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ものすごく薄くて、ありえないほど浅いブログ。 Twitter → @Ritalin_203

タグ:J3リーグ



つい最近まで最下位に沈んでいましたが、ここ2試合は連勝と調子を取り戻しつつあるAC長野パルセイロ。ただ、前半戦で負けが込んだのが影響し、5勝6分8敗と未だ負け越し。勝ち点21で15位につけます。一つでも順位を上げるために勝利が必要な今節の相手はFC東京U-23。4勝6分9敗の勝ち点20で17位につけるチームです。U-18の選手の出場も多く、パルセイロとしてはプロの意地を見せたいところです。


では、観戦記を始めます。ずいぶん時間が空いてしまいましたが、今回もよろしくお願いいたします。













電車とバスを乗り継いで約1時間。15時ちょっと前に1週間ぶりの長野Uスタジアムに到着しました。バスから降りてイヤホンを外すと、打楽器のアンサンブルが聞こえてびっくりしましたね。


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この日は最高気温が35.7℃まで上がり、長野市は3日ぶりの猛暑日になったといいます。空も青空の横に入道雲が覗くなどTHE夏という陽気でした。


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一般入場開始ちょっと前にはライオーが外に出てきて、サポーターと触れ合っていました。熱いのにわざわざありがとうございます。


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ナーーーセバンニャー ババリンティワワー


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ナーーーセバンニャー ワガガギィーーティワワー

あ、映画『ライオン・キング』公開中です。私はあまり好きじゃなかったんですけどね。いや、映像は凄いんですよ。ただ、お話が完コピだったのが受け付けなかっただけで。


チケットゲートをくぐり、ホーム入場ゲートへ向かうと、そこには


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北沢マロwithリズムオーケストラの皆さんが演奏をしていました。去年も何回か演奏してくれましたが、今年は初めてで事前告知もなかったはず。サプライズ的にUスタを明るく盛り上げてくれました。初めて来たFC東京U-23サポーターも驚いたのではないでしょうか。


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確認できた限りでは16時20分ごろまで休憩を挟みながら演奏を続けてくれていました。退屈しない時間をどうもありがとうございました。また機会があれば。


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この日のゴール裏にも手書きの横断幕が貼られていました。応援団体がFrenteさんになってから毎試合掲出されていますね。


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この日は日陰からの観戦。やはりシーズンも半ばとだけあって芝生も所々剥げてきてしまっていますね。特にゴール前の一帯が明らかに違います。


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この日のマッチデープログラム。サマーナイトZOOに興味がそそられます。


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選手インタビューはルーキーの#31リュウ選手。水谷コーチのもとでどんどん学んで成長していってほしいですね。試合に出ていない#31リュウ選手よりもっと取り上げるべき選手がいるとは思わなくもありませんが。


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外ではたくさんのゲーフラが手に取ってもらえる時を待っていて、


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ライオーもサポーターのお出迎えをしています。


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両手を握ってサポーターと突き合わせる。これが本当のライオンのグータッチ。ナーーーセバンニャー。いつもより登場時間短かったですけど、それもしょうがないでしょう。暑い中お疲れ様です。






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この日のラインナップです。


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二人、手を繋いでいるように見えるのがキュートですね。


この日はグッズ売り場で1000円以上の買い物をすると、その後のビンゴゲームに参加できるという催しがありました。なので、1000円分買い物をせねばと少し迷った結果、買ったものがこちら。


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クリアファイル(300円)、マッキー2本(500円)、GAMBA BOYのキーチェーン(400円)で、計1200円です。実用性で選びました。事務職なので。東京ドロンパは売切れてましたけど、GAMBA BOYのキーチェーンがまだ残っていてラッキーでしたね。


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マスコットたちもだいぶ溜まってきました。ただ、逃してしまったマスコットも多いのでこれは半分くらいですね。


ビンゴ大会が始まるまでは15分ぐらい時間があり、この日出店していた須坂市のブースへ向かいます。

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観光パンフレットの配布ブースの隣にはタコス屋さんがあったので、遅めのお昼ご飯です。

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4種類あったメニューの中からチキンタコス(500円)を注文です。

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こぼれそうな大量のレタスはシャキシャキした食感。トマトソースはピリ辛く、トルティーヤの生地は歯ごたえがあります。チキンの存在感がやや薄かったのが気がかりでしたが、美味しくいただきました。












時刻は15時30分を過ぎました。外には23個の景品が並んでいます。


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ぐったりとしていて暑そうです。

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サポーターもテントで涼んでいる方が多数でした。呼びかけでようやく数人が前に出ていく状況でしたね。


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15時35分頃にビンゴ大会は開始。アプリで無作為に抽出された番号が読み上げられていきます。ビンゴマシーンを回すのではないのですね。


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番号が読まれてちょくちょく当選者も出始めた頃、私は並んでいた晴天さんのかき氷イチゴ味(500円)を手に入れました。他の人が食べているのを見て美味しそうに感じたので購入したんですが、どうですかこれ。イチゴシロップがたっぷりかかってさらにイチゴの果肉と練乳ものって。美味しくないわけがないですよね。実際期待を裏切らない味でしたし、機会があればまた食べたいです。


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ビンゴゲームはFC東京U-23のサポーターが#13山口選手提供のバッグを当てたり、


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パルセイロサポーターの女性が#27竹下選手のスパイクを貰ったりしていました。わりとちゃんとした景品が揃っていましたね。


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ただ、私に景品が当たることなく、ビンゴ大会1回目は終了。リーチまでは行ったんですけど、あと一つが読まれず。惜しかったです。


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ビンゴ大会も終わり、外ではやることがなくなったので、スタジアムの中に戻ります。


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パルセイロTVではこの日は須坂市がPR。市唯一のスキー場である峰の原高原リゾートの方が喋っていました。現在は峰の原高原リゾートではバーベキューを楽しめるそうです。昨シーズンからは日本で唯一のスノーボード施設も登場したようですね。

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パルセイロTVの最後はAC長野コールで締めますが、普段するコールをしないでみると、想定以上にスタジアムは静かでした。県民性ですかね。今日ちょっとやばいなと感じました。




中くらいの量のタコスとかき氷ではお腹は膨れず、この日はもう一品スタグルを追加することにしました。


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バックスタンドに出店しているスイーツオンスイーツさんの


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チョコバナナクレープ(500円)です。チョコチップがわんさか乗っていて、王道の味。スタジアムで食べるクレープはいいですよね。甘いものばかり食べて生きていたい。


クレープを食べ終わって少しした後、ピッチにGKが登場し、ウォーミングアップが開始されました。


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フィールドプレイヤーの選手も登場です。


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この日アップで感じたのですが、スタメンのCB3人が個別で練習するようになっていたんですよね。ロングボールの跳ね返しが主でしたが、初めてのことだったので新鮮でした。


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そうそう新鮮と言えば、前節からゴール裏にライオーの大旗が登場しているんですよね。他のクラブにもマスコットの大旗があるクラブはありますが、イラストではなく実写を採用したクラブは珍しいのではないでしょうか。和みますね。











一方、その頃スタジアムの外では#26遠藤選手のトークショーが行われていました。

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憧れの選手はさんざん悩んだ挙句、元日本代表の長谷部誠選手だそうです。


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けっこう喋り慣れていて、他の選手に比べて軽快なトークを展開していましたね。なお、隣では#10宇野沢選手#31リュウ選手のサイン会が行われていましたが、私が行った時にはもう終わってしまっていました。


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なお、ピッチ内ではまだアップが行われています。






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ゴール前のまだ養生中の芝生。寒冷地仕様の芝生は夏に弱いんですかね。


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選手のアップ終了後にはリスペクト宣言。前節はなく、この日もないと思われましたが、スタジアムにはいきなり高校サッカー選手権大会のテーマ曲が流れます。それに合わせて前後左右から人が飛び出し、ピッチの上へ。そして真ん中で踊り始めました。


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なお、この時乱入者と勘違いしたのか、それとも演出なのか分かりませんが、警備員の方が一人の男性を押さえつけていました。演出だったらいいんですけど、もしそうじゃなかったら打ち合わせちゃんとしとこうよ。


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人数はどうやって集めたのかと思うほどどんどん増えていき、50人ほどの集団に。フェアプレーフラッグとライオーも登場し活況を呈していきます。パルセイロってこういうことするクラブでしたっけ。


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そしてなんとそのままリスペクト宣言に突入。宣言自体はシンプルなものでしたが演出を加えた新しいリスペクト宣言でした。




どうやらこれはフラッシュモブだったようです。私はフラッシュモブ、クソだなと思っていたんですけど、恋愛が絡まなければ普通に楽しく見れますね。変化をつけていてよかったと思います。自分では絶対にやりませんけど。


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では、変化球のリスペクト宣言が終わったところで両チームのスターティングメンバーです。







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パルセイロは前節からスタメンの変更はなし。連勝中の11人で挑みます。フォーメーションは3-4-2-1。


一方のFC東京U-23は前節からスタメン7人を変更。OA枠やここまで11得点を挙げている#24原選手などが不在で、U-18所属選手が9人と非常に若いチームです。パルセイロとしてはこれは負けられない。フォーメーションは4-2-3-1です。


ここでスタジアムもスタメン発表ですが、この日はスタジアムDJのポリさんがゴール裏まで来て発表してくれました。本当にやっているのかとゴール裏もいつもより盛り上がります。


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スタメン発表が終わった後はいつも通り、入場前の選手の様子が流れていよいよ選手入場です。

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この日のパルセイロサポーターは200人ほど。大きな声援で選手を鼓舞します。


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一方のFC東京U-23サポーターはこの日はトップチームの試合がなかったこともあり、100人ほどが来場していました。ばらばらに散らばって座っています。


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円陣を組んで…


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前半キックオフ!


