Subhuman

ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

2019年01月



こんにちは。これです。今日でもう1月も終わりですね。個人的には寒さは苦手なのでこの調子で2月も3月も早く過ぎ去ってくれないかなと思います。


さて、今回のブログはJリーグ順位予想その7です。今回からJ2に突入。1~3位を予想します。だいぶ思い切った予想になっていると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。






~Jリーグ順位予想⑦~















1位:FC町田ゼルビア

2018シーズン成績:4位 21勝13分8敗 勝ち点76 62得点44失点

監督:相馬直樹


主なIN

富樫敬真(←横浜FM
端山豪(←新潟
増田卓也(←広島

主なOUT

平戸太貴(→鹿島
鈴木孝司(→琉球
高原寿康(→現役引退


予想フォーメーション

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(★は新加入選手)


2017シーズンは16位。昨シーズンも決していい評価を受けていなかった(私は最下位に予想してました。ごめんなさい)町田でしたが、結果はご存知の通り。得失点差でJ2昇格圏内を逃したものの、4位と誰も想像しえなかった躍進を果たしました。相馬監督のコンパクトなサッカーが結果を残し、サイバーエージェントが経営権を取得するなど、今一番勢いのあるチームと言えるでしょう。基準が緩和されてJ1ライセンスが取得可能になった今シーズン。補強もばっちり行い準備も万端。対策されて順位を落とすだろうという声もありますが、それでも私は期待も込めて1位に推したいと思います。


KEY PLAYER

深津康太

昨シーズン38試合に出場した町田の守備の要・深津選手。抜群のラインコントロールでディフェンスラインを高く保ち、対人の強さで対面したFWを封殺するなどJ2でも屈指のCBです。JFL時代からチームに在籍しており、今年は町田で9年目に突入。チーム最古参であり、J1に懸ける思いも人一倍でしょう。平尾壮選手や山田将之選手やライバルも増えましたが、今年もチームを後ろから支える働きに期待です。


KEY NEWCOMER
増田卓也

増田選手の強みと言えばなんといってもJ1昇格経験があること。2017シーズンの長崎では全試合に出場し、42試合で41失点に抑えMVPともいえる活躍を見せました。しかし、昨シーズンは徳重健太選手にポジションを奪われ出場は6試合のみ。今オフ出場機会を求め町田への移籍を決断しました。町田のGKは絶対的守護神だった高原寿康選手からポジションを奪い取った福井光輝選手が控えていますが、鋭い反応を生かしたシュートストップや足元の高い技術を生かすことができれば増田選手も負けていないはず。新天地で自身2度目のJ1昇格を果たすことはできるでしょうか。
















2位:柏レイソル

2018シーズン成績(J1):17位 12勝3分19敗 勝ち点39 47得点54失点

監督:ネルシーニョ


主なIN


菊地大介(←浦和
村田和哉(←清水
高橋峻希(←神戸

主なOUT

中山雄太(→PECズヴォレ(オランダ)
鈴木大輔(→浦和
中川寛斗(→湘南


予想フォーメーション


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(★は新加入選手)


昨シーズンJ1でよもやの17位に終わり、9年ぶりにJ2で戦うことになった柏。しかし、中山雄太選手やキム・ボギョン選手以外の多くの主力の慰留に成功しており、上の予想フォーメーションを見てもJ2で戦う戦力ではありません。さらに監督には2010シーズンにJ2優勝、そしてその翌年に即J1優勝に導いたネルシーニョ監督も復帰しまさに穴のない布陣で、今シーズンのJ2優勝の大本命と言えるのではないでしょうか。ルヴァンカップを並行して戦わなければならないのはきついですが、それでも1年でのJ1復帰を果たすと予想します。


KEY PLAYER
小池龍太

JFL→J3→J2→J1と成りあがり、今やJリーグ屈指の右SBという評価を受けている小池選手。昨シーズンも32試合に出場し、Football LabのパスCBPは44.56でチーム1位。クロスCBPも16.54でチーム2位と大車輪の活躍を見せました。無尽蔵のスタミナと粘り強い守備、鋭いクロスでチームに貢献。ブンデスリーガのブレーメンら複数クラブからリストアップされましたが、それを蹴って柏に残留。神戸から高橋峻希選手が加入しポジション争いは激しいですが、小池選手がJ2でも抜きんでた存在なのは変わりありません。アシストを量産して柏をJ1に戻す働きが期待されます。


KEY NEWCOMER
田上大地

昨シーズンは長崎でプレーした田上選手。自身初のJ1挑戦でしたが、CBでがっちりポジションを確保し27試合に出場。Football Labの守備CBPではチーム1位の214.87を記録するなど、守備の中心選手として奮闘しました。さらに攻撃面でも強さを見せ、開幕戦と最終戦でゴールを決めるなど得点力も備えています。今シーズンの柏は中山雄太選手が抜けてCBのポジションが空きました。そこをパク・ジョンス選手、鎌田次郎選手、染谷悠太選手らが争いますが、田上選手も負けていられないはず。自身2度目のJ1昇格はなるか注目です。














