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ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2018年10月



前節INAC神戸レオネッサに4-0で負けてしまったAC長野パルセイロレディース。6勝3分6敗の勝ち点21で7位に後退してしましたが、すでになでしこリーグ1部残留が決定しているため、ここから先はどこまで順位を上げられるかの戦いになります。そして今節の相手は5勝7分3敗の勝ち点22で5位につけるジェフユナイテッド市原・千葉レディースです。なでしこリーグ1部昇格後の対戦成績は1分7敗で一度も勝てていない難敵ですが、ここで勝てば3位にまで浮上する可能性があるため、パルセイロレディースとしてはなんとしても4試合ぶりの勝利を掴みたいところです。


また、この日はabn信州がんプロジェクト・ピンクリボン運動が行われ、選手がピンク色のユニフォームを着てプレイしたり、女性にはオリジナルのピンクタオルが配布されるなど様々な啓発運動が展開されました。がん患者とご家族50名様が試合に招待されていたようですね。


では、観戦記スタートです。






















試合開始の2時間前11:00に長野Uスタジアムに到着です。この日は雲一つない晴天が広がっていました。

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ホーム入場券売り場近くにはマンモグラフィ検査者が登場し、乳がんの検査を行っていました。無料でできるのはありがたいですね。

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また、この日はゲームセンターを展開している共和コーポレーション・アピナpresentsと銘打たれ、マスコットのアピにゃんのバルーンもホーム入場券売り場横に出現しました。頭のAPINAのロゴは回転するようになっています。コード見えてるでしょ。


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さらに共和コーポレーションさんはこの日のチケットが当たるキャンペーンも事前に開催していたようで。右下に「横山久美選手のサイン色紙がもらえる」って書いてありますね。

この他にもコンコース横の芝生・思い出の丘でキックターゲットを提供し、子どもたちが楽しんでいました。ありがとうございます。


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入場口には千葉の名産が彩られたタオルマフラーが掲げられていました。これアウェイサポが入場するゲート3にもあったんかな。


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風船で作られたピンクリボンがお客さんを迎えます。


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ゲートを入ると啓発運動ブースが並びます。手前にチラシが見えて、奥には募金箱が見えますね。この日は1000円以上募金をすると抽選で「選手サイン入りピンクユニフォーム」がプレゼントされたようですが、善意でやっている募金に特典をつけるのは個人的にはどうかなって思います。募金額の多寡で傾斜をつけるのは違うんじゃないかと。


加えて女性限定でこの日限定のピンクタオルマフラーが配られました。


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もらおうとしてしまってちょっと恥ずかしくなったのは内緒です。


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ホームゴール裏コンコースには乳がん・子宮がんのインフォメーションパネルが3枚設置され、危険性と早期発見で治ることを伝えています。


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ようやく席についてこの日のマッチデ―プログラムを眺めます。


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この日の選手インタビューは#11齋藤選手。「ハードワークが自分の長所」と語っていて頼もしい限りです。横には美濃部GMのマッチプレビューが掲載されています。


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ホームゴール裏グッズ売り場。

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その横では軍手ィと北海道東部胆振地震のチャリティTシャツが販売されています。ネイビーがよく売れていますね。軍手ィも新色のピンクやグレーが出ています。





さて、この日も美濃部GMによるフットボールブレインが開かれました。前回の鹿児島戦で参加したときにすごくタメになったので、今回も迷わず参加です。500円払って参加券を購入しましたが、前回に比べるとずいぶん質素になっていますね。

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今回。


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前回。


この日のテーマは女子サッカーの特徴について。男子サッカーとの違いとしてフィジカル面と試合面での解説がなされました。

まずフィジカル面。女子選手は身体⇔フィジカル⇔ケガの関係性が男子よりも濃厚で、全体的に筋量が少ないという身体的特徴があるため、男子よりも靱帯損傷などの関節系のケガが多いそうです。靱帯そのものも男子より細いらしいですしね。

次に試合面。美濃部GMと本田監督曰く、フィジカルや技術、戦術などの要素を加味したうえで、レベル的にはなでしこジャパンは男子U-18日本代表レベルで、パルセイロレディースは男子U-14の強豪チームレベルだそうです。でもなでしこジャパンはその年代の高校生とやっていても結構やられていますし、日本代表レベルは少し言い過ぎかもしれないとは個人的に思います。


さらに試合の流れは全体的スローですが、攻守の切り替えは男子よりも早いそう。それはなぜかというと技術的に少し落ちるのでミスが増えるからなんですね。それで攻守の切り替えが多くなると。また、戦術的にもあれもこれもと伝えるよりも方法で絞り込んで伝える方が女子選手は能力を発揮しやすいそうです。脳がそういうふうにできてるんですって。


この他にも使っているパワーの違いや選手間のこぼれ話も聞けたりして、今回もとてもためになりました。また次回の新潟レディース戦でも参加したいと思います。




12:20。フットボールブレインも終わりスタジアム内に戻ると選手たちがピンクリボンを着てグッズの宣伝をしていました。

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左から#25マナ・サンシャイン・イケザキ選手#20三谷選手#30風間選手#23鈴木陽選手#3高橋選手#16内田選手#21エリ・コタカ選手。この日メンバーに入れなかった選手が勢揃いです。


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入り口付近にはabnマスコットキャラクター「りんご丸」も現れて撮影に応じてくれました。ピンクリボンつきがかわいいです。この日はハーフタイムにも登場してくれましたが、すぐに帰ってしまいましたね。暑かったのかな。




一方、ピッチ上では選手のアップが始まっています。

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そのアップを見ながらここでお昼ご飯。


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今日は小規模ながらもホームタウンストリートが出展しており、信州新町のジンギスカンや名水コーヒーが販売されていました。そしてその隣で売られてたのが10年ほど前から長野の新名物として売り出そうとしていますが伸び悩んでいる長野ヤキメンです。いつもは食べられないのでこの機会に食べてみることにしました。


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味は信州味噌を使っているだけあって味噌味ですがあっさりとしており、ニンニクがいい塩梅で聴いています。麺もモチモチしていて、チーズや温泉卵もいいアクセントで美味しくいただきました。




では、今節のスタメンです。


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パルセイロレディースは前節からスタメンを2人変更。#15西川選手が今シーズン初めての右SHに入っています。またGKの#31望月選手はリーグ戦6試合ぶりのスタメン出場ですね。フォーメーションは4-1-4-1です。


対する千葉レディース。

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こちらは前節と同じスタメン。千葉レディースはリーグ戦が再開してからスタメンを固定しており、熟成度も高くなっていると考えられます。フォーメーションはこちらも4-4-2。




12:55、選手入場です。

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パルセイロレディースサポーターはこの日もやや少なめか。


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メインスタンドでは入り口で貰ったピンクタオルマフラーを掲げる人も多かったです。


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パルセイロレディースサポーターはこの日ビックフラッグを掲出。人数が少なくても端を持っていればなんとかなります。


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千葉レディースのサポーターは10人ほど。トップチームはフクアリで試合がありましたからね。しょうがないですね。


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この日はパルセイロがピンクで千葉レディースが緑。両チームのチームカラーとはいずれも違っていて、色合い的にはベレーザとセレッソの試合に見えますね。


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円陣を組んで...


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前半キックオフ!


