こんにちは。これです。
季節も四月に入りようやく春めいてきましたね。もはやコートもいらない暖かさで、私は今のところ花粉症もないので、過ごしやすくて嬉しく思います。しかし、コロナも第四波が来ており、特に大阪は大変なことになっていますね。マスクをしなくてもいい日はいつ訪れるのでしょうか。今年中にワクチン打てるかな。
さて、今回のブログも月間映画ランキングです。3月には計17本の映画を鑑賞しました。それぞれの映画に一言コメントもつけて、ランキング化しました。果たして一位に輝くのはどの映画なのでしょうか?
何卒よろしくお願いします。
第17位:太陽は動かない

ドーン!という間の抜けた予告編から嫌な予感は漂っていましたが、映画本編でもその悪印象は覆りませんでした。アクションはそこまで悪くなかったものの、回想と現代を交互に繰り返すストーリーテリングが上手くいっているとは言えず…...。決めのセリフが聞き取りづらかったのも惜しいところ。しかし、何より衝撃的だったのはエンドロールです。多部未華子さんや吉田鋼太郎さんなど、映画にないシーンがどんどんと映されるのですから。存在しない記憶を見せられて、終わった後に戸惑いが一番先に来てしまいました。
第16位:KCIA 南山の部長たち

KCIAという、アメリカで言うところのFBIに当たる機関の部長が、紆余曲折を経て大統領を暗殺するこの映画。保身のためならば、ばっさばっさと側近や人民たちを切り捨てていく大統領に震えあがり、喜楽を奪われたイ・ビョンホンのプレーンフェイスが事態の深刻さを伝えてきます。日本では、さほどヒットしないであろうこの映画が韓国でヒットしたことはお国柄の違いを感じさせますね。ただ、緊迫感のある静かな映画だったので、私は何度か落ちてしまいました。通して観れたらもっと上に来ていたと思います。
第15位:心の傷を癒すということ 劇場版

NHKの同名ドラマを再編集した映画です。うっすらと感動した記憶があったので、観に行きました。震災で心の傷を負った人たちに向き合う精神科医の話。だと思っていたのですが、診療よりも主人公の生い立ちがメインになっていました。「弱いのは悪いことじゃない」や「誰も一人ぼっちにさせない」など、心に沁みる言葉は多いのですが、肝心の診療シーンが少なく、やや説得力に欠けていたかなと。たぶんドラマ版は診療シーンも数多くあったと思うので、ドラマ版の方がいい作品なんだろうなというのは、観終わって最初に来た感想でした。
第14位:ミナリ

アカデミー賞ノミネート作品も、個人的にはあまりハマらずこの位置に。トラブルもありますが、家族の絆が深まっていく過程を淡々と見せられて、イマイチ乗り切れませんでした。離婚話がやたらとリアルだったり、おばあちゃんに尿を飲ませるといういきすぎたクソガキムーブがどうしても受け入れられなかった。最後も良いように締めているけれど、何一つ解決しとらんやんけと思ってしまいましたし。熱狂の意味が違いましたね。一番印象に残っているのはひよこのオスメスを見分ける仕事です。こんなベタなことするんだって思いました。
第13位:空に聞く

震災後東北に移住し、いくつものドキュメンタリーを発表してきた小森はるか監督の作品です。阿部さんというラジオ・パーソナリティに密着しており、日常的な営みを淡々と描き出すこの映画。最初は市からの発表を間違えず読み上げることに集中していた阿部さんが、住民の声を伝えることが大事なんだと語り、実際に祭りの様子や、凧を揚げて追悼するシーンが収められ、編集されてはいるものの記録映画として高い価値があります。震災から十年。まだ復興は道半ばですが、人がいる限り小さな花はずっと咲き続けるのだと感じました。
第12位:FUNAN フナン

アヌシーでグランプリを受賞したフランスのアニメ映画。独裁政権下のカンボジアを舞台にしており、息子と生き別れてしまった夫婦の悪戦苦闘を描きます。革命に賛同しないものは、ばったばったと処刑されていく辛辣な描写をはじめとして、自殺や飢餓、銃殺に売春など目を覆いたくなるような悲惨なシーンがとにかく多い。最後は一応ハッピーエンドで終わりますが、それでも気分は全く晴れません。映画には歴史を記録する機能があるとはいえ、バランスのとり方があまり上手だと私には感じられませんでした。シンプルな線は良かったんですけどね。
第11位:ブレイブ 群青戦記

アレなキャッチコピーの割にはなかなか奮闘した映画だと思います。序盤の学生がバッタバタと殺されていく地獄絵図は、後の展開への期待を膨らませ、新田真剣佑さんのアクションや三浦春馬さんの最後の演技など見どころも十分。ただ、落ち武者が現代に適応するのが早かったり、ラストで唐突に馬に乗れるようになっていたりとツッコミどころも多かった。大作邦画特有のウェットな演出もてんこ盛りで、観ていて食傷気味です。落としどころは良かっただけに、惜しいという印象が残ってしまいました。
第10位:二重のまち/交代地のうたを編む

