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ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

タグ:ヴァンラーレ八戸




前編はこちら




試合開始前にまずは両チームのスタメンのおさらいです。


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前半キックオフ!


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八戸はショートパスをつないでくるというよりも、ロングボールを#18谷尾選手に当てて、セカンドボールを拾ってからの二次攻撃を目指します。ビルドアップもそこそこに長いボールを蹴ってきます。しかし、八戸の前線2枚に対し、パルセイロのディフェンスラインは3枚。1枚余らせることができます。#18谷尾選手はサイドと中央の間に流れてボールを受けることが多いのですが、そのサイドのCBがしっかりと跳ね返し、中央のCBが斜め後ろにいることでカバーもできていて、八戸の攻撃を封じています。


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さらに、八戸の攻撃の特徴としてWBがタッチラインまで張るというのがあります。WBにボールが入ってパルセイロのWBとCBの間が空いたところに、トップの選手や#7中村選手が走り込んでボールを受けるということを目指していました。これに対してパルセイロはまずWBが少し中よりにポジションを取ります。そして、WBが外に出るのに連動して素早くCBの選手がスライドしてスペースを埋めることで、八戸が使いたいスペースを消せています。ボランチの選手もバックパスをケアしているため、八戸をサイドの1対1で勝つしか突破口が開けないという状況にうまく追い込んでいました。


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また、パルセイロはこの日は前線からのプレスを控えめにして、やや待ち構えるような守備体勢を取っています。CBにまでは寄せず、やや抑えめで入ってきました。5-4のブロックを早いうちから敷いていて、#10新井山選手#15日高選手をブロックの外に追い出します。八戸の攻撃は#10新井山選手#15日高選手からの精度の高いロングボールが起点となることが多いのですが、この2選手が下がってきたときには#7妹尾選手#19三上選手の両シャドーがプレスに行き、前を向かせません。また、これにより八戸の前線も手薄になり、セカンドボールをパルセイロが拾う機会が多くなってもいましたね。


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パルセイロはビルドアップはCB3枚で行います。これに対して八戸は2トップに加えて#7中村選手の3枚を当ててきました。数的同数にしてボールを奪おうとする八戸に対し、パルセイロは片方のWBを下げたり、ボランチの片方を下げたりして、4バック気味にすることで出口を作ろうとします。八戸はかなり前線からプレスにきますが、これが奏功してパルセイロはビルドアップでミスをするということは試合を通してありませんでしたね。安定していました。


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また、パルセイロのWBが下がってビルドアップに参加するとき。このとき八戸は同サイドのWBが出てくるため、その裏にはスペースができています。パルセイロはここを狙ってロングボールを入れ、トップもしくはシャドーが流れることでチャンスを作り出そうとしていました。当然そこは八戸のCBがケアしていますが、ここで競り合いに勝てれば大きなチャンスとなります。ボールキープできれば味方が上がってくる時間を稼げてサイド攻撃にもつながるわけですしね。


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このWBの裏問題というのは八戸も重々承知していたようで、だからロングボールが多用していたんだと思います。八戸は3CBでビルドアップして両WBを高く上げて下げないだけに、そこでミスが出ると一気にピンチになりますから。WBを#18谷尾選手の近くに置いてセカンドボールを拾おうとする狙いの他にリスク管理という側面もあったのでしょう。


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八戸のディフェンスの大きな傾向として、パルセイロよりも人を見る意識が高いということがありました。パルセイロのWBがサイドに開いてボールを受け、八戸のWBがそこに寄せるとき。ここで八戸のWBがいたスペースを埋める動きが、八戸はパルセイロに比べて遅く、パルセイロの選手がそこに走り込むことで、プレッシャーの少ない状態でペナルティエリアライン付近でボールを受けることができているように感じられました。前半パルセイロのCKが多かったのもこのことに起因していますね。


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さらに、八戸はCB3枚がかなり近い距離を取り、WBもそれによってくるため、サイドにボールがある際、逆サイドのスペースというのは比較的開いています。これを利用してパルセイロはボランチを経由してのサイドチェンジができればよかったんでしょうけど、この日は残念ながらあまり見ることができませんでした。前節のガンバ大阪U-23がサイドチェンジを用いて、八戸のディフェンスを崩していたのでパルセイロにもやってほしかったんですが、逆サイドのWBはあまり幅を取らない今のパルセイロの戦術だと難しかったのかな。