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試合開始直後から、パルセイロレディースサポーターは苦手・千葉レディースに対抗する選手を鼓舞するため、いつもは試合終盤に歌うチャント「千尋の谷」をいきなり投入してきました。これは正直予想外で選手にとっても驚きをもって受け入れられたのではないでしょうか。スタジアムの空気が戦闘モードに変わり、選手たちの背中を押そうとします。


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しかしそれに反して、立ち上がりは千葉レディースが攻め込みます。千葉レディースはボールを奪ったらすぐストロングポイントの左サイドにボールを展開します。#10深澤選手がサイドに大きく開いてボールを受けたり、逆に中に絞ってFWの#19山崎選手#20小澤選手をサイドに流してボールを受けさせたりして、パルセイロレディースの守備陣を惑わせます。そして敵陣深くまで攻め込むことでCKやスローインを多く獲得し、パルセイロレディースを自陣へと封じ込めます。


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さらに、千葉レディースは攻→守の切り替えが早く、ボールを奪ったらすぐに寄せに来ます。これによりパルセイロレディースの選手は自陣でのミスを繰り返し、その度千葉レディースの選手にボールを奪われ、受け身に回ってしまう展開が増えてしまっていました。


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また、この日もパルセイロレディースはボールを奪ったらまず#10横山選手にボールを当てようとします。しかし、ロングボールは#3櫻本選手#4千野選手に跳ね返され、裏へのボールもなかなか合いません。また跳ね返された後の落下地点にも千葉レディースの選手がパルセイロレディースの選手よりも前にいたため、セカンドボールもなかなか回収できません。これは千葉レディースの選手たちの予測とポジショニングがパルセイロレディースの選手のそれを上回ったゆえの結果ですね。


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千葉レディースの攻撃はどちらかというとショートパスをつなぐというよりもロングボールをFWに向けてというスタイルでした。#6西川選手#13瀬戸口選手の二人がパルセイロのインサイドハーフの#11齋藤選手#9中野選手の前でボールを受け、二人はターンを狙いますが、それができないとみるや判断早くボールをCBに下げます。千葉レディースのCBは#3櫻本選手#4千野選手の二人に対し、パルセイロレディースのFWは#10横山選手一人なので余裕を持ってボールを動かせています。そしてこの間に#20小澤選手もしくは#19山崎選手が裏へ飛び出す動きを見せ、CBはそこにロングボールを出します。CBの後ろのスペースという攻撃の一番の優先順位という原則通りのプレーで、これによりパルセイロレディースのディフェンスラインは徐々にですが押し下げられていきます。


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そして前半24分。やはり左サイドからでした。GKからのボールを受けた#4千野選手は前線にロングボールを入れます。これを#20小澤選手が左サイドに流れて受け、#2野口選手#18五嶋選手を引きつけます。そして#20小澤選手は上がってきた#2上野選手にパス。ここで#15西川選手の戻りが間に合っておらず、#2上野選手がフリーとなっていました。そして#2上野選手#20小澤選手とのワンツーで左サイドを突破。#2野口選手を躱しマイナスのクロスを入れます。これは#17小泉選手がクリアしますが、クリアしたボールが右サイドペナルティエリアの角で、パルセイロレディースの選手が引き過ぎたことで、フリーになっていた#13瀬戸口選手に渡ってしまいます。#13瀬戸口選手は迷わずシュートを打ち、これを中で#2上野選手が触ってコースを変えゴール。千葉レディースが先制に成功します。パルセイロレディースとしては#2上野選手を左サイドで止めることができていればという点で悔やまれる失点ではありましたが、#2上野選手の突破力が勝ってしまっていましたね。


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先制されたパルセイロレディースは攻撃に出たいところですがなかなかうまくはいきません。#10横山選手がサイドに流れてCBを釣りだそうとしますが、千葉レディースはマンツーマンというよりはゾーンで守っており、マークの受け渡しをスムーズに行いCBが釣りだされることはありません。#10横山選手が空けたスペースを#11齋藤選手を使おうとしてもすぐに対応されてしまいます。


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また、パルセイロレディースはディフェンスラインで攻撃を組み立てようとしますが、千葉レディースの圧力に押され低い位置での組み立てを余儀なくされます。千葉レディースは敵陣浅くをプレスをかけ始める位置として設定していて、これはパルセイロレディースが自陣に入られてからプレスをかける、いわばブロックを作って待ち構える守備とは異なっていました。これにより#10横山選手をサポートするはずの#11齋藤選手#9中野選手がボールをもらうために下がり目の位置を取り、#10横山選手が孤立してしまいました。


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しかし、そんななかでもパルセイロレディースはサイドに突破口を見出します。#15西川選手#26中村選手がピッチ横幅に大きく開き、相手のSBが、中のCBとSBの間に位置する#11齋藤選手#9中野選手らを警戒して近づけないところにスルーパスを出し、サイドギリギリを突破してクロスを上げようとします。実際に何度かクロスを上げることができていましたが、中には#10横山選手と逆サイドのSHの二人しかいないことも多く(インサイドハーフは外に流れている)、得点にはなかなか結び付けられません。


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そのまま前半は千葉レディースペースのまま進み終了。千葉レディースの速い寄せと左サイドを効果的に使った攻撃にパルセイロレディースは終始後手後手に回ってしまった前半でした。





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千葉レディースの円陣後ダッシュ。


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半になるとパルセイロレディースは#9中野選手を1列下げて#6國澤選手と2ボランチを組ませる4-4-2のようなシステムに変更しました。これにより前線の人数は減りますが#9中野選手がよりプレッシャーの緩い位置でボールを受けられるようになり、そこから効果的なパスが何本も出てパルセイロレディースの攻撃が活性化されていきます。さらに守備でも千葉レディースと同じ4-4-2にしたことで誰が誰を見るのかをはっきりさせ迷いを消すことで、寄せを速くし千葉レディースのボール回しを制限しています。


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後半9分。パルセイロレディースが最初の選手交代を行います。#26中村選手に代えて#14滝川選手を投入。#26中村選手は今日は左サイドでのプレーでしたが得意のドリブルも不発でこの日はやや不完全燃焼かなという印象を受けました。守備も失点シーンで#13瀬戸口選手をフリーにしてしまったのは痛かった。頑張ってたんですけどね。交代で入った#14滝川選手#10横山選手と縦関係の2トップを組み、#11齋藤選手#26中村選手のいた左SHに入りました。


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また、パルセイロレディースは前半に比べると#10横山選手が下がってボールを受ける機会が増えています。前線でなかなかボールを持てずにいることにストレスを感じたのでしょうか。一番の得点源である#10横山選手をゴールから遠ざけるのは痛いですが、その代わりにSHの#15西川選手#11齋藤選手が中に入って、空いたサイドのスペースを#17小泉選手#18五嶋選手が上がるようになり、攻撃に厚みが生まれていました。またボランチの#6國澤選手#9中野選手の前線への飛び出しも前半にはなかったもので、千葉レディースはバリエーションが増えてきたパルセイロレディースの攻撃に的を絞り切れません。ここで迷いが生じて寄せが遅くなり、後半はパルセイロレディースがボールを持つ時間が長くなりました。


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後半15分。千葉レディースも最初の選手交代を行います。果敢に裏を狙ってパルセイロレディースに脅威を与えていた#20小澤選手に代えて同じFWの#26大澤選手を投入。前線に運動量を取り戻し、2点目を狙いに行きます。


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後半19分。#3櫻本選手がボールを受けたところに#15西川選手が寄せに行きます。たまらず#3櫻本選手#21船田選手にバックパスをしますが、これが弱くなり#10横山選手がインターセプト。無人のゴールにシュートを流し込みパルセイロレディースが一瞬の隙をついて同点に追いつきます。#10横山選手は今シーズン5点目を挙げました。


