点に攻撃します。#11齋藤選手#9中野選手よりも外側にポジションを取っていたため、比較的プレッシャーの緩い状態でボールを受けることができていました。ただ、#11齋藤選手がボールを持つと相手DFもすぐさま寄ってきます。#11齋藤選手は持ち前の体の強さを生かしてボールを奪わないようキープし、一度SBやボランチに落として、主に#14滝川選手が裏に飛び出したところにスルーパスを出すという攻撃をパルセイロレディースは狙っていました。しかし、日体大は落としたところにも激しくプレッシャーをかけてきていたので、なかなかサイド攻撃は成功しません。


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そうなると攻撃は中央突破が増えていきます。#10横山選手は後半に入って少し運動量が落ち、裏抜けをせず、DFの前でボールを貰うことに重点を置きます。#14滝川選手#10横山選手の近くにポジションを取るようにしており、#10横山選手が落とした、または相手DFとの競り合いでルーズボールになったボールを拾おうとし、#10横山選手が前を向けたら裏に走ってスルーパスを引き出そうとします。シュートまでいくことはあまりありませんでしたが、磨いていけばモノになるかもしれないという可能性を感じる攻撃でした。


後半41分。パルセイロレディースが二人目の選手交代を行います。#8大宮選手に代えて#24神田選手を投入。この日の#8大宮選手は攻撃では中寄りのポジションを取り、フィニッシャーというよりはラストパスの出し手として、チャンスに直結するパスを何本か出していました。また守備では前線からのプレスやときには最終ラインまで戻って守備をするなど豊富な運動量で攻守に貢献していました。そして交代で入った#24神田選手はそのまま#8大宮選手のいた左SHに入ります。その直後の後半42分でした。


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#9中野選手がピッチ中央で#10横山選手に縦パスを入れると、#10横山選手はターンをしてドリブルを開始。そのまま走りながら左サイドの#24神田選手にスルーパスを出します。#24神田選手がそのボールに追いつきワンタッチでクロスを入れると、これにフリーになっていた#14滝川選手が合わせてゴール。パルセイロレディースが試合終盤に勝負を決定づける3点目を奪いました。#14滝川選手は今シーズン3ゴール目です。


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このゴールはまず#10横山選手が相手選手を4人引きつけたことが大きいです。日体大ディフェンスは#10横山選手に意識を持っていかれて、#24神田選手への対応がおざなりになっていました。そして#10横山選手の正確なスルーパス。ここで日体大ディフェンスの意識は#24神田選手に移ります。#14今井選手は前にいた#14滝川選手を、このままいけばオフサイドを取れると考えたのかもしれませんが、#24神田選手を見るばかりであまり見ていませんでした。結果的に#24神田選手がパスを出したとき、#14滝川選手#24神田選手の少し後ろにいたのでオフサイドは適用されず、#14滝川選手はフリーで落ち着いてゴールを決めることができました。日体大ディフェンスの集中が切れた瞬間を上手くついたゴールでした。





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日体大はこのままでは終われないと176㎝の#23関口選手を前線に上げてパワープレーを敢行しますが、パルセイロレディースのタイトな守備によりなかなか#23関口選手の高さを効果的に使うことができません。後半アディショナルタイム3分の日体大最後のFKもパルセイロレディースは防ぎきって試合終了。スコアこそ3-0と差がつきましたが、後半は日体大にも同等のシュートチャンスがあり、点差ほどの力の差はなかった印象です。しかし、そんななかでもパルセイロレディースは勝ちきり、これで2連勝。9位日体大との勝ち点差を15にまで広げ、次節の結果いかんではなでしこリーグ1部残留が決まるという状況になりました。あと勝ち点を1上積みすればいいわけで、残留は確実と言えるでしょう。


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この日のヒーローインタビューは先制点を決めた#11齋藤選手でした。


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試合終わりにはパルセイロレディースよりも先に日体大がゴール裏に挨拶に来てくれました。負けた後のこの行動はなかなかできるものではなく、さっぱりとした気持ちよさが感じられますね。応援したくなります。


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そしてパルセイロレディースの選手がゴール裏に。勝利時恒例のラインダンスを踊った後に...