3位:アビスパ福岡


2018シーズン成績:7位 19勝13分10敗 勝ち点70 58得点42失点

監督:ファビオ・ペッキア



主なIN

田邊草民(←FC東京
セランテス(←CDレガネス(スペイン)
石原広教(←湘南
 
主なOUT

ドゥドゥ(→甲府
駒野友一(→FC今治
ユ・インス(→FC東京


予想フォーメーション


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(★は新加入選手)


前年7位に終わった福岡を今回3位に推したのはなんといってもファビオ・ペッキア監督の存在。ナポリやレアルマドリードで助監督を務めるなど欧州最先端の経験が豊富で、2016シーズンにはセリエA昇格も経験しているなど3年ぶりのJ1昇格を目指す福岡にとってはまさにうってつけ。詳しくはこちらのページに譲りますが、期待感は抜群ですね。選手が監督の高い要求についていければ、J2でも無類の強さを発揮すると思われます。今年は福岡にとって逆襲のシーズンとなるのではないでしょうか。


KEY PLAYER
石津大介

昨シーズンは39試合に出場して8ゴール5アシストを記録した石津選手。独自のリズムを持つドリブルで相手陣内に切り込んでいき、多くのチャンスを生み出しました。今年はより攻撃的なペッキア監督が就任したということで石津選手もより躍動するでしょう。4-3-3ではウィングでの起用になるのかな。今シーズンは2013シーズン以来の二桁得点を目指してほしいです。


KEY NEWCOMER
田邊草民

今シーズンFC東京から移籍したきた田邊選手。ここ2シーズンはあまり試合出場はありませんが、高い技術力はチームでも屈指の存在でした。高校時代はドリブラーとして鳴らしましたが、プロ入り後はチームプレーが増え、近年はボランチとしてもプレーしていますね。福岡の4-3-3フォーメーションではインサイドハーフで起用されることになりそうです。福岡の新戦術のキーマンとして輝きを取り戻してほしいですね。

















以上でJリーグ順位予想その7は終了です。いかがでしたでしょうか。去年4位に入りながらライセンスの関係でJ1参入プレーオフに出場できなかった町田には頑張ってほしいですね。私が応援しているパルセイロもかつて同じような思いをしているのでなおさらです。


そして、次回はJ2の4~6位を予想したいと思います。オレンジ色のあのクラブもあるぞ!というわけで次回もよろしくお願いいたします。


お読みいただきありがとうございました。


おしまい





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こんにちは。これです。日本代表、イラクに勝ちましたね。アジア最強と謳われていたイランにまさかの3-0で勝利。事実上の決勝戦を制したのはよかったですが、これで燃え尽きないかが心配です。決勝も勝って8年ぶりのアジアチャンピォンを掴んでほしいですね。


さて、今回のブログもJリーグ順位予想になります。今回はJ1の16~18位を予想したいと思います。果たしてどのクラブが降格圏予想されたのでしょうか。


では、始めます。よろしくお願いいたします。






~2019Jリーグ順位予想⑥~












16位:大分トリニータ

2018シーズン成績(J2):2位 23勝7勝12敗 勝ち点76 76得点51失点


監督:片野坂知宏


主なIN

小塚和季(←甲府
オナイウ阿道(←山口
高山薫(←湘南

主なOUT

竹内彬(→讃岐
川西翔太(→岐阜
林容平(→秋田


予想フォーメーション

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(★は新加入選手)


昨シーズン、リーグトップの76得点という圧倒的な攻撃力でJ2を席巻した大分。2桁ゴールが4人とどこからでも点を取れるのは強みです。オナイウ阿道選手や小林正豪選手などJ2で活躍した選手を多く加え、6年ぶりのJ1に挑みますが、レベルの高いJ1の守備陣に通用するかは不透明。同時昇格の山雅と違って片野坂監督はJ1での指揮経験がないのも少し不安。でもぶっちぎりの最下位ということは恐らくないんじゃないでしょうか。16位でプレーオフに進むと予想します。


KEY PLAYER

馬場賢治

昨シーズン後藤優介選手、小手川宏基選手、三平和司選手らがひしめき激戦区だった大分のシャドー。その中で31試合に出場し、12ゴールを挙げたのが馬場選手です。年々円熟味を増す駆け引きの上手さでゴール前に現れ得点を量産。誰と組んでも一定の働きができる安定感でチームを牽引しました。J2のイメージが強い馬場選手ですが、J1でも53試合に出場。今年で34歳ということもありJ1経験の少ない選手たちを引っ張っていく役割が期待されます。