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思えばパルセイロレディースは前半は自陣にボールが入ってからしか寄せに行きませんでしたが、このゴールは敵陣で#15西川選手が寄せに行って生まれたものでした。これはプレッシャーをかけ始める位置が敵陣浅くに移ったことを意味しています。前半守って後半でギアを上げて勝負というゲームプランがあったのかどうかは定かではありませんが、パルセイロレディースは明らかに前半とは違う姿を見せています。


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そして同点に追いついたことでパルセイロレディースの攻撃は勢いを増します。千葉レディースは前半少し飛ばして入っていたため運動量が落ち始めプレッシャーが弱くなってきていました。また疲れてラインを高く保つことができにくくなり、コンパクトに保たれていた中盤との間も開いています。パルセイロレディースの選手は千葉レディースの選手間の距離が空いた間でボールを受けられるようになり、ボールを繋げるようになってきました。


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さらにパルセイロレディースは前線からのプレスで千葉レディースのボールの出所を潰し、ロングボールを蹴らせません。前半多く使われていた左サイドも#18五嶋選手#10深澤選手の対応に慣れてきたり、ボランチが2人になったことでサポートが増えたりとしっかり守って前半よりも攻め込まれることは少なくなっていきました。


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さらに後半29分。パルセイロレディースは2人目の選手交代を行います。少し前に足を押さえていた#15西川選手に代わり、この日がリーグ戦初出場となる#22古舘選手を投入。この日の#15西川選手は慣れないサイドでのプレーでしたが、時間が進むにつれて徐々に慣れていって攻撃にアクセントを加えていました。そして交代で入った#22古舘選手はそのまま右SHに入りました。これまでけがでなかなか試合に絡むことができていなかった#22古舘選手のリーグ戦初出場にゴール裏のサポーターも熱い声援を送ります。


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その後もパルセイロレディースが攻める展開は続きます。千葉レディースの選手たちは自陣に釘付けになりディフェンスラインはさらに下がっていっていたので、パルセイロレディースの選手たち、とりわけSBが前半よりも高い位置を取れるようになり攻撃に厚みを加えていました。前線でパスをつないで千葉レディースの選手を翻弄するパルセイロレディース。クロスを跳ね返すのに精一杯です。



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後半35分にはパルセイロレディースがチャンスを迎えます。千葉レディースのCKからのボールを右サイドで奪い#22古舘選手が一気に持ち上がります。そして#22古舘選手は前線にスルーパス。これにオフサイドポジションにいた#10横山選手をおとりに、CKの流れで中に入っていた#11齋藤選手が抜け出します。しかし、シュートを打つまでにやや時間がかかり、シュートは#3櫻本選手にブロックされてしまいました。


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この日の入場者数は2,003名。ホーム戦では仙台レディース戦以来4試合ぶりに2000人を突破しました。また、ボランティアは39人が参加。いつもありがとうございます。


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後半43分には#10横山選手のFKから#6國澤選手がバックヘッドで狙いますが、これは#21船田選手のファインセーブに阻まれます。その後のアディショナルタイム2分も両チーム得点をすることはできずに1-1で試合終了。後半はパルセイロレディースが盛り返し数多くのチャンスを作りましたが、あとちょっとのところで千葉レディースから初勝利を掴むことはできませんでした。


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試合後には選手たちはメインスタンド、バックスタンドに挨拶してからゴール裏へ。サポーターの温かい拍手が迎え入れます。過去の試合と比較してもこの日は内容も比較的よく、次は勝てるという手ごたえがありました。


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お疲れ様でした!!












日程・結果(なでしこリーグ)

公式記録(なでしこリーグ)

順位表
(なでしこリーグ)

試合結果・試合後コメント(長野公式)

試合日程・結果(千葉公式)

AC長野L、6位浮上 千葉に1―1(信濃毎日新聞)











この結果を受けてパルセイロレディースは6勝4分6敗の勝ち点22で順位を一つ上げて6位に浮上。そしてリーグ戦も残すところ2試合になりました。パルセイロレディースの次節の対戦相手は現在12勝3分け1敗の勝ち点39で首位を走る日テレ・ベレーザ。ベレーザは来節勝てば優勝が決定するとあって高いモチベーションで臨んでくると思われますが、強い気持ちで戦って2年前アウェイで勝った試合の再現を狙いたいところです。味の素スタジアム西競技場で10月27日14:00キックオフ。最寄り駅は京王線は飛田給になりますね。間違って味の素フィールド西が丘に行ってしまわないよう注意が必要です。


そしてその翌週はホーム最終戦。長野Uスタジアムで11月3日土曜日の13:00から新潟レディースとの対戦です。新潟レディースはここまで6勝3分7敗の勝ち点21で7位につけ、一つでも上の順位でシーズンを終えるためにはこの試合も負けられません。どうぞご来場をよろしくお願いいたします。


がんばれ!AC長野パルセイロレディース!!



おしまい






こんにちは。これです。

今日は第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた話題のレバノン映画「判決、ふたつの希望」を観てきました。社会派の映画で、知識がないためによく理解できないことも多かったのですが、それでも思うところはあったので、このブログで感想を書きたいと思います。

拙い文章ですがよろしくお願いいたします。



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~あらすじ~

レバノンの首都ベイルート。その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人男性トニーが、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こす。このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれる。

やがて両者の弁護士が激烈な論戦を繰り広げるなか、この裁判に飛びついたメディアが両陣営の衝突を大々的に報じたことから裁判は巨大な政治問題を引き起こす。かくして、水漏れをめぐる“ささいな口論”から始まった小さな事件は、レバノン全土を震撼させる騒乱へと発展していくのだった……。

(映画「判決、ふたつの希望」公式サイトより引用)





※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。











まず、この映画にはパレスチナをはじめとした中東問題や難民問題など多くの予備知識を要する映画となっています。が、あくまでそれらはあればより深いところまで理解できるというもので、別になくても鑑賞にはさほど支障がありません。実際私もレバノンやパレスチナ、内戦や難民などの予備知識はさほどない状態で観に行きましたけど、十分楽しめましたし。それはなぜかというと背景となっている歴史をちゃんと説明してくれるからなんですよね。


例えばヤーセルが激昂した「シャロンに抹殺されてればな!」という言葉。ここでいうシャロンとは元イスラエル首相アリエル・シャロンを指しています。なぜこれがヤーセルに対する侮辱の言葉となったかというと、シャロンは1982年イスラエル国防大臣に就任し、レバノン侵攻作戦を指揮しますが、その際にパレスチナ難民を虐殺していたからなんですよね。ヤーセルは1955年の生まれですから当時を知っているわけです。これでは激昂して暴力に訴えるのも無理はありません。映画ではこのシーンの前にシャロンの名前がちゃんと登場し、しかも当該シーンではシャロンの演説をテレビで流してくれるという親切設計となっていました。


この件でトニーはヤーセルを訴え、裁判を起こします。一回目の裁判は証拠不十分でヤーセルに有罪判決は下らず、流れてしまいます。トニーはこれに対して控訴し、両者とも新しく弁護士を雇って第二審に臨みます。それぞれの検察官と弁護人が激しい論戦を繰り広げ、メディアも大々的に取り上げます。それによって二人の裁判はますますヒートアップしていき、国を巻き込んでの一大事になっていきました。