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八戸にボールを奪われた時のパルセイロは、前節の熊本戦でもそうでしたが、奪われた選手が素早く切り替え、プレッシングに行きます。攻→守への素早い切り替えは前半に多く見られ、奪われたらすぐに奪い返すというコンセプトが浸透してきているのかなと思います。


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また、ボールを奪い返したとき。このとき、八戸の2OHの#10新井山選手#7中村選手の両方が上がっているため、1ボランチの#15日高選手の脇に大きなスペースができています。パルセイロは素早くボールを奪った後、この#15日高選手の脇にボールを入れることを目指していました。主にシャドーの選手が下りてフリーの状態でボールを受け、チャンスにつながりそうなシーンが前半は前半28分を筆頭に何度かありましたね。もう少し突き詰められればゴールも近かったと思います。


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ただ、前半36分。八戸の左サイドからクロスが上がってしまいます。#15日高選手の元にボールが転がり、シュートに行こうとしたところに#30浦上選手がスライディングで防ごうとしますが、これがファウルを取られ、八戸がPKを獲得しました。このPKは現地で見たときは疑問だったんですけど、リプレイで見たらわずかの差ですが、#15日高選手がボールを蹴った後に#30浦上選手の足が入っていて、これはPKも止む無しかなと。主審はよく見てましたね。このときパルセイロのゴール裏は主審への大ブーイングでした。リスペクト精神はどこへ。


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キッカーは#9上形選手。このチャンスを#16阿部選手の逆を突いて落ち着いて決め、八戸が先制に成功しました。


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試合を優位に進めながら失点したパルセイロ。それでもその失点を引きずることなく、#5池田選手のオーバラップや#18内田選手の中への侵入から2本シュートを放ちましたが、いずれも枠外。決定力を発揮できずに前半は0-1で終了しました。パルセイロからすれば、WBの裏や#15日高選手の脇のスペースを的確に突いて攻撃する時間が長かっただけに、悔やまれる展開です。ただ、シュートまではいけてるので後半は決めきる力が求められますね。それが一番難しいんですけど。






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この日のボランティア参加人数は48人。今シーズンもまたよろしくお願いします。













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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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後半開始から八戸はフォーメーションを変更。パルセイロと同じ3-4-2-1にしてきました。これにより、まず#15日高選手の脇のスペースを#10新井山選手を下げて消します。さらに守備時には5-3-2から5-4-1へと変更。パルセイロのCBの上がりにもマークをつけて対応しようと手を打ってきました。これにより前半効果的だったCBのオーバラップの威力は半減し、攻撃にリズムが生まれなくなっていってしまっています。サイドにボールがあるときにも必ず数的優位を作るように対応していて、逆サイドのシャドーを絞らせて中を固め、パルセイロの攻撃を許しません。


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また、攻撃時には#9上形選手がシャドーにポジションを下げたことで、パルセイロはやや捕まえ切れていない印象がありました。#9上形選手#7中村選手は中盤とディフェンスラインの間にうまくポジションを取っていて、ボールを引き出します。また、#18谷尾選手が前半よりも裏を狙う動きを増やすことで、パルセイロのディフェンスラインを押し下げ、スペースを作ってもいました。そのスペースを上手く使い、後半立ち上がりは八戸が攻勢に出ます。




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後半11分。パルセイロが最初の選手交代を行います。直前のプレーで頭を痛めた#11木村選手に替えて#10宇野沢選手を投入。前線で勢いを復活させ、ゴールを狙います。


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同点に追いつきたいパルセイロ。#10宇野沢選手がサイドに流れたり、下がってスペースを空け、#7妹尾選手の裏への抜け出しを促すなど流動的に動きます。ハーフスペースに流れて八戸のWBを引き付け、空いたパルセイロのWBにボールを出し、クロスを上げさせたりもします。#10宇野沢選手#11木村選手よりも幅広く動いており、中央に人がいないという受け手の問題と、クロスの精度が足りないという出し手の両方に問題があり、なかなかシュートへと結びつきません。


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後半19分。八戸も最初の選手交代を行います。PKを決めた#9上形選手に替えて、#25宮崎選手を投入。#25宮崎選手は左WBに入り、#20三田選手がシャドーの位置に入りました。自陣左サイドから攻められる場面が増えてきていたので、そのケアですかね。


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後半22~3分からパルセイロは4-4-2にフォーメーションを変更してきました。攻撃時には4-4-2のような形にすることで、八戸の5-4-1とギャップを作り出すのが狙いだったように思えます。#10宇野沢選手#19三上選手の2トップが八戸の5バックの間でボールを受けれればという意図、サイドの枚数を2枚にしたことで、SBを浮かせてサイドを崩していこうという意図があったでしょうか。