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前半の立ち上がりはパルセイロがペースを握ります。サイドに3人4人と集めて密集を作って崩す、という基本方針はこの日も変わらず。サイドのCBにボールが入ったときには両WBがタッチライン際まで開き、ボールを引き出します。そして、シャドーや#39斎藤選手が裏に流れて、ボールを受けてクロスというのがパターンで、その流れからCKを多く獲得していました。


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さらに、パルセイロはこの暑い中でも前線からのチェックを敢行。#39斎藤選手とシャドーの選手が相手のボランチへのパスコースを塞ぎ、CBから縦パスを入れさせません。ただ、パルセイロのボランチの選手までもが前線までプレッシャーをかけてしまうと、後ろにスペースが出来てしまうので、底は注意したいところですね。奪取することが出来れば大きなチャンスになるんですが。


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この日からCK等のチャンス時に画面には分かりやすくCHANCEと表示されるようになりました。山雅をはじめ多くのクラブが行っている取り組みがパルセイロでも導入されましたね。アリーナ様ありがとうございます。


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また、この日のパルセイロは繋ぐ意識が高く、#1小澤選手もCBにパスをするシーンが多く見られました。前線へのロングボールもそこまでなかったように思えます。暑さで選手が走るよりボールを走らせた方が良いという考えでしょうか。ただ、FWの選手が裏へ動き出しているのにそこへボールを出すというシーンはあまり見られなかった印象です。涼しくなってくればもっと増えるのかな。


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また、前後半の中ごろに一回ずつ設けられる飲水タイムの表示もこの日が初登場。水色の爽やかなトーンを基調とし、サポーターへの呼びかけも行うなどかなりの好印象です。


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パルセイロはサイドに重点を置いて攻撃しますが、FC東京U-23は中央突破を志向します。SHもSBも絞らせて、#52久保選手や2列目の選手が裏を狙ってきます。しかし、前半のパルセイロはボールの出どころであるボランチにきっちりと寄せることが出来ており、危険なシーンはほとんどなかった印象です。トップ下にいた#19宮崎選手もボランチが下りて見れていましたしね。


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前半はほとんどパルセイロのペースで進むも、シュートが大きく枠外に飛んでいくなど最後のところの精度が不足し、ゴールには至りません。前半はそのまま0‐0で終了。特典が奪えなかった以外はおおむね良好な前半だったので、後半も同じように続けることが期待されます。




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この日のボランティア参加者数は31人でした。会場からは拍手も聞こえます。いつもありがとうございます。












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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


後半になるとFC東京U-23が盛り返します。スタミナで優位に立ち、前への圧力をかけてきました。パルセイロのプレスが弱まったことも関係し、ボランチからスルーパスが出るようになり、パルセイロは何度かあわやというシーンを迎えますが、#1小澤選手の好守もあり、すんでのところで耐えます。


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一方、パルセイロは後半になって自陣左サイド、FC東京U-23の右サイドを中心に攻め続けます。ここで目立っていたのが#8堂安選手で、サポーターの目の前で突破を見せスタジアムを沸かせていました。突破した後の精度はあまり良くなかったですが。それにショートパスをつないでパルセイロは突破しようとするので、わずかなミスが命取りになりますし、ゴールライン際で1対1を仕掛けるのは分が悪めです。サイドに人数をかけるあまりゴール前にあまり人もいませんし。いつもピッチ内アップでクロスに対して2人入っていく練習をしてますけど、そのシーンは試合であまり見られることはないので、ここは改善してほしいところです。


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後半19分に#39斎藤選手に替えて#9津田選手を、#8堂安選手に替えて#13山口選手を投入してゴールを奪いに行くパルセイロ。#13山口選手の投入により、#18内田選手が右サイドに#25有永選手がシャドーに移るのは最近よく見られるパターンです。しかし、パスを回していながらも、相手をあまり動かせていないため、チェックを受けてクロスの精度は下がり気味。力が入りすぎて中央を越してしまうシーンも多く見られました。シュートもそうです。フリーになれていないため、相手のチェックを受けてシュートコースを消され、打ったシュートは枠外に。攻めてシュートも打てていますが、得点の気配はあまり感じられませんでした。


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ただ、FC東京U-23もユース所属選手が多かったため、技術的にやや劣り、こちらもゴールにまでは至りません。両チーム決め手に欠くジリジリとした試合展開の中、後半36分に#19三上選手に替えて#7妹尾選手が投入されます。相変わらず左サイドを攻めるパルセイロ。斜めの角度的に厳しいゾーンからシュートを打ち続けますが、ゴールをかすめるシーンが続きます。


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この日の入場者数は3051人。なんとか3000人を越えました。もっと欲しいですけど。


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このまま試合終了かと思われた後半44分。#24新井選手#9津田選手に縦パスを入れます。#9津田選手は相手選手を2人引き付けて、その間に#7妹尾選手が裏に抜け出す。#9津田選手#7妹尾選手にパスを出し、これをフリーになった#7妹尾選手が落ち着いて決めて、パルセイロが試合終了間際に先制しました。久しぶりに飛び上がって喜びたくなるほどうれしいゴールでしたね。#7妹尾選手はこれが待望の加入後初得点です。たくさんの選手に覆いかぶさられる様子からも、このゴールの価値と#7妹尾選手の苦労が計り知れました。





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そして、そのままパルセイロは後半アディショナルタイム3分もしのぎ試合終了。パルセイロが1-0で3連勝を飾りました。3連勝は2016シーズン以来3シーズンぶりということで、10位に終わった2018シーズンはともかく、5位だった2017シーズンも達成していないのは意外です。ただ、試合内容はパスが繋がらないシーンも多く、あまり良いとは言えません。でも、もっと内容が良くても負けた試合も今シーズンにはあったわけで、シーズンを通してみるとトントンになるようにできているかもしれないですね。







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ヒーローインタビューは#7妹尾選手。歓喜の言葉にまだゴールの興奮冷めやらぬゴール裏も沸きます。


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最後は全員で勝利のラインダンス・シャナナをして、この日はおしまい。選手にもゴール裏にも興奮と安堵の笑顔が広がります。課題は依然山積していますが、勝つのはやはり嬉しいですね。


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ありがとうございました!