ここで、なぜ二人の裁判がヒートアップしたかというと、パレスチナ人ヤーセルとキリスト教徒のレバノン人トニーの対立の構図がかつてのレバノン内戦と同一だったからなんですよね。レバノンはもともとキリスト教徒優位の制度が定められていて、イスラム教徒は不満を持っていました。そこに1970年9月ヨルダン政府軍によるパレスチナ・ゲリラの弾圧後、大量のパレスチナ人がヨルダンからレバノンに移ってきました。


1975年4月にはベイルート郊外でキリスト教徒の部隊がパレスチナ人の乗ったバスを襲撃した事件をきっかけに、キリスト教徒軍とイスラム教徒・パレスチナ連合軍との間に大規模な内戦へと発展しました。その後もシャロンの件など内戦は断続的に続き、1992年9月に内戦は一応の収集という形を見せました。が、人々のなかでは依然その内戦の火が燻っていたんですよね。それがヤーセルとトニーの裁判という燃料が投下され、再び燃え上がったというわけです。この辺りは弁護人と検察官がきっちり説明してくれたので、レバノンの内情を知らない私でも置いていかれることなく観ることができました。



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二人の裁判は国を揺るがす一大事件に発展していったわけですが、トニーはただヤーセルに謝ってほしいだけでした。トニーの部屋のバルコニーから水が漏れてそれがヤーセルたちにかかってしまう。ヤーセルは無料でトニーのバルコニーに雨どいをつけますが、これをトニーは叩き割ってしまいます。それを見たヤーセルはトニーを「クズ野郎」と罵る。これに対してトニーは謝罪を求めた。ただそれだけのシンプルな問題でした。


ヤーセルは一回はトニーに謝ろうとしますが、トニーは「シャロンに抹殺されていればな!」とヤーセルのタブーに触れる言葉を発してしまい、ヤーセルはトニーを殴ってしまいます。ここでヤーセルは堪えてトニーに謝ればよかったのですが、尊厳をズタズタに傷つけられて許すことなんてできなかったのでしょう。自らの一番根っことなる部分を切り裂かれては許せないのも当然です。しかし、ヤーセルが謝らなかったことで事態はどんどん大きくなっていきます。


程度の差はあれど、こういうことって日本でもあると思うんですよ。例えば学校でのいじめ。ここでいじめっ子がすぐに謝ればいいのですが、本人には悪いことをしているという自覚がないため謝らない。または謝っても反省の気持ちがないため、またいじめを繰り返す。そうやってグループ単位での問題だったのが、クラス会の議題になり、全校集会で校長先生が話し、教育委員会に取り上げられてどんどん事が大きくなっていく。いじめっ子が本当に反省して謝ればそれで済む話(済まないけど)なのにもかかわらずです。ヤーセルとトニーとは一緒くたにしてはいけませんが、素直に自らの非を認められないことで大事に発展していくというのは、どの集団でもよくあることだと思います。



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話を戻します。ヤーセルとトニーの裁判はだんだんと国単位でのトピックになっていきます。ここで大きく取り上げられたのがパレスチナ難民問題。難民やそれだけではなく移民の受け入れ問題というのは世界中で起こってますよね。難民や移民を受け入れるとその分の食糧が必要になり、さらには彼らも働いて生活しなければならないため、元々いた人達の雇用が奪われてしまうという問題もあります。自分たちのことだけを考えるなら難民や移民は受け入れない方がいいのです。このものすごくエゴイストな考え方は映画のなかでも繰り返し触れられます。自分たちさえよければそれでいい、他の人がどうなったって知らないという人間の醜さと残酷さが表に引きずり出され、私は長い時間、顔をしかめながら観ていました。


個人的には、これも日本各地で起こっていると思うんですよね。実際に日本も難民を受け入れてはいますが、そういう大きな話ではなくてもっと小さなレベルで。例えば会社で失業者を受け入れた、雇用したとするじゃないですか。それにより自らに割り当てられる仕事の量が減ってしまったら、残業が減って早く帰れるっていう人もいますけど、仕事を奪われた感じがして少し嫌な気分がしませんか。


それにそれまで働いていなかった、長い間仕事から離れていたっていう人とすぐ同じ目線に立って接することができるかっていうとなかなか難しいものがありますよね。それでハブってしまったりとか職場いじめに発展してしまったりとか。スケールは段違いですけど、根底にあるのは自分さえよければいいというエゴですよね。多くの人が持っている醜い部分がこの映画ではこれでもかと見せつけられるので、見てて眉間にしわが寄ることも多いと思いますが、それでも目を逸らしてはいけません。直視すべきことなのです。



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※ここからの内容は映画の核心に迫る内容ですので、未見の方は十分にご注意ください。




そして映画は進んでいきます。いくつかの重大な事実が明かされていき、そのなかには物語を根底からひっくり返すようなものもありました。それはトニーの過去です。


実はトニーはベイルート出身ではなく、近くの町ダムール出身でした。そのダムールでは40年前に集団虐殺事件が起こり、トニーは命からがら逃げのびた生き残りのうちの一人でした。いわばトニーも故郷を追われた難民の一人と言えます。トニーは心に大きな傷を負っているのです。ただ、こういった”事件”はより重大な内戦の前に闇に葬られてしまっています。


みんなが傷を負っている


検察官が判決前にこう言いました。外からの傷にばかり目が行って、内部の傷に目をやれていなかったと。これも多くの人に言えそうです。分かりやすいところで言えば、切り傷や擦り傷などの外傷はすぐに分かっても、内臓への負担やそれに伴う症状というのはなかなか分かりにくいですよね。さらに外傷は目に見えるのですぐ治療ができますが、内傷は発覚までに時間がかかり、気づいた時には手術を要するレベルになっていたり、手遅れだったということもあります。


さらには心の傷は内部のさらに内部にあり、外からは全く見えません。心の傷を顧みるのは大変にしんどいことです。外からの傷ばかりに目を向けて、内の傷を見ないようにするのは個人レベルでも同じなのです。心にトラウマという傷を抱えている人は少なくなく、レバノン人にとっての心の傷は「内戦」でした。彼らの心の傷が広げられて、痛みが伝播していく様子は目を背けたくなります。ただこれは日本でも、内戦という大きなレベルではなく、起こりうる、すでに起こっていることなんだなと感じました。




私が映画の観方として「どれだけ感情移入できるか」「どれだけ自分事として観れるか」ということがあるのですが、その点において「判決、ふたつの希望」はパーフェクトな映画でした。日本は戦後73年が経ち、戦争を経験している人も少なくなりました。大きな内戦も起こっていません。ただこの映画で描かれた裁判と周囲の反応は、日本でも、私たちの周りでも十分に起こりうることです。醜い一面も残酷な一面もありますが、それもひっくるめて一人の人間なのです。そこから目をそらさないことを「判決、ふたつの希望」は教えてくれました。今観るべき映画です。



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以上で感想は終了となります。「判決、ふたつの希望」、中東の知識を持っていなくても問題なく観れますし、知識もつくので観る価値は大いにあります。思い当たる節がある人も多いと思われますので、ぜひ観てみてください。おすすめです。


お読みいただきありがとうございました。


「判決、ふたつの希望」上映館リスト



おしまい








こんばんは。これです。今日も移籍記事です。よろしくお願いします。



AC長野パルセイロレディース



・原海七選手がINAC神戸レオンチーナから来季加入内定

INAC神戸レオンチーナ所属 原 海七選手 来季加入内定のお知らせ
(長野公式)