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しかし、4-4-2はまだ連携が不十分で、マークが定まらず逆に八戸にそのギャップを使われてしまっているように見えましたし、4人のディフェンスラインが近寄りすぎてサイドを開けてしまったり、ボールホルダーに誰が行くのか、行った後のカバーをどうするのかが不明瞭で、#20三田選手#7中村選手を捕まえ切れず、変更直後にはオフサイドで助かったものの、#20三田選手に裏へ抜け出されるというシーンも見受けられました。


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パルセイロはサイドの枚数を増やしてサイド攻撃に行こうとしますが、八戸はWBにサイドのCB、シャドーにボランチの片方と4人でサイドを固めてきます。さらに、中央のCBをペナルティエリア角に立たせ、もう片方のボランチがその前を埋め、人数をかけて守ってきます。八戸は後半32分にも左CBの#21須藤選手に替えて、#22穂積選手を投入し守備を強化していました。


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ここでパルセイロはSBのオーバラップを有効活用したいところでしたが、SHがサイドに、FWがペナルティエリア角付近におり、上がれるスペースがありません。結果として、後ろでボールをもらうだけになり、八戸を崩すまでには至りません。よってパルセイロはSBが上がれないのでサイドを崩すために、FW2人ともがサイドに行ってしまい、中は逆サイドのSH一人という不味い状況に陥っていました。サイドをどう崩すのかは練習でパターンとして磨いていってほしいところです。


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この日の入場者数は4,247人。雪が舞っていてアホほど寒かった昨シーズンの3,389人よりは増えていますが、2017シーズンの6,009人と比べると大分寂しい数字です。なんとか増やさないと...。

それと今シーズンから選手交代時や入場者数発表のときに、スポンサーが表示されるようになっています。既にやっているクラブも多いですが、いい取り組みだと思います。


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後半36分、八戸は右サイドでボールを持ちます。#7中村選手がボールをフリーの#10新井山選手に下げると、#10新井山選手は左サイドへとサイドチェンジ。これを#25宮崎選手が受けると、ついてきた#19三上選手を完全に躱さないままクロスを上げ、これを中で#20三田選手が合わせ、八戸が2点目を奪いました。


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この失点は#19三上選手が簡単にクロスを上げさせてしまったことや、#5池田選手がボールウォッチャーになっていて、#20三田選手に競りに行けなかったこともありますが、最大の要因は#10新井山選手にフリーでボールを触らせてしまったことですね。#10新井山選手は前節のガンバ大阪U-23戦でも精度の高いクロスやサイドチェンジを多く蹴っていたので、パルセイロとしては対策が必要なところでしたが、ボールを持った#7中村選手に釣られ、#10新井山選手を見る選手が誰もいませんでした。それでも、#7妹尾選手がプレスバックしてれば簡単に蹴らせることはなかったはず。パルセイロとしては人数が揃っていただけに悔やまれる失点となりました。









パルセイロは失点の直後に#7妹尾選手に替えて、#27竹下選手を投入し1点でも返すことを狙いますが、八戸の守備を崩すことができず、逆にSBの脇のスペースを流れてきたシャドーに使われ、ペナルティエリアにすらなかなか到達できない状況です。#10新井山選手に替えて#44秋吉選手を投入し、最後まで集中力と運動量を切らさなかった八戸に、パルセイロはついにゴールを決めることはできずに、0-2で試合終了。八戸にとっては嬉しいJリーグ初勝利ですが、パルセイロは開幕戦に続いて再び勝ち星を挙げることはできませんでした。


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この日のパルセイロは、前半は上手く八戸の穴となるところを突いて攻撃できていましたが、後半八戸が対策を練ってくると、なすすべなくそのまま押し切られてしまったので、試合を通しての対応力が課題として残りました。また、シュート数は上回ったものの枠内シュートが少なかったので決定力の向上も望まれますね。それと熊本戦では機能していた前線からのプレスが、この日は影をひそめてしまったのは口惜しいところ。後手に回るのではなくもっと積極的な守備をして、失点を減らしてほしいなと思います。
 

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ゴール裏に挨拶に来た選手の表情にも悔しさがにじみます。この日の敗戦を引きずらず、切り替えて次の試合こそは勝ちましょう!


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お疲れさまでした!!




