〈ハイライト動画〉










選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第20節 vs FC東京U-23|試合結果(長野公式)

試合結果(東京公式)

AC長野が3季ぶり3連勝(信濃毎日新聞)











これで3連勝を達成したパルセイロでしたが、順位は相変わらず15位のまま。しかし、第20節終了時点では7位の福島から15位のパルセイロまでが勝ち点3差の中にひしめいており、次節勝てば一気に順位を上げられる可能性があります。そんな次節の相手はザスパクサツ群馬。現在6試合負けなしで、10勝5分5敗の勝ち点35で自動昇格圏内の2位につける強敵です。さらに、




という絶好調ぶり。ふわふわした好調のパルセイロとは違いますね。ただ、仮にまだJ2昇格を諦めていないのならば、勝たなくてはならない相手です。8月31日(日)19:00~アウェイ・正田醤油スタジアム群馬での試合で、長野から近いこともあり、多くのパルセイロサポーターの来場が予想されます。強敵の群馬を倒して4連勝を達成したいですね。


また、次回のホームゲームは9月8日(日)17:00~。長野Uスタジアムで福島ユナイテッドFCとの対戦です。福島は現在8勝3分8敗の勝ち点27で7位。パルセイロとしてはここも勝って順位逆転と行きたいところ。私は現時点では行けるかどうか不透明ですが、都合のつく方はぜひとも応援のほどをよろしくお願いします。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


おしまい





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前節Y.S.C.C.横浜に0-3の大敗を喫してしまったAC長野パルセイロ。3勝4分6敗の勝ち点13で最下位に沈みます。いやー辛いですね。下位チームには勝たなければ、の下位チームになっちゃってますからね。今まで上の方にいた時間が長かった分余計に辛いです。


再起を期したいパルセイロの今節の相手はガンバ大阪U-23。5勝4分4敗の勝ち点19で9位につけています。3連敗を避けるためにも勝たなければなりませんね。


では、観戦記を始めます。よろしくお願いします。
















数日前の雨予報とは打って変わって、日差しが差し、うだるような暑さとなった6月の最終日。15時ごろにシャトルバスでUスタに到着しました。バスの中めっちゃ暑かったなぁ。冷房が入ってからは涼しくなったけど。


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Uスタ上空にも梅雨の晴れ間が覗きます。


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この日から最後尾の看板に、イベント情報を載せるようにしたんですね。とてもいい試みだと思います。


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一般入場するとキャラクターたちがお迎えしてくれました。こちらは山ノ内町のおこみんです。モチーフはおそらくオコジョ。初めて見たけれど可愛いですね。


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この日のライオーは招き猫ポーズでお出迎えをしてくれました。いやーあざとい。新たな魅力発見です。


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なんとこの日は、長野キャラクター界の首領・アルクマさんも来場されていました。さすがの存在感と奥深さです。


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さらに、この日もキリンビール一番搾りの試飲が供されていました。夏はずっとやるんですかね。私もビールが好きなので有難いです。


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この日のゴール裏入り口には、でかでかと手書きの横断幕が掲出されていました。熱いですが、切羽詰まったものを感じます。


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この日のピッチも状態はよさげでした。


さらに、この日は配布物も盛りだくさん。

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毎節恒例のマッチデープログラム。この日は#13山口選手のインタビューに、ホームタウンページは山ノ内町です。


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この日は明治安田生命長野支社サンクスマッチ。それにちなんでクリアファイルがプレゼントされました。この中の冊子には、いくつかエンブレムが印刷されており、引き当てると選手と触れ合うことができたそうです。3000分の20と倍率はかなり低めでしたが。


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反対側はレディースチームでした。


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さらに、健康づくり県民運動・信州ACEプロジェクトのお知らせも配布されました。アルクマさんが表紙のノートは方眼紙で使い勝手がよさそうです。


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山ノ内町からは除菌用ウェットティッシュが配布されました。応援した汗でべとついた顔を拭くのに使用できそうですね。




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スタジアムから外に出ようとすると、ちょうど選手バスが到着していました。今節は入り待ちは行われなかったようですね。応援団体も変わりましたからね。


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この日のラインナップ。夏の始めらしく、向日葵が咲いています。


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この日のコンコースもまあまあの賑わい。前日に松本でトップチームの試合があったためか、この日はガンバ大阪のサポーターも多く来場していました。たくさんいらしてくれて有難い限りです。


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手招きをするライオー。


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アテンドのお姉さんと熱い抱擁を交わしていました。目尻が超イケメンです。












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試合前事前番組パルナンデスはとうに始まっています。このシーンはグッズ紹介ですね。ユニフォームを着たミニチュアのテディベアを紹介していました。


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一回1000円とはなかなかの値段です。


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その横にはMyメガホン作りのコーナーがありました。メガホンにメッセージを書くことができるようです。のちに選手も登場していたらしいですね。


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また、その隣では横断幕の作成も。メッセージの上に手形を残すスタイルのようです。


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私も書かせていただきました。悔いがないのが一番です。


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また、七夕が近いこともあって短冊がこの日はお目見え。サポーターがそれぞれに思いを書き連ねていました。選手の願い事もありましたよ。


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さらにさらに、この日は山ノ内町のブースも出店。


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100円のりんごジュースには、その値段の安さからかチームを問わず多くのサポーターが群がっていました。私も飲んだんですけど、すっきりとした味わいで美味しかったです。


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おこみんの横顔。スターの対応。


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パルナンデスでは、ガンバ大阪サポーターが楽しく談笑していました。


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たまたま寄ったグッズ売り場の中にはライオーがいてくれたり。ここにいるのは珍しい。


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#17明神選手のJリーグ通算550試合出場記念グッズもまだまだ販売中です。


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選手への質問を募集するホワイトボード。#29山田選手が出ていないのは本当に謎ですね。怪我でしょうか。誰かが復帰したら誰かが怪我して。なかなか上手くいきませんね。


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富士見チーズ工房さんのチーズドッグをいただきながら(小さかったので100円返金してもらえた)、スタジアム外でダラダラと過ごします。


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すると、パルナンデスでは先日、7月限りでの退団を発表した#6國澤選手が登場しました。退団間近のスペシャルゲストです。


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アメリカには気づいたらいたことや、今後のことはまだ何にも決まっていないことなどを話す#6國澤選手。口下手な印象もあり、穏やかに進行していきます。


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やり残したことを聞かれると、最初は「ない」と答えていましたが、考え直して「まだホームで勝てていないのでホームで勝つこと」と答えを変更。将来パルセイロレディースに帰ってくる確率は「100%」とのことです。あ、これ別に選手としてじゃなくスタッフや、もっと言えばファンとしてというのも込みでの100%だそうです。いつか帰ってくることを期待しつつ、海外でも頑張ってください。応援しています。


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アルクマさんは長い時間コンコースにいてくださいました。頭が下がる思いです。


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ゴール裏売店にあるウィンナー盛り(600円)をいただきながら待っていると、GKが入場してきました。


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続いてフィールドプレイヤーの登場。ですが、この日はゴール裏で新団体「Frente de Nagano」の立ち上げということもあり、心機一転。ゴール裏で肩を組んで選手を迎えようという試みがなされました。フィールドプレイヤーが入場してくると、肩を組むサポーター。肩に手を回されると、ほんの少しだけだけど心強かったです。選手チャントもその場で歌っていましたね。


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では、ここで本日のスタメンです。


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パルセイロは前節からメンバーを5人変更。#5池田選手#30浦上選手#8堂安選手#27竹下選手と若手選手が出場機会を掴んでいます。フォーメーションも一新して4‐4‐2。#30浦上選手がボランチに入るのが驚きですね。


一方のガンバ大阪U-23は前節からメンバーを3人変更。#35山口竜選手、#28高選手、#37白井選手がスタメンとなっています。前節ハットトリックを決めた#49塚本選手はメンバー外となっていますね。フォーメーションは4‐1‐4‐1です。











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この日のリスペクト宣言は要約すると「本場のたこ焼きが食べたい」とのことでした。絶対絶対負けへんでと関西弁も使っています。


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キックオフ前には明治安田生命長野支社長の竹林氏の挨拶がありました。「近年まれにみる苦境ですが、ともに勝ち上がっていきましょう」という内容だったと思います。いや本当に勝ちたいっす。


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明治安田生命様のキャラクター、うさりんとライト君も来場しています。


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選手紹介も済んで16時50分過ぎ、選手の入場が始まります。


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この日のパルセイロゴール裏。新体制一発目ということで、いつもより気合の入った声援を送っていました。弾幕も新しくなっていますね。2階席の弾幕が好きです。


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一方のガンバ大阪U-23ゴール裏。前日の影響もあり、過去最大規模のサポーターが来場していました。U-23でこれだけはいるのは珍しい。

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試合前にはまず、#9津田選手のJリーグ通算300試合出場達成のセレモニーがありました。プレゼンターは両親とお子さんです。


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花束を貰って嬉しそうな#9津田選手。この日もベンチから出場機会をうかがいます。


さらに、この日は冠スポンサーである明治安田生命長野支社の竹林氏によるキックインセレモニーがありました。写真はすみません、撮れませんでした。


ゴール裏に戻っている間に円陣も組み終わり、選手がピッチに散らばって...


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前半キックオフ!