【INAC神戸レオンチーナ】原 海七 AC長野パルセイロ・レディース加入内定のお知らせ
(INAC公式)


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中村恵実選手に続いて2人目の来季加入内定は、INAC神戸レオネッサの下部組織・INAC神戸レオンチーナから。原海七(はら・みいな)選手の加入内定が本日発表されました。


原選手は2000年5月25日生まれの18歳。INAC神戸U-15からINAC神戸レオンチーナへと進み、今シーズンの4月にはINAC神戸レオネッサにも27番で選手登録。試合出場こそないものの、リーグカップ第2節のマイナビ・ベガルタ仙台レディース戦にはベンチ入り。8月に行われたレオンチーナの韓国遠征では2得点。また、今日まで行われたU-18日本女子代表候補トレーニングキャンプのメンバーにも選出されている有望株です。


そんな原選手は加入にあたって自らの持ち味に「スピードのあるハードワーク」を挙げ、INACサポーターからは”韋駄天”の愛称で親しまれていることから、スピードが武器の選手と推測されます。「本田監督が作り上げたチームの一員になることは私の大きな目標だった」となかなか嬉しいことを言ってくれていますね。まあ来シーズンも本田監督かはまだ分かんないんですけど。


いずれにせよその持ち前のスピードと165㎝という高さを存分に発揮して、目標にしている「自分のプレーを見てワクワクしていただき、また観に行きたいと思われる選手」を目指して頑張ってください。期待してます。





2019AC長野パルセイロレディースメンバー

IN
中村恵実(←常盤木学園高等学校
原海七(←INAC神戸レオンチーナ ←New!!





おしまい







前編はこちら



前半キックオフ!


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前半立ち上がりは両チーム主導権の握り合いが続きます。パルセイロはいつものようにFWの#30萬代選手に当ててからの攻撃を目指しますが、#3宗近選手#5中西選手に跳ね返されてしまいます。#30萬代選手が落としたボールを拾おうと衛星のように動く#28松村選手#6小澤選手にマークにつかれており、こぼれ球を拾えません。また#30萬代選手が頭でサイドに流そうとしても、SBの#9大泉選手#17河野選手がCBの斜めやや後ろにポジションを取っており、パルセイロのSHが上がってボールを触る前に、先にボールに触られてしまいます。


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ただ、そんななか前半8分。ディフェンスラインでボールを奪った#26遠藤選手#6岩沼選手に、#6岩沼選手#28松村選手にそれぞれ縦パスを出します。#28松村選手は左サイドを猛然と上がる#2松原選手にパスを出します。#2松原選手の攻め上がりは阪倉体制になってからのパルセイロの大きな攻撃パターンの一つで、このとき、#8河合選手が中に絞って#2松原選手が上がるスペースを確保しています。そして#2松原選手はサイドでボールを受けて中を見ます。中には#28松村選手#30萬代選手、遠いサイドには#25有永選手もいましたが、#2松原選手は斜め後ろの#8河合選手を選択。中に入れてほしかったんですけど、パルセイロはこの攻撃でCKを獲得します。そしてこのCKから#30萬代選手がヘディングシュートを打ちますが、これは#1浅沼選手がファインセーブ。さらにその次のCKでも#19三上選手がシュートを打ちますが、これは#17河野選手がシュートコースを塞いでいたこともあって、外れてしまいます。


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YS横浜は守備から攻撃への切り替えが早く、ボールを奪うとすぐさまSBが外に開いてパスコースを作ります。これがパルセイロの前線からの守備を上手く外すことにつながっており、ディフェンスラインで余裕を持ってボールを回します。そしてYS横浜はパスをつないでゴール前に向かうわけですが、パルセイロはYS横浜にまんまとパスを回されてしまいます。これにはいくつかの要因があると思われます。


まずポイントなのがYS横浜の両SBが大きく外に開くこと。SHが中に絞って両SBを高い位置まで上げます。このときパルセイロのSBはYS横浜のSHに釣られて中に引き寄せられており、必然的にYS横浜の両SBが大きく空いてしまいます。パルセイロはSHも絞って中を固める守備をしていたため、この外にいるYS横浜のSBに対応できません。YS横浜はサイドチェンジを多用し、このSBを上手く使ってきます。


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するとパルセイロのSBはYS横浜のSBに寄せていくため外に出なければなりません。ここで距離が大きく空いていますが、YS横浜のサイドチェンジのボールもある程度滞空時間があるので、何とか追いつくことができます。しかし、パルセイロのSBが外に引きずり出されてしまうと、今度はマークについていたYS横浜のSHが空いてしまいます。ここをパルセイロはボランチが下がってマークするわけですが、そうなると今度は相手のボランチが空いてしまいます。パルセイロはボランチがディフェンスラインに吸い込まれる形になっていたので、バイタルエリアを開けてしまい、そこを#14後藤選手などに数多く使われていました。


そうしてYS横浜が主体的にパルセイロのマークをずらしていった結果、パルセイロのポジション修正が間に合わず、前線で#10辻選手#11北脇選手にボールを触られてしまい、決定機まで持ち込まれてしまいます。#10辻選手#11北脇選手はシュートの意識がパルセイロのFWと比べて非常に強く、パルセイロはこれを脅威に感じて複数人で止めに行くため、他の選手に空きができます。パルセイロはYS横浜に試合の主導権を完全に握られてしまっていました。


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また、YS横浜は選手間の連携が非常に巧みで、一人が動いてできたスペースを他の選手がタイミングよく使う、そしてさらにできたスペースをまた別の選手が使うなど、スペースを作る動きと使う動きを何度も繰り返しています。こういった動きをパルセイロの攻撃陣よりもYS横浜は愚直に行っていました。また、一人が複数人引きつけ、それによって空いた選手を使うといった形も多く、普段からちゃんと意図をもって練習をしているんだろうなというのが伝わってきます。パルセイロはこのYS横浜の連携によって幾度となく崩されかけてしまいますが、後ろに人数をかけた守備と#16阿部選手のファインセーブなどなんとか最後のところで持ち堪えてゴールは許しません。


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そして、パルセイロがYS横浜の攻撃を止められなかった一番の要因。それがプレッシャーの弱さ、遅さ、精度の低さです。パルセイロはYS横浜の選手に猛然と行くことはせず、ある程度の間合いを持って守ります。これはプレスをかける勢いを利用されて抜かれないようにするためだとは思いますが、それにしても距離が空き過ぎています。距離が空いていることでYS横浜のパスコースを全然消せず、自由を与えてしまって精度の高いパスを出されてしまって、後手後手を踏んでしまっています。局面局面でガツンと体をぶつけて奪えれば前線へ、シュートへ持っていかれることもないのです。もう一歩間合いを詰める厳しいディフェンスができなければ、この先もパルセイロの苦戦は続いてしまうでしょう。早急に改善しなければいけないポイントです。


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さらにYS横浜の#10辻選手#11北脇選手は果敢にパルセイロのディフェンスラインの裏を狙っていき、実際に何度かチャンスに繋げます。YS横浜はショートパスを繋ぐだけでなく、時おりロングボールも入れることで攻撃に緩急をつけていました。そしてこのYS横浜の両FWの裏を狙う動きによりパルセイロのディフェンスラインは押し下げられ、中盤もそれにつられて下がっていきます。ここで中盤とFWとの間が大きく空いてしまい、そこを#14後藤選手に入られ、精度の高い縦パスを何本も出されてしまいます。パルセイロのボランチのプレッシャーは弱く、FWも必死に戻って守備をするわけでもないので、パルセイロは#14後藤選手を全く捕まえ切れません。