第13位の『空に聞く』と同じく小森はるか監督の映画がランクイン。震災後の陸前高田市にやってきた四人の若者が、地域に暮らす人の話を聞いて、映画を観ている人に語りかける、伝えていくというただそれだけの映画です。劇伴も少なく、黒地を背景にただ語っているだけという場面も多いので、少し落ちかけはしましたが、それでも伝えていくこと、繋いでいくことの重要性を考えさせられる映画でした。
タイトルの『二重のまち』とは、震災後にかさ上げをしている陸前高田のことを指していて、寓話的な小話として劇中何度か挿入されます。私たちが、今暮らしている土地もスクラップアンドビルドを繰り返してきたわけで、過去を伝えるというどこでも共通の問いが何度も投げかけられます。この映画は最後はポスターに映っている四人が伝えていくことの意味について話し合うのですが、結局答えは出ないまま、映画は終わります。なぜ伝えるのか、どのように伝えるのかは映画を観た私たち自身が考えるしかないと、突きつけられたようでした。
第9位:ノマドランド

ゴールデングローブ賞を獲得し、今年度のアカデミー賞の有力候補とも目されているこの映画。何といってもその特徴はアメリカの雄大な景色を、スクリーンいっぱいに堪能できることでしょう。ロードムービーという特性を生かした画作りは、眠りを誘ってしまうくらい心地良いです。実際私も何度か落ちかけましたし。絶対そういうオーラ出てますよ。静かすぎる。
話としては主人公である中年女性が、夫の死をきっかけにノマドと呼ばれる放浪民になるというもの。ホームレスではなく、ハウスレスと自称していますが、交流をしていた同じノマドがハウスとホームを同時に得ていき、徐々に一人になっていくのが辛かった。だけれど、それは永遠の別れというわけではなく、ノマドには「さよなら」という言葉がない。あるのは「またいつか」。そして、それは必ず現実になる。喪失でつけられた主人公の心の傷を、優しく癒していくムードが評価されたのだと思います。時間が進むにつれて、しみじみと良いなと感じました。
第8位:騙し絵の牙

めちゃくちゃ面白い映画が8位にランクイン。出版社で廃刊間際の雑誌を、熱い情熱で救う編集者の話。かと思いきや、あるプロジェクトの存亡をかけた社内のパワーゲームがメインのこの映画。最初のテンポの速いカットバックから、息つく間もなく嘘や謀が畳みかけられます。登場人物全員とはいかずとも、8割の人間が嘘をついていて、騙し合いバトルとしての満足感が高い。
当て書きされた大泉洋さんの食えない雰囲気はもちろん、松岡茉優さんの対峙した相手を引き立てる受けの演技も良かったです。國村隼さんとのシーンは『ちはやふる』を思い出して、胸がジーンとなりました。
結論としては、今の状況のままなら座して死を待つのみ。だから、とにかく動かなければならないというものでしたが、それがイコール新しいことをするに結びついていないのが良かったと思います。温故知新という言葉があるように、古いものでもやりようによっては戦える。新しいものだけを賛美しない姿勢に私は、思わず拍手を送りたくなりました。
第7位:野球少女

タイトル通り天才野球少女が、プロを目指す映画が7位にランクイン。周囲は露悪的ではなく、むしろ優しい部類に入るのですが、それでも女性にプロは無理だという空気が支配的。最大の理解者となるべき母親も懐疑的で、主人公であるスヨンにはいばらの道が待ち受けています。ですが、コーチと出会い特訓をしていく中で、少しずつ理解者を増やしていく。師弟ものの面白さがあります。
前例がない中でも必死に頑張るスヨン。その頑張りに周囲が動かされていくという王道のストーリーが観ていて気持ち良かったですね。基本的に穏やかに進んで行くのですが、静かな熱量がありました。母親がデレる終盤のシーンは思わずホロリとしてしまいましたね。
そして、私が一番グッときたのがそのラスト。スヨンはプロ入りを果たすわけですが、それよりも高校の野球部に女子部員が入部するというのが良くて。スヨンが前例を作ったことで、少しずつ社会が変わっていく。チャレンジは決して無駄じゃなかったことを証明する見事なラストでした。
第6位:シカゴ7裁判