<ハイライト動画>










選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第2節 vs ヴァンラーレ八戸(長野公式)

フォトギャラリー(長野公式)

【試合結果】2019明治安田生命J3リーグ 第2節 vs AC長野パルセイロ(八戸公式)


AC長野、ホーム開幕黒星 八戸に0―2(信濃毎日新聞)

ヴァンラーレJ初勝利、長野に2-0完封(東奥日報)

AC長野パルセイロの本拠地・長野Uスタジアムに巨大エリンギ出現(ドメサカブログ)












さて、開幕2試合を終えて未だ勝ちのないパルセイロ。次節こそは今シーズン初の勝利を掴みたいところです。そんなパルセイロの次節の相手はセレッソ大阪U-23。ここまで開幕2連勝と好調で、さらに去年の対戦成績はパルセイロの2敗。厳しい相手ですが、これくらい跳ね返せなければJ2昇格などの夢のまた夢。激しく戦って浮上のきっかけにしたいところです。


さらに次節もホーム長野Uスタジアムでの試合です。3月23日(土)14:00キックオフなので、時間のある方はUスタに足を運んでいただけると幸いです。さらに、その翌日の3月24日(日)は13:00から同じUスタでAC長野パルセイロレディースのホーム開幕戦も開催。こちらにも来てもらって両日ともパルセイロを楽しんでいただけるとすごくありがたい。ぜひともよろしくお願いします。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!

お読みいただきありがとうございました。


おしまい





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前節のJ3開幕戦、ロアッソ熊本相手に2-2で引き分けたAC長野パルセイロ。前線から守備に行くなど積極的な姿勢で臨み、今シーズンの戦いに期待が持てる内容でした。そんなパルセイロの今節の相手は、今シーズンJFLから参入してきたヴァンラーレ八戸。前節はこちらもガンバ大阪U-23と2-2で引き分けています。初顔合わせの対戦ですが、パルセイロにとっては今節はホーム開幕戦。シーズン開幕を待ちわびたサポーターのためにも勝利を目指します。




後編はこちら










空は曇り。冷たい風がびゅうびゅう吹きつける中、10時45分の先行入場に間に合うように今シーズン初の長野Uスタジアムに到着しました。最初は第1駐車場に車を停めようと思ったんですけど、今日の第1駐車場は駐車券を持っている方限定だったんですよね。開幕戦ということでまずは様子見といったところでしょうか。


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選手のタペストリーも今シーズン仕様にモデルチェンジです。ユニフォームと同じ柄になっていてかっこいい。


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チケット売り場の隣のブースでサポーターズクラブ特典のポストカードを引き換え。ポスターと同じ柄ですね。


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スタジアムへと向かうビクトリーロードには、選手の幟が掲げられていました。これは昨シーズンまではなかったのでいい試みですね。スポンサーやホームタウンの名前が入っているのも好感度高いです。


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今シーズン初めての長野Uスタジアム。いつ見てもやっぱり立派なスタジアムです。先行入場の待機列には150人ほどが並んでいました。





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スタジアムに入場すると今シーズンもライオーがお出迎え。手を顔に持っていく仕草がかわいいですね。ユニフォームも今シーズン仕様になっています。ハイタッチ仕立てはとても柔らかかったです。


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この日は坂城町のねずこんも来場。特に告知がなかったので、いてくれて驚きです。素朴で味わい深い。毎試合来てほしいですね。


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さらに、篠ノ井からしの丸おしのちゃんも来場です。スタジアム外の思い出の丘での書道パフォーマンスをPRしていますね。そんなことよりもっと触れ合いたかったな。


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さらにさらに、千曲市から一茶さん、小川村からおやキングも登場。おやキングの後頭部にはうっすら焼き目がついていました。こうやってホームタウンからキャラクターが登場するのは、地域を巻き込んでいる感があっていいですね。快く送り出してくれた各市町村にも感謝です。


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実に4か月ぶりのUスタのピッチ。芝生は青々としていて気持ちがいいですね。心が落ち着きます。


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この日のマッチデ―プログラムはA3サイズで2枚。去年はA3とA4がそれぞれ1枚ずつだったので大きな進歩です。インタビューは前節ゴールを決めた#29山田選手。パルセイロについては想像以上に走るチームだと語っていました。今日の試合についてのデータが乗っているのはありがたいですが、選手リストも載せてくれるとよりいいと思います。