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この中盤でのプレスが緩いとみるやCBの#3宗近選手も上がってボールをさばく場面が見られ、YS横浜はより前線に人数をかけられるようになり、パルセイロはますます不利にさらされてしまいます。加えて#14後藤選手#10辻選手#11北脇選手をはじめとしてYS横浜の選手はパルセイロの選手と選手の間にうまくポジションを取り、パルセイロの守備陣に迷いを生ませて、プレッシャーを遅らせています。パルセイロはYS横浜にボールを持たれ、攻撃を受ける時間が続いてしまっています。


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ただ、パルセイロも少しずつ反撃を開始します。前半33分、#19三上選手が敵陣右サイドでボールを奪うとすかさず#25有永選手に縦パス。#25有永選手は相手が来る前にクロスを上げますが、このとき#30萬代選手#28松村選手にYS横浜の守備陣は引きつけられており、逆サイドの#8河合選手が空きました。#8河合選手はフリーの状態で合わせますが、シュートはゴール左に外れてしまいます。パルセイロにとっては前半最大のチャンスで、また決めなければいけないシーンでした。


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パルセイロは前線へのロングボールが通じないとみるや素早いカウンターでゴールに近づくことを試みます。ボールを奪ったらすぐ前へ。狙うはYS横浜のSBが上がった裏のスペース。攻撃のスピードは序盤戦と比べると上がっていましたが、しかし、最後の30mに達したところで味方の上がりを待ってか急激にブレーキを踏んでしまい、YS横浜の帰陣を許してしまっています。またYS横浜の寄せも速いため、パルセイロは中でシュートまでいくことができません。さらにゴール前でのボールタッチやパスも一つ二つ多く、YS横浜にしっかり守られてしまっています。もっとスピードを落とさないままでシュートにまで持っていくことが求められますね。まあそのシュート精度もこの日は低かったんですけど。全然シュートが枠に行かなかった。


その後は両チームセットプレーからゴールに迫りますが、ゴールを奪えず前半は0-0で終了。立ち上がりはYS横浜のパスをつなぐサッカーに翻弄されきっていましたが、時間が進むにつれパルセイロも対応していきカウンターからゴールを狙う回数も増えてきた前半でした。



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ハーフタイムには長野信用金庫の方々による選手サイン入りカラーボールの投げ入れが行われたり、トップチームとレディースチームのサイン入りボール抽選会の発表があったり、まったり緩やかな時間が流れました。


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半立ち上がりはパルセイロが主導権を握ります。前半は中央にロングボールを入れることが多かったのに対し、後半はサイドにロングボールを入れるようになります。#30萬代選手がサイドに流れることで#9大泉選手#17河野選手とのマッチアップに勝てるようになりボールを保持できるようになります。しかし、#30萬代選手とともに#28松村選手もサイドに流れているため、中の人数は足りないという問題点はありましたが、それでも敵陣深くまで侵入することでCKやロングスローを何度も得ることができていました。いずれも決まりませんでしたが。


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後半13分。YS横浜が選手交代を行います。左SHの#8吉田選手に代えて#15奥田選手を投入。#10辻選手の下で自由に動く#15奥田選手を入れて主導権を取り返したいという考えですかね。#8吉田選手のいた右SHには#11北脇選手が入りました。


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後半14分にはパルセイロも選手交代。#28松村選手に代えて#14東選手を投入します。#28松村選手はこの日は#30萬代選手が競った後のこぼれ球を拾うのが主な仕事でしたが、#30萬代選手がそこまで競り勝てなかったため、なかなかボールを持つことができていませんでした。また、せっかくボールを持ててもYS横浜の寄せが早くドリブル突破もあまりできなかった印象です。交代で入った#14東選手は2トップの一角に入りました。


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パルセイロの守備は前半とはいくつかの変化が見られます。まず大きいのはYS横浜の開いたSBに最初に行く選手をSHとしっかり決めたこと。これにより迷いが消えマークがしっかりとできるようになりました。さらに、前線からディフェンスラインまでの距離を縮め、陣形をコンパクトに保ちます。これによって選手同士の距離が短くなり、YS横浜の選手がパルセイロの選手と選手の間に位置していても前半よりも早くプレッシャーをかけることができるようになりました。また、前線からのプレスもちゃんと縦のパスコースを切りながら行くことで、YS横浜の縦パスを遅らせ、4-4の守備ブロックを作る時間を稼いでいます。これらによりYS横浜は前半よりも攻めあぐねるようになっていました。


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前半からサイドに大きく振られてパルセイロの運動量は少しずつ低下して行っています。#10辻選手や入ったばかりの#15奥田選手の細かい動き出しにだんだんついていけなくなり、2人をフリーにする場面も増えてきます。YS横浜は前半から変わらない運動量でSBの攻撃参加を繰り返し、その上がったスペースも#14後藤選手#6小澤選手のどちらかが埋めているため、パルセイロがボールを奪って前線に繋いでもすぐにCBとボランチの2人でプレスに行き、パルセイロの攻撃を防ごうとしてきます。


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これに対しパルセイロは交代出場した#14東選手を効果的に使います。#14東選手#28松村選手よりも下がり目のポジションを取っており、それによりプレッシャーの少ない状態でボールを受けることに成功します。ここからCBとSBの間を狙ってスルーパスを入れたり、ボランチに落としてもう一度組み立て直したりして、#14東選手が攻撃のリズムを作っています。ただ、パルセイロもペナルティエリア前まではいきますが、そこからの積極性が足りず、時間をかけてしまってYS横浜に跳ね返されるというシーンが続きます。そして両チーム一進一退のまま迎えた後半28分でした。


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自陣左サイドからスローインを受けた#14後藤選手。パルセイロの選手が寄せてくる前にダイレクトで前線へとロングボールを送ります。これに反応したのが#10辻選手#26遠藤選手とうまく入れ替わり抜け出そうとしますが、抜け出せたと思った瞬間に、#26遠藤選手#10辻選手の肩を手で押さえつけてしまい、転倒させてしまいます。このファウルを受けて上原主審は#26遠藤選手にレッドカードを提示。#26遠藤選手は一発退場となり、パルセイロは残り時間10人で戦うこととなってしまいます。


攻撃の一番の優先順位は相手の裏のスペースを狙うこと。このファウルは#10辻選手が常にパルセイロディフェンスの裏を狙っていたからこそ引き起こされたもので、#10辻選手の幾度となく繰り返されていた動き出しが実を結んだシーンですね。さらには#26遠藤選手と入れ替わる左手の使い方も上手かったですし、#10辻選手のFWとしての技術が大いに発揮されたシーンでもありました。


そして#26遠藤選手のプレー。#10辻選手に手をかけて倒してしまったこのプレーは競技規則のフリーキックとなる反則のうちの「相手競技者を押さえる」に相当しています。さらに#26遠藤選手の後ろには#16阿部選手しかおらず、#10辻選手#26遠藤選手を振り切っていれば、その後シュート、ゴールに至る確率が高かったと考えられ、退場となる反則のうちの「競技者がフリーキックで罰せられる反則を犯し、全体的にその反則を犯した競技者のゴールに向かって動いている相手競技者の得点、または、決定的な得点の機会を阻止する」にばっちり当てはまっており、レッドカードはやむを得ないですね。個の力で#10辻選手に完全に上回れてしまったがゆえの退場でした。