ネットフリックスの映画っていつでも観られるから、かえっていつまでも観ないっていうことありますよね。この映画が配信されたのも半年くらい前で、話題になってはいたのですが、なかなか観る気が起きず、今回映画館で上映されたので、ようやく観てきました。
ベトナム戦争への抗議デモを扇動した罪に問われた7人。真っ当な裁判もので専門用語も多数飛び交い、なかなかついていけないところも正直ありましたが、それでもスタイリッシュな編集と音楽が印象的でした。冒頭のシーンで表される通り、裁判は彼らを有罪にすることが既定路線。百何回と一応公判は行われますが、それでも証人に証言をさせなかったり、口に猿轡をつけて物理的に被告人を喋れなくしたりと、今の裁判では考えられないような仕打ちが続きます。特に裁判長の態度は酷かったですね。
そんな中でどう無罪にしていくかに焦点が当てられがちですが、この映画のラストは有罪が決まっていることを逆手に取ります。戦争の悲惨さを訴えるラストは、反戦という七人の目的を果たしたもの。まさに試合に負けて勝負に勝ったという趣です。実際の映像も多く用いられて、真に迫る。個人的にはこの映画がアカデミー賞を獲ると良いなと思います。
第5位:ガンズ・アキンボ

『ハリー・ポッター』シリーズのイメージをぶち壊すかのように、トンチキ映画に出続けているダニエル・ラドクリフ。彼が今回演じたのは、ポスターを見て分かる通り、両手に拳銃を取りつけられた男の悪戦苦闘です。
主人公はゲーム制作を仕事にしていますが、普段はSNSへのクソリプに余念がない内弁慶。違法配信のデスゲーム・スキズムにクソリプを送ったことで、拳銃を取り付けられ、最凶の女殺し屋ニックスと戦うことになってしまいます。最初はニックスがかっこいいだけの映画だと思っていましたが、徐々に主人公が覚悟を固めていく展開は、意外なほど王道で熱いものがありました。ちゃんとどんでん返しもありましたしね。妄想でミスリードを誘ったのは上手いと素直に感心しましたし。
それに、主人公が覚醒してのガンアクションは、この映画が最も力を入れたところで、実際一番の盛り上がりになっています。この映画は人がバンバン死ぬのですが、それをあたかもゲームのように見せることで、一種の爽快感を生んでいました。主人公の属性を生かした、好演出でテンションも上がります。あまり期待していなかったのですが、観た後にはすっきりとした気分で映画館を後にできる思わぬ掘り出し物でした。
第4位:藁にもすがる獣たち

原作は日本の小説ですが、なぜか韓国で実写映画化されたこの一作。今月の締めとして、そこまで期待せずに観に行ったのですが、想像以上の面白さに観ている間ずっと興奮しっぱなしでした。
映画の内容はバッグに入った10億ウォンを巡って、闇金や役人、セックスワーカーや一般人が仁義なき戦いを繰り広げるというもの。序盤は視点がめまぐるしく変わっていき、後半の展開への種まきをしてきます。どの登場人物もが金を必要としているからこその骨肉の争い。人がけっこうあっさりと死ぬので、緊張感は最後まで途切れません。
その中でも私が一番ゾッとしたのは、セックスワーカーを雇う女社長ですかね。淡々と死体の捨て方を指南したり、不利になると思えばためらわずに刺殺したりと、人の命をなんとも思っていないような冷酷さが、逆にたまりませんでした。
映画は点と点で進んで行きますが、ある瞬間からまさしく一本の線になって、ストーリーの全体像が浮かび上がってきます。その種明かしの快感と言ったらなかったですね。オチも完璧でしたし、見逃さないでよかったなと思いました。巻き込まれたパンピーの親子は可哀想でしたけど。
ただ、観終わった後、あまりの面白さに悔しくも感じたんですよね。どうしてこれを邦画でできなかったんだろうって。別にどこの国が映画化しても良いし、韓国ノワールだからこそ出せた味が大きいんですけど、それでもこの原作を逃してしまったのは、日本映画界にとってもったいないなと感じてしまいました。
第3位:シン・エヴァンゲリオン劇場版

テレビ放送開始から26年間続いてきた『新世紀エヴァンゲリオン』の完結編にして、今月の本命に位置する映画です。エヴァと同い年の私は、今年に入ってから急いで旧劇から見始めて、公開当日に鑑賞しましたが、間違いなく今年を代表する映画だと感じました。アニメーションのクオリティは、名の知れた制作会社がいくつも参加しているので、言わずもがな今の日本アニメの最高峰といえる出来なのですが、それ以上に話に感動しましたね。
Qの最後でカヲル君が、シンジに向かって「縁が君を導くだろう」と言っていましたが、まさにその言葉通りの映画でした。Qで完膚なきまでに叩きのめされたシンジを再び立ち上がらせたのは、トウジやケンスケ、委員長にレイ、アスカといった人の縁に他なりません。皆がシンジのことを想って優しくする様子は、それまでのエヴァシリーズでは見られなかったもので、前半の第三村のシーンだけで、観て良かったなと感じました。
そこからも人の縁にシンジは導かれ、ゲンドウとも初めて腹を割って話し合います。それぞれのキャラクターも、人の縁に救われていき、最後は現実も捨てたもんじゃないよという結末。エヴァほどのビッグタイトルになると、人生を狂わされた人も大勢いると思うんです。本質的なテーマ(だと思う)人間賛歌には目もくれずに、世界の謎について考察本を出していた悪いオタクとか。彼ら彼女らに対して、現実は生きるに値するものだと示したのがこの映画だと思います。
今までも「現実を生きろ」というメッセージはありましたけど、伝え方がずっとマイルドになっていて、庵野監督のまごころみたいなものを私は感じましたね。
第2位:まともじゃないのは君も一緒