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これまた恒例の選手と一緒に「南長野」のチャントの合唱です。


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盛り上がる選手の一方でシャイな選手もいたり、試合では見れない素の面が垣間見えるこの光景。今年はあと何回見れるでしょうか。できればあと3回は見たいなあ。


最後は日体大サポーターの方々とコール交換をしてこの日は終了。パルセイロレディースの選手たちはこの日も遅くまでサインなどのファンサービスを行っていて、頭が下がる思いです。素晴らしい。

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お疲れ様でした!






日程・結果(なでしこリーグ)

公式記録(なでしこリーグ)

2018プレナスなでしこリーグ1部第12節AC長野vsF日体大 試合映像(なでしこリーグ)

【9/24 F日体大戦】監督・選手コメントをアップしました(長野公式)

なでしこリーグ 第12節 試合結果のお知らせ(Away)(2018.09.24)
(日体大公式)


AC長野L、4位浮上 日体大に3―0(信濃毎日新聞)


















この結果を受けて6勝2分4敗で勝ち点を20までに延ばしたパルセイロレディースは、得失点差で同勝ち点で並ぶノジマステラ神奈川相模原とジェフユナイテッド市原・千葉レディースを抜いて4位にまで浮上。そして次節はその勝ち点で並ぶノジマが相手です。


パルセイロレディースは今シーズンノジマとリーグ戦、カップ戦で3試合戦い、結果はそれぞれ0-5、0-3、2-1。直近の試合では勝利しているもののリーグ戦では0-5で敗れていることを考えるとまだまだ雪辱を果たせたとは言えません。


日時は9月30日日曜日、ホーム長野Uスタジアムで15:00キックオフです。テレビ信州で中継もされますが、スタジアムにはスタジアムの良さがある。ぜひともスタジアムで選手たちの後押しをよろしくお願いいたします。



がんばれ!AC長野パルセイロレディース!!


おしまい






前編はこちら






前半キックオフ!


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この日のパルセイロは普段とは異なる3-4-2-1を採用していました。#9津田選手を頂点に#8河合選手#23堂安選手の2シャドーという形を取っており、その3人が前線から激しいプレスを仕掛けます。それにより相手のパスコースを限定し、狙ったコースにボールを出させることでパスカットを誘発し、それがパルセイロの攻撃の時間を長くしていました。


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前半10分。3バックの右#15西口選手から左WBの#2松原選手にサイドチェンジが入ります。#2松原選手はダイレクトでセンタリングを送ると、そこに#9津田選手が走り込みます。ここで相模原キーパー#29田中選手が飛び出してボールをキャッチしようとしますが、上手くキャッチできずにこぼしてしまいます。そこを見逃さなかったのが#8河合選手。右足で倒れながらもゴールに押し込み、パルセイロが先制に成功します。#8河合選手は今シーズン3ゴール目で、さらにパルセイロにとってはJリーグ加入後通算200ゴールでした。




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この得点はとにかくスピーディーだったのがいいですね。特に#2松原選手がダイレクトで入れたのがよかった。相手のボランチがディフェンスラインに戻る前に上げることで、CBとボランチの間に入った#8河合選手がフリーの状態でボールを触ることができていました。これが時間をかけていたら、ボランチが戻ったり、左SBの#2丹羽選手が中に絞ったりとフリーの状態になることはなかなかできていなかったと思うので、ダイレクトで早く上げたのは正解だったと思います。


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#8河合選手#23堂安選手はいつもはサイドにポジションを取っていますが、この日はシャドーということで中央寄りにポジションを取っていました。その分動きに制限が減り、中央の他にもサイドに流れたり(主に#8河合選手が左サイド、#23堂安選手が右サイドと役割分担が明確になされていた)、下がってボールを受けたりと動き回り、相模原の守備陣を惑わせていました。ゴールシーンでも#8河合選手を相模原の守備陣は誰も見ていなかったですしね。


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また、前線の3人はこの日も裏抜けを多く狙っていました。相模原のこの日のディフェンスラインは人や配置が前節から多く入れ替わったこともあり、ラインコントロールがあまり整っておらず、裏抜けから何度かチャンスシーンをパルセイロは生み出すことができていました。前半18分の#9津田選手のシュートシーンなどはその象徴です。


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守備面でも新システム3-4-2-1の効果は出てきます。相模原は#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手の2トップ。これに対するパルセイロは3バックなので、人数的には常に一人余らせることができます。一人が競って、競り勝てなくてもそのこぼれ球を余っている選手が拾うということを繰り返し行えていました。また、#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手のどちらかにボールが入ったときに2人でプレスに行くことにより自由を奪い、ボールを奪うことに成功しており、相模原の攻撃を立ち上がりは上手く抑えていました。