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このファウルによりYS横浜はゴール前での直接FKを得るわけですが、蹴る前にパルセイロが選手交代。#25有永選手に代えて#3大島選手を投入して、CBをすばやく補充します。そして#14後藤選手のFKは壁に当たり、パルセイロは退場即失点を防ぐことができました。


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パルセイロは#3大島選手をCB、#14東選手を右SHに入れた4-4-1のようなフォーメーションになります。4-4の守備ブロックはそのままでしたが、FWが#30萬代選手しかいなくなってしまったため、YS横浜のCBや降りてきたボランチにプレスを満足にかけることができません。フリーの状態から決定的な縦パスを許してしまい、パルセイロの守備はますます苦しくなっていきます。また#30萬代選手と中盤との距離も空き、これを縮めて8対9の数的優位を作るために#30萬代選手が降りてくるので、YS横浜のボランチはより高い位置を取ることができるようになります。高い位置からより距離の短くなった精度の高いパスを出されてしまい苦戦を強いられます。また、#30萬代選手が下がったことでカウンターの開始位置が下がってしまい、パルセイロはゴールから遠ざかってしまいます。


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しかし、パルセイロもやられてばかりではありません。中央に相手を引き込みボールを奪うと手数をかけずにすぐ、左サイドにボールを送ります。そうして効率よくCKやロングスローを獲得し、数的不利の関係のないセットプレーからYS横浜のゴールを脅かしますが、#3大島選手のシュートは#1浅沼選手にキャッチされ、#2松原選手#6岩沼選手のシュートは枠をとらえきれません。


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この日の入場者数は2,679人。前節の鹿児島線が2,683人だったのでほとんど変わっていないですね。2節連続での3000人切りはかなりまずいです。たぶん次の琉球戦も3000人に行かないとは思いますが、なんとかしなければなりません。


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後半40分。YS横浜が二人目の選手交代を行います。足をつる寸前まで走り、疲れの見える#6小澤選手に代えて#4土舘選手を投入。パスの出し手を入れ替えてゴールを狙います。


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#14後藤選手のシュートがバーに当たってパルセイロにとっては助かった直後の後半44分。両チームともに最後の選手交代を行います。


パルセイロは#8河合選手に代えて#7佐藤選手を投入。#8河合選手はこの日は#2松原選手の上がるスペースを作ったり、ボールに寄っていって相手を引きつけ、他の選手をフリーにするなど、ボールを触っているときよりもむしろボールを触っていないときに良く動いていた印象です。交代で入った#7佐藤選手はそのまま#8河合選手のいた左SHに入りました。


YS横浜はCBの#5中西選手に代えてMF登録の#13仲村選手を投入。SHを本職とする#13仲村選手を入れ前線の枚数を増やすことで最後までゴールを狙ってきます。#13仲村選手は右SHに入り、再び#11北脇選手が中央に戻る形となりました。


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後半アディショナルタイム4分に突入したその時でした。#15奥田選手がカウンターで長い距離をドリブルでボールを運び、後ろの#9大泉選手にボールを預けます。#9大泉選手#23三沢選手に繋ぎ、#23三沢選手は逆サイドの#17河野選手にパスを通します。ここでこのサイドチェンジを阻害できる選手がいなかったのはまずかった。パルセイロの中盤はディフェンスラインと密接する形でペナルティエリアまで下がっていましたし、もし11人のままだったら、この中盤の前にもう一人選手がいたかもしれないということを考えると、数的不利が大きく出たシーンとも言えそうです。


#17河野選手はそのままドリブルで少し前に運んだあと、中にグラウンダーのクロス。ここもボールを持っている選手との距離が空いてしまっていたシーンでした。そしてこれに合わせたのは中央にポジションを移していた#11北脇選手。ディフェンスラインの前、#6岩沼選手#17明神選手の間に上手くポジションを取っており、#17河野選手の早いクロスに#11北脇選手が反応したときは万事休す。#17明神選手のプレスや#5寺岡選手のシュートブロックも間に合わず、シュートを許しゴールネットを揺らされてしまいます。#11北脇選手の選手と選手の間に入るポジショニングが光ったゴールで、終了間際YS横浜が先制しました。


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この失点を受けて、ホームで負けられないパルセイロは#3大島選手を前線に上げるパワープレーに出ます。後半アディショナルタイム2分には左サイドでの連携から抜け出した#2松原選手のクロスに#30萬代選手がダイビングヘッドで合わせますが、これもゴール右に外れてしまいます。最後の#2松原選手のロングスローも得点に結びつけることができずタイムアップ。0-1でパルセイロは敗れYS横浜にJ3参入後初勝利を献上してしまいました。


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この後YS横浜の選手たちは自分たちのゴール裏に行くよりも前に、整列して長野ゴール裏に挨拶をしてくれました。この謙虚さは見習わなければいけませんね。


この試合の勝敗を分けたのは両チームがどれだけ確固たるスタイルを持っていたかで、パスサッカー、ポゼッションサッカーというスタイルを貫いたYS横浜の勝利と言えるでしょう。さらには守備でも1対1はYS横浜の選手の方が勝っており、パルセイロは寄せも甘く、YS横浜に自由な攻撃を許して試合の多くの時間で劣勢を強いられました。さらに攻撃でもYS横浜の選手はシュート意識が高く、ゴールが空いたらすぐシュートを打ってきたのに対し、パルセイロの選手はパスやトラップが一つ余計に多く、きれいに崩してから、自らの形に持って行ってからではないとシュートを打てない印象でした。シュート数は9対10でそれほど変わりませんが、その半分ほどは10人になってから放ったもので、もっと11人のとき、つまりは平常時にシュートの意識を高めることが重要です。サッカーはゴール数の多さを競う競技でシュートを打たないとゴールは入らないので、そこは本当に練習からお願いします。


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お疲れ様でした!!













<ハイライト動画>






監督コメント(Jリーグ公式)

選手コメント(Jリーグ公式)

【10/14 YS横浜戦】監督・選手コメントをアップしました
(長野公式)

2018明治安田生命J3リーグ第27節 vs Y.S.C.C.横浜|フォトギャラリー|ファンゾーン(長野公式)

AC長野 横浜に0―1で競り負け(信濃毎日新聞)

















今節を消化しJ3も残すところ7試合。パルセイロは7勝9分9敗の勝ち点30で11位に後退してしまいました。そして、次節の対戦相手は9勝2分14敗の勝ち点29で14位に位置するカターレ富山です。富山もパルセイロと同じくJ2昇格を目標としていましたが、ほとんど不可能なところまで追い込まれてしまっています。しかし、残り試合一つでも多く勝ちたいのはどちらも同じ。前半戦はホームで5-0と大勝しましたが、次節はアウェイということもあり前回のような展開にはならないでしょう。どんな形でもいいので価値をもぎ取って3試合勝ちなしを止めてほしいところです。10月21日14時から富山県総合運動公園上競技場でキックオフです。都合の合う方は富山での応援をよろしくお願いします。



頑張れ!AC長野パルセイロ!!