公開規模は大きくないものの、朝ドラの主演も控え、飛ぶ鳥を落とす勢いの清原果耶さんが出演しているということで期待していたこの映画。観ている間、いい意味でずっとニヤニヤが止まりませんでした。
数学好きで普通の恋愛が分からない予備校教師と、知ったかぶる癖に恋愛経験に乏しい教え子が織りなす会話劇がメインのこの映画。成田凌さんの不器用な演技が愛らしく、清原果耶さんのあーだこーだ作戦を考える姿が微笑ましい。序盤のシーンに代表されるように、会話自体のテンポも良く、上質なコントのような笑いを提供してくれます。軽やかな劇伴も最大限マッチしていましたし、ストレスフリーで何時間でも観ていたくなりました。
それでも短くまとめて、この二人の先をもう少し観てみたいと思わせるところで終わっていて、気持ち良く映画館を後にすることができました。日本語ならではのリズムを大切に練られた脚本は、邦画の一つの方向性を示したと私は思います。こういう邦画ばっかり観ていたいですね。本音を言うと。
また、少しずれた二人の視点から、社会にはびこる「普通」という呪縛を皮肉っているのもポイント高いです。結婚ができなくても、普通じゃなくても、世界は素晴らしいんですよね。私もまともな人間ではないので励まされました。ちょっと埋もれているのがもったいない傑作だと思います。
第1位:すくってごらん

目立ちこそしませんでしたが、実は公開前からひそかに期待していた映画でした。『魔女見習いをさがして』で百田夏菜子さんには良いイメージを持っていましたし。ただ、シネコンでやる勝算が見えないなと心配しながら、観に行ったのですが、そのぶっとんだ内容に完全ノックアウトされてしまいました。今年一番狂った映画だと思います。
金魚すくいを題材にしていて、左遷されてきた銀行員が地方に馴染んでいくという良くあるストーリーなのかと思いきや、その味付けの仕方が独特で。なんとミュージカル仕立てなのです。どの曲も抜群に良く、メインの俳優さんも歌が上手く、百田さんのピアノも様になっていて、飽きる隙を与えません。最初は心の声を字幕にすんなや、歌詞出すなやMVちゃうねんぞと乗り切れていなかったのですが、だんだんと基準が壊れていく様は、観ていて気持ちが良かったですね。まあ90分ほどの映画なのにもかかわらず、休憩があるのは謎ですが。
演出はかなり奇抜ですが、小赤を脱落組に見立てたり、ポイの破れと人生における失敗を上手く被せていたり、メッセージ性もちゃんとあり、考えられているのもポイントが高い。起と承はしっかり(?)してるんです。転でマサルさんになって、結でボーボボになるだけで。それでも、タイトルの出し方は格好良かったですし、今年あと何本映画を観ても、この映画のことは忘れないだろうというインパクトがありました。記録よりも記憶に残る映画です。
この映画を1位に置くことでシネフィルな人たちから、総スカンをくらっても本望だと思いました。まだ公開中ですので、イカれた世界をぜひどうぞ。
以上、2021年3月の映画ランキングでした。いかがでしたでしょうか。
今月としては、やはり『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですか。クオリティは図抜けていて観終わった後の満足感もかなり高かった。にもかかわらず、邦画が2本上に来ているということは個人的にはとても嬉しく思います。どちらもあまり公開規模は大きくないですが、お勧めです。ぜひ観てみてください。
それと今月の特徴としては、4位の『藁にもすがる獣たち』と5位の『ガンズ・アキンボ』と、人がたくさん死ぬ映画が上位に来ているということ。11位の『ブレイブ 群青戦記』もそうですが、フィクションではいくら人を死なせてもいいのだなと感じました。もちろんやり方次第ですけど、ここまで人が死ぬ映画が上位に来たのは私としては意外ですね。
さて、もう4月に入っていますが今月も観たい映画がもりだくさん。新規公開作としては、
・砕け散るところを見せてあげる
・バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら
・街の上で
・ザ・スイッチ
・るろうに剣心 最終章 The Final
・映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
・賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット
はぜひとも観たいなと思っていますし、他にも
・恋するけだもの
・ダニエル
・おろかもの
・チャンシルさんには福が多いね
・NO CALL NO LIFE
・JUNK HEAD
あたりはチェックしたいなと思っています。他にも午前十時の映画祭が再会したり、『るろうに剣心』シリーズが上映されたりと、なんだかんだで4月も毎週映画館に通うことになりそうです。どの映画が上位に来るか今でも楽しみですね。またランキング記事を書きたいと思っていますので、その時は何卒よろしくお願いします。
では、また会いましょう。
おしまい
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何卒よろしくお願いします。
第17位:太陽は動かない