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そして、この3-4-2-1のシステムで要となるのが#2松原選手#25有永選手の両WBです。攻撃の際には前線まで上がり、守備の際にはディフェンスラインまで戻る激しい上下動を二人は求められていました。#2松原選手#25有永選手の二人は運動量に優れており、この上下動を惜しみなく繰り返すことで、攻守に数的優位を生み出しており、パルセイロが前半を優位に進めることができていたのも二人のおかげといえます。また、相模原のSBよりも外にポジションを取ることで、相手を横に間延びさせ、その分中を開けさせるという働きも二人はこなしていました。


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さらに、攻撃時には右CBの西口選手も多く上がります。右SBを本職とする#15西口選手はサイドでのオーバーラップに慣れており、#15西口選手#23堂安選手#25有永選手とともに攻撃に加わることでパルセイロの右サイドは相手にとって大きな脅威となっていました。#15西口選手が元いたスペースはボランチの#22國領選手が埋めておりリスク対策もばっちりです。


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相模原の2トップはなかなか中でボールを受けられないと見るや、サイドに流れてボールを受けようとします。このときパルセイロは#15西口選手を右に開かせ、#2松原選手を左SBの位置まで下げた4-2-3-1の陣形にすることで対応します。空中戦に強い#2松原選手#15西口選手を競り合いに持ってくることで、ボールを跳ね返していきます。3バックのようでいてその実4バックにもなるというパルセイロ対策として多くのチームが取ってくる手段をこの日のパルセイロは相模原対策として用意していました。


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前半はこれがハマり、パルセイロは相模原の攻撃を防ぎ続けます。そしてカウンターでパルセイロは多くのチャンスを迎えます。しかし、サイドでボールを持ちすぎて、なかなかクロスを上げられなかったり、シュートを決め切れずにいるとパルセイロは相模原の逆襲を受けるようになります。


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前半43分。左SBの#2丹羽選手が前線に縦パスを入れます。これを#39松本選手が触ってコースを変え、さらに後ろに飛び出したのはその前の攻撃で中に来ていた#15辻尾選手#15辻尾選手はシュートを狙おうとしますが、これはいったん#16阿部選手が阻みます。しかし、このこぼれ球が#15辻尾選手に渡ってしまい、#15辻尾選手はもう一度シュート。これがゴール左に決まり、相模原がワンチャンスを生かして同点に追いつきます。


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この失点は#39松本選手のポジション取りが上手かったのが一番大きいと思います。#15西口選手#4内野選手#6岩沼選手の三角形の間でフリーな状態でボールを受けることができていました。そしてワンタッチで後ろに流します。ここ二人の連携は相手ながら巧みでした。このとき#15辻尾選手についていた#4内野選手#39松本選手へのプレスに行ってしまい、#15辻尾選手はフリーになってしまいました。そして一度は阻まれたもののしっかりと決め切りゴールを奪った。パルセイロにとっては前半多くの時間で試合をコントロールできていたために悔やまれる失点となりました。


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そしてそのまま前半は終了。1-1で折り返します。パルセイロにとっては先制こそしましたが、攻め続けても決めないと一回のチャンスで決められるというサッカーあるあるを身をもって大観させられる前半となりました。


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ハーフタイムには佐賀県からお越しの皆さんがピッチを一周。選手サイン入りのからボールを投げ入れました。壺侍が頭にパルセイロのタオルマフラーを巻いているのがいいですね。

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両チームともに選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半になると一転相模原がボールを持つようになります。相模原は右サイド、パルセイロから見れば左サイドを中心に攻撃を仕掛けてきます。パルセイロは#2松原選手が3バック→4バックへの陣形の変更のカギを握っており上下動も多く、相模原はその隙を突こうとしていました。#39松本選手が後半は右サイドに流れる回数が多くなり、上手くボールを引き出していました。また右SBの#35森本選手も前半よりは積極的に上がり、右サイドでの崩しにより高い位置で参加することで、相模原は人数をかけてサイドの突破を狙います。しかし、サイドを突破してクロスを上げたとしてもパルセイロの守備陣が中を固めてしっかりと跳ね返していたため、得点には至りません。