KEY NEWCOMER
庄司朋乃也

セレッソU-18育ちの庄司選手は2017シーズン途中に金沢に移籍。すぐさまスタメンに定着し、昨シーズンも出場停止の1試合を除き全試合に出場。活躍が認められて大分へ個人昇格となりました。昨シーズンの大分は51失点とJ2でも決して少なくない失点数だっただけに庄司選手にかかる期待は大きいです。刀根亮輔選手や岩田智輝選手、新加入の三竿雄斗選手らとの競争になりますがカバーリングやフィードなど長所を生かして頑張ってほしいところです。














17位:湘南ベルマーレ

2018シーズン成績:13位 10勝11分13敗 勝ち点41 38得点43失点

監督:曺貴裁


主なIN

フレイレ(←清水
武富孝介(←浦和
古林将太(←仙台

主なOUT

石川俊暉(→大宮
高山薫(→大分
アンドレ・バイア(→未定


予想フォーメーション


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(★は新加入選手)


J2を優勝してJ1に乗り込んだ昨シーズンの湘南は見事第一目標であるJ1残留を果たしました。今オフは主力の流出は石川選手のみに留め、多くの主力を残しています。が、それでも上位に推せるかというとちょっとパンチが弱い。その根拠はリーグワースト3位の38得点に終わった攻撃。それと前回のJ1挑戦でも2年目に降格しているという事実。貴裁監督なのでマンネリ化の心配はあまりいらないでしょうが、今年も残留争いになるんじゃないかと思います。


KEY PLAYER
杉岡大暉

昨シーズンのルヴァンカップ決勝でのゴールが記憶に新しい杉岡選手。リーグ戦でもCBに左WBにと30試合に出場し1ゴール1アシスト。U-21日本代表でも主力として出場し、多くの経験を積みました。後方からドンドンと駆け上がり攻撃に厚みを加え、競り合いの強さを生かして本職の守備でも出色の働きを見せている杉岡選手は今シーズンもレギュラー争いの一番手でしょう。まだ20歳と若いですし、ゆくゆくは日本代表にも絡んできてほしい選手です。


KEY NEWCOMER
武富孝介

2013-14シーズンに湘南に在籍した武富選手は今オフ5年ぶりの復帰。昨シーズンの浦和では出場機会に恵まれませんでしたが、その攻撃センスは健在。パス、ドリブル、シュートで攻撃に違いを生み出せる希有な選手です。5シーズンぶりの再開である曹貴裁監督の元再起を図る今シーズンはシャドーで起用されることでしょう。湘南のシャドーは梅崎司選手や菊地俊介選手、松田天馬選手と競争は激しいですがサポーターはかつてのような活躍を望んでいるはず。この選手の爆発が湘南躍進の鍵を握ります。















18位:ジュビロ磐田

2018シーズン成績:16位 10勝11分13敗 勝ち点41 35得点48失点

監督:名波浩


主なIN

森谷賢太郎(←川崎F
中山仁斗(←山形
ロドリゲス(←FCシェリフ・ティラスポリ(モルドバ)

主なOUT

松浦拓弥(→横浜FC
牲川歩見(→沼津
伊藤洋輝(→名古屋


予想フォーメーション

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今年最下位に予想したのは磐田。J1に昇格した2チームを上に予想したことで、昨シーズン16位の磐田が自然と最下位になりました。だって勝ち点41稼いだとはいえ16位でJ1参入プレーオフ行きになってるんですよ。残留こそしたものの当初の目標から考えれば失敗と言えるシーズンだったはずなのに、なぜか名波監督は続投。補強も4人のみ。たくさん補強をすればいいわけではありませんが、昨シーズン16位のチームがする補強かと言われたら...。けが人の復帰を見込んでいるそうですがブランクもあるでしょうし、今シーズンはより厳しい一年になると思われます。


KEY PLAYER
川又堅碁

昨シーズン31試合に出場して11ゴール2アシストと気を吐いた磐田のエースストライカー・川又選手。エリア内で力を発揮して二桁得点を達成し、前線からの守備でもチームを助けました。ただチームは16位に沈んでしまったので川又選手にはさらなる結果が求められますね。小川航基選手、中野誠也選手ら下からの突き上げも激しく、中山仁斗選手やロドリゲスや新たなライバルも加わりましたが、エースの矜持を見せつけての得点量産に期待です。


KEY NEWCOMER
森谷賢太郎

昨シーズンは3試合のみの出場で川崎を契約満了になってしまった森谷選手。しかし、J1113試合の出場経験を持ち、今シーズンの磐田の数少ない補強の中で目玉と言える選手です。巧みなボールコントロールと強烈なドライブシュートを持つこのMFは新天地の磐田でもボランチ起用が有力視されています。昨シーズンの磐田のボランチはムサエフ選手が負傷し、田口泰士選手の相棒を上原力也選手、山本康裕選手、山田大記選手らが争うという構図でしたが、割って入るだけの実力が森谷選手にはあります。磐田の16位からの浮上には欠かせない選手ですね。