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G3ゲートには毎年恒例のファーストゴール投票が。今シーズンホームで最初にゴールしている選手を予想して、サイン入り公式球を貰おうという企画です。私は#7妹尾選手を予想したんですけどね...。


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今日のラインナップ。久しぶりで安心感があります。これで八戸のマスコット・ヴァン太のぬいぐるみもあれば完璧だったんですけどね。販売されてないのかな。


この日はホーム開幕戦ということで特別イベントとして「まちの財産発掘隊 ~書の街・篠ノ井~」と称して、パルセイロを応援する書道パフォーマンスが、スタジアム外の思い出の丘で披露されていました。稲荷山で書道教室を開いている島田蒼月先生や、地元の屋代高校や篠ノ井高校の書道班が熱筆を振るってくれました。


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うーん...もうちょい高い角度から撮りたかった。書は申し分ないんですけど、これじゃなんて書いてあるのかちょっと分からないですよね。書いてるところも見れなかったし、もっと早く来ればよかった...。





















さて、時刻は11時を回り、一般入場の方も続々と入場してきます。その頃、Uスタ外周では...


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今年も開幕前番組・パルナンデスが開始されていました。ダイナマイトマンダムさんと大橋営業担当が今年もホームゲームを盛り上げます。ハンドメイド感があって癒されますね。ポルトガル製リーガタオルマフラー(限定150本)の宣伝や、グッズ売り場で電子マネー「Paypay」が使えることを告知した後に、本日のゲストが登場しました。


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八戸の名物サポーター、ティガーマスクさんです!丁寧な物腰でどうやって来たかを語っていましたね。


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八戸からお餅のお土産も持参してくれていました。八戸名物の「紅」チャントも披露していて、ああ本当にJリーグに来たんだなって感じがしましたね。


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チャントを歌うティガーマスクさん。




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また、この日はホーム開幕戦ということで長野市、須坂市、千曲市、坂城町、信濃町、小川村、飯綱町、信州新町の各ホームタウンからPR・飲食ブースが出店。ホームタウンストリートを形成していました。


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せっかくなので、名物をいただくことに。まずは千曲市
あんずロール(200円)です。

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しっとりとしたスポンジに柔らかな甘さの生クリーム。あんずの爽やかな酸味が合わさっていて美味しかったですね。想像以上にひんやりしていました。


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さらに、信州新町名物のジンギスカン(700円)もいただきました。ラム肉は歯ごたえがあって辛口のたれと共に美味しかったのですが、個人的には野菜も焼いてある方が好みです。




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この日の寒さに温かい飲み物を欲しがるライオー。


さて、グルメを食べてお腹を満たした後はグッズ売り場に向かいます。目的はライオーとヴァン太のキーホルダー、そしてイヤーブックです。

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新商品も様々並ぶなか、お目当てのキーホルダーを探しますが、ライオーはあってもヴァン太のキーホルダーはありません。店員さんに聞いたところ既に完売したとのことでした。11時30分では遅かったようです。毎試合相手チームのマスコットのキーホルダーが発売されるので、コンプリートしてやろうと思ったのですが、いきなり躓いてショックです。私が思っているよりもみんなマスコットが好きなのかな。


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ここにヴァン太も加わるはずだったのになぁ...。次はもっと早く来たいと思います。


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イヤーブックはレディースが表紙。13番ってことは中村選手でしょうか。でも髪型が違うような気もしないでもない。中では横山監督と本田監督が所信を述べていたり、#16阿部選手#17明神選手が対談したりしてました。いい緊張感をもって練習ができているようです。


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毎年恒例となったきのこ汁の振舞い。今年のホーム開幕戦もHOKTO様、長野都市ガス様、みすずコーポレーション様、八幡屋磯五郎様のご提供でありがたくいただくことができました。きのこのコリコリとした食感と味の染み込んだお揚げが美味しい。冷えた体に嬉しい暖かさです。また寒くなってきたシーズン終盤に食べれたらいいですね。


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スタジアムに入る途中のビクトリーロードでは新チャントの練習が行われていました。手作りの幕で分かりやすく説明されていて、これからの応援に向けて、こういう周知する機会は大切ですね。チャントの歌詞が書かれている用紙を配っていたのも親切です。


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Uスタ恒例の貸し出しゲーフラも残り少数です。スタンドを見ても掲げている人がこの日は結構多かったですね。



