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前半はガンバ大阪U-23ペースで進んでいきます。パルセイロが5バックから4バックにして、一人当たりが守る範囲が広くなったのを利用し、CBとSBの間にSHやIHが走らせるという攻撃を繰り返し、ゴールに迫ります。


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この斜めの動きにパルセイロはボランチを落とすわけでもなく、まだ慣れていなかったのか対応できず、裏でボールを受けられピンチを招き、自陣に釘付け。かといってパルセイロのSBが絞ると今度は外のスペースをガンバ大阪U-23のSBが使ってくるので、悩ましかったですね。4-4-2に不慣れな感じが出ていました。


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しかし、パルセイロはなんとか失点することなく立ち上がりの15分を終えます。しかし、前半20分。#21立川選手#5池田選手にパスを出しましたが、これが合わず#26奥野選手に奪われてしまいます。#26奥野選手は中にクロスを入れますが、これがカットしようとした#5池田選手の足に当たってコースが変わりゴールイン。パルセイロは一番やってはいけない形で失点を喫してしまいました。うーん、これは次戦は#21立川選手はスタメンを外れるかもしれませんね。


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さらに悪い流れは続き、前半23分。CBとSBの間を突かれて#47川崎選手に抜けだされ、クロスを上げられてしまいます。このクロスがスライディングをした#18内田選手の手に当たり、パルセイロはPKを献上。まあゴール裏から見ても明らかに手に当たっていたのでしょうがないですね。故意ではないと判断されることを期待したんですけど、そうはいきませんでした。


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キッカーは#18高木選手。パルセイロサポーターは守る#21立川選手に大きな声援を送ります。そのおかげもあってか、#18高木選手が蹴ったボールはゴールの右に外れて、パルセイロは2失点目を回避することができました。危なかった。


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ここから反撃に出たいパルセイロでしたが、なかなかゴールに近づくことができません。サイドをワンツーで抜け出そうという意識が強すぎて、相手に読まれてしまっていた部分もあったと思います。人数をかけても動き出しが少なく、攻撃に勢いもなかなか生まれませんでしたしね。


ただ、それでも前半42分。#8堂安選手が左サイドでボールを受けると、中央の#22国領選手に戻します。ここで#8堂安選手の中に入る動きにガンバ大阪U-23のDF二人が釣られ、サイドで#13山口選手がフリーに。すかさず#22国領選手はその#13山口選手にパスを出し、#13山口選手は落ち着いてクロス。これに#19三上選手が頭で合わせ、パルセイロが同点に追いつきました。前節は追いつけずにずるずると行ってしまったので大きな改善です。


そして、そのまま1-1で前半終了。4-4-2にまだ慣れていない感が辛かった前半でした。それでも前節よりはいいんですけけど。


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ハーフタイムには明治安田生命様の抽選会があったり、


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Jリーグみんなの健活体操があったりしました。


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うさりんもゴール裏で健気に体操に励んでいます。

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この健活体操思っていたよりも長くて、13番まであったんですよね。あまりに長すぎてガンバ大阪U-23の選手がピッチに出てきても続いてましたもん。和ませて戦意を削ぐ作戦だったのか...?狡猾ー。


後半開始に当たってパルセイロは選手交代。#30浦上選手に替えて復帰戦となる#24新井選手を投入します。#30浦上選手はちょっと配球の面で物足りなかったかな...。しばらくボランチ起用はないと思います。#24新井選手は実に1年半以上ぶりの復帰ですね。おかえりなさい。


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後半キックオフ!


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#24新井選手が入るとパルセイロは見違えたように安定感を取り戻します。#24新井選手は長らく試合から離れていたとは思えない予測の良さで、インターセプトをしたり、パスコースを塞いだりと大活躍。さらに、ボールを散らすのも上手く、パルセイロのビルドアップはスムーズになっていきます。

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加えて、パルセイロは後半開始から勢いを持って入っており、前線からプレスに行ったり、攻→守の切り替えのスピードを早めたりと、よく走っていました。高い位置でボールを奪えるシーンもあり、ゴールに徐々に近づいていきます。


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#8堂安選手に替えて#7妹尾選手を、#27竹下選手に替えて#9津田選手を投入し、逆転を狙うパルセイロ。しかし、後半32分。左サイドから#18高木選手がボールを受けるとターン。#4内野選手を躱してシュートをゴールに流し込み、ガンバ大阪U-23が2点目を奪取します。マークが少しあいまいになっていたのかな。後半はパルセイロが押していただけに痛い失点でした。


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ただ、それからもパルセイロが押す時間帯が続きます。サイドチェンジを多用し、ボールを前へと運ぶ手立てを見せ、人数でサイドを崩してからのクロス。惜しくもゴールには結びつかなったものの、クロスすら上げられなかった前節と比べると格段の進歩です。#13山口選手が果敢に攻め上がっていたのが印象的でした。


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この日の入場者数は3,573人。正直思ったよりも来ているなと感じました。ガンバ大阪U-23サポーター+明治安田生命長野支社の方々の動員が大きいですね。ちなみにボランティア参加人数は60人でした。こちらもいつもより多め。ありがとうございます。


後半アディショナルタイム3分にもスコアは動くことなく試合終了。後半は盛り返したものの及ばずパルセイロは3連敗を喫してしまいました。順位も依然として最下位のままで、J2昇格にはかなり厳しい状況が続きます。


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〈ハイライト動画〉














依然として最下位に沈むパルセイロの次節の相手は、ここまで8勝4分2敗の勝ち点28で2位につけるギラヴァンツ北九州。パルセイロとは対照的に好調で、しかもアウェイ戦ということもあり厳しい試合が予想されますが、何とか勝利を掴んでほしいところです。


そして、次のホーム戦は7月14日。17:00~ガイナーレ鳥取との対戦です。鳥取はここまで5勝3分6敗の勝ち点18で11位につけていますね。しばらく勝てていないホームで、久しぶりにラインダンスを踊りたい。よろしければUスタへとお越しください。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


おしまい




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6月に入ってから1分1敗と勝ち星のないAC長野パルセイロ。先週のFC東京U-23戦もかろうじて追いつき勝ち点1の獲得にとどまり、3勝4分5敗の勝ち点13で12位と足踏みが続きます。そして、今節の相手はザスパクサツ群馬。4勝3分4敗の勝ち点15で9位につけますが、直近2試合は連勝しており、調子を上げてきている相手です。バトルオブ上信越の第3戦となったこの試合、パルセイロはどのように戦ったのでしょうか。


では、観戦記を始めます。よろしくお願いいたします。















この日は特に用事もなく、キックオフの2時間以上前の14時40分あたりにUスタに到着。シャトルバス乗り場から降りると…


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いきなり歩いてくる湯友くんを確認することができました。コンコース上でライオーとお出迎えをすると思っていたのでこの展開は意外です。


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初めてUスタにやってきた湯友くん。凛々しい眉毛が可愛いですね。


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Uスタには先行入場者が列を作っています。今日のUスタは曇り。ただ、昨日のようにドン曇りというわけではなく、ところどころに晴れ間ものぞいていますね。雨も少しだけしか降りませんでした。






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この日のラインナップ。イベントがいつもより多めで、ライオーと湯友くんのぬいぐるみの前に飾られた造花が素敵です。


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コンコースは2時間以上前だというのに、人が多くいて、


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パルナンデスのブースも地味に移動しています。


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グッズ売り場横にはスヌーピーとのコラボグッズやバトルオブ上信越のグッズの特設コーナーが。購買意欲をそそられます。






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会場に流れる音楽に合わせてドラム缶を叩くライオー。ノリノリでライオー可愛い。ライかわ。


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そんなライオーを横目にグッズ売り場へ。この日のお目当てはこちら。


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湯友くんのキーホルダー(400円)です。いつもはあっという間に売り切れてしまうこちらのキーホルダーですが、今日は先んじて手に入れることができました。


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並べてみるとこれまでに4人のキーホルダーを手に入れ、少しずつ賑やかになってきたように感じます。取りこぼしたものも多いですが。




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サポーターの方から渡された装飾を掲げるライオーと湯友くん。これは別にライオーと湯友くんが結婚したわけではなく、長野サポと群馬サポが結婚したらしく、二人と一緒に幸せな写真を撮っていました。


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カメラマンに戦っているポーズをお願いしますと言われたときの二人。ファイティングポーズをとってやる気満々です。


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ポーズを解いちゃう湯友くんが愛らしい。


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もう一度、写真用にポーズを取り直します。


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顎に手を当ててキメているこんな写真も撮れました。湯友くんのドヤ顔が新鮮です。




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隣県というだけあって群馬サポも多く来場していました。待機列がここまで伸びているの見たことない。


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そして、アウェイ側入り口であるゲート3付近には、この日小川村は「信州小川の庄 縄文おやき村」さんとconnex coffeeさんが出店していました。おやきは6種類ほどあり、いずれも180円とリーズナブルな値段設定。せっかくなので二つ購入です。長野県民っていうほどおやき食べないですし。


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りんごを煮詰めたスイーツなおやきと


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定番の切り干し大根の二つをいただきます。どちらも具はもちろん、厚い生地が存在感があって美味しかったですね。