参考:J1全予想順位


1位:川崎フロンターレ
2位:浦和レッズ
3位:鹿島アントラーズ
4位:清水エスパルス
5位:北海道コンサドーレ札幌
6位:ガンバ大阪
7位:ヴィッセル神戸
8位:名古屋グランパス
9位:サンフレッチェ広島
10位:セレッソ大阪
11位:FC東京
12位:横浜F・マリノス
13位:ベガルタ仙台
14位:松本山雅FC
15位:サガン鳥栖
16位:大分トリニータ
17位:湘南ベルマーレ
18位:ジュビロ磐田


















以上で2019Jリーグ順位予想⑨は終了です。補強しまくってる大分と全然補強してない磐田は対照的ですよね。果たしてうまくいくのはどちらでしょうか。個人的にはJ1から上がってきた大分を応援したいです。


お読みいただきありがとうございました。


おしまい






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こんばんは。これです。もうすぐ1月も終わりですね。先刻年が明けたばかりと思っていたのに、あっという間です。今年も猛スピードで過ぎていきそうですね。


さて、今回は久しぶりの移籍ブログになります。パルセイロレディースについてですね。どうぞよろしくお願いいたします。





―今回のラインナップ―


・大久保舞選手がジェフユナイテッド市原・千葉レディースより加入(パルセイロレディース)
・内田好美選手がつくばFCレディースに移籍(パルセイロレディース)











AC長野パルセイロレディース

・大久保舞選手がジェフユナイテッド市原・千葉より加入

大久保舞選手 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースより完全移籍加入のお知らせ(長野公式)


ジェフレディース移籍先決定のお知らせ(千葉公式)

021548725448


得意なプレー―ロングフィード
(なでしこリーグオフィシャルガイドブック2017)


得意なプレー―長短のキックを生かしたプレー
(なでしこリーグオフィシャルガイドブック2018)




昨シーズンまでの主力選手が多く退団し、19人で今年の活動をスタートしたパルセイロレディース。本田監督は「心配していない」と言っていましたが、やはり紅白戦もできない人数で回すのはきつかったのか、始動後の追加補強となりました。


今回パルセイロレディースに加入した大久保選手は藤枝順心高校出身。2014シーズンの高校サッカー選手権ベスト4など活躍した後は岡山湯郷Belleに加入しました。岡山には2015シーズンから2年間在籍し、2016シーズンの対戦時にはパルセイロレディースからゴールも奪っています。岡山の2年間でリーグ戦32試合に出場し、U-20女子日本代表にも選ばれているようですね。その後は2017シーズンに伊賀フットボールクラブくノ一に移籍し、そこでも15試合に出場。しかし、伊賀がなでしこ2部に降格してしまうと今度は千葉レディースに移籍。即戦力として期待されましたがこちらでは試合に出場することはできず。辛酸をなめる日々が続き、先日昨シーズン限りでの退団が発表されていました。そして、移籍先を探していたところで、今回パルセイロレディースからオファーがあり、加入に至ったという次第です。


そんな大久保選手のポジションはこちらの記事こちらの記事を見るに、どうやらボランチのよう。今シーズンのパルセイロレディースの陣容を見ても、國澤選手以外にボランチを本職としている選手がおらず、誰がボランチやるの?瀧澤選手?みたいな状況になっていたので、大久保選手の加入にあたっては三顧の礼で迎えたいところ。去年のままの2ボランチならかなりの確率でレギュラーでしょう。持ち味である長短のキックを生かして、チームを勝利に導いてください。よろしくお願いします。


















・内田好美選手がつくばFCレディースに移籍

つくばFCレディース 新入団選手のお知らせ(つくば公式)

移籍先決定のお知らせ
(長野公式)

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去年パルセイロレディースを退団した内田選手は上記のツイートの通り、筑波大学大学院に復学することを表明。サッカーから離れるのかなと思ってたら、今日つくばFCレディースへの移籍が発表されました。なるほど、その手がありましたか。筑波の大学院に通う選手もつくばFCレディースでプレーできるんですね。


つくばFCレディースはその名の通り茨城は筑波を拠点とするクラブ。昨シーズンはチャレンジリーグで12チーム中最下位に沈み、群馬ホワイトスターFC(今度小髙選手が加入するクラブ)との入れ替え戦を制して何とか残留したという一年でした。内田選手は学業とサッカーを両立しなければならず、大変なことだと思いますが、持ち前のガッツを生かして頑張ってください。






2019AC長野パルセイロレディース(1月29日現在)



監督:本田美登里(留任)
ヘッドコーチ:小笠原唯志(新任)

GKコーチ:堤喬也(留任)
コンディショニングコーチ
:藤田ひかる(留任)
トレーナー:菊地美里(新任)


契約更新

GK 池ヶ谷夏美

GK 風間優華 

DF 野口美也
DF 鈴木
里奈 
DF 小泉玲奈 
DF 五嶋京香
MF 國澤志乃

MF 滝川結女
FW 横山久美
FW 三谷沙也加
FW 古舘知都
FW 鈴木陽 



IN

DF 大河内友貴(←常盤木学園高校 
MF 原海七(←INAC神戸レオンチーナ
MF 瀧澤千聖(←十文字高校
MF 巴月優希(←岡山湯郷Belle
MF 大久保舞(←ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ←New!!