再入場してホームゴール裏を通り過ぎ、バックスタンドまで行ってみます。


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テクニカルパートナー様提供のポスターが貼ってあったり、

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HOKTO様提供の横断幕が張られていたり、いろいろと装いが違っています。そして、装いが違うといったら、バックスタンドの飲食店。この日はJAグリーン長野さんが不在で、なからさんが一番奥から手前に移動していました。きのこそばはこの日も人気で50人ほどの長い列ができていましたね。八戸サポの方も並んでいました。


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スタジアムにいたら少し小腹が空いてきたので、スイーツオンスイーツさんのクレープを購入です。選んだのは10色限定のアップルシナモン。砂糖漬けにされたリンゴのほのかな甘さにシナモンの風味が効いていてこちらも美味しかった。スタジアムで食べるクレープって美味しいですよね。もっと広めていきたいなって思います。


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ピッチに水が撒かれるといよいよ始まるなって感じがします。12時も10分を過ぎたころフィールドプレイヤーに先駆けてGKが登場しました。


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続いてフィールドプレイヤーの登場です。

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当たり前ですがまだまだ見なれない顔ぶれが並んでいて、新鮮な気持ちです。


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写真は#23大城選手のチャント。タオルマフラーを回しながら歌います。事前に練習があったとはいえ、まだまだ新チャントはおぼつかないのも確か。4か月のブランクもあって、声量はまだまだこれからという感じです。でも去年なかなか歌えなかった#18内田選手のチャントが歌えたのはよかったですね。#23大城選手と同じく、タオルマフラーを回しながら歌うのですが、自分自身完全に抜け落ちていたので、次の試合までにはおさらいしておきたいと思います。


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#30浦上選手のチャントもお披露目されました。名前が先に来るパターンですね。




一方、その頃スタジアム外では#8堂安選手がパルナンデスでのトークショーに出ていました。


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ブース前にはサポーターが50人ほど集まっていて、層が何層にもできていました。熱烈な人気ぶりです。


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トークはこちらのホワイトボードに描かれた質問を元に進みます。サッカー選手にお勧めの居酒屋を聞くなや。


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#8堂安選手の口から「今シーズンこれから良くなっていく予感しかないです」と心強い言葉が聞けたところで再びスタジアム内へ戻りますが、その途中、



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G3ゲートでは#20吉村選手#21立川選手#31リュウ選手がTEAM AS ONE募金の呼びかけをしていました。東日本大震災から始まったこの募金も今年で8年目。私もわずかながら協力させていただきました。募金した時の3人の優しい笑顔が印象的でした。




席に戻るとピッチでは今年もリスペクト宣言が行われていました。パルセイロの特色であるこの取り組み。今年も継続されるようでよかったです。



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この日リスペクト宣言をしてくれた子は祖父と祖母が青森にいるらしく、毎年遊びに行っているようです。でも「それとこれは別」ってちゃんと引き締めてくれてよかったですね。




では、ここで両チームのスタメンです。


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パルセイロは前節からスタメンを一人変更。#6岩沼選手が外れ、#7妹尾選手がシャドーに、#14東選手がボランチに入ります。フォーメーションは3-4-2-1。守備を安定させ、今シーズン初の勝利をつかみ取ることはできるでしょうか。


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対する八戸は前節からスタメンを2人入れ替え。#21須藤選手#27國分選手が今シーズン初スタメンです。システムは3-3-2-2。2戦目にして記念すべきJリーグ初勝利を目指します。

















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今シーズンの選手紹介はこんな感じです。昨シーズンよりもシンプルになっている感じですね。去年のコンクリート剥き出しのとはまた違った趣があります。




選手紹介が終わり、選手が入場するわけですが、ここで今日一番の好ましい変化が見えました。


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ホームタウンの全市町村の旗がまず最初に入場して、ピッチ中央で掲げられるんですよね。メインスタンドの方に向けていますし、カメラにも抜かれるので効果は絶大です。地域に支えられているというクラブの在り方をばっちり示していますし、とてもいいアイデアだと思います。毎試合やってほしい。



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パルセイロは毎年のホーム開幕戦の恒例となったビッグフラッグで選手を迎え入れます。力強い目つきが選手に力を与えてくれますね。


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対する八戸。ティガーマスクさんによると38人が来場したらしいです。関東から来た人も結構いるとか。大漁旗も見えて賑やかです。新鮮な喜びに満ち溢れていましたね。かつてのパルセイロのように。


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加藤長野市長のキックインセレモニーを経て、


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円陣を組んで...

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前半キックオフ!



後編に続く


真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男
田崎 健太
集英社インターナショナル
2018-07-26



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