ドーン!という間の抜けた予告編から嫌な予感は漂っていましたが、映画本編でもその悪印象は覆りませんでした。アクションはそこまで悪くなかったものの、回想と現代を交互に繰り返すストーリーテリングが上手くいっているとは言えず…...。決めのセリフが聞き取りづらかったのも惜しいところ。しかし、何より衝撃的だったのはエンドロールです。多部未華子さんや吉田鋼太郎さんなど、映画にないシーンがどんどんと映されるのですから。存在しない記憶を見せられて、終わった後に戸惑いが一番先に来てしまいました。
第16位:KCIA 南山の部長たち

KCIAという、アメリカで言うところのFBIに当たる機関の部長が、紆余曲折を経て大統領を暗殺するこの映画。保身のためならば、ばっさばっさと側近や人民たちを切り捨てていく大統領に震えあがり、喜楽を奪われたイ・ビョンホンのプレーンフェイスが事態の深刻さを伝えてきます。日本では、さほどヒットしないであろうこの映画が韓国でヒットしたことはお国柄の違いを感じさせますね。ただ、緊迫感のある静かな映画だったので、私は何度か落ちてしまいました。通して観れたらもっと上に来ていたと思います。
第15位:心の傷を癒すということ 劇場版

NHKの同名ドラマを再編集した映画です。うっすらと感動した記憶があったので、観に行きました。震災で心の傷を負った人たちに向き合う精神科医の話。だと思っていたのですが、診療よりも主人公の生い立ちがメインになっていました。「弱いのは悪いことじゃない」や「誰も一人ぼっちにさせない」など、心に沁みる言葉は多いのですが、肝心の診療シーンが少なく、やや説得力に欠けていたかなと。たぶんドラマ版は診療シーンも数多くあったと思うので、ドラマ版の方がいい作品なんだろうなというのは、観終わって最初に来た感想でした。
第14位:ミナリ

アカデミー賞ノミネート作品も、個人的にはあまりハマらずこの位置に。トラブルもありますが、家族の絆が深まっていく過程を淡々と見せられて、イマイチ乗り切れませんでした。離婚話がやたらとリアルだったり、おばあちゃんに尿を飲ませるといういきすぎたクソガキムーブがどうしても受け入れられなかった。最後も良いように締めているけれど、何一つ解決しとらんやんけと思ってしまいましたし。熱狂の意味が違いましたね。一番印象に残っているのはひよこのオスメスを見分ける仕事です。こんなベタなことするんだって思いました。
第13位:空に聞く

震災後東北に移住し、いくつものドキュメンタリーを発表してきた小森はるか監督の作品です。阿部さんというラジオ・パーソナリティに密着しており、日常的な営みを淡々と描き出すこの映画。最初は市からの発表を間違えず読み上げることに集中していた阿部さんが、住民の声を伝えることが大事なんだと語り、実際に祭りの様子や、凧を揚げて追悼するシーンが収められ、編集されてはいるものの記録映画として高い価値があります。震災から十年。まだ復興は道半ばですが、人がいる限り小さな花はずっと咲き続けるのだと感じました。
第12位:FUNAN フナン

アヌシーでグランプリを受賞したフランスのアニメ映画。独裁政権下のカンボジアを舞台にしており、息子と生き別れてしまった夫婦の悪戦苦闘を描きます。革命に賛同しないものは、ばったばったと処刑されていく辛辣な描写をはじめとして、自殺や飢餓、銃殺に売春など目を覆いたくなるような悲惨なシーンがとにかく多い。最後は一応ハッピーエンドで終わりますが、それでも気分は全く晴れません。映画には歴史を記録する機能があるとはいえ、バランスのとり方があまり上手だと私には感じられませんでした。シンプルな線は良かったんですけどね。
第11位:ブレイブ 群青戦記

アレなキャッチコピーの割にはなかなか奮闘した映画だと思います。序盤の学生がバッタバタと殺されていく地獄絵図は、後の展開への期待を膨らませ、新田真剣佑さんのアクションや三浦春馬さんの最後の演技など見どころも十分。ただ、落ち武者が現代に適応するのが早かったり、ラストで唐突に馬に乗れるようになっていたりとツッコミどころも多かった。大作邦画特有のウェットな演出もてんこ盛りで、観ていて食傷気味です。落としどころは良かっただけに、惜しいという印象が残ってしまいました。
第10位:二重のまち/交代地のうたを編む