FW 中村恵実(←常盤木学園高校
FW 山岸夢歩(←開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部
FW 濱本まりん(←岡山湯郷Belle


GK:2人 DF:5人 MF:6人 FW:7人 計:20人


OUT


GK 小髙愛理(→群馬FCホワイトスター
GK 望月ありさ(→ニッパツ横浜FCシーガルズ
DF 高橋奈々(→現役引退
DF 坂本理保(→ニッパツ横浜FCシーガルズ
DF 藤村茉由(→現役引退 
DF 池崎愛(→アンジュヴィオレ広島
MF 木下栞(→ちふれASエルフェン埼玉
MF 大宮玲央奈(→ちふれASエルフェン埼玉

MF 齋藤あかね(→ちふれASエルフェン埼玉
MF 内田好美(→つくばFCレディース ←New!!
MF 神田若帆(→アンジュヴィオレ広島

MF 中村ゆしか(→ちふれASエルフェン埼玉
FW 中野真奈美(→ノジマステラ神奈川相模原

FW 西川明花(→伊賀フットボールクラブくノ一







お読みいただきありがとうございました。


おしまい










こんにちは。これです。今日はいよいよアジアカップ準決勝イラン戦ですね。アジアNo.1の強敵ですけどノーチャンスではないと思うので、何とか勝利をつかみ取ってほしいです。


さて、今回のブログはJリーグ順位予想です。今回はJ1の13~15位を予想したいと思います。J2から昇格してきたあのクラブもあるぞ!よろしくお願いします。









~Jリーグ順位予想⑤~












13位:ベガルタ仙台

2018シーズン成績:11位 13勝6分15敗 勝ち点45 44得点54失点

監督:渡邊晋


主なIN

長沢駿(←神戸
石原崇兆(←松本
飯尾竜太朗(←長崎

主なOUT

板倉滉(→マンチェスター・シティ(イングランド)
奥埜博亮(→C大阪
中野嘉大(→札幌


予想フォーメーション

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(★は新加入選手)


昨シーズン11位に終わった仙台。残留争いには巻き込まれることはありませんでしたが、多分今シーズンは残留争いを演じることになるのではないかと思います。その理由は主力選手の流出。昨シーズン27試合に出場した奥埜博亮選手を始め、板倉滉選手や中野嘉大選手らが移籍し、チームの再構築を余儀なくされるからです。6年目を迎える渡邉体制のマンネリ化も危惧されます。ただ残留争いの経験値はあるチームなので降格とまでは行かないのではないでしょうか。


KEY PLAYER

椎橋慧也

仙台は今オフ、昨シーズン24試合に出場した板倉選手が退団。3バックの一角に空いた穴を埋める存在として期待されるのが椎橋選手です。ボランチでもプレー可能な椎橋選手は昨シーズンは17試合に出場。大きな手ごたえをつかんだ一年となりました。昨シーズンの仙台はリーグワースト4位の54失点。椎橋選手には、自らの武器である粘り強い対人守備でチームの失点減に貢献してほしいですね。プロ4年目となる今シーズン飛躍が期待される選手です。



KEY NEWCOMER
石原崇兆

今オフ、4シーズン在籍した山雅から加入した石原選手。山雅では左WBに定着し、昨シーズンは41試合に出場し2ゴール5アシスト。左サイドからのカットインで多くのチャンスを演出し、Football Labの攻撃CBP71.00とドリブルCBP15.64はともにチーム1位。クロスCBP15.98もチーム2位の数字を記録しています。またシャドーでもプレー可能で奥埜選手や野津田選手が去った同ポジションで使われることも考えられますね。2014シーズン以来自身2度目のJ1で輝きを放ってほしいです。














14位:松本山雅FC


2018シーズン成績(J2):1位 21勝14分7敗 勝ち点77 54得点34失点

監督:反町康治



主なIN

レアンドロ・ペレイラ(←クラブ・ブリュージュ(ベルギー)
エドゥアルド(←川崎F
町田也真人(←千葉

主なOUT


石原崇兆(→仙台
岩間雄大(→栃木
三島康平(→熊本


予想フォーメーション

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(★は新加入選手)


昨シーズンかつてないほどの混戦となったJ2を制した山雅。その拠りどころはなんと言っても強固な守備。全員の守備意識の高さが34失点というリーグ最少の数字につながりました。攻撃で強さを見せて昇格したチームよりも守備で強さを見せて上がったチームの方が安定した戦いができると考えたのが、山雅を14位に推した最大の理由です。今オフは主力の流出は石原選手や岩間選手ほどに抑え、レアンドロ・ペレイラ選手やエドゥアルド選手など多くの即戦力を獲得。J1を戦えるだけの陣容は十分に整ったとみます。ひいき目も入ってますが躍進してほしいですね。