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その頃ライオーと湯友くんはグッズコーナーにいたり、

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長野サポから差し入れを貰ったり、


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タオルマフラーにサインをしたりしていました。


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腰に手を当てると湯友くんは、風呂上がり感が増していいですね。


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シンプルに立つ湯友くん。鉢巻が少し斜めになっているのがチャーミングです。


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この構図好き。


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二人でコラボグッズを宣伝です。なお、この日もコラボおにぎりが販売されていたのですが、ライオーが長野サポに購入を勧めていました。ライオーできる子。















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ステージでは試合前事前番組パルナンデスが始まっています。この日も元気にグッズの紹介をしていました。


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また、この日はユニフォームサプライヤーであるPENALTYマッチデー。コンコース下にはPENALTYブースが設置され、様々なグッズが販売されていました。


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その中でも私が欲しかったのが限定コラボTシャツ。単純にデザインがかっこいいからというのもありますが、Tシャツを買うともれなく抽選できるのが魅力的でした。景品の壁時計が欲しかったんですよねー。今の部屋に壁時計がないのまあまあ不便ですし、一目で時刻が知れたらなと。


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結果はひいた瞬間に分かるほどの大外れ。Tシャツだけが手元に残りました。壁時計通年で販売してくれないかな。でも、壁に勝手に穴を開けたら怒られますよね…。あ、Tシャツはせっかくなので夏場に着たいと思います。







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このとき、一般入場開始から15分ほど経っていましたが、ライオーはまだお出迎えを続けてくれていました。ありがたし。


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こちらがこの日貰ったマッチデープログラム。


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プレイヤーズインタビューは#21立川選手。予想外に早い出場だったようですね。ホームタウンページは前日と変わらずに小川村となっています。


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この日のピッチ状況も良好。不安は天気が持ってくれるかどうかです。いかにも持たなそうな雰囲気ですけど。





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もう一度外に出るとライオーがチケットのもぎりをしていました。そこの子供よ。代わってはくれないか。


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さらにこの日は小川村のキャラクター、おやキングも登場。来場はホーム開幕戦以来二度目ですかね。だんだん好きになってきました。


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この日は朝に少し食べて以来、何も食べていなかったので、このあたりで空腹に。迷った結果、千曲市はそば処小六さんの、


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鴨蕎麦(700円)をいただきました。ツユが少し濃いめですけど、これからの時期、屋外で食べることも考えるとこのくらいでいいのかなと思います。とろける鴨肉が美味しかったです。




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その頃、ステージには群馬サポが登壇。群馬サポと言えば特徴的なのが湯もみ娘の方々。本日は8人のフルメンバーで来場されていたようです。当日募集で比較的誰でもできるよう。


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メンバー表を見ながらトークをします。湯もみ娘の方々の注目選手は#17髙澤選手。2試合連続で2ゴールを挙げている大卒ルーキーで、かの小柳ルミ子さんの親戚らしいです。LINEを送っているものの、小柳さんは群馬の試合は見ていない様子。まああの人はヨーロッパサッカーしか見ないからしょうがない。


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その反対側、通称思い出の丘では1on1グランプリが行われていました。群馬サポ対長野サポ、同じ7番同士の対戦です。どうやらサポーター同士のチーム戦の様相を呈していたよう。ちなみにこの試合は群馬サポがすぐに勝っていました。


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第2ゲート付近で貸し出されているゲーフラ。雨だと広げられることはなかったと思うのでそこはよかった。




外での用事(主にご飯)を済ませて、再びスタジアム内に戻ります。席に着くと、間もなくピッチで事前番組パルセイロTVが始まりました。


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進行はおなじみの3人。


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ゴール裏から見るとこんな感じ。おやキングの焦げた頭の存在感よ。


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今回の特別ゲスト・湯友くんもピッチにやってきました。アテンドの方に鉢巻を直されていた後ろ姿が愛おしかったです(写真はない)。


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こちらを向いてくれるライオーとおやキング。おやキングゆるい…。




そうこうしているうちにも番組は進行。まず最初のゲストはPENALTYの取扱会社、ウインスポーツの野﨑克二社長です。まさか社長自ら来ていただけるとは。


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毎年いいユニフォームをありがとうございます。


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ビジョン越しに野﨑社長の話を聞くライオーと湯友くん。後ろ姿がいい味出してます。


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これは始まる前の写真ですけど、このように仲のいい姿を随所に見せてくれました。


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誰を指差しているのかは分かりません。でもなんかカッコいいです。


パルセイロTVでは野﨑社長の挨拶も終わり、続いてはこの日のピックアップホームタウン、小川村の紹介です。

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観光協会の徳武さんとおやキングがこの日Uスタにやってきてくれました。


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小川村パートナープレイヤーは#19三上選手とレディースから#19巴月選手。どちらも19番ですね。ここタイミングが合わなくて少しグダってたけど気にしない。


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オーロラビジョンでは小川村の紹介ビデオが流れます。長閑。


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VTRを見るおやキングの後ろ姿がシュールです。


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小川村のビデオ(半分ぐらいおやきのことだった)も終わり、徳武さんのトークに。


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小川村の最大のイベント、おまつりスペシャルは今年は10月20日開催だそうです。パルセイロはその日アウェイゲームなので、そちらに行けない方は参加してみてはいかかでしょうか。パルセイロも何かしらで絡む、はずです。


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徳武さんとおやキング、今日はわざわざありがとうございました。


まだまだこの日のパルナンデスは続きます。最後のコーナーは湯友くんが満を持して登場。バトルオブ上信越の一環、マスコット対決を行います。

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ライオーはいつもの通り飄々としていて、湯友くんはやる気満々です。


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第一試合はあっち向いてホイ対決です。前回と同じく体でじゃんけんをします。


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ゴール裏からは歓声も聞こえる中、あっち向いてホイ対決がスタート。


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じゃんけんでは湯友くんが勝利し、

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あっち向いてホイ!湯友くんが右を指差したのに釣られて、ライオーも右を向いてしまいます。完全に後から首が動いてました。


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第一試合は湯友くんが一撃で勝利。ゴール裏に向けてガッツポーズを作ります。負けて寝そべるライオー。平面感がたまらない。


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負けたのがショックだったのかライオーはなかなか立ち上がれません。でも大丈夫。あと2試合あるから。




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ライオーも再び立ち上がったところで、第二試合は相撲対決です。ロープで区切られた土俵の中で押し合います。


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はっけよーい、


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のこった!


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試合は一進一退。ですが徐々にライオーが湯友くんを押し始め、最後は土俵の外に出して勝負あり。押し出しでライオーが勝利し、星を五分に戻します。


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最後の対決に向けて、サポーターを煽るライオー。最後の対決はサッカーらしくPK対決です。


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体じゃんけんで先攻後攻を決めます。


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じゃんけんに勝ったのは湯友くん。当然有利な先攻を選びます。ライオーじゃんけん弱い…。


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長野サポはブーイングでアウェイの雰囲気を作り出します。その雰囲気に圧されたのか湯友くんのキックは真ん中に。正面のキックをライオーは難なくセーブしました。ライオーがマスコット相手にPKを止めているところ初めて見た気がする。


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ライカくんとの対戦の時に果たせなかったPKストップをして、このガッツポーズ。見たかという感じでしょうか。


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攻守が交代して、次はライオーがキッカーです。


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ライオーは前回の反省を生かして、ゴール右隅に落ち着いてシュート。コースを狙ったボールに湯友くんは追いつけず、見事ゴールです。小さくガッツポーズを作るライオーが可愛い。


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そして、湯友くんの2回目。これを止められれば、一気にライオーが有利になります。


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湯友くんは今度はゴール左にキック。


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しかし、これもライオーの守備範囲でライオーは二連続でセーブに成功します。今日のライオーは何かが違う。


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さあ、これを決めればライオーの勝ちというキック。


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ライオーは一回目と同じく右に蹴ります。一回目よりはややコースが甘かったのですが、それでも湯友くんは追いつけずにゴールイン。


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PK対決は2-0でライオーの完勝。両手を上げてガッツポーズに喜びが滲みます。そしてトータルでも2対1でライオーが勝利しました。えらいぞライオー。すごいぞライオー。




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終わった後にはがっちり握手。対決が終わればノーサイドです。


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そうして最後には湯友くんも交えてのAC長野コールです。一人で帰ろうとした湯友くんを引き留めたライオーの優しさが沁みます。


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盛りだくさんだったこの日のパルセイロTVもこれにて終了。見たいものが見られて満足です。


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二人ともありがとうございました。
















パルセイロTVが終わったら選手のウォーミングアップですが、群馬サポはアップを始める前から声を出していました。100人以上のその声援はJ3ではなかなか体験することができず、声が波となって襲い掛かってくるようでした。この日に懸ける気合を感じます。