第13位の『空に聞く』と同じく小森はるか監督の映画がランクイン。震災後の陸前高田市にやってきた四人の若者が、地域に暮らす人の話を聞いて、映画を観ている人に語りかける、伝えていくというただそれだけの映画です。劇伴も少なく、黒地を背景にただ語っているだけという場面も多いので、少し落ちかけはしましたが、それでも伝えていくこと、繋いでいくことの重要性を考えさせられる映画でした。
タイトルの『二重のまち』とは、震災後にかさ上げをしている陸前高田のことを指していて、寓話的な小話として劇中何度か挿入されます。私たちが、今暮らしている土地もスクラップアンドビルドを繰り返してきたわけで、過去を伝えるというどこでも共通の問いが何度も投げかけられます。この映画は最後はポスターに映っている四人が伝えていくことの意味について話し合うのですが、結局答えは出ないまま、映画は終わります。なぜ伝えるのか、どのように伝えるのかは映画を観た私たち自身が考えるしかないと、突きつけられたようでした。
第9位:ノマドランド

ゴールデングローブ賞を獲得し、今年度のアカデミー賞の有力候補とも目されているこの映画。何といってもその特徴はアメリカの雄大な景色を、スクリーンいっぱいに堪能できることでしょう。ロードムービーという特性を生かした画作りは、眠りを誘ってしまうくらい心地良いです。実際私も何度か落ちかけましたし。絶対そういうオーラ出てますよ。静かすぎる。
話としては主人公である中年女性が、夫の死をきっかけにノマドと呼ばれる放浪民になるというもの。ホームレスではなく、ハウスレスと自称していますが、交流をしていた同じノマドがハウスとホームを同時に得ていき、徐々に一人になっていくのが辛かった。だけれど、それは永遠の別れというわけではなく、ノマドには「さよなら」という言葉がない。あるのは「またいつか」。そして、それは必ず現実になる。喪失でつけられた主人公の心の傷を、優しく癒していくムードが評価されたのだと思います。時間が進むにつれて、しみじみと良いなと感じました。
第8位:騙し絵の牙

めちゃくちゃ面白い映画が8位にランクイン。出版社で廃刊間際の雑誌を、熱い情熱で救う編集者の話。かと思いきや、あるプロジェクトの存亡をかけた社内のパワーゲームがメインのこの映画。最初のテンポの速いカットバックから、息つく間もなく嘘や謀が畳みかけられます。登場人物全員とはいかずとも、8割の人間が嘘をついていて、騙し合いバトルとしての満足感が高い。
当て書きされた大泉洋さんの食えない雰囲気はもちろん、松岡茉優さんの対峙した相手を引き立てる受けの演技も良かったです。國村隼さんとのシーンは『ちはやふる』を思い出して、胸がジーンとなりました。
結論としては、今の状況のままなら座して死を待つのみ。だから、とにかく動かなければならないというものでしたが、それがイコール新しいことをするに結びついていないのが良かったと思います。温故知新という言葉があるように、古いものでもやりようによっては戦える。新しいものだけを賛美しない姿勢に私は、思わず拍手を送りたくなりました。
第7位:野球少女

タイトル通り天才野球少女が、プロを目指す映画が7位にランクイン。周囲は露悪的ではなく、むしろ優しい部類に入るのですが、それでも女性にプロは無理だという空気が支配的。最大の理解者となるべき母親も懐疑的で、主人公であるスヨンにはいばらの道が待ち受けています。ですが、コーチと出会い特訓をしていく中で、少しずつ理解者を増やしていく。師弟ものの面白さがあります。
前例がない中でも必死に頑張るスヨン。その頑張りに周囲が動かされていくという王道のストーリーが観ていて気持ち良かったですね。基本的に穏やかに進んで行くのですが、静かな熱量がありました。母親がデレる終盤のシーンは思わずホロリとしてしまいましたね。
そして、私が一番グッときたのがそのラスト。スヨンはプロ入りを果たすわけですが、それよりも高校の野球部に女子部員が入部するというのが良くて。スヨンが前例を作ったことで、少しずつ社会が変わっていく。チャレンジは決して無駄じゃなかったことを証明する見事なラストでした。
第6位:シカゴ7裁判

ネットフリックスの映画っていつでも観られるから、かえっていつまでも観ないっていうことありますよね。この映画が配信されたのも半年くらい前で、話題になってはいたのですが、なかなか観る気が起きず、今回映画館で上映されたので、ようやく観てきました。
ベトナム戦争への抗議デモを扇動した罪に問われた7人。真っ当な裁判もので専門用語も多数飛び交い、なかなかついていけないところも正直ありましたが、それでもスタイリッシュな編集と音楽が印象的でした。冒頭のシーンで表される通り、裁判は彼らを有罪にすることが既定路線。百何回と一応公判は行われますが、それでも証人に証言をさせなかったり、口に猿轡をつけて物理的に被告人を喋れなくしたりと、今の裁判では考えられないような仕打ちが続きます。特に裁判長の態度は酷かったですね。
そんな中でどう無罪にしていくかに焦点が当てられがちですが、この映画のラストは有罪が決まっていることを逆手に取ります。戦争の悲惨さを訴えるラストは、反戦という七人の目的を果たしたもの。まさに試合に負けて勝負に勝ったという趣です。実際の映像も多く用いられて、真に迫る。個人的にはこの映画がアカデミー賞を獲ると良いなと思います。
第5位:ガンズ・アキンボ