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一方のパルセイロは前半を突っ込んで入ったため、少しスローダウンしたいという思いもあって、後半は前線からのプレスを控えめにします。しかし、そのぶん4-4のブロックを早く作ることに専念。ディフェンスラインを前半よりも少し下げ、2列目との距離を近くすることで、相模原にブロックの前でわざとボールを持たせます。前半よりも選手間の距離も近くなっていたので、相模原が縦パスを入れてきてもすぐに潰せる体制をパルセイロは整えていました。なので相模原はなかなか中にボールを入れることができずにいました。


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ただそれでも攻めていたのは相模原です。パルセイロの守備陣の疲れもあって#9ジョン・ガブリエル選手#39松本選手にボールが収まるようになっていきます。そこから一回落として、SHが裏を狙うというシンプルで効果的な攻撃を繰り返し行っていました。また、パルセイロが下がり気味になったことで#35森本選手の他にも#21徳永選手#38千明選手の両ボランチ、左SBの#2丹羽選手も高い位置を取るようになり、相手陣内でセカンドボールを回収し、攻撃にまた繋げていました。


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後半22分。自陣からのロングボールを#39松本選手#15西口選手#4内野選手の間で受けます。#39松本選手は中に走り込んできた#8谷澤選手にパスを出し、#8谷澤選手はシュートを放ちますが、これは#16阿部選手が右手一本でセーブしました。上手くギャップを使われ、失点してもおかしくないシーンでしたが、#16阿部選手のファインセーブがチームを救った場面でした。


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その直後、パルセイロが選手交代を行います。#9津田選手に代えて#11岡本選手が投入されます。#9津田選手はこの日は最前線で体を張り、#8河合選手#23堂安選手との連携で何度もゴールに迫る場面を作っていました。自身のゴールこそありませんでしたが、それは次戦に期待です。#11岡本選手はそのまま#9津田選手のいた1トップに入りました。#11岡本選手は第6節の沼津戦以来実に15試合ぶりの出場です。


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後半23分。相模原も選手交代を行います。#39松本選手に代えて#6梶山選手が投入されました。後半になってボールを収められるようになり脅威になっていた#39松本選手に下がったのはパルセイロにとって喜ばしいことでしたが、交代で入った#6梶山選手もテクニックがあって手ごわい相手であるのには変わりありません。#6梶山選手はそのまま2トップの一角に入りました。


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この日の観客動員数は3,006人。何とか一つの目安である3,000人を突破しました。またボランティア参加人数は41人。いつもありがとうございます。


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後半31分。パルセイロが2枚目の選手交代を行います。#8河合選手に代えて#14東選手を投入。#8河合選手はこの日は新ポジションシャドーで動き回ることで相手の守備陣をかく乱し、ゴールも奪って見せましたが、後半になると存在感が少し薄くなってしまっていました。運動量が落ちた#8河合選手に代えて#14東選手を送り出すことで、その運動量で再び前線に起点を作って2点目を奪いに行こうという考えですね。


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相模原はサイドを起点にポジションを高く取ったSBがクロスを上げますが、パルセイロ守備陣が集中してこれを跳ね返します。パルセイロはロングボールからのカウンターを狙いますが、なかなかボールが合いません。両チーム決め手を欠くまま迎えた後半33分のことでした。


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#2松原選手が左からクロスを上げると、中でロングスローの流れで前線に残っていた#4内野選手が転倒。これが#2丹羽選手#4内野選手を倒したとしてパルセイロにPKが与えられました。ただこのプレーはリプレーを見てみると大きな接触はなく、PKに値するものかどうかは正直疑問が残ります。#2丹羽選手#4内野選手に手をかけて倒したとみるのも少し難しいと考えられるので、相模原が抗議するのももっともです。しかし、判定は覆らずパルセイロのPKで試合はリスタートします。VARがあったから変わったのかな。


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キッカーは#11岡本選手。ゴール右という方向こそ読まれていましたが、それでも蹴ったボールは#29田中選手の手の届かないコースに決まり、パルセイロが追加点を奪います。#11岡本選手はこのゴールが今シーズン初ゴール、そして去年途中のパルセイロ加入後初ゴールです。