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群馬サポの大声援が響く中、GKが入場しました。


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気合の入った群馬サポに対し、パルセイロサポもAC長野コールの大合唱で対抗します。ただ、なかなか熱が持続しません。


GKが入場してしばらくするとフィールドプレイヤーが入場しました。

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アップの最中も群馬サポはGKがセーブしたりシュートを決めた時の反応が大きかったですね。


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この日のアップでは#29山田選手がよくシュートを決めていて調子がよさそうでした。ただ、試合中にシュートを打つチャンスは訪れなかったんですけどね…。




では、ここでこの日のスタメンです。





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パルセイロは前節からスタメン2人を変更。#13山口選手#23大城選手がリーグ戦初スタメンを飾りました。前線の配置も少々変更し、3試合ぶりの勝利を目指します。フォーメーションは3-4-2-1。


一方の群馬は前節からスタメンの変更はなし。調子のいい子のメンバーで3連勝を狙います。フォーメーションは4-2-3-1。


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アップを引き上げ、グラウンドキーパーキッズによる芝生の整備を終えた後は毎試合恒例のリスペクト宣言です。


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この日の子は群馬名物のこんにゃくにこんにゃくゼリーをかけて、好きなこんにゃくゼリーの味を聞いていました。私はブドウ味が好きです。


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群馬のこの弾幕正直好き。


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リスペクト宣言後には大型ビジョンにU-15の活躍が映し出されます。松本山雅FCU-15に2-0で勝利し、見事長野県クラブユースサッカー選手権大会を優勝。北信越クラブユースに進出したとのことです。U-15とはいえ信州ダービーに勝利するのは心地がいいですね。





さあ、いよいよ選手入場です。


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テンションの上がる両チームサポーター。


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ホームのパルセイロサポはおろか、群馬サポまでビックフラッグを掲出してきたのには驚きました。気合が目に見えるようです。


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前半キックオフ!


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後編に続く






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前節カターレ富山に1-2で敗れてしまったAC長野パルセイロ。3勝3分4敗の勝ち点12で13位につけます。一つでも上の順位に行くために勝利が必要なパルセイロの今節の相手は、FC東京U-23。2勝1分7敗の勝ち点7で最下位に沈みますが、今節は代表戦の関係でJ1の試合はなし。多くのJ1を経験した選手が出場し、パルセイロにとっては厳しい戦いとなりました。








では、両チームのスタメンです。





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パルセイロは前節からスタメンを1人変更。#1小澤選手に替えて#21立川選手がJリーグデビューです。フォーメーションは変わらず3-4-2-1。


一方のFC東京U-23は前節からスタメン8人を変更。特に4バックはJ1経験があるのが3人。残りの二人もトップチームの方でベンチ入りをしており、なかなか強力な布陣です。フォーメーションは4-4-2。






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前半キックオフ!




立ち上がりからパルセイロは左サイドを中心に攻撃します。これは#6太田選手よりも#22中村選手の方が攻略しやすいといった判断でしょうが、#18内田選手はFC東京U-23のSHとSBの間にポジションを取り、ボールを引き出します。しかし、中にカットインする志向の強い#18内田選手に合わせて、FC東京U-23のSBは中を切って対応していたため、ここでいったん攻撃が止まってしまいます。そこからは#29山田選手に下げたり、シャドーの選手を裏に走らせたりして攻略しようとしていましたが、FC東京U-23も人数をかけて対応します。


パルセイロの前線は3枚に対し、FC東京U-23のディフェンスラインは4枚で噛み合っていません。ここでFC東京U-23は#27竹下選手#32渡辺選手をつけ、SBの選手を絞らせてシャドーにつけることで、中の人数を合わせるようにしていました。ここで、逆サイドの#25有永選手はフリーになれます。パルセイロとしてはこのファーでフリーになっていた#25有永選手を有効活用したいところでしたが、なかなかうまくいきません。


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この時なんで#25有永選手がフリーになっていたかというと、#19宮崎選手があまり下がらないからなんですよね。#19宮崎選手は下がってまで守備をするシーンは少なく、カウンターに備えて高めの位置取りをしていました。実際前半3分にはカウンターで#19宮崎選手に持ち上がられ、結果#24原選手にフリーでシュートを許すというシーンがあり、#19宮崎選手はパルセイロの大きな脅威となっていました。


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FC東京U-23は後方からパスをつないでくるチームです。ビルドアップの時にボランチが落ちることはあまりなく、4バックでビルドアップをしています。立ち上がり、パルセイロは主導権を握るために前から積極的にプレスに来ていました。前線の3人に加え、#29山田選手も前に出すことで、4対4の数的同数にする攻撃的なプレッシングです。


しかし、これはFC東京U-23の思惑通りで、#29山田選手が前に出て空いたスペースをボランチの選手が使い、プレッシャーの少ない状態でボールを受けられ、運ばれるというシーンが立ち上がりにはありました。ただ、前半15分からパルセイロは前線からのプレスを控え、#29山田選手もスペースを開けるということは少なくなっていましたけど。


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一方のパルセイロも後方でパスを回します。パルセイロもボランチが落ちるということはあまりなく、主に3バックでビルドアップをしていました。FC東京U-23はあまり前線からプレスに来なかったので、CBがボールを持つ時間が長くなっていましたが、FC東京U-23が前線からプレスに来たときは、パルセイロの狙いが発動します。


FC東京U-23は前線からのプレスの時、2トップの一人がCBを、もう一人が中継点になろうとするボランチを、SHが自分のサイドのCBを見ています。このとき、パルセイロのWBにはFC東京U-23のSBがついており、WBを下げてSBを釣りだして、その裏のスペースをシャドーや#27竹下選手が突くというパターンが何度か見受けられました。パルセイロはサイドを使おうと、FC東京U-23は中央を使うと、相手を動かしていて、両チームのスタンスの違いが立ち上がりから現れています。


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前半20分。#32辺選手が負傷してしまいます。そして、そのまま#47岡選手と交代。#32渡辺選手#27竹下選手のマークをして自由を与えていなかったので、FC東京U-23にとっては痛いアクシデントとなりました。


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このあたりから両チームは前線でのプレスを控えていきます。両チームともディフェンスラインを高めにしコンパクトに設計しているため、スペースもあまり生まれず試合は膠着していきます。しかし、攻撃回数が多かったのはFC東京U-23。パルセイロは守備時に早い段階でWBを下げての5-4-1になります。ここで、SBを上げるなどして中盤で数的優位を作り、ボールを回します。


この日のFC東京U-23の攻撃で特徴的だったのが、#19宮崎選手が中に入る回数が多かったということ。#19宮崎選手が中に入り、FWの選手がサイドに流れるというのが、この日のFC東京U-23で最も多く視られた攻撃パターンで、パルセイロのマークの受け渡しのタイミング、CBとWBがスイッチするタイミングを狙っていて、実際この攻撃は上手くいっていました。パルセイロはディフェンスラインで誰が誰につくのかがわりと流動的で、そこをFC東京U-23に突かれていましたね。


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さらに、#19宮崎選手が中に入ってサイドのスペースを開け、#6太田選手が上がるというパターンもあって、#6太田選手の高精度のクロスにパルセイロは手を焼いていました。


この#19宮崎選手の動きによって、パルセイロのディフェンスラインは中央によって行きます。ここでサイドにスペースが開き、#19宮崎選手はそれを逆手に取り、中からサイドに戻る動きも織り交ぜていました。これもまた効果的で、パルセイロはクロスを上げられますが、中で何とか跳ね返していました。


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攻撃に出たいパルセイロでしたが、守備時に5-4-1のフォーメーションでシャドーがボランチの脇のスペースを埋めているため、攻撃の開始位置が下がってしまっています。前半の終盤はパルセイロはボールを奪ったら#27竹下選手めがけロングボールを蹴っていましたが、#27竹下選手にはCBの選手がついているため、なかなかポストプレーが成功しません。また、サポートも遅かったので、ボールを落とすこともままならず、奪われてしまうシーンが続きます。守→攻の切り替えの速度はパルセイロの課題ですね。


また、FC東京U-23はパルセイロのサイド攻撃に慣れてしまっています。WBにボールが入ったときに、ボランチをバイタルエリアに一人落とし、ボールを受けようと下がってくるシャドーをケア。さらに、右WBの#25有永選手は立ち上がりこそ、#6太田選手を抜き切る前にクロスを上げることができていましたが、#6太田選手が間合いを詰めてきたり、もう一方のボランチにハーフスペースを消されていたりと、攻撃の糸口を塞がれてしまいます。パルセイロは時間が経つにつれてシュートを打てなくなっていっていました。




その後もFC東京U-23がボールを握りますが、パルセイロも耐え、そのまま0-0で前半終了。両チームともあまりリスクを冒さなかったため、やや膠着した前半でした。パルセイロとしてはSBの裏を狙う攻撃が対応されてしまっているので、ボールを動かして、相手を動かして、ずれを発生させて攻撃したいところです。


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後半開始にあたってFC東京U-23は選手交代。#19宮崎選手に替えて#38常盤選手を投入します。#19宮崎選手は悪くなかったどころか、FC東京U-23の一番の武器になっていたので、この交代はもったいない気がしますが、おそらく怪我開けということで、最初から前半45分のみのプレーの予定だったのでしょう。


パルセイロの方に選手交代はなく、後半キックオフ!