『ハリー・ポッター』シリーズのイメージをぶち壊すかのように、トンチキ映画に出続けているダニエル・ラドクリフ。彼が今回演じたのは、ポスターを見て分かる通り、両手に拳銃を取りつけられた男の悪戦苦闘です。
主人公はゲーム制作を仕事にしていますが、普段はSNSへのクソリプに余念がない内弁慶。違法配信のデスゲーム・スキズムにクソリプを送ったことで、拳銃を取り付けられ、最凶の女殺し屋ニックスと戦うことになってしまいます。最初はニックスがかっこいいだけの映画だと思っていましたが、徐々に主人公が覚悟を固めていく展開は、意外なほど王道で熱いものがありました。ちゃんとどんでん返しもありましたしね。妄想でミスリードを誘ったのは上手いと素直に感心しましたし。
それに、主人公が覚醒してのガンアクションは、この映画が最も力を入れたところで、実際一番の盛り上がりになっています。この映画は人がバンバン死ぬのですが、それをあたかもゲームのように見せることで、一種の爽快感を生んでいました。主人公の属性を生かした、好演出でテンションも上がります。あまり期待していなかったのですが、観た後にはすっきりとした気分で映画館を後にできる思わぬ掘り出し物でした。
第4位:藁にもすがる獣たち

原作は日本の小説ですが、なぜか韓国で実写映画化されたこの一作。今月の締めとして、そこまで期待せずに観に行ったのですが、想像以上の面白さに観ている間ずっと興奮しっぱなしでした。
映画の内容はバッグに入った10億ウォンを巡って、闇金や役人、セックスワーカーや一般人が仁義なき戦いを繰り広げるというもの。序盤は視点がめまぐるしく変わっていき、後半の展開への種まきをしてきます。どの登場人物もが金を必要としているからこその骨肉の争い。人がけっこうあっさりと死ぬので、緊張感は最後まで途切れません。
その中でも私が一番ゾッとしたのは、セックスワーカーを雇う女社長ですかね。淡々と死体の捨て方を指南したり、不利になると思えばためらわずに刺殺したりと、人の命をなんとも思っていないような冷酷さが、逆にたまりませんでした。
映画は点と点で進んで行きますが、ある瞬間からまさしく一本の線になって、ストーリーの全体像が浮かび上がってきます。その種明かしの快感と言ったらなかったですね。オチも完璧でしたし、見逃さないでよかったなと思いました。巻き込まれたパンピーの親子は可哀想でしたけど。
ただ、観終わった後、あまりの面白さに悔しくも感じたんですよね。どうしてこれを邦画でできなかったんだろうって。別にどこの国が映画化しても良いし、韓国ノワールだからこそ出せた味が大きいんですけど、それでもこの原作を逃してしまったのは、日本映画界にとってもったいないなと感じてしまいました。
第3位:シン・エヴァンゲリオン劇場版

テレビ放送開始から26年間続いてきた『新世紀エヴァンゲリオン』の完結編にして、今月の本命に位置する映画です。エヴァと同い年の私は、今年に入ってから急いで旧劇から見始めて、公開当日に鑑賞しましたが、間違いなく今年を代表する映画だと感じました。アニメーションのクオリティは、名の知れた制作会社がいくつも参加しているので、言わずもがな今の日本アニメの最高峰といえる出来なのですが、それ以上に話に感動しましたね。
Qの最後でカヲル君が、シンジに向かって「縁が君を導くだろう」と言っていましたが、まさにその言葉通りの映画でした。Qで完膚なきまでに叩きのめされたシンジを再び立ち上がらせたのは、トウジやケンスケ、委員長にレイ、アスカといった人の縁に他なりません。皆がシンジのことを想って優しくする様子は、それまでのエヴァシリーズでは見られなかったもので、前半の第三村のシーンだけで、観て良かったなと感じました。
そこからも人の縁にシンジは導かれ、ゲンドウとも初めて腹を割って話し合います。それぞれのキャラクターも、人の縁に救われていき、最後は現実も捨てたもんじゃないよという結末。エヴァほどのビッグタイトルになると、人生を狂わされた人も大勢いると思うんです。本質的なテーマ(だと思う)人間賛歌には目もくれずに、世界の謎について考察本を出していた悪いオタクとか。彼ら彼女らに対して、現実は生きるに値するものだと示したのがこの映画だと思います。
今までも「現実を生きろ」というメッセージはありましたけど、伝え方がずっとマイルドになっていて、庵野監督のまごころみたいなものを私は感じましたね。
第2位:まともじゃないのは君も一緒