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その直後に相模原は選手交代を行います。#8谷澤選手に代えて#13久保選手#21徳永選手に代えて#14チッキーニョ選手を投入。FWの選手を二人投入し、#9ジョン・ガブリエル選手を含めた3トップにすることで何が何でも同点に追いつくという姿勢を明確に打ち出します。


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後半40分。パルセイロも最後の選手交代を行います。#22國領選手に代えて#17明神選手を投入。#22國領選手はこの日はボランチで相手の攻撃の芽を摘み、攻撃では的確にパスを散らしリズムを作りだしていました。前半19分のサイドチェンジは見事です。代わりに入った#17明神選手はボランチに入り、間延びした陣形を引き締めるとともに試合を終わらせに入ります。


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相模原は交代して入った#14チッキーニョ選手を中心に攻めます。#14チッキーニョ選手はスピードがあり、間を取るポジショニングも上手いので、入った直後の後半38分のシーンなど裏抜けで何度かパルセイロ守備陣をピンチに陥れます。そして後半44分でした。


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#5梅井選手からのロングボールを#9ジョン・ガブリエル選手がゴール前に落とします。そこに猛然と走り込んできたのは#14チッキーニョ選手#14チッキーニョ選手は#25有永選手#4内野選手の間に入りボールに触ります。そしてシュートに持ち込もうとしますが、#4内野選手との接触で倒れてしまいます。ここで今度は相模原にPKが与えられるかと思われましたが、酒井主審の判定はファウルなし。パルセイロはピンチを脱しますが、相模原の選手はこれにも抗議します。さっきのは取っておいてこれは取らないのかと。


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これもリプレイで見てみると、#4内野選手#14チッキーニョ選手に手はかけていませんが、足を延ばしてボールをカットしようとしています。これはボールに触れず#14チッキーニョ選手は転んでしまいますが、酒井主審は#4内野選手がボールにアタックしたと見たのでしょう。パルセイロにPKは課されませんでした。ここも微妙な判定ではありますが、PKにせよPKでないにせよファウルの基準は一貫してほしいところです。そうでなければ選手が困ってしまいますから。


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相模原の抗議もあり後半のアディショナルタイムは長めに取られるのかなとも思いましたが、実際の時間はわずか3分。競技規則によると「判定の抗議のために空費された時間」というのはどうやら「時間の浪費」や「プレーの再開を著しく遅らせる行為」には当たらないらしく、アディショナルタイムには加算されないようです。ゴネ損ですね。


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パルセイロはこの後半アディショナルタイムに入ると曖昧なボールをひたすら前にけり出し、時計の針を進めようとします。相模原のロングボールもきっちり跳ね返し、そしてタイムアップ。2-1でパルセイロが2試合ぶりの勝利を収めました。


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この日のヒーローインタビューは先制点を決めた#8河合選手です。


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その後はゴール裏にて歓喜のラインダンス。#26遠藤選手がサポーターのコールに応え(させられ)て前に出ます。


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#26遠藤選手はマイクをギターに見立てエアギターを披露。スタジアムが暖かい笑いに包まれました。


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お疲れ様でした!!










<ハイライト動画>







監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

【9/23 相模原戦】監督・選手コメントをアップしました(長野公式)

2018明治安田生命J3リーグ第24節 vs SC相模原|フォトギャラリー|ファンゾーン(長野公式)

【9/23AC長野パルセイロ戦】試合結果・西ヶ谷監督コメント(相模原公式)

J3 AC長野は耐えて白星(信濃毎日新聞)

[相模原]疑惑の判定で敗れた相模原、「これがJ3だから許されるということではない。伝えてほしい」(西ヶ谷隆之監督)と提言(サッカー専門誌ELGOLAZO web版 BLOGOLA)














この日の勝利でパルセイロは7勝8分7敗で勝ち点を29に伸ばしました。しかし、9位のセレッソ大阪U-23も勝ったため、順位は10位のままです。そして次節はそのセレッソ大阪U-23とアウェイ・ヤンマースタジアム長居で対戦。ここ最近は2連勝と徐々に調子を上げているセレッソ大阪U―23ですが、こちらも現在3戦負けなし。アウェイだからとはいえ勝って順位の入れ替えを果たしたいところです。キックオフは夜の19:00。是非とも都合のつく方はスタジアムで、そうでない方はテレビやパソコン、スマートフォンの前で応援をよろしくお願いいたします。連勝しましょう。



がんばれ!AC長野パルセイロ!!



おしまい



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