KEY PLAYER
前田大然

昨シーズン水戸への期限付き移籍から復帰した前田選手。50m5秒8というJリーグでも屈指のスピードを武器に相手ゴールを脅かし、29試合に出場し7ゴール1アシストを記録しました。そのスピードは攻撃だけでなく守備でのチェイスでもチームに大きく貢献します。今オフは町田也真人選手や杉本太郎選手といった強力なライバルも加わりましたが、チーム戦術に慣れているという点では前田選手有利でしょう。今シーズンはケガ無く活躍できるか注目です。


KEY NEWCOMER
レアンドロ・ペレイラ

今オフ、川崎Fにレアンドロ・ダミアン選手が加入して話題になりましたが、こちらのレアンドロ・ペレイラ選手も負けていません。昨シーズンはシャペコエンセに所属し11ゴールを記録。これはレアンドロ・ダミアン選手の10ゴールを上回っています。190㎝という長身プレイヤーなのでワントップでボールを収める役割を担うことでしょう。山雅の昨シーズンの54得点というのはJ2でもそこまで多い若ではなかったので、レアンドロ・ペレイラ選手の働きが山雅浮沈のカギを握ります。なのでマジでお願いします。得点王争いに絡んでください。















15位:サガン鳥栖

2018シーズン成績:14位 10勝11分13敗 勝ち点41 29得点34失点

監督:ルイス・カレーラス・フェレール


主なIN

クエンカ(←FCレウス
大久保択生(←FC東京
ニノ・ガロヴィッチ(←FCディナモ・ミンスク(ベラルーシ)


主なOUT

キム・ミンヒョク(→全北現代モータース(韓国)
吉田豊(→名古屋
田川亮介(→FC東京


予想フォーメーション

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(★は新加入選手)


昨シーズンは14位で何とか残留を果たした鳥栖。最大の泣き所になったのは29得点とJ1最少に終わった攻撃力です。カレーラス監督になって攻撃的なバルセロナのようなサッカーを目指すようですが、今まで堅守をよりどころにしていたチームがいきなり変われるかっていうと少し疑問です。それにFWばかり集めてパサーも依然としていないように映りますし。得点は増えるだろうけど同じように失点も増えて、結局は今年も残留争いを繰り広げるのではないでしょうか。



KEY PLAYER
フェルナンド・トーレス

昨シーズンまさかの加入を果たした言わずと知れた”神の子”。大活躍が期待されましたが17試合に出場して3ゴールとFWとしてはやや凡庸な数字に終わってしまいました。先にも書いた通り昨シーズンの鳥栖が低迷した最大の原因は得点力不足。それを踏まえ今シーズンは攻撃的に行くようなので、ゴール前への侵入回数、すなわちトーレス選手の出番も増えるでしょう。FWの選手は多くビクトル・イバルボ選手ら競争は激しいですが、トーレス選手が続いて重要な存在なのは間違いありません。最低でも二桁得点はしたいところですね。


KEY NEWCOMER
ニノ・ガロヴィッチ

鳥栖のCBは昨シーズン、チョン・スンヒョン選手がシーズン途中で移籍し、今オフはキム・ミンヒョク選手が移籍。立て続けにレギュラーCBが移籍しているなかで、加入したのがニノ・ガロヴィッチ選手。クロアチアU-21代表経験もあるCBです。今シーズン攻撃的に行くらしい鳥栖ではCBの働きはより重要度を増すと考えられるので、ガロヴィッチ選手には上記の二人の穴を埋める以上の活躍が期待されますね。フェルナンド・トーレス選手クエンカ選手が注目される中で、本当の意味での注目選手はこの選手だと思います。































以上でJリーグ順位予想⑤は終了です。山雅には何としてでも残留してほしいですね。応援しているチームが1年でJ2に落ちる姿はもう見たくないです。頑張れ。


さて、次回はJ1編の最終回。J1の16~18位を予想したいと思います。降格を予想するのは心苦しいですが、ぜひ次回もご覧いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。


お読みいただきありがとうございました。


おしまい








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こんにちは。これです。昨日、夜中じゅう降っていた雪は止みましたが、長野では20㎝ほどの積雪を記録しました。こりゃ自転車は無理ですね。


ただそんななかでも、もはや習慣となっている映画館通いは今日も親の車を借りて続行。今回観た映画は『生きてるだけで、愛。』。公開自体は去年なんですけど、ミニシアター系映画恒例の地方での公開遅れに遭い、年が明けての鑑賞となってしまいました。


今回のブログはその感想になります。ただ、映画自体の感想が「よく分からん」なので、内容もフワフワしたものになってしまっています。それでもよろしければ、今回も何卒お付き合いください。ちなみに本谷有希子さんの原作小説は未読なので、そのつもりでよろしくお願いします。