後半の立ち上がりもFC東京U-23がボールを握ります。パルセイロが引いて守ってきたこともありますが、ブロックの外ではボールを持てるようになります。後半になると#24原選手#52久保征選手がややサイドに寄って開けたスペースに、#36安部選手が飛び出す機会が増え、パルセイロは誰がつくか迷いチャンスを与えてしまっていました。後半になってFC東京U-23のボランチは#36安部選手が前目、#44品田選手が後ろ目と疑似的な縦関係になっていたと思われます。


重心が後ろ寄りになってしまい、ゴール前まで行けないパルセイロ。流れを変えようと後半15分に2枚替えを敢行します。#27竹下選手に替えて#7妹尾選手を、#17明神選手に替えて#6岩沼選手を投入しました。#6岩沼選手はそのままボランチに、#7妹尾選手はシャドーに入り#19三上選手がワントップに移動します。


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この交代を機にパルセイロは前線からのプレスを復活させます。今度は4対3で数的不利となるのですが、片方のサイドに追い込んで逆サイドのSBを無効化することで、3対3の数的優位を実現しています。また、ボランチの選手が落ちてこようとしても、パルセイロのボランチがついて行っています。ここで中が開いてしまいますが、FC東京U-23の中の人数も足りていないため、大きな問題には至っていませんでした。GKまで追いかけることで精度の低いロングボールを蹴らせ、それを回収することができており、ボールを握れるようになっていきます。


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また、FC東京U-23も1点を奪いたいと前掛かりになってきていて、中盤とディフェンスラインの間が空くようになっています。そこにシャドーの選手が下がってボールを受けられるようになり、CBを釣りだしSBをカバーに走らせることで、WBをフリーにしてそこにパス。からのクロスがパルセイロは増えていきました。特に左サイドでは#2松原選手がリスクを取って上がる機会が増えていましたね。


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後半37分。#18内田選手が敵陣中央でインターセプトをします。ここで右サイドで#19三上選手がフリーになっており、パスコースもありましたが、#18内田選手はパスを出さず。ボールを持ちすぎて奪われてしまいます#24原選手がボールを拾い、中央の#52久保征選手にパス。#52久保征選手の目の前手の空いてから逃げる斜めのドリブルのコース取りが上手く、自らシュートチャンスを創出します。#52久保征選手のシュートは#21立川選手がいったん防ぎますが、こぼれ球が#24原選手のもとに転がってしまい、#24原選手は無人のゴールにボールを流し込みました。ボールを握れていたパルセイロはショートカウンターで痛い失点を喫してしまいます。







その直後にパルセイロは選手交代。#14東選手に代わり、#9津田選手が入ります。この交代により#9津田選手はワントップに入り、#19三上選手がシャドーのポジションに戻ります。


後半42分。FC東京U-23が攻撃しますが、簡単にボールを失います。ここで#19三上選手が開いてボランチの脇のスペースを突き、ボールを引き出します。そしてこのとき、#9津田選手がマークの相手から逃げるように斜めに走って中間ポジションを取り、#19三上選手はそこに浮き球のパス。FC東京U-23のCBのプレスが来る前に#9津田選手はシュート。これがゴール右に決まり、パルセイロはすぐさま追いつきました。#9津田選手は2試合連続の今シーズン2ゴール目です。動きの質でつかんだゴールでしたね。


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その後はパルセイロがチャンスを創出しますが、逆転ゴールには至らず。後半アディショナルタイム3分もFC東京U-23が#6太田選手に替えて#50沼田選手を投入しましたが、大きなチャンスにはつながらず試合終了。1-1で両チーム勝ち点1を分け合いました。パルセイロはリスクを冒した時間帯に失点しましたが、その後カウンターからすぐに追いつけたのは良かったですね。しかし、チャンスもあったので勝てた試合を落としたとも考えられます。連敗をしないのは良かったですが、やはり勝ちたかったですね。





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<ハイライト動画>









選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第11節 vs FC東京U-23|試合結果(長野公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第11節 vs FC東京U-23|フォトギャラリー(長野公式)

明治安田生命J3 第11節 vs AC長野パルセイロ|試合結果(東京公式)

AC長野、最下位とドロー(信濃毎日新聞)











この結果を受けて、パルセイロは3勝4分4敗の勝ち点13で順位は12位。なかなか上位に行けず歯がゆい日々が続きます。そんなパルセイロの次節の相手はザスパクサツ群馬。4勝3分4敗の勝ち点15で9位につけますが、直近の試合は連勝しており、調子を上げてきているチームです。パルセイロにとってはバトルオブ上信越の第2戦となるこの試合は何としてでも勝って、まずは一桁順位につけたいところですね。6月16日(日)17:00~、長野Uスタジアムでのホーム戦なので、ぜひとも応援のほどをよろしくお願いします。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!


お読みいただきありがとうございました。


おしまい





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前編はこちら




まずはスタメンの確認です。

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これは予想フォーメーションでしたが、始まってみると富山のサイドが逆でした。すみません。






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前半キックオフ!


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富山は2トップですが、試合開始時から縦関係の2トップのような形になっています。#29田中選手が前に入り、#11才藤選手が少し下がり目の位置に入っています。長身の#29田中選手を前に置くことで起点を確保する狙いもありましたが、重要なのは#11才藤選手の方で、4対4になっている中盤に入り込むことで、5対4の数的優位を作り、富山は中盤でのボール回しで優位に立っています。パルセイロは#11才藤選手を捕まえ切れていない印象がありましたね。


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富山は守備時には#11才藤選手を2列目の右に入れ、#6碓井選手をアンカーに置く4‐1‐4‐1のような陣形を取っていました。#6碓井選手はボールが中央にある時はバイタルエリアを、サイドにある時はハーフスペースを埋め、パルセイロにスペースを与えません。また、パルセイロはシャドーやワントップがよくサイドに流れますが、富山はSHとSBの2枚がいるので、特に陣形を崩すことなく対応されていたのも苦しかったですね。


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これに対して、パルセイロはサイドにシャドーやFWを流すといういつものやり方で抗戦します。シャドーが斜めに裏に抜けるようにして走ることでボールを受ける動きが前半は多くみられ、ある程度の効果を上げていました。富山は4バックでパルセイロの5バックよりも選手間の距離は空いてしまうのでそこを狙った感じですね。ロングボールで裏に抜けるという攻撃は前半は効果的でした。


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また、パルセイロのシャドーは富山のアンカーの#6碓井選手の脇のスペースもしきりに狙っています。#6碓井選手にはパルセイロの降りてきたシャドーを見るというタスクが与えられていたので、パルセイロのシャドーはこれを逆手にとって、バイタルエリアを開け、もう一方のシャドーや#27竹下選手に縦パスを入れやすい環境を作っていました。


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しかし、富山の4‐1‐4のブロックも強固なため、パルセイロとしてはなかなか縦パスを出せません。なので、パルセイロの攻撃はサイドに追いやられます。パルセイロとしてはパス交換やCBのオーバーラップから裏を狙いたかったのですが、富山はパルセイロのWBにまずSHに入っている選手を当て、SBを余らせています。これにより、パルセイロの選手が裏に抜けだそうとしてもSBに対応されてしまっていました。


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また、この日のパルセイロは左サイドを中心に攻めていたのですが、#18内田選手の球離れがやや悪く狙われていた印象を受けます。さらに、富山のブロックの外でボールを受けようと#14東選手が下がることもあり、前線の人数も不足気味。加えて、#29山田選手にボールが入ったときには、SHとIHに位置する選手に挟み込まれるため、#29山田選手もなかなか上がっていけず、パルセイロはポゼッションこそ握っていたものの、なかなかシュートまでいくことができません。