公開規模は大きくないものの、朝ドラの主演も控え、飛ぶ鳥を落とす勢いの清原果耶さんが出演しているということで期待していたこの映画。観ている間、いい意味でずっとニヤニヤが止まりませんでした。
数学好きで普通の恋愛が分からない予備校教師と、知ったかぶる癖に恋愛経験に乏しい教え子が織りなす会話劇がメインのこの映画。成田凌さんの不器用な演技が愛らしく、清原果耶さんのあーだこーだ作戦を考える姿が微笑ましい。序盤のシーンに代表されるように、会話自体のテンポも良く、上質なコントのような笑いを提供してくれます。軽やかな劇伴も最大限マッチしていましたし、ストレスフリーで何時間でも観ていたくなりました。
それでも短くまとめて、この二人の先をもう少し観てみたいと思わせるところで終わっていて、気持ち良く映画館を後にすることができました。日本語ならではのリズムを大切に練られた脚本は、邦画の一つの方向性を示したと私は思います。こういう邦画ばっかり観ていたいですね。本音を言うと。
また、少しずれた二人の視点から、社会にはびこる「普通」という呪縛を皮肉っているのもポイント高いです。結婚ができなくても、普通じゃなくても、世界は素晴らしいんですよね。私もまともな人間ではないので励まされました。ちょっと埋もれているのがもったいない傑作だと思います。
第1位:すくってごらん

目立ちこそしませんでしたが、実は公開前からひそかに期待していた映画でした。『魔女見習いをさがして』で百田夏菜子さんには良いイメージを持っていましたし。ただ、シネコンでやる勝算が見えないなと心配しながら、観に行ったのですが、そのぶっとんだ内容に完全ノックアウトされてしまいました。今年一番狂った映画だと思います。
金魚すくいを題材にしていて、左遷されてきた銀行員が地方に馴染んでいくという良くあるストーリーなのかと思いきや、その味付けの仕方が独特で。なんとミュージカル仕立てなのです。どの曲も抜群に良く、メインの俳優さんも歌が上手く、百田さんのピアノも様になっていて、飽きる隙を与えません。最初は心の声を字幕にすんなや、歌詞出すなやMVちゃうねんぞと乗り切れていなかったのですが、だんだんと基準が壊れていく様は、観ていて気持ちが良かったですね。まあ90分ほどの映画なのにもかかわらず、休憩があるのは謎ですが。
演出はかなり奇抜ですが、小赤を脱落組に見立てたり、ポイの破れと人生における失敗を上手く被せていたり、メッセージ性もちゃんとあり、考えられているのもポイントが高い。起と承はしっかり(?)してるんです。転でマサルさんになって、結でボーボボになるだけで。それでも、タイトルの出し方は格好良かったですし、今年あと何本映画を観ても、この映画のことは忘れないだろうというインパクトがありました。記録よりも記憶に残る映画です。
この映画を1位に置くことでシネフィルな人たちから、総スカンをくらっても本望だと思いました。まだ公開中ですので、イカれた世界をぜひどうぞ。
以上、2021年3月の映画ランキングでした。いかがでしたでしょうか。
今月としては、やはり『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ですか。クオリティは図抜けていて観終わった後の満足感もかなり高かった。にもかかわらず、邦画が2本上に来ているということは個人的にはとても嬉しく思います。どちらもあまり公開規模は大きくないですが、お勧めです。ぜひ観てみてください。
それと今月の特徴としては、4位の『藁にもすがる獣たち』と5位の『ガンズ・アキンボ』と、人がたくさん死ぬ映画が上位に来ているということ。11位の『ブレイブ 群青戦記』もそうですが、フィクションではいくら人を死なせてもいいのだなと感じました。もちろんやり方次第ですけど、ここまで人が死ぬ映画が上位に来たのは私としては意外ですね。
さて、もう4月に入っていますが今月も観たい映画がもりだくさん。新規公開作としては、
・砕け散るところを見せてあげる
・バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら
・街の上で
・ザ・スイッチ
・るろうに剣心 最終章 The Final
・映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園
・賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット
はぜひとも観たいなと思っていますし、他にも
・恋するけだもの
・ダニエル
・おろかもの
・チャンシルさんには福が多いね
・NO CALL NO LIFE
・JUNK HEAD
あたりはチェックしたいなと思っています。他にも午前十時の映画祭が再会したり、『るろうに剣心』シリーズが上映されたりと、なんだかんだで4月も毎週映画館に通うことになりそうです。どの映画が上位に来るか今でも楽しみですね。またランキング記事を書きたいと思っていますので、その時は何卒よろしくお願いします。
では、また会いましょう。
おしまい
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