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―あらすじ―

同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態に入り、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症のため、家にいても家事一つするわけではなく、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。姉との電話やメールのやり取りだけが世間との唯一のつながりだった。

一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ雑誌の執筆に甘んじる日々。仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係にも期待しなくなっていた。それでも毎日会社に通い、家から出ることもほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰る。

津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度がむしろ寧子を苛立たせるが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持っていなかった。

ある日、いつものように寧子が一人で寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。津奈木と付き合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言う。まるで納得のいかない話ではあったが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになるが…。

(映画『生きてるだけで、愛。』公式サイトより引用)




※ここからの内容は映画のネタバレを含みます。ご注意ください。















はい、観てきました。『生きてるだけで、愛』。正直言っていいですか。よく分からなかったです。なんてことのない日常のシーンを切り取っていて、特に大事件が起こるわけでもないし...。前半はわりと退屈だったし...。思っていた以上にアーティスティックな映画でしたね。アップを多用するカメラワークも癖が強かったですし...。正直お手上げです。降参!







ってこれじゃ感想にならないですよね。なのでここからは思ったことを本当に何の脈絡もなく書いていきたいと思います。話があっちゃこっちゃいったりして何のまとまりもないですが、よろしければお付き合いください。


この映画は寧子と津奈木をはじめとしたつながりを求める人たちの物語でした。現代社会ではSNSの普及などによってつながることが容易になってますよね。そんななかでつながるということの本当の意味を追求した映画のように私は感じました。



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まずは主人公の寧子。寧子は過睡眠を持っていて起きるのが午後なんてざらなキャラクターです。本人はうつだと言っていました。ただそれを差し引いても入ってくる印象というのは悪いものばかり。すぐに機嫌を損ねるし、世話をしてくれる津奈木には文句ばかりだし、一般的にいうとわがままなキャラクターです。


ただ、寧子には「全部見通されてる気がする」という被害妄想があり、自意識も過剰です。感受性も強く、ウォシュレットの話を理解してもらえなかったなど少しのことで傷ついてしまいます。いわばとても繊細なキャラクターで、図太く生きられない不器用なところがうつ状態につながったと考えられます。


この寧子を演じたのは趣里さん。個人的には『勝手にふるえてろ』以来ですね。あのときは人形のような外国人女性を演じていましたが、今回はものすごく人間味に満ちた役柄。反感を買いやすいキャラクターを、時おり壊れてしまいそうな弱さを見せることで上手く演じていた印象です。人前でおずおずしているのと、家では内弁慶、たまに慟哭するのもギャップがあってよかったですね。ぶっちゃけそこまでタイプというわけではないのですが、多用されている顔のアップでも微妙な表情の変化を見せており引きつけられました。この映画で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したそうですがそれも頷けます




寧子は自分のことをうつだと言っていましたが、過睡眠という症状から察するに彼女は「非定型うつ病」なんじゃないかと思います。


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(参考:3月 非定型うつ病|メンタルヘルス講座


寧子は過睡眠はもちろん、夕方から夜にかけて落ち込んでいますし、他人の言動にとても敏感です。この非定型うつ病というのは主に20~30代の女性に多いそうです。最近認識されてきた新たなうつ病の形ですね。




『生きてるだけで、愛。』で目立ったのは、この寧子の持つ非定型うつ病に対する周囲の無理解です。「うつ病で仕事ができないなんて甘えてるだけじゃないの?」「うつ病になったのは寂しかったからよね」「みんなでワイワイしてればうつ病なんて治るわよ」。当人からしてみれば「勝手に決めつけんなよ」って感じですよね。「うつになっていないあんたたちに私の何が分かるの?」って。でも、それが言えないのは寧子が普通にできない自分にコンプレックスを抱いてるからなんですよね。上手くやろうとしても出来ない。「生きてるだけで疲れる」。




この寧子を津奈木の元カノである安堂は「自分で稼いで家から出て行って」と親しくしているカフェでバイトを始めさせます。そして、カフェの店主や店員たちは寧子に優しく接しています。いくら遅刻してもクビにすることはしません。私はここに「自分たちが寧子の社会復帰を助けている」「自分たちはいいことをしている」という押しつけがましい善意を感じました。「自分たちは寧子にとってなくてはならない存在である」と勝手に感じているような気持ち悪さを感じましたね。依存しているというか。


ただ難しいのが、そんな無理解で押しつけがましい周囲がうつ病を改善させることもあり得るということ。無理解がうつ病を悪化させることもあるけれど、考えてばかりで行動に移さなければ何も起こりません。動かないことで改善の可能性を潰している時もあるということです。ただそこはまさにケースバイケースで正解はないので難しいところですね。


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そして、この寧子と同棲していたのが津奈木です。津奈木は話しかけてくる寧子に対してふんふんと言ってやり過ごすばかりです。それは寧子に対して関心がないわけではなく、自分が傷つきたくないから。自分が傷つかないために周囲と距離を取る。近づきさえされなければ傷つくこともない。津奈木はそんなキャラクターでした。