おしまい







前節鹿児島ユナイテッドFCと1-1で引き分けたAC長野パルセイロ。第26節終了時点で7勝9分8敗の勝ち点30で10位につけます。そして今節の対戦相手は6勝9分9敗の勝ち点27で13位につけるY.S.C.C.横浜です。パルセイロはJ3参入以後YS横浜には負けておらず、前半戦の対戦も1-0で勝っています。ここ最近パルセイロは2試合勝ちなしで足踏みが続いているため、相性のいいYS横浜に勝って勢いを取り戻したいところでしたが…


では、観戦記スタートです。


後編はこちら













この日はいつもより遅いキックオフ1時間半前の11時30分ごろにスタジアムに到着。いつも利用している南長野運動公園の第1駐車場は満車で、長野通運様の臨時駐車場に車を停めていたので遅くなったのでした。


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スタジアムにはこの日も暑い日差しが注ぎます。まだまだ半袖でも全然平気。


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11時35分、スタジアムに入場です。芝はそこそこといった様子でしょうか。

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この日のマッチデ―プログラム。

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インタビューは#26遠藤選手です。試合には出続けているもの全然満足はしていないとのこと。それもそうか。#26遠藤選手が先発してからの3試合で0に抑えた試合というのはまだないですもんね。今日はさらなる奮起を期待したいところだったんですけど…。


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スタジアム内をいったん離れて外のコンコースに向かいます。GATE2、いつもは選手プロデュース弁当を取り扱っている場所で今日販売されていたのはこちら。


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北海道胆振東部地震復興支援チャリティーTシャツです。


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北海道出身の#26遠藤選手や、北海道コンサドーレ札幌に所属経験のある#6岩沼選手#19三上選手。さらにはレディースチームで北海道出身の#9中野選手#15西川選手#19藤村選手の6人が発起人となって発売されたこのTシャツ。収益金は全額北海道コンサドーレ札幌解説の義援金口座を通じて被災地に贈られるとのことです。


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実物がこちら。オレンジだけでなくネイビーもありますが、ネイビーの方は10月21日のレディース、千葉L戦で販売予定とのことです。私はお金をこの日はあまり持って行ってなかったので買いませんでした。ごめんなさい。




ゲートを出てすぐのところには選手ゲーフラがこの日も無料で貸し出されています。


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案内状では本日のラインナップが。

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書き忘れましたが、この日は長野信用金庫presentsと称して、長野信用金庫様から寄付金が贈呈されたり、選手のサイン入りボールがスタンドに投げ入れられたり、抽選でサインボールが当たるなどのイベントがありました。


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私がスタジアムに着いた時には#17明神選手のプロデュース弁当はとっくに完売していました。人気だったようなのでしょうがない。それとこの日のイベントの参加選手は全員イニシャルがUで始まる選手ばかりですね。偶然にも。


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スタジアム外コンコースの様子。奥のテントではガチャガチャが催され、人が集まっています。


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グッズ売り場。


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きかんしゃトーマスやサンリオとのコラボグッズもまだまだ取り扱っています。タオルマフラーも種類が豊富。




☆今日のスタグルタイム☆


この日のチョイスは去年からスタジアムに出店している「煙の下」さんの…

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唐揚げ(600円)です。肉厚で食べ応えのある唐揚げが5個も入ったこの一品。お好みでマヨネーズとチリソースを食べて頂くのですが、これがまた美味しい。IQの低いデブまっしぐらなジャンク感がたまらないです。




唐揚げを食べながらまったりとしていると、なにやら楽しそうな演奏が聴こえてきました。この日の事前番組パルナンデスのゲストはスティールパン奏者のたかがわいずみさん。以前もレディースの試合で演奏してくれた時以来3回目の登場となります。



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スティールパンとはドラム缶から作られた音階のある打楽器のこと。明るく鮮やかな音色がUスタコンコースに響き渡ります。


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一つ気になるんですけど、表面が銀色で日光を吸収して表面の温度も高くなっていると思うんですけど、叩いていて熱くないんですかね。でもレディースの試合のときはテントに入って演奏していたのでやっぱり熱いのかもしれない。




唐揚げを食べ終わったところで再びスタジアムの中へ。ピッチ上ではこの日も事前番組「パルセイロTV」が放送中です。


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この日もスタジアムDJのポリさんと営業担当の大橋さん、そしてアシスタントの富岡美希さんの3人がこの日も軽快なトークが展開されました。この日も先週に続いて(らしい)スタジアムグルメの食レポがありました。


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ポリさんが頂いたのはバックスタンドはチャイハネさんのドネルケバブ。ジューシーなお肉と柔らかな生地がマッチしているそうです。


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富岡さんが頂いたのはバックスタンドはスイーツオンスイーツさんのクレープ。その時々の旬の果物、今ならりんごを使っているそうで甘くておいしいとのことです。私もたまに食べますけど、ここのクレープはおいしいですよ。


食レポの後は南長野のチャントでスタジアムを煽ってこの日のパルセイロTVは幕を閉じました。


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食レポを見ていたら何か口にしたくなったのでもう一品。

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JAグリーン長野さんの…


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カットりんご(200円)。この日は秋映とシナノスイートが提供されていました。酸味と甘みが絶妙なバランスで流石に旬なだけはあります。




ここで忙しなくもう一度スタジアムの外へ。今日はゲート2付近で選手サイン会が開催されていました。

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この日の参加選手は#4内野選手#18内田選手


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並んでいたのは30人ほどでしたでしょうか。二人はその全員に笑顔で対応をしていました。




パルナンデスはまだまだ続いており、選手トークショーへ。この日の参加選手は#10宇野沢選手です。

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#10宇野沢選手が釣りが好きで55㎝くらいのブラックバスを釣り上げたこともあるそう。釣った時には得点を決めたときのような笑みを浮かべるそうです。そしてパルセイロに来てからの試合で#10宇野沢選手が印象に残っているのは、2010年地域決勝、JFL昇格を決めたYS横浜戦、2014J3第23節、東和田の長野市立運動公園陸上競技場で行われた町田戦(現奈良クラブ所属の山田晃平選手からのクロスに合わせてゴールを決めた試合)。そして語るまでもない2014年J2/J3入れ替え戦の讃岐戦とのことです。





12時10分。スタジアム内に戻り選手のピッチ内アップを眺めます。GKがすでにアップを開始していました。


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続いてフィールドプレイヤーの選手も登場です。

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選手がアップから引き上げてピッチ上では毎試合恒例のリスペクト宣言が行われます。この日の参加者は田邊はやてくん。

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横浜の中華街の中華まんと長野のおやきを結び付けてアピールしていました。そして宣言後にはゴール裏から田邊コールが。お疲れ様でした。




続いて、この日の冠スポンサー長野信用金庫様から寄付金の贈呈です。


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「AC長野パルセイロ応援定期積金」の総契約額の0.01%に当たる30万円が寄付金として贈呈されます。


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長野信用金庫様、毎年毎年パルセイロの応援定期積金を募集いただきありがとうございます。また来年からもよろしくお願いします。




ここで両チームのスタメンです。


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パルセイロは前節からスタメンを1人変更。#28松村選手が2トップの1画としてリーグ戦6試合ぶりのスタメン出場を果たしました。フォーメーションは変わらず4-4-2です。


対するY.S.C.C.横浜。

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こちらは前節からスタメンを2人変更。#9大泉選手が左SBで2試合ぶりの出場。#10辻選手はFWで今シーズン初スタメンです。フォーメーションはこちらも4-4-2。




ピッチに水が撒かれていよいよ選手の入場が近づいてきます。

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パルセイロゴール裏。試合を重ねるごとにどんどん人が減っているのはなんとかしないといけませんね。


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YS横浜サポーター。20人ほどにもかかわらず声と太鼓がよく響いていました。


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選手が入場してくるとサポーターのテンションはさらに上がります。


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円陣を組んで...


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前半キックオフ!


続く




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