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立ち上がりはパルセイロがボールを握っていましたが、徐々に富山も攻撃の回数を増やしていきます。前半の富山の攻撃は自陣左サイドからが多かったのですが、その特徴は#14白石選手が自由に動くこと。中央はおろか逆サイドにまで進出することも多く、パルセイロは#14白石選手を誰が見るのかが大きな課題となっていました。パルセイロはゾーンディフェンスで守っていたので、マークを受け渡して対応するのですが、その隙を狙って#14白石選手はボールを引き出していましたね。攻撃が得意な#24前嶋選手をサイド高い位置に張らせて、#25有永選手にどちらを見ればいいか選択を迫って反応を遅くしてもいました。


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#14白石選手はハーフスペースに位置することが多く、そこから出る動きを何度も行っています。このときハーフスペースを埋めるのは#29山田選手の役目ですが、ゾーンを守る意識がまだ不十分なのか、ハーフスペースを埋めていないシーンが散見されました。よって、パルセイロはFWに縦パスを通されてしまい、寄せることでギャップが生まれてしまいます。そこをうまく突かれて、人数では勝っているのにゴール前まで侵入されてしまうシーンも何度か見受けられました。


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富山はビルドアップの際に2CBの間に#6碓井選手を落として、3バック化してビルドアップをします。SBを外に張らせパルセイロの陣形を広げるという狙いがあったでしょうか。これに対し、パルセイロはリスクを取らず前線2枚で規制をかけるという方法を取ってきました。それとなくボランチへのパスコースを塞ぎ、富山にロングボールを蹴らせる。これは前半の立ち上がりはうまくいっていました。


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しかし、前線が2枚ということはパルセイロは守備時に5‐3‐2のような陣形になっています。中盤が3人のみになっており、これではピッチの横幅をカバーすることは不可能なので、#20花井選手に中盤の脇のスペースを使われ、フリーでボールを扱われてしまうというシーンが徐々に増えていっていました。そして、前述したように縦パスを通される。前半の終盤は富山のペースだったといっていいと思います。


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しかし、それでもパルセイロは凌いで、0‐0で前半は終了。お互いに守備が機能し、堅いゲームとなっていますね。パルセイロとしては#6碓井選手がアンカーに入る前、つまりカウンターを強化してゴールに迫りたいところです。












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本日のボランティア参加人数は49人でした。いつもより多め。ありがとうございます。


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両チーム選手交代のないまま後半キックオフ!


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ゲームは突然に動きます。後半1分。富山は右SBの#19柳下選手が相手が寄ってこないと見るやロングフィード。これを#11才藤選手が最前線で受けます。前半はあまりなかった#11才藤選手が最前線に行くパターンにパルセイロの選手は2人が対応に行ってしまいます。ここで#29田中選手が立ち止まってフリーになってしまっていました。#11才藤選手はすかさず#29田中選手にボールを落とし、#29田中選手が打ったシュートは#2松原選手の股を抜け、#1小澤選手の手を弾いてゴールイン。富山があっという間に先制に成功しました。パルセイロとしては立ち上がりの集中がしにくい時間帯にやられたのは痛いですし、この試合で始めてみるパターンに対応が遅れてしまったのも致命傷となりました。いずれにせよ、パルセイロはこの試合で3試合ぶりのビハインドを背負ってしまいます。






先制してから富山は少しフォーメーションを変更してきています。特に守備時での変化が顕著で、#24前嶋選手をCBの一角に入れ、#14白石選手が左WBに入る5‐1-3-1のような陣形に変化してきました。5バックにして守備を固め、スペースを消して、パルセイロの選手が斜めの動きで裏に抜け出すのを予防してきており、攻め手を一つ封じられたパルセイロの攻撃は停滞していってしまいます。ミラーゲームにすることでマークを明確にするという狙いもありましたね。


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一方、攻撃時には#14白石選手を上げて4‐4‐2は継続。パルセイロの陣形とミスマッチ、特に前線で#11才藤選手がDFの間に位置するように後半はなったので、パルセイロは#11才藤選手に意識を集中させざるを得なくなり、#29田中選手を手薄にしてしまうという悪影響が出てしまっています。


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後半18分のゴールも#11才藤選手#29田中選手に奪われたゴールでした。#6碓井選手から右サイドにロングフィードが出され、これをサイドに流れていた#11才藤選手に受けられてしまいます。#2松原選手がこの時釣りだされており、中は2枚で手薄になっていました。ただ、中は#29田中選手しかいなかったのですが、#29田中選手はパルセイロの選手の距離が開いていることと、ディフェンスラインがそろっていないことを利用し、#3大島選手からは見えない、#4内野選手からは#3大島選手が見ると思っている、絶妙の位置にポジショニング。結果フリーで#11才藤選手からのクロスを合わせられてしまい、パルセイロは2失点目を喫してしまいました。#29田中選手のポジショニングをほめるべきでしょうが、パルセイロにとっては苦手なクロスからの失点だったので、次節までに修正したいですね。





後半20分。パルセイロが選手交代を行います。まず#27竹下選手に替えて#9津田選手を投入。最前線の選手を替えて、ゴールを奪いに行きます。また、#25有永選手に替えて#6岩沼選手を投入。2失点とも自陣左サイドからだったので、そこのテコ入れですね。#6岩沼選手は左WBに入り、#18内田選手が右WBに入りました。


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しかし、富山のペースは変わりません。富山の選手は攻守の切り替えもパルセイロより速く、相手を引き付けてからパスを出す高い技術も備えています。また、パルセイロは徐々にボランチの足が止まり始め、前線と中盤の間にポジショニングする#20花井選手を捕まえ切れないことが増えていきます。#20花井選手から前線へ精度の高いパスが何本も出て、そのたびに富山はゴール前まで迫っていきました。


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富山に押され、なかなかペナルティエリア内までボールを運べないパルセイロ。それでも後半32分。右からのCKを獲得すると、これに#3大島選手が合わせます。ボールは枠を外れますが、ゴール前で#9津田選手が頭でコースを変えゴール。パルセイロが1点を返しました。#9津田選手は今シーズン初ゴールです。





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その後は後半37分に富山が選手交代。#7佐々木選手に替えて#17稲葉選手を投入します。一方パルセイロは後半39分に最後の選手交代。#29山田選手に替えて#23大城選手を投入。#14東選手をボランチに下げ、#23大城選手がシャドーに入りました。#29山田選手の開幕からの連続フル出場はここでストップです。


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この日の入場者数は3,870人。多くの富山サポーターの来場もありますが、やはり数年前と比べると入場者数は少し落ち込み気味ですね。何とかしたい。


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1点を奪った勢いで攻撃に出たいパルセイロでしたが、運動量が低下し、中盤とディフェンスラインの間が空いてしまっています。また、中盤でのファウルも嵩み、自らが攻撃できる機会と時間はどんどん少なくなっていきます。


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逃げ切りを図る富山はコーナーフラッグ付近で時間を使います。さらに#20花井選手に替えて#15ルーカス・ダウベルマン選手を、#29田中選手に替えて#9苔口選手を投入し、試合を終わらせようとしてきます。3分から5分に伸びた後半アディショナルタイムでもパルセイロの同点ゴールは生まれず、試合終了。パルセイロのリーグ戦の連勝は2でストップしてしまいました。後半はほとんど富山のペースで実力差を見せつけられた格好ですね。


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選手はやはり浮かない顔をしていましたが、まだ何も決まってないので切り替えて次に臨んでほしいところです。


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お疲れ様でした!


















〈ハイライト動画〉






選手コメント(Jリーグ公式)

J3順位表(Jリーグ公式)

2019 明治安田生命 J3リーグ 第10節 vs カターレ富山|試合結果(長野公式)

2019明治安田生命J3リーグ第10節|試合結果(富山公式)

AC長野、3連勝逃す 富山に1―2(信濃毎日新聞)











この結果を受けてパルセイロは3勝3分4敗の勝ち点12で13位に後退。なかなか上位に行けませんね。そして、次節は6月8日(土)の14:00~。味の素フィールド西が丘でFC東京U-23と対戦。FC東京U-23は現在2勝1分7敗の勝ち点7で最下位に沈んでいるのでパルセイロとしては確実に勝っておきたいところですね。比較的近いアウェイなので行ける方はぜひ応援をお願いします。


また、次のホーム戦は6月16日(日)の17:00~。長野Uスタジアムでザスパクサツ群馬と対戦します。群馬も現在、パルセイロと同じ3勝3分4敗の勝ち点12と苦しんでいるので、2戦目のバトルオブ上信越であるこの試合は勝ちをつかみたいところです。そのためには多くの応援が必要なので、よろしければUスタに足をお運びください。


頑張れ!AC長野パルセイロ!!



おしまい





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