この津奈木を演じたのは菅田将暉さん。『銀魂』ではガンガン突っ込んでましたが、それとは逆に今作ではとても物静か。演技の幅の広さを感じます。無造作なヘアスタイルがぶっきらぼうな感じを醸し出していて、言葉数の少なさとも相まってクールでとてもかっこよかったです。




津奈木はゴシップ雑誌のライターです。文学をしたくて出版社に入ったのに、すぐに忘れ去られてしまうような二束三文のゴシップ雑誌に甘んじています。手ごたえもやりがいもない仕事に嫌気がさしていた津奈木。彼は自分のことを忘れない存在を求めていました。そこで出会ったのが寧子です。二人は合コンで出会ってそのまま流れで同棲を始めるようになります。


この二人の関係は恋人とも同居人とも言えない不思議な関係でした。物理的にも精神的にもすれ違いが続いていますし、(あくまで映画の中では)情事に及ぶ気配さえ見せません。肉体関係もない(であろう)二人がなぜ一緒に暮らしていたか。それは共依存なんじゃないかなと私は考えます。


このページによると共依存とは「依存者の世話をすることに依存する」ということ。寧子は綱紀がいないと生活できないので思いっきり依存していますが、その反対に津奈木も寧子の世話をすることで、自らの忘れられるという穴を埋めようとしている様子が見受けられます。二人は互いに依存しあっていたのです。


それは二人とも「生きづらさ」を感じていたから。寧子と津奈木にはそれぞれ穴が開いていて、その反対にでっぱりもあって。そのでっぱりがそれぞれの穴にちょうどよく収まったから、傷を埋め合わせあえたから3年も一緒にいたんじゃないでしょうか。


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この映画の大きなテーマとして「つながり」があると先に述べました。この映画が描いた「つながり」、それは「依存」です。この映画の登場人物はその多くが他者に依存していました。それは寧子や津奈木はもちろん、カフェの店員や津奈木の元カノ安堂にも当てはまります。


安堂は津奈木とよりを戻すために、寧子に部屋から出ていくよう迫ります。この安堂を演じたのは仲里依紗さん。じわりじわりと寧子を追い詰めていく様子が怖かった。


でもって、この安堂は劇中で「津奈木を支えてやる人間が必要なんだ」と語っています。言うまでもなくこれは安堂自身を指していて、安堂は津奈木の世話をすることに依存していたということが言えますね。


ただ、安堂と津奈木がよりを戻すことは最後までありませんでした。それは津奈木は安堂に依存していなかったからです。終盤、寧子と津奈木は互いの思いを確かめ合います。双方が互いに依存していることを確認した二人。傍で聞いていた安堂を通り過ぎて部屋に戻っていき、映画は終幕を迎えました。




人は一人で生きていくことはできません。誰しも生まれながらに誰かに依存しています。家族、友達、同僚、上司...etc。「生きてるだけで、依存」です。この映画のタイトルは『生きてるだけで、愛。』。つまりこの映画は愛をはじめとした全ての人間関係、つながりはとどのつまり依存であるということを言いたかったのではないでしょうか。


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映画の終盤、屋上で寧子は津奈木に思いをぶちまけます。「私に振り回されてよ」「何で私と三年も一緒にいたの?」。それに対する津奈木の答えは「昔、『すべてを見透かされている気がする』と同じようなことを感じたことがあったから」「初めて会った時に、走っていてなびく青いスカートが、意味分からないけど美しかった」「それをまた見たいと思ったから」。この津奈木が言った「意味分からないけど美しい」ものでこの映画は溢れていました。


それは例えば調味料が出しっぱなしの雑然とした部屋。濁った川が流れる混沌とした街並み。そして、血を流しながらも走る寧子の姿。考えても分からないし、そこに深い意味なんてないのかもしれないけど、場面一つ一つが心に静かな印象を残しました。一人ひとりはか細く弱い。だから依存する人間の生き様がとても健気でまっすぐで美しいもののように感じます。映画が終わってからも心地よい余韻に包まれる。そんな映画でした。考えるな、感じろ


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以上で感想は終了となります。よく分かんないという第一印象の通り、なんかよく分かんない感想になってしまってすいません。『生きてるだけで、愛。』。幾分アーティスティックな気が強い映画なので、合う合わないはあります(私はちょっと合わない気味)。趣里さんや菅田将暉さんらの熱演も楽しめますし、私の周りでも何人かはハンカチを握っていたように、ツボにはまれば十分感動もできると思うので、興味のある方は観てみてはいかがでしょうか。


お読みいただきありがとうございました。




参考:

3月 非定型うつ病|メンタルヘルス講座
http://www.shaho-net.co.jp/mental-health-kouza/column/03.html


共依存と依存-こころのこくばん
https://cocoronokokuban.jimdo.com/共依存と依存/




おしまい









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